1. 心と学びの共育ラジオ
  2. #596 塾に通わなくても成績を..
2024-11-11 08:50

#596 塾に通わなくても成績を伸ばす3つの鉄則

#受験 #子育て #教育 #学習塾 #自学 #勉強法
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/636afda6b4418c968d1edad8

サマリー

塾に通わなくても成績を上げるためには、学習習慣を身につけ、正しい勉強法を実践し、自分の課題を言語化することが重要です。これにより、経済的な理由で塾に通えない場合でも、協力者と共に学ぶことが可能になります。

学習習慣の重要性
はい、マモーレスいかがお過ごしでしょうか。今回は、塾に通わなくても成績を上げるには、というテーマで話をしていきます。
受験のために子どもを塾に通わせたいけれども、経済的になかなか厳しいから塾に通わせるのが難しい、そんな悩みを抱えている人向けのお話になります。
結論は大きく3つです。1つ目が、学習習慣を身につける。2つ目が、正しいやり方で勉強を行う。3つ目が、自分の課題やわからない部分を言語化する。この3つになります。
逆に言うと、この3つがきちんとできていれば、塾にそこまで通う必要ないかなと。
ながら通わずに受験も全然いけるんじゃないかなというふうに個人的には考えております。 もちろん受験をする上での目的や目標があると日頃の勉強のモチベーションにつながるのでなおいいんですよね。
ただ実際に本当にそういった目的や目標がある子の方が少ないので、それはあるに越したことはないというふうな位置づけにしておきます。
いざ見つかった時に達成できる状況にいるためには、これから詳しくお伝えする3つのことを満たしておく必要があるということになります。
では行きましょう。まず1つ目の学習習慣を身につけるということです。 家庭での学習習慣がない子というのは、塾に行っても行かなくても成績は上がりません。
私が勤める個別指導塾でも学習習慣がない子というのは、いくら多くの授業を受けたとしても成績は上がらないですね。
これは断言できます。当たり前っちゃ当たり前ですよね。 スポーツで言うとプレ野球選手を目指している人が有名なコーチに指導を受けている時以外に何も練習してなかったらどう考えてもなれませんよね。
指導を受けている以外の時間で何をしているかの方がはるかに大事なので、同じように家庭学習の習慣がない子というのは成績は上がらないし、志望後の合格も難しいでしょう。
では具体的にどれぐらいしたらいいかというと、目安は中学生であれば1日100分ですね。
これはとあるアンケート調査で出た中学生の1日の平均家庭学習時間というのが100分だったことから引用しております。
ただ全く家庭学習の習慣がない人にとっていきなり100分もするのは現実的ではないと思います。
なのでそういった場合はまず小さく始めることにしましょう。
そこがポイントですね。例えば1日15分から1ページからあるいは1問からのようにこれだったら始められるよねというぐらいハードルを下げた上で始めて、そこが定着してきたら徐々に時間を増やすというのがおすすめですね。
この方法で自分が指導をしていた中二の男の子というのは、そんな彼はですね
私の勤める個別指導塾に入った時は学習時間が全くしてなかった。試験前もほとんどしていない。そんな子だったんですけれどもこのアドバイスをしたところ毎日30分するようになって親御さんが驚いていた。
そんな事例もありますのでまずそういったところから始めてみましょう。
正しい勉強法の実践
2つ目の正しい勉強のやり方をしているかですが
まずはやっちゃいけない勉強法を考えておくのが大事ですね。お伝えすると電子機器を近くに置いて勉強する。
友達と一緒に勉強する。ただテキストを見ているだけ。この3つの勉強方法というのは全然身につきません。
例えば電子機器を近くに置いていると明らかに記憶力や集中力が下がるので効率が下がるんですね。
あと友達と一緒に勉強している。これも集中できません。お互いが話したり話しかけたりだと意味がないんですよね。
最後テキストを見ているだけ。これも何が分かっているのか分かっていないのか理解しているのか理解していないのか把握できないので
ただテキストを見るという作業が終わってしまうので学習とは言えないんですよね。
ではどうするかというと、もちろん問題はしっかり解きます。
人に説明するぐらいまで理解をする。ひとりごとにぶつぶつ話すっていうところだったり
ただ教科書を読むで終わらせるのではなく、その読んだ部分にどういったものが書いてあったかを思い出す。
もしくは説明してみる。このような形で勉強を進めていくのがおすすめですね。
よく一生懸命問題を解いているけれども何か身につかない子というのは問題を解く作業。
すでに自分が分かっているつもり、理解しているつもりの問題をただ解いているということで本当の意味で理解しているかというか分からないんですよね。
だからそういった時は人に分かるように論理立て説明するっていうのが理解をしているか否かを判断するポイントになるのでぜひ取り入れてみてください。
最後、自分の課題や分からない分を言語化する。要は言語化ですよね。
自分の課題を言語化する
これ自分の課題、言い換えれば伸びしろを言葉にできているか、あるいはその前に分析できているか否かというのがポイントですね。
例えば得意科目と苦手科目の差が自分は激しいとか、数学のこの分野が苦手、基本問題はできるが応用問題になると手が出ない、試験中の時間配分がうまくいかないなど。
こういった課題を分析できているかですね。あるいはプレッシャーやストレス化になるメンタル面も課題というパターンもあるので、それをちゃんと分析して言葉にできているかということです。
あと問題を解く上でも、例えばそれを誰かに聞く時でも、ただ分からないではなくどこが分からないのかをちゃんと言語化できるというのも大事ですね。
すみません、この問題が分からないので解説してください。では意味がないし、どういった取り組みを、何を考えてどう取り組もうとしたのか、どう解こうとしたのかのプロセスが見えないので教える側も困るんですよね。
ではなくここからこのように展開するのが分からないように、論理のどこでつまづいているのかっていうのをちゃんと言葉にできるのかが大事になりますね。
でも塾を通っていない子はどうするかというと、成績がいい子や先生に聞くしかないと思います。
ただそういった人たちの貴重な時間を取るのは申し訳ないと思うかもしれません。
ただ人というのは誰かを助けたい生き物なので、ちゃんと日頃から信頼関係を築いていれば助けてくれると思います。
成績のいい子にとっても誰かに分かるように説明するというのは最良の勉強法になるんですよね。
自分が勤めていた塾の医学部生の講師は大学受験の時にもよく人に勉強を教えていたようです。
これが一番いい勉強で自分もその問題に対する理解が深まると彼はおっしゃっていました。
時間を取らせたくないのであればこの問題が全部わからないから全部一から教えて
ではなくどの部分がわからないのかどの論理展開がわからないのかというのをピンポイントで聞けば時間も最小限に済むし
自分の理解したいところも理解できるしお互いにとっていいんじゃないでしょうかというお話ですね
参考になれば嬉しいです。決して学習塾に行きましょうとは私は一ミリも思っておりません。
学習塾に行かずに志望校を合格するのが一番個人的には良いと思っております。少なくともその状況を満たすには先ほどお伝えした
この3つのポイントをちゃんとできているのか否かそこが大きなポイントになると思います。
参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
08:50

コメント

スクロール