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アセスメントというものが、もっと身近に、もっと実用的に、様々な場面で活用されるようになったらいいなと思っていますし、そこに自分も貢献していきたいなということを思っているんですけど、
なぜ多くの人にとってアセスメントというのがあまり身近じゃないのかというと、やっぱり人事評価とかそういった場面で一部の人事の人とかが使っている言葉、それ以外の人にとってはあまり馴染みがないものということだからだと思います。
一方で、私がなぜもっと皆さんに普段使いしてもらいたいというふうに考えているのかということで言うと、やっぱり評価とか査定というのは、投資の判断をするために評価をしたり査定をするということだからですね。
今度、投資というふうに考えているときに、あんまり自分は投資と遠慮いなとか、そういう判断する立場にいない、こんなふうに思う人もいると思うんですけど、結局自分の人生単位で考えているときに、全ての判断、意思決定というのは投資というふうに考えることができるんじゃないかなと。
仕事を決めるということもそうでしょうし、今日1日何をするということも投資なんじゃないかなというふうに思っています。
投資というのは、あんまり難しく考えずに、自分の人生をより良いものにしたりとか、より豊かにするための判断というふうに考えていただけるといいんじゃないかなというふうに思っているんですけど、
このアセスメントとか投資判断のために評価をする、査定をするということがいかに重要なことなのかということを考えてもらうために、一つのフレームワークをお話ししたいなというふうに思っているんですけど、
リクルートでは見立てる、仕立てる、動かすというこのフレームワークを組織全体で大事にしています。
どの企業も、どの個人も自分が上げたいと思っている成果を上げるために日々活動しているということになると思うんですけど、
その成果を、得たい成果を上げようと思ったら動かす。これは個人というよりかは企業で使っているフレームワークなので、組織全体で動かすという行動というのが大事、絶対必要ですよという話ですね。
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この組織を動かしていくためには仕立てるという筋道を立てたりとか計画をしたりとか、そういった仕立てるというプロセスが必要ですよと。
そして仕立てるためには見立てる、目に見えていないものを見えるようにするということが必要だということを言っています。
なので見立てる、仕立てる、動かすということですね。これは見立てて仕立てて動かすという流れになっていくんですけど、
こういった流れを持ってしていくことというのは手前の段階が詰まると、後の段階というのは頑張っても取り返しがなかなかつかないです。
見立てを失敗してしまうと、いかに仕立てがうまくやっても、動かすということをうまくやってもいい結果は出ないということなんですね。
この見立てるということが、つまり評価をするとか査定をするということだというふうに私は思っています。
私自身も多くのビジネスの現場を経験する中で、見立てるという一番最初の段階がうまくできていない、あるいはそもそもあんまりやられていないということによって、
ビジネスがうまくいっていないことというのはすごくたくさんあるんじゃないかなというふうに思っています。
なので、例えば人を採用するという時にも、この人がうちに入社することで活躍してくれそうかどうかという判断、つまり評価とか査定をしていることになります。
この評価とか査定という言葉のニュアンスにどんな意味合いを込めるのかということだったりとか、評価をしているなんて偉そうだとか、いろいろあるかもしれないんですけど、
でもこの組織にこの人が入ってくれることによって、どんな未来のポジティブな変化が起きるのか、そういったことを判断しているという意味では評価、査定をしているということだと思います。
例えばビジネスに必要な仕入れをするという時にも、いくらで仕入れをするべきなのか、これも評価、査定ですよね。
実際に今働いてもらっている人を適材適所に配置する、これも投資的な考え方なんじゃないかなというふうに思います。
そのように考えていったときに、見立てるということを経営者はもちろん、マネージャー、そして現場の一人一人が見立て力というものが高くなっていくこと、
これはビジネスをより良いものにしていく、個人で考えれば人生をより良いものにしていく、そのために非常に重要なことなんじゃないかなと思っています。
大事なことなんでもう一回言いますけど、見立てる、仕立てる、動かすという流れの中で、一番最初にある見立てるということが損なわれてしまうと、その先頑張ってもなかなか取り返せないということで非常にもったいないプロセスが見立てるというプロセスですし、
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見立てるということを質を高めていこうと思うと、アセスメントというものを使いこなしていくということがとても有効なんじゃないかなというふうに思っています。
こんな思いを持っていますので、アセスメントというのがもっと皆さんにとって普段使いで実用的なものになっていったらいいなと思いますし、皆さんの人生をより豊かにするために、皆さんのビジネスをより豊かにするために、ぜひアセスメントというものを活用していただきたいというふうに思っています。
