発想を転換すると何か解決していくような気がします。
そうなんですね。
だとしたらなんですけど、例えばデータサイエンティストみたいな職種の人が小林さんの隣にいて、ちょっと管巻いてしまってる、
じゃあ別の打ちじゃできないよって言ってる人がいたときに、これを取り組むことで何の数字がどう上がる可能性があるのかみたいな。
そういうところまで紐づきを解析していけたりしたらすごく、じゃあちょっとこの期間これぐらいのトライしてみようかとか、
やり方に関してはイエローブックに書いてあるから、全然真似すればいいかみたいなこととか、
ルールもこれがうまくいったっていうのがあるからパクればいいと。
だからそういう部分を感情だけじゃないところで整理をしていくってところにすごい今チャレンジ感じましたね。
それはすごい可能性があると思います。そういったデータをちょっと感情でカバーする必要はありますけれども、すごい可能性あるなと思いましたね。
感情的に軟縮を示してる人に感情でぶつかってあんまうまくいかないようなイメージも結構あったりするので、
そこをうまくデータと感情みたいなところを結びつけるような活動もこれからやっていけたらいいなというふうには思いますし、
結構取れそうな気がしますけどね。
そうですね。確かにそう言われると。
就職希望者が3.5倍に増えてるみたいなことも一つのデータだと思いますし、
そうですね。
1年かけてどれぐらい不良率が減ったのかとか、
パイを食い合うような強豪合戦じゃないところの数字ってやっぱり全然出せると思うので、
そのあたりまたちょっとディスカッションを深めたいなって思いましたね。
続いて3つ目の問いがリソース、資源ということですけれども、
このでかいことを成していこうというときにどんなリソースが必要なんだろうと、
何が足らないんだろうというのをちょっと一回分析してみませんかという問いですね、これは。
これがリソースというのかはちょっと置いといて、かつちょっと壮大な話にまたなってしまうんですが、
私必要なものは人に対する投資の認識だと思ってるんですよ。
どんなことかと申しますと、人ってお金を使うときにそれが費用なのか投資なのかを無意識に判断してると思うんですよ。
財務等はちょっと関係なくて。
必要経費なのか、未来への投資なのかみたいなことですね。
企業が利益を出そうと思った場合に、費用なんであれば削減すれば利益が出ると。
そういうロジックになるわけですよね。
ただ投資だと思うならば、そこそこの金額を事前に出さないと利益が出ないとなるわけですよね。
これまでの日本全体の傾向として、人に対して出すお金は費用だと思い勝ちだったと思うんですよ。
費用の比重が大きかったと思うんですね。
それをほんのちょっとだけでも投資の認識を持つことで、
会社全体だけではなくて、日本全体が未来が違ったものになるんじゃないかなという気がしています。
いやーこれ、めっちゃ僕、こういう話聞くと毎回自分でもハッとするなと。
投資しない方ではないと思うんですけど、それでもやっぱりハッとする部分っていうのがあって。
何回か前にご出演いただいた、エイジ出版の元大夫の原田さんがちょっと似たようなお話をされていて、
儲かったから金を使うんじゃなくて、金を使うから儲かるんだよねっていう順番だと思っていて、
小林さんが今日語っていただいていることの解像度って、それが何に対する値札なんだと。
人に対する値札って、固定費用みたいなものに捉えられがちだよねっていうのは、
確かに無意識すぎてそういうふうに考えている経営者とか多いような気がするなっていうのはやっぱりハッとしますね。
ありがとうございます。
でもこれ経営者だけがそういうマインドになってもダメそうな気がしますよね。
これを変えるためには株主さんも含めたりとか、社会全体ですね。
社会全体がそういったマインドになっていく必要があるので、あるかなと思いますね。
そうですよね。だから会計士であるとかコンサルタントであるとか、
そういった企業経営のそばにいる人たちが、全員この話をまず1回してほしいですね。
別に費用は費用で、コストダウンするっていう工夫もあると思うんで、
ただ、今ってどっちの議論なんだっけっていう議論の軸足を持つっていうのは非常に有効だなというふうに学びの多い。
それをもってして、今は何のリソースなんだっけみたいなことをちょっと判断していく。
そういった考え方がいいなというふうに思いましたね。
素晴らしい。ありがとうございます。
ありがとうございます。
残り2つですけども、4つ目がコアですね。中核みたいなことで、結構ハードなこと多そうだなと思いますし、
やっぱり製造業って、例えば量産が走ればものすごく経営も豊かになっていくと思いますし、
逆にエラーが起きたときの損害もすごく大きいとか、非常にケガのリスクがあるとか、
働いてる人も普通に体力的な厳しさもあるとか、いろんな困難がありそうだなと想像はしてるんですけど、
その中でもここは譲らず貫いてるみたいな、そういった小林さんの中の芯に当たるようなものをちょっといくつか聞いていきたいなと。
まず常々考えてるのは、今回のプロジェクトもパッと聞いた感じ、ちょっと美しいじゃないですか。
そうですよね。
かっこいいじゃないですか。
美談になりがち。
美談になりがちですけど、特に私が大事にしたいのは、これを道徳的な綺麗事では終わらせない、
ちゃんと経済的にも活かすっていうことをとにかく重視しています。
綺麗事を言うだけだったら、いくらでも言うことはできると思うんですけど、
それを経済も一緒に回すということをやるのが最も大事なんじゃないかなと思っています。
これまさに道徳と経済と二宮金次郎と全く言えないことは近いんですが。
なんかやっぱしょってるなぁ、二宮金次郎もすごい良いですね。
僕の住んでる架け橋って二宮金次郎の教えがめちゃくちゃ広がってる町なんですよ。
なんでですか。
二宮金次郎の学校で、カテラ小屋みたいなのがあって、
そこで二宮金次郎オタクみたいなおじいさんとかがすごいいっぱいいるんですよね。
そうなんですか。そうなんだ、確かに。
でも、金次郎といえば道徳の授業によく出てくるんですけども、
やっぱり経済を回して、名前に金が入ってるぐらいですからね。
そっか。結構このテーマよく出てくるなと思っていて、
環境と経済とか、モラルと経済とか、やりがいと儲けとか、いろんなことが出てきますけど、
両手の経営をそこもしていかないといけないってのはすごく納得でございましたし、
これは平日ですよね。むげに寝下げしたりしてるイメージも薄いというか、
そういったところは人柄からも感じ取れる部分だなと思って頷いておりました。
では最後の項目に移るんですが、これはコラボレーションというような問いです。
やっぱりこれだけ大きいことを豪語していくと、進めていくとなると、
到底1人ではできない、1社ではできないと。何なら今一緒にやってますけど、
2社でも全然できないというふうに思っていて、
どういった仲間であったりとか、手をつなげる業種、業、人材あるかなと、
ちょっと想像を膨らませてみたいなと思います。
これはもうとにかく一緒にやっていきましょうということです。
もうとにかくあなたの会社、あなたの工場はもっとかっこよくできますから、やりましょうと。
それがちょっと不安だとしても、ほんの少しだけでもいいからやっていきましょう。
そうすれば全体が良くなっていくはずなので、やりましょう。
それってただもう贅沢したいんじゃないんですよ。
自分をかっこよく見せたいだけではなくて、そうしないと製造業続かないですから、業界続かないですから。
そういった危機感も持ちつつ、頑張ってかっこよくなっていきましょう。
少し長期的な目線に立たなきゃいけない部分もあるし、
まだ今だったら投資できるタイミングにある企業にはそういうふうに思ってもらいたいですし、
さっき前半でおっしゃってたこと、非常に繰り返し学びになるなと思うのが、
差を出すっておっしゃったじゃないですか。
きれいなところとそうじゃないところに圧倒的な差を出すことで、
周りが引き上がっていくっていうような考えがあると思うんで、
工場1棟丸々なんかやろうみたいなことじゃなくても、
ある部分にものすごい熱量で投資をしていくみたいなことって、
こういうやり方だったらできるはずみたいな、そういうのを考えたいですね。
そうですね、まさにおっしゃる通りだと思いますね。
狭い範囲だけど、めちゃくちゃ圧力がそこにかかってるみたいなものを、
まさにイエローブック的なものに載せていったり、
それもコプレックの事例だけじゃない、いろんなケースを学んでいきたいなと思うので、
ぜひ我こそはという方は、情報提供もいただきたいですしね。
この話って結構してからですね、
異業種の方から、これ工場だけじゃないんですよ、
僕の業界もそうなんですよって話をよく伺うんですよ。
例えば建設系の方とか農業系の方とか介護の方とかも、
同じ状況みたいなんですね。
まさに僕の業界もそうなんですよっていう話をよく受けるので、
工場に限らず多くの産業分野で似たようなことができると思いますので、
そういった方々とも何かできていったら面白いなという感じがしますね。
少しメタに捉えると、これは当たり前でしょっていう風に、
ちょっと思考停止状態に陥ってる可能性がある業界という感じかもしれないですね。
確かに。
それを我慢すれば受け入れて進むことができてきた業界であったりとか、
そこには確かに同じような思想で自分たちの現場を誇っていったりだとか、