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今回は、アセスメントとフレームワークについてお話をしたいと思っています。
アセスメントというのは、もっと身近に、実用的に考えていくときに、分かることを増やしていくという話をさせてもらいました。
この分かることを増やしていくということで使えるものが、フレームワークというものが世の中にあります。
フレームワークというのは、思考の枠組みという意味合いです。
こういうのを使っている人と、なんとなく敬遠して使わない人と分かれているのではないかと思っています。
フレームワークというのは、思考の枠組みということです。
当然、昔からいろんな人がいろんなことを考えてきたわけですよね。
もちろんゼロから全部自分で考えていくというのもできるんですけど、いろんなことを考えるときに、このケースではこの思考の枠組みを使うと簡単だよ。
あるいは、スタートが省略できるというか、前提を省略できるというか、なので使った方が便利だよというふうにされているのがフレームワークというものになります。
例えば、ビジネスに向いて3C分析というのがあるんですけど、自社を分析して、競合を分析して、顧客、市場を分析しましょうということですね。
もちろんこれをビジネスを考えるときに、何から考えようかなというふうに考えることももちろんできるんですけど、
例えばこの3C分析という型を使って、今のうちの状況を整理して、打ち手を考えてみようとか、戦略を考えてみよう。
そんなふうに活用していただくことで、考える時間というのを短い時間で質が高いものにすることができる。
これがフレームワークというものの便利さだというふうに思っています。
もう一方でアセスメントとは分けること、分かることを増やすことという話をさせてもらっているんですけど、
やっぱり守張りという段階、型を守るという段階があって、型を破るという段階があって、
自分の流派を作っていく、なので元の型を離れていくという段階があってというふうに、
日本の伝統芸能の段階の考え方、レベルの考え方で守張りというのがあるんですけど、
これも同じように、例えばまだ思考のレベルというのがそんなに終熟していないというふうに判断できるのであれば、
やっぱり積極的に思考の枠組みである、思考の型であるフレームワークというものをぜひ使っていただくと、
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いい訓練になるんじゃないかなと思いますし、そのフレームワークを使わなくても、
自分なりに考える思考のフレームワークというのは、自分のフレームワークが既に用意されているということであれば、
そちらを使っていただくということなんじゃないかなというふうに思っています。
なので、分かることを増やすという上で、ぜひ世の中にあるフレームワークというものを積極的に活用して、
自分の型を見つけたりとか、自分の思考の流派を作るという段階に成長していただけるといいんじゃないかなというふうに思っています。