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2023-12-17 06:17

描く未来が自分を規定する〜アドラーの言葉

#アドラー心理学 #内省 #対話 #キャリア
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今回は、人間力を高めるということで、アドラーの人生に革命が起きる100の言葉からご紹介をしていきます。
今回はですね、描く未来が自分を規定するというものです。
人は過去に縛られているわけではない。あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。
過去の原因は解説にはなっても解決にはならないだろう。
というアドラーの言葉です。
過去じゃなくて、自分が描く未来が自分自身を規定しているということなんですけど、
その後に続いて、過去の原因は解説にはなっても解決にはならないということを言っています。
こういった定義をはっきり示してもらうことで、
過去の原因追及をしても全然良いと思うんですけど、
解説を知りたいならそれは正解であると。
でも解決をしたいということであれば、それで解決できるわけではないということを、
自分が自覚して使い分けるということは非常に重要なんじゃないかなと思っています。
何か過去のせいにしてですね、過去にこういったことが起きたから、
自分はこうなっているのだということであって、
そこにフォーカスしたことによって問題が解決に向かっていくということはないということですね。
そういった原因を突き止めて、未来に向かって自分が未来を描いて、
こういった自分になるんだということで、
そのために過去の原因解説を活用するというスタンスであれば、
どんどん前に向かっていくんじゃないかなというふうに思っています。
人は未来への目的により行動を自分で決めているのだ。
だから自分の意思でいつでも自分を変えることができるというふうに続いています。
目的を決めてそこに向かった行動を決めていくということを、
自分が変えることができれば自分自身を変えることができるので、
つまり自分の意思でいつでも自分を変えることができるということになります。
どんなふうにポジティブな目的を置くのか、ネガティブな目的を置くのかということも自分で選択をすることができます。
過去の解説を知りたければ、過去を包括して原因を突き止めていくということは有効だと思いますし、
その上で自分はどんな目的を持ちたいのかということですね。
ポジティブな目的、ネガティブな目的というものを自分で選択して、そのために行動を変えていくということです。
03:07
アドラーは遺伝や育て方などの原因により行動が規定されるのではないと考えました。
そして人は未来への目的により行動を自分で決めているのだ。
だから自分の意思でいつでも自分を変えることができる、目的論と自己決定性というものを唱えました。
これが同じ時代に活躍したユングとかフロイトという心理学者は、
過去のトラウマとかそういったような話をしたのに対して、
アドラーは目的論と自己決定性というのが重要なんだということを主張していたというところですね。
心理学の学問的にどっちが正しいというところに私はそんなに興味はなくて、
自分が過去の原因にフォーカスしていきたいのか、目的と自己決定性によって自分自身を規定できるのか、
といった時にどっちを自分が採用したいかという観点でいつも見るようにしています。
そういう意味では過去のトラウマとかそういったところにフォーカスするというよりかは、
自分で目的を立てて自分で決めていくという理論を自分の人生としては採用したいと思っているので、
私はアドラーの考え方を採用しています。
一応本の中では目的論と原因論というのがあって、理屈上は原因論というのは過去の異物になったというふうに書かれています。
つまり原因論よりも学術的にも目的論の方が正しいよねというようなことも言われています。
ただ生活や日常としてまだ私たちの中に根付いているのはこの原因論だということも言っています。
これは正しいことが常に行われているわけではないということでもあって、
もう一個考えなきゃいけないのは実際には目的論の方が有効であるというふうに理屈上そうなっていますし、
理屈上そう思っているにもかかわらず、日常の中には原因追求ばっかりやって、
本当は解決をしたいのに解説だけを手に入れているというようなこともただ起きているというのも事実なので、
まずはその事実を知るということから始めていくということになるかと思っています。
解説を手に入れるための原因追求であって、
未来をどう変えていくか、自分をどう変えていくかということについては、
自分の目的と意思決定によって行っていくということを、
今の事実を捉えることで変えていくという認識を持っていければいいんじゃないかなというふうに思っています。
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今回は人間力を高めるということで、
アドラーの言葉として、描く未来が自分を規定するということについてお話をさせていただきました。
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