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名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、Radioheadのパブロハニーを取り上げた話をしております。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
こんにちは、こんばんは、えるぞーです。
こんばんは、ひできです。よろしくお願いします。
はい、パブロハニーを語って3回目ですけど。
そうですね。
ようやくパブロハニーの話をし始めたぐらいなんですけどね。
そうですね。やっと曲の話をし始めたということですね。
曲の話をね、して。で、今回は来ましたよ。
クリープですよ、クリープ。2曲目クリープ。
来ましたね。いよいよラスボス。
2曲目にして。
2曲目。デビューアルバムだけどね。
でもね、Radioheadといえばっていう、いまだにというか。
今時点でもやっぱ、代表曲といえば何って言われたらクリープになるのかな。
結構人によって。
そうですね。
なんかクリープって言いたくない感じもありますけどね。
それはあれじゃん。バンド側が拒否してたカッコがあるから。
そうですね。
クリープって言ってやるのもなんか。
やっぱりそのバンドを崇拝してるファンからするとやっぱり。
でもやっぱりどうしてもここは避けて通れないというかね。
そうですね。確かに。
良くも悪くもではあるんだけど。
良くも悪くもってとこなんですかね。
ニルバーナのSmells Like Teen Spiritも同じで。
そうですね。
売れてしまったがゆえのっていうのはある。
バンド側の捉え方、本人の捉え方としてはいろいろあるんでしょうけど、やっぱこれは代表曲だからね。
それはもう間違いないですよね。否定しようがないというか。
否定しようがない。さすがに。
やっぱこの名番ラジオで取り上げるので改めて聞いてみてもやっぱこの曲は突出してるもん。
なんか纏ってるものがやっぱありますよね。
ちょっと違うなっていう雰囲気ありますもんね。
ある。ありますね。
それは本当に感じるなぁ。
イントロからしてグッと来ますもんね。
最初からね。確かに。
曲調としては結構ね、割とおとなしいタイプの曲なんですけど。
入りとかまさにそうだし。
オーソドックスではありますもんね。
コード進行もそんな別に気をてらってるわけでもないし。
03:04
だいぶ地味に入りますからね。確かに。
最初のね、アルペジオだって別に普通のフレーズといえば普通のアルペジオだし。
だけどやっぱなんか特別な響きがありますよね。
そうなんですよね。なんか時代を背負ってる何かがあるんだよな。
やっぱその時代性なんだよな。
この曲はその、やっぱ有形におけるスメルズ・ライキング・スピリットだったんじゃないですかね。
もうまさにそれですよね。
本当にもうそういうことなんだろうなっていう。
もうまさに。
最初の何億が鳴らされた時点でも耳についてしまうというか。
ここまで印象的なイントロってなかなかないですもんね。他の曲で。
そうですね。
いや本当に時代を象徴する曲。
やっぱ特別なものがあるな、これは。
特別なものがありますよね。
これはやっぱ後々になって聴いてるからか、完全にリアルタイムではないじゃないですか、我々も。
その完全なリアルタイムの感触っていうのはちょっとわかんないんですけど。
確かに。
日本でもどんな感じで広がってったんですかね、これは。
日本はどうなんだろうね。
日本でどうなんだろうな。なんかこの時点で注目してる人はそんなにいないと思うんですけど。
そうですね、きっと。
いやーでもすごい時代ですよね、93年のこの時って。
シングルとしては92年にもう出てるわけですけど、クリープって。
92年9月に出てるから。
なかなか早いんですよね、そう考えると。
いやーすごい時代だよな、まだカートコーナーも生きてるんだもんな、この時。
生きてるってすごいね、確かにね。
カートコーナー聴いてるかもしれないですね。
そうそうそう、クリープ聴いてるんですよね、きっと。
いやーどう思ってたんだろうって。
全然違うじゃん、そのニルバーナのさ、スベルズライクの。
あれはもう最初からジャージャジャー、ツクツクジャージャージャージャーって。
割ともうパンクアティチュード全開の感じだし。
レディオヘッドのクリープはね、めっちゃもう序章的に始まる感じで全然違うんですけど、
なんかその時代を担うようなアンセムの響きがあるわけで、
06:00
あれをなんかカートコーナーが聴いてたらどう思ったんだろうってな。
確かに確かに。
興味深いところですよね。
でもそれでいくと、ちょっと近い、近いっちゃ近いかもしれないって思うのが、スマパンのトゥデイとかは割と。
あー。
そういうちょっとスベルズライクを受けての。
そうだよね、だからスマパンのあれもそうだもんね。
これも93年だから一緒なんすよね。
なんかね、同時多発的に。
同時多発的にね、日本ではダーカー・ザ・ン・ダークネス。スタイル93。
そこね。
きらめきの中でっつって。
きらめきの中で。
そうやってみるとね、日本が一番イカれてるような気がしますけど。
イカれてますよね。
確かに。
一番やべえ気がしますけど。
やべえ気の中で。
リープ、トゥデイ、きらめきの中で。
いや、きらめきの中でってのがやべえんだよな。逆にやべえ感じがする。
この時代ほんと特別だな。
90年代前半は大きいっすよね、時代の変化っていうのは。
空気感が異常ですね。
空気感がもうやばい。
まぁでもイギリスからこれ出てるってのがまたあれなんだよな。
90年代前半の、僕らよくその時代のLAってすごいよねみたいな。
そういう感じで言ってたりするけど。
そうですね。
クリープ、レディオヘッドはLAにいないっすからね。
どこにいたんすか?オックスフォード?
レコーディングもその辺でやってんの、このクリープは。
いずれにしろイギリスでいるわけだから。
すごいよな、この時代。
やっぱこの曲といえばサビの前のところの。
そこですよね、そのサビでの。
サビでのガーってくる感じはね、ギターが。
あれがだからいわゆる90年代グランジオルタナ的なところではあるんだけど。
09:01
気だるい感じの静かなところからの。
いわゆるバースコーラス。
爆発みたいな感じのところ。
象徴的なフレーズだよね。
クリープといえばそのジャカって。
あそこであのブラッシングを入れるセンスはすさまじいっすよね。
サビのボーはまだあれとして、その前のジャカって。
あれすごいっすね。
あれはなんかやっぱ、従来のギタリストの発想にはない感じがするんだよな。
ない音な感じがするんだよな。
なんかこれレコーディングするとき、レコーディングしようと思って撮ってなかったみたいな感じらしいですよね。
全然とりあえず好きな音出してリハーサルじゃないけど。
とりあえず今ちょっと音出してる感じで適当に好きな感じでやって。
撮ってるって本人たちも知らなくて。
全然だから自然な感じで逆にふざけてじゃないけどめちゃくちゃな音出してやろうみたいな感じでやって。
計算で入れられるってことはねえよなあれ。
偶然というかね。
撮ってるって知らなくて、で撮ってたやつがめちゃくちゃ良くて、それをこう。
そんな感じらしいですよね。
それを使うっていう判断、なかなかナイスプレイだった。
すごいっすね。
まあでもこの曲、そっからのサビがやっぱいいよな。
広がりっていうか、ライブで聴いてたら無条件に両手上げてる感じ。
やっぱライブでこの曲やられたらうわーってなりますよね。
自分が行ったライブで。
イントロ始まったらうわーって。
泣いちゃうよね。
やっぱ泣っちゃうんですよね、なんだかんだね。
焦点するよねもう。
特別感あるよなやっぱ。
なんか特別感ありすぎてあえて聴かなかった感じもあるな。
この一発屋になるのを恐れて、というか嫌がってバンドが封印した曲じゃないですか、これって。
12:02
それが逆に特別感を増してしまった。
そうなんですけどね。
さらに特別感増しちゃったっていう結果的には。
そこがなんか皮肉じゃないけど。
なんか封印してて解禁したのサマソニーかなんか。
そう、2003年のサマソニー。
これで多分相当久々にやってるんですよね。
あれももともとやる予定じゃなかったんだよね、確かに。
その場でじゃあやろうみたいな感じで。
やろうってなったんですね、日本のほうが。
いやー、あれはでもすごいって聞きますよね。
あれ言った人の話聞くと。
まさかやるとは思わねえもんな。
思わないですよね、絶対思わないですよね。
もう完全に封印したって思われてたからな、この時。
そうなんですよね。
そうなんですよね。
の時代だともう本当嫌ってる曲だもんね。
意味嫌ってる感じですよね。
そういうイメージだったもんね。
レディオヘッダーもこの曲はもう二度とやりたくねえぐらい思ってる曲なんだって思ってたのをやったわけだから。
ファーストアルバム、パブルハニー自体もなんか封印してる感じですよね。
そうなんですよね。
ベンズが俺たちのデビューアルバムだっていう。
そうそうそうそう。
まあわからなくはないんだけどな、あれ。
パブルハニー、パブルハニー自体そこまでクオリティ高いわけじゃないですよね。
そうですね、やっぱ荒削り感は大きいんですよね。
そこがまあこっちからすると面白いっていうか、レディオヘッダーがこんなことやってたんだーみたいな。
それが面白さはあるけど本人からしたらやっぱ、コパが臭いくて。
面白い。
本人からしたらね。
ちょっとコパが臭いくて。
ちょっと面白い。
やっぱね、下手くそだなーっていろんな部分で思うだろうし。
それはまあわからんでもないけどな。
その中でもこう、やっぱり傑出したクオリティのあったクリープというかこう、ずっと封印してて。
意味嫌って封印してた曲をやったあのサマソニアはやっぱロックの歴史の中でも一つの伝説ですよね。
そうですね。
結構そのクリープに対してのそのレディオヘッドのバンドとしての嫌悪感みたいなのって、割とそのやっぱクリープが売れたからその後作るものに対して常にそのクリープ以上を求められるっていうか、
比較対象としてのクリープが常に存在しているっていう。
だからなんかシングル広報ができてもクリープの次としてこれはふさわしいのかなっていうような、常になんかそういう呪縛っていうか。
15:11
常にそういう存在であり続けたっていうのもすごい印象悪くしてんだろうなっていう気はするんですよね。
やっぱりあの時点でクオリティ高すぎたんだよね。
それはその通りですね。
あれだけすげえクオリティ高くて、やっぱりその次いろいろ出す上でそれが一番のクリープだったのかなって思うんですよね。
でもやっぱりあの時点でクオリティ高すぎたんだよね。
でもやっぱりあの時点でクオリティ高すぎたんだよね。
それが比較対象にされてしまうっていうのはやっぱストレスだったろうなと思いますもんね。
いやー、ほんとそう思いますね。
プロデューサーが嫌になっちゃったんだろうね。
常にクリープがクリープがって言われたらやっぱりやってる方が嫌になっちゃうもんな。
まあそれは分からんでもね、
その状態になってるのがすごいって言うのもありますよね。
うん、まあそうそう。
それがそうそう、そうなんだよね。
普通そうまでなれないから。
そう、そうなんだよな。
で、逆にクリープとしての相対的なカウントダウンってある時期からね、
普通そうまで慣れないから
そう、そうなんだよな
だから、クリープ出す時点ではそうなるとも思ってないから、当然
レイリオヘッドも
当時としてはね、やっぱ
あ、超いい曲できた!って思ってただろうしね
めっちゃいいこれ!って思ってただろうと思うんだけど
周りのリアクションがね、あまりにも大きすぎたっていうのが
みんな足枷になってしまうでしょ
そうですね
この曲、後半の歌もめちゃくちゃいいですよね
後半、感想からの
感想からの
オクターブ奏法からさ
ラーラーラーラー
またもう、おっさんたちが声裏返す
おっさんたちが言われるやつですよ、これ
うるせえこの野郎!って
歌っていいんだろ
歌いてんだよ!ってね
歌いてるだけなんだよな、俺ら
いやあそこも最高っすよね、あそこ
あそこだから
18:00
最高っすよ
あそこをね、山場として構成されてる曲だもんね
あそこの、しかもライブ版すごいよね
ライブ版すごいっすよね
やばいよね
ずっとロングトーンで伸ばすところが
やばいっすね
ラーラーラーラー
何小節伸ばすっていう
あそこたまんないっすよね
やばい、めちゃくちゃいい
あそこまさにこうもう
両手挙げてこう
わーってその音浴びてる
浴びてたい
もうあれだよね、スギゾーンのおいしいポーズだよね
感謝
手に感謝
この音に感謝
もうそれの最上級みたいな感じ
最上級
トムヨーク橋掛けみたいな
あそこはもう最高っすね
いやーそこだけで言ったらほんと90年代の絶頂じゃないですかね
もう90、93年?
92年だから3年
90年代前半にしても
前半、もうあの瞬間だけで切り取ったらもう最高なんじゃないかな
そうだよね、それぐらいの
あの伸ばしてるところは
そうそうそう
あそこの絶頂感はもう
あれほどないもんね、ほんとにね
あそこまでのはいろいろあるけど他にも、もちろん
素晴らしいね、素晴らしい
素晴らしい瞬間はいっぱいありますけどね
アンセムと呼ばれる曲も多いですけどもちろん
あの瞬間はなんかもう
このクリープのあそこは一番なんか
輝いてるんじゃなかろうかっていう気はするんだよな
それくらいなんか特別なものはあるな
ありますね
すごいあそこに向かってこうナチュラルに感情が上がってくもんね
あの曲の展開って
そうですね
歌詞もなんかわかりやすくていいっすよね、この曲は
そうですね、この時期のレディウェイターはわかりやすいっすよね
なんかもうとにかく君は素敵で、俺はもうウジ虫だっていう
その歌詞もさ、その歌詞もさ、いいんだよなって
21:00
確かに僕らに共感を生むっていうかも
90年代に出身期を迎えた人間に
たぶんすごい響いてしまうんだよね
そういう歌詞ですよね、世界観というか
聴いてるこっちからするとなんかもう
自分と同じっていう風にちょっと思える
そうそうそう、そうなんだよね
なんか自分のこと歌ってるって
そうそうそう
90年代のロックスターってそこなんだよね
俺と同じじゃんっていうのがすごい大きいと思うんですよね
そう、それがだから当時の
Smells Like Teen Spiritとかもそうだし
スマパンのTodayとかもそうだし
ナインチネイルズのHeartとかもそうだし
そうだね、ベックのLoserとかもそうだもんね
勝者の歌じゃないんだよね
俺イケてるぜとかさ
スクールカーストの上位だぜ俺はみたいな
そういうのがリアルじゃない時代なんだよな90年代って
特にロックが好きな人っていうのは
君はすごい特別なんだけど
俺はウジ虫だみたいなのが
すごいリアルに感じてしまう時代性なんですよね
そうですね、またその流れ的なところで言っても
80年代のすごいパーンとイケてるロックみたいな
ああいうハードロック、LAメタルみたいな
そういう流れからきての反動みたいなところが
そこもなんかありますよね、時代の流れ的に
大きいですよね、だからMTVとかで
LAメタルとかヘアメタルって言われてる
すごい煌びやかな人たちが
MTVでミュージックビデオで煌びやかな姿をさらしてるのを見て
なんか俺らが求めてるのはこういうのじゃねえんだよなみたいな
その当時の多感な少年少女たちが感じてたのを
気持ちを表現したのがニルバーナだったり
レリオヘッドだったりっていうところなんでしょうね
そうですね、そこに共感を生むというか
そうなんだよみたいな
ある種めちゃめちゃ賞美図化されてたわけだもんね
80年代のロックって
もっとガチなロックが聞きたいんだよみたいなさ
24:00
そういう人たちがREMだったりソニックユースだったり
ダイナソージュニアだったりっていうのを聞いて
そこに影響を受けた人たちが鼻を開いたのがニルバーナだったりレリオヘッドだったりっていう
もっとリアルなものを求めてた時代なんだろうなっていう気がしますよね
もっと等身大というか
そういう人たちの心情をすごい的確に表現されてるのがこの曲って感じしますよね
そうですね、そうなんだよな
歌詞の上ではこういうさ
君は特別で自分は虫けらだみたいな歌詞を歌ってるんだけど
それを音の上ではすごい快楽度の高い
快楽指数の高い音に消化してるわけで
そこはやっぱ気持ちよくなっちゃうよなっていうのはあるよね
いや気持ちよくなっちゃいますよねこの曲
なるよね
あれ危険だと思いますよ結構
スメルズライクティーンスピリットとかもそうだと思うんだけど
何者でもない自分とか
大したことのない自分っていうのを気持ちよくしちゃうんだよね
この時代のロックって
確かに確かに
そこにすごいみんな共感したんだよなっていうのは感じるな
共感して重ねて
自分を重ねて気持ちよくなれるのがほんとこの曲じゃん
ですね
うわーってあのうち
あそこでもうめちゃくちゃ気持ちよくなれるじゃん
これは俺の曲なんだって思って気持ちよくなれるもんね
ですね、そこはなりますね確かに
いやほんとこれは俺の曲なんだっていうもうそこですよねまさに
それを高らかに歌い上げて
時代のアンセムになってしまってるところだった
そうなんだよな
I wish I was specialですよ
そうそうそう
そうなんだよなそこ
確かにねその歌詞ねそこ
なんだよな
スペシャルでいたかったけどっていう
そうそうそう
I wish I was specialだよなほんとだって
You are so fucking specialなんだよな
だけどI'm a creepっていう
バランクリプタンだよなっていうさ
そこにもうみんな共感しちゃったんだよなこの時代は
What the hell I'm doing here
I don't belong here
ここにいるべきじゃないのにって
こういうのなんかいまだに思ってるような
私たちですけども
27:00
そう
その感情はありますよねほんとに
そういうのやっぱねあるよねこの
この時代にこう思春期を過ごした
いやーマジで思いますねそれは
いやーほんと歌詞は共感するな
これは
共感する
いまだに共感するのが危うい気がするというか
そうそうそうそう
いまだにこれ聞くとやっぱ共感しちゃうじゃん
それはなんかねどうかと思いますよ
そう
冷静な自分もいつ
いやーほんとクリープとか
ナインチネイルズのハートとか
その辺に共感してたらやばいですよね
この歳にしてみたいな
そうなんですよね
同じあのUKのバンドだ
ザ・スミスとかもそういう感じあるんだよな
めちゃくちゃそういう
ザ・スミスはもうちょっと早いんだけど
それこそレディオヘッドがカバーするぐらいの
バンドだったりするんだけど
やっぱそういう90年代的ななんか自意識を
いち早く歌ってるバンドで
その歌詞にいまだに共感してしまう
この俺はどうなんだとか思っちゃうんですけど
ひできさんは歌詞どうっすか
ドラマをやるメンタリティの人は
結構どうでもいいんじゃない
そんなに正直歌詞は
そうですねまさにおっしゃる通りなところがあって
なるほど
この曲そうなんですよ
ドラムもめちゃくちゃシンプルだし
ともすればほんと普通のタンタンと
フーンっていう感じになっちゃいがちな
ところではあるんですけどね
多分ドラムをやるメンタリティの人からすると
単純に音として気持ち
曲として響くんじゃないかなって
まさにほんとそうなんです
歌詞でのめり込んで
っていう感じではないですね音で
そうだよね多分
音とメロディ
歌詞の文学性とかに響いちゃうのが
ギタリストとかボーカリストをやるような
人間はそこ響いちゃうんだけど
ドラマってあんまないんじゃないかなっていう
人にはよると思うんですけどね
めちゃくちゃ歌詞読み込みまくってる
30:01
ドラマはいるとは思いますけど
やる楽器によってメンタリティがさ
そうですそうです
それはあると思います
あるよねこういう人は
こういう楽器をやるみたいなのあるかもしれない
確かに
俺とかタクとかはギタリストボーカリストは
文学的な
確かに
音の気持ち良さっていうのは
全体をこう作ってるところにフォーカスがいくというかね
ストーリー性というかなんかその辺の背景だったり
まず音から入るところは確かにあるかもしれないですね
自分とか
自分たちが
やっぱ快楽度が高いもんね
高いっすよね本当に
単純に何も知らずに聴いててもやっぱ気持ちいいもんな
これっていう
大きいっすもんね
特別感ありますよね
気持ちいい
気持ちいい
気持ちいい
気持ちいい
気持ちいい
気持ちいい
普通に
そのグランジ的なバースコーラスバース志があった上で
Cメロでもっと盛り上がる
そこはほんとグッときますよね
良いなa creep
あそこの
盛り上がりみたいなやつはすごいですけど、 結構この曲、あれは何に入ってんだろうな。
僕は、イッチっていう日本のオリジナルEP。 ビニールアルバムみたいな。
あれで入ってますけど、クリープのアコースティックバージョンっていう。
あれは多分もうアホギの弾き語りみたいな感じで、トムが歌ってるクリープ。 これだけ聞いてももう本当名曲だなって思うんで、もうほんと
サウンドもすごいですけど、曲としてのそもそもの歌とメロディと、 そのドラマチック性がそもそもすごいっていうのがあるよなって。
あれめっちゃいいよね、あのアコースティックバージョン。 めちゃくちゃいいね、確かに。
すごいドラマチックで。 確かにね。
この曲、コーンがカバーしてるの知ってます? 知ってます知ってます。
あのMTBアンプラグのことって。 そうそうそうそう。
どんな感じになってるんですかね。 見ましたよ、あれ。
33:03
アンプラグでってことは、じゃあもう結構アコースティックな感じで。 そうアンプラグとね。
へぇー。
ジョナサンが歌う。
あーって感じの。
なんかなんとなく想像はできる感じはあるな。 でも割と普通っていうか、ちゃんとっていうか、別にそんななんかぶっ壊してないですよね。
なるほどなるほど。 ぶっ壊してないですね。
あのキャラは、そういうの入れてない。
ドドドドドドって。
アイランドクリープみたいな。
そういう感じではないですね。 ちゃんと歌い上げてますね。
めちゃめちゃ歌い上げてる感じ。
ジョナサン・デイブスも声高いですもんね。 確かにね。
何気に高いですよね。あんまそういうイメージないけど。 高い高い。
冷静にちゃんと聞くと高い。
しかもあの人、どっかの時点からすごいね、 ちゃんとレッスン受けるようになったんだもんね。
イシューズだっけかな。 イシューズの後ですね、たぶん。
アンタッチャブルズの前とか。 アンタッチャブルズか。
あーそうだそうだ、アンタッチャブルズのとこだ。
すごい歌い上げる系になりましたもんね。
ちょっと女性ボーカルっぽいくらいの高い声出すようになったよね。
ほんとキーはそんな感じじゃないですかね。
あのコーンがなんかクリープやってるのはすげえ面白かったですよね。
確かに。でもあれいいバージョンっていうか。
検索すれば出ると思うんで。
まあでもクリープはなぁ、やっぱさっきも出てたけど、2003年のサマソニで久々になんか封印が解かれたっていうのは日本人的にはなんか嬉しいですよね、やっぱ。
嬉しいっすね、確かに。日本でやってたら。
あれなぁ、映像でも残ってるけどやっぱすごい良いっすもんね、やっぱあれ。
直近でまた見ましたけど、やっぱあれいいなーって。
なんかトムとかあれですよね、日本結構好きなんですよね。
トムとかジョニーとかね。
嬉しいっすね、なんかそういうのも。
そうですね、多分日本だからこそやってくれたんだろうね、あれはね。
確かに確かに。
なんとなくいろんな意味で日本だからこそっていう。
36:01
普通の英語圏のところじゃなくて。
そうそうそうそう。
確かにそれはなんかある気がしますね。
なんかすごいこう、純粋に受け止めてくれそうっていう思いでやってくれた感じしますよね。
で、なんか確かその後のやつで見た気がしますけど、
そのライブやっててお客さんとオーディエンスとその一体感をなんか感じたら、
クリープその後もやってたみたいな。
そういうライブだとクリアみたいな。
じゃあ、やらねーライブは。
今日一体感感じられなかった。
実際どうかわかんないけど。
でも多分あの日の千葉マリンスタジアムはそういう雰囲気だったんじゃないですかね、それまで。
そこがやっぱそうですよね、もうなんかやりたくなったんだろうね。
プレゼントっていうか、なんか贈り物じゃないけど、そういう雰囲気があったんだろうなっていうのはなんか日本人として誇らしいというかね。
でもあの本当映像を見てるだけですけど、なんかすごいハッピーな感じが伝わってきますよね、イントロの部分で。
完成とかも含めてメンバーの表情とかそういうのも。
なんかもう嬉しくて楽しいからやったみたいな感じだもんね、あれはね。
そういう感じはするんだよね。
そして最後のね、「こんばんわー」っていう。
あれがかわいい。
こんばんわーって言って終わった。
あれ多分、グッナイだと思うんだけど。
おやすみぐらいな感じで言ったの?
そうそうそう、グッナイって。
サンキューグッナイって言いたかったんだと思うんだけど。
それは挨拶やでっていうね。
グッドイベニングやでって、それ。
ここから始まるんかいみたいな。
それかわいかったなっていう。
こんばんわーって。
それいいな、それ。
いやーでもこの日、ちなみに2003年のこのサマソニの日、僕ら誰も行ってないじゃないですか。
はいはいはい、行ってないね。
僕ら多分ライブやってるんですよ、この日。
ライブやってるからいけないけど。
なんとなくすごいおぼろげに記憶があるんですけど。
その日ライブだーって。
新恋はかどっかでライブやってるんですよね。
新恋は?マジで?
新恋は?恋は?
恋は。
そっちの方でやったことあったね、確かに。
8月でしょ、2003年の。
39:02
マジで?
1回だけじゃない?そっちの方で。
そう、1回だけ。
恋はでやったっけ?
1回だけやりましたね、1回だけ。
そっち方面でやった記憶あるね。
へー、そうなんだ。それがそのサマソニの時なの?
多分そうだった気がします。
へー、そうなんだ。
こんばんわーってその時に言ってたんですね、千葉マリンでは。
いやー、でもほんとこの曲は改めて特別な。
なんかほんとそういう纏ってるものがあるなっていう。
なんだろうな、なんかもう言い換えるとちょっと背負わされてるというか、時代に。
それぐらいの曲ですよね。
ほんとだから、アンセムですよね。
やっぱなんか今回名番ラジオで取り上げるんでって言って、このアルバム聴いて、
クリーブなんて散々聴いてるからさ、別に飛ばそうかなぐらいの勢いだったんだけど、
やっぱ聴いてみてあのイントロが流れると聞き入っちゃうっていうか。
やっぱ聴いてみるとやっぱすごい曲だなって思いますもんね。
いやーほんと時代を象徴する曲だよな、これ92年、3年。
ほんとに周りにすごい曲がいっぱいあるけど。
90年代を代表する1曲ですよね、アンセムですよね。
ほんとに。歌詞とかサウンド含めて。
このバンドはこれだって、1曲あげろって言われたらやっぱレディフェットはクリーブになっちゃうもんな。
未だにでもそうですよね。
未だにあれだけ進化を遂げたバンドです。
あるにも関わらずやっぱこれになっちゃうかなってなるもんな。
いやーそうなんすよね。やっぱ曲単位って言うとほんとそうなんだよな。
代表曲1曲あげろってなればね。
代表曲1曲って言うと、これかeverything is in its right placeか。
なるほど。
レディフェットだとその辺かなってなるから。
なるほど。
その後のこのバンドの進化の仕方を考えると、最初の時点でそれがあるってやっぱすごいっすよね。
いやー確かに。
本人たち的には黒歴史化してるかもしんないけど、やっぱすごいっすよね。
まあでもそれもちょっと歪んだあれだけどな。
42:03
やっぱ楽曲的には本人たちもいいと思ってると思うんだよね。
手応えがあったゆえのというか。
周りのそのリアクションがあまりにもそこに寄りすぎてしまったらこうっていう部分で黒歴史になってると思うんですけど。
それが出す前にわかるはずもないですよね。
この曲ができた時点でこれが黒歴史だと思ってないだろうしね。
でもまた同じようにちょっと面白いのが、レディオヘッドのリフトっていう曲あるじゃないですか。
アルバムにずっと入ってない曲ですけど、ただライブとかでやってて、ファンの中では人気っていう。
あれがOKコンピューター、あの時期にはもっと前からだと思いますけど、
アルバムに入ってない理由っていうのが、エドだったかな?が言ってて。
あれをアルバムに入れるとそれが売れすぎちゃって、アルバムがもうそれを巻き込んじゃうっていう。
もうそのリフトの入ってるアルバムでしょ?みたいな感じで。
っていうのになるんで、アルバムには入れられなかったっていうことを言ってて。
それなんか、クリープのそういうのをすごい生かしてるんだなって。
その経験をね。
だからOKコンピューターにリフトが入ってたら、リフトばっかりに注目が行っちゃって、アルバムとしてOKコンピューターが見られないっていうか。
なるほど。
そういう風になっちゃうんで外したみたいな。
だからOKコンピューターの20周年のやつだったかな?
OK、ノット、OKっていう。
あれにはそのリフトも入ってて。
そういうのを見ると、クリープは確かにクリープ一曲でこう言っちゃったっていうところに対しては、
やっぱバンドとしてはその後警戒してたんだなっていう。
特にレディオヘッドってやっぱりアルバム単位で見られたいバンドだったと思うんで、
やっぱり一曲だけにフォーカスされちゃうのは嫌なんだろうなっていうのは。
まさにまさに感じましたよね。
でもその後本当にないですもんね、この一曲でっていうのは。
ないもんね。
だからそこをあえて避けてたんだろうなっていう。
45:02
意識的にやってたんだろうなって気がしますね。
クリープはそんな感じで。他になんかありますかね。
そうですね。Smells Like Teen Spiritに対するUKからの回答という曲で。
そんな感じですよね。
めちゃくちゃ重要な曲ですね。歴史的に。
ということで今回はレディオヘッドの代表曲と言わざるを得ないクリープについて、
たっぷり語ってきましたという回でございました。
次回はパブロ版に残りやっていきたいと思います。
次回へ続きます。