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2024-10-26 52:24

#69-1 入口に最適!『Mechanical Animals』特集~マリリン・マンソンのクレバーさとは?

マリリン・マンソン『Mechanical Animals』特集スタート!今回は、マリリン・マンソンが『Antichrist Superstar』を経て『Mechanical Animals』をリリースするまでを解説! (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 『Mechanical Animals』序盤曲を語る!マリリン・マンソンの快楽性!【名盤ラジオ #69-2】 https://youtu.be/oZkvttYVBI8 構成の巧さ光る!『Mechanical Animals』中盤の流れ~マンソンの余裕と個人の核心!【名盤ラジオ #69-3】 https://youtu.be/SWVNksPu3O4 『Mechanical Animals』終盤曲&総括!~バンドとして成し遂げた!一本の映画を観たような完成度【名盤ラジオ #69-4】 https://youtu.be/x6vy_g2f-2E -------------------- 名盤ラジオ、本チャンネルはこちら https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ◎名盤ラジオ メンバーシップ◎ ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- 『Mechanical Animals』/Marilyn Manson 1.Great Big White World 2.The Dope Show 3.Mechanical Animals 4.Rock Is Dead 5.Disassociative 6.The Speed of Pain 7.Posthuman 8.I Want to Disappear 9.I Don't Like the Drugs (But the Drugs Like Me) 10.New Model No. 15 11.User Friendly 12.Fundamentally Loathsome 13.The Last Day on Earth 14.Coma White 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3MV0tl3 ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/69ACUmut0hbGOSonmU4kNS?si=MCEbRvpmTjyLLFfcDeGsfw ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/mechanical-animals/1440738173 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ。
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながらいろいろと語っていきます。
タクヤです。今回もよろしくお願いします。
アンチクライスト・エヌゾーです。よろしくお願いします。
みなさん、はじめまして。
ヒデキン・マンソンです。よろしくお願いします。
今回は、マリリン・マンソンのメカニカル・アニマルズです。
伝説のアルバムですね。
自己紹介でアンチクライスト・エヌゾーですって言ったのに、メカニカル・アニマルズなんですよ。
やるのはメカニカル・アニマルズ。
これはね、幻の名盤ラジオ2回目に取り上げたアルバムですけど、また再録するという感じですが。
でもそれだけの名盤ですからね。
1998年9月15日に出たアルバムですけど。
はいはいはい。
98年っていうのは。
ちょうどこの9月ですね。
ああ、9月なんだ。
日付的にはほぼほぼ同じ感じですね。
ですね。
この収録日と。
26年前。
ああ、26年前か。
いやー、いよいよ明日リリースじゃんみたいなタイミングですね。26年。
そんな風に思ってた?思ってなかっただろう。
思ってない。思ってないですけどね。
全然思ってなかったです、当時。
まあでも、その辺のね、マンソン、どっから聞き始めてましたかみたいな話も。
まあちょうどね、していこうかなってところでしたけど。
なるほど。確かに確かに。
マンソン。
またじゃあ秀木くん。秀木くんから。
秀木くん的には。
マンソンにどうやって触れてったかってことですよね。
いやーマジで全然覚えてないですよね。
なんか最初に、最初にどれ聞いたかも微妙なんですけど、
多分最初はアンチクライストスーパースターだったと思うんですよね。
確かに。
時期としては。
えーマジで時代も。時代いつだろう。多分大学入ってからかな。
大学時代だと2000年代くらいじゃないですか、多分。
はいはいはいはい。
そうですね。そこで最初にアンチクライストスーパースター触れる?
03:05
確かに。
あーそのメカニカルアニマルズとかオーリウッドとか。
もうすでに出てるわけだから、そこであえてなんかアンチクライスト聞くのかなーっていう。
アンチクライストがでもねめっちゃ怖かった印象はすごい残ってるんですよね。
あの、アルバムのブックレットとかがめっちゃ怖かった。
まあ怖いよね。怖いね。
そう、その記憶があって。
いやだから誰かから貸してもらったはずなんだけど、たく貸してくれた?
あー、だったらもしかしたら高校の時に。
高校の時かも。高校の時だよ多分。
高校の時にね。
高校だね。高校の時だよ。
確かに。
それでいくと僕は高校2年か3年ぐらいの時に同じ中学の時の同級生に借りて、
違う高校の同じ中学の、秀樹くんだよ別の地区の友達がなんかそういう洋楽好きで。
高校の時かもしれないな。
で、アンチクライストスーパースターとメカニカのアニマーズを2枚借りて聞いて、
うおーってなって。
それで多分秀樹くんにちょっとまたがししたかもしれない。
またがし。
それ可能性あるよね。
またがし。またがしとかやめましょうか。
ごめんごめん。
またがし。またがし。
またがしってよくないよね。
お前何言ってるか知ってんだよって話じゃないですか。
本当申し訳ない。申し訳ないけど。
ありがたいな。
秀樹くんだ。
そうだよ。それでこうね。
マリー・マンソーと出会えた。
知ることになった。非常に。
多分なんか、アンチクライストスーパースターのイレスポンシブルヘイトアンセムの出だしやべえみたいな話とかした記憶がある。
そういう話多分してた記憶ある。
あれはね、衝撃だもんね。
それを多分高校3年とかで聞いてるのが最初なんじゃないかな。
多分そうですね。
その頃だから全然洋楽の全体像みたいなのわかってないから。
とりあえずなんか、来たから聞いてみたみたいな。
なんか怖くてもう本当に。
これホラーだなと思います。
ホラーだなって感じ?
ホラーってかなんかグロいなっていう感じだったかな。
グロいし怖いし。
06:01
そんな感じだけど、曲はなんかかっこいいなみたいな。
サウンドはやべえかっこいいんだけど、グロいし怖いし。
なんか衝撃的っていう。
だからその2枚を高校時代は聞いてて、
多分そこまで別になんかめちゃくちゃドハマリしてるってわけでもなく、
普通になんか聞いてたみたいな。
多分大学入って、そういう洋楽ロックにすごいのめり込んだ中でマリリン・マンソンも同じく。
聞き直したらめっちゃかっけえみたいな。
そういう感じじゃないですかね。
僕とたぶん秀っくんはそんな感じで近いかもしれないですけど。
似てると思う。
そういったタイミング含めて。
またがしのおかげで。
またがし。またがしはよくないですよ。
ごめんなさい。
野蔵さんは?
僕はマリリン・マンソン知ったのはもう完全に秀Xジャパンの秀経由ですね。
なるほど。
秀がインタビューでたびたびマリリン・マンソン・ナインチネールズっていう名前を出してて、
やっぱり洋楽かも秀が言うならっていうところで聞いてみようみたいな。
たぶん中学生か高校生かはっきりはしないけど、
アンチクライストスーパースターを聞いたのが最初ですね。
中学生だと思うんだけど。
でもアンチクライストスーパースターはさっき秀樹くんも言ったけど、
グロいとか気持ち悪いっていう。やっぱり見た目気持ち悪いんですよ。
そうですね。
その気持ち悪さ、うわ、きもなんだこれみたいな。
でもなんかそこがかっこいいみたいな。あれ、つつぼうなんか気持ち悪すぎるだろうとか。
あえきれない、でも怖いもの見たいみたいな、怖いもの見たさみたいな感じがありましたよね。
やっぱりサウンド的に、マリリンマンスの第一印象で覚えてるのは、
がなってりゃいいってもんじゃねえぞって思ったんですよ。
こいつがなってばっかじゃねえかって。
洋楽はさ、洋楽はさ、みたいな。
これだから洋楽は。
叫んでりゃいいってもんじゃねえんだよっていうのを最初に思ったんですよ。
09:03
なるほど。
これでもかってぐらいね、なんとかを言いまくってますからね。
マリリンマンスは最初に触れたのはアンチクライストスーパースターで、僕は。
で、イレスポンシブルヘイトアンセムとか、あとビューティフルピープルとか、
割とわかりやすいところはかっけえなって思ったんですけど、
やっぱり前編なんかがなってるというか、シャウですよ。
それをやればいいってもんじゃないんだよロックはって思って。
そういう中で自分的にすごいグッときたのがマンザットユーフィアとか、
結構そのメローな曲。
マンザットユーフィア、そうですね。
そういう曲に結構グッときてたなっていうのはありますね。
マンザットユーフィアとクリプトウォーキットとかちょっとメローな、
弱々しい曲の方がハマったな、最初の方は。
このアルバムとしてはアンチクライストスーパースターはわかんなくて、
曲単位でハマったって感じですね。
この曲はかっこいいなみたいな。
アリリー・マンソンって前に認識してたので、その中学生か高校生ぐらいの頃に。
メカニカルアニマルズはもう完全にリアルタイムなんですよ。
発売日で、なんかこいつが出すんだみたいな。
じゃあもうまさに26年前の今日ぐらいに、いよいよ明日だぞみたいな。
それもヒレなんですけど、Xのヒレが好きなこいつが出すんだと。
じゃあ買いますかと。
ジャケット見たらなんかすげえかっこいいしみたいな。
ヒレっぽくね?みたいなさ。髪赤いし。
そういうところでメカニカルアニマルズはリアルタイムで買いましたね、アルバム。
これを買ってもうこのアルバムにめちゃくちゃハマったんですよ。
これすげえと。
結構そのもう洋楽にこの後自分的にはハマっていくんですけど、
そのきっかけになるアルバムというか、洋楽でもこういう音楽、音ってあるんだっていうのを認識したのが
メカニカルアニマルズなんですよね。
12:04
それはなんかメロディーの旋律的な感じの。
そう、メロディーの美しさとそのロック的な激しさとっていう、
そのバランスがめちゃくちゃちょうどよかったんですよね。
めちゃくちゃわかりますね。
これはほんとリアルタイムで買ってよかったなって、その日に買ってよかったなって思いました。
こんなかっこいい。
やっぱ見た目的にもすごいかっこいいっていう。
ほんとこのアルバムは結構自分のロック人生とか音楽人生の中で分岐点になったアルバムですね。
こういうアルバムがあるなら洋楽に聴いてみようというか、
そっちに一気に傾いたアルバムなんですよね、メカニカルアニマルズは。
ここが入り口になってるっていう。
入り口にほんと最適ですよね、このアルバムは。
自分的には洋楽にハマる、一番最初にハマったバンドはピンクフロイドだし、
アルバム的に言えばやっぱナインチネイルズのダウワードスパイラルにすごいハマったのはあるんですけど、
でもピンクフロイドとかナインチネイルズって頭でっかちなんですよ。
分かりきってないんだけど、でもなんかこれすごいなみたいな、でも分かんないなみたいな。
その両方があるみたいなところで聞いてたんですけど、
マリリンマンソンのメカニカルアニマルズはものすごい分かっちゃったみたいなさ。
これ全部分かる俺みたいな。
そういうところでそっちに一気に行ったなっていう。
っていうのがこのアルバムですね。
ちょうどいいタイミングでちょうどいいところにしたっていうことですね。
同じマリリンマンソンでもアンチクライストスーパースターはちょっと分かんないんですよ。
これはこの曲はいいけどこの曲はなんか分からないな。
がなってるやつとがなってないやつがいいなって。
分かんないんだけど、メカニカルアニマルズはなんかすごい全部この曲、
このアルバムのこの曲全部分かるみたいな。
これ全部かっこいいっていうのは俺は分かるみたいな。
ビジュアルも合わせてですけどね。
そこでもうなんか一気にそっちに行っちゃったなっていう意味ですごい大きいアルバムですね。
洋楽にもこういうやついるんだ。
15:02
そうそうそう。激しさもありつつ美しさもありつつ。
見た目的にもなんかね、気持ち悪いけど綺麗みたいな。
この頃はなんかそういう感じがありましたね。
そうですよね。洋楽って言うとなんかヒゲ、
ゲモジャの挑発のやつらがなんかむさ苦しいやつらがなんかやってるってイメージがあったんです。
そうそうそうそう。
それがあったんですけど、あ、そういうんじゃないんだ。
洋楽でもこういう綺麗な曲とか見た目でなんかやってる、表現してる人っているんだっていうところで
なんかすごい惹かれてったなっていう覚えはありますね。
なるほど。
タイミング的にはヒデきっかけっていうところもありましたけど、
このメカニカルアニマルズは98年の9月だから、
もうこれが出てるタイミングでヒデはもう亡くなってるっていうところなんですもんね。
あ、そっか。これ聞いてないのかヒデは。
ヒデはだから、打ち打ちでなんかはあったのかもしれないですけど、
その後裁判するみたいな、そういう話は実はあったわけだから。
打ち打ちであれかもしれないけど、リリースの時にはもういないですからね。
なるほど。
バカだね。
ヒデこれ聞いたらやっぱ喜んだんじゃないですかねって思いますけどね。
いやもうめっちゃヒデはこれ好きですよね。
バカマンスをやるじゃねえかって言ったんじゃないかなって思いますけどね。
うん。バカマンス音バカマンス音言ってましたからね。
そういうタイミングなんですよね。
これヒデ聞いてほしかったなあ。これはなあ。
そうですね。
これジルシじゃねえかって。
お前俺をパクったんかみたいな。
言ってそうですよね。
ピースと確かにジャケットの色合いというか、完全にそうだよ。
この時代以前にはもうすでに進行はあったわけですよね。ヒデとマリリンマンス。
ここでそのマリリンマンスがこのメカニカルアニマルズっていうこのビジュアルを提示したっていうのはなんか割とヒデの影響はあったんだろうな。
どうしても落ちちゃう部分ですよね。
そうですね。
まあその話はね、わりとメーバーラジオ的にはよく知ってるかもしれないですけど、
1996年の6月にジルチのエレクトリックキューカンバーのミュージックビデオ撮影したその夜に、LAでマンソンを紹介されてあってるんですよね。
18:10
っていうところで、そのPVの撮った話とかしたりとかして意気投合したっていう話が、いなさんの本で残ってるんで。
たぶんジルチの曲とかだって聞かせるもんね、マリリンマンス。
ミュージックビデオ撮ってるぐらいだから音源はあるんでしょうからね。少なくともそのエレクトリックキューカンバーについては。
出来上がったPVもこれだよって見せて欲しいよね。
その後ね、進行連絡取り合ってる中であったかもしれないですね。その辺はわかんないけど。
エレクトリックキューカンバーのPVとか影響を与えてそうな感じもあるよね。
そうな感じあるよね。
あるよね。
マリリンマンソンとヒデの出会った時のエピソードで、「あー、よろしくー。」って言って。
マリリンマンソンが握手したヒデの手をね、自分の股間に持っていくと。
自分の股間を触らせるとね、ヒデにね。
ヒデはその手を舐めると。マンソンの股間を触った自分の手を舐めるっていうので。
それをやるとマリリンマンソンがめちゃくちゃ喜んだっていう。
もうそこで仲良くなっちゃったみたいなさ、エピソードあるじゃないですか。
で、ヒデがゴキブリより上手いじゃんっていうね。
そうそうそう。
テメェの股間はゴキブリより上手いじゃねえかっつって。
これすごくないすか?
すごいぞ。で、そのゴキブリがエレクトリックキュンカンバーのミュージックビデオにもちゃんと関連してるっていう。
そうですね。体にね、いっぱい。
独特的なイカれた、もう狂ったさ、コミュニケーションとすごい知的レベルの高いんですよ。
すげえ狂ってるし知的なこのやり取り。
ヒデとマリリンマンソンってそこで分かり合っちゃってるじゃないですか、君たちみたいな。
俺がやっぱかっこいいよねみたいなさ。
いやー、痺れるやり取りっすね。
痺れるよね。
マリリンマンソンがこう仕掛けてきたらヒデはこう返すと。
それをマリリンマンソンは大喜びすると。
いやーできないっすよ、それなんか。
できないよね。
できないっすよ。ほっさりそんなの出てこない。
頭いいなって思いますよね。その返しのセリフもそうだし。
21:01
マリリンマンソンの股間にね、手を持ってかれて。
怯えちゃうじゃないですか、普通は。
逃げる逃げる。
勘弁してくださいよってなるけど。
そこで何かね、それをペロッてやって。
おい、ゴキブリより上じゃねえかっていう。
ヒデのかっこよさと。
すごい。
それを喜んじゃうマリリンマンソン。
すごいなんかね、次元の高いとこで分かり合ってんじゃねえか。
すごいですね。
マリリンマンソンがそこでそのヒデを見てどんびきしてたら面白かったです。
お前舐めるか。
びっくりした。
いやーでも相当面白いってやっぱ思ったんじゃないですかね。
そこでね、こいつはもう最高だって。
そこでその返しをしてくるこいつはただ者じゃねえってやっぱマリリンマンソン達。
ちゃんとピンときてるんですよね、そこで。
こいつ最高だなって。
俺もありつつ多分やっぱ音聞いて。
音聞いたらもうね、こいつ半端じゃねえなって分かるんですよ。
ジルチの音聞けばね。
まあでも実際ジルチの音が世に出てるのは、このメカニカルアニマルズが出てる2ヶ月前ですからね。
98年の。
そういう意味ではね、本当にもっと早く世に出てればなーっていうのはめちゃくちゃ思いますよね、そういう意味では。
もっと早く完成してたわけだし。
っていうのはちょっとマンソンと関係ない話でありますけど。
いやまあでも本当、ヒデの影響もあるんじゃないかっていうのはね、僕ら的な名番ラジオ的な話としてはね、やっぱ触れたい話だなっていうのはありますよね、ここは。
そういう交流も実際あったわけだし、前座でもいいからやらせてほしいっていうような話も実際あって。
で、もうやるっていうのも決まってたんですもんね。
そうですね。
なので本当にすごい割と信憑性ある話じゃないかなって思うんで、その辺の影響を実は与えてたんじゃないか説。
だなとは思いますけどね。
という感じなんですけど、マンソンもね、最近また元気にやってるんで。
シングルを出したんでしたっけ、最近。
今年、少し前に、「As Sick As The Secrets Within」っていうやつと、「Raise The Red Flag」っていう2曲出しましたね。
24:06
で、ツアーもやってると。
ツアーもやってるの?
マンソンはいろいろとプライベート的なところで問題が発生し、っていう感じですかね。
しばらくすごい大変そうな感じだったけど、今はその辺があんまちゃんと把握してないけど、落ち着いたんですかね。
こういう活動がまたできてるっていうことは。
でしょうね、きっと。いろいろ目処がなってくるか。
ですよね。
逆境のほうがいいんじゃないですか、この人。
逆境、そうですね。
それでもありますよね。
そういう時の精神状態でギリギリのところで出来上がってくる作品っていうのが確かに。
まあね、聖火害的な容疑をかけられて。
でもなんかそういう逆風が吹き荒れてた方がマリリン・マンソン的には、「なんだてめえ、おにゃろーっつって面白いことやるんじゃないの?お前は。」みたいな。
最近の、今のマリリン・マンソンすごいかっこいいと思うし、
全盛期を取り戻してきるんじゃないか、みたいな。
一時期何かないよないよして情けねえものを。
いや、一時期すごいショボンってしてて。
ショボショボしてたじゃないですか。
マジかって思いましたもん、結構。
今はね、本当に。
今はなんか逆風が吹き荒れてるからこそ、もう一回なんかマリリン・マンソンここにありっていうのを見せてやろうっていう気概を見せてくれてるんじゃないかなと思うし、
なんかそれがロック的にはかっけえんじゃないかなと思うんですよね。
そうですね。
じゃあやってくれよと、見せてくれよって思いますしね。
アルバムとかも作ってるんですかね、シングル。
まあなんか何らか全然続いていく活動なんだろうなって気はしますね。
まあその辺も楽しみですけど。
マリリン・マンソンって今何歳だか知ってます?
いやー、予想では50代後半じゃないですか。
54。
近い。55ですかね。
ちょうど中間だった。
ちょうど中間。
55か。
マリリン・マンソンって1969年生まれで、
27:03
1969年生まれは、まあこれ日本的に言うと学年変わりますけど、杉蔵1969年。
なのでルナシー世代なんですよね、ほぼマリリン・マンソンって。
一つ上ぐらいですけど、マンソンの方が。
トレント・レズナーって65年生まれなので、
マンソンからすると5、6歳上ぐらい。
ていうか、65年だとそうだね。
クレント・レズナーはじゃあもう60になる。
来年60ですね。
なのでまあそのマリリン・マンソンとトレント・レズナーって指定関係っぽい感じの所、初期はありますけど、
その辺の年の差で言うと、さっき名前出した杉蔵と秀の年の差と割と近かったりするっていう。
なるほどなるほど。
その辺のなんとなく日本的に言うとX世代、ルナシー世代みたいなのがこの辺の年齢的なところ。
なるほどね。イメージがしやすいっすね。
その辺が割と同学年近い位置にこの差のところにいると。
マリリン・マンソンとかだってもう当時から何歳なんだか全然わからなかった。
そうだよね。
だからあの当時は20代終わりか30代ぐらいっていう。
やばいな。20代なんですね。すげーな。
20代であんだけのことをしてるのすごいっすね。
っていうところで、人物としてのマリリン・マンソンのさらに深く見ていく話をしていきたいなと思うんですけど、
マリリン・マンソン、ブライアン・ヒュー・ワーナーっていうのが本名ですね。
これは知ってる人多いと思うんですけど本名。
ブライアン少年。母親は熱心なクリスチャンで、マンソン、ブライアン少年もカトリックの私立中学でキリスト教的教育を受けると。
で、そこに反発して、そっからドラッグとかタトゥー入れたりとかして退学。
30:04
あと周りもいろんな問題ある人も多かったみたいで。
そういうところの反発はかなり幼少期ではないですね。中学ぐらいだから。そういう感じであり。
ただ、2年生の大学に進学はしてて、そこではジャーナリズムとか劇文学とか、なんかそういうところを専攻してて。
音楽雑誌に記事書いたりとかもしてたらしいですね。
なのでやっぱすごいマリー・マンソンって文学性あるなっていうのは印象としてはあると思うんですけど。
やっぱこういうバックグラウンドがあるんだなっていうところですよね。
この辺の文学的なところのバックグラウンドは遠藤さんなんか情報として追加あったりします?
もともとなんかジャーナリストとして、インタビューする側として活動してたんですよね、マリー・マンソンって。
ブライアン・ワーナーとしてね。
でもなんかあの人ってそれをやってる中で、俺はインタビュー受ける側の人間だろっていうのをなんか思ったらしくて。
なんで俺インタビューしてんだ。
いや俺はされる側だろっていう。
そこのなんか、やっぱあの人ってめちゃくちゃ頭いいんですよね、マリー・マンソンって。
それは何かっていうと、ものすごい自分を客観的に見れるっていうのは、ジャーナリスト的な視点がちゃんとあるっていうところで、
自分をジャーナリストの自分、アーティストマリー・リン・マンソンをジャーナリストブライアン・ワーナーが見てるんですよね。
そこの客観性があるっていうのがマリー・リン・マンソンの凄さなんですよ。
なるほどなるほど。
そこまで客観的に見れるアーティストってほぼいないんですよ。
やっぱアーティストってすごい主体性だし、主観的なものなんですよね。
俺はこれが表現したいっていう、自分はこれを表現すべきだっていうのがほぼほぼでやるのがアーティストなんですけど、マリー・リン・マンソンってすごい俯瞰してみる視点があるんですよ。
ジャーナリストブライアン・ワーナーがアーティストマリー・リン・マンソンを常に監視してるみたいな。
33:04
それが松本秀人なんですよ。
そうですね。僕も今それ思ってました。
アーティストの秀を少年松本秀人がずっと見てるっていうね、ここの共通性ですよ。
なるほど。
あのアーティスト秀とマリー・リン・マンソンの共通性ってそこなんですよ。
なるほどな。
表現してる自分を俯瞰してる自分が常に見てるという。
だからこそ広くこうした方が広く人々に伝わるだろうっていうのを結構やるんですよね、秀もマリー・リン・マンソンも。
アーティストとしてのエゴが全開だとすごい狭い部分に刺さるかもしれないけど広く理解されないだろうっていうのを、
その俯瞰で見てる自分が制御するんですよね。
だからこそめちゃくちゃ売れたんですよ。
マリー・リン・マンソンはやっぱめちゃくちゃ売れてるじゃないですか。
世界的なロックの歴史上でもめちゃくちゃ売れてるアーティストだし。
アーティスト秀、ソロアーティストと秀っていうのはもうソロ、ロックのソロとしてめちゃくちゃ売れてるわけですよね。
そこの共通性はなんか俯瞰して見てる自分がいるよねっていうところですごい共通性を感じますよねっていう。
なるほど。
なんかその客観的にもう一人の自分を見るみたいなのがメカニカルアニマルズとかのコンセプトそんな感じじゃないですか。
そうだね、あれも作り上げてるもんね、その内側に。
そうそう、あるキャラクターを客観的に見てるみたいな部分も。
それをいろいろテーマ変えて常にやってるってことなんだね。
マンソン、そんな感じで音楽雑誌で記事書いたりとかしてて、トレント・レズナーとの出会いもそのインタビューがきっかけなんですよね。
そうなんだ。
マンソンがその記者としてトレントをインタビューしたことが出会い。
えー。
そっから交流が始まってるっていう。
そのインタビューしてた時はマンソンはまだ全然音楽活動はしてなかったの?その時。
いや、してんじゃないのかな。
しつつそういう。
それがどれくらいの何年かはちょっとわかんないんだけど、トレントとにインタビューしたみたいなのが。
36:02
ただ、マンソン自身は1989年にマリリン・マンソン&ザ・スプーキー・キッズっていうバンドを結成してるんで。
はいはいはいはい。
それがだから20歳ってことだよね。
うんうんうんうん。
20歳なんで。
そうかそうか。
でもきっとインタビューとかしてるっていうのは割とね、普通に働いてるわけだから、20歳過ぎてる可能性は結構高い。
まあ音楽活動はやっぱりしてるんだね。
そうだね。
で、1992年にそのバンドをマリリン・マンソンっていう名前に改名してる。
うーん。
で、92年にナインチネイルズのゲイブアップってビデオ出てますもんね。
あー、マンソンがね。
つけるやつね。
ギター弾いてますよね。
眉毛があるマンソンがね。
眉毛があるマンソン。
だからそれを考えると、やっぱバンドはやってるんだと思うんですよ。
バンドもやりつつ、そういう記者でミュージシャンにインタビューしたりとかもして。
まあそれだったら確かにね、そこで意気投合してみたいなことも結構ありそうだね。
うん。そこで多分トレンドレズナーも面白いなと思って。
え、音楽やってんの?みたいな。
で、そこからそういうビデオも出たりとかもありつつですけど、
94年の7月にナッシングレーベルから
Portrait of an American Familyっていうマリー・マンソンのファーストアルバムがリリースされてると。
94年7月ですね。
94年はダウンワードスパイラルも出た年ですけど。
ダウンワードスパイラル。
出た年にマンソンはようやくあのファーストアルバムを出してると。
クソBQRの名前。
あれは本当妄想ですよね。
この時点では格の違いが明らかなんだよな。
ダウンワードスパイラルとPortrait of an American Familyは
やっぱりマリー・リー・マンソンはこの時点ではBQなんですよ、やっぱり。
で、ソ連とレズナーナインチネールズってもう
芸術の最高峰たるものをやってるんだよな、あそこで。
格が違うよねっていう。
それがやっぱり2、3年で縮まるじゃないですかっていうね。
39:03
確かに。
その2年後にアンチクライスとスーパースターになってる。
それはトレントの力もあるんだけど、そこはね。
そこはトレントの力もあるんだけど。
4、5年の間にやっぱりトレントから離れてメカニカルアニマルズっていうのを
マリー・リー・マンソンの裁量として
俺はこれだっていうのをやっぱり表現してたらすごい成長度はいいですよね。
そうですね。
マンソン的にはその次の年ですね、95年の10月に
スメルズ・ライク・チルドレンっていうやつを出していて、
この中にスイート・ドリームズが入ってて、
これはカバーですけど、
ここでわりと注目を浴びたみたいな感じですね。
これでブリークスさんだもんね。
ユーリズミクスのカバーですよね。
そうですね。
これがすごかったよねっていう。
ここでそのすごい注目を集めた中での
次の1年後のアンティーク・ライスト・スーパースターってことになりますね。
96年10月。
確かにここのアルバムのジャケットの雰囲気とかの変化はすごいですよね。
ここの変化は。
確かに。
だいぶ路線変更してきたなって。
だいぶなんか突き抜けた感はあるよね。
B級感はまだあるはあるんだけど、質が変わったというかね。
アンティーク・ライスト・スーパースターはやっぱすごい話題になったというか、
売れたし話題にもなったんですよね、反応として。
アンティーク・ライスト・スーパースターを出して、トレント・レズナーとは決別して、
メカニカル・アニマルズに進んでいくわけですけど。
ここでメカニカル・アニマルズでトレント・レズナーから離れたっていうのも、
マリリン・マンソンってすげークレバーなんだなーっていうのは思うですよね。
アンティーク・ライスト・スーパースターでトレント・レズナーのサウンドメイキング術とか、
そこを取り入れて。
それ以前のマリリン・マンソンってB級なんですよ。B級ホラーなんですけど。
42:02
でもアンティーク・ライストの時点でトレント・レズナーの方法論を取り入れることによって、
すごいシリアスな表現というのを自分に取り入れちゃう。
ガチホラーになる。
ガチホラーになるじゃないですか、あそこで。
で、俺、メカニカル・アニマルズでトレント・レズナーから離れたっていうのを聞いて、
マリリン・マンソンここでダメになるだろうと思ったんですよ。正直言うと。
トレント・レズナーのあの音楽性があってこそのマリリン・マンソンのシリアスさとか表現の芸術さとか、
そういうのが担保されてるんじゃないの?と思ったんですけど。
でも蓋を開けてみると、メカニカル・アニマルズってそのすごい幅広さが出るんですよね。
マリリン・マンソンってこんな幅広い表現持ってたんだっていう。
だからあそこでトレントから離れたっていうのは、やっぱマリリン・マンソンってすげえ頭いいんだなっていうか。
やっぱマンソン自身のセンスがやっぱりいいんでしょうね。
ゴールデン・エイジ・オブ・グロテスクって他のメンバーが割とメンバーチェンジしてみたいな。
あのアルバムってそんな感じじゃなかったっけ?
あそこでジョーディ・ホワイトが離れてんじゃなかった。
羽田美ですがいなくて。
結構割とコンポーザーとして活躍してたメンバーが抜けたけど、
でもそれでもこんなめちゃくちゃいいアルバム作れるっていうか、
マンソン自身のセンスもなかなか持ってんだなっていう。
なんかね旗から見ると、外から見るとそこを外しちゃうと成り立たないんじゃないですかって思っちゃうんですけど、
でもなんかそれが正解なんだよな、マリリン・マンソンってっていうのを、
あの人はずっと選んでるよねっていう感じはするかな。
そこ力がめちゃくちゃある。
めちゃくちゃ頭いいんだろうな、あの人は、ブライアンはなって。
常に自分に何が必要かとか、自分にはこれは必要ないっていうのを、
すごい冷静に取捨選択してるのかなっていうのは思いますよね。
それでトレント・レズナーと離れて、メカニカル・アニマルズ作っていくわけですけど、
ここで結構ビリー・コーガンが相談役として役割果たしてるんですよね。
45:04
相談役ね。
スマパンの。
これなんか意外というか、この2人そんな仲良かったんだっていう感じなんですけど、
そのイメージはエヌドさん的にはありました?
全然ありましたというか、意外じゃないというか。
すごいヘビーなサウンドで、メロウなメロディーというか、繊細なものを表現するっていうところで、
やっぱりこの2人って、ニルバーナのカートコバンとかもそうなんですけど、
やっぱり共通するものがあるというか、共鳴してるものはあるだろうなと思うんですよね。
ナインチーネイルズのトレント・レズナーとかもそうですけど、
すげーヘビーなサウンドで繊細なものを表現するっていう。
そこでリリー・マンソンの方向性について、ビリー・コーガンが助言したっていうのは意外ではないかなというか。
やっぱりここでビリー・コーガンが自分のクリエイティビティに従って突き進むべきだみたいな助言をするんですよね。
やっぱりそれはビリー・コーガンすげーなみたいな。
確かにそうですね。
先輩なのかな?先輩だよね、たぶんね。
そこの年齢差どうなんですかね、確かに。
差ほどないと思うんですけど。
年は2つ上ぐらいですね、ビリー・コーガンが。
ちょっとだけスマファンの方が、ビリー・コーガンの方が年上というか先輩だと思うんですけど、
そこでちゃんとビリー・コーガンが方向性を指し示してあげたっていうのはすごいですよね。
いいですね、マリリー・マンソン、いろんな先輩にアドバイスを受けた。
先輩というか恵まれてるよね、マリリー。
ドレスナーとかビリー・コーガンとかキレイとかさ。
すごいですよね。
やっぱりそんだけ恵まれないと、やっぱりマリリー・マンソンってすごい素晴らしいキャリア築いてると思うんですよね、ロックの歴史の中で。
それっていうのは自分一人の力ではないというか、やっぱりそういう素晴らしい導きがあった上で築かれたキャリアだと思うので、
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そこが見えるのが、ここでビリー・コーガンが。
ここでビリー・コーガンが?
ビリー・コーガンが!みたいな。お前かい!お前こんなハゲみたいだね。
このハゲがなーって。
ここで。
そこにこうやって座ってマリリー・マンソンを食い込めてるというか、そういう立ち位置。
素直に効くんだよ、マリリー・マンソンって。
それが多分大事な要素なんだろうなって、結果的に。
ちゃんと吸収して出るんですね。
そうそうそうそう。ちゃんと取り入れられるっていうか。
これは俺にとって有益だと、素晴らしい助言をもらったっていうのを、やっぱりマリリー・マンソン自体がね、そういう判断できてるんだと思うし、
それを取り入れた上での表現を音楽的にしていってるんだよなーっていう。
だからやっぱ頭いいよね、マリリー・マンソンねっていう感じは印象を受けますね。
ちなみにこの時のビリー・コーガンってどういう時期かっていうと、アドアぐらいじゃない?
そうそうそう。アドア。
アドバイスしたときは、ああ、アドア。
なるほどね。
ジミー・チェンバレンが離れちゃった時期だよね。
そう。
メカニカル・アニマルズの3ヶ月前にアドアが出てますね。同じ年の。
ビリー・コーガン的に言うと、お前これやりたくないの?って思うんですけど。
そうですね。質感結構近いですもんね。
このラウドロック前世紀において、スマファンがすごいアコースティックなアルバムじゃないですか、アドアって。
これをやらざるを得なかったのは可哀想だなと思うし。
そこにおいてマリリー・マンソンがメカニカル・アニマルズっていう、ヘビーさと音楽性の多彩さというのを両方兼ね備えたアルバムを出してたっていうのは、
ビリー・コーガン的な中、お前の方が上手くいってたなみたいな。
お前いいなって羨ましいなって思ったんじゃないかな。
ビリー・コーガンの気持ちも分かるというか。
面白いですね。
マンソンに確かに、お前恵まれてるんだからこういう風にやれよって言いたくなりそうな気持ちはちょっと分かりますね。
これをやり遂げろよって。
俺だって何やりたかったんだけど。
なるほどなー。
そんな感じで、メカニカル・アニマルズは、マイケル・ベイホーンが共同プロデュースで入ってますけど、
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この人もすごい大御所ですからね。母乳とか、僕ら的にわかりやすいところだと。
いろんな作品をプロデュースしているプロデューサーを迎えて、メカニカル・アニマルズを作って、
98年の9月にリリースしているというところですね。
ということで、ざっとマリリン・マンソンとどんな感じで活動をここまで、メカニカル・アニマルズのところまでやってきたかっていうところを見てきたので、
ここで区切って、次回はもっとメカニカル・アニマルズの曲と中身について見ていきたいと思います。
はい。
次回へ続きます。
52:24

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