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はい、みなさんこんにちは。株式会社ゆめみでチャレンジ取締役をしております。キースとくわはらです。
本日もやっていきます。Web 業界のなんでも雑談室です。この番組では、私の経験からWeb 業界に関するいろんな情報を発信していきたいと思います。
第76回は、2 pizza team というタイトルで話をしていきたいと思います。
はい、自分の放送が前回75回目ですけど、75回にしてやっと200回いいねをいただけたということで、はい、いつも聞いていただき本当にありがとうございます。
いいねくださったみなさんもありがとうございます。本当に嬉しいですね。
ただと比較してもせんないことなんであれですけど、まあ、日々頑張っていきたいなと思っておりますが、はい、本題に戻りますね。
2 pizza team って言うんですけど、名前の通り、日本語にすると2枚のピザ理論っていう、今訳されていることが多いですね。
結構有名な理論なんですけども、知っている人は知っているんですけど、意外と知られてなかったりする理論なので、ちょっと紹介しようかなと思いました。
はい、知っている方はもうあれねって思っていただければと思いますが、
はい、提唱者はですね、有名なアメリカのアマゾン社の CEO であるジェフ・ベドス氏ですね。
はい、彼がおっしゃった理論になりますが、内容はものすごくシンプルで、名前からすると多分予想つくと思われるんですけども、
はい、ものすごくお腹が空いている、空腹なときに2枚のピザを用意して、この2枚のピザで何人を賄うことができるかというものですね。
はい、だいたいまあ多くても8名、だいたい少なくとも5人ぐらいかな、5名から8名で賄えるだろうと言われていて、
これがですね、一つのチームに参加させるべき人数というふうに言われています。
チームの人数のための理論なんですね。
なんでこれぐらいかっていうと、説明されてるんですけど、チームの人数が例えば多いと、10人以上とか何十人のチームを作ったとする。
そうしますとですね、意思決定が遅くなるっていうのが一つと、集団理論が働いてしまうのですごくよろしくないというところですね。
集団理論とは何ぞやという話なんですけど、集団理論とは簡単に言いますと、他の多くの人が賛成していると。
多くの人が賛成しているっていう理由で、みんながどんどんその賛成したアイディアとか理論とかに、意見にどんどん同意し始めるっていうものですね。
特に各個人が考えないで、もうみんながオッケーしてるからまあいいかっていうふうに賛成し始めるっていうのが集団理論って言うんですけど。
これが働きますので、もしかしたらその理論とかみんなが賛成していることって、裏に爆弾であったり地雷があるんですけど、みんなオッケーって言ってるからオッケーって言って最後みんなで爆発するみたいなこともお聞かれないので、あんまりよろしくないんですね、集団理論が働くっていうのは。
っていうのがあるので、チームの人数が多いとよろしくないですねっていう話です。
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で、また逆にですね、人数が少ないというところですね。人数少ないと何があるかというと、大人数に隠れて個人が仕事をサボることがあるんですけど、それをソーシャルローフィング、いわゆる社会的平らって言ったりはしますね。
というものが人数が少ないと起きにくくなるので、これはとても良いことだというふうにおっしゃってましたね。
やっぱり大人数になるとそうですね。誰かが頑張ってるから僕一人手を抜いても誰かがカバーしてくれるっていう、そういうサボるっていうマインドが働く人も出てくるんですね、これは。
そして、自分はないと思ってる人こそ意外とやってたり、自分では100%頑張ってるって意識では思ってても無意識にちょっと手を抜いてるって人間やっぱあるらしいんですよね、本当に。
自覚しなくてもです。なので、このソーシャルローフィングっていうものが起きにくくなるのが人数少ないというところですね。
ソーシャルローフィング、厳密な定義を一応説明しますと、集団で共同作業、チームで作業をしているときに一人一人が作業に没頭する、投入する努力の量っていうのは人数が増えるほど低下するっていう社会心理学の研究の結果なんですね、というのがあります。
ですので、各メンバーにタスクを振るとかいう場合、今ちょっと注意した方がいいなっていうことがあって、多少ちょっと理想論な話もありますけど、
なるべくですね、そのタスクを振るその人のことを考え、フレーミングっていうんですけど、フレーミングしてその人にマッチするタスクを振るようにすれば、ソーシャルローフィングっていうのは起きにくいのかなと私は思っていて、人数が例えば多かったとしてますね。
すなわちですね、タスクを振る一人一人に対してのその人の能力とか才能であったり性格とかを加味してですね、その人がどういうタスクなら成長してもらえるかとか、こういう能力を身につけてもらいたいなみたいなところをフォーカスして、それをその人に対してフレーミングをしてタスクを振ると。
そうするとですね、タスク振られた側のほうもまずモチベーション上がったりとか、自分はこの能力を生かせるっていうところでしっかりそのタスクを行なしてくれるようになるという感じですね。
もちろん時間有限ですので、一人一人全員にフレーミングするのは大変だと思いますし、それもあってやはり人数が少ないほうがチームとしても回しやすいなっていうところはありますね。
感じですね。
今日はそういう話だったんですけど。
ちなみにですね、弊社の夢見の例を一応喋っていただきますと、弊社は職能型でチームを形成しておりまして、フロントエンドエンジニアだったらフロントだけのチームですね。
サーバーサイドならサーバーサイドエンジニアだけのチームを作っていく感じです。
1チームの上限ですね、人数の上限は7名まで一応定めております。
やっぱり7名までっていうのは意思決定遅くなるからここが上限だなっていうのが今のところ手探りとは思いますけども決めております。
なのでそこから新しく一人入る場合はチームを分割していくことになりますね。
ただそれは4×4とか半分に割るとかではなくてですね、5×3の場合も6×2の場合もケースバイケルによってはありますね。
実践してみますとやはり2ピッターチームっていう理論はやっぱ正しいなというふうにつくづく感じております。
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もし皆さんチームの決定とか組織設計とか考えてる方がありましたらチームの意思決定はとてもスムーズで
我々毎朝スタンドアップミーティングやってるチームが多いんですけどこれも本当にスパッと割るので
この2ピッターチームっていう理論を考えていただければいいと思います。
というところで今日はチームづくりに関わっている方の参考になればと思いましてお話しさせていただきました。
というところで以上となります。
また何か聞きたいこと、話してほしいことなどございましたらいつでもレターをお待ちしておりますのでお気軽に投げていただければなと思います。
ではまた次回の収録でお会いしましょう。バイバイ。