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それでは引き続き、知財図鑑共同代表の荒井亮さんと、CTOの荻野靖洋さんとともにですね、
社内会議的にディープなお話を続けていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
改めてなんですけども、僕らがずっと2020年から取り組んできている知財図鑑とはということで、
これまで当たり前のようにこの番組でも、知財図鑑、小野寺出村ですというふうに名乗ってましたけど、
そもそも何だっけみたいなところに、一回立ち戻りたいなと思っています。
じゃあまず、亮さんのほうから、知財図鑑に関しての簡単な説明を入れてもらいます。
そうですね、まず知財図鑑はメディアとして2020年1月から立ち上がったメディアですけど、
当時のビジョンが知財をもっとオープンにという形になっていて、
世の中で埋もれているというか、なかなか見つかりにくいでも面白いというような技術を
もっといろんな人に知ってもらいたいというところから、それを紹介するメディアとして立ち上げました。
結構当時も、コネルにいるとすごいいろんな技術が入ってくるんですよね。
特に印象的だったのはパナソニックさんのタッチディスプレイみたいな、
複数の人が触ってもちゃんと識別してくれるような技術とかがあって、
そういうのがもっといろんな人に知られるといいんじゃないかということで、
ハブとして研究所とクリエイターをつなげようみたいなメディアとして立ち上げたと。
そうだよね、当時から今もそうですけど、なんていうかわからないですけど、
できてしまったものすごい技術とか、やっぱりラボレベルで実験しているものってめちゃくちゃ面白いんだけど、
別に用途が決まってないけど、なんかこれすごくないですかっていうのが、
いろんな研究者と知らない間にというか続けていることによってお知り合いになったりとかね、
いろんな情報をいただける機会が当時からありましたよね。
NTTさんの研究所に行ったりとか、そういう機会はちょっと増えてきたっていうタイミングで、
じゃあせっかくだからそれをまとめようねっていう話だったと思うんですよね。
なので結構そこは僕らが入ることによって、そういう知財とクリエイターの接点を増やしたい。
そんなところから始まった感じでした。
そうですよね、なかなか僕らが知ってても、他の人ってやっぱりこういう情報にアクセスできないというか、
ほぼやっぱり人槌に入ってきましたもんね。
ちゃんと研究者がいてこういうふうにやってるんだよっていうことを、
僕らが感動してそれを誰か別の人に伝えようとしても、論文のデータベースぐらいしかアクセル先がないみたいなのは結構つらかったなっていうのがあって、
それ確かにミッションとしてね、一番最初感じたところですけれども、
実際今知財図鑑を続けてて、よくね僕ら30区みたいなこと言ってますけれども、
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知財って検索できない、解読できない、想像できないみたいな。
結構これ、今でこそ知財図鑑がそこを飾らなきゃよと思って、
継続的にやってますけど、まだまだありますよね。どうですかね。
全然今もありますよね。
結局日本中にいろんな技術研究があるけれども、
それがちゃんと流通してないっていうか、知ってほしい人にちゃんと知られてないし、
やっぱりそもそも知ったところで何ができるんだろうかわかんないっていう。
なので使い道がよくわかんない技術がいっぱい転がってるっていう、
そんな現状なんじゃないかなとは思いますね。
そうですよね。特にやっぱりその研究者界隈で研究内容が流通してるとか、
開発者の中でそれがヒットしてるみたいなことはあると思いますけど、
結局僕たちってそれをビジネスに応用する人とか、表現に応用するクリエイターとか、
それを使う側の方にどう知ってもらえるかみたいなのは非常に重視してるポイントですよね。
そんな中、僕ら生まれたのが知財ハンターっていうのはね。
今何人いるんだろう知財ハンターって。
知財ハンター自体は今50、60人くらいいます。
見習いの方入れると200人くらいですよね。
もともとはね、コネルの仲間たちから知財ハンターを名乗り始めてね、
いろんなすごい知財とかを掘り出してきては応用の仕方っていうのを
めちゃくちゃ妄想しまくるっていうのをやってきましたけど、
誰が第一号なんだっていうのはいつも曖昧になるんですけど。
デムさんでいいんじゃないですかね。
最初この名前を決めるときに結構プラントハンターみたいなイメージで
新しい技術をハントしてくるから知財ハンターだってデムさんが最初に言って、
知財キュレーターとかの方がいいんじゃないかとか、
研究者の人と最初に会った時に、僕はハンターですって言うと、
研究成果を取られるんじゃないかっていう、警戒される可能性がないとも限らない
みたいな話はあった気がするんですよね。
いや、その議論ありましたね。2分くらいその話して。
そうそう、毎回。
1回って言ったけど、1回も警戒されたことはないですね、おかげさまでね。
むしろ面白がってくれますよね。
やっぱり知財とか特許とか技術研究みたいなことを
普段めちゃくちゃ掘り下げてやってらっしゃるカテゴリーの人たちって
超真面目だもんね、そもそもがね。
当たり前だし別にそれでいいと思うんだけど、
こういうところに少し余白の部分とかアトビの部分っていうのを入れたっていうのは
意外と機能してるような気がしますね。
結構真面目にちゃんと時代をハントした上で、
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こんなことを使えたらいいよねっていう新規事業を考えたりとか、
それで社会課題の解決につながるんじゃないかっていう、
結構そういうところにまで発想を広げるっていうのが、
時代ハンターの大きな役割かなというふうに思いますね。
そうだね、ありがとう。
そういった知財図鑑というのがね、
我々一番多くの方に目にしていただいているのが
Webメディアとして見てもらっているわけですけれども、
実はその運営をしてるだけじゃないっていうところも、
少し会社としての機能も紹介してもらおうかなと思うんだけど、
りょうさんその辺をフォローしてもらえます?
そうですね、まずはそのメディアとして発信しているのも、
ただこんな面白い技術がありますよってだけじゃなくて、
ちゃんとそれを見た人がこんなサービスに使えるんだったら
ちょっと連絡してみようかっていう問い合わせを生んでいくとか、
マッチングですよね。
技術とそれを必要としている人がうまくつながるといいなっていう、
そこのマッチングにも価値があると思いますし、
そういった役割を僕らが一緒に企業の方とやるっていう、
アーサル的な形で事業開発を伴走していくっていうサービスもあれば、
それをちゃんとインタビューとかで技術者の方から話を聞いて、
メディアで発信していく。
それを時代図鑑以外のメディアを作っていって、
そこに新しくコミュニティを作るためのプラットフォームにすると、
そんなお手伝いもしてます。
そうですよね、もう4年以上経ったか。
2020年からだから。
最初ね、メディアでどうやって食っていくんだっていうところで始まって、
いろんなメディアビジネスしてる人いるから、
登竜門的にいろんな課題はあるんでしょうけど、
やっぱメディアだけだと食えないね。
食えないですね。
4年やっても厳しいですよね。
おかげさまで収益化してきてるところっていうのはあるんですけど、
なかなかやっぱり新しいことに投資できるレベルで書き集めていくっていうのは
難しい部分ではありますけども、
おかげさまで生きていくために、
事業開発とかR&Dの部分に携わる機会っていうのも
おのずっと増えてきてると思うし、
オンドメディアを作って発信しますよっていうのは、
今具体的に言うとダイセルさんっていう会社とかが
一緒に彼らが持ってる技術とか、
サステナビリティの観点を重視してたりする、
そういったテーマでメディアを開発して取材して発信するっていう、
まさにその知財図鑑がメディアとして立ち上げてやってきた能力を
そのまま一企業の事業開発につなげていけてるっていうのは、
意外にメーター的な発展の仕方をしてて、
僕らも普段楽しんでるところですよね。
そんなところでちょっと安が油断してそうだから、
一回振り返って振ってみたいんだけど、
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知財ハンターじゃないですか。
なんか最近知財した中とか、これまでハントした中で
すごい印象に残ってるやつとかあります?
最近ハントした中で印象に残ってるのあるかな。
最近持ってきてくれた魚の皮舐めしたやつは結構衝撃的でしたけどね。
魚の皮で。
フィッシュレザーみたいな。
フィッシュレザーですね。
あれ、確かに魚の皮って考えたことなかったなと思って。
もしかしたら知ってる人からしたら結構あるよね。
僕はそういう皮製品っていうのは見たことないので、
あれは結構衝撃だったなっていうのがありますね。
僕釣りも好きなんで。
匂い嗅ぐと本当に魚の匂いちょっとしたからね。
しますとします。
で、釣り付きだから余計に結構食いついて。
この皮何の皮だろうみたいな。
りょうさんから食いついてされた時に、
なんか当てられなくてショックでした。
結構見てはいるけどね。
なかなか詳しいんでしょみたいな手で聞かれたんですけど、
当てられなかったんで。
そうだよね。
なんか自分が釣った魚で皮を作って、
そこから何かものを作れたりしたら、
何かより別のプロセスに対して意味が出せたりとかね。
そうですね。
そうだけどね。
多分廃棄してることも多いでしょうからね。
確かに。
そう、知財通貨は結構新素材みたいなカテゴリーに強いのでね、
検索していただけるといろんな素材出会えるかなということでございます。
ということですね。
そうやって今元気にね、
もう4年を超える歳月をビジネスとして走ってきてるわけなんですけれども、
最初はね、本当に小さい社内プロジェクトから始まったみたいなところがあって、
危うく記憶が薄れかけてるんだけど、
新しい出来事が多すぎて、
知財図鑑、実はなんか最初あんまり立ち上がりそうで立ち上がらなくて、
くすぶってた期間があったかなと思うんだけど、
覚えてます?どうやって最初始まったか、レオさん。
なんかその、やっぱ知財っていうキーワードは結構最初の頃からあったと思うんですよね。
割と新しい技術を知財ということで、
なんかこれ紹介していったら面白いよねということで、
ちょうど実験場っていう場所が引っ越ししたタイミングで、
なんか知財どんやを作ってみようとか、
なんかその奥から秘蔵の知財を持ち出してくるみたいな、
ちょっとそういうショーケースが作れたら面白いよねみたいな話があったりとかしてた中で、
やっぱちゃんとメディアを作ってみると。
メディア事業やってみようかっていう話を、
どっか2019年ぐらいの後半ですよね。年末、11月ぐらいに。
多分ね、レオさんも忘れてるんじゃないかなと思うんですけど、
僕はうっすら覚えてるのは、
やっぱそういうなんだろうな、テクノロジーを活かしたクリエーションは好きでやってたし、
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そうじゃない仕事もたくさんやってたんだけど、
あの時のレオさんも非常に熱くて、
皆さんはもうなんかネクストジェネレーションを作らないといけないですと。
微妙にまだレオさんが同じメンバーっていうことよりも、
ちょっと外からアドバイスくれてたような時期だったと思うんですよね。
それやっぱりやらねばいけないと思うし、そのポテンシャルがあるから、
絶対この資材とか取り扱って一本事業起こした方がいいと思いますみたいな。
最初だってレオさんと僕らの関係って、
いわゆる政策ビジネス業界としては、
レオさんが前職の経験とかもあるので、
いろんなアドバイスをいただけるというような、
いわゆる業務委託っぽい関わりからスタートしてたんだけど、
そういうふうに熱く語ってきてくれて、
いやわかりますわかりますとか言いながら、
いやそうやったほうがいいですよねとかすごい言ってたんですけど、
ベンチャーあるあるで、
目の前の仕事に暴殺されながら、
自分たちのプロジェクトを立ち上げるってすごい苦手だったなっていうような時期だったんですよ確か。
そしたらレオさんが、
僕なんかやりますってリードしてやりますって言い出してくれた時があって、
そこに乗っからせてもらったのが、
本当に知財図鑑がプロジェクト化できたきっかけだったなっていうふうに、
僕は何か記憶してますけどね。
なるほど。
蘇ってきました。
ありますね確かに。
なんかでもやっぱり僕も躊躇があって、
メディア始めるって運用がやっぱり死ぬほどしんどいんで、
というか記事を作り続けるから。
まあそうですよね。
結構そこは本気でもう4,5年向き合うぐらいでやるかっていう感じはあったんで、
ただ始めないとね、やっぱりポテンシャルもなくなっていくので、
タイミング的にも良かったかなと思ってはいますね。
そうですね。
本当こうなってくると結構裏話的なところが出てきますけど、
ジョーさんさっき言ってくれたようにちょうど僕らも事業を拡大していこうということで、
オフィスをある意味ちょっと必要以上の面積借りて、
アクセル踏んでこうぜみたいなタイミングだったんですよね。
やっぱりちょっとこう不安な部分というか、
こんなに固定費増やしちゃって大丈夫なんだろうかみたいなことも、
経営上はあったんですけど、
すごくシンプルな発想で、この余剰している面積を
僕らがリスペクトする知財とか技術のショールームに買えることができたら、
めちゃくちゃ意義あることができるし、僕らもうれしいし、
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少し家賃も稼げるかもしれないねみたいな。
そこで僕らがオフィスを借りている場所が、
東日本のベストオブトン野外みたいなところでね、横山町ってところなんですけど、
知財どんやみたいな発想が当時出てきたことを今思い出してましたけど、
それが全然売れなかったんだよね。
めっちゃハントしに行ってたもんね、いろんなところに。
あとちょうどコロナのタイミングも重なったんですよね、その後。
確かに。
あんまり外出もしなくなっちゃうっていうのがあったんで、
ちょうどメディアでよかったのかなって気はしますけどね。
そうですね、なんかやらねばやらねばってなってた時に、
やっぱりきっかけになるのが農機とか展示の場所みたいなことだったと思うんだけど、
当時、今でも知財ハンターの一人で頑張ってくれてる子がヤフージャパンに所属をしていて、
ヤフーハックデーっていうイベントが秋葉原であるぞと。
なんかおもろいもん出してくださいっていうふうな声をかけてもらって、
その時からじゃあついにあのりょうさんがやるやるって言ってくれてた知財図鑑を立ち上げるぜって言って、
そっからすげえ爆速でメディア作っちゃいましたよね。
確かに。
あの時の勢いやばかったですよね。
一緒にドトールかなんかで30記事くらい書きましたよね。
そうですね。
とにかくオープンする日には僕たちが知財をもとに作ったプロトタイプを展示するとともに、
大きいiMacの画面でメディアに100記事あげるんだっていうことをとにかくやってまして、
安にはもういいからウェブサイト作ってくれと。
もう間に合わせてくれっていうのはね。
覚えてる?あの時のこと。
覚えてますね。
当時はワードプレスで作ってましたね。
ワードプレスを否定はするわけではないですけど、その規模だったなっていう感じですね。
一展示の企画だったね。
展示っていうか僕の記憶だと結構データベース作ろうよみたいなテンションだったんです。
メディア作ろうっていうよりもデータベース作りましょうよみたいなニュアンスの方が大きかったかなっていうのを覚えてて、
でもとりあえず一旦ウェブサイト作るときはワードプレスでやったかなっていう。
お馴染みのね。早いほうがいいからね。
そうですね。とりあえずサクッと。サクッとって言っちゃいけないですね。
早くローンチするためにワードプレスで作ろうっていうのを。
そうだね。
そこにせっせと僕とリョウさんがドトルに集まって、
実際は100記事僕書いたと思うんですけど、
それをワーッと出して、お祭り騒ぎのヤフーハックデーにそれを露出したのが2019年の12月。
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そうですね。
寒い時期だったと思うんですけど、あれめちゃくちゃ手応えあって嬉しかったんだよね。
結構一般の人が喜んでくれたっていうか、割と面白い技術がこんなあるんですねっていうような反応だったんですよね。
そうだよね。あの時に僕らも非常に学んだんですけど、技術そのものの説明をするっていうことではなくて、
やっぱり新しい体験とかプロトタイプっていうものが手にすることができて、
なんでこんなことできるんですかって言って技術に関心を持ってもらうと、
本当に一般の通行人の方とかまで、なるほどこういう技術があるんですねっていうふうに
普通観でコミュニケーションできたっていうのが今でも結構鮮明に覚えてて、
これは続けなきゃいけないなってその時思ったし、
展示の翌日ぐらいにね、某有名テック企業の顧問弁理士の方が
これは一体何をやられてるんですかということで尋ねてきたみたいなことがあったんで、
もう翌月子会社化したというか、ちゃんと事業体として分離して、
そこにコミットするっていうような決断をしたのに、
いざやり始めてから多分3、4ヶ月ぐらいだったんじゃないかなっていうことを記憶してますけど、
始まるときはやっぱそうやって始まったりしますよね、勢いでね。
それでもまだあの時の感じはまだ残ってる気はしてて、
一般の人に分かりやすくするっていうのは全然ブレてないなって気がしますよね。
そうだよね。だし、なんかそうやって掲げてた時に、
みんな覚えてると思うんですけど、うちのまさにその実験場のスペースが
ようやく資材どんやりになったっていうふうにいう瞬間があったんですけど、
音響ダルっていう、これりょうさんがハントしてきたやつですけども、
でっかい樽が来たような。
一時期置いてありました。シンボルみたいになってましたね。
あの樽あるとこでしょ、オフィス。
ちょっとこれ簡単に説明してもらったほうがいいかもしれないです。
本当に一人余裕で入れるって感じの樽があって、その中に96個スピーカーが入ってると。
すべてちゃんと角度が計算されているので、ものすごいハイレゾみたいな体験で音を再生してくれるっていう。
そういう装置ですね。東京電機大学が研究開発している資材。
そうですよね。これ今でも覚えてますけど、運ぶのだけでも大変だし、組み立てるのも超大変なのに。
やっぱりこれ当時北千住とか南千住あたりのキャンパスに行って、結構いたか感動して、
これここに来ないとできないのダメだと思います。
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教授にそのままお伝えして、うちに置けませんかみたいな話をして、
あそこからもう余裕で多分3桁以上の人が音響ダルに入って音を体験して、
そこから作品が生まれたりみたいなこともありましたけれども、
最終的にはフォーソのハロウィンさんのライブで立体音響の収録に出かけさせていただいて、
音響ダルで再生するみたいな、そんなプロジェクトにまで発展しましたけど、
なんかハントって楽しいなっていうのがありますよね、当時から。
本当にやっててよかったなというふうに思ってます。
はい、ちょっと話を進めていきたいんですけど、
4年半ぐらいやってきたというところで、
僕らが今どんな価値を提供できているのかっていうことを、
少し深掘ってお話をしていこうかなと思うんですけども、
このあたりちょっと梁さんからどうでしょう。
だいたい4つぐらいあると思ってて、
まず1つはさっき言った、今1000近い地材を紹介している、
地材を翻訳してこんな技術なんですよっていうふうにわかりやすく紹介し、
タグがついていると。
あとは今スマニュースさんとかに情報提供もしているので、
とにかく情報を発信して幅広い人に伝えていくということが1つ。
もう1つはそこで考えた、こんなふうに使ったら面白いんじゃないとか、
未来の体験ってこういうふうな技術の元になるんじゃないかっていうのを、
妄想して未来を考える。
そこを今具現化するためのメソッドとして、
今デュアルキャストっていうワークショップをやったりとかですね、
そういうメソッドがあるんですけど、
そういうのを提案していると。
あとはそれを実際に形にするためのプロトタイプを作るっていうところは、
Conelのクリエイターたちが非常に得意としているので、
具現化するお手伝いもしますし、
あとはさっき言ったダオ的なコミュニティみたいなところ、
地材ハンター協会っていうのが今あるので、
そこで地材を使ってこんなことをやったらいいんじゃないかっていう、
わきあいあいと考えていくコミュニティがあると。
今大体その4つぐらいが価値提供としてあるかなと思ってます。
だいぶ定着してきたし、
結構いろんな地材とか事業開発が抱えるフェーズごとに、
僕らのサービスラインナップも増えてきたなという感覚があるんですけれども、
ちょっと次のパートにつながる話の入り口まではちょっと後ろきたいなと思っていて、
ここまで説明的に語ると、
地材図鑑すごいじゃんみたいな感じで、
ややアピールっぽい感じにはなっちゃうんですけど、
実際は結構課題がいっぱいじゃないですか。
ここに来るまでも相当乗り越えたし、
今でもめちゃくちゃ抱えている、
この1000の地材を扱っているっていうところがあるけど、
これ俺たち1万人できるんだっけみたいな話だよね。
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そこ相当やっぱりきついなと思っていて、
ここは今の体制を持ってしても、
人をどんどんどんどん雇うっていうような話じゃないと思うし、
そこで結構次の発展があったなと思っていて、
人海戦術だと結構限界があるみたいなことをちょっと僕らは抱えていて、
その辺ってりょうさんやっぱり念願だったというか、
これずっと抱えている問題としてどう考えていたんですか。
本当にメディアがスケールアップできないっていう、
ここの根幹の課題ですよね。
これはいかに解決するかってずっと悩んできていて、
1000の地材を次に2000にするのにまた4年半かかるのかと。
そこがやっぱり結構絶望的に苦しい。
なので編集部を倍にするのもできないしってなると、
やっぱりそこに何を使うといいのかなって考えたときに、
本当に去年おととしぐらいから生成愛が出てきて、
一瞬でいろんなことが要約してくれたりとか、
記事を作ってくれたりってできるので、
そこに本当に制作コットとか時間を省略化できるんじゃないかっていう、
そういうトライを続けてきたというところから始まって、
本当に一番最初はイラストとかですね、
イラストレーターさんに発注してたイラストを
自分たちでミッドジャーニーとかにしたときに、
結構これちゃんと置き換えできるんじゃないかっていう、
そういうところから始まり、
だんだんそれをもっともっと活用していこうと言って、
今プロダクトを作っているという感じです。
なんか本当、
りょうさんのこだわりが今結実してきてるなって、
若干陣としている部分があるんですけど、
ずっと言ってましたよね、
この体制が今のままでも絶対スケールしないって
ずっと言ってて、
じゃあどうするんですかみたいな、
いやもっと気合い入れましょうよみたいなこととか、
できることもっと考えましょうよって言ってたけど、
当時はDAOのコミュニティに
どんどんどんどん編集部を開いていくみたいなことも
思想としてはあったけど、
やっぱりビジネスメディアとしてやってる以上、
なかなかおいそれとWikipedia的にやっていくっていうのも
結構ハードルが実際はあって難しかったところに
精々入ってきましたよね。
あれやってる時、もちろんヤスも入って、
実際これどういう自動化ができるんだとか、
自動にするだけじゃなくて、
ちゃんと人間だけでやるよりも
より良い状況を作れるのかみたいなのを
めっちゃ考えてくれてたと思うんだけど、
結構興奮しながら作ってましたよね、
そのプロトというか。
いや、だいぶ興奮しながら作ってましたね。
結構妄想してくれるなっていうのが
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すごい第一印象ですかね。
ある意味不完全だからこそ
出てくる面白いアイディアっていうのも結構あったりしてたので、
その辺はね、
それは5分とか出てくるのが感動でしたね。
結構そういう方多いと思うけど、
本当の意味で本音で、
あれ、これなんかインターネットが現れる前と後ぐらい
世の中の世界観変わるから、
俺たち止まってたら取り残されるか死ぬんじゃない?
みたいなぐらいのテンションで
結構毎日話してたなっていうのがあって、
今でもそこからものすごい勢いで
オープンAIだなんだって各社やってますけど、
やっぱりここは人との置き換えっていうよりも
めちゃくちゃ可能性感じてるよね、今もね。
そうですね、人との置き換えというよりも
多分AIだからこそできることみたいなのが結構あるかなとは思ってます。
はい、ありがとう。
ちょっと話が行ったり来たりしたんですけれども、
実は次のパートで僕らがこれから提供していく
知財の生成アイサービス、アイデアフローということをですね、
題材にお話をしたいなと思うんですけれども、
いわゆる制作の、我々が知財図鑑の編集で
もともと使おうとしていたものが、
これもっともっと多くの方に使っていただけるんじゃないかということで
サービス化をしていくというのが今ちょっとパート2で
お話できた内容かなと思いますので、
ちょっとその辺を踏まえながら
次のパートに進んでいただければと思います。