1. 名盤ラジオ
  2. #59-3 『十三階は月光』におけ..
2024-04-02 1:03:45

#59-3 『十三階は月光』における道化師とは?コンセプトアルバムで際立つBUCK-TICKメンバーの尊い絆!

BUCK-TICK『十三階は月光』特集③!「道化師A」の「A」とは??そしてコンセプトアルバムで際立つBUCK-TICKメンバーの尊い絆! (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 全ては今井寿の掌の上…『十三階は月光』~BUCK-TICK流!“ガチ”ゴシックの魔力!【名盤ラジオ #59-4】 https://youtu.be/v9rZ3rH4WW8 キャリアを代表する1曲「ROMANCE」!~ダークな美しさの最高峰!好きポイントを語る!【名盤ラジオ #59-5】 https://youtu.be/i0Brcvtl2o0 ※前回まではこちら BUCK-TICK『十三階は月光』特集!伝家の宝刀?表現者・櫻井敦司の転機とは?【名盤ラジオ #59-1】 https://youtu.be/8e9UQZMvMSo 改めて向き合い『十三階は月光』を語る~今だから気付けたこのアルバムの恐ろしさとは?【名盤ラジオ #59-2】 https://youtu.be/ftEv8XCk44k -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- みんなで「バクチク現象-2023-」を語ろう!WOWOW放送後の生配信! https://youtube.com/live/4cZsE1h-9jo BUCK-TICK“今井寿 作詞曲”ランキング~好きな曲ベスト5!各曲のエピソードも交えて語り尽くす!【名盤ラジオ 番外編#44】 https://youtu.be/FwB-JbzMg6k BUCK-TICK“星野英彦 作曲”ランキング~好きな曲ベスト5!櫻井敦司の魅力を再発見!【名盤ラジオ 番外編#40】 https://youtu.be/KdKKGa4HKA4 ※『異空』特集 何が凄い?BUCK-TICK『異空 -IZORA-』に大興奮した理由とは?「最新作が最高傑作」をまた証明!【名盤ラジオ #44-1】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 名盤を確信!『異空』序盤曲を語る!~「さよならシェルター」のバイオリンで見えた情景とは?【名盤ラジオ #44-2】 https://youtu.be/dEtRQ2gNlRw 『異空』中盤曲!更にディープな世界へ…「太陽とイカロス」が転換点!?アルバムストーリーに驚きの新説登場!【名盤ラジオ #44-3】 https://youtu.be/3hIwwCg9QWw 続・『異空』考察!“無限のLOOP”へ…アルバム終盤曲+総括【名盤ラジオ #44-4】 https://youtu.be/RPRFnCrnF4k ※異空ツアーの感想 BUCK-TICKライブ 異空ツアーの感想!総合芸術なROCK SHOW!表現者・櫻井敦司と音で支える職人集団!【名盤ラジオ 番外編#33】 https://youtu.be/P7we-zWodHA ※過去のBUCK-TICK特集↓ ■『狂った太陽』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmnLlxlWbrrj1ANVXlNkXuy ■『darker than darkness ‐style93‐』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnntc1iPoiDlLbNSV5vs-d3E ■『Six/Nine』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnd7_6Q8aZRnedQKGsQZ5jU ■『COSMOS』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnna_mRvvsCVkZzKlwuWuyZc ■『SEXY STREAM LINER』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnltvxtjauU19Y1eRM1d2_Kg ■『ONE LIFE,ONE DEATH』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlC9jhJ7A2pzcZJP8Rs8hbUares ■『極東 I LOVE YOU』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnjlUokA7QHOupPZfssz9No ■『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkceyJvapDOG6EENtzMG5cD ■『Mona Lisa OVERDRIVE』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkcuBpDmCrdEq9DiI5QEJ3b 『十三階は月光』/BUCK-TICK 1. ENTER CLOWN 2. 降臨 3. 道化師A 4. Cabaret 5. 異人の夜 6. CLOWN LOVES Senorita 7. Goblin 8. ALIVE 9. 月蝕 10. Lullaby II 11. DOLL 12. Passion 13. 13秒 14. ROMANCE -Incubo- 15. seraphim 16. 夢魔 - The Nightmare 17. DIABOLO -Lucifer- 18. WHO’S CLOWN? 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3UUxJhE ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/4CAEeeBmQOlvbE65my8XIi?si=8Duei72WSLCRVFLGwgpiOg ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/%E5%8D%81%E4%B8%89%E9%9A%8E%E3%81%AF%E6%9C%88%E5%85%89/1535991467 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、BUCK-TICKの13回は月光を取り上げた話をしております。
たくやです。よろしくお願いします。
BUCK-TICKのおじかんです、えんぞうです。
BUCK-TICKのおじかんです、ひできです。よろしくお願いします。
13回は月光特集、3回目です。
はい。
前回はね、まだ2曲目ですから。
ね。だいぶ語ってましたね。
だいぶね、いろいろここまで話してきてますけど、
まあ、ちょっとね、何はともあれ、曲を話していこうというところなので、
早速、もう言っちゃいますけど、
3曲目、道化師A。
道化師ですよ。クラウンね。
ね。いましたね、クラウン。
前回もね、言ってたけど、クラウンとピエロの違いみたいな。
そうそうそう。ここはあくまでもね、道化師。
あくまでも道化師っていうか、和訳したらどっちも道化師だよね。
言ってたから。
まあそういう意味でやっぱ、ストレートなこのアルバムの世界観。
そうですね。
だよね、やっぱこれね。
タイトルからしてね。
道化師、道化師厚し。
なに?
それ、そういうこと?
道化師厚しでしょ。
道化師久しじゃないの?
道化師厚しでしょ。
そもそも。
道化師厚しか。
いやでも、あながちあれだな。
なんかちょっと、後で話そうかと思ってたんですけど、
クラウンラブスセニョリータってあるじゃないですか。
はいはいはいはい。
6曲目にあるインスト。
後に出てきますね、はいはい。
あれ、ライブだとクラウンが登場するんですよ。
あの、ステージにね。
で、あっちゃんが、そのクラウンに向かって、
俺の影って言ってるんですよ。
You're my shadowって。
ところ、今ひるくんの話聞いて、
このアルバムの世界観においては、
道化師厚し、あるなって。
久しじゃなくて厚しの。
そうそうそうそう。
普通のバックチェックで言うとね。
これはそこは知らない。
クラウンはいまい久しでしょっていう。
我々のね、一般的なパブリックイメージとしては、
クラウンイコール久しだけど。
03:03
なるほどね。
このアルバムに、ことこのアルバムに関しては。
なるほど。
すげーな。
俺の影。
You're my shadowですか。
You're my shadow。
それはじゃあそうだね。確かに。
道化師厚し。
道化師厚し。
いやすごいな。
いやもうてっきりね、キッドA的な。
少年Aみたいな。
はいはいはい。俺もそういう捉え方。
とある道化師みたいなね。
名もなきとある道化師みたいな。
これ厚しですね。
いやすごいわ。
それを学信班的に、
そのいまいさんがやってそこに、
さくらいさんもそう答えるっていうのを
学信的にやってたとしたらもうとんでもないですね。
そんなわかるわけねーじゃん。
これを理解して。
いやすごいね。
そうじゃなかったとしてもその解釈は面白いと思うし、
しっくりくるものでもあるし、
さくらい厚しを道化師というのは
さくらい厚しを道化師として見立てるというのも
すごい面白いなー。
なるほどなー。
すごいな。
それダブルミーニングかもしれない。
ダブルミーニング的な。
そうですね。本当にキッドA的な。
キッドA的な道化師Aでもあるし、
とある道化師っていう意味でもあるし、
道化師厚しっていうところに化けてるっていう。
歌詞ではね、俺は名もなきピエロだから。
キッドA的な。
表面的にはそういう。
しかも共鳴してそれを表現してるのかもしれないですよね。
いやすごい無限だな。
それはもう、俺わかんなくていいよ、ここには。
それをさらっと言う秀木くんもなかなか。
ねえ突然なんかここで言い出すのも。
この曲、僕的にはなんかね、結構秀木くんの曲だみたいな。
06:01
思ってて。
やっぱ歌詞でね、「悲劇が喜劇」って言ってるじゃないですか。
それね、ちょっと、今日の今回の回の最初の挨拶のときに
ちょっとそれ言おうかなって一瞬思ってたんですよ。
なんて言おうと。
悲劇が。
悲劇の悲劇です、みたいな感じ。
悲劇が喜劇の悲劇です。
悲劇が喜劇の悲劇です。
言いにくい。
すっげえ言いにくいけどね。
それをね、そうそうそうだった。
なんかね、ちょっと今日、今回のやつ始まる前に
それ言おうって思ってたんだけど、
さっき全然、えんぞうさんのに引っ張られた。
オーブ返し。
全然そこは言わない割にね、
道化師はあつしだとかなんか、すごいすごいこと言うしね、みたいな。
ちょっと悲劇が喜劇、いいっすね、これやっぱ。
ちょっと今後使っていこう。
今後ね。
悲劇が喜劇、悲劇ですって。
優しい悲劇。
悲しすぎる悲劇。
悲しい悲劇が起きえるんですよね。
そうだよ。
光栄じゃないですか。
今井さんとね、櫻井さんが。
耳についてね、語ってくれてるわけですよ。
これは。
悲劇が喜劇ってことを、ソドム悲劇です、みたいな。
いいね、ソドムも世界観で合ってる。
ソドムもね、なんかコシックな。
ここぞと言うときのソドムが。
悲劇が喜劇のソドム悲劇ですってかっこいいじゃないですか。
やばい。
まあまあ、この曲はね。
この曲、イントロがめっちゃかっこいいですよね。
ね、入りがね。
いよいよ3曲目にして。
ここで勢いある曲きた、みたいな感じに。
それは正直めっちゃ思うよね。
やっぱ1曲目、2曲目もあのテンポ感で。
だいぶスロースタートしてきてるからね。
やっぱりそのね、ヘンテコな音っていうのがやっぱ爆竹の魅力だし。
それを俺は聴きてんだ、みたいなのもあるんで。
ここでね、それが来たなーっていうのはありますよね。
09:04
あのド頭10秒ぐらい。
そうそうそう。
スターって感じしますよね。
うわー、いまいち来ちゃったみたいな。
そう。でも割とすぐ落ち着くんですよね。
そうそうそうそう。
あれって、その勢いがもうあっという間に。
うーいー!
うーいー!
うーいー!
うーいー!
うーいー!
うーいー!
開けた拳をこう。
意外と落ち着くじゃん。
そこが、やっぱゴシックというコンセプトに基づいていることだと思うし。
思うし、そこでうぇーいってなっちゃうのも、やっぱ当時の自分としては分かんないみたいな。
まあ、そうっすね。
このうぇーいっすよね。
いや、でもあの入りで落ち着かせるの逆に、
落ち着かせるのがすごいんだよ。
そうなんですよ。
あれ普通、あのまま勢い。
あれすごいですよね。
あのままあそこがね、あそこがやっぱイカれてるよね。
いや、すごいすごい。
落ち着くのが。
あれは。
スンってなるから。
そう、スンって、スンって。
スンって。
スンっていかないですよね、普通あれ。
スンっていかないんですよ、普通は。
このテンションでじゃあね、こっからちょっとイカれていきましょうみたいなのが、
普通のロックバンドの発想なんですけど。
ああ、でもうぇーい、ここで落ち着くんかいみたいなのが。
ああ、落ち着くってなります。
そう、あれ変態ですよ。
変態だよ。
あんなすぐ落ち着くの。
いやー、なんかすごいな。
変態。
変態すぎる。
早いですよね。
早い。
なんだ、割と変態のマジであるから。
1年きりあの感じでイントロやって落ち着くんだったらなんかわかるんですけど、
あんな10秒足らずで、そこ落ち着くタイプっていう。
確かに。
うぇーい。
うぇーい。
うぇーい。
うぇーい。
うぇーい。
ほんと一瞬だけ盛り上がってた。
そう、一瞬なのがすごいんだよな、あれ。
ほんと。
いやー。
うぇーい、うぇーい、うぉーい。
ほんとそれだよね。
落ち着くんかいみたいな。
こっちもこの揺れてた体どうしようみたいな感じだった。
割と1,2曲目でこうじらされて、
来たじゃん、来たじゃん、今いいみたいなところで、
えー、ここで終わるんかいみたいな。
あのついに来たかんが。
ついに、ついに来た、これがいまいじゃんみたいな。
終わったら、終わるじゃんみたいな。
うわー、届かなかった。
当時はね。
うわー、そこで終わっちゃうんだっていう。
これだってほんとすごいんだよ。
12:01
10秒もです、今見たら5秒ぐらいですよ。
5秒ぐらい。
5秒ぐらいで終わったら、そりゃ面白くねーよな当時は。
5秒で終わらせるってすごくない?
5秒で終わらせるはすごいすごい。
やばい。
残収すぎる。
観してみるとめちゃくちゃ面白いんだけど、それが、
ここで終わるんかいみたいなのも面白いし、
それがすごいなって思うんだけど、
当時は分かんないよねっていう。
えー、なんだ終わっちゃうんだみたいな。
もっとやってくれよっていうのもあるしっていうね。
すごいですよね、あれ。
すごいよここで終わるって。
普通やらないもんだってね、こんなの。
でもあそこのやつってあれですよね、
その後に出てくる、
俺は死んでも死にきれないの。
あそこですよね。
アレンジ的に。
そこなのか。
たぶんギターも同じ。
なるほどね、確かに確かに。
あの部分をあの一瞬持ってきてるっていう。
いきなり持ってくるっていう。
そんなの分かるわけねーよ。
変態的。めっちゃ変態ですよ、ほんとに。
あーなんかすごい、今タクに言われてやっとそこ繋がったわ。
そこだね、確かにこれ。
そう、あそこなんだよ。
でもあれ、曲の中で聴いてるとあんまりギター感ないじゃん。
そうなんだよ、分かんないんだよ。
あの中で聴いてると、それもなんか不思議だなと思うんだよな。
確かに。
冷静になってね、俯瞰してみると、
あ、こういう仕掛けなんだみたいなのが分かって、
とんでもないことやってんだっていうのは分かるんですけど。
確かに。
当時分かんないよね。
当時ね、分かんないっすよ、そんなの。
いやーこのアルバムマジで難解ですよ、ほんとに。
難解難解難解。
このアルバムね、ほんとにそれがね、めちゃくちゃ強いんだよね。
これ分かんないよ、当時は。
いや、ほんとそうですね。
当時リアルタイムで分かってた人、ほんと尊敬するわ。
いやすごい、マジすごい。
俺はもうほんと、ここでこのアルバムにハマったってすごいよね。
すごいすごい。
分かんねえよ、こんなの。
分かるわけねえもん、だって。
普通にそのね、ロックの構築で言ったら分かるわけないんだもん。
そうですね。
難しすぎて。
なんか曲のあの一部分をイントロに持ってくる。
持ってきて、そういうなんか飛び道具的な効果音にしてるというか、
そういうパートに、やっぱ5秒やってるっていう。
15:01
で、それがその後、そのモチーフとして出てきて、それが面白いっていうのは、
いや分かんねえよ、そんなの。
すごいですよね。
ほんとそういう構成とかがめちゃくちゃ計算されてて、
とんでもないことやってんだっていうのは分かるんですけど。
すごいよね。そこが分かんねえし。
この曲あと、自分的にはなんかドラムサウンドが結構特徴的だな、すごい。
この曲を持ってて。
すごいなんか、ゼッペリンみたいなドラムのサウンドなんですよね。
分かる分かる。
すごい、なんかもう録音の仕方が生っぽいっていうか、生々しいですよね。
めちゃくちゃ生々しいですよね。
そこがね、すごい好きポイントですね、これは。
これやっぱ兄、ボンゾ好きだから。
ボンゾ好きだからね。
意識してたりとかあるのかな。
兄のインタビューちょっと見てないけど。
そうだね、ちょっとね、兄のコメントをこれ聞きたいな。
これ絶対ゼッペリン意識したって言ってそうな気すんだよな。
結構ノリだったんじゃない?
世界観的にやっぱね、そういうちょっとね、クラシックな感じの。
そうなんですよ。
ゼッペリンは馴染むな。
結構なんかこのアルバム聴いてて、そのレンジが狭いんですよ。
音域の幅が広くないっていうか、
ファイファイじゃないんですよね、音質的に。
結構ローファイによってて。
で、爆竹って結構ここまでハイファイによった音をやってて、
ここで急にローファイになるんですよ。
そこもやっぱ当時の自分としては、
ハイファイな音をやっぱ爆竹には求めててっていうところで、
ハマらなかったっていうのもあるし。
ここでローファイに行くんだっていうのは、
今見るとやっぱすげえ面白いところではあるんですけど。
ほんと徹底してますよね。
それはやっぱゴシックというコンセプトありきで作ってるから、
それはローファイは正しいんですよ。
そうですね。正しい、正しい。
ここでハイファイの音をやっては、ゴシックというものは表現できないと思うし、
それをやってるっていうのはやっぱ面白いところだよねっていう。
それが今のボンゾっぽいよねっていうのも、
そこが面白く感じるし、今聞くと。
いやほんとそうなんですよね。
このあえての古さというか。
あえてのね。そうそうそうそう。
もっとクリアにデジタルに撮れるところをあえて。
18:04
そうそうそうそう。
スタジオの部屋の広さまでが感じられちゃうみたいな。
そうそうそう。
アナログローファイ。
それがやっぱゴシックっていうコンセプトありきで作ってるんだな、このアルバムっていうのが見えて、
すごい面白い部分ですよね。
もうそれをやり切ってるっていうところがね。
それでありながらやっぱ感想とかも、なんか変な感じでピーポーパーポーしててかっこよかったりするし。
確かにそうですね。ピーポーパーポーな感じ。
そうそうそうそう。
あれはオルガンの音なのかな。オルガンっていうか何だろう。キーボード的な。
ギター、キーボードっぽい感じじゃないですかね。
そうだね。
なんかその感じもね、セッペリンっぽくていいな。
ローファイなんだよね、やっぱね。
ローファイな時代を感じる。
中世、やっぱゴシックって中世ヨーロッパなわけですから。
そうですね。
そこを、それを表現するのがやっぱ大前提としてあって、このアルバムでは。
それはやっぱ当時の自分としてはハマらないっていうのは、
もっとぶっ飛んで変な音を出してくれみたいなね。
っていうのを思ってたし。
そうですね。
今聴くとやっぱ面白いところではあるんですけどね。
やっぱ聴くタイミングありますよね、アルバム。
あとさっきのレンジの話にも関係するかもしれないんですけど、
結構このアルバム全体的に聴いてて、
あんまりそのギターがあんまり目立たないというか、ギターのアレンジというか音が。
多分それってすごい楽曲に馴染んでるってことだと思うんですよね、すごく。
全体の音の中に溶け込んでるというか。
っていうところが思ってたんですけど、
あんまりギターが面白くないなって言ってみれば、目立ってないか。
そうそうそうそう。
ギターがそんな目立っちゃうってゴシックじゃないんですよ。
そうそうそうそう。だから多分それは正しくてCDとしては。
ただ自分はそう思ってたんですけど、当時。
ただライブ見ると結構目立ってるんですよね、やっぱ。
そうなんだよね。
ライブですごい融合されるんですよね。
アルバムのゴシック的な世界観と、その爆竹の持ってるピッポパッポ的な音みたいな。
21:06
結構変な音出してるやんみたいな。ギターでも。
割と面白いことやってるねみたいなところが、割とライブだと目立つんですよね。
そうそうそうそう。
そうなんだよな。
だから同じ曲でも、ライブで見ると、あれなんか結構ギター面白いことやってるなって思って、CD聴き直すと、
同じことやってるじゃんって、なんか全然気づかなかったけど、同じことやってるじゃんみたいなのがちょいちょいあるんですよ、このアルバム。
馴染みすぎててこう。
馴染みすぎてると、それがね、すごいんだけど。
なるほど。
すごいんだけど、やっぱ当時の自分はそういうのも、なんかあれギターあんま目立たないねみたいな空になってて。
そうすると、なんかこうもっとどんどん聴こう聴こうみたいになってがなくてみたいなところ。
そう、もっとはみ出しちゃってるぐらいが好きだったから、当時はね。
なんだけどライブ見ると全然そこのイメージが変わるというか、認識がね。
出るじゃんっていう。
で、それを見た上でCD聴き直すとまた変わるみたいなのがあるから。
なるほどね。
やっぱね、深い、深いんだよな。ちょっとそこまでわかんなかったわっていう。
めっちゃレベル高すぎて。
高い高い。
ついて出てないっていうね、そういう感じなんだ。
この時期のそのライブ行った人と音源だけ聴いた人では全然違うよなっていうのは感じますよね。
なるほど、そうですね。
絶対これライブ見に行ったら面白いよなっていうのも。
そうですね、そうですね。
めちゃくちゃわかる。
そうですね、確かに。
だから僕が、とりあえずもうライブ当時行ってたら、そんなにそのCD聴いてあれだったけど、
ライブもうとりあえず行くって言ってたら、たぶんめっちゃその後行ってたと思うんですよ。
13回は結構やばいっすよって。
マジでちゃんと聴いてくださいっつって。
ちゃんと聴いてって、たぶんその当時言ってたと思う。
ほんと、だからここのライブ行ってたらこれが一番好きってなってたとしてもおかしくないと思うし、
それぐらいなんかね、やっぱこのアルバムはライブありきというか、
それはあるよなっていうのは感じますね。
ですね。
視覚表現と含めてっていうところでね。
そういうのをたぶんバンドとしても求めてたところだと思うし、
24:02
音だけ聴いてもわかんない人がいてもしょうがないよねっていうのはあるよね。
しょうがないよねっていうのを本人たちもたぶん思ってると思うし。
今井さんもやっぱね、ゴシック好きじゃなきゃ吐き気がするでしょ、これみたいな。言ってるから。
確信犯的にやってるところにやっぱりすごいリフレックスとは感じますね。
そうなんだよな。
見たいな映像これって。
これあとあの、「鏡よ鏡」ってあるところ。
ルルルルみたいな。
ライブだとめっちゃでっかい鏡よ。あっちゃんも巻くって。
鏡よ鏡よってやってるのも。
いやもう世界観と鼓動具がもう、すごいからね、やっぱもう。さっきからずっとそのライブの凄さ言ってるけど。
マジでね、やっぱその、徹底されてるんだよね。 徹底してるね。ちゃんとそこで鏡が出てくるっていう。
すごいよ。 で、やっぱり
桜井さん自分で出してきて自分で片付ける。 そう、そうだよ。
愛おしいな、あそこが。
そんなんね、なんかやられたらいいじゃないですかね。自分でやるっていうところが可愛いですよね。
すごくいいですね。
ここになんかスタッフが登場しちゃったらなんか、きょうざめじゃない?それもそれ、それはそれで。
そういうね、確かにそれきょうざめ、それきょうざめ。
そういうのなんか自分でやるっていうのがなんか、ほんとなんか愛おしいというかね。
自分でろうそくに火をつけるみたいな。
なんかね、愛おしいですよね。 その動きも含めてでもまたなんか、いいですね。
しょさがね。 そう、そこもなんか演じてるじゃないですか。そこも含めて。
あー、なるほどー。 確かに。
そこはすごいよ。 自分でやるからこその演体験となるかもしれないですね。
そうそうそう、そうなんですよね、スマイクを。 なるほどね。
すごいね。 そこをちゃんと引き受けるっていうのはかっこいいね、やっぱ。
かっこいい。
じゃあ次に行きますが、4曲目がキャバレー。
キャバレー。
ここでね、星野曲ですよ。 星野3曲ですね。
やっぱね、星野はやるんですよ。
これめちゃくちゃよくないですか、これ。
27:00
これはね、もういいっすね。
これは、すごいっすよね、この曲。
やっぱね、星野がね。
そう、あの、何がすごいって、なんか語弊があるかもしれないですけど、
星野秀彦曲に聞こえないっていうのがすごいですね。
あの、一聴して。
イメージするね、星野3曲と割とね、美しいバラード的な感じの。
それまでのアルバムにおいての星野さんの曲から、なんか幅が広がってるというか、なんて言ったらいいのかな。
このアルバムにちゃんとアジャストされてるというか。
まあでも色気みたいなとこはやっぱり星野さん感あるなっていう感じはあるかな。
このなんだろう、キャバレー。 エーメロな感じとかね。
キャバレーの世界観なんだよなぁ、なんか。
これはでもね、だいぶ、前半はあれとして、だいぶ骨太なサウンド。
で、ヘビーなリフの感じ。
ここまでの中でやっぱり一番攻撃的な曲ですね。
すごく攻撃的でもあるし、メロディアスでもあるんですよね。
それをやっぱり、星野さんが提供してるっていうのがすごいグッとくるポイントでもあるし。
やっぱりこの美しさと泣きの感じっていうのは、やっぱり星野秀彦。
ついでに星野秀彦みたいなところもあるし。
いやー、かっこいいですよね、これ。
この曲、中盤あたりからすごい展開しだすじゃないですか。
なんかちょっとベースだけっぽくなって、なんか、ドゥルルルルルルルルルルルみたいな。
あの辺からの展開も結構すごいなーって感じですね。
中盤すごいよね。
中盤すごい。なんか、ギターのリフの感じとボーカルの絡み方がすごい好きなんですよね、中盤のところ。
ちょっとメロディーも、ラップまではいかないですけど、なんかちょっとそんな感じの歌い方に。
リズム的な歌い方になっているところとギターの絡みの、あの辺がすごいかっこいいですよね。
あとそこに、
そこのところはヘビーロック、ラウドロック的なんですよね。
的ですね、的ですね。
そこに入る直前ぐらいのところも、なんか、ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥみたいな、なんか、
30:05
そこに移り変わっていく展開も含めて結構、いいっすね。なんか、ヘビーロック的な感じですね。
めちゃくちゃそういうヘビーロック的なサビから、間奏ですごい美しくなるじゃないですか。
いや、間奏めっちゃいいっすよね。
この後ですよね。
あそこめっちゃいいっすよね。
あれめちゃくちゃいい。
あそこはもうめっちゃいいっすね。
これは本当にね、聞いたことがない。
ヘビーロック、ラウドロックの文脈では聞いたことがないんですよ。
確かに確かに。
この流れが。
いや、これすごいよね。超かっこいいよね。
あれめちゃくちゃいい。
あれはすごいっすね。
あれすごいっすよ、ほんと。
ここに行く直前の桜井さんのシャウトも結構すごくないですか。
そうそうそうそう。
これかっこいいんですよね。
歌、うわーって。
その後がもうめっちゃいいっすよね、美しい。
めっちゃ綺麗な。
淡々と。
なんかね、明確なメロディーがあるわけでもなく、淡々と行くんすよね、あそこ。
すごいね。乾燥でめちゃくちゃ美しくなるし、そこから歌に戻ってくるところでめちゃくちゃロックな。
ダダスタダダダダ。
あの間合いにかっこいいっすよね。
あれ超かっこいいっすよね。
かっこいいかっこいい。
ダダスタダダダダダダ。
やっぱあちゃんのボーカルも歪んでて。
ラララララっていう。
あの美しさとロック的なかっこよさの融合がここでなされてて。
この曲めちゃくちゃかっこいいなっていう。
かっこいいっすねー。
これをやってるバンドはないんですよ。
世界的に見ても、こんなにロックの激しさと美しさを同時に体験してるバンドっていうのはなかなかないんですよね。
それをやってるのはやっぱりバクチがすげーなと思うところですよ。
あのピアノイントロがまずね。
あれもう最高ですよね。
あれがずっと鳴り響いてるけど。
あれがまずすごいっすもんね。
本当に美しいしかっこいい。
キャバレー。
いやー星野さんすげーなー。
すごいよね。
やってくれますね。
これを星野がやるっていうのがね。
33:02
そうそうそう。
それがね。
これがなんかグッとくるんですよね。
これ星野さんなの?っていう。
これが意外じゃないんだみたいなのがやっぱすごいんですよこのバンドは。
すごいんですよね本当に。
こういう曲ってやっぱね普通メインコンポーザーしか書けないんですよね普通は。
確かに確かに。
これをなんか星野さんがやってる。
そうですね星野さんが割と飛び道具的なというか攻撃的な役割を。
そらーそうかもしんないね。
このアルバムにおいては。
このアルバムだと。
確かに。
分かる分かる。
なるほど。
そうだね。
そうかもしんないね。
岩井さん割となんか徹してる感じ。
徹してるかもしれないね。
徹してるんですよね。
あーそうだねー。
確かに確かに。
それで言うとね次の5曲目も異人の夜星野曲ですけど。
続きますねここも。
これもベースから始まってスラップの。
スラップベースでね。
結構なんかこのアルバム店長だなと思うんですけどなんかベースがエロくないですか?
わかりますわかります本当。
ベースが印象的なのは結構多いな。
多いよねー。
多いっすねー。
後の方にも結構いっぱい出てきます。
なんかベースラインと音のエロさとそこに絡みつくドラムリズムパターンの面白さっていうのは
結構なんかこのアルバムは際立ってるなって思うんですよ。
やっぱ音数が少なくて割と向き出しになってるから余計際立ってないか。
この辺はあるかもしれないですね。
ドラムとかも含めて。
あんま上に乗ってないじゃないですか。
被せてないというか、仕込み系の音を。
なのでリズム帯は割と向き出しになってる感じですもんね。
向き出しのリズム帯のかっこよさとか。
出てますよねー。
なんかエロいんだよなー。
バックスクのリズム帯はエロいね。
色気があるんですよね。
あっちゃんもそうなんですけど。
生めかしい感じがね。
生めかしい感じがありますね。
確かに。
36:00
ゆーたさんは本当、すごい実力の持ち主だなっていうか。
職人職人職人。
本当それはすごい思いますね。
この世界観、ちゃんとアジャストするって。
想像を絶するよね。
すごいセンスいいなって思うんですよね。
かっこいい曲にめちゃくちゃマッチしたベースをね。
めちゃくちゃマッチしたベースを弾いてますよね。
何年か前にはあんな打ち込み満載のセクシーストリームライナーとかやって、
それに対応して。
それまでのね、散々ムチャ振りを対応してきたからこそ。
今井くんが言うからって。
その対応力やっぱすごい。
すごいよ。
それで成長もしてるでしょうし、
それに対応できるってこともすごいし。
それがバクチクで繋がってるからっていうことなんだよね。
もともと。
音楽性で繋がってるとかじゃなくて。
それだね、確かに。
そうなんだよ。
やっぱね、そこが強いんだよ、この場所は。
強い。
音楽とかそれ以前の人間関係としての絆。
そこで繋がってるのは本当に強いよ、この場所は。
やりたいジャンルがあって云々とかじゃなくて、このメンバーでバンドやりたくて、
メンバーでやる曲は全てバクチクであることが最優先されてるっていう強さ。
それは本当に当たり前にできないことですよ、本当に。
我々もバンドやってたり音楽やってたりするんで、本当実感するんですけど、
それって本当にできないよね。
できないですね、奇跡。
もっとやっぱり自分、やっぱ音楽やるからには自分を表現したいとか思うし、
俺が俺がってなる部分が少なからずあるんですよ、誰にも誰しも。
あとあれやりたいこれやりたくないとか。
そうなんですよ。なんだけどやっぱバクチクってそこがないんですよね。
それよりもっと優先されるものがある。
そうそうそうそうそうなんですよ。
多分あるはあると思うんですけど、それよりもっと大事なものがある。
そう。そうなんだよ。
それをなんかね、あの5人が、もっと個人個人の大事な表現したいものよりもっと大事なものがあるっていうのをその5人が各々感じてて、
39:20
それが表現されてるっていうのがやっぱりね、ものすごい尊いんですよね。
尊い。
そうっすね。
それをずっとなんか守ってきたんだなって。
そう。それがこのね、長年にわたって5人がそこを一番大事に表現してきたっていうのは本当感じるし、
どのアルバム聴いてもそれを一番感じるし、
そうっすね。
そこに本当に感動するし。
こんなバンドないっすよね。
そう。
毎作ほんとそうっすよね。
特に今ね、リズム隊の話してたからあれだけど、
今井くん今度はこっちかーっていうのが伝わってきますもんね。
そう。
そう。
そう。
地区界みたいなさ。
それによってこの獲得された能力だと思うんですけど、
本当にリズム隊の対応力の広さというかオールマイティーさが多分すごい。
すごいよね。
ここまでオールマイティーさを得得してますね。
このアルバムとかまで来るともう散々やってきてるじゃないですか、いろんなのも。
はいはいはい。
結構完成してきてますよね。
オールマイティーさが完成してきてるっていうか、
ここまでいろんな種類のベースラインとかそういうベースのプレイとかドラムのプレイを幅広いジャンルでできてる人たちって何て言うんですかね、あんまりいないよね。
すごいよね。
こういうバンドで。
そこがすごい相互補完的というか。
今井久氏はもう自由奔放にやるんですよ。
なんであの人が自由奔放にやれるかというと、爆竹のあの4人がいるから自由にやれるんであって。
で、あの4人がなぜそれだけできるかというと、やっぱり今井久氏を信頼してるからなんですよね。
これがもう全てのアルバムにおいて見えるんですよ、この人たちって。
本当に。
そこがね、本当にすごいですね。
爆竹って本当にそういうメンバー間の不和とか、これをやったら他のメンバーが嫌がるのかなとか、
42:01
そういう他のバンドだったらあり得るのがないからのびのびやれるっていう。
普通はあるんですよ。
あるあるある、そう。
アーティストエゴのぶつかり合いとか。
ぶつかり合いが。
それは絶対あるものだし、あって叱るべきものなんですけど。
時にそれが面白い方向に行くけど、壊れるものでもあるっていう。
そうそうそうなんですよ。
で、爆竹も多分それはあるんですよ、各々。
でもそれより何よりも優先して爆竹のこの5人でやるっていうのが一番最優先なんですよね。
そこにやっぱりすごい感動的なものを思うし。
泣けてきますね。
それを各々が無理やりではなくというか、お互いにリスペクトした上で自然とそれが成り立ってる。
そういう関係性が成り立ってるっていうのがやっぱり爆竹の凄さであり、尊さでありっていうところが音を聞いててわかるっていうのが感動的だし、
やっぱり爆竹聞いてて好きなんだよなっていうのは好きですよね。
そういうとこだよなっていうのが思いますよね。
爆竹聞いててやっぱりめちゃくちゃ好きだもんね。
なんかよくわかんないけど好きだなっていう。
これってそういうとこなのかな。お互いに人としてミュージシャンとしてすごいリスペクトしてるっていうところが音を聞けばわかるっていうのが、
それってなかなかできることではないし、すごい尊いことっていうのが伝わってくるっていうのが思いますけどね。
そうですね。確かにお互いにリスペクト感っていうのは伝わってきますね。
その関係性がね。
いやー、偉人の夜ね。
偉人の夜。でも間奏のリフとかも割とイントロのリフみたいなのが変形してくるじゃないですか。
あれ超かっこいいよ。
かっこいいかっこいい。
ああいうのグッときますよね。
ああいうの好きですよね。変形してくる感じの。
変形してくるかいーみたいな。
おいー変わってるやんみたいな。
変わってるやんみたいな。
そう?
45:00
あれはかっこいいし。こういうのやりてぇなみたいなのもやりたいですね。
プレイヤー目線で見ると。
そうそうそう。
うおーって。
あとはね、この曲すごい中世感が、その中世ヨーロッパの中世感がめちゃくちゃあって。
いやーそれめちゃくちゃ思ってて。
つかさとってんのってやっぱあのシンセの音。
あのなんかの、月あらば入ってくるあの音。
月あらば入ってくるね。
あれがいいよねやっぱ。
月を見せようものなら入ってくるからね。
つかさず。
あれいいよね。
いいよね。いいっすよね。
リフの部分でさ、そのベースとギターとそのストリングスが一緒に絡むじゃないですか。
あれもうなんかうめぇなと思うし。
うまいっすよね。
ストリングスがもうなんか人格を持ってるかのようなね。
そうそう。ストリングスがそのね。
いるよね人が。その人が。
いる。人格持ってる。
タクが言ったね、あのストリングスが忠誠感を醸し出す。
忠誠感をね。
なんかね、城が見えるもん。城が。
城が見えるよね。忠誠のね。
そう忠誠の。
浮かびますね。
やっぱりね、歌詞のその情景の描写のうまさというか、
見事さっていうのはやっぱここでも見えるし。
それはやっぱ降臨とか、ザ・モータルとかでも見えるんですけど、
やっぱね、桜井康ってね、情景を描いてみせるのがすごいうまいんですよ。
あの人。
比較的なんですよね、文章表現が。
あの人の文を読んでると、自然とこうビジョンが思い浮かんでくるみたいな。
そこがなんか、やっぱゴシック感を醸し出してると思うし、
じゃあそこを発揮させてやろうというのがやっぱ今私の、
このアルバムのコンセプトなんだろうなと思うし。
キャバレーとか異人の夜とか、そこらへんがすごい発揮されてるなっていう。
そうですね。
いやこれも、やっぱ歌詞すごいですよね。
赤い靴を履きってあるけど、それがあるだけでちょっと赤がやっぱ映りますもんね。
48:00
この情景に。
確かにね。
すごいんだよな、やっぱ。
その入れ方というか。
これ、そうだね。
なんかちょっと赤っぽいもんね、この曲は。
なんかすごいもん。
そういう風に見てるからしてるのもあるかもしれないけど。
そうなんだけど、でもそういう印象づけるのがやっぱ上手いんだよね。
そうそうそう。
でも、皆さんそう思いませんかっていうね。
ちょっとこの曲は赤っぽいですよねっていう。
それはあるね。
多いと思う。
これはやっぱさくらやつしの作詞、作詞術の上手さというか。
すごいですね、やっぱ。
でも、詩の最後の方でも、「あなたは誰?」とかね、そういうのも。
この辺のテーマも結構他の曲にも出てくる感じですね。
このアルバムにおいて。
やっぱりね、たくらさんには苦しんでいただかないと。
自問自答していただかないと。
自問自答のね。
そこにこそやっぱ共感するところがあるし。
俺は一体何者なんだって。
それをずっと問いかけてるのが、あの人の魅力だと思うんですよね。
そこを見せるしかないっていうのも、たぶん桜井さんは自覚してたと思いますし。
自分の苦悩する姿をっていう。
たぶんでも本当にそれは当時の2005年時点とかでは全くその通りだと思いますよね。
狂った太陽あたりから確立したその世界観。
たぶん間違いなくそれなんで。
それでずっとやってきてたね、ボーカリスト桜井敦史。
だから聴いてる我々としても、そこがやっぱ共感できるみたいな。
たぶん当時の自分、やっぱそれを求めてたというか、そこに自分を移してたっていうところが。
苦悩する自分っていうのを表現することによって、聴いてる我々が同一視できるというか共感できるというか。
そうですね。
それがやっぱ爆竹の大きな魅力の一つで。
かたや音的にはいまいしたしの天才的な変態的な面白さと、かたや桜井敦史の苦悩する自分。
51:13
そうなんすよね。
どうしようもない自分に。
内向的な。
内向的な、そう。
死の世界観が内向的なんだけどサウンドが宣言的みたいな。
そうそうそうそう。そこにまさにはまるんだよな爆竹。
そうなんだよな。こじらした中二病はそこにはまっちゃうんだよな。
そうなんですよ。
こじらした中二病のロック少年はそこにはまるんだよな。
相互補完的なんですよね。いまいさしと桜井敦史っていうのは。
そこにどうしようもなくはまってしまうっていう。
いけいけな、俺はいけるぜみたいな部分と、俺はダメだみたいなのが両立してるところがね。
そうなんですよ。爆竹の魅力ってまさにそこなんですよね。
それを両方表現してくれるというか。
いまいさしのイケイケで変態的で変異的でっていう音にめちゃくちゃハマるところもあるし。
あたりは俺はダメだ。どうしようもねえんだ俺はみたいな。
それがあるからこそなんだよなっていうのもあるし。
すごい奇跡的なバランスで成り立ってるバンドですよね。
アルバムの話に戻ると、いま異人の夜まで言ってましたんで、次。
クラウン・ラブ・セヌリータインストですね。
ここで一旦あれですかね。ここまでで第一幕終了みたいな。
そうですね。場面が転換する的な舞台だったね。
これはまあどうでもいい曲で。
いやいやいや。重要な重要な。
結構他のバンドの他のアルバムでも割と言うじゃないですか。
これはまあどうでもいい曲で。
お休み曲ですね。
トイレタイムとかで。
トイレ休憩。
言うんですけど。
その曲のファンに怒られますよっていう。
まあ言ってるんですけど、そうじゃないんですよね。
こういう曲があることでアルバム全体を通してのストーリー性が出て、
コンセプト性が保たれるっていう部分があるんで。
こういう曲がやっぱね重要なんですよ。
54:01
いや重要ですね。本当にそう。
このアルバムにおいてはもう特にですよね。
すごいアルバムの世界観を確立する上ではやっぱこういう曲があるのが絶対必要なんですよね。
これはまあどうでもいいなとか言うんですけど。
通常だと。
試作の問題とかもありまして、どうでもいいなとか言うんですけど。
そういう曲こそが重要なんですよね。
こういう曲があるからこそコンセプトアルバムだし、
すごいプログレッシブに聞こえる部分もあるしっていうところで。
ここまでの流れは結構、
序盤は苦悩気味な感じできてますよね。
序盤の方はだいたい苦しみというか、そんな感じで。
それで第1幕が終わって、
ここでクラウンが恋をしちゃうってことですよね。
クラウンラブセンリーからもね。
お嬢さんに。
お嬢さんに恋をここでするというアナウンスがあるわけですね。
好き好きな人がいますって。
そういう場面展開のそこでね、道化師が出てきて。
これさっき違って言いましたけど、
ライブだとこの曲は流れるんですけど、
普通にあっちゃんがソファにいて、
クラウンが出てきて、
ようこそみたいな感じで、
俺の影って言うんですよ、そのクラウンで。
その後にいろいろセリフというかやりとりがあって、
最終的にはナイフを渡して、手首を切らせるんですよ、あっちゃんがクラウン。
映像とかじゃなくているんですけどね、すぐそこに。
っていう流れになるんですよ、クラウンラブセニョリータは。
そうだろう。
結構重い。
重いよね。
なんか思ってたのだとなんかそう、
ホイしちゃいましたみたいな感じがあったりする。
そんな単純なことやるわけないじゃん。
57:03
だいぶ重いな。
その出てきたクラウンはさ、アルバムジャケットの奥の方にいる火振り回してるやつ。
じゃないじゃない。
あいつ?
じゃないじゃない。
あいつじゃないの?
じゃないの?
あいつがクラウンかと思ったけど。
もっとクラウンっぽいクラウン。
イメージするような感じのあれですよね。
花が丸い赤い丸いものがついてるみたいな。
やっぱこれライブだとそういう、舞台みたいなそういうのがあるんだもんね、見るんだもんね。
そう考えるとなんか。
そういう視覚表現的に見せた上で、
二重三重の意味をかぶせてみたいな、重層的な意味をかぶせてっていうのが本来の意図だと思うんですよ。
だからこのアルバムの音を聞いただけではわかんないよなっていうのは。
本当このアルバムはね、ライブというか視覚的表現と合わせた上で本領を発揮するというか。
全貌がわかるっていうアルバムなんだと思うんですよね。
まさにそうだと思う。
そうですね、やっぱ世界観を表現するコンセプトだとそうですよね。
ものすごい敷居は高いっちゃ高いんですよね。
高い。
そこまでいかないとわからない、到達できない。
余すとこなくそれを理解しようと思うと、それが必要なのですもんね、ライブ行くとかそういう体験自体。
映像でも出てるんで、ぜひね。
たぶん僕らと同じように、ちょっとこれはわからんわっていう人も多少いるとは思うので、
そういう人たちにはぜひね、映像から入るっていう手もありますよっていう。
なんかね、たしかに。
その映像があって、それのサウンドトラックがこのアルバムなんだみたいな。
そうだね。
そうそうそうそう。
やっぱサウンドトラックって映画本編見た後の方が楽しめるし。
そういう意味で言うとまさにそうだよね。
まさに、まさにそうですね。
それはね、わからないよね、それで言うと。
いや、わかんないよ。
サウンドトラックだけ聞いて理解するっていうのは。
そういう側面がね、ことのほか強いんですよ、このアルバムは。
そう、このアルバムはほんとそうですよね。
特にっていう部分があるからね。
意識的にやってるから。
やってるから。
1:00:00
これは。
価値が悪い。
言ってよって感じじゃないですか。
言ってよ、そういうことならね。
そうそうそうそう。
言ってよっていう。
行くからさ、そうやったらって。
確かに。
確かにな、そう言われたらライブ行ってたかもしれないね。
そうそうそうそう。
これはライブを見ることで感じる。
これね、ほんとライブ見た人とそうでない人のリアクションとまるで違うよ。
全然違うと思うよ。
だからこのアルバムは13回月光っていう舞台のサウンドトラックなんですって。
言われたら、アルバム見に行かなきゃってやっぱりなるわけで。
見に行かないうちにハマらなかったとか言っちゃダメだなって思いますからね、そう言われれば。
そうですね、そこはやっぱり。
見てねえんだからハマらねえよ、そんな。
わかんねえ、わかんねえもん、そんな。
隣のトトロのサウンドトラックだけ見られて、これいい映画ですよって言われてもわかんないですね。
そんな言ったら逆に怪しいよね。
映画見てないサウンドトラックだけ聞いて、いい映画でしたみたいな。
おかしいよね。
ハマれないよ、それは。
それくらい意識が高いっていうか、何回ってことですよね、CDだけだとか。
それを意図して作ってるだろうし。
そうそうそうそう、それでいいっていうことで。
それでいい、そういうもんだっていうふうに作ってると思うし。
これがハマったっていう人はすごいシンクロ率が高いんですよね、その爆竹とかいまいちさ。
そうだと思いますね。
わかんないですもんだって。
それをまた説明しないところがいいっすね。
そこはやっぱりそうでしょう。
説明されてもねえっていう。
そこを説明されちゃったらなんか。
ロックじゃない、そんなもんは。
それ説明したら。
それを説明することがダサいのがない。
一番カッコ悪いやつ。
俺はね、サウンドトラックなんだよって。
ライブを見ればわかるから来てね。
それ説明したら。
それはダサい。
今のボケの面白いところはね、ここがこうでさ、みたいなね、解説するようなもんですから。
それってやってるほうと一切言いたくなるところだし。
それは言わないでやってるのがやっぱカッコいいよねって。
そうですね。
そういうことですよね。
ということで、6曲目まで行きましたね、今回は。
おー。
グラム・ラブ・ディセミオ・リータまで行ったということで。
1:03:02
またね、ここで区切りますよ。
入りのいいとこでね。
ハマってなかったという割にどこまで行くんでしょう。何回やるんでしょう。
それが当時であって、今聞くと、今ちゃんと向き合うとってところですよね。
恐ろしいバンドですよ、バクチクは本当に。
恐ろしいバンドですよ。
てことでじゃあ、また次回続いていきます。
次回へ続きます。
01:03:45

コメント

スクロール