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2018-05-22 11:15

第296回 「ダン・ケネディの3M」

「ダイレクト・レスポンス・マーケティングの大家であり、
ミリオネア・メーカーと呼ばれている彼のマーケティング理論の根本理論を解説。
3Mとは、マーケット・メッセージ・メディア」



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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した
実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、
これまでに1200人以上の経営者の方々の
経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した
独自のノウハウで、ビジネスと人生のバランスの取れた
幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。
経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日は、私の品川のオフィスから
ダン・ケネディのマーケティングの3Mというお話をしたいと思います。
ダン・ケネディを知らない方はいらっしゃらないと思いますけれども、
彼が紹介を日本にされたのは、今からもう15年、
20年くらい前ですかね。
神田雅典さんがダン・ケネディのノウハウに
コーチングとかいろんなノウハウを入れて
エモーショナルマーケティングという
マーケティングのブランドみたいなものを作って
日本に入ってきたというのが、
たぶん1999年とか8年とかそのくらいですから、
20年くらい前ですよね。
その後、本物が入ってきたわけですけれども、
ダン・ケネディはミリオネアメーカーと呼ばれていて、
億万長者を何人も何人も作っているわけですよね。
彼がすごいなと思うのは、
アメリカの田舎のケネディさん、
どこに住んでいるんでしたっけ、
すごい田舎のお自宅の写真を何かで見たことがあるんですけれども、
車があって馬がいて、乗車があって、
乗馬が趣味なんですよね、この人ね。
すごい田舎に住んでいて、
なんと社員ゼロで在宅支障が一人だけいて、
その方と電話をしながら、
その億万長者を作るミリオネアメーカーということで、
ご自身ももちろん億万長者ですけれども、
年に何回かセミナーをやられてということで、
すごい高いチケットがすぐ満席になるという人気の
マーケッターなわけですけれども、
ダイレクトレスポンスマーケティングという、
今までのマーケティングとか広告戦略ですよね、
広告のいわゆる大企業のイメージ広告みたいな時代から、
そうじゃなくて実際に広告から物が売れるという、
ダイレクトにレスポンスが行って、
そこから実際に物が売れるという、
そういう仕組みを開発した人でもありますし、
知らない人はいないんじゃないかと思いますけれども、
ダン・ケネディーさんの根本的な考え方に3Mというのが、
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マーケティングの根本的な考え方に、
マーケティングの3Mというのがあります。
それを少し解説したいと思います。
3Mって何かというと、
1番目がマーケット、2番目がメッセージ、
3番目がメディア、マーケット、メッセージ、
メディアということで3つの3Mなんですけれども、
まずビジネスを行う時に何を考えないといけないかというと、
マーケット、これはもう少し平たく言うと見込み客ですよね。
誰に売るのかという、
これを1番初めに考えないとビジネスは成立しないんですよね。
中井塾でいつも教えているパーフェクトカスタマー、
理想のお客様、自分にとって理想のお客様は誰なんだということを
明確に1人に絞り込むという。
これがすごい大事で、ここがブレていると
メッセージがそもそもブレますよね。
Aさんという1人の想定顧客、
パーフェクトカスタマーのペルソナ設定というふうに言うんですけど、
想定顧客をリアルに描いていくということなんですけど、
この人はもう1人なんで、
この1人の人に向けたメッセージを送らないと、
これって誰にでもあるメッセージというのは駄目なんですよね。
メッセージで絞り込めば絞り込むほど伝わっていくので、
例えば皆さんに耳寄りなお知らせがあります、
皆さんに耳寄りなお知らせがありますというメッセージよりも、
小学生のお子さんをお持ちの教育に関心のあるお母様に
耳寄りなお知らせがありますみたいな。
これは小学校のお子さんをお持ちの教育に関心のある
お母さんということで3つ条件を絞り込んだだけで、
皆さんに耳寄りなお知らせがありますと全然違いますよね。
これはもっともっともっと深く絞り込んでいくという
パーフェクトカスタマーのペルソナ設定としないといけないんですけど、
ここがブレていると次のメッセージがブレブレになっちゃって
誰にも届かないので、そもそも商品は売れなくなっちゃうんですね。
だからこのマーケット、見込み客のパーフェクトカスタマーの
ペルソナ設定をしっかりと描くという、決めるという、
これがまずスタートラインになります。
そして2番目のメッセージの話を少しもしてしまいましたけど、
このメッセージの中には、実はダイレクトレスポンスマーケティングの場合、
その実際のメッセージ、あなたにとってのこういうメッセージというのと、
もう1つプラス、オファーというのを付けないといけないんですよ。
オファーというのは提案、条件付きの提案というふうに
捉えていただいたらいいかなと思うんですけど、
その興味のある、見込み客の人が興味のあるようなメッセージを、
例えばセールスレターに書くとか、ホームページに書くとか、
ブログに書くとか、そういうふうに書いた後に、
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限定でこういうものを無料でプレゼントしますみたいな、
無料オファーというんですけれども、
その無料で価値のある見込み客の人にとって、
価値のある情報を提供することによって、
その見込み客の人と信頼関係を構築して、
この人の話をもっと聞いてみたいとか、
この人に会ってみたいとか、
この人の本を読んでみたい、教材を買って勉強してみたいみたいな、
そのきっかけになる、メッセージがいくら強くても、
オファーというのがしっかりないと、
あくまで見ず知らずの人にメッセージを発信するわけですから、
信頼関係は構築できないんですね。
だからメッセージというのは、実際の見込み客の人に刺さるメッセージ、
プラス無料のオファー。
これワンセットだというふうに考えてください。
特に魅力があるのは、本当に私だけのために、
まさに私のためにこのメッセージがあるみたいな、
パークトカスタマーの人が思うような、
かなり個人的な、リアルなメッセージを送る必要があります。
そして3番目、これはメディアなんですけれども、
このメディアというのは、テレビとか雑誌とか新聞とか、
もちろんそういうメディアもありますけど、
そうじゃなくて、先ほど言ったブログとかホームページとか、
あとはリアル媒体でのチラシとかDMとか、
いろんなメディアがあるわけなんですけど、
これもパークトカスタマーをしっかり絞り込んでおかないと、
その人がメルマガを撮る人なのか、ブログを読む人なのか、
もしくはオフラインでそういうのを見ないと。
年齢層とかターゲットによってはありますよね。
そういう人にはやっぱりハガキとかDMを送るとか、
そういったリアルでチラシとかクーポンを巻くとか、
そういうのをしないといけないので、
このパークトカスタマーの人が一番たくさん使っているメディアは何なの?
というのを考えて、そこに先ほどのメッセージですよね。
メッセージと無料のオファー、これをつけないと、
全然見込み客がいないところにお金をかけて広告を出しても
何の意味もないですから、
これ非常にメディア選びというのも重要になってきます。
このメディア選びもパークトカスタマー、
いわゆるマーケットの潜在的な理想のお客さんが
誰なのかということによってガラッと変わっちゃうんで、
やっぱりスタートライン、マーケット、
この部分が一番大事だなということになります。
これ、マーケット、メッセージ、メディアというのが決まったら、
実際に広告を出してみるなり、DMを出してみるなり、
オファーをウェブ上で何か出してみるなり、
広告を出してみるなりという作業になるんですけど、
常にこの3つの関係性がしっかりと取れるようにというので、
微調整をしていかないといけないので、
メッセージが弱かったらメッセージを直すというか、
オファーを変えてみたりとか、
それからメディアを変えてみるという方法もありますよね、
うまくいかないとき。
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はじめから全部うまくいけば問題はないんですけど、
うまくいかないときは、
そもそものマーケット、パワーメイクとカスタマーが
ブレてるんじゃないかという、
そこを修正しないといけないし、
メッセージもオファーの種類がマッチしてないのかなとか、
もしくはメッセージ自体がブレてるのかなというのを
チェックする必要があるし、
メディアもいくつか試してみないと
何が一番反応率がいいのかというのはわからないので、
この3つを何度も言いますけど、
3M、マーケットとメッセージとメディアを常に
循環するような形で修正して、
一番いい形を整えていくというのが、
マーケティングの3Mという、
ダン・ケネディを考えているマーケティングの、
本当に基礎の根本的な考え方だと思います。
これはどんな商品やサービスにも当てはまるので、
ぜひ皆さんの商品、サービスのこの3つの切り口から見て、
整合性がちゃんと取れて、連携が図られているかというのを、
チェックしてみていただけたらと思います。
ということで、きょうは品川のオフィスから、
ダン・ケネディのマーケティングの3Mというお話をさせていただきました。
きょうも最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた、
幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお、番組ではリスナーの皆さまからの質問を、
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では、またお見にかかりましょう。
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