1. こじらせ平成夜話
  2. 読むとラーメンの見え方が変わ..
2024-08-23 52:22

読むとラーメンの見え方が変わる!?『ラーメン発見伝シリーズ』を読もう! #68【感想回】

『ラーメン発見伝』『らーめん才遊記』『らーめん再遊記』を読んだ感想を語り合う企画回


「読んだことによるラーメン観の変化」

「新世代ラーメンとTikTok文化の共通点」

「らーめん再遊記が示すラーメンの新たな形式」

「ラーメンの食べたさには2種類ある」

「表現手法の違い考察」

「最終回のたまらない良さ」

「原風景になるラーメン」

「好きなラーメン屋」

「美味しいえびそば一幻」

「ゆとりと芹沢の師弟関係」

「芹沢達也の日常」

「芹沢達也のクリエイターとしての矜持」


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00:04
こじらせ平成夜話
みなさん、こんばんやわ。こんばんやわ。
こじやわの津田と佐々木です。
この番組は、いろいろとこじらせているめんどくさめの我々二人が、生まれ育った時代である平成のサブカルチャーについて、お互いの好きなものを押し付け合い、独自の視点で語り合っていくラジオ番組です。
今回は、あれですね。
そうですね。ラーメン発見伝、ラーメン最有機、ラーメン最有機3作目、2作目、3作目について、感想をしゃべる回。
感想をしゃべる回。
でございます。
でございます。企画会。
はい。
初の?初?
初だね。
初か?初の企画会で。
どうなることやら。
うーん、ちょっともう。
っていう感じですけども。
はい、やってみましょう。
はい。
という感じでございます。
で、経緯としては以前にね、笹木くんの方が、テーマとして、ラーメン発見伝、ラーメン最有機を持ってきてもらって、話してもらって。
そうですね。
ちょっと面白そうだったんで、僕がちょっと読みますと。
そうですね。
この番組ね、お互いに好きなものを押し付け合ってるんですけど、押し付けられたものをあんまり見たりしない。
押し付け合って終わるっていう。
受け取らないで終わるっていう。
1年通知さんで、えつおだくんがね、今回押し付けられたものを読んで、感想を言っていこうみたいな感じでございます。
そうでございます。
どうでしたか?
どうでしたか?
まずね、ラーメン食う頻度が増えた。
それはマジでそうだよね。
本当に俺も読んでる間、めちゃくちゃラーメン食べる頻度増えたよ。
そう。
俺週に1回食うか食わないか、あんまりそんなにラーメン食べる頻度高くなかったけど、読んでる間、週に2、3回食ってたな、ラーメン。
うん。
で、なんか、自分で作り出したし。
自分で作り出したし?
そう。
ということ?ラーメンを?
そう。
ラーメンを作り出した?
作り出したっていうか、作った何回か。
作り始めた的な意味ね。
そう。
創作ラーメン作ったことなくて。
びっくりした。
そうそうそう。
今、ラーメン発見伝の中でも出てくるけど、ラーメンってさ、タレ、スープ、麺具で構成されてるじゃん。
で、まぁ、その、俺さ、市販のさ、なんか、タレ売ってんじゃん、ラーメン。お湯入れて戻してみたいなやつ。
インスタント的なやつ?カップ的なやつ?生麺的なやつ?
そう、生麺的なやつってさ、スーパー行くとさ、麺と別でスープだけパックみたいな感じで売ってるじゃん。
あれ、お湯入れて作るじゃん。
あれを買ってきて、あと麺買ってきて、あと具も買ってきて、で、スープ、俺さ、ラーメンのその構成要素も知らなかったのよ、読む前。
03:01
構成要素知らない。
タレに普通にお湯とかかけて、タレに全てが入ってて、そこにお湯かけて麺入れて食ってんのかなって思ってたの。
だからスープとかだと思ってなかったの。あんま気にして作ってたのね。
っていうのを知って、あ、スープにするんだっていうのを知って、で、その市販のね、タレってお湯で作るけど、自分でスープ作って、かけて。
あ、今、やっと意味が分かった。そういうことね、あのスープって、そういうことね、あのラーメンのスープって、タレとスープをかけ合わせて作ってるって話ですね。
そうそうそうそう。
市販だとお湯でそのタレを溶かすけどってことね。
ラーメン発見でってか、普通のラーメンだとどうやら醤油だれ、醤油ラーメンだったら醤油だれと、あとはもう鶏ガラとか豚骨とか、取った出汁とスープを合わせて作るっていうのを知らなかったんで、
で、たまたま俺その時、家でなんか作り置きしてた野菜と肉を適当に煮込んだスープを毎日食ってたのね。
あ、これそのまま使えるじゃんと思って。
はいはいはいはい。
で、それのスープをそのラーメンのタレに入れて、ラーメンを茹でて入れて、具も乗せて食べたら、普通のお湯で溶かすより全然うまくて。
あー、そっかそっか。え、なんかそれ俺、俺は逆になんかなんとなく知ってたけどさ、やったことないわ。
あー、やってみたら美味しくなるよ。
そっかそっか。家でやるときは普通に、普通にその作り方どおりというか、お湯でやってた。
俺もそうそうそうそう。
確かにな。そっかそっかそっか。確かにいいっすね。
えー。
っていう学びがある作品でしたっていう。本編の中身より先に俺の話しちゃったけど。
はいはいはい。
っていうぐらいなんか、そのラーメンについてやっぱ知れる作品ではあったね。やっぱり。
うーん、そうね。意外にみんな食べてるけどさ、そんな知らん。知らんよね。
知らんかった。全然知らんかったからさ、かなりラーメン知識がついた。
ラーメン影響の楽しくなんない?
あ、なるなるなる。
海老がら系なんだとかさ、あーはいはい、こことんこつと野菜でとか、なんかね、魚介とんこつでとか。
あとなんかその、ジャンルマンじゃん。
うん。
あのー、サッ、中華そば系もあればさ、あのジャンク系みたいなのもあってさ。
そうだね。
それもなんか、まあまあ別に家系とか、なんかなんとなくは、たぶんそれまでもあったと思うけどさ、なんか。
結構歴史があるじゃん、あの漫画って。
そうそうそうそう。
データ背景とかさ、そのまあニューウェーブがどうとかっていうその、ラーメンの変遷というか、文化の。
だからなんか結構、あ、ここ。
俺毎回、ここはニューウェーブ系かって思いながらなんかトリパイタン系の店とか、なんかそのポタージュ系の、ここもニューウェーブ系だとかって思いながら入るようになった。
確かに。
あの二郎系、二郎系って言うけどさ、爆食ワイルド系って言うんだって。
あーはいはいはいはいはい。
初めて知った。
ニューウェーブ系のカウンターカルチャーとして生まれたね。
その満足度を特化したやつね。
06:00
そうそう、野菜とかニンニクとかめっちゃ入れるやつね。
はいはいはい。
あの、ラーメン、なんだっけ、ラーメン工房ドキュンの武田さんが。
あーはいはいはい、ラーメン工房ドキュンね、はいはい。
全シリーズに出てる。
出てるね、あの豪快な人ね。
豪快な人。
はいはいはいはい。
なんかラーメンの解像度が上がるわ、読んだらやっぱり。
ね。
すっごいやっぱ、そうあの回でも話したけどやっぱね、ラーメンのその歴史みたいなところがやっぱ大きい面白さにかなり寄与してるなって思うよね。
そうだね。
ラーメン最悠期に関しては、そのそれまでのラーメンの歴史っていうところを扱って、
で、そのラーメンの現状、その当時の現状まで扱って、
で、ラーメン最悠期では、その一作、二作目のラーメン最悠期、才能のほうでは、当時のラーメン界、プラスなんか未来について結構語ってるような。
あーそうそうそうそう、今後そのラーメンって、あの今日までのラーメンってこういう文化でした。
じゃあ明日からのラーメンって何なのかみたいな。
どうなっていくんだみたいな。
話でそのやっぱさ、あの回でも話したと思うけど、あの最悠期周回のさ、あのラーメンとは、えーとなんだっけ、フェイク。
フェイクから生み出される情熱そのものであるみたいなやつ。
星沢さんの言ってたやつね。
あれ、あれな。
あれね。
ゆとりのお母さんと二人で喋ってるやつね。
あのラストバトルもさ、もうやっぱなんだろう、やっぱ少年漫画だよな。
あーそうね。
あの、その、えーと、どこまで話したっけね、あの回で。
あの、でもラストバトルがどういうバトルかは話してないか。
読んでほしいっつって触れてなかったから。
まあこの回で触れちゃうと。
すいません、みなさんネタバレめっちゃします。
あーめっちゃします。
めっちゃします。
というかなんかもうラーメン発見で最悠期はどんな作品かも話さずにもう感想から入っちゃうから。
あのぜひあの、佐々木くんの紹介した回、あれ何回かな。
あれはね。
60回っすね、ちょうど。
60回。
そう、60回でそのラーメン発見でラーメン最悠期についての話を僕がしてるので、
まあちょっとそれを聞いてどんな作品か踏まえた上でこの感想回を聞いてもらえると幸いです。
いいと思います。
はい。
で、そうか、あのラーメン最悠期のラストバトルか。
で、そのゆとりのお母様、あの料理研究家の世界各国のあらゆる料理に精通しているその方がラーメンをどう捉えていて、
で、どんなラーメンを作るのかっていうところがそのいわゆる今日までのラーメンの集大成みたいなところで、
で、主人公のゆとりちゃんがそれに対して明日以降のラーメンを作って戦うっていう、
ラーメンはフェイクから生まれたんだっていう、
科学調味料であったりとか、
そのね、お母さんが使ってたやつね、ラーメン。
そうそうそうそう。
いろんなその、ちょっと詳しく覚えてないけど、
科学調味料で使ったんだとか覚えてるけど、
何を思ってフェイクって言ってたんだっけ、ラーメンって、あの回って。
09:01
あーその麺の最大、ラーメンの最三大要素である麺、スープ、具は全てその、なんかフェイクから生まれたみたいな話だね。
スープはなんか科学調味料だったりとか、
まあチャーシューも出汁としても使われたりとか、
まあ麺も別になんかこう、よくある麺を使ってみたいな、
フェイクにフェイクを組み合わせて成立したみたいな話から始まって、
で、フェイクだけどめちゃくちゃ美味しいし、なんかこう、市民権を獲得したみたいな、
ところから、そのフェイクを活用して、
素晴らしく美味しいラーメンを作るというのが、本物のラーメンなんじゃないかみたいな感じかな。
そうね。で、そっからさ、3作目の最有機でさ、なんか新世代系みたいなのが出てきたじゃん。
はいはいはい。そうだね。ニューウェーブを越えた。
そうそうそうそう。そっちがなんか本物をついに出てきたみたいな話もしててさ。
あの3作目でさ、1回回ってくんの良かったよね。
あのさ、もともとラーメンその、いわゆる中華そばから始まって、
で、中華そばに対するカウンターカルチャーとして、そのニューウェーブというのが、
トリパイタンとか、なんか、トマトラーメンとかそういうちょっと新しいものが生まれて、
そこに対してこう、さらにその、ちょっとオシャレで物足りないものに対してこう、
なんだろう、えーと、ジャンク系のというか、
こうガッツリ食べてお腹いっぱいになるみたいなものが生まれたみたいな、確か大悪の流れがあったけどさ。
で、新世代は逆にその、中華そばが、もう、もはや新しいというか。
よくある醤油ラーメンの、こう、さらに洗練されたバージョンみたいなのがこう、新世代系っていう。
そう、だからその、ニューウェーブはそれに対するカウンターだったけど、今もう、
一周回って別にその、最新の人たちはそれを古いと思っていない。
だからあれさ、なんかすごく時代を捉えてると思ってて、
あの、TikTokとかでさ、あのー、ま、これラーメン関係ないんだけどさ、
あのー、なんか昔のバンドの曲とか今は評価されてんのよ。
あー、ほんほんほんほんほん。
なんか10年前のバンドの曲とかを、そのTikTokで今若者が歌ったりとかしてて、
あとこれ、友達にこの間聞いたんだけど、なんか若者がTikTok見ながら、
最近TikTokで、すごい良いアーティスト見つけて、
ポルノグラフティって言うんだけど、って言ってる歌謡を聞いたって話聞いて。
ほんと?
ほんとほんと。でも実際今、Mステとかもさ、
てかもうヒットチャートってないから、その、若者別にテレビで音楽知らないのよ。
はぁはぁはぁ。
我々はその、Mステとか見てさ、
あーこれヒットしてる、ドラマのタイアップだとかって言って、
で、やっぱ人気アーティストはいつもドラマのタイアップついて、CMのタイアップついてだったけどさ。
ポルノグラフティ 階段降りてくるところで知るからね。
あーそうそうそうそう。でも今の若者ってもう、
みんなサブスクとかYouTubeとかオススメ欄オススメ欄で、その、たどり着かないのよ。
ポルノグラフティ 階段降りてこねえんだ今の人は。
そう、階段降りてこねえんだよ。
ポルノグラフティ 大連のCMっぽいのたどり着かなくて、
TikTokとかで歌ってるの見て、この曲なんだろう、YouTube見に行って、
あ、2000年の曲なんだ、90年代の曲なんだ、でたどり着くみたいな。
なんか2時、3時の創作から知ってくる。
ポルノグラフティ そうそう。だからその同じ形式というかさ、
12:03
我々にとってはこれ懐かしいが、今の若者にとっては最近のそのオシャレな音楽じゃなくて、
なんかベタなJ-POPみたいなものが逆に新しいになったりとか、
ベタなバンドが新しいになったりとかしてて、
なんかその文化がずっと何週もしているみたいなのが、
なんかそのラーメン最悠奇でも同じことが起こっているというか、
なんかその、今を切ってるなっていうのが、
俺はそのラーメン最悠奇の3作目読んだときにちょっと思って、
いやすげえよこの漫画って思ったら。
なんか素晴らしいよね。3つのシリーズがあって、
それぞれの大きな流れですごいラーメン業界を、
それぞれの切り口で切っている、時代を切っている。
そう焼き増しじゃないんだよね。ただの続編じゃなくて、
1作目は大枠としてその、よくあるというか、
王道のグルメ漫画で主人公がラーメン屋として成長していくみたいなのを描いてさ、
2作目でそのニューウェーブだったりとか、これからのラーメンって話をして、
3作目で本当にこれから以降のラーメンを追求するというか。
あとはその、ラーメンだけじゃなくて、
その周りのところ、ラーメンの自販機とか。
ああはいはいはい、自販機とかがあったね。
そうそうそう。そういうところも含めて切るっていう、
視点も変わってくるっていうね。
インスタントラーメンとか。
そうそうそう。
あとあのさ、3作目でいうとさ、その、なんだろう、
市民権を得ているが新しいラーメンというところがさ、
結構特色だと思ってて、え、全部読んでる?
えっと3作目はね、5巻くらいなんですよ。
5巻か。え、じゃああれ。
自販機の終わりのとこまで。
ああじゃあ、豚汁ラーメン出た?
出てないと思う。
ああ、出てないのか。
ほうほうほう。
大ネタバレしちゃったな、じゃあ。
いや、いいよいいよいいよ。
あの豚汁ラーメンと生姜焼きラーメンかな、が今、
俺も全部は読んでなくて、
あの、まあちょっとトビトビではあるんだけど、3作目に関しては、
まあみたいなのが出てくるわけよ。
その、まあいわゆる豚汁ってさ、
ものすごく、その、我々の生活に馴染んでいたりとか、
まあそうだね。
豚汁ラーメンと生姜焼きもすごくその、家庭料理的な。
それとラーメンを組み合わせた作品みたいなのが、3作目で出てきて、
それその、3作目でさ、その、セリザワラーメンハゲはさ、
その、もう、新しいものを追求するのは飽きたと。
新しいその、エゴを捨てたラーメンを作りたいって言ってさ、
そうね、新しい形式を俺は作るんだって。
ああそう、形式を作りたいって言うんで、その、初心に帰っていろいろ探す。
その、初心その、なんだろう、形式、新しい形式の一つの答えとしてその、
市民権を得たものとラーメンを組み合わせて、
新しいんだけどでも誰もが馴染み深いラーメン。
っていうのの例としてその生姜焼きラーメンと豚汁ラーメンが出るのよ。
ほうほうほうほう。
まあみたいなその、なんか新しけど懐かしいみたいなものに、
ちょっと3作目結構多分注目してる感じになっていて。
そうそう、最新作、この間バズってたけどね、その生姜焼きラーメンの回。
ああそうなの。
生姜焼きラーメンの回は俺もバズってたからちょっと読み返してちょっとだけ読んだから、
15:01
その全容を知らないんだけど、かつてその天才と言われてたラーメンアーティストが、
才能が枯渇してしまって。
もう新しいもの作れないみたいになって、
でなんかその、片手間で、
その生姜焼きをなんか余った生姜焼きをラーメンに乗せたと。
そしてそれが爆ヒットして、
セリザーもそれを絶賛すると。
でその、絶賛された、もうやる気をなくしてしまった元天才は、
何言ってんだと。あんな余り物乗っけただけだと。
そしてセリザーは、俺は結果しか評価しないと。
30分で作ったものであっても名作は名作だし、
何年かけて作ったものでもダサくはダサくないと。
でこの生姜焼きラーメンは、
その、なんだろう、
さっき言ったその新しい形式じゃないけど、
家庭料理とラーメンを組み合わせただけで、
ものすごくその、新しい味になっているし、
知名権を得る可能性のある素晴らしい作品だ。
みたいな話が。
まぁあるんだけどさ。
まぁ、みたいな話があるよって話なんだけど。
でも60回でチラッとしてたかもね、その話。
あ、してた。
なんか聞き覚えあるから。
やっぱり3作目は3作目で、
2作目であんだけ掘り下げてどうなんだろうと思ったけど、
また新しい切り口でラーメン業界を切っているっていうのが、
すごい作品だなって。
今のやつさ、でも、
ラーメンの美味しさって2個あるみたいなことを、
2作目でセリザー言ってたの覚えてる?
2作目で言ってたっけ?
そう、ラーメンなでしこ決定戦みたいな。
大会ね。
その、セリザーが一番決定戦始まる前に、
評価してた人間覚えてる?
覚えてないもん。
おっかさんって呼ばれてるおばちゃんなんだけど。
あの人の良さって、
セリザーが言ってたのは、
ラーメンの美味しさには2つある。
神奇性のある驚きのある美味しさと、
馴染み深い、懐かしいと感じるところの美味しさがある。
で、おっかさんはその両方持ってる。
こいつに勝てるわけがないみたいな。
こいつが1位になるに間違いないみたいなこと言ってた。
そこもなんかちょっと踏まえてる感じあるよね。
トン汁とかのやつって。
懐かしさをさ、1作目からでも追求してるよね。
藤本の最後に作ったラーメンもさ、
ラーメン100周年の集大成を作るラーメンとして、
1作目の主人公の藤本が、
セリザーに対して打ち出したのがさ、
自分の現代見には懐かしさから、
最初に食べたお蕎麦屋さんのラーメンから膨らませて作った、
究極の醤油ラーメンみたいなやつでさ、
すごい新規軸をずっとやってきたセリザーにそれで勝ったじゃん。
なんかラーメンというもののやっぱルーツに懐かしさはすごく多分、
大切なものなんだろうなっていうのは、
やっぱその作品の信念として感じるよね。
でも実際さ、新しいラーメンももちろん食べたいしさ、
でもたまにさ、
こういうのでいいんだよみたいな醤油ラーメン、
食べたくなるってあるもん。
わかるわかるわかる。
普通に茶色いちょっと澄んだスープに、
黄色いちょっと縮れた麺が入ってて、
18:01
野菜ちょんちょん、卵ポン、チャーシュー一枚ペッ、
ぐらいの醤油ラーメンが食べたい時あるよね。
いやわかる。
たしかにラーメン食べたいな今日ってさ、2パターンあるよね。
ある。
なんかちょっと、なんだろう、新しいやつというかさ、
なんかちょっと変わったやつ食べたいなって人を、
いやもう今日は普通のがいいみたいな。
そうそうそう。
たしかにあるよね。
たしかにラーメンって奥深いよな、改めて。
ハンバーグ食べたい時はハンバーグ食べたい時だもんな。
そうね。
養殖食べたい時は養殖食べたい時だし、
中華食べたい時は中華食べたい時だけど、
ラーメン食べたい時はその2パターンあるよね。
そう。
なんかあれだよね、
せりざわが大学で、その3作目で大学で講師をやってる時に、
ああやるね、非常勤講師でやるよね。
そう。
あのー、自販機の会ね、ラーメン自販機の会。
で、なんか、ラーメンは相反する2つの要素が、
組み合わせるものだ、みたいなことをしてて、
なんか、ドメスティックであり、なんだっけ、
ああなんか言うよね。
そう、なんか、中華そば、海外の中華そばを
地にしていて、海外、えっと、
エスニックでもあり、でも、日本でこう、
進化してきた、ドメスティックである、とか、
あとは、なんだっけな、これか、
エキゾチックとドメスティックとか、ジャンクとオーガニックとか、
大衆的であるものとマニアックなものとか、
革新的なものと保守的なもの、
まあこれがそうかな、
こういうのでいいんだよ系の醤油ラーメンと、
新しいもの食べたい、みたいなところ。
やっぱそういうのが、全然両方存在しているっていうのが、
ラーメンっていう業界、っていうのがあるよね。
っていうか、今はもう既に食べたくなってきた。
いやあ、ラーメン食べたくなってきたなあ。
本当にラーメンって奥深いよなあ。
あと、ちょっと話変わるんだけどさ、
千円の壁めっちゃ気になるようになったわ。
読んでから。
なるほどね。千円超えてるかどうか。
そう、ラーメン屋行ったときに千円超えてるかどうか、
めっちゃ気になるようになったわ。
はいはいはいはいはい。
超えるんだ、とか思いながら食べるわ。
二作目だよね、あれ。千円の壁が出るのって。
そうそうそう。
で、やっぱラーメンはどれだけこだわってもその具材を、
やっぱどこか大衆的という、
前提条件があるから千円超えるとちょっと高いよねってなってしまう。
全然二千三千円超えるイタリアンとかに比べても
遜色ないくらい研究したり、
具材をこだわっていてもやっぱ千円超えると高いってなってしまうから、
作品、ラーメンと具材や内容のこだわりと
金額をどう釣り合わせるかみたいなのが
大きな課題みたいな話があったと思うんだけどね。
ゆとりのラーメンなでしこは一つの答えだった話をして。
21:04
最後に作ったお店ね。
あれすごいよな、あれあったら行きたいもんね。
でもなかなか難しいよな。
365日違うラーメンを提供し続けるっていう。
発見伝から最悠期になるにあたって
ちょっとフィクション要素強くなったなと思って。
365日さすがに違うラーメンって結構むずいと思ってて。
まあ365種類のラーメンを作らなきゃ。
具材とかも仕入れも大変だろうし。
確かにリアルなあれ、そこかなりシビアになるよな。
具材流用できないとやばいもんな。仕入れ先も無限にあるわけじゃないし。
なんかちょっとフィクション要素が強くなったとか
より漫画的になったかな。
ゆとりのライバル的なまことちゃんが
あの眼鏡の子ね。天才の。
思いついた時にさ、面心降臨って眼鏡バーンって割れる。
嘘すぎるなと思って。ここだけめっちゃ嘘すぎるなと思って。
確かに。ゆとりは思いつくとピコーンのやつ。
あれもちょっと面白かったけど。電波すぎるだろうって思って。
できなくはないからね。できなくはない。
でも眼鏡割れるのあれ面白すぎるよな。
雷バーンって落ちて。眼鏡バーンって落ちて。
ここ急に出てきて嘘すぎるだろうって思ったけど。
でも2作目になってから結構なんかギャグ要素みたいな
絵柄もちょっとゆとりに合わせてちょっと崩されてたりとかっていうのがあって
よりこう漫画的表現が増えたなって思って。
あれメタ的に見るとやっぱその主人公がね、花々しくなったから。
女の子でまぁあのラーメン、あのアデシコ大会なんだっけ。
あの戦い。女の子だけでラーメンを競うみたいな大会。
やっぱちょっとポップに前作に比べてしようとした。
ちょっとメタ的に見るとね、作品の風をちょっと変えようとした雰囲気はあるよね。
そうそうそう。で、ゆとりを主人公に据えたのがすごいいいなって思って。
多分あれ、ラーメン発見伝の最後の方に出てきた
あの、六面亭?
セリザワがプロデュースした六面亭マパークの店の一つに女性店主がいて
なんかズケズケ物を言う裏表のない女性みたいな。
初めてセリザワがペースを乱されたやつ。
確かそいつで、めちゃめちゃなんか普通に面と向かってセリザワにハゲとか言うし、親父とか言うし。
すごいペース乱されてて、でもそれが面白かったんだよね。
多分そこからっていうのがあるのかな。
あとやっぱセリザワをメインに据えちゃうとブレないからさ、やっぱこうかき回すキャラクターが必要だったなと思う。
そうそうそう。乱されたセリザワめっちゃ面白いからな。
そうなんだよな。セリザワ乱されてると面白いよな。
二作目でセリザワがピッコーンってやるシーン俺めちゃめちゃ好きなんだよね。
あったあったあった。
あのラーメン清流坊で昔働いてた品川店の店長がなんか別な会社立ち上げて、すごく似たラーメンを。
なんか潰しに来るやつだよね。
そうそうそう。出してきて、それの対抗作を塩見ゆとりとセリザワで考えてるときにゆとりの一言でセリザワが思いついたらピッコーンってこう一人でボソッて行って。あのシーンめちゃめちゃ面白かったんだよな。
24:13
セリザワがねやっぱたまにお茶目なところがね出るんだよな。
そういいんだよね。
あんなに生きてるのに普段。愛すべき悪役だよな。
三作目でより出るようになってね。三作目すごいもう八犬年と二作目の再流域が全部不利になってるからさセリザワの。
出だしがすごいんだよな三作目は。あのセリザワがやる気をなくしたところから始まるんだよな。
そうね。
そうもういいわ新しいラーメン作るのって。もういいわから始まるのがね。
いいよね。
でもやっぱり情熱は捨てきれないとか。三作目情熱捨てきれないおっさんめっちゃ出るんだよな。
そうね。自販機のやつもそうだったし。
そうそうやっぱみんなね。あれが希望があるよな。老後というかさ。じゃないというか。いくつになってもやっぱりこう。
その本当に人生かけたものの情熱は失われないみたいな。
ちょっとすごい熱いよね。なんかおっさんばっか出てくるあの作品の中で。
でも三作目で悲しかったのはさ。俺の一番好きなキャラ。千葉さんなんだけどさ。
はいはい。
あの一作目で出てきた。めんしんてい?っていうラーメン屋の店主の。
はいはいはい。
競り沢と並び立つぐらいの有名な千葉さんっていう人がいるんだけど。その人がさ。三作目の最初の方でさ。俺はもうこの業界いらない。
あーそっか。あの人そうか。辞める人いたね。
そうそうそう。競り沢の対比として一緒の道を歩んでいくかと思いきや、競り沢は新世代系の人と対決して、俺はまだやるぞってなるっていう。
そうね。
辞めちゃったのかっていう。千葉さんのさ、俺も一作目のラーメンマニアキング決定戦の最後。あれめっちゃ好きです。
あーはいはいはいはい。あったな。
あの主人公の藤本がさ優勝する。
はいはい。ラーメンマニアとしてね。
そうそうそう。で最初藤本は自分がラーメン作ってるって隠して戦ってる。
ラーメンオタクとして戦いに行くんだよね。あの大会ね。
だから千葉さんはめちゃめちゃラーメン作りにプライドがあって、ラーメンオタクなんてやつはもうダメだみたいな。すごく批判的なんだけど。
それでも負けちゃって千葉さんは。もちろん主人公の藤本が優勝してさ。で最後負けて、後から知るんだよね藤本がラーメン作ってるって。
お前ただのオタクかと思ったら作ってんのかよみたいな。で最後にそんなお前みたいなやつを早くこっち側に来いって言うんだよね藤本に。
早く店を持って作る側に早く来いよっていう風に言うんだけど、俺あそこめっちゃ好きで。
ああいいよね。いやなんかそうなんだよな。やっぱなんだろうこれちょっとなんか言い方悩むけど、クリエイターとファンみたいなところでさ、別にクリエイターの方が偉いとかファンが下とかではないんだけど、やっぱり戦場に立たないと見えないものがあるというか、
27:20
そのやっぱしんどいところもあるからさ、戦場に立つのって。でもそんだけの情熱あればお前この苦しさ耐えられるよっていうそのなんだろうな、その一線を越える越えないみたいな話、なんか熱いよね。
で千葉さんのもう一個好きなのが、これも一作目だな。ラーメン発見伝の最後、競り沢と藤本の対決で、60回でも話してたけど笹子が、競り沢さんが負けるんだよね。
最後の話だよね、薄味極みと。 さっきも言ってた藤本の原点のラーメン対決で、競り沢さんが治癒を入れてしまったと。
あれ最高だよな。 最高。客を信じられなかったっていう。それで負けたっていうところ。でその対決の後、勝った藤本のところに千葉さんやってきて、で言ったのが、勝ったのはお前だけど、お前は本当の客の怖さを知らないから勝てた面もあるんだっていう風に言ってて、これが俺すごい良かったなっていう。
そうね、その競り沢が老害だから負けたとかじゃなくて、やっぱその現場でしかわからないそこだよね、客の怖さという。
そうビジネス観点というか、店をやっていく上での辛さとかっていうのが。
藤本は今回知らなかったから客を信じきって、客信じきれたラーメンを出せたけど、藤本だってもしかしたら10年後、治癒を乗せるような愚行をやってるかもしれないっていう、そこのワンシーンがあってめちゃめちゃいいなと思って。
ただただ勝ってハッピーエンドで終わらないっていうか、全然まだまだ奥深いですよっていうのが、そこの一個で示されてるのがもうめちゃめちゃいいなと思って。
確かにアクセント必要、大筋には不要なんだけど絶対にないといけない、そのシーンだったよね。
あれめっちゃ良かったなあ。
発見での最終回も最高だったよな、お店出してさ。俺らが話した回では、最終回店を立ち上げた藤本の元に、星沢さんがやってきて、ある工夫をしてさ、去っていくみたいな話をしたと思うんだけど。
ね、あの、麺の長さを変えるだけ。1センチ長くするっていう。
そう。で、こんなところで止まってるのかよ、藤本君、つって去ってくるんだけどさ。ね、あの、いつもラーメン評論家のアリスさんが、最高の回転祝いじゃないか。麺の長さを変えるだけで、明日からもっとラーメンが美味しくなるんだ。こんなに素晴らしいことはないよ、つって藤本が追っかけてね、星沢さんを。
30:13
ありがとうございました、つって。
麺の長さぐらいで、大げさなやつだな、つって去ってくるんだよね、星沢さんに。
あれ、その、意思返しになってるのいいよね。最初の星沢との出会い、藤本との出会いで、藤本が、ネギ油を変えるだけで美味しくなるんだっていう、工夫に対して、麺の長さを変えるだけで美味しくなるんだっていう、その、お互いが対等に立った瞬間。
いや、素晴らしいよなぁ。それを受けての勇気の採取か。
ねえな。
星沢がね、藤本を。
しおみの、最初に食べたラーメンの店に連れてくる。
そう、しおみゆとりが、そのラーメンをずっと食べたことがなかったんだけど、感動しすぎて、ラーメン業界に身を置くと決めた、きっかけのラーメンが、ラーメン藤本でね。
そう。
ここ知ってるんですか?に対して。
うん。
本当のラーメン屋だって。
ねえ。なんか前シリーズ、締めがいいんだよね。
締めいいね。
発見店の一番最後の締めさ、あの、なんか普通に藤本のラーメン屋に来たお客さんが、ラーメン食べて、「お?」って見たら、こう、ノリに。
ああ、ノリにね。
ご愛読ありがとうございました、みたいな書いてあって。
はいはい。
パンって。
終わるね。
ここまで終わる。あれも結構好きだったんだよね。
いやー、なんか味があるよね、すごく。いやー、いいよな。ラーメン食べたくなってきたな、本当に。
あの、先月?先月っていうか、まあこの回が配信されるのはもしかしたら9月かもしれない。あ、違うか。
8月。
8月中か。じゃあ先月でいいか。先月あの、札幌に帰省したっていう話をしたと思うんだけどさ。
もうやっぱ地元でずっと食べてたラーメン屋行ったよ。
おおー。
いやー、なんか懐かしい味だったなっていうのを今思い出してた。別に有名店でもなんでもないんだけどさ、もうすっごい好きなラーメン屋があって、地元帰ったら絶対行こうって決めてて、そこは本当昔ながらの醤油ラーメンなんだけどさ。
なんかその原風景になるラーメンっていうのがやっぱ、俺にはあるんだけど、君にはあるかい?
原風景になるラーメンはね、俺ないんだよ。
ないんだ。
あのー、俺もなんか出身地がふわっとしてるから。
あー、出身は石川だっけ?
生まれが石川で、長いのは札幌なんだけど。
長いんだよね。で、函館にも住んでたもん。
そうね。
札幌か函館にないの?よく行ってたラーメン屋というかさ。
いやー、ラーメン屋あんまり行かなかったんだよなー。
あー、そうなんだ。
函館いるときはずーっとラッキーピエロ行ってたからさ。
チャイニーズチキンバーガーばっか食ってたからさ。
俺ラッキーピエロ食べたことないんだよね。
あー、そうなんだ。
北海道出身じゃない。
ぜひ、函館行ったらぜひ。
函館になかなか行かないからな。
函館と言えば塩ラーメンだよね。
うん、そうね。
え、その、ご両親とかってラーメン食べる?
33:01
食べなくはないけど、めちゃめちゃ食べるってわけでもないか。
うちね、たぶん父親がラーメン好きなんだよ。
そうなんだ。
だからちっちゃい頃から、よくいろんなラーメン連れてかれてたの。
うーん。
そうそうそう、それはやっぱ大きいかもな。
連れてかれもしたし、家でもよくラーメン作ってもらって食べたりしてたから。
はいはいはいはい。
やっぱラーメンってすごくね、ちっちゃい頃からずっと俺にとっては馴染み深い食べ物で。
全然俺、あれだもんな。さっき週1も食べないってツアー言ってたけどさ。
俺、ほんとに週5とかで食べてた。
ずっと辛ラーメン食ってるよね。
辛ラーメンも食うし。
辛ラーメンずっと食ってるよね。
全然週5でラーメン屋行ってたよ。行くときは、行ってた時期は。
はいはいはい。
うーん、マジで、ほんとにそれぐらい。
大学入った時に、中学まで給食で、高校はお弁当だったわけ。
大学入った時に、学食があるじゃん。
はいはいはいはい。
で、授業の合間に学食行くんだけど。
お弁当はお母さんが作ってくれるから、日によって具材も違うし。
まあ、作ってもらってなんだけどさ、今日これかよみたいな。
食べたいものをその時食べれるわけじゃないじゃん。
学食行ったら、自分で選べるじゃん。
ラーメンばっか食ってた。
その、毎日ラーメン食うなんて最高だなみたいな。
はいはいはいはい。
で、ラーメンばっか食ってたりもしてたし。
だからラーメンはね、俺にとってすごく、ほんとに馴染み深い食べ物なんだよな。
それね、俺はね、カレーなんだよね。
ああ、そうなんだ。
カレーめちゃめちゃ親が作ってくれてたし、俺自分も作ってたし。
なんかスパイスからやったりしてたぐらい、結構凝って作ってるよね、カレー、ツナは。
そうそうそうそう、そうなんだよね。カレーなんだよね、俺は。
カレーのグルメマンガってないのかな?
あるんじゃない?
ありそうだよね、カレーも奥深いもんな。
なんか、ないんかね、カレーグルメマンガ。
カレー専門のマンガってあんまりないかもね。
ないかもね。
いや、てかラーメン拝見台がおかしいんだよな、なんか。普通に。
そうね、やっぱね、ささこ、おいしんぼ読んでなかったって言うけど、やっぱベースはおいしんぼに近いんだよね。
ああ、そうなんだ。
でもそれをラーメン1本でやるっていうのは相当すごいなと思って。
ああ、はいはいはい。
あ、カレーのマンガあるわ。
ある。
カレーなる食卓。
おお、なんかそのまんまの。
世界初カレーマンガで歌ってる。
本当だ。
えー。
その1、俺の天使とキーマ、マタールの負け。なんか、この絵柄知ってるぞ。
知ってるな、カレーなる食卓知ってるわ、俺。見たことないけど。
この絵柄なんか見たことあんぞ。2001年から。
おお、49巻出てる。
結構出てるね。
おお、すごい。
なんかこれも不活動だぞ。
へえ。
へえ。
知らなかったな。
なんかカレーなる食卓って文字面は見たことがあるんだけどさ、絵柄も。こんなに続いてるっての知らなかった。そんなカレーの話で49冊もやってんのかな。
36:00
ちょっと気になるな。
気になるね、これ。
気になるな。
気になるね。料理ってなんか極深いよね。
さあ。
グルメマンガもやっぱいっぱいあるしな、ずっと。
そうね。
食劇の相馬とかさ、最近だと。やっぱこう。
ミスター味っ子とかなんかいろいろあるしね。
中華一番とか。パッパ出てくるけどいろいろ。まあ焼きたてジャパンも一種か。
まあそうね。
グルメマンガ、グルメバトルマンガ。面白いもんな。その引き出しが懐が広いというか。日常的でもあり。
そうね。
深く追求すればするほどというか。なんかその、俺自炊全然しない人だったんだけどさ、本当ここ数年、数年というかここ1年、2年ぐらいか。
なんかそろそろやばいなと思って。まあお金もないし、ネットで調べたりするわけよ。リュウジのバズレシピとかさ。
ああはいはいはい。
あるじゃん。めっちゃあるじゃん。てかなんかめっちゃいるじゃん。レシピ系の人。
そうね。
そうそうそう。
もう溢れてるよね。
そうそう。で読んで、まあなんかまあ、ちょっとまあやってみるかつってしてんだけどさ、結構それ見ながらとかたまに料理。なんか奥深いなやっぱ。やってみて思うけど。
その調味料1つ取ってもさ、これ入れる入れないで全然味違うしさ。
そうね。
なんか、その、なんていうの、ちょっと変えただけで全然ダメというかさ。
あと下処理の大事さ。
ねえ。全然違うよね。ちょっと肉をちょっと漬けとくだけで全然違うみたいな話とかさ。
そうそうそう。
その、いやなんかほんと工夫、工夫、工夫ばっかりでさ。ほんとよくその、リュウジさん料理は科学だみたいなこと言われてるけどさ。
うん。
そう面白いなって、ちょっと思って。こんな面白いなんか、物に触れてこなかったのかみたいな。やっぱいくつになってもあんだよな俺。
うんうん。
お笑いも最近見始めたって話したじゃん。初めて去年もワンチャンとみたいな話したけど。
そうね。
やっぱね、もうやっぱ触れたことないものを触れるとやっぱもうこの世にある文化って全部深いんだよなっていう。
まあまあまあ。
うん。他あるよね。
そうね。
いやあ、面白い、面白いっすね。
面白いっすね。
面白いっすね。
面白いっすね。面白いっすね。
え、好きなラーメンある?
好きなラーメン。
ああ。
代わり種でも。
えっとね、俺あんまこう1個のラーメン屋さんに何回も食ってなかったんだけど、東京来て1個出会ったすごい好きなラーメン屋さんがあって。
おお。
えっとあれは浜松町の近くにあるサンクっていうラーメン屋さんがあって。
ああ、はいはいはい。
知ってる?
あの、えっとトリポタージュンのとこだよね。
あ、そうそうそうそう。
サンクね、はいはいはいはい。
衝撃受けて。
うまいよね。
うまいよね。
サンクうまい、行ってたなよく。前働いてた職場が近くてさ、ちょいちょい行ってたわ。
ああそうなんだ。
あれうまいし、そのメインのやつもうまいんだけど、それのちょっと派生系でトリポターナっていうカルボナーラみたいに。
39:08
はいはいはい。あるよね。
チーズと卵黄かな?を加えたトリポター系のラーメンがあって、ばっかうまくて、めちゃめちゃ食ってて。
ああサンクね。
あれは大好きで何回も行ってるね。
最近行ってないなあ、ほんとに。ちょっと遠いから内からだと。
カンダにもある、あれ浜松町ってカンダって近い?
いや。
近くない?
そんなに?わからないけど。
カンダのやつ行ってたな。
ほうほうほうほう。何店舗かあるよね。
そう、何店舗か都内にあって。サンク美味しいよなあ。
サンクいいよなあ。
香り種系だよね、あれはちょっと。
そうね。
醤油とか味噌とか塩じゃなくて、鶏とポタージュ系のスープというか。
あれ衝撃受けたんだよな。他で食べたことない味でさあ。
うんうん。
ちなみに君は好きなラーメン屋?
地元にまず2つあって、1つが醤油ラーメンと、あとはトマトラーメンが地元のほんとあって、
それは今、太陽のトマト麺みたいな知恵店あるじゃん。
でもなんかちょっと、市民権得てきてるかなって感じだったんだけど、その前にほんと地元で、なんか近所にできて、
トマト麺と思って行ったところは結構好きで、この間地元帰ったときも行ったね。
普通にトマトに野菜とかラーメン入ってて、チーズ入りおにぎりが別売りであって、
ラーメン食べ終わった後にそこに入れると、チーズが溶けて、そのリゾットみたいな、トマトリゾットみたいになるみたいなやつ。
まあそう。
結構好きで行ってたね。あとまあそうだな、よく行くんで、別に何だろうな。
普通に家の近所のラーメンめっちゃ行ってるよ。シンプルにめちゃくちゃ行ってるね。
そこにもトマトラーメンがあって、なんかやっぱ懐かしくて、トマトラーメンたまに食べたりするな。
あとやっぱ味噌ラーメンは気になっちゃうな。ちょいちょいいろんなとこで見かけると入っちゃうね。
やっぱ地元がね、札幌なんで、札幌味噌。
なんかどれ、ここの味噌はどうかなみたいな気持ちになって入っちゃうね。
あとあれあれ、これもう超有名店だから、あれだけど、エビそば一元。
ああ、札幌はね、超有名っすよ。
エビそば一元。
俺はエビアレルギーだから食えないけど。
いや、俺魚介苦手じゃん。
ああ、そうだ、そうだ、ほんとだ。
一元めっちゃうまいの。
はあ。
これがやっぱ一個壁越えて衝撃だった。
確かにそっか。
エビって思ってさ、あんま得意じゃないの、全般。貝、エビ系。なんだけど、有名だから行ってみたのよ。
とりあえず有名だから。めっちゃうまい。
はいはいはいはい。
なんか臭みが一切ないというか。
ほうほうほう。
そのエビの旨味だけ、一切その臭みない旨味だけが本当に入ってるって感じで、これは食えると。
42:06
うん。
で、新千歳空港にもあるんだよね。
ああ。
運転が。
ほいほいほいほい。
すごいよ、もうラーメンストリートというかラーメン共和国みたいな、千歳空港内に有名店が5、6個並んでる地区があるの。
うん。
でも一元がぶっちぎりで行列できてて、他の店も有名店なのに、その中でも一元がちょっと飛び抜けてるというか。
はいはいはいはい。
で、新宿にもあるんだよね。
あるんだ。
あるある。
そうなんだ。
ちょいちょい並んでるけどね、やっぱ。たまに行くね、食べたくなった時新宿並んで。
うん、おいしいよ。
めちゃくちゃおいしい、やっぱ。
あの、新宿とか千歳空港のやつは、味全部あったかわからないけど、種類がいくつかあるのよ。
うんうんうん。
9種類あるのかな。醤油味噌、本店はね。
うん。
昨日のちょっと僕行ったときにある。本店は醤油味噌塩があって、醤油味噌塩に対して、なんかこってりみたいな、ちょっとこれあってるかわからないけど、こってりみたいなやつと、なんか普通みたいなやつと、そのままみたいなやつがあって。
まあ醤油味噌塩の味ベースに対して、その。
何段階かみたいな。
そう、出汁の濃さみたいなのがあって、そのままの塩が一番さっぱりしてるとか、なんかそのこってりと味で9パターン選べるみたいなやつで。なんかローソンとかにカップ麺もあるよね。
ああ、あるんだ。
うん。カップ麺もおいしい。
はあはあ。
うん。カップ麺もたまに食べるし。
うんうん。
一元はまじで、もう誰行ってもうまいんじゃない?そこはおすすめだね。
ああ、超有名。みんな行ってたもんな。
一元はおいしいね。時間あったらやっぱり地元帰った時空港で食べて帰るもん。
はあ、なるほどね。
ぜひ。
はははは。
そう。いや、それでさ、だから俺、エビそば一元行ったから、エビ行けんじゃないかと思ってさ、別の店のエビラーメン食べたら全然やっぱ苦かったっていう。
はははは。
一元やっぱ別格なんだなって思ったっていう。
ああ、それほどに。
ちょっと苦い思い出がある。そう。やっぱエビそんなにいいなんだなって思った、それで。
一元は、じゃあそれほどに別格なんですね。
はい。ということで、ここでお便りを紹介します。
ありがとうございます。読んでくれた方がいらっしゃるということで、読みます。
お願いします。
シュレディンガーの風水門さんですね。
はい、読んでくれてありがとうございます。
ありがとうございます。
偉いぞ。
偉いぞ。偉いぞっていうなんか上からののもあれだけど、いや本当にね。
いや、ちょっとね、募集してたけどさ、こんなにハードル高いとちょっと思わず募集しちゃってたのよ、俺。読む前だったから。結構関数あるじゃん。
まあそうね。長いし3作もあるしね。もうちょっと手軽に。
いやもうほんとラーメン、好きなラーメンとか書いてくださいぐらいの、ほんとにアレチすればよかったよね。ほんとに。
45:00
佐々木さんの話聞いて面白そう、やろうってそのまま募集して、俺も読みますって。
読んでください、関数くださいって言ってたけど、なかなか。
俺も自分で読みながら、これはちょっと募集ハードル高かったなって思いながら読んでたわ。
そうね。
そんな中読んでくださって。
読んでいただいてありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっと紹介というか、読みますね。
お願いします。
津田さん、佐々木さん、こんばんやわ。
こんばんやわ。
ラーメン発見伝とラーメン最悠記をそれなりに読んだシュレディンガーの風船王です。
ありがとうございます。
一作目と二作目ですね。作品自体の全体的な感想としては、ラーメン発見伝はラーメンを関するだけあって、やはりラーメンに対して非常に詳しく説明しているところが、シリーズを通して面白い部分でした。
集客や立地などのラーメン屋の経営に関するエピソードがいくつもありますが、これらはラーメン屋のみならず、他のビジネスにも応用できそうで非常に面白かったです。
本当にね。
さて前置きはこの辺にして、今回の本題のセリザワタツヤについて語っていきましょうか。
ラーメン発見伝でのセリザワタツヤの魅力は、主人公藤本との変則的な指定関係にあると感じました。
セリザワと藤本は表面的には幾度となくラーメン対決を行うライバル的な立場ではありますが、実質的には要所で、藤本がラーメンマニアからプロのラーメン屋へ成長していくための道標を提示する至上的な役割を果たしています。
そうだね。
発見伝においてセリザワと主人公藤本は対立する立場にありましたが、ラーメン再有機ではセリザワと主人公しおむゆとりは長子と具家という外部から見てある種明確な指定関係であります。
前作のセリザワは闇を通した遠回りな指導を藤本に行う変則的な師匠としての一面が強かったのですが、今作のセリザワはしおむゆとりの行動の問題点を皮肉を入れずに指摘することも増え、前作に比べればかなり直接的な師匠としての一面を見せます。
そうだね。
確かにね。なんか普通に教えてたよな。仕事ってこうだよみたいな。
1作目から3作目にかけてだんだんだんだんセリザワの本音っていうのが出やすくなってるっていうのがいいよね。
そうね。
元々の性格はそのままであくまでも読者の視点が変わったことで変わって見える点が個人的には面白い部分で、前作と本質的には変わっていないことを伺わせる盤面がいくつもあります。
いくつかあります。
例を挙げると、しおみゆとりがつけめん対決で、今作でライバル的キャラの一人であるナンバリンコに敗北した直後の次のような場面が、セリザワが前作と変わるにひねくれた感情をむき出しにしていて好きな場面です。
自社の部下の敗北。社長としてこんなことを思ってはいけないのだろうが。しおみ様ー!こいつの泣き綱がこんなに気持ちいいとは!
あったね。確かに。
俺もここ好き。
ラーメン最有機の主人公しおみゆとりははっきり言って生意気です。その生意気なしおみの花っ端をへし折ってやりたい一方で、部下としてその成長を期待する気持ちもある。そんな複雑に入り混じった感情をむき出しにしているこの場面は、
性択合わせ持つセリザワ達也の複雑な心情を的確に表現していて、このところ私は最も気に入っている場面です。
48:06
ちなみに2番目に好きな場面はいろいろと長くなるので詳細を省きますが、セリザワ達也がしおみゆとりがアイディアが浮かんだ時によくやるピッコーンをする場面です。
俺も好き。
長くなりましたが、私は以上のようにセリザワ達也の魅力は決して一面だけで語り尽くすことができない複雑な感情を持つところにあると思っています。ということでございました。ありがとうございます。
ありがとうございます。本当にそうだよね、セリザワの魅力。本当にシリーズ進むごとに見えてきて本当に面白いんだよな。
指定関係確かにね、面白いよね。ただの指定じゃないというか、藤本との指定関係、ゆとりとの指定関係があって、それもフリだよね。3作目では指定とかそういうのをなくして、一人の男としてラーメン堂を新たに開拓するという。
なんかそのさ、セリザワの魅力みたいな日常場面とか複雑な感情みたいな話してたけどさ、3作目結構マジの日常出てくるよね。ビール飲んだりとか、ロックバンドのレコード聞いたりとか。
そう、あとプロレスのYouTubeチャンネルとか見てたり。
ああ、そうそうそうそう。なんかね、あ、こいつラーメン以外の趣味あるんだ。
そう、そう。なんか人間味がめちゃめちゃ出てきてさ、いいよね、あれ。
あんなに酒強いんだって。
昼から超でかいビール時、グビグビ一気飲みしてさ、もう一杯行くぞみたいな。あんた侍だよみたいな。客から言われてる。
あれいいよな。本当に魅力的なキャラだよな。
本当に。
漫画何百冊何千冊読んできたけど、やっぱセリザワの印象強いもんな。名言も多いし。
本編というか、僕がラーメン発見での下回でも言ったけど、セリザワさんの出てくるシーンだけを切り取った単行本があるっていう。
ちょっと最後に言ってたね。ラーメン発見でのセリザワさんの。
そうそうそう。あるから、それだけ読んでも面白いかもしれない。
十分面白いと思うね。
セリザワさんの回とか、俺買おうかな。セリザワさん出てくる回だけ読みたいもんな、定期的に。
フェイクから真実を生み出そうとする情熱そのものね。ラーメンとは。あれって否定してるじゃん、3作目で。
何何何?
覚えてる?2作目の最後にラーメンとは、フェイクから真実を生み出そうとする情熱そのものという名言をしたけどさ、3作目の最初でさ、クリエイターが名言みたいなことを言い出したら終わりだみたいな。
ああ、評論家みたいになってしまった自分がいるみたいな。
そうそう。あんだけちゃんとはっきりとしてその真実みたいな名言を出して、3作目の序盤で否定するんだと思って、それを。
はいはいはい。
あれもそのね、セリザワがいつまでも最前線に立っている戦士としての。
そうね。
51:00
なんか教授みたいなものがあって、なんかね、いいよな。結局セリザワの魅力についてね、話し足りないというか、いくらでも話しちゃうねっていう。
感じですけども。
はい。
はい、ということで、ポッドキャストの高評価とフォローとコメントの方、ぜひぜひよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お便りは概要欄のGoogleフォームから送れますので、ぜひぜひ送ってください。
まだまだね、全然ラーメン発見でのラーメン最有機の感想とか送ってもらっても全然いいので、あとおすすめのラーメン屋教えてください。
ああ、それ知りたい。マジで知りたい。おすすめのラーメン屋行きたいよ、ラーメン。
ぜひぜひ、もう行くんで、食べに行くんで、行けるところだったら。
YouTubeの方もね、ぜひぜひ高評価、コメントとよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
Xもやっておりますので、ハッシュタグシャープこじやわで感想をぜひぜひ呟いてください。
言ってください。
ということで、今回も終わりにしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ラーメン食いたくなった。
食べよう。
食べ食いもんか。
52:22

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