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2023-02-05 16:07

プロ8年目、見てきた景色・これからの景色 -神尾 亮さん【前編】

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第10回のゲストは神尾 亮さんです。過去出演していただいた方の中で最もプロ歴が長く節目の回に相応しくロングインタビューとなりました。

今回は前編をお送りします。


Twitter: https://twitter.com/4445m456p445566

ブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/subroman/

夢をかなえる麻雀ノート:https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A2%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%88%E3%82%8B%E9%BA%BB%E9%9B%80%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-%E8%BF%91%E4%BB%A3%E9%BA%BB%E9%9B%80%E6%88%A6%E8%A1%93%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E7%A5%9E%E5%B0%BE%E4%BA%AE-ebook/dp/B084ST3RGL

サマリー

記念すべき第10回目のゲストは神尾亮さんです。今回は初めてのインタビューなので、二つの部分に分けてお届けします。まずは、神尾さんの自己紹介や執筆された著書について紹介します。その後、金本さんからの連絡で朝倉プロによる最高位戦の歴史を紐解くことになった神尾さんですが、残念ながらベスト16で負けてしまい、思い描いていたインタビューや話す機会も逃してしまいました。

神尾さんの自己紹介
記念すべき第10回目のゲストは、神尾 亮さんです。
今回は、初編のインタビューとなりましたので、二部構成でお届けしたいと思います。
まず、神尾さんの自己紹介、執筆された著書などについての前編です。どうぞ。
記念すべき第10回目のゲストに、神尾さんに来ていただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、簡単な自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい。
トンチャの関、ナンチャの関、シャーチャの関、一番好きなのはパイリュージョー関。
サイコーエッセン日本プロマージャン協会所属、今年で8年目になりました。神尾 亮と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
早速なんですけど、今のキャッチフレーズについてちょっと教えていただいてもいいですか。
今、なんて言ったかというと、
トンチャの関、ナンチャの関、一番好きなのはパイリュージョー関って言ったんですが、
パイリュージョー関、サイコーエッセンの偉大なる大先輩、金子 勝てるプロですね。
のキャッチフレーズ、パイリュージョー関から引用させていただきました。
なるほど。プロの方なら、ああってなる感じですか。
プロの方もそうですし、Mリーグ以前からマージャンを見ていただいた方々であれば、ほとんどの90%以上の方がご存知かなと思います。
サイコーエッセンの今の副代表が近藤 誠一プロなんですけれども、その前に副代表されていたのが金子 勝てるプロですね。
神尾さんのお仕事について
マージャンプロとして活躍されている以外にも、他にお仕事などあれば教えていただきたいです。
そうですね。土日はそのマージャンプロとして活動させていただいていますが、平日は自分で会社をやっているんですけれども、ジャンルとしては教育系のお仕事ですね。
大学受験であったり、就職活動とかで必要な自己PR文であったりとか、小論文とかそういったものを添削してあげる仕事だったりとか、あとは大手の塾さんで行われている小学生、小学6年生とかの模擬試験の採点の受け負いだったりとか、
あとは対面授業で、今日もやってきましたけれども、中学生、高校生に数学を教えたりとか、そういったことを普段はやっています。
大学時代から教職寄りというか、のようなことを専門に勉強されていたんですか?
免許を取ろうという気持ちは特になかったんですけれども、大学時代のアルバイトの経験で、数学を教えたりとか物理を教えたりとか、そういったことをやっていたこともあって、教育系に興味を持ってというところですね。
僕、実は大学1年生の時に塾でアルバイトをしていたんですけど、教えるのが苦手すぎて、1ヶ月で辞めたという記録があって、
なので、すごい教師の方のすごさみたいなのは、その時に実感しました。
向き不向きはあると思うんで、向く人はめちゃめちゃハマって、それこそアルバイト、その仕事の時間以外の時でも、
どういう授業を今日しようかな、今度しようかなとかっていうので授業準備したりとか、めっちゃこだわる人とかいますよね。
あんまそういうのが向かない人はパッと辞めちゃうのかもしれない。
多分僕は後者だったんだなっていうのを今実感しました。
プロとしては今、このリーグに所属されているとか、こういった実績があるとか何かあったりしますか?
そうですね、僕が最高生に入会したのが2016年なんですけれども、現在最高生のC1リーグの所属ですね。
今最高生の一番下のリーグがD3リーグなので、今今年で8年目になるんですけれども、コツコツ頑張ってC1に何とか上がってきたのではなくてですね、
2016年の1年目のリーグ戦で、その時たまたま誤設で400ちょっとたまたま勝てちゃって、1位昇級をしたんですよ。
それで特別昇級リーグという、勝てば飛び級ができるみたいなものに参加できて、そこで準優勝させていただいて、現在のB2リーグですね。
1年で飛び級をさせていただいた。ただ、今所属がC1リーグということはどういうことかというと、そのB2からその上のB1には昇級できず、
C1に落ちて、B2に戻って、また残留してみたいなのを繰り返して、いまだにC1リーグにいるという感じですね。
やっぱりリーグが上がっていくと、相手の強さってすごい変わってきますか?
そうですね。特に1年で昇級して、いきなりC1リーグで戦った時、現在のB2リーグですね。
このリーチにそんな街で一発でドラ切ってくるのとか、面食らうようなことが多々あって、
今となっては確かにその選択も妥当だったんだろうなって思うことありますけれども、1年目2年目ではやっぱり面食らうことが多々あって、
昇級してすぐに高級になっちゃって、なかなかそのB2からB1に上がるっていうのが難しかったですね。
現在はC1リーグで対局をされているということですね。
そうですね。去年B2から高級してしまったので、来年度からC1リーグでやっていかないといけないということですね。
神尾さんの麻雀活動と著書について
対局もされている一方で、麻雀に関する著書も書かれているということで、そちらも紹介していただいてもよろしいでしょうか?
はい、そうですね。2020年に竹書房さんから戦術本を出させていただいて、「夢をかなえる麻雀ノート」というタイトルで出版させていただきました。
さくらこうしんプロとの協調だとお聞きしたんですけど、どういった経緯で協調に至ったんでしょうか?
そうですね。まずこの本っていうのがどういうものかと言いますと、普段我々麻雀プロというのは勉強会をしているんですけれども、
普段最高位戦ルールで勉強会をしている中で、この局面どうすればよかったかなみたいなのを写真に撮って振り返りをするんですけれども、
そのありとあらゆる勉強会で悩んだ局面というのを写真に撮って、それを本に載せているんですけれども、
この本の面白いところが、この局面に対して私が解説をしているわけではなくて、元ユーネクストパイレーツの、現在Mリーグの解説をされている
さくらこうしんプロにアドバイスをしていただくという形式なんですね。
これ、もともとこの本の出版が決まったのは、ツイッター上で竹書房の編集長の方が、どなたか麻雀プロで本を出したい方いませんか?みたいな発信されていて、
そこに私が手を挙げて、普段こういう勉強会でやっていることがあるので、本にしてみませんか?というか、どうですか?というふうに声掛けをさせていただいたところ、
竹書房の金本さんという方なんですけれども、神代さん言うても当時B2リーグで、B2リーグなんでトッププロではないから、
B2リーグの神代さんが何か言ったって、あんまり説得力ないと思うんですよって言われて、
だったら神代さんがAリーグだったりMリーグ側のトッププロの方に教わるという形がいいんじゃないですかと。
じゃあ、どなたに教わりますか?っていうのは金本さんに聞かれて、その場で僕が考えたのが、やっぱりその同じ最高位戦の先輩がいいだろうなと思って、
一番好きなのは金子勝てるプロなんですが、金子さんに関してはファンとして見るといった感じなので、一緒に麻雀を教えてもらうみたいな感じではないので、
麻雀を教えてもらうとなると、園田健さん、健プロか、さくらプロがいいかなと。というのも麻雀のジャンプ的にと言いますか、
私が結構当時昭和っぽい麻雀を打つような、5200の点敗はだいたい黙るとか、ピンフドラ1でリーチしないとか、
そういったような麻雀を当時していて、それよりは期待値できちんと、こうした方が得だって言ってくれるような方に教わった方がいいんじゃないかなということで、
園田健さんか麻雀さんかというところで、麻雀さんにお願いしたというところですね。
なるほど。麻雀さんはネット麻雀のすごく強いというか、そういう期待値計算みたいなのがすごい得意なイメージが僕でもありますね。
そうですよね。私がもう全然ネット麻雀をやらないので、そういったところでもネット麻雀のレジェンドの方にアドバイスしてもらうというのは、
いい刺激になるんじゃないかなということで、お願いしたという感じですね。
元々はさくらさんと交流があったわけではなくて、そのタイミングからっていうことなんですか?
朝倉プロとの交流
そうですね、ほとんど交流はなかったですね。なので連絡先も当時僕は知らなかったんじゃないかな。
金本さんの方から電話していただいて、当時ご結婚されてすぐの頃だったので、確か新婚旅行とかされている最中だったと思うんですけど、
その出先のところで、いいですよみたいな感じで、オファーを受けていただいたみたいな感じでしたね。
もともと退局されたこともなかったんですか?
ないですね。というのも、実は朝倉プロって経歴的には僕より後輩なんですよね。
特別入会みたいな形で、現A2リーグから入会されて、すぐに昇級されたA1リーガーですけれども、
なので最高位戦の歴としては実は僕より後でして、っていうのもあって、朝倉プロがプロになってからどこかで打つみたいなことは全くなかったんじゃないですかね。
実際本を出されてみて、反響とか変わったこととかってあったりしましたか?
そうですね。めちゃめちゃありましたね。というのも、この本を出させていただいたことで、マージャン最強戦に出させていただいたんですね。
今、若手男性プロ予選みたいなの確かなくなっちゃってると思うんですけれども、私がその出演させていただいた時にはベスト16からだったので、
ベスト16で各タッグの2着までが勝ち上がりで、ベスト8でベスト8からが安倍まで放送みたいな形だったんですけど、
そのベスト16にこの本を出させてもらった経緯もあって、出演させていただいて、
最強戦ってどうしてもそのプロ予選にしか出たことがなかったですので、そういう何かのジャンルのところから出させていただいたのはそれが初めてだったので、
自分としてもすごくいい経験になりましたね。
確かに最強戦、なかなか出る機会難しいですもんね。
そうですね。ただ、すごく反省したというか、結局そのベスト16で僕勝てなかったんですよね。
勝てなくて、ベスト8の安倍間の放送には結局僕が行けなくて、ベスト16はYouTubeだったんですけど、
YouTubeの配信までしか出られなかったと。
最強戦での失敗
安倍間の放送に出たら、例えばその対局者が入ってくるところ、ポーズ撮ったりとか今あると思うんですけど、
自分だったらこういうことができるかなとか、インタビュー求められたらこういう気の利いたことを言えるかなみたいな、いろいろ構想はあって、
結構他のプロに比べると自分の方が喋れるんじゃないかなみたいな自負があったこともあり、
もし自分が安倍間に出ていたら、結構なんだあの神王はみたいな感じで声かけてもらうとか、
こんな神王みたいなのが発掘されるんだったら毎年若手プロを発掘するような大挙戦の大会を続けていこうみたいな流れになったんじゃないかなって思ってて、
僕がそのベスト16で負けたことでこの若手プロの枠が一枠なくなっちゃったんじゃないかなみたいなところは思ってたりするんですよね。
確かにでもYouTubeと安倍間だと全然反響とかも多分違いますもんね。
そうですね、しかも今YouTube見る人って結構増えてますけど、
当時はYouTube見る人なんてそこまで多くなかったですから、やっぱり安倍間まで行かないとダメだったなっていうのは思いましたね。
また来年と以降ベスト8に勝ち上がれることを楽しみにしてます。
地道に頑張ります。
どうなんですか、また本を書かれたらもう2度目はちょっと難しいんですかね。
いやー、というかそもそも本を出すのが結構難しいと思っていて、
結構当時はもう誰でもいいから麻雀プロの方は本出しませんかみたいな流れだったんですけど、
僕が本出した以降、僕の本が悪かったのかわかんないですけど、結構Mリーガーの方がやっぱり本を出すことがどうしても多くなっていて、
なのでそこまで知られていないプロが本を出すみたいなのはちょっとまた難しい時代に入っちゃったのかなっていう気はしてますね。
確かに書店などで麻雀の本買おうと思うとやっぱりMリーガーの方の本がほとんどっていう印象がありますね。
そうですね。ありがたいことにMリーガーオフィシャルショップってあると思うんですけど、
僕が一緒に出させていただいた麻雀甲子園プロがMリーガーだったっていうこともあって、なんと僕の本が置いてあるんですよ。
だから自分がMリーガーにはなっていないんだけれども、Mリーガーの方と本を出させていただいたことでオフィシャルショップに置いていただいたりとか、
あとMリーグの本編の中でもだいごさんが解説された時かな。実況が小林美沙さんで。
で、僕の本を紹介していただいたりとかあって、それはめちゃめちゃ嬉しかったですね。
確かランド舞台で名前というか自分の作った作品というか本が紹介されるのってすごいですよね。
すごいでしょ。結構嬉しかったですね。
そもそも本を出したいなって気持ちは結構子供の頃からあったので、それが一つ叶ったのは、それこそ夢を叶えるじゃないですけど、一個夢が叶ったなとは思ってますね。
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