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2022-09-16 36:52

#57 LayerXにおけるSREとDevOpsとは?DevOpsチームのこれから向かう先【ゲスト:civitaspo(きびちゃん)・taddy】

DevOpsチームのcivitaspo(きびちゃん)とtaddyをゲストにCTO松本が話を聞きました。事業変化を経てLayerXで活躍中な話や技術的な今のおもしろさなど、たっぷり話した30分です。

▼話のハイライト

taddyさん自己紹介
civitaspoさん自己紹介
LayerXに入社した経緯
特に魅力を感じたLayerXの業務
LayerXのDevOpsとは何をしているのか
技術的な今のおもしろさ
これから1年で取り組みたい「先」
今後作り上げたいチーム

▼LayerX Now!とは・・・ LayerXの日常を伝えるPodcast。CTOの松本とHRのmaasaが(ほぼ)交代でホストを務め、社員がLayerXで働く様子を赤裸々にお伝えします

▼ メディア情報

LayerX採用情報:https://jobs.layerx.co.jp/

LayerX エンジニアブログ:https://tech.layerx.co.jp/

LayerX 公式note:https://note.layerx.co.jp/

CEO福島のnote:https://note.com/fukkyy

00:00
ということで、LayerX NOW!を始めていきたいと思います。
今回はDevOpsチームSREのお二人に来ていただいて、 その辺の話をワイワイ聞いていこうかなと思います。
いつもこのLayerX NOW!を始めるときに、 必ずこのチャンネルなに?という話をするんですが、
このLayerX NOW!は、LayerXの開発組織と、 その周辺の組織全てについて知ってもらうための
セキュララにお話をしましょうというテーマで 始まっているポッドキャストになります。
LayerX、いろいろな事業があったりで、 よくわからん何の会社だと言われることも多々ありますので、
その辺をつまびらかにお話をしていきたいなと思っております。
改めまして、本日はSREのお二人に来ていただいております。
taddyさん、きびちゃん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いつも最初は参加していただいている方々の 自己紹介からスタートしているんですけども、
taddyさんの方からお願いしていいですか、自己紹介を。
はい。改めまして、taddyと申します。
あど名がtaddyなので、 初代でもtaddyと呼んでもらっております。
簡単なキャリア的なところなんですけど、 今年の3月にLayerXに入社しているんですけど、
それまでは大半のキャリアがSIRにいまして、 最初はアプリケーションのエンジニアとして入っていたんですけど、
AWSに2013、2014年くらいに触れて感動して、 その当時はアプリケーションのサービスとかほとんどなかった時代だったので、
AWSのプロジェクトに関わるためには インフラエンジニアになった方がいいだろうと思って、
インフラエンジニアにそこから転校しています。
そこからキャリアを積んでいったんですけど、 前職で事業会社に初めて入りました。
そこで初めてSREのキャリアになってから、 SREのロールとして関わってさせてもらっております。
プライベートなところは、今東京に住んでて、 趣味がワインマスターと同じ筋トレとかされているんですけど、
最近だと、スプラトゥーンってゲームが 社内の人と流行ってて、一緒にやったりして楽しいです。
ちょうどこれが放送される頃には、 次のスプラトゥーンが出てるかもしれないですね。
いや、僕ご存知ですね。
スプラトゥーン3が9月9日に発売されるので、 今盛り上がってますね、まさしく。
みんな休んじゃうのかな、会社。
休んじゃうのかな、まあいいけどね。
休憩してるかもしれないですね、 自分は働きますが。
やっぱりSREなので、SREに関わる本とか読むのが好きですし、
そういうトピックを書かれている記事とか読むのが すごい好きな人間です。よろしくお願いします。
お願いします。ちなみに2013年4年のAWSっていうと、 まだコンテナとかもない時代ですよね。
03:03
全然なかったです。
何触ったのか。
本当にEC2とかSREとか、今でもガリガリにメインだと思うんですけど、 当時触れたのがその辺ですかね。
いわゆる当時まだRDSとかもそんなにこなれてなくて、 オーロラもなくて、今でいうとこのクラシックELB。
そうですね。
EC2と、そのセットアップをみんなが シェフとかアンシブルとかで頑張ってたみたいな頃ですよね。
まさしくそうですね。
ちょっと懐かしさが湧いてきました。
思い出して懐かしくなりました。
すいません、余談でした。 自己紹介だけでどんどん時間が過ぎてしまうんですけど、
人の掘るの面白いですよね。
ちょっとポンポンいこうと思うんで、 次、きびちゃんというか中山さんというか、
中山さんって言うとね、もう長らく一緒に働いてるんで 違和感じゃないんですけど、きびちゃんお願いします。
本名は中山貴博と言います。
インターネット上ではきびたすぽっていう名前で活動してるんで、 きびちゃんとか呼ばれたりしてますね。
所属は今バックラック事業部のDevOpsチームというところと、 一応兼務でCTオフィスにも所属させてもらってて、
SREとかデータ基盤とかセキュリティとか そういうところをやらせてもらってます。
僕も入ったのは2007月か、ちょうど2ヶ月経つか経たないかぐらいですがね。
まだぺいぺいなんで、いろいろ学ばせてもらってますって感じです。
キャリア的にはデータエンジニアリングをやってた経験が長いので、 名乗るときはデータエンジニアっていうふうに言ってるんですけど、
SREとかセキュリティとかMLOpsとか、 そういうところにも一応スペシャリティはあるんで、
基盤系全般をやれるエンジニアとして、 いろいろ活動させてもらってるって感じですね。
レイアX自体は5社目で、 社名を出すと長くなるんであれですけど、
Web系のベンチャーをずっと点々としてきてるような感じですね。
最初の頃はHadoopの運用とか、 めちゃめちゃインフラゴリゴリなキャリアからスタートしてるんですけど、
そこからレッドシフトとかビッグクエリとかが出始めたタイミングで、
Hadoopからデータを移すようなところをOSSとか活動し始めて、
そこでデータエンジニアリングに がっつり関わり始めたって感じですね。
その後、当時はMLOpsって言葉はなかったんですけど、 MLOpsみたいなところに手を出し始めて、
守備範囲が広くなってきたとか、 キャリアが長くなってきたっていうのもあって、
06:03
チームを持たせてもらってエンジニアリングマネジャーとかも やったりしてましたという感じですね。
最近ここ2,3年とかぐらいになり始めて、 SREとかセキュリティとか、
全社的な基盤施策を推進できるようなポジションを やらせてもらうことが多くて、
毎日学ばせてもらってますという形です。
で、プライベートで言うと、今福岡在住で フルリモートでRayXにはジョインさせてもらってます。
なんで皆さんとはあんまり会ったことがないというか、 市販機に1回ぐらい会う感じですかね、今だと。
で、子供が今2人いまして、娘と息子がいます。
休日は基本的には子供と遊んでるって感じなんで、 趣味はあんまないって感じなんですけど、
夜中とか日曜、OSS活動もひっそりとやっていて、
最近はちょっとデータ界隈で、 流行ってんのかちょっとわかんないですけど、
AirBiteっていうデータ転送ツールがあって、 そこになんとかコントリビュートできないかってことで、
最近はコードリーディングをひたすら進めてる みたいな毎日を過ごしております。
こんな感じです。
最近のデータ基盤系進化が激しすぎて ちょっとキャッチアップできてないですね。
AirBiteってなんなんですか、AirBiteって。
そうですね。
日本で有名なところで言うと、 エンバルクに相当するようなツールですね。
エンバルクと何が違うのかで言うと、
基本的にフィルターがなくて、 インプットとアウトプットしかないんですけど、
そのインプットアウトプットがそれぞれ どっかコンテナで動くようなもの、
それをパイプで繋いで移すようなツールになってます。
エンバルクの場合はちゃんと JavaとかJLBとかJVMで動く言語で書かないといけなかったんですけど、
コンテナでそのインプットアウトプットを パイプで繋ぐっていうだけなんで、
そのプロトコルを守っていれば どんな言語でも書けるみたいなツールですね。
どっか選んで渡せるものだったら 何でもいいみたいな。
そうですね。そんなにめちゃめちゃ過激なものが いっぱいあるかって言われると、
実はそんなことなくて、大体 JavaとかPythonだったりとかって感じなんですけど、
そんな感じですね。
エアバイトのいいところは、 アーキテクチャもいいんですけど、
どちらかというと、ちゃんとテストが フレームワークとして提供されているところで、
大体データ系ってテスト不足しがちなんですけど、
そこをちゃんとエンドとエンドのテストを書きましょう っていうのをエアバイト側がめちゃめちゃ推進してやってるんで、
ある程度品質に対して信頼感がおけるというか、
09:02
そういうのがいいところかなと思ってますね。
ELTのロードのところみたいなイメージでいいんですか?
そうですね。トランスフォームのところは最近だと DBTを使うのが割と一般的になってきているので、
クラウドのものを使うのであれば データフォームとかいろいろ別のものもあるんですけど、
OSS使うんだったらDBTかなっていうふうになってきていて、
特に海外のSaaSとか、あと最近だとトロッコもですかね、
トランスフォームのレイヤーでDBTを採用するっていうのをよくやってるんで、
DBTを中心としたエコシステムをウォッチしていくと、
結構キャッチアップが早いかもと思ってますね。
よくできてますね、テスタブルになってきたり。
ちなみにLayerXはプライバシーテックで特にDBTをめちゃヘビーに活用してますっていうアピールをしております。
すみません、このままいくと今回がデータテクノロジー以下になってしまいそうなので、
この辺に行きたいんですけども。
ちなみに余談で今日来ているお二人は僕とみんな同じ年齢ですね。
89年生まれになります。
ちょっと珍しいと思ってたんですけど、LayerXのデモグラ的に今、
この世代が一番ボリュームゾーンになりつつあるという感じですね。
みんな年齢不詳と言われてますね。
そうですね。
ちなみにLayerXに入った経緯的なところをいつも聞いてるんですけど、
今回お二人は面白い流れがあったなと思っていて、
LayerX、面白いと思ったきっかけやら入社した経緯とか、
それぞれ伺ってもいいですか、タディさんから。
そもそも、ちゃんとここ行くと2回先行受けて、2回目で受かっていますという経歴なんですが、
1回目はブロックチェーンをやってる時代に、
もともと外から見た時にすごいスーパーなエンジニアの方が活躍されているっていうような環境だろうなって思って、
まずお話を伺ってみようかと思ったんですが、そこでお断りをされたのが1回目でした。
でも2回目は爆落が始まってから、
他社の副業で、全職の副業で爆落に触ってピンと来て、
そこから先行に応募させてもらおうと思ったのがきっかけでした。
これは大事なポイントで、1回時期じゃないということで、
お断りさせていただいたことがあったのに、また来ていただいているっていうのが、
それだけ熱量があったのが嬉しいなと思っているんですけど、これすごく大事なポイントですね。
きびちゃんもちょっといいですか。
そうですね、僕も一度お祈りされているっていうのが多分共通点なんですけど、
一番最初に先行受けさせてもらったのは、僕も多分タディさんとほとんど同じで、
まだちょうどブロックチェーンからピボットするかぐらいのタイミングで、
12:00
そのタイミングはまだ僕はどっちかというと基盤系のエンジニアなんで、
まだプロダクトががっつり運用に乗っているような状況ではワークしないよねっていう話で、
時期じゃないっていう形でお祈りされたという感じですね。
ただその後もずっと今取締役の榎本、僕はモサと呼んでますけど、
モサからずっと定期的にアタックを受けていて、
ちょうど本当最近業務委託で関わらせてもらったのをきっかけに入ることになったって感じですね。
すごい話ですよね。断ったけどこっちからまたずっと熱烈アピールをしてるっていう。
そうですね。
それこそワイマツさんがレイヤーXに入社される前から、
モサからはもうそれこそ3ヶ月に1回とかそれぐらいの頻度で調子どうすかっていうような連絡が。
聞いてる人に覚えておいて欲しいのが、どうしても採用ってタイミングがあると思ってて、
そのポジションのぴったりなものがあるかどうかとか、
なんかそれもあるんで、ぶっちゃけレイヤーXハードル高えって思ってる方が
ちょこちょこリスナーの方を見ているとあったりするんですけど、
いやそんなことなくて、たぶん時々によって皆さんがフィットするポジションがあったりなかったりなだけなんですよ、
だと思ってもらって、別に何度でも受けてもらっていいんですよっていうのが伝えたかったことですね。
すいません、お二人の経歴がその辺の共通点があったんで、使わせていただきました。
他にも社内にも2回目で通った方とかいますもんね。
そうですね、やっぱブロックチェーン自体と今でやっぱり全然違ったりもしますしね、
あとプロダクトフェーズの変化も激しいですからね、急に。
ちなみにレイヤーXの仕事周り、特にこの辺面白いなと思ってやりたいなと思ってきたみたいなポイントとかって、
なんかあるんですか、こういうことやりたくて入社しましたみたいな、タディさんから聞いてもいいですか。
そうですね、先行の過程でトライアル入社という形で業務させてもらったりする中でも、
話聞いてて思ったことは、自分自身がこれまで培ってきた経験ではないところ、
未経験な領域の課題であるとか、当時のレイヤーXがこれから挑戦していこうとする技術領域っていうところを、
自分自身もチャレンジしてみたいと思ったところに惹かれましたね。
なんか覚えてるのはタディさんとは結構SREの枠越えて、もっと横断的にやっていこうぜみたいな話とかもしましたよね。
そうですね、面接の時にお話していただいて、当時だとMLの運用周りであるとか、
自分自身がGoのサービスの運用初めて関わるんですけど、
15:00
これまでだとどちらかというとAWS周りの運用改善とかをやってきたんですが、
自分自身もGoの開発、引いてはプロダクトのコードに関わっていきたいみたいなところを、
ワイマスさんの面接でも言ったような気がしますね。
すごい我々的には嬉しくて、レイヤーXみんななんだかんだ自分の島はみ出てくる人ばっかじゃないですか。
求めるしみんなやりたがるしみたいな。
そういうところとタディさんのそういうポイントは個人的にはすごくフィットしてるなと思って、ぜひという感じだったんですよね。
最近はGoを書いたりしてるんですか?
そうですね、自分の希望を通してもらうような感じで、プロダクトのコードにコミットさせてもらっていまして書いてます。
Goを書いたりというか、アプリケーションを書くとインフラの解像度もより高まるみたいなところありますよね。
ありますね。
どういうふうにつながったらいいかとか。
そうですね、SREのロールをやってる以上ここら辺がネックになりそうだなみたいなとか、全体感とかもわかってすごくありがたいなと思っていますね。
デベロッパーエクスペリエンス的な開発しやすさみたいなポイントとかもやっぱり自分も開発してみてしっくりくるポイントがいっぱいありますもんね。
そうですね、まさしくです。
ちょっと今度はきびちゃんに聞いてみたいんですけど、きびちゃん的にはLayerXこういうことやりたいなみたいなところってあったんですか?入社当たって。
そうですね、一番最初はデータ基盤構築やってくれないかっていう話で相談を受けて業務委託入ったっていう感じだったんで、
その当時は何をやりたいかっていうとやっぱりデータでビジネスをドライブするみたいなところをやりたくて、それは今も継続してやっていますという感じですね。
入社を決めたのはそれだけじゃなくて、やっぱりデータだけじゃなくていろんな基盤領域をやってるにしても、
基盤とか技術だけをやってニヤニヤするみたいなのはあんまり僕的には好きじゃなくて、どちらかというと経営に役立つというか影響を与えられるような基盤運用をしたいと思ってたんですけど、
そうですね、そこの何て言えばいいんだろうな。ちょっと待ってよ、何を言おうとしてたんだっけ。
ネットのリンクみたいなところとかですか?
そうですね、そうですね。やりたいと思ってたところはそういうところで、結構終時定例とかでiMathさんとかフッキーとかを含め経営層の人々からいろんなメッセージを発信されて、
自分の目線が結構上がってるんで上がっていくんですけど、そこの上がっていく過程というかそことリンクした形でインフラを作っていく、
18:09
DevOpsだったりSREをやっていくっていうのをやりたいなっていうのは結構この人たちの下で働きたいと思った部分があったんで、そこをやっていきたいと思ってますね。
なんか経営とリンクしないエンジニアリングって空回りしちゃったりすることもあって、やりづらいところがすごいあるなと思うんですよね。
今RayX社内、僕もフッキーもエンジニアですし、もう一人取締役の榎本もエンジニアですし、そういうところも含めてセキュリティとかデータ基盤とかSREとかを経営上どう位置づけるんだっけみたいなのはやります。
やりやすくなるように頑張ってます。
SREというかセキュリティの面とかすごい重要ですもんね。普段コストセクターというか、ともするとめんどくさくて投資したくない後手に回っちゃう要素ですね。
そうですね。やっぱりリスクをどれぐらい評価してくれるかっていうのは結構関わってる経営層によって変わってくると思うんですよ。
知らないことに対してリスクを低く評価されてしまうとやっぱり動きづらい部分とかあったりもするんで、そこは割と正しく評価してくれているのかなっていうような印象は持っています。
みんなの協力もすごいありがたいなと思っていて、セキュリティ委員会とか社内にあるんですけど、インシデント起きたときの対応プロセスとか、
それをお客様に対してどうやって連携していくかとか、そこも含めてしっかりやれているところは、開発からカスタマーサクセスまで一気通貫ですみたいなポイントはいいですよね。
そういう会社であり続けたいなというためにテクノロジーが大事だと思っています。
ちょっとここまで入社する前の話をしてきて、ここから今と未来の話をしたいんですけど、
直近DevOpsチームっていろいろなミッションを持っていると思うんですけど、
普通聞いてらっしゃる皆さんがイメージするDevOpsチームっていうのが、多分像がそれぞれ違うと思うんですよね。
LayerXのDevOpsって何を担当してSREとしてどんな仕事をしているの?みたいなのを聞いてみてもいいですか。
これはお二人どちらからでも遠慮がちですね、お二人とも。
そうですね、ちょっと自分からお話しさせてもらいますと、
自分たちの普段の業務みたいなところでいくと、爆落サービスに関わるインフラであるとか周辺領域における開発運用全般を担当させてもらっていて、
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一般的だとサービスが動いているAWSであったりとか、サービスの監視としてデータドックとか使っているんですけど、
その辺の運用周りを見ていることが多いんですが、我々はさらにプラスとしてデータ基盤も扱っていたりするので、
そこのリダッシュであるとかビッグクエリを使ってたりするんですけど、その辺を取り扱ったり、
あとはAzure ADとかもサービスで使ってたりするので、その辺の管理であるとか、
ビズサイドに対してのツールのサポートをやったりとかもしたりするので、
一般的なCodebox、SREの取り組みから少しちょっと範囲が広いような業務をやってたりするようなイメージがあります。
チームでミッション的に持っているものというか、今期こういうことをやろうとしているみたいな一言でいつも表現すると、どういう目標を持っているんですか?
そうですね、今期は特に注力しているのが、今ちょっと聞き取れてるんですけど、
プロダクトのSLI、SLOを策定しましょうというのをよくSREの代名詞的なことをやってたりしていまして、
前クォーターからもやってたんですけど、それがちょっと引き掛かり中だったところもあって、今クォーターもやっているところが一番メインのところになったりしますね。
時間かかっては難しいポイントがあったんですか?プロダクトがいっぱいあるからとかですか?
一番最初の、これは自分的な見積もりが甘かったところがあって、達成が第一クォーターでできなかったんですけど、
第二クォーターで今そこを改めて推進しているという感じになっていて、
今はプロダクトチームに実際に出した仕事を見てもらったりとか、見乗りのせられるかみたいな話をしているようなところになっている感じですかね。
事業の中にきちんとSLI、SLOを組み込んでいきたいですよね。
さっきのキビさんの話じゃないですか。経営というか事業状況に合わせたデータ提供とかをやっていきたいなと思いますね。
キビちゃんから何か補足とかあります?
全クォーターでSLIとか進めてはいたんですけど、どちらかというとシステムメトリックスに近いようなことをやっていて、
ビジネス指標との結びつけというのがちょっと薄いような状況だったんですよね。
僕はそのときまだ入社していなかったというのもあるんですけど、
データ基盤整備してビジネス指標の整備、細かいところまで時系列でちゃんと終えるようにするという部分と、
24:05
もともとやっていたシステムメトリックス、もうちょっとさらに上のレイヤー、ユーザー体験に紐付けような指標とか、
そういうのを整備して、エンジニアとPMとかPOとかの方々の意思決定が一気通貫でできるみたいなものを作ろうとすると時間かかっちゃったっていうのが補足ですかね。
難しいですよね。全員にとっての共通統一指標としてのSLIみたいなものを定義しようとすると、
本当に深い事業理解から入りますもんね。
だから全部1個の指標でやるのはちょっと難しいと思ってるんで、それがいくつか並べてあって、
相関関係みたいなのが見れる状態にまずしようっていうのが今やっているところですね。
なんか業務効率が落ちていないことを示す指標だったりとか、そういうことですよね。
そうですね。その中から選んでもらって、ちゃんとSLOとは何かっていうのを作ってもらう、判断してもらうっていうのを目指してます。
プロダクトの数も多いんで、この辺の複雑さはありそうですけど面白そうですね。
ちなみにこれは今やってる目標とかの話、ちょっと短期の話だったんですけど、
ここから結構いろいろ進もうとしてるじゃないですか。
最近だと結構大きめなアーキテクチャーの話なんかも議論してるんですけど、
最近技術的にこの辺面白いなとか感じてるところとかあったりします?
どちらからでもいいんですか。
そうですね。
Suguruさんが入られてっていうのはあるんですけど、今、Enablingチームっていうのが発足しまして、
バックラック事業部にある各プロダクト、バックラックシリーズの中にあるバックラック申請とか経費生産とか、
そういうプロダクト別にアーキテクチャーを組んでたのを、これからいろんなバックラックシリーズのプロダクトを増やしていくにあたって、
それぞれプロダクトごとにインフラだったりとか全部作っていったりすると、
どうしてもオーバーラップする機能がいっぱい増えてきて、
管理が煩雑になるというか、スケールしないっていう風になっちゃうんで、
そこをうまくリアーキテクとしていこうっていうような流れがありますと。
それに伴って、僕たちDevOpsチーム、SREみたいなポジションの人たちは、
システムどこを見ると健全なのかっていうのは見方が変わってきたりするんで、
そこを一緒に作らせてもらってるっていうのはホットトピックかなっていう感じはしますね。
イネーブリングチーム、結構でかい立ち上げでしたね、今回。
チームいろいろ入ってますもんね。
めちゃめちゃ横串でバチンと作ってくれて。
27:02
聞いてる人向けにちょっと補足しておくと、
このイネーブリングチームっていうのが今、プロダクトで突き抜けていくところのチームとして、
Mosa、Enomotoのチームがあって、横軸でいわゆるOpsとか、
そういったレイヤーで生産性を上げていったり、
あとは緊急事態時にいろんなところに対処していく、
まさにチームトポロジーのイネーブリングチームみたいなところとか、
イネーブリングとプラットフォーム両方入ってるような感じの大きい部が立ち上がったっていう、
そんなところで、そこで今めちゃくちゃ大きめなリアーキテクチャの話が進んでるって感じですよね。
あの議論結構レベルが高いというのと、
実際のプロダクトの悩みが深くて、難しさがあって面白いですね。
なんかこう、爆速開発との兼ね合いとかすごい難しくないですか?
そうですね。いわゆるリプレイスとかリアーキテクトってなると、
5年とかぐらいかかるようなイメージありますけど、
ほんとスピード落とさず、かつある程度近い未来にできるようにっていうのを目指してやってるんで、
なかなかシビアな議論がいっぱい繰り広げられてる感じですね。
どこから分割していくかとか、理想系のアーキテクチャをどこからまず試していくかとか、
そういったところを今、研究学議論中みたいな感じですよね。
これつまりは、今入社するとそこら辺の議論に入れるということですね。
それはそう。
そうですね。
なんかこう、お二人の中でこんな方向に持っていきたいなとか、
それも踏まえでこっから先こういうことやりたいなみたいなポイントとかってあるんですか?
この1年ぐらいとかで。
そうですね。
個人的にはこのスピード感も落とさないままで、
かつ開発やプロダクトがスケールしていく中でも開発者体験を維持したまま、
技術がスケールしていく土台を作っていくために
イネーブルチームと共同で技術差しに関わるところが、
最近は厚いし面白いなと思っているところではあります。
そうしていく未来を作りたいなと思っています。
なんかその中で特に具体的にちょっとこの辺は面白そうだとか、
積極的にやりたいぞみたいなポイントとかってあります?
そうですね。
そうですね。
そういうところでいくと、
いろんなトピックがあるものの、
やっぱり俗人化を排除してみたいなところはトピックとして自分は面白いなと思っていまして、
今まではどちらかというと少数生でやってきた部分から人数が増えてきても、
これまで通りのオペレーションであったりとか開発ができるっていうのを作っていかなきゃいけないと思っていますし、
30:06
スケール性というのはそれが必要だと思っているんですけど、
その辺を施策として作りかえしたりとか、
プロセス作っていくっていうところは面白みを自分は感じています。
ですよね。
RayXって誤解を恐れずに言うと、
爆速のために俗人化をある程度許容しているところがありましたもんね、ここまで。
あると思います。
めちゃくちゃ習熟して初めて全体感がわかるみたいな状況でも、
まあしばらくは良しとしようみたいな。
今ちょうどそのトランジションが始まってるみたいな感じですかね。
安定してきたプロダクトも出てきて。
そうですね。
よりスケールしていくために必要なページなのかなと思います。
カトキという感じですね。
ちびちゃんは結構この辺の話するとよくセキュリティの話なんかもしたりするんですけど、
何かその領域でやりたいこととかってあるんですか。
まずこのリアーキテクトで僕が割と重要視したいのは、
リスクアセスメントのやりやすさとかは結構重要視したくて、
今各プロダクト各々結構いろんなものを作ってるんですけど、
オーバーラップしているもの同じ機能なのにセキュリティレベルが違ったりとかって
いうのがあり得るかもしれないので、
一個一個見るみたいなことをやったりとかしてるんですよね。
結構な構図になってるんで、そこはまず排除して、
リスクアセスメントを早めに終わらせられるようにして、
より高いセキュリティを担保し続けるっていうのを割とやりたいっていうのが
まず一つありますね。
人事誘拐。
人事負荷の低い基盤みたいな感じですね。
そうですね。そういう言葉があってますね。
あともう技術的な話で言うと、
当たり前のセキュリティみたいなのは割と担保できているんですけど、
やっぱ攻撃がどんどん高度化してきてるっていう部分もあるんで、
より新しいツールとか検知の方法を導入していきたいっていうのはありますね。
やっぱりリスクアセスメントを早めに終わらせられるようにして、
導入していきたいっていうのはありますね。
SBOMとか最近流行ってますけど、サプライチェーンを防ぐ手法の一つ。
そういうのとかもゼロから作るっていうのは大変ですけど、
OSSとかクラウドのサービスとかで割とサクッとできるような状態になってきてるんで、
そういうのはサクサク導入して、
リスクが可視化されるっていう状態をシュッと担保するっていうのをやっていきたいと思ってますね。
結構まだ確立してないところも多々あるような、特にサプライチェーン攻撃なんかね、
まだまだちょこちょこ起きていて、みんな気づいてないケースとかも全然ありますもんね。
攻撃されてても。
そうなんですよ。
うまく防ぐ手法を作って発信していきたいですね。
ありがとうございます。
そうやって喋ってるとですね、あっという間にもう30分ぐらい過ぎてしまっていて、
33:04
ちょっとそろそろ終わりに差し掛かろうかなと思うんですけども、
今こうチーム、このSREのお二人集めた理由が、
いやめっちゃ今SRE拡大したいんだよねっていうフェーズだと認識してるんですけど、
今後こういうチームにしたい、こんな人に来てほしいみたいなところってあったりしますか?
もしよっかな、きびちゃんから聞いてもいいですか?
はい。
そうですね。
言ってべんちゃうのでめっちゃ綺麗な状況じゃないし、
泥臭くやんないといけないことも結構あるんですよ。
で、それ自身嫌だなと思いながらやる人はちょっともしかすると向かないかもっていう風に思うんですけど、
それぞれのタスクが、泥臭さはあるものの、明らかに経営インパクトというかリスクを下げるとか、
あとは開発効率を上げるとかが近いですけど、
そういうことに貢献している、ワクワクするっていうような気持ちで僕はやってるんで、
そういうところに楽しいっていう気持ちを思える人に来てほしいかなと思ってますね。
いや、本当全く綺麗じゃないですからね。
いろんなところで綺麗っぽい発言してるのかな、してるのかわかんないけど、
そういうイメージを持たれてるような印象があって、
とはいえそんなことないんで。
イメージはね、持たれてますかもしれないですけど、
そうですね、テレフォなんかを見ても、あれ、これコピペしただけじゃないみたいなこととかね、
このオプションここにいらんやろみたいなところありますからね。
そうですね。
なのでちょっと驚くさいところはやっていきたいですね。
タディさんからなんかあります?
はい、Twitterでそういう課題はありつつもなんですけど、
お客様への価値提供に対して興味がある方で、
事業とかチームの状況を見つつ、
課題に取り組むのが面白いと感じるような人が一緒に働きたいなと思ってて、
作業効率化、それとしても今の状況にはオーバースペックかもしれないみたいな話とかも
ちゃんと考えてチームで話し合ってできるような人に来てもらいたいなと思ってまして、
さっきのテラホームの話も自分たちが関わってて思うんですけど、
やっぱりお客様に爆楽を提供してるように、
開発者にもやっぱり爆楽な体験を提供できるように
開発体験向上していきたいと思っていたりもするので、
その辺を一緒に面白く、面白みを持ってやってくれるような人に来てもらえると
すごいありがたいなと思います。
いやー、開発者にも爆楽をっていい言葉ですね。
そうですね、使わせてもらいました。
開発者にも爆楽にするDevOps、いやー大事ですね。
そういったところとか、結構スケール機だからこそ学べることっていっぱいあるというか、
僕自身もGNOSY時代に一番技術的に成長したのが、
36:04
このスケール機のカオスをさばいていくところだったんで、
ぜひね、まだまだ汚れたところもあったりするけど、
顧客に向き合ってリアルタイム化していきたいなと思っています。
そうするけど、顧客に向き合ってリアルな課題に向き合いながらやっていく過程で
めちゃくちゃ面白い体験できると思うので、
ぜひ来ていただきたいなと思いました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
という感じで、今日は僕らのDevOps周りの話について
ふわっとお話をしてきました。
もう少し技術に特化した話なんかもどこかでできるといいなと思っておりますが、
今日は一旦紹介という形で、この辺で終わらせていただこうかなと思います。
タディさん、きびちゃん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
36:52

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