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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日はですね、私の品川のオフィスの方でポッドキャストの収録会を行っております。
中井住の方が何人か参加していただいています。
その中で今日は横須賀のひろこさん、よろしくお願いしたいと思います。
よろしくお願いしたいと思います。
こんにちは、お願いいたします。
では簡単に自己紹介をお願いします。
私はウェブの制作を14年ほどやっておりまして、去年からウェブのコンサルタントの方を目指しまして、中井塾に14期として入りました。
そして今、コンサルタントを目指しているのですが、そのことで今日ご相談に伺いました。
はい、わかりました。では早速質問をお願いします。
ウェブの制作の方をやっている中で成果を求めるということをテーマにしてやってきました。
その中でやっぱりコンサルの部分がどうしても必要になるので、自然とコンサルタントをやっていたのですが、それをきちんとコンサルタントの業務として始めたいなと思って、昨年中井塾の方に参加させていただきました。
ですが、どうしても長年やっていた制作の方の気持ちが出てしまって、コンサルタントというよりもやり方の方からどうしても話が入ってしまって、なかなかコンサルタントになりきれていないのではないかというのが今の心配なところです。
はい、もうすでに始められているんですよね。
始めています。
結果というか経過というか、どんな感じなんですか。
おかげさまで前年度比、売上130%になっておりまして、売上は上がっております。
さらに上げていかないといけないですね。
はい。
分かりました。
そうなんですよね、技術じゃないですか、技術のコンサルタントというのと、もう少しチャンクの大きな集客のコンサルタントというところですよね。
だから技術の話というのは一番最後にしないといけないですよね。
これ分かりますよね。
まずはクライアントさんが何を望んでおられて、現状がどうで、それを解決していくためにはどういうふうなことを、全体の設計図を作って、具体的に各パーツの具体的な話という流れですよね。
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はい。
コンサルタントの基本的な7つの考え方というのを、これは僕が長年コンサルをやってきている中で作ったのがあるので、それをちょっと紹介しますね。
これは僕が言っているだけで他の人はみんな言っているってことではないので、誤解ないようにしていただきたいんですが、
ですから、修行時代入れると18年くらいコンサルをやっているので、その中で僕が導き出したコンサルタントとしての考え方、在り方というのが実はポイントが7つあるんですよ。
素晴らしい。
1つ目いきますね。1つ目はクライアントの可能性を200%信じる。100%じゃないですよ、200%。
人を信じられない人はコンサルできないですよ。
なるほど。
これも200%だから、この人が絶対成功するっていうのを信じられないとダメなんですよ、まずね。これ1番目。
次ですね、答えは必ずクライアントの中にある。その人の中に答えが必ずあるんですよ。
逆説的に言うとね、答えのない人はコンサルに相談に来れないんですよ、怖くて。
なるほどですね。
答えがあるけど、それがモヤモヤしてうまく表現できないとか、もしくはなんとなくこういう感じで思ってるんだけどちょっと自信がないとか、
そういう人の中にあるものをしっかりと出して整理をするっていうのがコンサルタントの仕事なんで、
これ後にも繋がるんですけど、その人を信じて、その答えがあるっていうのを信じないといけないんで、
ということはどういうことかっていうと、しゃべったらダメなんですよ、意見言ったりとか。
わかります、これ。
ついつい言いたくなっちゃう。
我慢できないとダメなんですよ。その人の中に必ずある。
その人がね、自分の中にあるのをその人の言葉で口に出した時に初めて自分で納得して、納得するから行動に移すっていうステップなんで、
これさっき答えたらダメなんですよ。
人に言われたんではダメってこと?
本当にそれがあってても、自分で考えて自分で言ったっていうステップを踏まない限り人って行動できないんですよ。
なるほど。
先に答え言っちゃうとその人の可能性を潰すことになるので、200%信じて必ず答えはその人の中にあるっていう前提で話を聞くと。
はい。
これ二つ目ね。三つ目がね、クライアントが初めに言うことは嘘だと思えっていう。
これがね、プロのコンサルかどうかっていうのがね。
一生懸命答えてました。
わかる。ここがコンサルの技量なんですけどね。
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あのね、そのクライアントの人っていうのは悩んでるんですよ。ずっとね。
長い間ずっと朝も昼もずっと悩んでるうちに、本当のことが歪曲化したりとかね。
そしてそれが現実を信じたりするんですよ。
例えばね、一番多いパターンね。一番多いパターンは売上げをね、会社の売上げを伸ばしたいというごい案件で来られたと。
で、当然なぜそうしたいんですか。何のために売上げを上げるんですかってコンサルとして質問しますよね。
そうしたら、例えば社員の雇用も増えるし、税金も払えるし、福利構成も上げられるという教科書通りの答えが返ってきたりするんですね。
で、それを深くね、ずっと聞いていくと、最終的には自分の役員報酬を上げたいとかになるんですよね。
そこで。
でも、自分の役員報酬を増やしたいから売上げを伸ばしたいって言いにくいじゃないですか、社長は。
だから色々考えているうちに、社員もたくさん雇えるし、税金も払ってね、世の中にも貢献できるし、社員の福利構成も上げられるしっていう言い訳みたいなのをずっと考えているうちに、
そっちが本当だっていうふうに脳が認識して、歪曲したね、認識してしまうんですよ。
だから嘘をつこうと思って言ってるんじゃなくて、ずっと考えている間にそういうふうになっていくんです、だんだんね。
だから初めに、何のために売上げを上げたいんですかっていうときに返ってくる答えは、まず嘘だと思ってください。
なるほど。
これね、これ初めにちゃんとやっておかないと何が起こるかっていうとね、例えば1億円の会社の売上げを2億円の倍にしたと。
倍にしたいっていうことで来られて、1年間コンサルして倍にしたとするじゃないですか。
でも社長が今役員報酬を2千万も取れないか1億円だったら、1千万取ってるのを本当は3千万欲しいと。
ところが2千万にしかならなかったと。
ただ社長はもともとの目的達成してないですよね。
解決してないですね。
解決してないですよね。そうするとコンサルはせっかく頑張って言われた通りのことをちゃんと結果出したので、クビになるんですよ。
なるほど。
それをしっかり聞いておかないといけないね。
逆説的に言うとね、簡単に言うと社長の年収1千万を3千万にしたいってことが目的だったら、売上げだけじゃなくて経費削減という方法も取れましたね。
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それがちゃんと分かってたら幅広い対応ができるんですよ。
でもそれ初めにポンと言われたやつを信じてそのままずっといっちゃうと、1年後にえらい目にあう可能性があるという。
ここがコンサルの技量が試されるところなんですけど、これが一番大事です。ほぼ嘘だと思ってください。
4つ目。クライアントが言っていることが不適切だと分かっていても話をさえいらないで一旦最後まで聞く。
これね、怒りを持っている人いるんですよね。
自分がやっていることがうまくいかないことに対してとか、あとはよくあるパターン。
今まで良かったのにライバルが出てきてそのライバルが安売りしてとか、で売上げが下がったみたいな時に怒りを持って相談に来る人いるんですね。
その時にそれちょっと違うでしょうって自由競争の社会なんだからもっと違う考え方をしようよって思っていっても言わさないといけない。最後まで。
最後までしゃべることで感情が解放されるんで。
イライラしているときにわーっと言ったらすぐ失策じゃないですか。
感情と思考を切り離さないといけないんですよ。
なのでとにかくはいはいうんうん言って最後まで聞いてネガティブな感情も発散させて感情と思考を切り離すと。
これ大事です。
それからここも大切なんですが、さっきの一番初めのクライアントの可能性を200%信じる答えは必ずクライアントの中にあるということと関連してつながっているんですけど、
できるだけアドバイスを行わないで答えを導き出す質問をすると。
これがね大事。できるだけしゃべらない。質問だけしてできるだけアドバイスを行わない。
この時に使えるコーチングの質問なんですけどね。
例えばどんなことですか。例えばどんな時にそう感じますか。具体的にはっていう。
こういう質問を繰り返していくことによって話の本質、この人が潜在意識の中で持っている思いとか考え方をどんどん整理をしゃべることで質問してしゃべることで整理を自分でしていっていただくということなんです。
この時に整理がついていないようにアドバイスをすると人って拒否するんですよ。
だからアドバイスはできるだけ行わない。
これ野球の野村監督の名言集があるんですけど、コーチに選手にはなるべく教えるなっていうのがあるんですよ。
コーチにですか。
コーチに対して選手にはなるべく教えるなっていう。
コーチって教えるもんじゃないですね。
なるべく教えるなっていう言葉があるんですよ。その通りでね。
なんでかって言うと、選手が自分で一生懸命やって結果が出なくてもがき苦しいんで、なんとかこれ本当に教えてほしいっていう気持ちになるまで、プロ野球の選手ってプライドが高いから教えても効かないんですよ。
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だから自分から教えるな、なるべく教えるなっていう指導文字なんです。
聞いてくるまで待つ。
聞いてくるまで待つっていう。
これね、すごく大事。社長も同じなんで。社長もみんなプライド高いですから途中で言ったら跳ねられますがダメです。
はい、それから次ね、6番。意思決定は必ずクライアントにしていただくと。
これ自分で先の話と同じなんですけど、してもらわないと結局やらないから。
自分でこう決めますっていうね。決めたっていうことでないとその先行動に落としていけないので、必ず意思決定はクライアントにしていただくということで、自分が先生どう思いますかって言われても、それは社長のご判断ですから。
私の口出せるところではありませんって跳ねないといけないんです。
なんでコンサルタントに答えてくれないのって言われたらどうしよう。
それは社長のご判断ですから。会社は社長のものですか。私のものではないのでっていうのを切り替えたら、ここは絶対答えたらどうしよう。
そういうのは動かないから絶対。
で、最後7番目のステップが問題解決に必要なスキルや情報を提供すると。
これ先言われた今までコンサルタントの前の制作者のときはこの7番目のパートですよね。問題解決に必要なスキルや情報を提供するっていうところがやっとこの7番目出てくると。
それまでに6つのステップがあるんですよ。
いやーちょっと早かった。
結局これをちゃんとやっとかないと社長が結果が出なかったときに自分の責任じゃないって思われたり、もしくはこうしたら結果が出るのに行動しないとかいうことが起こるわけですよ。
社長に納得して自分で意思決定してもらって実際に動いてもらって実際に結果を出していくためには今の7つのステップをもう一回復習しますね。
クライアントの可能性を200%信じる。答えは必ずクライアントの中にある。
クライアントが初めに言うことは嘘だと思え。クライアントが言っていることが不適切だとわかっていても話を遮らないで一旦最後まで聞く。
意思決定はクライアントにしていただく。問題解決に必要なスキルや情報を提供するということでこの7つのステップを踏んでコンサルをしていくということでお願いしたいと思います。
はい。ありがとうございました。
はい。ありがとうございました今日は。
ちょっと頑張って胸に落としてやってみたいと思います。
はい。じゃあ頑張ってください。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお番組ではリスナーの皆様からの質問をホームページの受付フォームから募集しています。
また全国各地から900名以上の経営者が通う中井貴義経営塾幸せな成功者育成6ヶ月間ライブコースに関する情報はホームページをご覧ください。
ではまたお目にかかりましょう。