1. 名盤ラジオ
  2. #11-4 結局zilchが最強!『3・2..
2021-10-19 37:57

#11-4 結局zilchが最強!『3・2・1』怒涛の終盤曲とバンドマンhideの本質とは?

『3・2・1』zilch(1998)の4回目は、アルバムの6曲目「WHAT'S UP MR.JONES?」から12曲目「EASY JESUS」までについて話をしています。

(※1.5倍速再生推奨)


●WHAT'S UP MR.JONES?

・X JAPANの「DRAIN」のzilchバージョン

・hideのシャウトはカッコいい♪

・ジョーンズさんって誰?


●HEY MAN SO LONG

・イントロがDAHLIAっぽい!?

・いろいろ詰め込んでる曲、聞き所は多い


●PSYCHE

・アルバムで一番深みがあり最高級に好きな曲

・ヘビーだけじゃなくダークさが濃い

・アコースティックで演っても映えそう

・ここがアルバム中盤のハイライト


●FUCTRACK#6

・元ネタは「FROZEN BUG」

・インダストリアル感が強い仕上がり

・怒涛の終盤曲の前に必要な曲


●DOUBT

・hideのアンセム

・日本語に聞こえる英語詞に衝撃

・数々のバージョンの中でも一番カッコいい

・BUCK-TICKバージョンも最高

・今井寿はhideに並ぶ才能の持ち主

・そもそもhideのソロ活動のきっかけが今井寿?


●POSE

・一番最初にやったzilchの曲

・X JAPANのソロコーナーでやるくらいhideお気に入り

・やっぱりzilchバージョンが最強

・hideの本質はバンドで活きるバランス感覚


●EASY JESUS

・イントロが始まるタイミングが完璧

・ドゥーーンがカッコいい

・元曲はBeauty & Stupidのカップリング「Squeeze IT!!」

・アルバムの中でも最高級の曲、最後に相応しい

・最後「3・2・1・zilch」で終わるのもhideらしさを感じる


※参考文献

君のいない世界~hideと過ごした2486日間の軌跡

https://amzn.to/3Fpi27P


『3・2・1』zilch

1.ELECTRIC CUCUMBER

2.INSIDE THE PERVERT MOUND

3.SOLD SOME ATTITUDE

4.SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN

5.SWAMPSNAKE

6.WHAT'S UP MR.JONES?

7.HEY MAN SO LONG

8.PSYCHE

9.FUCTRACK#6

10.DOUBT

11.POSE

12.EASY JESUS


《CD&配信情報》

●Amazon

https://amzn.to/3aiVyXP



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:01
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、zilchの3ᆬ2・1を取り上げて話をしております。
前回、5曲目のスワンプスネークまで話をしてきましたので、今回は6曲目のwhat's up mr.jonesから話をしていきます。
これは、xjapanのドレインのzilchバージョンということになりますが。
これは、hideが作った曲だけあって、hideが歌うとこうなるかっていう感じの。
確かに。
それぞれの良さはありつつ、このzilchバージョンも相当かっこいいですよね。
かっこいいっすね。
これどっちが先にあったんだろう?
あ、ていうかもうdariaが全然出てますね。
先にドレインがもう完成して、もう一回これを作り直したって感じですよね。
リリースはもちろんdariaの方が早いけど、曲としてはどうなんだろうな。
元ネタ的にはもうまあ、こういう感じでっていうのであったな。
そうですね。どうなんだろうな。
なんかほとんど同時進行なんじゃないかなっていう気はしますよね。
同じ曲があって、toshi君が歌うのと俺が歌うのでっていう、同時期なんだろうなっていう感じはしますよね。
なんかね、方向性が違うっていうか。
これ両パターン味わえるっていうのはなかなか。
hideがやった方がヘビーロックっぽくなるっていうか。
そうですね。
toshiが歌うとやっぱなんていうか、Xというかメタルメタルってなるんですよね。
そりゃそうなんだけど。
それが個性でもあるわけだから。
hideがやった方がヘビーロックっぽくなるんだよね。
レックスの方がもうちょっとヘビーメタルっていうか、微妙なニュアンスの違いなんだけど。
ジルチバージョンの方が当時の世界のトレンドに合ってるっていう感じはするよね。
そうですね。確かに。
ちょっとインダストリアルっぽい。
そうそう。より強い感じがするよね。
それは結構歌の声に合ってるのかなって気もしますけどね。
toshiの方がもっと歌によるっていうか。
そうですね。
hideの方がなんか、ウェアーとかさ、
03:02
そうなんだよね。
合間に入るじゃん。
入りますね。
はいはい。
ウェアーみたいな。
そういうのがすごいロックっぽいっていう感じ。
あれかっこいいっすよね。
かっこいいね。
最初のやつね。
そうそうそうそう。
なんであんなのできんだろうなって。
toshiにはあれはないんだよな、要素は。
そうですね。確かに。
ギターもすごいかっこいいですよね。
かっこいいっすよね。
かっこいいっすよね。
本当にやっぱり理風メーカーとしてのセンスがすごいですよね。
すごい。
この曲はここまでのこのアルバムの中でいうと、
かっこいい曲というかシリアスな感じの。
そうだね。
すごい。
すごい。
すごい。
すごい。
すごい。
すごい。
すごい。
かっこいい曲というかシリアスな感じの。
そうだね。
割と。
ヘビーな感じ。
ヘビーで。
そうですね。
攻撃的な感じですね。
だからちょっと一瞬した感はありますよね。
うん。
それは58秒くらいのドゥンっていうのがすごいかっこよくないですか。
ある。
旅に行くかと思いきやこう戻るっていう。
うんうん。
すごいいろんな音入ってますよね。
うん。
ギターも。
音感じ。
トゥルルルみたいな音とか。
うん。
What's up Mr.Jonesってなんだって感じ。
確かに。
だいぶなんか歌詞からタイトルから全然変えてますもんね。
どうしたジョンズさんっていう曲でしょ。
どうした。
確かに。
とりあえず。
どういう歌詞の内容なんですかね。
あんまちゃんと歌詞の内容が見てない。
確かに。
誰なんすかね、Mr.Jones。
What's up Mr.Jones。
相当何かを追いかけてるような感じがしますね。
誰なんだろう。
このバージョン違いで聞けるのは面白いですよね。
そうですね。
Xとジルスと。
同じ日での曲なんだけど、料理の仕方がやっぱりちょっと違ってくるんだなっていう。
そうですよね。
これはかっこいいですね。
じゃあ次いっていいですかね。
7曲目。
Hey man so long。
みたいな。
Hey man so long.
Hello hello hello.
06:00
Goodbye.
ちょっとつなぎっぽい感じの。
そうですね。
コントロールがちょっとなんかダリア。
ダリアっぽく一瞬聞こえるんですよ。
一番最初。
音の質感が全然違う。
音階の感じがちょっと似てるのかな。
確かに。
言われてみれば。
そっからが全然違う。
音階っていうかリズムっていうか。
リズム感は違いけどなって。
音のその。
確かに言われてみれば。
ダリアはもっと張り詰めた感じだもんね。
こっちの方がちょっと緩い感じがする。
そうですね。
さよなら。
そうですね。
これもでもなんかちゃんと聞くとすごいかっこいいっていうか。
めっちゃいろいろ詰まってる感じがしますけどね。
これはいろいろ確かに詰め込んでる感じ。
テンションとしてはそのアルバムの中でちょっと落とすけど。
クオリティは落とさないよみたいな。
そうですね。
これも聞き込むといっぱい聞きどころなんかある感じですよね。
手抜きはしないよって感じがしますよね。
そうですね。
その辺とか結構かっこいいんですよね。
かっこいいかっこいい。
ハローハローハローグッバイっていうのが割と軽いっていうか。
その辺もなんかヒデっぽいですよね。
ハローハローグッバイってなんだよね。
やあやあやあやあ。
バイバイ。
さよなら。
この曲の最後にちょっとツナギっぽい間のやつが入って。
そっからサイケ、サイケですかねこれ。
サイケ。
読み方サイケですよね。
8曲目。
こっから後半戦でまた畳掛けるぞみたいな。
そっから行くぞっていう感じですよね。
難しいよねこれは。
この曲は最高級に好きですね。
これはね、かっこいいっすわ。
これはいいっすね。
この曲が一番なんかこうなんだろうな。
哀愁漂わせるというか。
なんかその深みを持たせてる感じ。
そうだね。
ヘビーロックの音に乗せながらすごい哀愁というか。
哀愁ですよね。
すごいなんか日本人としての歌謡曲の要素を。
そうですね。
強く出しつつそれをヘビーロックに乗せてかっこよく聴かせるみたいな。
09:06
メロディアスな感じでしたね。
雨の日に聴きたいっていうか雨降ってる感じみたいな。
そうだね。雨とかなんか曇りとか。
そう。
曇ってますね。
晴れではないですよね。
音の質感的にはアメリカのヘビーロックだけど、
イギリス、UKっぽいシメっぽさとかデビッドボイド感。
イギリスの天気を。
そうそう。シメっぽさを出しつつ。
そうですね。
これもほんとなんか衝撃っていうか。
割となんか暗いロックが好きなやつに突き刺さる感じですよね。
いいですね。この雰囲気いいですよね。
そうそう。なんかそれかっこいいよね。そこいいですよね。
ペイン。
ペインですからね。
苦しみですよね。
いいですよね。もうそのワードのチョイスがなんかもういいですよね。
この時代な感じがして。
これはもうやっぱHIDEの要素ですよね。
でもこの遊び心だけじゃなくてというか。
ポップさを持たせつつ思いっきり。
ダークだもんね。
そうなんですよね。もういけるぞっていう。
ダークさも持ってるんですよね。
これはほんとにアルバムの中でも一番やっぱダークさが出てる。
そのヘビーだけじゃなくてダークっていう部分はこの曲に出てますね。
そうだね。
この曲はほんと深いな。
途中もね歌い上げてる感じ。
その辺のやっぱメロディーセンスですよね。
そうですね。
そうそうそう。
そうなんだよな。
ヘビーロックのリフとすごいダークなメロディアスな感じ。
そうですね。
そうですね。
この曲多分アコースティックでやっても映える感じがする。
めちゃくちゃいいですね。
確かにすごい想像できますね。
アコースティックでやったらなんかすげえいい曲だなっていう感じがする。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
12:01
そうなんですよね。
アルペジオとか合いそうだもんね。
そうそうそう。
メロディー的にはそうだよね。
そうですね。
いやーほんと飽きさせないですよね。
この曲最後の方もいいですよね。
そうそうそう。 メロディ的にはそうだよね。
そうですね。 いやー、本当は聴させないですよね。
この曲最後の方もいいですよね。
スクイーズオンラウン、レディアー、キャスタージャンブリーバッティー。
あーもうね、この辺絶対マリリンマンソンの影響を受けてるよ。
確かに。 メカニカルアニマル人に入ってそうだもん。
確かに確かに。
あの辺のフレーズを繰り返す感じとか確かに本当に入ってそうですよね。
いやー、これはやっぱりアルバムの中盤にドンって。
これまたハイライトですよね。
そうですね、後半のハイライト。
やっぱり構成上手いなって思う。改めて見るとものすごい上手いな。
ですね。で、そこから続いて9曲目がファクトラックナンバー6。
あー、これ結構個人的に好きなんだよな。
これはあれですよね。 フローションバグ。
元ネタがそれで、これはまたかっこいいですよね。
これもなんだよな、インダストリアル感。
そうそう、インダストリアル感。
インダストリアル感だよね、これ。
ブロークンとかに入ってそうだもんね、そのフレーズ。
いいですよね、そこ。
なんか中東みたいだね。
そうそう、中東感。
あー、これいいな。
これはヒデを追っかけてきたものとしては、
あのハイルヤフェイスで、フローズンバグじゃないですか。
フローズンバグってあのアルバムの中でも結構個人的にトップレベルに好きな曲だったんですけど、
それがここに、「うわ、フローズンバグじゃん!」っていう。
うわ、うわ、来たー!みたいな。
すごいブチ上がったんですよ、個人的に。
15:03
おいしいところをここを取り出してきたなっていう。
うわ、ここでそれくんのかよーっていう。
反則だよーっていう。
なんかちょっとふざけたようなさ。
はいはいはいはい。
力の抜け具合と、ヘビーロックでバーンっていく具合がすごいバランスだよね。
いいですねー。
いやー、ほんとそこ唯一無二ですよね、この。
ほんと唯一無二ですよ。
いや、ほんと、構成がほんと神ですね、これ改めて。
前の曲が最下で、この後結構怒涛な感じでいくわけじゃないですか。
そうそうそうそう。
その間にやっぱ必要ですよね。
そうそうそうそう。
このほんとに3分半くらいの曲、ちょうどいいサイズで。
緩急の付け方っていうかね、すごいよね。
すごい、曲の長さとかまで含めてよくこんなに完璧なものになってるなーっていう。
まあこれ、9曲目のファクトワークNo.6が3分半くらいで終わって、
まあこっから怒涛の最後3曲いくわけですけど、まず10曲目がダウン。
まさに怒涛ですよね。
怒涛、こっからもすごいですから。
そうですねー。
なんかもう、個人的にほんとこの10曲目のダウンとのイントロのなんか不穏な音あるじゃないですか。
もうこれでもう、あーきた、これもう最後いくわーって。
こっからもうノンストップだーって感じで。
あーすげーわかる。
あーもうこっから最後までもう駆け抜けるなっていうの。
そう、なんかもうきたーって。
こっからいくわーって、なんかこうジェットコースターでもう上に登っていく瞬間みたいな。
あーもう後戻りできねー。
落ちる、落ちる瞬間みたいだね。
っていうのがもうこれですね。
まあまあダウンとこれ自体がもう秀の中でのアンセムっていう続きだから。
そうですねー。
これは本当に何バージョンあるんだろうっていう。
でもほんと相当思い出ある曲ですよね、ダウンとは。
ただまあその中でもこれは英語詞になってて、でもその聞こえ方がこれも超衝撃でしたよね。
衝撃、衝撃。
衝撃だね、ほんと衝撃だった。
僕ら当然日本語のバージョンの歌をもう聞き慣れていたわけなんで。
18:01
っていう前提があって、このジルチバージョン聞くと本当に衝撃な。
ん?って。
そう。
ん?って。
え?そのまま日本語で歌ってるのか?
あれ違うのか?みたいな。
英語だよな、これ、みたいな。
でもほとんどそのままだぞ、みたいな。
そうそうそう。
いやー、すごいですよね、これ。
まあこの辺は秀が英語に置き換えたっていうよりは、
メンバーのレイ・マクベイがその秀の日本語を元に英語詞をつけてったっていうのが実際の作業としてはそんな感じっぽいですけど、
まあでもすごいですよね。
すごいびっくりしちゃったもんね。
で、またバージョンとしてもこれは相当かっこいいですよね。
その数々のダウトの中で。
そうですね。
いやー、これが一番かっこいい。
そうですね。
ジルチバージョンがやっぱ一番かっこいいと思う。
ですね。
ジルチバージョンかっこいいですよね。
ほんとなんかこの曲、ジルチでやるために作ったんじゃないかって思うぐらい。
ソロバージョンはなんか実験じゃないけど、
ジルチでやるバージョンの前振りじゃないし、
それぐらい練習じゃないけどね。
それぐらいに感じちゃうぐらい。
いろいろ試してここで完成させたみたいな。
そうそうそうそう。
でもほんとそれぐらいの完成度。
そうですね。
いやー、ほんとにこのバージョンすごいかっこいいんだよなー。
ソロの方が直線的っていうか、
シンプルっちゃシンプルですよね。
割となんか結構hideがミニストリーとか9インチネイルズとかを意識して作った曲だと思うんですけど、
ソロの方はなんかそれが直接的に出てて、
ジルチの方はもっと自分の色が出てるような。
ダウトですごい余談な話をすると、
リビュートアルバムで爆竹がカバーしたダウトがかっこいいんですよね。
かっこいいですね。
あれ結構めちゃくちゃかっこいい。
あれいいですよね。
リビュートアルバムありましたね。
あれはいいですよね。
あれいいよね。
ぴったり合ってるんですよね。
そうそうそう。
爆竹に。
あれすごいいいんだよなー。
で、また添えられたメッセージがいいですよね。
Violence on the Hill。
もうね、かっこいいよなー。
今、久しぶり。
あの人もまたhideとは違った天才ですよね。
21:06
本当にhideと並ぶレベルの。
で、なんかお互い認め合ってたし。
そうですね。
持ってたものとしては本当に並ぶものを今井さんはあるなーっていう。
雑誌の対談でhideと今井と杉澤がやってたやつが、
はいはいはい。
今井くんの声は変だけどいいよねみたいな。
あの二人ってなんかすごい近いよね。
なんかセンスっていうか持ってるものが。
お互いなんか面白がってた感じがすごい。
本当そうですね。
それぞれなんか尖った部分とポップな部分を持ってるし。
本当に今井さん氏もめちゃくちゃ才能の塊ですよね。
ソングライターとしてもそうだし、
表現者としても。
そうそうそう。
その話をするとまた凄まじく脱線していく。
今井もすごいからなーっていう。
まあいつか爆竹もっていう感じですけど。
ただ脱線ついでにちょっと話をすると、
じるちの回の初回でも話をしたと思うんですけど、
ヒデのソロワークスの始まりみたいなところでいくと、
マスの曲作りっていうところが結構起点になって、
それがあったから、
それの作業を始めて、
イナとちょっと近づいて、
その後実際のソロやることになってみたいな感じですけど、
なのでこのマスのダンストゥーノイズ004ですけど、
これがですね、
この企画をヒデに誘ったのが今井久志なんですよ。
そうだね。
そうだね。
これを飲み屋で今井がヒデに誘って、
で、ヒデがやるって言って、2つ返事でオッケーして、
で、その場にいたJとイノランを巻き込んだっていう感じなんで、
今井がこれ声かけてなかったら、
もしかしたらちょっと違ったタイミングになって、
いろいろ歯車が合ってなかったかもしれないみたいな。
確かに、そうだね。
っていうのはあるかもってちょっと思いました。
すごいよね。
絶対なんかね、今井とヒデっていうか、Xと爆竹って、
ヒデと今井はお互い面白がってたなっていうのは本当に思いますよね。
また爆竹もいつかやりたいですね。
それはそれで相当深い話に行こう。
爆竹面白いからなぁ。
24:02
ダウトは爆竹バージョンもいいよという話でしたね。
11曲目がポーズ。
これもサイエンスに入ってる曲ですけど、
これも相当かっこいいですね。
これが一番最初にやったジルチュの曲らしいですけどね。
メンバーがこれやりたいって言って、
これをまずやったという感じらしいです。
ポーズはすごい王子ヒデが押してたもんな。
Xのソロコーナーでもやるぐらいだから。
サイエンスのプロモーションに当たっても、
すごいポーズは自分が好きな曲みたいな感じで、
すごい押してた記憶がありますね。
こういうのをやりたいんだよみたいな。
これもジルチュバージョンになって相当かっこよくなったなって思いますけど。
ほんとそうだよね。やっぱジルチュバージョン一番かっこいいなって思う。
結局ジルチュのすごさってそこにあるよなっていう。
ヒデがソロとしてやってきたやつも結局ジルチュ、
ドレインもそうですけど、
結局全部ジルチュ。
ジルチュがかっこいいから。
だからジルチュだよなっていう。
全部そうですよね。レザーフェイスもドレインもダウトンポーズも。
本当にヒデがやりたかったことが海外のトップアーティストと一緒にやることで、
一番理想的な形で実現できたんじゃないかなっていうのがジルチュですよね。
確かに。あとは結構バランスも良かったのかもしれないですね。
途中でも触れましたけど、歌詞の部分はレイ・マクベイが書いてたりとかするんで、
そこの歌い手としての部分の取り組み方がちょっと薄くなって、
薄くなった分、全体的な、もうちょっとその曲のかっこよさみたいなところに注力できたみたいな。
そうですね。
そういうところのバランスっていうか、力の配分みたいなところができたおかげで、
曲のかっこよさの部分でできたんじゃないかなっていう。
やっぱなんかソロもやってたし、ソロはソロで楽しかったんだろうけど、
やっぱ本質的にはバンドの人なんだろうなっていうのは、
他の人とやって本領を発揮するような人だったのかなっていうのは感じますね。
確かに確かに。
生かし生かされみたいなところで。
27:02
そうそう。
本質的になんか自分が自分がっていうタイプじゃなくて、
他の人とやる中で自分を生かし、他人を生かしっていうのが上手い人だったんだ。
Xを見てもジルチを見ても、他人を生かしながら自分を生かすっていうタイプの人だったんだろうなっていうのはすごい感じますね。
なるほど、確かにな。
ですね。
だからソロにしてもね、やっぱいいなっていう才能と掛け合わせてっていう、
そういうのをなんか楽しんでた人なんだなっていうのは感じますね。
まあそれからしかも結構わかってたんでしょうね。
それは薄々自分でも。
俺が俺がっていう人じゃないもんね、ヒルってね。
あんな自己主張の激しい格好してるけどね。
そうですね。
その辺はまあ先生が。
激しいですよ。
ド派手だからな。
ド派手。
ド派手な格好してないのか。
ド派手ですよ。
性格的にはちょっと一歩引いたようなところがあるんで。
面白いですけど。
そうですね。
で、アルバム最後がEasy Jesus。
これが最後にあるんですよね。
そうですね。
うーんって。
その前のなんか変なラップみたいな。
そうですね。
5,4,3,2,1,0。
あれはほんとなんか0.1秒のズレも完璧なタイミングで入ってくるよね。
あのリフ。
そうですね。
5,4,3,2,1,0。
5,4,3,2,1,0。
ドゥーって。
もうあれ完璧ですよね。
ほんとすごい。
これまたほんとにすごい曲だなって思うんですよね。
これもイントロで終わるって最後来たわって感じですけど。
あのやっぱスライドですよね。
スライド。
我々そのドゥーン愛好家っていうかドゥーン評論家として。
ドゥーン入るってことを抑えないといけないからね。
そうそうそう。
ドゥーンはちょっと確認しとかないと。
ルナシーのフォーエバーって言えばドゥーンとはまた違った感じの。
3種類あるドゥーンの。
3パターンですね。
スライド一発のかっこよさってあるよね。
ロックって。
いやほんとに。
自分たちでやっててもなんかやっぱここそっていうところで入れちゃうよね。
そうですね。
スライドは手癖みたいな部分もありますけどなんか使いどころっていうかやっぱありますよね。
30:09
体が勝手にドゥーンしちゃう。
ドゥーンしちゃう。
そうそうそう。
ちなみにこのイージージーザスですけどビューティー&スティーピットのカップリング曲が元曲なんですよね。
スクイーズイットっていう曲。
で、僕なんかこれ知らなくて、あ、そうなんだと思って。
で、YouTubeで検索したら出てきたんで聞いたんですけど、確かにそうだなっていう。
なんかカップリングなんでアルバムとかにも入ってないし、シングルとかにも入ってないんで、聞いたことなかった曲だったんですけど、確かにイージージーザスでした。
ただなんかテンポがもうちょっとやっぱりゆっくりで、でなんか結構デモっぽい感じなんですよね。
あえてそうしてるのかはちょっとわかんないですけど。
ただなんかよくイージージーザスになったなっていう感じはちょっとしましたけど。
まあ当たり前ですけどイージージーザスのほうがかっこいいです。
当たり前ですけど。
イージージーザスなんかもうほんとかっこいいですよね。
イージージーザスはなんかもう下手したらアルバムの中で一番好きです。
もうなんかほんと下手したらヘビーロックっていうジャンルの中で一番かっこいいレベル。
ですね、ほんとに。
ありますよね。
ありますあります。このもうリフがもうかっこいいし、なんかめっちゃ細かい話だけどすごいうねってる感じのブーンみたいな、なんかかっこいい要素がほんとにいっぱいありますね。
ギターリフメーカーとしてはジミーペイジに匹敵してたんじゃないかなぐらいの、それぐらいの才能を感じますよね。
ほんとに。この曲はでもほんとに歌もすごいいいなっていう。
なんかまた最後にふさわしい感じするよね。
すごいヘビーロックのたてのりな感じもありつつ壮大な広がりも感じつつっていうのはアルバムのオーラスっていう感じで。
そうですね、たてのりな感じたまんないですよね。
いいなこの曲。
タイトルがかっこいいっすよね。
そうですね。
イージージーザスっていう。
イージージーザス。
メイナードあたりが好みそうな。
好みそうですよね。これは確かに。
33:00
皮肉が効いたような感じの。
それをこう結構繰り返すのがまたいいですよね。
これのまた声がやっぱかっこいいんですよね、HIDEの。
なんでこんなかっこいい声が出るんですかね。
ほんとそうだよね。
これのサビとかすごいかっこいいですよね。
イージージーザスって。
最後の方はでもすごい厚みが出て、Walking down the freewayとか重なってくるのがいいですよね、そのサビ。
かっこいいかっこいい。
そうだね。音が分厚くなってくる感じがね。
かっこいいっすね。
本当はアルバムのラストに向けて盛り上がっていくというか。
完璧だな本当に。
なんかそのXで言う様式って、なんかもうちょっと生まれが違うみたいな感じするじゃないですか。
企業式の天才ってすごい幼少の頃からね、クラシックの英才教育を受けて、家もちょっと特別なようなお金持ちだしみたいな。
ちょっと生まれからして違うような感じがするんですけど、HIDEってそういうのないじゃないですか。
割となんかうちらと同じような、ただのロック好きな少年みたいな、ロックキッズみたいなところから始まって、こんなにかっこよくなっちゃうんだみたいな。
確かに。
その辺がなんかすごい近しい感じを感じるというか、共感するというかね。
もうイージージースはもう最高ですよ本当に。
これがアルバムの最後にあるからこそこのアルバムがもう特別なものになってると言っても過言ではない。
そうだね。
あのエレクトリック休館バーで始まってこれで終わってるから。
そうそうそうそう。
で、間に中盤に再起があって。
一曲一曲がすごい経っていながらも、アルバム全体としての構成力も凄まじいというか、トップレベルのプログレッシブバンド並みの構成力。
本当なんかHIDEってあらゆる要素のバランス感覚っていうのがすごかった人だなっていうのは思うよね。
こんなかっこいい壮大なヘビーロックの終わりに、スリー、ツー、ワン、ジルジュって。
そうですね。
ツー、ワン、ジルジュ。それで終わるのがなんかHIDEらしいというかね。
36:01
そうですね。始まりも張り切ってどうぞですからね。
そうそうそう。なんかかっこよくバシッて終わるんじゃないっていうのがHIDEのユーモアというか。
確かに。そのユーモアとか楽しませたいみたいなのが本当詰まってますよね。びっくりさせたいとか。
そうそうそう。バシッと決めて俺かっこいいだろって終わるんじゃなくて、なんか人を楽しませたかったんだろうなっていうのはすごい感じますよね。
確かに。その透かした感じとかないっすもんね。
そうそうそうそう。
だからみんな好きなんですよね。
イエローモンキーのヨシイカズヤが言ってたんだけど、自分の歌に酔ってない感じが最高にかっこいいっていうのを言ってたんですよ。
なるほど。
HIDEってすごい、なんか自分に酔ってる感じがしないところが本当にかっこいいっていうか、自分を客観視してるっていうか、すごいクールに見てたんだろうなっていう。
なんかそれがすごいかっこいいんだよね。ロック的な。
確かに本当常に客観視してる感はありますね。
俺かっこいいだろみたいなのってないもんね。
はい、ということで12曲目、イージージーザスまで全曲話をしてきました。
いやー、まあ本当すごい、これぞ名盤っていう感じですが、最後また次回まとめをして終わりたいと思います。今回は以上です。
次回へ続きます。
37:57

コメント

スクロール