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2022-08-01 48:28

#26-1 『HIDE YOUR FACE 』のジャケットに隠されたhideのメッセージとは?

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今回から複数回にわけて『HIDE YOUR FACE 』/hide(1994年)を取り上げていきます。第1回目はhideのソロ活動のきっかけとデビューシングル発売~アルバムができるまでについて。そしてこの『HIDE YOUR FACE のジャケットに隠された背景やメッセージについて色々と語っています。

(※1.5倍速再生推奨)


主なトピックスはこちら↓

●そろそろhideソロアルバムを語っていきましょう

●ソロワークスタートはMxAxSxS「FROZEN BUG」

●JとINORANとの3人ユニットがきっかけでした

●デモ音源の名前は「ハードコアテクノくん」

●当時のLUNA SEAはどんな感じの時期だった?

●93年8月のシングル2枚同時発売でソロデビュー

●hideのソロ活動が目指した方向性とは?

●アルバムリリースまでの流れ・時系列を確認

●「SCANNER」でRYUICHと愛のデュエット

●hideとSUGIZOの関係性、お互いのロック観は?

●1994年あたりはすごく密度の濃い時代でした

●『HIDE YOUR FACE 』の翌月に出た名盤は?

●hideのソロ音楽が影響を受けたものと進化

●ジャケットはギーガーの仮面について色々と

●このジャケットから仮面がなかったとすると…?

●周りを囲んでいる文字から見えてくるもの

●当時hideが好きだったものを詰め込んでいる

●このジャケットに隠されたhideのメッセージとは?

●レコーディングに参加した大物アーティスト


『HIDE YOUR FACE 』/hide

1 PSYCHOMMUNITY

2 DICE

3 SCANNER

4 EYES LOVE YOU

5 D.O.D.(DRINK OR DIE)

6 CRIME OF BREEN St.

7 DOUBT

8 A STORY

9 FROZEN BUG′93

10 T.T.GROOVE

11 BLUE SKY COMPLEX

12 OBLAAT

13 TELL ME

14 HONEY BLADE

15 5O%&50%

16 PSYCHOMMUNITY EXIT


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B00005GRMX


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/hide-your-face/1440793344


●Spotify

https://open.spotify.com/album/3KHW7BoWav0uQ51ryewFFz?si=_U6QTTTFS8SzIqpeLVlAJw


■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:01
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながらいろいろと語っていきます。今回もよろしくお願いします、たくやです。
こんばんは、えぬぞうです。
こんばんは、Stab Me In The Back ひできこと、ひできです。
今回取り上げるアルバムが26枚目になりますけど、だいぶ積み上がってきましたね。
なかなかですね。
で、今回のアルバムは何でしょうか、えぬぞうさん。
神奈川県からお越しの松本秀之さんのHIDE YOUR FACEですか。
HIDE YOUR FACEですね。
秀のソロ1作目。
1発目ですね。
秀熱もこの映画見てからまたね、上がってますから。
そうなんですね。それがありますよね。
タイミングでね、いいんじゃないでしょうか。
ですね。で、かつ僕ら結構、X、HIDE、ま、HIDEも語ってきましたけど、HIDEのソロアルバムについては話してないと。
意外にそうなんですね。
意外とやってないのかっていうね。
ジルチとかなんか先にやるっていうね。
先にジルチをやるっていうね。
これはいかんということですね。
そうですね。ジルチはでもすごいいいですね。
個人的にはジルチ界かなりお気に入りですね。
いやー、ジルチかっこいいもんな、やっぱほんと。
最近また聞き直してほんとに、もう改めて何回目かわかんないけど震えますね。
やっぱあれはね。
あれはね。
ジルチの話を知らす。
あれはすごい。
すごいですよね。
あのタイミングと、アルバムですよね。
いやー、もっと世の中から評価されてほしい。
本当にね、確かに。
あんな何かがなければ、ほんと世界のロック勢力図が変わってたんじゃないかっていう。
そうですね。
フライの爆弾ですよね、あれは。
ですね。ほんとちゃんと投下してほしかったな。
えー。
という松本秀人さんなんですけど、今回はそのソロ、ファースト。
一発目ですね。
一発目。
ソロをそろそろ語っとこうっていう中で、まずはファーストからですよね。
ソロ、ソロ、ソロね。
03:02
まずはファーストですね。
まあそのハイドウェアフェイスですけど、どっからまた話していきましょうかね。
まあ秀野ソロのスタートっていうところだから、その辺の話からなのかなーっていう気はしてますけど。
確かに。
ただその辺の話は結構ジルチの1回目でも話してたりはしていて、そこと結構かぶる部分はありますけど。
まあハイドウェアフェイスを話す上で、その辺もやっぱ合わせて。
おさらいを。
おさらいしとかないとなんで。
そういう話からかなとは思いますけど。
まあやっぱりイナのテルミー、映画テルミーでも出てきてましたけど、塚本さんが演じていたイナ。
まあこの秀とイナの出会いっていうのがやっぱソロワークスタートのかなり大きなきっかけになってるんで。
その辺の話からですよね。
Xのレコーディングとかで最初一緒にやりだした。
そうですね。もともとイナがXのジェラシーのツアーのマニュピレーターをしていて、
そういう繋がりがあって、その後アートブライフのレコーディングをすることになり、
それがLAでやると。
で、それに呼ばれて92年夏にイナもLAに逃兵したと。
はいはいはい。
でそのLAでの作業中に秀と仲良くなって一緒に作業開始っていう。
そういう感じですね。
なのでこの92年夏以降からいろいろ動き出すと。
でまずやり始めてるのがフローズンバグですね。
これが我々も大好きなルナシーのJとイノランとヒデの3人で、
コンピレーションアルバムダンストゥノイズ4っていうやつに参加するっていうのが決まって、
一緒に曲作ろうって言ってやり始めたのがスタートですね。
それが本当にソロっていうかX以外のプロジェクトで始めたのは最初その曲だった。
そうですね。
でその時はもうヒデとしてもプロディジーとか。
あーはいはい。
ガスキーとかっていう時期。
そっち系のやつを。
なるほどね。
ミニストリーとか。
そうそうミニストリーとか。
スキムパピーとかその辺だよね。
ナイチネールズとか。
インダストリアルの連中ですよね。
そうですね。
その辺がお気に入りで、そういうのやりたいって言って、
06:03
っていうので作り始めたみたいな。
それにイナとあと2人とっていうこと?
そうそう。
その4人でって感じ?
LA側はヒデとイナがいて、日本はJとイノランがいるみたいな。
あーそれすごいね。その離れて作ってたんだ。
でもこれね、22年だからインターネットとかないからね。
今と違うもんね。
そうそう大変だよね。
よくやってたね。どうやってたんだろう?
まずはヒデとイナが作って、
これも最初の最初はヒデが自分で打ち込みをやってたりしてたけど、
結局なんかもう、こんなん自分じゃできねえって言って。
こんなんやってたら一生曲なんてできねえって言って。
それで元々イナに教えてもらいながら自分でやってたけど、
もうイナちゃんやってって言って。
そこの作業はもうちょっと。
そこの作業はね。
っていうので作って、でもう日本にテープを送って。
送ってたんだ。やっぱり郵送っていうか。
空輸ですよ。空輸。
それしかない。
すごいですよね。
物理的な物を送るっていうデータじゃないか。
ちょっとここ直したいなみたいな時にもう一回空輸するんでしょ。
また1週間かかるみたいな。
ここのフレーズちょっと長さちょっとだけ違ったわみたいな。
すごい、それはそれでなんか別のケミストリーというか、
起きそうな感じはしていいかもしれないですね。
そういう往復が少しあり、完成したと。
ちょっと曲はアルバムにも入ってるんで、
中身の話はまたそっちでできればなと思いますけど。
触りだけ言うと、そのデモ音源はハードコアテクノ君っていう名前だったっていう。
そういう感じだよね。
それが原点っていうことですね。
そのMASのフローズンバグは、
93年、年が変わって93年の1月21日にリリースされてるんですけど、
ダンストゥーノイズ4。
この93年1月っていうのが、ルナシー的にどれくらいだったのかっていうことなんですけど。
ルナシー基準で。
ここでhideとjとinuranが一緒にやってるわけじゃないですか。
一緒にやるべーっつって。
それはどの時期だったのかっていう。
09:01
ルナシー的にどの時期だったのかっていう。
その時のinuranとjのルックスが、あれは何の時だろうな。
マザーよりちょっと前。
マザー以前だよね。
マザー以前。
エデンだエデン。
エデンぐらいっぽいな確かに。
エデン以前ですね。
あ、そうなんだ。
それより前なんだ。
Believeはエデンの先行シングルですけど、
Believeの発売ってのが93年2月なんですよ。
これが1月なんで。
メジャーデビュー。
そうですね。
メジャーデビューってのが92年5月にイメージでメジャーデビューしてるので、
そのツアーやってるんですよね、その後。
イメージ終わりあるか。
で、10月終わりにエクスタシーサミットとかにも出てるんで、
多分その辺りで色々また飲んでやろうってなったんじゃないかなっていう感じなんで、
まだ全然エデンより前っていう。
それすごいな。
結構早いですよね。
イメージ的に言うと早いですね。
僕もマザーのちょい前ぐらいかなみたいな感覚だったんですけど。
まだまだルナシーが認知される。
全然前と。
全然前ですよね。
だからその頃に、当時の日ではもうすごいですからね。
あれか、もう日本の頂点か。
そうですね。
頂点。
っていう、なかなかそうやって考えると興味深いっていうか。
ヒデが、そうですね、その二人と会えてやろうって言ったあたりとかも面白いですよね。
私を特に知ってた感はあるもんね。
こいつらいいなって声かけたってことですもんね。
でもその後のルナシーの活躍っていうか、上り詰め方を見るとめちゃくちゃやっぱすごい。
確かな目を持ってたというか。
そういうことですよね。
ルナシー側が期待に応えたというか。
そうですね、それもあるし。
その両方というか。
すごいなって思いますよね。
それがスタートで、その後本格的にヒデソロプロジェクトやろうってなった時にまたイーナが誘われてやるって感じですけど、
ここではまずシングル2枚同時発売っていう。
それが決まってその曲を作るっていう感じですね。
12:04
先にそれが決まってたんだ、2枚出すよっていう。
っぽいですね。
それもなかなかすごいね。
それでまず作り始めたのがアイズラブユー。
アイズラブユーは結構ヒデが自分で一人でデモっぽいのを作って、
でオブラートと。
カップリングか。
そうですね。
でそこからフィフティフィフティダウト。
この4曲がセッションっていうか。
そうですね。シングル2枚収録曲ですよね。
これは日本で何か作ってたみたいですね。レコーディング含めて。
そのシングル2枚は割とハードコアテクノ君やってた人の割には、
割とキャッチーな曲を持ってきた感じですよね。
アイズラブユーはもう意図的に。
まずはっていう感じかな。
シングルっていうのを意識して作ったって言ってるね。
ギタリストが作るギタリストのソロのあれにはしたくないっていうのがすごい言ってたんですよね。
ギター。
マニアックに寄りすぎちゃう。
マニアックに寄りがちですよね。たしかに。
オマーとかもそうだし。
そうだし。
当時の秀的にはホテさんのソロっていうのはあの人にすごい影響を受けてるからね。
ソロやるならこういう感じ。
ソロなんだけど別に単体のアーティストとしても完結してるっていうか、出来上がってるものにしたいっていうのは最初からあったんだろうなっていう。
ギタリストっていう感じじゃなくて。
ギタリストじゃなくて、世間の人から見ても、
ヒデなんか出てきたぞみたいな。
たしかに。ホテさんの話はたしかにめっちゃ納得できますね。
ギタリストがギターのテクニックをひけらかすっていうただそういうことじゃなくて。
そうそう。じゃなくて、ちゃんとヒットチャートに泡よくば乗れるようなというか。
勝負できる。
勝負できる。そのフィールドで勝負できるっていうのは最初からあったっぽいですよね。
I Love Youは最初のシングルなんでっていうので、本当にシングル意識しつつ、自分の中での一般にもわかりやすい部分っていうのをもう全面に出したっていう。
そうですよね。
めっちゃわかりやすいですよね、この曲。
めちゃめちゃポップだし。
15:02
Xの人か?みたいな感じだもんね。
そうですよね。このキャッチーなメロディー。
サビのキャッチーさはなんかもう本当に、これでも勝手くらいキャッチーですからね。
それでカップリングのオブラートは真逆にしたっていう。
そうですよね。多分にXのファンじゃない人の目線をすごい意識しているよね。
逆にXのファンからすると、なんだこれって。
え?っていうような感じが逆にするっていう。
そうかもしれないですね、確かに。当時のファンがどんなので来るんだろうと思って。
最初聞いて、I Love Youは歌物だなーみたいな。
ポップすぎるっていうかなんか。
I Love Youみたいなやつですね。
某河村。
あそこまでじゃない。
そこまでではない。
あと5050と一緒に。もう一個は5050とダウトね。
そっちの方がなんかまだわかるなっていうか。
そうですね。
その4曲でシングル出して、その後のアルバム作りっていうのは夏からまたアメリカに渡ってやっていったっていう感じなんですよね。
じゃあ結構4曲ぐらいはまずできてて、その後テルミーとかじゃその後。
その後のLAのhideの部屋で2人でセッションしながら、リアルhideの部屋で。
リアルの部屋。
っていう感じみたいですね。
そこで飛べしてアルバム用のセッションで一緒に最初に作った曲がDICE。
DICEめっちゃいいよな本当に。
後でちょっとその時に語るでしょうかね。
そうですね。
今もう中身すごい言いたくなっちゃったけど、DICEがいいですよね。
それでそこから曲作りして、レコーディングして、っていうのを夏から秋、日本に戻ってきていろいろミックスとかやって、それらを全部11月中に終わらせると。
18:05
アルバム完成して、93年12月はX JAPAN RETURNSがあるんで、おそらくそれに少し専念して12月はやって、年が変わるとまたhideはソロモードに入り、
アルバムからの先行シングルみたいな感じでDICEが94年の1月21日に出て、1ヶ月後の2月23日にHIDE YOUR FACE発売と。
そこからシングルカットで3月24日にテルミー。
テルミーはシングルカットされたんだ。
このテルミーでスキャナー、りゅういちとデュエット。
ここでまたルナシーと絡んでるっていうね。
結構ルナシーのこと気に入ってますね。
あれだよね。Jとイノラント、りゅういちとはやってるけど杉沢はやってないっていう。
そこ面白いですね。
仲良かったとは思いますけどね、コンテンツから。
間違いなく仲良いですよね。
人間的には仲良いけど音楽的には…
音楽的には仲良いとは言うと組織とやる感じだよね。
どっちかっていうとやるならばっていうか。
難しすぎるみたいなあいつはあって。
あいついろいろと…
最初の会話かなんかで、「君は誰が好きなの?」ってギタリストでさ。
よくあるじゃん。ギタリストあるあるで。
杉沢がフランクザッパっつって。
ヒーディが、「あーダメだー!」って。
会わねーっつって。
フランクザッパっつって。
フランクザッパっつって。
その辺も合わないっていう。
その印象だと。
その時ってまだ相当若いですよね。
たくさん若いね。
20歳前後でフランクザッパっつって。
最初とかだとほんとそうですよね。
それはこいつだーって。
まあでも面白いですね。今となってはその杉沢が。
面白いですね。
音楽的思考的にはあんまり合ってる部分もありつつ、根本的には違うっていうのが杉沢とヒーディの感じ。
そうですねー。
21:01
杉沢の方はなんか、「ヒーディさん、ロックはハートですよ。」みたいなさ。
はいはいはい。
で、ヒーディの方はなんか、「いや、ロックはロックだよ。」みたいな。
そんな難しいことじゃねーんだよ。みたいなさ。
確かに。
その辺なんかJと合うのは分かるなーっていう感じがして。
確かに。
杉沢はなんかね、本質的にヨシキと近い感じはありますけどね。
その辺りのこのカップリングというかなんというか。
カップリングねー。
ここで愛のデュエットをしてるっていうのが面白いなーって。
こういう質が似てるとかでなんかあれだよね。
実際似てますよね。
結構似てる、似てるんですよね。なんか当時の。
ちなみにまたルナシー軸で行くとって感じなんですけど。
ルナシー基準で考えがちな。
ルナシー基準で考えがちな名番ラジオ。
軸をねちょいずらして。
このテルミーが94年3月24日なんですけどシングル発売は。
この時ルナシーロージアの前なんですよね。
だからエデンのツアー終わって次のマザーの先行シングルロージア出る前。
ロージアが94年7月なのでその前って感じですね。
その間って感じなんだよね。
エデンと。
結構にわかりやすいイメージしやすい。
イメージしやすいね。
だいたいビジュアルが想像つく。
想像つくね。
なるほどこの時期ねっていう。
っていう感じですね。
このあたりもなんかすごいな。
そのシーンの盛り上がり。
シーンね。
盛り上がっていく感じもすごい。
94年はなんかすごい覚えてる感じがあるもんな。
ルナシーが出てきてヒレイはそれをやってみたいなのは。
なんかすごいですよね。
ほんとそのあたりの1年の濃さと言ったら。
そうそうそうだよね。
これが1年の間に起こってるのかみたいな。
これが1年の間に起こってるのかみたいな。
これが1年の間の出来事。
いやーここ最近の10年と同じくらいの濃さだな。
ほんとそうだよね。
ほんとそうだよね。
だいたいザ・ワン出たのは10年前くらい。
信じられない。
いや1年前だ。
1年前くらいの感覚でしょ。
24:01
マジで。
普通になんか去年出たよねって言われたらなんかそんな違和感ないですよ。
ほんとそうだよね。
びっくりするね。
うちらの年齢的に何ヶ月とかでもデカかったもんね昔はね。
そうですね。
今なんかもう年単位で考えちゃうけど。
ですね。
年があっという間ですからねほんとに。
年があっという間なんですけど。
1ヶ月くらいの感覚ですよ。
いやー嫌になっちゃうなもう。
嫌になっちゃうよねー。
当時はもう1年2年なんてもう10倍くらいの感覚だもんね。
いやほんとに10倍くらい。
リアルに。
いやーすごいなー。
この辺のシーンはほんとにすごいですよね。
日本でもバクチクで行くと94年、そのハイドイフェイスが出てる94年にはアルバム出てないんですけど、
93年にダーカ・ザ・ダークネスが出てるっていう感じですね。
いやー考えバクチク。
95年6・9。
ちょうどその間。
やっぱその辺だよね。
ハイドイフェイスはその間ですね。
その辺もなんかわかる感じするんですよね。
その辺にアレが出てるっていうのは。
ちなみに海外で行くと、まあそのハイドイフェイスが94年2月ですけど、その1ヶ月後の94年3月に出たアルバム。
クイズ。
94年?
はい。
ナインチネイルズ?
はい。
タウナード・スパイラル?
そうです。
おーすごいよくわかってきましたね。
すごいなー。
なんか時代的な。
1ヶ月後なんすよ。
ダウン・ワード・スパイラルと。
1ヶ月後がダウン・ワード・スパイラルなんだ。
それすごいっすね。
そことそんな変わんないんだ。
なんとなくその辺のなんかね、時期が変わってきて、
なんとなくわかるわーって感じがするみたいな。
94年のヒデのソロはもうあれだよね。
もっとミニストーリーとかの影響が強いし、
ナインチネイルズでももうちょっと前だろうって感じがする。
プリティヘイトマシーンなんだろうなっていう影響を受けてるのが。
あとはブロークンも結構。
あーそうだね、ブロークンとかだね。
そうだね。
ただその辺に出たのが結構ヒデのソロだったんですよ。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
27:00
その辺に影響を受けたヒデがあれを作って、
トレントレズナーはもうちょっと先行ってる感。
直後にダウンワードスパイラル出してるじゃん。
ダウンワードスパイラルもうちょっと進んでる感あるじゃん。
そうですよね。
分かります。
ダウンワードスパイラルはもうちょっと進んでる感じがする。
そうですよね。
ブロークンが92年9月なんですよ。
で、さっきの話を少し戻すと、
マスのフローズンバグって音源になってるのは
93年1月なんで、
マスのフローズンバグって音源になってるのは
93年1月なんだよね。
で、メルでかい人たちがライブラリでやってるとか
その前にタッチヌードルを使うんだよね。
1993年1月なので、この92年の秋にそれらを聞いた秀賀が、これだって。俺もこれやるって。
そう、そうだよな。このこう、熱がこう。
その熱がそのまま。
あー、確かに。
なるほどなー。
その熱を持ったままアルバムを作ったのがハイダイアフェイスなのかな。
自分の熱を今や熱いのはこれだって。
そうそう、そうだよね。
なんか照らし合わせるとほんとなんか見えるよね。
見えますね。
その辺に影響を受けてあれ作ってんだなっていう。
トレントレスラーはもう一歩先行ってるんだよなみたいな。
あの段階ではみたいな。
そうですね。
その辺のやっぱ絶対影響は少なからずありますもんね。
間違いますね。
なんかそう考えるとすごいなー。
で、その後でね、そのジルチとかでも、もうこうちょっと違う路線で秀がこう。
あー、なるほどーみたいな。
こういう角度からこう来たかって。
あー、その角度から追いついてるかみたいな。
そうですね。
独自の発展をこう。
そうですね。
そうなんだよなー。
お前らができないものを俺は持ってるぜって。
あー、そうそうそう。
その進化の感じがすごく面白いですよねー。
そうですね。
もうこれほんとなんか学問としてこう何かこう。
なんか研究しがいがありますよね、その辺のこう。
歴史だったりこう、進化論じゃないけど。
ほんとそうっすよね。
94年ぐらいの段階ではやっぱその海外のアメリカの辺りから影響を受けて作ってるっていう。
30:07
それが90年後半になると、その秀の晩年あたりになるともうなんかもう追いついてる感じするよね。
そうですね。
秀が。
あー、いやー。
これ面白いな。
これ面白いな。
なんかすごいですよね。
それほんとだからガチの研究対象としてこう何か成り立つっていうか。
でも結構秀もその94年ハイダイフェイス段階だとまだその初めてっていうところの表現の手探り感が。
自分の持ってるものを出し切れる表現力がまだなんかそれに追いついてないっていうか。
そうだよね。
そういうのはなんかあるなぁ。
アーティストとしては新人というか言ってもおかしくはないぐらいだもんね。
そうですね。
自分が前面に出てっていうのはここでやろうっていうとこだからね。
まずやってみてる。やってまずこう作っていってるって感じですね。
結構あのイナの本とかにもいろいろそのレコーディングの話とかも書いてあるんですけど。
やっぱすごいハイダイフェイス時期は手探りでやってたみたいな感じもあって。
ジルチの時にも出てきましたけどセカンドの頃になるともうジルチのレコーディングとかもやっていて。
そこで出会ったビルケネディとかからいろいろレコーディングの仕方とか、
あとイナもプロトゥールズとか波形編集とかいろいろ学んだりとか、
あとドラムのレコーディングの部分とかですよね。
そういういろんなレコーディング手法とかを学んで、
それで独自の細胞グロックみたいなのを確立していったっていう、
その辺のテクニカルな話も割とやりたかったことが表現できるようになったみたいな。
その辺もあるなって感じはしますね。
いやーなかなか深い、興味深い話が。
面白いよね。その辺りの時代の背景とか、その辺も含めて考えると本当に。
濃いですね、90年代は。濃いですね。
濃いっすね、本当に。
そんなハイドルフェイスですね。
このアルバムだ、アルバムのジャケットのあれも、ギーガーの。
あーそうだね。
あれもなかったギーガーが、他の人の自分の作品に手を加えることはあんまり認めないけど、
33:08
これはちょっと認めたみたいな。
すごいっすよね。
なんかすごい、本当だ。
当時は全然わからなかったけど、後々なってみるとさ、
こんな、えーってなるよね。
このジャケットもなかなかインパクトありますよね。
あるよね。なんでこれにしたっていうのがあれなんだっけ、
ハイド・ヨア・フェイスってタイトルはどうやってついたんだろうね、もともと。
これも結構初期段階で決まってたっていうね、タイトルは。
ヒデがハイドだから、ここにかけてるっていう。
ハイドがフェイスだから、仮面っていうか顔を隠すっていうことで、仮面ってことですよね。
ギーガーの作品を使いちゃうっていうのが。
すごいですね。
ちょうど古典をやってたかなんかですよね。
ギーガーが仮面をテーマにした古典を、仮面のテーマの古典をちょうどやってて、
そこで多分そういう仮面の作品を使わせてほしいっていう話がちょうどそこでヒデから来たから、
じゃあいいよっていうふうにたまたまだったみたいな。
これもすげえな。
この仮面、よく見ると腕時計を逆さにしたので構成されてるっていう。
あ、そう。腕時計を逆さまにしたやつ。
それなんかね、ヒデのインタビューで見て、え?って思って見たら、確かにって。
確かに丸い盤面みたいな、元ベルトなのかなみたいな。
丸い盤面は確かにあるね。
目はヒデの目なんだよね。
ヒデの目をはめ込んだ。
仮面外してくとシールの顔になるっていうさ。
これ、実際のやつは被れなかったみたいで。
そうだよね。結構ちっちゃいんだよね、あれ。
実際被れるのをマットジョージに作ってもらったらしいですね。
なるほどね。
ここでマットジョージが出てくるのか。
スクリーミングマットジョージ。
出てきたんだね、実際に被れるやつ。
再現してもらったらしいですね。
このジャケット、冷静に見るとすっげー怖いジャケットですよね。
36:04
さっきの話の流れ踏まえてなんですけど、
めっちゃこの仮面を外すとなかったとすると、めっちゃブロー君に似てるんですよね。
あー、確かに。
その仮面がなかったとすると。
後ろの木の感じっていうか。
めちゃくちゃそっくりですよね。
なるほど。
色もそっくりだし、この炎みたいな。
完全にもうこれをやりたいって感じだね。
そう、めっちゃ伝わってきますよね。
俺もナインチネイルスやりたいって言ってたよ。
すごいなーって。
確かにそれすごいなー。
てかまんまじゃないけど。
ほんとまんまって言っていいくらいな。
並べるとほんとすごいよね。
ブロー君にこの仮面を置いたみたいな感じだもんね。
そうそうそうだね。
てかそうじゃないこれ。
完全にそうだよね。
これは意識してると思うなー。
これはそこの繋がりやばいね。
ねー。
なるほど、確かに。
すごいわ。
確かにそうですわ。
これはもう。
あー意図的だよこれ。
絶対。
色味が。
うん。
いやー意図的だなー。
まあでもあれかもしれない。
秀的には俺はさらにギーガーがついてるぜって。
そうだねー。
こっちはなんもねーけどって。
俺の方がかっこいいぜみたいな。
俺の勝ちーって。
すーごい。
あとは何なんだろうねー、この
周りにハイドイオワフェイス秀っていうのがぐるぐるぐるってかも。
ぐるぐるぐるってねー。
その辺が何かをもしかしたら影響されてるのかもしれないよね、どっかから。
あれじゃない?
ブラッドシュガーセックスマッカー。
ブラッドシュガーセックスマッカー。
なんか好きなものをいろいろこう取り込んでる。
そうだよねー。
当時として見ると、わーなんかすごいアイデアだーみたいに見てたけど、
ねー後々こうやって見ると、当時秀が好きだったものをなんかぶち込んでるんだ。
そうですね。
はいはいはい。
そうですね。
そうなんだーみたいな。
あーやっぱこれやっぱソロでやるから好きなことやるぞーっていう。
そういう感じするよねー。
俺が好きなものをもう入れ込むぞーって。
でそのブラッドシュガーセックスマジックってのがレッドホットチリペッパーズじゃないですか。
で秀ってもうレッチリその時点でめっちゃ好きだと思うんですよね。
39:00
で秀がレッチリのTシャツを着てるのが映像で残ってるんですよね。
91年8月のXの最初の東京ドームのカーテンコールでレッチリのTシャツ着てるのと、
この時は4人が並んで裸であそこに靴下をつけてるやつですね。
めっちゃねーレッチリといえばっていうね。
そのTシャツを着てると。
じゃあ秀はもうめっちゃレッチリ好きなんだね。
その時にそれ着てて。
でその後の92年1月の破滅に向かってこの東京ドームのカーテンコールでもレッチリTシャツ着てて。
これはあのロゴですね。
これを着てると。
でまあこの頃のレッチリってちょうどその91年9月にブラッドシュガーセックスマジック出てるんで。
多分めっちゃハマってたんだろうなーって。
間違いなくハマってるよね。
っていう流れでいくとこのジャケットのその部分ブラッドシュガーセックスマジック説あるなーって。
あるね。マジであるね。
まんまじゃん。
この並びね。
並びね。完璧に。
ブロークンプラスブラッドシュガーセックスマジック。
やばいねそれ。好きなものを詰め込んだ感じ。
好きなものをね。
あの当時のねアメリカのそのオルタナシーンは間違いなく好きっていうか言ってるし。
言ってますよね。
その時代のジェーンズアディクションとかレッドウォッチチリペッパーとかその辺は結構名前出してるからね。
めちゃくちゃ好きな恥ですよね。
そうですね。でしかもその海の向こうの存在として聴いてただけじゃなくてもう実際ジェラシーのレコーディングでいたわけですからね。
そうそうそうそう。
そのど真ん中に。
そうそうそう。肌で感じてるっていうか。
肌で感じ。
それはめちゃくちゃ大きなものを。
いやーだから悲劇的だね。
ですよね。
この辺のオマージュというかもう案に俺が好きなものを詰め込んだぜっていう。
そうですね。
あの時代のいろんなジャンルをミックスチャーしてマセコゼにして出力してるっていう音楽生はやっぱり日でも同時代の人間として俺もこれなんだよみたいなさ。
42:06
確かに確かに。
すごい多分共感してると思うもんね。レッチリとか。
俺もそっち側なんだぞっていうメッセージですよね。
うわーでもすごいななんかその辺踏まえるとなんかあのアルバムのジャケットって相当音楽性とかすごくある。
今までそんなね、ギーガーだなって見せてたけどね。
ただそれだけはギーガーの仮面だ仮面だっつって。
そうやって読み解くとなんかナインチネイルスでありレッドホッドチリフェッターズでありっていう。
あ、そうなんだっていう。
音楽、いやでもそれもすごいしっくりくるじゃないですかめちゃくちゃその辺が。
しっくりきますね。
うーん。
しっくりくるし。
はいな。
なるほどねっていうのは。
今、今気づいたっていう。
今まさにいやほんと。
なるほどね。
すげーそれね。
やばい。
これはねちょっとひでファンが聞いてどう思うかをぜひコメントにいただきたいところですね。
いやだってもうこのアルバム、ジャケットでほんと仮面にばっかりこう話は行くからね基本。
うんうん。
仮面があってこの後ろの火の模様と周りのあの文字の並びに。
囲む並び。
そこがそこにフォーカスしてる人いないでしょ。
でもちゃんとそれがねバックグラウンドっていうかね背景にまさにマッチしてるというか。
完全にマッチしてるしそうでしょこれ完全にもう。
すごいよねめっちゃ納得できるっていうね。
すごいすごいめっちゃ納得できた。
いやー深い深い。
深いよこれ。
しかもなんかそのそこの中にこの仮面がこうあるっていうのがまたなんか。
そうだねそれらを踏まえて俺がいるっていうねメッセージですよね。
一周回ってきてこのアルバムの音楽性を完全に表現してるよね。
なんかでもあれだよねソロでさソロでアルバム出すぞってなってさ。
俺が好きなの全部入れちゃおうみたいなさ。
ナインチネイルス大好きなんだよなってもうそのまんまにしちゃってさ。
でチリ超いいよなって言ってさ。
これも入れちゃう感じがなんか俺らと変わんねえなみたいな感じで。
変わんねえよ。
すごい。
これ今超好きなんだけどさっていうのを。
そうっすね俺もこれやろうって。
そう俺もこれっていう。
ソロなんだからやっていいんでしょこれって。
本当それだよねそうだよね。
Xじゃ絶対できないことだからさ。
45:01
好きなのやっていいんでしょって。
そうっすよね。
これすごいわ。
これがなんか面白いとこだしなんか愛おしいとこですよね。
愛おしいですよねなんか。
変わんねえじゃんみたいな。
そうっすね。
僕の考えたベストアルバムみたいな。
僕の最強のロックアルバム。
ロックアルバムこういうジャケットでこういう音楽が入ってて。
僕の考えた最強のジャケットっていうアルバム。
それをなんか実際やっちゃったみたいな。
確かに。
いやでもそこ気づいてる人いなくないっすかあんまりっていうか。
今話してて気づいたっていうか本当すごいな。
確かにあのアルバムのジャケットはブロークンそのまんまですよってあんま聞いたことはないですよ。
いやないっすよ。
さっき言われて本当うわマジで確かにそうじゃんっていう。
似てるどころじゃないっすよねこれ。
どころじゃないしさ。
タイミングとか諸々全部考えても完全にそうじゃん。
すごすぎるな。
あとは全体的なところでいくと。
このアルバムはあれですね。
参加メンバーとしてテディ・ボジオとTM・スティーブンスっていうところもよく語られるところだと思いますけど。
当時さテディ・ボジオとTM・スティーブンスが参加してるみたいなさ。
誰だそれみたいな。
すごい人なんだろうなみたいな。
いや今考えるともうすごいっすね。
よく本当にやったなっていうか。
テディ・ボジオのレコーディングもヨスキーが日本から駆けつけて見に来た。
それはそうなるよな。
そうなりますね。
やべえとマジで。
テディ・ボジオがレコーディングしてるのは見たいわってなりますね。
えヒデテディ・ボジオとやるのみたいな。
えって。
マジかってことになりますよね。
いやいやまあハイドウェフェイスそんな感じですね。
94年2月23日発売。
まあ本当にこの時代がいろいろ反映されてるなっていうところですね。
そうですね。
いやあ勉強なんだね。
48:01
っていう背景を知った上で次回曲について話していくというところですね。
はい。
じゃあまた次回に続きます。
はい。
次回へ続きます。
48:28

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