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日本のどこかの歌と話、お盤です。この配信は、日本のどこかの街を描いた歌1曲と、その街にまつわるエピソード、話なんかをお届けしていく配信でございます。
お相手は私、mc ワタンドです。よろしくお願いいたします。 そんなわけで今回お届けする曲は、水曜日のカンパネラのバッキンガムという曲でございます。
この配信では珍しく最新の曲をちょっと今回お届けしていこうと思います。 このバッキンガムが扱う場所、これが東京都世田谷区にあります宮殿。
という地域のことです。 宮殿、これはですね
給食の給に田んぼの田で書かれる地名、宮殿なんですけども、 私もこの曲を
出会うまで知らなかった場所でして、なかなかちょっとねトリッキーな感じの曲になっています。 水曜日のカンパネラの曲としては、テーマになった内容を
モチーフにベースにはしながらも、関連するキーワードとか、そこから連想的に思い浮かぶキーワードみたいな、
羅列するような、ブレインストーミングかのような曲のね、 聴き心地もあったりするので、この曲も例に漏れずそんな雰囲気の曲になっています。
宮殿という地名から発生、同じ言葉で出てくる宮殿、王宮とかの宮殿ですね。
それに飲まざられてバッキンガムというタイトルになっているんですけども、他の宮殿の名前を羅列したりだとか、
地域自体の井戸とか渓戸とか、面積とか、なんかそんな感じの情報もガンガン出てくるような不思議なトリッキーな曲になってますね。
この宮殿をね、なんで扱ったのっていうふうなぐらいなんですよね。 住宅地っていうか駅と駅の間にある、
そんなに変哲もないような場所です。
こういう地域を歌った曲とかだと、そこで描かれるドラマがあったりとか、
はたま地域の情報を盛り込んで地域の魅力発信みたいな感じだったりとか、
それをきっかけに地域らしさが出てくる曲が多いかなと思うんですけども、
この曲はそんなのが全然なくて、 なんでここみたいな感じなんですよね。
私は結構この曲で歌われる宮殿の場所が、 慶応戦沿いというところもあって、
まあ、あの辺りなんだみたいな、なんとなくピンとくるんですけども、
ほとんどの人はわけわからん、急に水曜日のカンパネラが謎の場所を歌いだしたぞというふうな感じだと思うんですよね。
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こういう名のあるアーティストがとある場所を歌ったら、
それはもう地域にとっては地域起こしのチャンスなんじゃないかと思うんですよ。
あのアーティストが我が街を歌ってくれたぞと、
これに乗っかれどんちゃんどんちゃんという感じなのかなと思うんですけど、
普通、地域起こししたい場所だったりすると、
多分そんな思いもなく、
そもそもそういう街起こし団体があるわけでもないエリアかなと思うんですよ。
地域の人たちからすると、「え?うち?俺でいいの?あってんの?」みたいな感じだと思います。
リリースされた直後の今。
突如バッティキされるというか、チャンスなのかな?
チャンスが急に降って湧いた。
売っていきたいな、目立っていきたいなっていう発信する意欲がちょっとでもあれば、
もしかしてチャンスという意識も抜こうかと思うんですけど、
多分これはそういうのにもなく、
ただ急伝がバンと世に出て、それでステイかなと思うんですよね。
不思議な地域の出方だなというふうに思います。
日の当たる場所に急伝が出てきてね、
ここから地域として水曜日のカンパネラと絡むみたいなのがあったりしたら面白いですし、
ないならないでも、こういう地域の名の出し方があるんだなっていうのも新しい出方だなというふうに参考になる話だなと思いました。
そのわけで、この曲によって出てくる経験もすごい不思議なものになるかと思うんですけど、
曲自体も不思議な感じなのでぜひ楽しんでみてください。
水曜日のカンパネラでバッキンガム!