【HSS型HSP】天才HSPの音楽ノート、パーソナリティのきらてんです。
この番組は、きらてんのApple Musicに保存してある約10万曲を、敏感すぎるHSPならではの観点で曲解説を行っています。
HSPは一周回って超天才だ!という歓声をフルオープンして、世界一前向きにHSPと非HSPの橋渡しを行っています。
今週も始まりました。天才HSPの音楽ノート。
どうですか、皆さん。皆さんの生活の中で、音楽ノートだ!というふうなことを感じてもらえる瞬間があったらとっても嬉しいです。
皆さんの生活の一部に入ることができるという、この番組のミッションとしてもいいんですけど、嬉しいんですけど、
何より、HSPという機質に対して余計な悩みとか持ちたくないじゃないですか、僕ら。
機質なんです。生まれもってのことですから。
じゃあどうやってギフトに変えていくんだっていう方が、僕は建設的でもあり面白いとも思っているんですね。
だから、ぜひこの番組で1週間に1回ちょっとそれを再度、頭でわかっているけれども忘れちゃうんだねって思う皆さんの苦しみとかを、ちょっと和らげることができたら嬉しいです。
あ、そうそう、私のHSPっていうのは財産だったのよっていうのを、この1週間に1回チューニングしてもらうような秘密で、しかも伝える手段が音楽ですから。
そんなHSPっていうのはね、こういう風に正しく理解してねとかそんな言わないです。私そのキャラじゃないんで。
それよりも音楽という素晴らしいものを感じていただきながら、僕たちのHSPのギフトを増やしていきましょう。
あなたにも私にもそもそも備わっているこの優しい気持ちの機質です。
これがね、周りの人を救います。そして世の中が輝きます。
少なくとも次の世代、これから作るであろうという次の世代には良いバトンを渡せるはずなんです。
僕たちのHSP、私たちのHSPをもっともっとフルオープンして活用していきましょう。
そんな中で私が今日ご紹介したい曲はこの曲です。
Mr.チルグレンのTomorrow Never Knowsの内再生されました?
これは再生される人の方が多いか、どっちかっていうとね。
そこまでマニアックな曲じゃないんじゃないのって僕は思っているんですけども、どうでしょうか皆さん。
なっていただいたら嬉しいですね。
結構この音楽ノートも15曲目ですかね、今回で。
時にはめちゃめちゃマニアックな曲とかがあったから、
やっぱりあの時の皆さんの反応って、ん?みたいなクエスチョンがついていることが多かったんですよね。
に対してここ最近メジャーどころいっとるやんけみたいに思っていただいて、
またまたそんな守りに入りやがってとかっていう指摘がもしかしたらあるかもしれないですけども、
これね、もう本当にたまたまなんです。
何回目にはこういう曲をお届けしてうまく皆さんの脳みそをシェイクしようとか、
それが一切ないんです、この番組みんなで作ってるものも。
それぐらい今この10万曲っていうのを羅列した中で、
今僕がこれを届けたいっていうものだけをランダムに受けちゃってるんですね。
年代とか曲調とか、それが有名とか、マニアックだとか、一切考えずに入れてるんですよ。
だから曲がどうこうよりも、なぜこの曲を選んだのかっていうこの後にいつも話させてもらっている、
そっちの部分で選曲されているというものが多いですから、
今回も本当に私の完成で選んだ順番でTomorrow Never Knowsが来たというところです。
皆さん大好きな人も多いかなと思いますけども、
一応wikipediaで文字情報として書いてあるところを翻読させていただきます。
Tomorrow Never Knowsは日本のバンドMr.Childrenによる6枚目のシングル。
1994年11月10日にトイズファクトリーより発売された。
前作Innocent Worldから約5ヶ月ぶりのシングルで、
4枚目のアルバムAtomic Heartがロングヒットを記録中での発売となった。
この曲をひっさげHey Hey Hey Music Champに初出場を果たした。
1996年発売の5枚目のアルバムShinkaiには収録を見送られ、
翌年発売の6枚目のアルバムVoleroでアルバムへ初収録された。
言われてみたら確かにそうねっていう感じ思い出しますね。
Hey Hey Hey これで初出場だったんだっていうのもちょっと意外でした。
Hey Hey Hey Music Champってダウンタウンさんがやってた音楽番組で、
もうそっか今若い20代の子とかだったらもしかしたら知らないかもしれないぐらいの音楽番組ですもんね。
それがMr.Childrenという存在感がこれ出した時にすでにあったと思うんですけど、
さらにそういうゴールデンタイムの音楽番組にも出たとなっています。
アルバム収録に関して今ウィキペディアにも書いてたんだけど、
僕もこれは非常に鮮明に覚えてますね。
4枚目のアルバムのAtomic Heartっていうのが本当にもう爆発的ヒットだったんです。
ブレイクって言葉があるとしたらこういうことだろうなって思うぐらい。
ただ私はご縁があってMr.Childrenっていうバンドは1枚目から、
ファーストデビューアルバムからも聴いてたんですよ。
なので1枚目、2枚目、3枚目っていう売れ行きとか染み渡り方に対して、
僕は好きだけれどもそんなみんながこうことって言うんじゃないんだろうなとか、
つまりミスチルなんて単色語もそんなみんなが知ってるわけじゃないぐらいの時に、
Atomic Heartっていうアルバム、曲で言ったらクロスロードとイノセントワールドっていうこの2大曲がボンと収録されたアルバムで、
売れに売れまくったのを覚えてますね。
そんな売れに売れまくって、Mr.Childrenの旋風が沸き起こってる時に、
このTomorrow Never Knowsっていう曲をご紹介する曲が発売されたから、
てっきり次のアルバムには入ってくるもんだろうと思いきや、
そこ入ってなくて、アルバム1個飛ばして次に入るんですよね。
これちょっと僕また別の機会で話します。
ここにはここで非常に思い入れがあって、音楽的にも面白いし、
僕らHSPが聴いても面白いエピソードがありますので、ちょっと一旦次回にしますね。
ただそういう背景を非常に思えてるぐらい、このTomorrow Never Knows、
曲だけじゃなくて、いろんなところも一気に思い出させてくれるなというパワーを持っている曲です。
ではそんな名曲、なぜ私が選ばせていただきましたかというと、
私の背景にあるのが歌の練習曲というプレイリストをいつも僕は作ってるんですよ。
なんせHSPなんで飽き性を自称してるんですね私。
まあ飽き性です私は。
それを飽き性というネガティブに捉えるんじゃなくて、
飽き性だからこそいろんな風に脳を騙していかないと自分はすぐサボっちゃうという自覚の方に変えていたので、
プレイリストも結構更新をしてたんですよ。
この曲1曲目から流して、はい練習練習ってやってても、
1週間ぐらい経ったらもう飽きるので、
次のプレイリスト、昔言うところのマイベストみたいなやつですね。
カセットテープとかはまだギリギリこの時代にはあったんで、
カセットテープに自分の練習曲を順番よく録音していって、
それをカーオーディオ、車の中のカセットテープでガシャンと再生して歌を練習するみたいなことをしてたんですけど、
そのカセットテープを結構頻度よく変えてたんです。
そんな変えてた私がぶっちぎりでこのトゥモロネバノーズだけは常にプレイリストに入っていた。
つまり日本の邦楽と呼ばれているものの中では再生数はナンバーワンでしょうね。
当時まだiTunesもApple Musicもなかったわけですけれども、
僕の中での歌練習曲としてはこの曲が一番再生して一番歌ったはずで。
まだ塗り替えられてないかもしれないですね。
その後のプレイリストでだいぶ変わって、今はトゥモロネバノーズが外れているにも関わらず塗り替えられてないんじゃないかなというぐらい聴きまくったと思うので、
つまり何が言いたかったかというと、自分の中でこの曲って、曲自体も好きなんですよ。
ドラマの主題歌だったからドラマも好きなんですけど、
そういう好きっていう気持ち、曲が好きな曲だなっていうのと、練習、音楽の練習としてチャレンジするっていう時には、
全然違うんだなっていうのをこの曲でまさに思ったんですよ。
好きだけではダメな様子。
HSPっていうのは割と好きこそものの上手なのが得意な記述じゃないですか。
僕がよく出すのは魚くんが一番わかりやすいのかなと思うんです。
魚が好きだってなって生き切ってあのスタイル。超尊敬ですよね。
あれ得意なはずなんですけど、好きだけではダメだな。
好きはいいんだけども、だけではダメなの。
好きな曲だからこそ自分で分析して、時には距離を置いて冷静にこの曲をしっかりと解釈していかないと、
本当にこの曲が伝えたいことっていうのは歌えないなみたいなことを感じさせてもらった曲でもあるので、
そういう背景を一緒に伝えたくてこの曲を選ばせていただきました。
いろいろあるエピソードの中でもちょっと紹介したいのがこれです。
若者のすべてっていうドラマの主題歌だったんですよ、この曲。
私が当時、音楽雑誌を読んだ中での記憶が正しければですけど、
何かツアーかイベントか何かで名古屋にいておられた桜井さんが、
この若者のすべての主題歌だよっていうお題の下、結構それまでいろいろ考えてたんだけど、
名古屋のホテルの中で、やっぱりこれはわーって言って、
グッと作り直してすごく短時間で腰を固めたっていうふうなことを記事に書いてらっしゃったんですよ。
名古屋のホテルっていうのがまたよくあってね。
すごいなんかこの曲が生まれたのは名古屋なんだみたいなことも、
未だによく引用してるというかね。
名古屋チームが僕の仲持ちでもあるんですけど、僕も名古屋好きなんでね。
名古屋チームでカラオケで曲歌うってなったら、この曲名古屋で生まれたんやでっていうことをよく小話で言ってますね。
そんな若者のすべてというドラマなんですけど、
ここでね、当時、木村拓哉さん、武田信二さん、萩原雅人さんという男前集団と、
あと広い女優の方とかが出てたドラマの中で、
この2トップである萩原雅人さんと木村拓哉さんのやりとりがかっこよかったんですよ。
僕は木村拓哉さんより前に、もともとアメリカ人がずっと好きで、
アメリカンカジュアルのスタイルが好きで、ジーパンにブーツっていうふうなことをずっとしてたけれども、
特にこのドラマの中でも木村拓哉さんも、ジーパンブーツ、革ジャンっていうスタイルがまあ様になっててね。
やっぱそうだよね、と思いながらも、若者のすべてっていうドラマを見てたんですよ、友達と。
第1話、若者のすべての第1話の最後のシーン。
この曲も流れてたんちゃうかなって。
もうすぐ終わるよっていう時に、この木村拓哉さんが流れながら、すごく特徴的な演出をしたシーンがあったんです。
そのシーンがね、もうかっこいいのか、何かわからんぐらいの感情が芽生えて、
その友達とちょっとこれ再現しに行こうって言って、当時ハンディカムですよ、ビデオの。
ハンディカムで撮りに行った思い出があるんですよ。
それどんなシーンだったかというと、若者のすべてっていうドラマを知ってる方だったら絶対笑っていただきたいところでもあるんですが、
萩原誠さんが木村拓哉さんに久しぶりに会って、ずっと探してたんですよね。
それは会いたいっていう探し方じゃなくて、あいつ何しとんねんっていう感情で探してたんです、木村拓哉さんを。
あれもしかしてあれかなっていう後ろ姿で、萩原誠さんが見つけるんです。
木村拓哉さんの役の名前がたけしっていう名前だったんです。
たけしって呼ぶんです。
暗がりだったんです、夜。夜の暗がりでたけしって呼んだら、その木村拓哉さんが歩くのをクッとやめて振り向かないんです。
振り向かないけど足だけ止める。
けどそこは踏切なんです。
だから踏切の向こう側に木村拓哉さんがいて、萩原誠さんが踏切は渡らずにたけしだけ言うんですね。
ピタッと止まる。
構図で言ったら踏切をまたいで2人の男が振り向かずに萩原誠さんだけ正面向いて、たけしっていうふうにたけしは見てるんです。
木村拓哉さんがあれ、昔いろいろあったっていう仲間に対してどうしよう、ここで再会すべきか、
合わせ顔もない、どうしたらいいんだって一瞬クッと止まって振り返ろうかなと思って、顔半分だけ見えたときに電車がバッと走ってくるんですよ。
萩原誠さんの視界がそこで電車に奪われちゃうんです。
振り返ったぐらいでバッと電車が通って、電車が通り過ぎた後にはもう木村拓哉さんの姿がない、たけしの姿がないっていうそんなシチュエーションがあったんです。
これがどうしてもやりたくてね。
もう電車待って、田舎町のね。夜やったからちょうど証明できないこれでやろうみたいなこと言ってて、カンカンカン流れてよっしゃ行くぞって。
僕どっちの役やったかも忘れましたけど、振り向く方の役やったかもしれないけど、ちょうどどこで振り向けよう、わかったわかったって。
たけしってバッて振り向いてガシャンって電車が通って。
田舎町やから単線なんですよね。電車の車両も少ないから。
割と早く行ってしまうとすぐ雰囲気にも上がるから、振り返った人が隠れるのに時間がないみたいなんで何度かNGを出して、それを爆笑しながら撮ってたっていうそんな背景があるんですけど。
これがどうこうというよりもね。
今だったらiPhoneとかスマートフォンとかでポンって撮って、いいクオリティに編集して拡散する場所もあるみたいなんですけど。
当時はハンディカムで撮ってクオリティも最悪で自分らしか見れへんっていうあの環境でも心の底から面白かったんですよ。
幸せだったんです。
だからそんな幸福度が何かみたいなことで考えてもこんなことをちゃんと遊びにしていたという中の背景で、
つもろのエマドロスっていう曲がそこに中心にあったというところが僕のエピソードです。
だいぶ興奮したのでごめんなさい。
ではそこでHSPの皆さんともシェアしたいなというのが、さっき僕が興奮しながら伝えてたようなエピソード。
これ皆さんでもあるはずなんですよね。
つもろのエマドロスじゃなくても。
それ言ったら私もこんなんしたでとか、そういうこれになぞってこんなことしたよとか。
それをね、もちろん教えていただきたいのも嬉しいし教えてほしいんですけど、
その感性、そういうことで楽しめるっていうのがそもそも財産なんだというところを改めてフォーカスしてもらってもいいのかなって思ってるんです。