1. 名盤ラジオ
  2. #59-1 BUCK-TICK『十三階は月..
2024-03-31 59:02

#59-1 BUCK-TICK『十三階は月光』特集!伝家の宝刀?表現者・櫻井敦司の転機とは?

BUCK-TICK『十三階は月光』特集!ゴシックは伝家の宝刀?BUCK-TICK初のコンセプトアルバムはどう誕生した?そして表現者・櫻井敦司の転機とは? (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 改めて向き合い『十三階は月光』を語る~今だから気付けたこのアルバムの恐ろしさとは?【名盤ラジオ #59-2】 https://youtu.be/ftEv8XCk44k 『十三階は月光』における道化師とは?コンセプトアルバムで際立つBUCK-TICKメンバーの尊い絆!【名盤ラジオ #59-3】 https://youtu.be/XjFF2dSYvVM 全ては今井寿の掌の上…『十三階は月光』~BUCK-TICK流!“ガチ”ゴシックの魔力!【名盤ラジオ #59-4】 https://youtu.be/v9rZ3rH4WW8 キャリアを代表する1曲「ROMANCE」!~ダークな美しさの最高峰!好きポイントを語る!【名盤ラジオ #59-5】 https://youtu.be/i0Brcvtl2o0 -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- みんなで「バクチク現象-2023-」を語ろう!WOWOW放送後の生配信! https://youtube.com/live/4cZsE1h-9jo BUCK-TICK“今井寿 作詞曲”ランキング~好きな曲ベスト5!各曲のエピソードも交えて語り尽くす!【名盤ラジオ 番外編#44】 https://youtu.be/FwB-JbzMg6k BUCK-TICK“星野英彦 作曲”ランキング~好きな曲ベスト5!櫻井敦司の魅力を再発見!【名盤ラジオ 番外編#40】 https://youtu.be/KdKKGa4HKA4 ※『異空』特集 何が凄い?BUCK-TICK『異空 -IZORA-』に大興奮した理由とは?「最新作が最高傑作」をまた証明!【名盤ラジオ #44-1】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 名盤を確信!『異空』序盤曲を語る!~「さよならシェルター」のバイオリンで見えた情景とは?【名盤ラジオ #44-2】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 『異空』中盤曲!更にディープな世界へ…「太陽とイカロス」が転換点!?アルバムストーリーに驚きの新説登場!【名盤ラジオ #44-3】 https://youtu.be/3hIwwCg9QWw 続・『異空』考察!“無限のLOOP”へ…アルバム終盤曲+総括【名盤ラジオ #44-4】 https://youtu.be/RPRFnCrnF4k ※異空ツアーの感想 BUCK-TICKライブ 異空ツアーの感想!総合芸術なROCK SHOW!表現者・櫻井敦司と音で支える職人集団!【名盤ラジオ 番外編#33】 https://youtu.be/P7we-zWodHA ※過去のBUCK-TICK特集↓ ■『狂った太陽』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmnLlxlWbrrj1ANVXlNkXuy ■『darker than darkness ‐style93‐』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnntc1iPoiDlLbNSV5vs-d3E ■『Six/Nine』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnd7_6Q8aZRnedQKGsQZ5jU ■『COSMOS』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnna_mRvvsCVkZzKlwuWuyZc ■『SEXY STREAM LINER』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnltvxtjauU19Y1eRM1d2_Kg ■『ONE LIFE,ONE DEATH』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlC9jhJ7A2pzcZJP8Rs8hbUares ■『極東 I LOVE YOU』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnjlUokA7QHOupPZfssz9No ■『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkceyJvapDOG6EENtzMG5cD ■『Mona Lisa OVERDRIVE』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkcuBpDmCrdEq9DiI5QEJ3b 『十三階は月光』/BUCK-TICK 1. ENTER CLOWN 2. 降臨 3. 道化師A 4. Cabaret 5. 異人の夜 6. CLOWN LOVES Senorita 7. Goblin 8. ALIVE 9. 月蝕 10. Lullaby II 11. DOLL 12. Passion 13. 13秒 14. ROMANCE -Incubo- 15. seraphim 16. 夢魔 - The Nightmare 17. DIABOLO -Lucifer- 18. WHO’S CLOWN? 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3UUxJhE ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/4CAEeeBmQOlvbE65my8XIi?si=8Duei72WSLCRVFLGwgpiOg ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/%E5%8D%81%E4%B8%89%E9%9A%8E%E3%81%AF%E6%9C%88%E5%85%89/1535991467 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながらいろいろと語っていきます。
タクヤです。今回もよろしくお願いします。
こんにちは、こんばんは、NZOです。
こんばんは、Hiekiです。よろしくお願いします。
はい、今回は、59枚目のアルバム、BUCK-TICKのお時間です。
おおーい。
来ましたね。
来ましたよ。
今回は久々のBUCK-TICKのお時間、十三階は月光を取り上げていきたいと思います。
おおーい。
BUCK-TICKはね、順番にアルバムやってますけど、前回はモナリザオーバードライブやったので、その次のアルバムってことですけど。
2005年4月6日発売、十三階は月光。
うーん。
モナリザは何年だったんでしたっけ?
モナリザは2003年2月13日なので、
おお、2年ぶりの。
まる2年以上空いてるんだよね。
なかなか空いた感じですかね、BUCK-TICKにしては。
BUCK-TICKにしては。
これはここまでのBUCK-TICKにしては、まあ空いてるよね。
Xだったら超早いですけどね。
もうみたいな。
シングルが出るペースぐらいですか?
そうですね。
そうですね。
まあ十三階は月光ということですけど、どうですかね、このアルバムは。
このアルバムですか。
このアルバム出るときに事前のアナウンスみたいなので、
今回のアルバムはBUCK-TICK初のコンセプトアルバムで、
テーマはゴシックみたいなのがあったんですよね、事前情報として。
なるほどなるほど。
それ見たときにすごい期待したんですよね。
BUCK-TICKでコンセプトアルバムで初の。
BUCK-TICKって元々割とコンセプチュアルではあるバンドだし、
コンセプトアルバムやってなかったんだっていうのも意外と言えば意外だったんですけど。
そうですね。確かになんだかんだアルバムごとに一貫性みたいなのがありますよね。
ありますよね。それをあえて今回はコンセプトアルバムですよというのがあって、
03:06
テーマはゴシックみたいな。
ゴシックと言えばBUCK-TICKはお手のものじゃないかみたいなイメージがありますし、
だからいよいよついに殿下の宝刀を抜いてきたかみたいな期待感。
なるほど。殿下の宝刀的な感じの。
コンセプトアルバムでゴシックで、いよいよお得意の宝刀を抜いてきましたかという期待感もありつつ、
前回のモナリー・ザ・オーバードライブの時もちょっと言ったかもしれないですけど、
結構自分がBUCK-TICKに期待するというか、BUCK-TICKの面白いところとして認識している、
何をやってくるかわかんない面白さとか、
あとはアルバムの中でのバラエティ豊かさ。こんな曲をやった次にはこんな曲来ちゃうの?みたいな。
そういうところに結構面白さを感じてたので、
方向性的にある一つの方向性に定まっちゃうと、そういう面白さがそがれちゃうんじゃないかみたいな不安感もありつつみたいな。
リリース前からちょっとなんとなく。
どっちに転ぶかみたいな。
みたいなのは思ってた記憶がありますね。
ちなみに今の話聞いてて面白いなと思ったのは、
BUCK-TICKにゴシック、殿下の宝刀っていうのって、
多分当時の自分意外となかった気がするんですけど、
どの辺でそれって感じてたもんなんですかね?
当時?
それはもうなんか、あのバンドが持ってる雰囲気というか、見た目の部分とか。
ダークさみたいな。
ダークで。
なんかあれですかね、悪の花とかのジャケットとかの雰囲気とか。
悪の花はわかる。デカダンス的な。
悪の花は確かにな。
それ以降って意外とないかなっていうか。
06:00
それ以降はないですね。
あんまりその、中性感とかもあんまないし。
どっちかっていうとレトロフューチャーとか未来系のほうがどっちかっていうとイメージだったんで。
そうですね、デジタル的な。
どの辺なんだろうなっていう。
だからなんかまさに自分は名番ラジオで狂った太陽から、狂った太陽以降やってきてるから、ゴシックイメージは確かに全然なくて。
今回のアルバムはむしろ、こんな風になったんだみたいな。
今度はこういう感じなんだみたいな。そういう捉え方でした。
とはいえ、にじみ出るものはわかる気はするんですけど。
漠然としたイメージというか、特に桜井篤のあれですけど、ゴシックの人だよねみたいな。
だからその、ちゃんとその個々のアルバムで音楽性で見るとゴシックってやってないなそういえばみたいなのはあるんですけど、漠然としたイメージですね。
これもう絶対的に得意じゃんっていう。
それもわかる。
それをあえて全面に押し出して、じゃあ今回やりますよという。
ところでなんか、いよいよやりますかと。
いかのモード抜きますかみたいなのを僕は感じたんですけど、そのイメージはないっていうのもわかるなすごく。
音楽的に言えばね、やってないですもんね。
そうですね。自分がリアルタイムで好きになって聴き始めたのはまさにグラマラスとかワンライフワンレスあたりからなんで。
そっから近いところから遡ったりとかするとまさにデジタルでいろいろやってる頃だったりするんで。
どっちかっていうとそういうイメージの方が強かったりはしてましたけどね。
もちろん悪の花のああいうイメージとかもわかりつつですね。
僕とえんぞうさんは、当時このアルバムが出る2005年より前、曲とI love youの頃から一緒にバクチクのライブ行ったりとか。
ワンライフワンレス最高ですよねとか、曲とI love youとかモナリザオーバードライブ出ますねとかそういう話をまさにしてた中でこの13回月光も出たわけですけど。
09:09
そういう今の出る次はコンセプトアルバムかっていうところで、実際出てどうだったかっていうところですけど。
どうでした?
パクはコンセプトアルバム次はそうらしいぞみたいな時の期待感みたいなところはどうだったの?
期待感どうだろうな。
ロマンスっていう最初の先行シングルは好きで。
シングル出てそれ聞いたときは、いいじゃんいいじゃんっていう。
ロマンス、1曲目のそのロマンスはなんかいいねってシングルっぽくていいねって感じで。
カップリングのディアボロがアルバムにも入ってますけど、これは割とそういう感じかっていう感じはあったかな、その時点で。
なるほど。確かに結構雰囲気的に。カップリングのディアボロはアルバムバージョンと割と似てるんですか?アレンジというか。
そんなに違わないんじゃないかな。
じゃあ印象的には違うと思うけど。
なるほどなるほど。ディアボロはだいぶ変臨を見据えてた。
アルバムをそんな中で聞いて、正直言うとあんまりわからなかったので。
そんなにその当時聞き込まずにって感じではありましたね。
なんかそういう感じかーって。
そういう感じかー。
正直に言うと。
いまいちだなーみたいな。
聞き込んでないってのはそういうことなのかもしれない。
曲数も多いしね、結構。
結構ね、それで言うとそのタイミング、自分の中でのタイミングと音楽的趣向みたいなところに合わなかったっていうのが明確な理由だと思うんですけど。
自分としてはやっぱりもっと打ち込み系とかに行ってほしかったんですよね。
期待してた。
むしろそっちの方にってことね。
12:03
好みがやっぱりそういう風になってたんで、20代の半ばぐらいになると。
そういう、もうちょっと世界観的にもちょうど少し大人になってるというか。
この頃ってどの辺にはまってた時期?
結構エレクトロニカとかにはまってた頃かな。
レディオヘッドのキッドA以降のあれじゃないですか?
ポストロックエレクトロニカの流れ?
そういうので。
ムームとか?
ムームとかアルバムリーフとか多分聴いてた頃なんだよ。
その辺結構確かにそういう時期的にはそういうタイミングだね。
モナリザオーバードライブとこの13回月光の間に、幻想の花っていうシングルを出していて。
アルバムには入ってないんですけど。
幻想の花っていうA面もすごい好きなんだけど、B面にノクターンっていう曲が入ってて。
それとかめっちゃ好きで。
あれはまさにエレクトロニカ風なテイスト。
そっちに行ってほしかったんですよね。
これこそバクチク、この路線次は期待してるぞみたいな。
好まってる方向性との。
わりとそっちを期待しすぎちゃったっていうのもあるかもしれない。勝手に自分が。
ここは起きてくれっていうね。
その中で結構生音回帰してますもんね。
そうなんだよね。音の質感が全然違うじゃん。
それ本当なんかちょっと後で、曲ごとの話の中でも言うかもしれないけど。
だいぶ生音回帰ですね。
いろんな音は使ってると思うんですね。
いろんな音は使ってるんだけど、でも使ってる音が全般的に生音?
なんていうか、古めかしくしてる。
そうそうそうそう。
世界観として、音も音作りも。
デジタル近未来系の音を一切排除してるっていうか、そういう音作りにしてないから。
そうなんですよね。デジタル近未来禁止してるよね。
禁止禁止。
15:02
デジタル近未来はね、ゴシックじゃないからね。
ピコピコさせようものなのもんね。
それが存在してない時代の音だから。
そうですね。宇宙船の中の雰囲気があんまりないですもんね。
遠藤さんの聞いた感触は当時どうだったんですか?リアルタイムで。
たぶん根本的に言うと、今のタクの言ったのとほとんど同じになると思うんですけど、
僕の印象で言うと、このコンセプト、ゴフィックっていうコンセプトに、その枠にはまりすぎてるなっていう。
なるほど。
やっぱ爆竹って何をやらかすのかわかんねえみたいなさ。
枠からはみれちゃうっていうか。
その既存のジャンルなり、音なりっていうのがあったなら、それをいかにズタズタに、それをおもちゃにしてオリジナルにしてしまうかみたいなところに結構面白さを感じてたので、
それで言うと、このアルバムはゴシックというコンセプトにはまっていってしまってるなっていう印象がすごく強くて。
そこでなんかね、いやーおもしろくないなって思っちゃったんですよね。
なんかもう、もっと予想だにしないところからゴシックを表現してくれてればみたいな。
そんな奏法があるのかっていうところではありますけど。
それはもう今タグが言ったのって、たぶん根本は同じだと思うんですけど、もっと遊んでほしかったみたいなのがありますね。
そうですね。
個人的なその音楽的指向にしても、僕もやっぱその当時はポストロック・エレクトロニカの方面に行ってたから、そっち強めの方が良かったとか。
あと結構近い時代のアルバムで、同じようなテイストのアルバムで、マリリン・マンソンがゴールデン・エイジ・オブ・グロテスクっていうすごいアルバムを出してて。
あれもすごいゴシックでっていう。
同じようなテイストなんですよね、世界観的に。
それでこんなすごいめちゃくちゃかっこいい、すごい破壊的で刺激的な音をやれるんだみたいなのを見せられてたので、
18:06
比較しちゃうじゃないんだけど、深い世界観のものとして、うーんってなっちゃったなっていうのもあります。
やっぱ同時期リリースのものってやっぱ影響相互にありますよね。比較しちゃうっていうか。
そうね。いろんな理由があって、僕もハマらなかったっていうアルバムなんですけどね。
結構世間的には割と売れてというか評価されてる感じなんですかね。
これはね、人気高いんですよね。
まずセールス的にも、この13回の月光は初登場4位で、COP5入りも久々なんですよね。
だからそっか、モナリザとか。
モナリザとか極東、アイラブユー、ワンライフワンですとかは、もうすごい低いんで。
うーん。
セールスもそうだし、我々が好きなやつね。悲しい。
でもセールスもそうだし、ネトラボでやってるアルバム人気ランキング。
これもね、2022年にやったやつだけど、13回月光6位なんだよね。
6位ってやっぱまあまあ高くて、爆竹のアルバムいっぱいあるから。
6位は上からいくとね、狂った太陽69No.0、タブー殺しの調べの次13回月光なんで。
まじか、そんな大きいんだ。
すごいですね。
ダークハザンダークネスとか悪の羽より上にいますからね。
我々が好きなワンライフワンですと15位、オナリザオーバードライブ22位、極東アイラブユー24位っていう。
だから時期感とか考えてもめちゃくちゃ高いんですよ、やっぱこれ。
高いね。
めちゃくちゃ上位ですね。
6位はすごいんだよ、人気が。
人気高いですね、本当確かに。
やっぱそのね、リアルタイムでハマった人がワンライフワンですくらいの時期にはもうなんか、いろいろな理由で離れて。
21:05
なんだけど、そういうメイン層が割と戻った時期なんじゃないですかね、これは。
悪の羽とかその辺ですごい、なんていうんですかね。
その辺の時期を中心にハマってた方が戻ってきて。
その辺でハマるじゃないですか、やっぱり。
メインターゲットというか。
人生のいろんな浮き沈みというか、劇があります。
サイクルがね。
サイクルがあって。
で、ワンライフワンですがその人気がないっていうのはそこでやっぱ自分の人生のサイクル的に自分の人生がね、いろいろあるからっていうところで、離れた人がちょっと一段落ついてまた爆竹って今どうなってるんだろうとか、ちょっと戻った時期なんじゃないかなと思うんですけどね。
そうですね。
それで言うと、僕らもたぶんこの13回は月光とかがちょうどね、社会人になったぐらいのアルバムだから、そういう意味ではそのサイクルでいくと割と。
ちょっとこう、あんまり聞けなくなってくる時期というか。
ちょっといろいろね、考え方とか環境変わってくるタイミングに重なってると思う。
なるほどね。
ちょっと世代ずれてるじゃないですか。
だからそのずれがちょっとっていう部分もあるとは思うんですけどね。
そうですね。
そんななんか音楽とかバンドばっか聞いてらんないよみたいな。
そういう時期が爆竹のメインターゲットの世代はワンライフワンデスで離れて、13回は月光ではありと戻ってくる時期であり。
で、もっと遅れてるから俺らは。
ワンライフワンデスで頂点を向いてて。
ちょっとずれてる感じなんですね。タイミング。
音楽となるとここら辺でちょっとそれどころでもないし、音楽的にもジャストではないしみたいな感じは見えてきますよね。
それは正直ありましたね。しょうがないというかね、自分のサイクル的に。
それでいくとめっちゃ自分はすごいフラットに多分。
そうだよね。
めっちゃフラットに聞いてますね、お二人とは違う意味でいくと。
今だし。今聞いてるから。
そういう意味ではね。
24:00
ラジオとともに爆竹を歩んでる。
だからそういう意味では凄い冷静に受け止めてるっていうか。
今回はこう来ましたかみたいな感じのところですね。
なんかこう来て欲しかったなみたいな感じもないし。
だからこれはこれで今回全然デジタルじゃないじゃないみたいな感じ。
なるほど。
なんだけど結構難解でしたね、今回のアルバムは。そうは言っても結構フラットなところから入ってるんですけど。
ストーリーを読み解くのはなかなかこれは難解な感じでしたね。
全貌がなかなか全然分かんなくて、何回聞いても最初の頃に。
今これアルバムのどの辺聞いてんだろうっていうのが全然よく分かんなくなるっていうのは最初聞いてた頃の初期のイメージですね。
なんかインストのエンタークラウンから始まりちょこちょこインタールード的に入ってくるやつが似てるのかそういうのが入ってくるじゃないですか。
あれまた戻ったみたいな感じの。
それで今どこか分かんなくなるし、あと結構自分は聞くときにリピートで何回も何回もずっとぐるぐる聞いてるから、最後と最初でまた似たような曲が流れるのも。
流れをつかむのがちょっと難しかったですね。
それはなんか結構ね、やっぱ爆竹ってコンセプシュアルでありながらも一曲一曲が結構経ってるんですよね。これまでのアルバム。
今までのそうですね。要所要所ですごい山があり、ここでこう変わっちゃうのみたいなところもあり。
コンセプシャルであるんだけどコンセプトアルバムではないっていうのはすごいわかるなというか。
そうですね。
一曲ずつの個性がすごい強いし、そこでバラエティ豊かな配置もされてるしっていうのが今までのアルバムであったんだけど、
このアルバムってコンセプトアルバムとして一曲一曲がアルバムのための曲になってる曲が多いというか、
個々の楽曲がそんなに個性が立ってないんだよなっていうのは感じるところではありますね。
なんとなくなんか縛りみたいな感じのところ。
27:02
結構ガッチリした曲なんだけど、アルバムの流れの繋ぎに感じちゃうみたいな曲が割と多いんですよね。
本当シングルになってる曲がバチンと立ってるんだけど、それ以外の曲がなんかどれもこれも繋ぎみたいになってるなっていうのは結構感じちゃうなーっていうのはありますね。
確かに。
今まではアルバム曲を持ち寄って結果的にコンセプチャルになってるけど、今回は目的としてコンセプトアルバムにしようっていう感じの曲になってるってことですよね。
先になんかそっちがありきで。
なるほど。
ここでこういう曲欲しいよねみたいなのを作ってる感みたいな、そういうところも。
そういうのはあったのかなと思いますけど。
じゃあなんでそういうゴシックなコンセプトで縛ったようなアルバムをバクチク、今久しぶりに作ったのかっていう話をね。
そうですよね、確かに。
作る必要があるなと思いますけど、そこはモナリザオーバードライブ以降のところで見ていくのがいいのかなと思いますけど。
モナリザオーバードライブ2003年2月に出して、その後ツアーをやってるんですよね。
ツアーをやった後、同じ年の12月にさっき少し触れましたけど、シングル幻想の花をリリースしてると。
その年末は恒例の武道館のザ・デイン・クエッションやって、2003年終わって。
2004年っていうのがね、バクチクのリリースがなしで、ソロ活動とかいろいろそういう活動をしてるんですよね。
ここがいろいろね、転機というか、なるわけですけど。
13回月光につながる話でいくと、ゴシックっていうテーマはモナリザオーバードライブのツアー中に今井さんが思い浮かんだらしくて。
なので、さっきの2003年のやってるツアーですね。そこで思いついて、大体アルバムのツアー中に次のアルバムのアイディアが出てくるらしいんですけど。
そんな感じで次はゴシックは良さそうだなみたいなのが出てきて、それを温めてましたと。
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ただ一方で、今井さんはルーシーっていう、木吉、秀友やってた木吉と、あとドラムの方と3人でルーシーっていうバンドをやって、それをやるのが2004年決まりましたと。
ルーシーはルーシーで、ロッカロリカとかっていうアルバムとかを出して。その活動があるんで、半年以上は2004年爆竹動かないよっていうところで、桜井篤氏もソロどうですかっていう感じの話になったと。
っていうので、思い越しが動いて桜井さんもソロをやったと。
思い越しが。
桜井さんもアルバム出して、ライブもやって、そのライブを今井さんが見に行って。
で、あっちゃんのソロは他のいろんな人が曲を書いてるんで、そのライブとか見ながら、みんな桜井に色をつけてる、自由にやってるなーって思ったけど、ちょっとなんかブレてるなーみたいな印象をね、今井さんは受けましたと。
俺だったらこうするのになーってライブ見ながらずっと考えてたと。
っていうところで、温めてたゴシックってアイディアと結びついたらしいんですよね。
桜井さんのソロは結構ゴシック色が強かったりしちゃうんですか?
そんなにガチガチゴシックって感じでもないですよね。
たぶんそこで強くないでブレてるって見えるんですよ。
それがさっき俺が言ったゴシックが殿下の方と抜いてきたっていうのは、たぶんその桜井敦史のイメージなんですよ。
同じだと思いますよ、見えてるビジョンが。
じゃあ桜井敦史をちょっと活かしてみようと思ったらゴシックが出てきたっていう。
で、それって爆竹では要素としてはあるけど、がっつりとやってない部分だしっていうところで、じゃあちょっともうガッとやっちまおう。
一応やるかとここでちょっと。
結構桜井敦史ありきだったのかもしれないですね。
そうですよね。
おじいちゃんがそのソロをやったっていう部分で、そこに感化されてという。
33:03
そうですね。
俺がもっと桜井敦史を生きてやるっていう。
俺だったらこうする。
もっとこうしたらブレナディで桜井敦史の魅力を伝えられるじゃん。
やったのがこのアルバムなのかもしれないですね。
爆竹的にも結構チャレンジっていうか、実験的なっちゃ実験的なというか。
なりたちが言ってみれば、そういうあっちゃんをっていうところが少なからず今井さんにはあるわけだから。
それは今までのアルバムとは違うよねっていう。
そこでこの僕とかタクがハマらなかったっていうのもわかるなっていう。
やっぱ音的に言うと今井さんの自由なイマジネーションとかビジョンが面白いよねって。
爆竹ってそこだよねっていうのを多分見てて。
その今井さんが桜井敦史にすごいフォーカスして作ると、そこの枠に囚われすぎてるじゃんみたいに見えちゃうみたいな。
それは爆竹の魅力ではないっていうか。
俺が面白かったのはそこじゃないんだみたいな。
そうですね。今井さん色が。
やっぱり今井久志の自由なイマジネーションなんですよ。
そこに桜井敦史が合わせていくというか、これが面白いんだよなっていうのが個人的にはあったので。
爆竹でそれをやられると、うーんってなっちゃう。
ゴシックっていうテーマとか、あっちゃんフォーカスっていうところで言うとザ・モータルっていうバンドがあるんですけど、
これはまさにあっちゃんがボーカルで、ものすごいゴシックっていうテーマのバンド、もっと後のバンドですけど、2015年とかに出してるんで。
それはめちゃくちゃ面白いんですよ。
俺これ聞いてぶった曲げたぐらいすごいバンドだしすごいアルバムなんだけど。
そこのなんか違いというか。
そこってなんすかね。
わかるな。モータル僕も好きなんだよな。
同じゴシックを目指した。
で、ボーカルも桜井さん。
ボーカルも同じなんだけど、でもなんかね、違うんだよっていう。
そこってなんかあれなんですかね。桜井さんの成長というか、そういうとこもあったりするんですか。
36:05
13回の頃は桜井さん自身、戸惑いみたいなのがあったりしたのか。
ゴシックっていうイメージはあるけど、別に桜井さん自身がどうだったのかなっていうのはちょっとわかんないですけど。
ゴシックが好き好きみたいな感じのところがあったのか。
モータルの比較とかとはちょっと違っちゃうけど、13回はこの頃のあっちゃんがどうだったかっていう話でいくと、
まず次はゴシックっていうテーマになった時に、あっちゃんはもうちょっとテンション上がってたっていう。
本人はね、意外。
乗り気、乗り気、意外、意外な。
意外と思いつつ、桜井さんから見るとちょっとテンション上がってたなっていう風には言われてて。
なるほどなるほど。
でもやっぱ自分的には得意だから、作詞に関してもすごい楽しくできましたみたいなことはね、インタビューとかでも言ってるから。
そういうだから自覚はあるっていうか。
なるほど。
まあね、桜井篤、見たらやっぱゴシックって思うし。
そうですね。
まあだからそこはね、みんなそういう認識はあったってことですよね。少なくともその爆竹に対してっていうよりは桜井篤っていうボーカリストに対しては当時もそういう認識は持っていたということなんでしょう。
だからあっちゃん的に言えば、桜井さんが自分に合わせてきてくれたというか、自分の得意技だと思うんですよね、ああいう。
ダークで大背的で単微的でゴシックでっていう世界観は。
そこに思いっきりフォーカスしてきてくれたっていうところでテンション上がるっていうのもすごいわかるし。
で、そのやっぱ爆竹ファンの人気が高いっていうのもめちゃくちゃわかるんですよね。
やっぱあっちゃんがこれをやったらファンはみんな嬉しいよねっていうのもわかる。
あっちゃんが生き生きしてるわけですかね。
確かにそれは嬉しいですよね、みんな。
やっぱね、桜井篤次、要するに爆竹がゴシックをやるって言ったら本にも周りもテンションが上がる。
それはさっきも自分的にもそうなんですよ、やっぱ殿下の方と抜いてきたなっていうのはまさにそこを使ってきたかっていうところで期待感が上がったっていう。
39:15
そうですね。
実際その出てきた音を聞くと、おいおいみたいな。
そこの枠にはまりすぎだったなみたいなのが個人的な好みなんですけどね、完全に。
ファンはこれは喜ぶよねっていうのはわかるし。
わかるわかる。
やってる方も多分楽しいと思うしっていう。
でもすごく、やっぱりここが爆竹全体で見てもそうだし桜井篤次っていうボーカリストで見てもすごく転機だったと思うんですよね。
行ってみればここでゴシックっていう型を手に入れたというか。
結構それまでの表現形態としての。
それまでの桜井篤次って基本的にはもう俺はダメだ、ダメだっていうのをずっと歌詞にぶつけてもがいてきた人だと思うんですよね。
はいはいはい。
だから歌詞を書くには毎回毎回自分と向き合わないといけないっていう。
それをアップデートして積み重ねていくんじゃなくて、毎アルバムごとにやり直すっていう。
だからまあしんどいっていう。
ただここでもう一つ得意なところでやったっていうのもあるかもしれないですけど、
この時期になると、闇を背負うことをいい意味で行ってみれば演じられるようになってきたっていう。
一つの芸として消化させられるようになってきたっていう。
桜井篤次を演じるみたいな形を取れるようになってきて、
そのような表現をどんどんスキルとして上乗せできるようになっていったのが、この2000年代入った後の桜井篤次っていう。
そういう話を、その話自体は桜井篤次っていう音楽と人の別冊、
こないだ出たやつの編集長対談で言ってた話なんですけど、
それを読んですごいなるほどなって思ったんですよね。
ここでゴシックの型を手に入れて、桜井篤次を演じることができるようになったっていう。
そういう方法論を身につけたのがここっていう。
42:02
なるほどね。成長の一つの。
それが面白くないんだよ。
僕はだから、もがいてた桜井篤次が好きだったのかなって思ったんですよ、それ見て。
そうなんだよ。俺もそうだな。
もがいてもがいて、死ぬほど苦しんでくれっていうことなんですよ。
そこで得意な型を手に入れて、水を得た魚のように生き生きとしたら、それは面白くないんだっていう。
ね、酷な言い方ですけど。
そうなんだよな。
僕はそうなんだよ。やっぱりもう、だって6ix9ineとか最高じゃん。
そうですね。
でもあれってやってる方はもう最悪じゃん。
そこがやっぱね、やってる方と聞いてる方の違いですよね。
そうですね。
やっぱアートってそういうものだと思うんですよ。
やっぱやってる本人がもう死ぬほど辛くて苦しくて、こんなことやりたくねえっていうのは見てる方からしたら面白いんだよね。
そこにこそなんか救いを感じるし。
そうですね。
それがなんかほんとアートだなっていうか、僕も俺も私も感じてる苦しさをお前が表現してくれる、ここに共感するんですよ、アートっていうのは。
そうなんですよね。
これは俺得意だよ、楽しいよってそこを見ても楽しくないんだよみたいな。
それがね、やっぱうつ病診断されるぐらいの6ix9ineで来るものとね、13回は月光の作詞の作業は全体的には楽しかったですよっていう。
そうだよ、楽しんだって楽しくないんだよ俺は。
そんなものを聞いちゃってっていうのがあるんですよ、やっぱどうしても。
特にやっぱこういうアーティスト、櫻井さんみたいなアーティストに求めるのは、これほど苦しんでくれみたいなところがあるんですよ。
何かを演じてるっていうよりは自身から溢れ出てくるものを表現する。
生身のお前のこの生きてる苦しさを感じさせてくれと、そこに共感するんだ俺はみたいなのがあるんですよね。
ものすごい残酷な言い方なんですけど。
いや、そうだと思います、本当に。
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でもだからこそ尊敬するんですよ、アーティストに対して。
生きてて楽しい、生まれてきて嬉しい、生んでくれてありがとうみたいな、そんなのてらいなくやられても俺は何の楽しくもないんだよ、そんな。
そんな芸術、芸術じゃねえよそんなのはみたいなさ。
これだけ生きるのが苦しいっていうのを見せてくれるのがアーティストです。
だからこそ尊敬するんですよっていうのがありますよね。
同感、同感です。
水を得た魚になっちゃったあっちゃんは、違うんだよ、面白くないんだよってなっちゃうんですよ。申し訳ないですけどね。
そうなんですよね。
大変久しのこの自由奔放なこの中で苦しんでくれみたいな、あっちゃんは。
確かに確かに。
これが俺は楽しんだみたいな。
そうですね。
構図としてはそういうことですよね。
構図としては。
ひどいよねもう、ひどいよね。
ひどいんだけど、俺が信じてたんだ。
でもそれが好きなんだ。
好きなものはしょうがないですよね。
俺が好きなんだから。
俺が真実なんだ。
それを好きになっちゃったんですもんね。
それを見せてくれるからこそ好きなんだし、尊敬する。
まぎりなく出ずみな俺をね、見せてくれるっていう、あなたが好きなんだっていうのがどうしてもあるんで。
今井さんが僕に会わせてきてくれてなんか嬉しい、楽しいみたいな、そんなあなたを見たくないんだみたいな。
言いすぎですけどこれは。
まあでも、13回月光だから僕たちにとってはちょっとそういうアルバムになっちゃってるっていうのはありますよね。
言ってみれば、今井さんもちょっと肩にはまって、ゴシックっていうところに、言葉悪いけどちょっととらわれて自由さがなくなってるっていうふうに僕らはちょっと見えちゃってるところもあるし、
あっちゃん的にもやっぱ得意なところに行ってるから、もがいてあがいてっていうところの魅力が薄れてしまっているっていう。
そうですね、そうなんです。
両方がちょっと。
そうなんですよ。音楽的にも。
あくまでも僕らから見てっていうところですけど。
見てなんですけど。
僕らが好きなバフチックとしての魅力が薄れてしまっているのは正直なところ。
そうなんですよね。
今井さんのサウンドも確かになんか、テルミンとかワーミーとかあんまり使ってないですよね、このアルバム。
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そんな近未来なものは存在してない時代の音楽。
存在してない時代の音楽。
だからこのアルバムは。
このアルバムはそうだね。誕生してない。
ワーミーペダルなんてものはないんだよ。
ピッチはあんなにグイーンなんだよね。
なるほどなぁ。
そういう意味ではやっぱりお二人の。
そこはすごいわかりますね、確かに。
そこはね、何度も言ってるけど好みであって。
そうだね。
この櫻井敦史っていう、ゴシックの型を得た櫻井敦史の表現力は本当に素晴らしいし、
それがどんどんこの時代から上がっていったのも間違いないし、
それは本当にちゃんと強調しておきたいところではあります。
そこにはまる人はやっぱり絶対はまるし。
櫻井敦史自体の魅力もそこで発揮されてるから。
発揮されてる。
そうですね、やっぱりこれ以降の櫻井さんの表現形態とか見ても、
ここで確立された一つの型というか、一つのスタイルをもっと強化していくっていう方向性にいってるなぁと思うし。
それはここで得た一つの型と、それ以前の俺らが面白かった、もがいてもがいてみたいな部分と、
両方ハイブリッドしていくよね、これからみたいな。
そこがやっぱすごいとこなんですけど、あの人の。
得意な型を手に入れたからそっちに振り切っていくわけじゃなくて、
やっぱりいろんなことに傷ついて悩んでっていう自分を表現していくっていうのもちゃんとやっていくというか、
そこを上手く融合させていくんですよね、これ以降。
それの究極形態がイゾラだと思うし。
そうですね。
だからこそ俺はあれにめちゃくちゃ反応したんですよね。
俺はとんでもないすごい、歴史的名盤だっていうのは、やっぱそういうところに繋がっていくよなっていうのは思いますよね。
まさにまさに。
だからその過程の中ではやっぱり。
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過程の中で。
アルバムですね。
やっぱここを通ったからこそっていう。
必然というか、こういう道をたどったからあそこに行ったんだなっていうのを見てるとわかるよなっていうのは。
そうですね。
今こう見るとやっぱりそうなんですよね、全体の位置づけというか。
当時はこれが最新アルバムとして出てる状態だと、ここからどうなるかっていうのは未来は見えてない状態だから。
そういう意味では受け止め方はやっぱりちょっと今とはまた違うとこありますよね。
僕らの好みとは一旦別にして、表現者桜井敦史の表現力ってもうここからめちゃくちゃ上がってきますからね。
ここからすごい角度で行くから。
だから本当にそれはここは一つの転機になってるんだろうなって。
ライブとかでのパフォーマンスとかそういうところも含めて結構変わってってるって感じなんですかね。
そうだと思う。この13回月光のツアーはちょっと行ってないけど。
後で映像とかを見るとやっぱすごいもんね、この時のライブとか。
なんかアルバムのジャケットを改めて見てみると奥の方に座ってる人が太もも露出してるんですよね。
あの姿が桜井さんのライブでの衣装とかに似てるなーってちょっと。
後の。
後の、後の。
でもこういうのはやっぱあるんだろうね。本人の世界観に常に。
あるからこそね、やっぱりああいう。
太ももは出さなければならないというね。
そうそう。
ゴシックとは。
ゴシックとはそうなんですか。
ゴシックはね、太もも出さなきゃいけないんですよ。
ゴシックたるもの。
スギゾウにしてもさ、マリス・ミゼルのマナにしてもさ、やっぱゴシックを背負ってる人は太もも出さなきゃいけないんですよ。
ファンズボンを履かなきゃいけないんだよ。
各バンドの中のゴシック担当者。
ゴシック担当者がね、そう。
義務付けられてるんですね。
ファンズボンを履こうというね。
ファンズボンを。
足を晒そうと。
ここがゴシックだから。
このアルバムのジャケットの中でいうと、そのゴシック担当は奥に座ってる。太もも露出してる。
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ちゃんと出してるわけだ。
ゴシックって何かっつったら絶対領域だからね。
ゴシックイコール絶対領域だから。
ゴシック和訳で絶対領域。
失敗もね、やっぱり出さなきゃいけないんですよ。
なんかこのアルバムのジャケットの後ろの方に変態みたいなやついますよね。
変態?
本能を持ってる?
本能を持ってるやつ。
変態って。
変態みたいなやつが奥に。
上半身裸だけでしょ。
こんなやついたらさ、変態だと思うでしょ。
まあね。道にいたら怖いよね。
超怖いじゃんこれ。火振り回しながら上半身裸で。
これがゴシックなんですよ。
これがゴシック。
義務づけられる。
まあそんなとこですかね。ちょっといろいろなかなか正直ベースでちょっとお話しさせてもらいましたけど。
これは今までの爆竹界とはまた違った雰囲気の話になってきますね。
どうしてもリアルタイムで聞いてた聞いてないのサイクルはある。
そういうタイミングとしてのサイクルはあるっていうところと、好みのところ、何を爆竹に期待し、どこの部分に魅力を感じてたかっていうところとのちょっと差がね、やっぱあるっていうところは。
メーパーラジオ的には正直に言わないといけないかなと思って話をしてるところですが。
まあそうですね。爆竹っていうバンドをめちゃくちゃ好きな理由と、このアルバムにはまらなかった理由って同じなんですよね。自分の中では。
爆竹ってめちゃくちゃ好きだからこそこのアルバムにははまらないんだっていう、自分の中では一貫性があるんで。
一貫性はありますね。
そこを偽ることはできないっていうところを僕はこうですよっていうのを話しただけで。
爆竹のファンの方でそうでないがいっぱいいるというのも理解するし、このアルバムがファンに人気あるっていうのも理解できるし。
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これこそが爆竹ですよっていう人を別に否定するつもりは全くないし、それは人それぞれの好み。
これが爆竹の最大の魅力だし、これが一番良くないですかって言われたら、いや分かる分かる分かる、だと思うよって言うしね。
俺は違うけどって言うけど、でもその意見はすげえ分かるなって思うしね。
全然そのアルバムがこれはダメだとかではなく。
そこはしょうがないですね。ちょっと偽ることもできないので。
そこを偽ることは誠実ではないしね。
誠実ではない。
アートに対して、音楽に対して。
まあいろんな意見、見方、聞き方あると思うんで、ぜひね。
あなたはどう思いますかっていうのは、どう聞きましたかっていうのは、ぜひコメント欄にでも残してもらえると、ちょっと僕らも面白く読ませていただくのでね。
なんかすごい熱いコメントあるかもしれないですね。
まあなのでね、まあいろいろ語ってきましたけど、この13回月光、まあ何はともあれ曲を見ていこうって話ですよ。
そうですね。これどうなるんですかね。
実際どうなんだってところですね。
これ曲でどういう話になっていくんだこれは。
っていうところを次回からやっていければと思います。
次回ちょっと楽しみですね。
お楽しみに。
次回へ続きます。
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