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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談、人生相談に応えてきた
農科学、心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日は、中井塾のバースデーコンサルということで、お誕生日好きの方にコンサルティングサービスをさせていただいているんですけども、
今、スカイプで埼玉のカズさんとつながっております。カズさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
簡単に自己紹介をお願いできますか。
埼玉市に在住しておりますカズといいます。
今はサッカーコーチ向けのコーチを仕事としてやらせてもらっています。
サッカー、ちょっと質問していいですか。もともとJリーグのコーチをされてたんですよね。
今はJリーグじゃないところのサッカーのコーチをしている人のコーチということですか。
Jリーグのコーチも来るんですけど、特に育成年代、子どもを教えるコーチの皆さん、
学校の先生も含め、そういう方々にどういうふうに指導、例えば考え方としてしていけばいいかとか、
悩みがあった場合にどういうふうに解決していくかということを、
解決方法のお手伝いをするということを主に仕事としてやっています。
なるほど。どちらかというとチームビルディング的なイメージですかね。
そうですね。コーチングを使ったり、チームビルディング、それから個別のアプローチへというふうに。
なるほど、わかりました。ではちょっと質問をお願いします。
グループのマネジメントというところで質問がありまして、
例えば一つの目標に向かって、メンバー全員の意識を向けるために、
立ち上げの時にどういうことをしていったらいいのかとか、注意点等ありましたらぜひ教えていただきたいと思います。
まずチームを新しく立ち上げるということですね。
そうですね。
その時はやっぱり目標設定だと思うんですよ。
はい。
例えば高校野球で甲子園に行くぞという人と、甲子園で優勝するぞというチームは全然桁違いの意識の差があるじゃないですか。
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はい。
だから立ち上げた時点で当面のチームのゴールをどこに設定するのか。
はい。
それ地区予選の何位ベスト8に入るとかなのか、全国大会に出るなのか。
要は人ってあまりにもかけ離れた無理な目標を設定してしまうと、そもそもやる気なくなっちゃうんですよね。
うーん。
だから何か本当に必死で頑張ったら、それ手に入りそうというか叶いそうというところの目標設定をして、
それでみんなでそこに行こうよということを常に言わないとダメですよね。
うーん。
毎日毎日サッカーチームで練習するとしたら、始めに言うか終わりに言うかどっちかだと思うんですけどね。
簡単なミーティング、全体ミーティングみたいなのをする時に、
例えば地区大会でベスト8を目指すんだったらその地区大会でベスト8を目指そうみたいなことは毎日言った方がいいですね。
うーん。
それはみんなで言うというかね。
そうそう、みんなで。
スポーツのチーム指導、僕はサッカーは全然プロでも何でもないプロというか教えたことないんですけど、
草野球はよく監督とかコーチとか教えてるんですけど、教えてたんですけどね。
はいはい。
やっぱりね、年代的に言うと子供じゃないですか。
だから素直なんでね、みんなに盛り上げていったらそういう雰囲気になってくるんですよね。
だから逆に言うと、まず一番僕が大事なのはそもそもサッカーを何のためにやるのかっていうビジネスで言うとミッションみたいなもんですよね。
このサッカーというスポーツを通じてこのチームは何のためにこれやってるのっていう。
そこのところのやっぱりコーチがそれを考えて、それをチームのメンバーに何回も何回も同じ話をして伝えていって、
その中で今年のこのチームだったらベスト8っていうのが目標として、もう全然無理って言うんじゃなくて、
かなり頑張らないといけないけどやっぱり目指すべきところっていうのを設定して、
それをやっていく中でチームがどんどんまとまって力がついてくる。
また1年経ったらメンバー変わりますよね。
変わった時にやっぱりそのチーム自体が成長してて、それがベスト8がベスト4になってだんだん全国大会に出れるようにみたいな。
いきなりね。
例えば野球で去年作ったチームが甲子園に出るとかないですからね。
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野球漫画にはよくありますけど。
漫画でも出しましたけど、大きく振りかぶってて樋口浅野の漫画知ってます?野球の。
少し読んだことあります。
あれ読んだ方がいいですよ。
あれのね、シーズン1は監督のもう1人ね、顧問の先生がいて、その人が心理学とかコーチングに詳しいんですよ。
詳しいって言うと役柄の設定なんだよね。
そこで色々メンタルトレーニングとかイメージトレーニングとかチームが一丸となるために、
例えば試合の前にみんなで円になってグラウンドに座って手繋いで目を閉じて瞑想したりするんですよ。
何の効果があるかって言ったらチームの一体感ってことなんですけど、脳の周波数が整うんですよ。
全員同じ周波数になるんですよ。
へー。
気持ちが一つになってるっていうね。みんながチームのためにそれぞれポジションは違うけど、気持ちが一つになってるっていうのは周波数が全員揃ってるという状態なんですよ、脳科学的に言うと。
なるほど。
そういうのを毎日毎回試合の前にやったりとか、あとはアンカリングでね。何の場面になったかな。
サードランナーっていう暗号があってね。野球で守っててサードにランナーがいるってことは一番点が入りやすいじゃないですか。
その時に要はピリッとしろっていうね。みんながリラックスしながらピリッとするっていうか集中するみたいなね。
いう意味合いでみんなで考えて、コーチが考えるのかな。コーチが考えてそういうアンカリングの言葉を入れて、今はそういう状態じゃないけどサードにランナーがいるっていう風にイメージしたらやっぱりちょっとピリッとするじゃないですか。
そういうだれてる選手がいたりとか、あとはミスしてエラーして落ち込んでる選手がいたりとかした時にチームメイトがサードにランナーって声かけるんですよ。
そうしたらそのイメージがパッと緊張感が、いい意味での緊張感が集中してるイメージのノウハウに戻ってエラーしなくなるっていう。
なるほど。
そういうのが随所に散りばめられてるんで、シーズン1だけでいいんで、シーズン2からあんまり面白くないです。その人いなくなっちゃったんで。
そうですね、はい。
シーズン1で初めて野球部ができて1年間のところに万歳でそういうの入ってるんで、それはぜひサッカーでも同じことだと思うんで、使われたらいいと思いますよ。
はい。ありがとうございます。
人ってもうこれ絶対できると思ったら逆に力でなくなっちゃうんですよね。だからさっきも必死で頑張ったら叶いそうっていうのが大事で、これちょっとぐらい頑張ったらいけるかなぐらいでは目標にならないんですよ。
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うーん。
だから甲子園でも見てたら負けた方はみんな泣いてるじゃないですか。あれやっぱり必死で頑張って自分のそのときのベストを尽くして、もう1年間この日のためにやってるから負けたときにみんな悔し涙出るんですね。
はい。
だからあれ本当に真剣に自分でやってなかったら涙出ないですから。
うーん。
だからやっぱり目標設定、そのチームのレベルによる目標設定、これが一番の僕は鍵だと思いますよ。
なるほど。
あとはラグビーで言うと僕ラグビー好きなんで、2015年のワールドカップでエディ・ジャパンが南アフリカを倒したときは結局ベスト8いけませんでしたけど、目標設定は世界ランキングで10位以内に入る。
それからワールドカップで3勝して決勝トーナメントベスト8に入るっていう目標設定で、3年半地獄のトレーニングをしたんですよね、あの人たちは。
で、はじめエディ・ジョーンズが来て記者会見でその話を一番初めにチームの目標を発表するわけです、記者会見で。
そのときに選手は誰もそんなできるわけないやんと。
当時の日本のランキングで23位とか24位なんですよ。
それを10位以内にするってぶちゃぶちゃ大変でしょ。
上に行けば行くほどランキングできつくなっていくから。
で、全然みんな信じなかったんですよね、選手自体が。
それをエディ・ジョーンズが究極の追い込みトレーニングで、例えばスクラブ組むときに大体100キロ以上あるから8人で組んだら大体900キロとか950キロとかになるわけで固まりがね。
で、日本は小さいから相手チームはもっとでかいわけですよ。
で、その小さい人たちが大きい人たちと対等じゃなくて、その人たちを押すためにはどういうふうにしないかっていうのをエディ・ジョーンズが考えて。
負荷を160%、スクラムマシーンってあるんですね。
このスクラムを練習する、このスクラムマシーンに人を乗せて、ベンチプレスの重りを置いて人を乗せて、こっちが850キロくらいなのに1400キロとかの負荷をかけてそれを押すっていう練習をさせたんですね。
そしたら初めにロックの王のひとしさんで言ってたんですけど、それ頭おかしいとこれ無理だと思ったと。
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でもいろいろとスクラムの指導をするマイク・ダルマゾっていうコーチがいて、このコーチがいろんなスクラムを組むために考えるわけですよ、いろんな戦略を。
それをやっていくうちにある瞬間、1600キロがちょっと動いたんですって。
トレーニング1年半くらいやってたら。1年半くらいやってるんですよ、毎日。
そしたらこれいけるかもっていう思った瞬間に本当に強くなって。
ジャパンは今までスクラムで押されて後半戦にフォワードがつかれても走れなくてどんどんトライ取られて負けるっていう。
前半は結構いい試合してんだけど後半圧倒的に負けるみたいなパターンがスクラムが押されないんで、ちゃんと安定して弾が出るようになったんでしょうね。
そういうのを工夫するっていうのももちろんあると思うんですけど。
ちょっと子どもさんにはそこまで、これプロだからできる話で。
子どもさんにはそこまでは無理だと思うんで、でも本当に本気でやらないと、本気で必死でやらないとこれ叶わないよぐらいの。
でも本気でやったらいけるかもっていうね。その微妙なさじ加減だと思いますよ。
あとはね、もう一つはね、星野阪神がね、星野監督なくなっちゃいましたけど。
2002年に阪神に来た時にキャンプで一番初めに朝の声出しっていうのをやらしてたのね。
全員が今日は何のためにどんな練習をするっていうのを、どんな気持ちでやるっていうのを大声で叫ぶっていう選手全員が。
沖縄水産とかもやってたかな。
要はね、ただ練習してても上手くならないんで、やっぱり何のためになんですね。
今日何ができるのっていう。そのために今日何ができるのっていうのを自分で考えて。
自分で先にみんなの前で発表させるんですよ。
今日はこういうことがやりたいから、こういうことができるようになりたいから、こういう練習をこんだけの回数とかこれだけの時間をやるのを自分はメインで今日練習に参加しますみたいな。
これね、やっぱりね、人って自分で言ったことはやるんで。
これ一貫性の法則って心理学で言うんですけどね。
自分で考えて自分で言ったことは絶対やるんですよ。
でも逆に人から言われたことはやらないんで、人は。
だから自分で考えて、あまりにもちっちゃい子供も別ですよ。
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ある程度やっぱり中学生とかになったら、自分で考えてそれを発表して、実際できたかどうかまた自己評価してみたいな。
そういうサイクルをやっていくと多分成長も早くなるし、考え方がね、多分何のためになるっていうのが
毎日考えるっていうことはさっきの話に戻りますけどね、もうちょっと大きな意味で
今のこの練習はゲームの中のどの場面の何のためになるし、もっと全体のサッカーのゲームだけじゃなくて
チームとしてのこれ何のためになっていくかみたいな。
そういうやっぱり根本的なところを自分で考えたり、みんなで議論したりしながらチームってやっぱり一つになって強くなっていくと思うんですよね。
だから監督コーチの役割とその選手を伸ばすための方法論っていうのはちょっと別なんで
やっぱり自主的に自分で好きで自分で考えて自分で工夫して努力して取り組まないと絶対スポーツなんかうまくならないんで
その辺じゃないですかね。
野球の野村監督がいっぱい監督やってるじゃないですか。
一番初めにコーチ選んでみんな集めてコーチ会議をするときに必ず一番初めに言う言葉がね、選手にはなるべく教えるなって言うんですよ。
これはプロの世界ですからね。
要は教えたってできないし聞かないと。
そうじゃなくて自分で考えていろいろやったんだけど結果出ない。
コーチこれどうしたらいいんでしょうって自分から聞いてきたときだけしか意見指導したらダメっていう。
これは二軍一軍通してそうで、そうでないと強くならないっていう。
選手がうまくならない強くならないからコーチはやっぱり張り切ってるから教えたいじゃないですか。
だから一番初めになるべく教えるなって言うんですよ。
そんな感じで。
深いねでもコーチングはねやっぱり。
そうですね。
でもスポーツは結果が出るから、いいにしても悪いにしても結果が出るから次まだ行きやすいじゃないですか。
そうですね。
勝敗が必ず決まるから。
でもこれビジネスとか人生だともっともっとロングスパンの話なんで。
結果が良いにしても悪いにしても出るのにすごい時間がかかるじゃないですか。
それから思うとスポーツってすごい大変だけど楽しいなっていうのは見てて思いますね。
なるほど。
そうですね確かに。
こんなところでよろしいでしょうか。
ありがとうございます。
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自分気味に喋ってしまいましたけど。
スポーツ好きなんで。
嬉しいです。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお番組ではリスナーの皆様からの質問をホームページの受付フォームから募集しています。
また全国各地から900名以上の経営者が通う中井貴義経営塾幸せな成功者育成6ヶ月間ライブコースに関する情報はホームページをご覧ください。
ではまたお見にかかりましょう。