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2025-01-27 41:23

【TALK.6】ストレスフルな現代人が「美味しく楽しく幸せに」食べる方法を教えます|かなこさん(心と体の健康コーチ)

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今回のゲストは湘南を拠点に活動している
心と体の健康コーチ かなこさんの
インタビューをお届けします。(2025年1月取材)

高校時代にうつ病を経験したかなこさんが
・なぜ心と体の専門家になろうとしたのか
・NHKも取材する断食施設での館長経験
・講座で好評のマインドフルイーティングの実践など
ストレスフルな現代人に不可欠なお話を伺いました。

ぜひ本編をお楽しみください!

【Guest】
かなこさん(心と体の健康コーチ)
ブログ:過食改善研究所「TABENAKA」

【Interviewer】
Kimi(中江公大/映像音声クリエイター)
HP

【Time Stamp】
() - かなこさんのご紹介
() - 今の仕事に至るまで
() - 断食施設での館長経験
() - 過食や拒食に悩むお客様へのサービス
() - マインドフルイーティングとは?
() - 体験!マインドフルイーティング
() - 今後の展望
() - 湘南の魅力
() - 仕事で一番大切にしていること
() - 好きな食べ物

サマリー

心と体の健康コーチであるかなこさんは、現代人が食事を楽しむ方法について話しています。彼女は、自身の経験や知識を活かして、ストレス管理やメンタルヘルスとの関連性についても掘り下げています。かなこさんは、「美味しく楽しく幸せに」食べる方法としてマインドフル・イーティングを提案しています。この食べ方は、味わいを大切にし、感覚をフルに使った食体験を通じて心の健康を促進します。 また、かなこさんは、ストレスの多い現代人に向けて「マインドフル・イーティング」の重要性を解説し、食事をより美味しく、楽しく、幸せにする方法を紹介しています。具体的な食べ方の実演を通じて、五感を使った体験の価値を強調し、参加型のコミュニティ作りの展望についても語ります。ストレスの多い現代において、かなこさんは美味しく楽しく食べる方法を提案しています。

00:05
皆さん、こんにちは。映像音声クリエイターのKimiです。このポッドキャストでは、僕が旅先で出会ったクリエイターやアーティストの方の声をお届けしています。
作品からは見えてこない、ふくり手たちのリアルな声を聞くことで、あなたの創造性をより豊かになるヒントをお届けします。
かなこさんの活動
今回のゲストは、湘南楽天に活動している心と体の健康コーチ、かなこさんのインタビューをお届けします。
高校時代にうつ病を経験したかなこさんが、なぜ心と体の専門家になろうとしたのか。
NHKも取材する断食施設での館長経験、講座で好評のマインドフル・イーティングの実践など、ストレスフルな現代人に不可欠なお話を伺いました。
それでは本編をお楽しみください。
今日はすごく賑やかな場所でお話を聞かせていただこうと思うんですけど、草村かなこさんにお話を聞かせていただこうと思います。
よろしくお願いします。
改めてですけど、かなこさんって普段何をされているんですか?
普段は皆さんの心と体をお守りするコーチをしております。
そこってすごく興味がある分野なんですけど、具体的にはどういうことをされているんですか?
具体的には対象者として、今実際の活動はダイエットをしたい方へのコーチングが主になっていて、一部メンタルの状態を上げていきたい、保ちたいっていう方も受け付けています。
ダイエットからもうちょっとディープな接触障害を抱えている方のサポートもしていて、
最近始めたのはビジネスをこれからやりたい方へのお話も聞いています。
結構いろいろやっている感じなんですね。
そうですね。
僕自身も職人に対する悩みってこれまであんまり抱えたことはなかったんですけど、
でもそれがメンタルっていう風になると結構自分自身これまで悩んだこともいっぱいあるし、今現在もいろいろ悩んでいることはあるんですけど、
職人とメンタルってすごく関係性があるっていうか、つながってくるというか、
ちょっとしたことで焼け食いしたくなっちゃったりとか、体に悪いものをちょっと食べてみようかなとか、アルコール飲んでみようかなとか、焼けたけやろうかなとか、
やっぱそれっていうのも何が関係してくるのかなって、私の体は何が操作してるからみたいな。
その質問って複雑なんですよね。
何が複雑かっていうと、生理的な問題とそうじゃない問題とがあるっていうのかな。
いろんな角度から説明ができるんですけど、例えば脳内物質で説明もできるし、自立神経でも説明ができる。
あとは心の問題としても切り口でも説明ができる。
そしてなぜストレスが溜まったときに焼け食いをしたくなるんですかというアンサーが、つまり原因が一つであったらシンプルなんですけど、
あれもそれもこれもっていうことがほとんどなんですね。それが難しいですよね。
でも今こうやって僕が金子さんにインタビューさせてもらってるみたいに、だからこそやっぱり一対一で相手の話を聞くとかっていうのが金子さんが普段されていることなのかなって思ってます。
それはありますよね。その人ならではの原因というのが必ずあるから、その人ならではの食べてしまう原因は何とかインターネット上には載ってないんですよ。
一部は載っているんだけれども掛け算なので、その人ならではの掛け算の答えは載ってないんですよ。
金子さん自身もいろんなことを学んできたりとか、実践もしてきたりとかする中で、じゃあこの人だったらこういうやり方がいいのかなみたいな、そういうのをされている。
ちょっとね、今冒頭金子さんがどんなお仕事をしていて、お客さんにどういうふうに関わっているのかなっていうのをちょっと聞いてみたんですけど、
そもそも金子さんが今のお仕事に行くまでって、どんな感じで今のこの道に来たんですか?
これも理由は一つじゃないっていうのがあって、いろんな理由がありますね。
まず私自身がメンタルを病んだ、これが大きなきっかけの一つで、高校時代に心霊内科に行ってカウンセリングを受け始めたんですよね。
だから自分の心がどうやったら楽になるんだろうかっていうのを結構若い時から考えていた。
そんな時にあれ食欲とメンタルめっちゃ関係してるな、それこそさっき金子さんが言ったみたいに感じていて、
私は多分女性ならではなんですけど、すっごい甘いものが食べた。
自分が食べたいと思っている以上に食べるっていう行為は、そこで私の疑問なんですよね。
なんで食欲がこんなに湧いてしまうのか、甘いものが食べたくなるのか、不思議でしょうがない。
それを普通に戻すにはどうしたらいいんだろうかっていうのに興味を持って、自分でいろんなことを試してきた。
蓄積がある。あとはシンプルに、これがきっかけですけど、心と体を健やかにしていきたいという願望がその頃から芽生えていたし、興味があった。
だからですよね、きっと自分が大きく心を崩し、体調も苦し、体調も崩し、どうしたらよくなんだろうかっていうのを実践していった先がここだったっていう感じです。
学生時代にメンタルを崩してみたいなお話だったんですけど、
当時学生時代っていわゆる思春期というか、いろんな悩みがあったりとか、それは言える悩みだったのか、今となっては言いづらい悩みかもしれないですけど、
そのタイミングではまだ今みたいに、今と繋がるような心と体って繋がってるとか食事とかも関係してるよねみたいなのは気づいたのかもしれないですけど、
そこから今の健康コーチみたいなところにはすぐにはいかないのかなと思うんですけど、家庭というか、どんな、普通に大学行ってその後働いてとか。
普通に新卒で社会人になり、そこから最初は事務職をついて、でも会社がどうにも合わずに辞めてしまって、
それでアルバイトをいろいろしてました。サービス業が一番多かったんですよね。飲食関係が多かったです。
断食施設での経験
その中で昔から興味のあった生態の勉強をし始めた。その生態の興味を持ったっていうのは、おそらく小学生から中学生にかけて熱心にやっていた空手がきっかけになってると思うんですよね。
それの後に身体を崩したっていうのも掛け算になっていて、手に職をつける職人的なことにも興味があったので、身一つで人を楽にしてあげられたら最高だなと思ってアルバイトしながら生態の勉強をしていました。
それを仕事にすることはその後はちょっとはしてなかったんですけど、あることがきっかけとなって、伊豆のリトリート宿泊施設に勤めることになり、移住をしたんですよ。
そこで自分の今までの経歴を総動員させて館長職をしていたんですよね。
そこは僕もかなっこさんと知り合うにあたって、どういうところで働いていたかっていうのは知ってるんですけど、改めてリスナーさんとかにもわかるように言うと、それ言っても差し支えないですよね。
どういった場所で、どういう人がお客さんとして来ていた場所なのかなって。
ファスティング、断食をする施設だったんですよね。
それで断食をする人たちに向けて断食のサポートと、日頃どうやったら体と心がすくやかにしていけるかっていうレクチャーをしてました。
そこでも先生的なポジションで、やりたいというよりかはやるようになったみたいな感覚なんですよね。
そこのポジションがたまたま空いて、やってみないっていうふうに社長から言ってもらって。
全然その時はできるなんて思ってないけど、社長がそういうふうに言ってくれるんだったらということでやってみて、3年間そこで勤めた。
安らぎの里で働き始めたのが何歳ぐらいの時?
33歳とかですかね。
そこから3年で半長をして、地元に戻ってきて、安らぎの里の知識、経験を生かして、その結果今こんな感じです。
健康高地になりましたっていう。
男児美施設、NHKでも取材されるような有名なところで、来るお客さんたちとかもそれなりのお金とかも払って来られるみたいなことを前聞いたことあるんですけど、
普通に考えたらそういうところで官庁をするってなかなかできないと思うんですけど、どうしてまた、当然最初から官庁として入ったわけじゃないんですよね。
普通に一般の職員として入って、そこから社長から声があったというのはあったと思うんですけど、そこに行くまでって何か特別なことをしたんですか?
安らぎの里で勤める直前に営業事務の仕事をしていて、そこで超挫折体験をしてしまったんですよ。
めちゃくちゃポンコツだったんですね、事務作業に関して。
もう続けられなくて、次は自分の好きなことをやろうって。働きやすさとか、自分の自由な時間とかじゃなくて、とにかく好きなことやろう、興味のあることやろうって。
自分の興味のあることはやっぱり食べることとか、あとは脳に関して興味があったんですね。脳が疲れていることがいろんな現代人の不具合を起こしているんだろうなっていうのを感じていたから、
脳疲労とかでインターネット検索を趣味でしていて、そこで安らぎの里のホームページが上がってきた。
そこに書いてあることがすごく納得できて、こういうところでリトリートをすると脳疲労って取れるっぽいって感じたから、お客さんとして行ったんですよ。
お客さんとして行ってるんだけれども、もう若干下見ですよね。
もうなんかちょっとそこに。
滑り込めたらいいなみたいな。もし働かせてもらえなくてもお手伝いでもやってみたいと思ったから、できそうかなとかそういうのも含めて行った。
そこで4泊5日かな体験して、自分が思ってた通りの体感が得られたんですよね。
っていうのは頭がすっきりするっていう、もう心も体もすっきりです。
これはやっぱりと思ったので、帰ってから3館あるうちの1館に私は養生館というところに行ったんですけど、そこは社長の取り仕切ってる館ではなくて、他の社員さんが取り仕切っていたんですね。
その方にすごく良い体験でした。私こういうところにとっても興味があって何かお手伝いをできないかなと思ってっていうラブレターを書いたんですよ。
そうしたら班長さんからお返事が来て、なんともうそろそろ自分がここから離れて違うことをしようと思って行ったんですよ。
そのタイミングでそういうお手紙をもらったから、これはそういう流れなのかなと思って話を聞きたいですと言ってもらって、わざわざ遠いところから藤沢の駅まで来てくれてお話をしました。
そしたらその方がそういう思いをお持ちなんですね。
その方から社長にそのお話伝えますって言って販売しますって言ってしばらくして社長に伝えたら、社長も一回お話を聞きたいっていうことがあったからどうですか?
でも私あんまり無理かなと思っているところがあったから定職活動をしてたんですよね。生体師として企業に勤めようと思っていたんですよ。
もうエージェントさんっていうのかな、あら連絡があって、いついつ相談しに行ってくださいっていうところまで段取りが決まって、
それでスーツなんか着て、いざエージェントさんといくつかご紹介できる案件があるんでというところまで行って行きました。
その方との待ち合わせ時間まで10分くらいあったから、そのビルの下にあるローソンでコーヒーでも一杯飲もうかなと思って、
コーヒーをふーって頼んで飲もうかなと。その前にちょっとメール確認をしたら社長からメールが入っていて、会いませんかと。
エージェントとの出会い
こちらで伊豆に来てちょっとお話しさせてくれませんか。私今からエージェントさんに会って紹介してもらうんですけどっていう。
うわーどうしようと思ったけど、もう待ち合わせだからエージェントさんに会ったんですよね。
もう紹介する満々で何枚も資料を持ってきてどうですかみたいな感じなんですけど苦しくなっちゃって。
エージェントさんに実は本当にやりたいことがここの会社にはあって、そこの社長からさっきメールが来たんですよって言ったら、
そのエージェントさんがそちらにまずはお話ししに行ってください。
もしそこがダメだったらもう一回お話しましょうって言ってくれてありがとうございます。
私の心は決まってその代わりもう一回自分で家で落ち着いて社長にメールをしてお話を聞いてもらいたいし、一緒にお話をしたいし。
伊豆に行き、そっからトントン美容師で働かせてもらえる流れになり、からの3年に館長をやらせてもらって、
つまり館長さんが離れる時に私が入ったわけですよ。流れとして。
でも私はもちろんすぐ館長になれるわけじゃないけど、そこの空いたポジションにもう一個の館の館長が入ったわけですね。
ピストン方式になるじゃないですか。でも一個やっぱり空いちゃうわけですよ。そこどうするってなるじゃないですか。
で、なんと新人の私ができんじゃね?みたいな。
白浜屋が建ったんですね。
そうですね。でも多分内部ではいろいろざわついてたと思います。
今私思い出すと怖いんですけど、その時何も知らないから良かったですよね。でも今思ったらすごい内部はざわざわしたと思いますよ。
今でこそいろんなスキルがあるけど、当時はまだそこまでではないわけですよね。
でもお客さん来て、みなさん断食。僕も別のところで断食っていうのはやったことがあって、その時は2泊3日あったかな。
2泊3日でやって、でもやっぱりその期間が時間があるから、その間なんか講座みたいなの受けたりとか、ちょっとしたお散歩があったりとか、ちょっとヨガやったりとかそういうのやったりとかするので、
なんかその断食中も全く何もしないわけじゃなくて、何かやるじゃないですか。そういうのもカラフォーさんが提供されていたりとかするんですよね。
そう、全部やりました。
具体的には何をやったんですか?
朝ヨガから始まりますね。朝ヨガから始まって朝散歩に連れて行って、それで食事提供の手伝いと、お散歩に出かける方への行ってらっしゃい、お帰りなさいもそうだし、
断食中に具合が悪くなった方への行動、あとは健康相談、あとは一人一人の個別カウンセリング、カルテみたいなのを完成させるとか、夕方に行われる講座をやって、夜ヨガをまたやって、お休みなさいまで身を守って、自分が帰ってまた翌朝出勤で朝ヨガから始まるっていう。
結構ハードじゃないですか?
でもめちゃくちゃ充実してましたね。サービス業を長くやってきたからリトリート施設の館長って言うとすごい特別な感じがすると思うんですけど、究極のサービス業ですね。
自分がやってきたこと、整体で体のことを学び、自分がレンタルを崩したことで心のことを学び、飲食業で徹底的にサービス業を学び、っていうのをトータル、全自分の持ってた武器を活かす仕事をしてましたね。
なるほど。その時に個人のカウンセリングとか、夜ヨガもやったりとかってありましたけど、安裕の里で働きながら培ったものっていうのが今にも生きてきてるみたいな。
バリバリ。感謝しかないですね。本当に感謝しかない。
今個人でもお客さんを抱えていろんなことをやってると思うんですけど、さっきも家食とか、あと居食とかもいろいろ悩んでる方にお話聞いてるっていうことだったと思うんですけど、その方たちに向けてはどういったことをやってるんですか?
具体的にラインで毎日やり取りします。家食の症状を抱えている方っていうのは日々の食事、毎食事悩むんですよね。それを今までは自分の中だけで処理してきて、処理しきれてないんですけど、戦ってきたのを全部私に投げてもらう。
私が客観的な意見をフィードバックするっていうのを毎日やるんです。
そのお客さんたちとはどういった出会い方をするのかな?
今の家食で悩んでいるという方に関しては、私がやっているブログから来てくれて、質問をしてくれたんですよね。
これからどうしたらいいんですか?そこから私のサービスがありますよって言ったら、それを使わせてくださいっていう風にしてつながることができた。
あとは、今港区にあるクリニックでダイエット講座放置をしているんですけど、そこで私の活動に気になるっていう方に向けて、私個人ではこういうサービスを提供してますっていうので利用してもらう。そんな流れです。
ちょっと来ては来るほどマニアックな世界だなって思うんですけど。
僕が中で花子さんと会って、いろんな話を聞く中で印象的だったことの一つが、マインドフル・イーキング。
これはちょっと僕の中で衝撃だったというか、自分が男性というのもあるからですけど、あまり味わわないというか、入れ込みみたいな。
噛む回数もそんなに多くないし、美味しいけど美味しいがあっという間に喉を通り過ぎていくみたいな、そんな食べ方をやっていたので、
マインドフル・イーキングって考え方を花子さんから教わってすごく興味が、食に対する関心がちょっと高まったんですけど。
それは何よりでございました。
このインタビューを聞いてくださる方に向けて、マインドフル・イーキングをちょっと説明してもらっていいですか?
マインドフル・イーキングは簡単に言えば、どれだけ美味しく楽しく食べるかですよね。
というのは、特に食べ過ぎで悩んでしまう方って、どちらかというと味わっているようで全く味わっていない、
喉を通る気持ちよさとか、お腹に溜まる感覚が欲しいというので食べちゃってるんですよ。
そのものの味がどうのこうのじゃなくて、もっと感覚的なところ、喉越し、腹溜まりみたいなところを欲するんですね。
それでストレスを解消してると思いきや、ただただ麻痺をさせてるっていうことに使ってしまってるんですよ。
これって食べることが好きな方は過食という形になるんですけど、
お酒飲まれる方はお酒でやるし、タバコ吸う方はタバコでやるし、ギャンブルする方はギャンブルでやるんです。
女性の場合、お酒もタバコもギャンブルもやらない方に向けて、食べ物に走る方が多いんですよ。
そんな方たちに向けてマインドフル・イーティングっていうのは、五感を使って食べると全然その食体系変わりますよっていう紹介の仕方。
目の前にあるケーキ、焼け食いみたいにしちゃうともう3秒ぐらいでなくなると。
口に入れる時の甘さとか喉の通る感じ、ケーキがお腹に入った感じ、終わっちゃったで終わるんですけど、
それを目の前のケーキ、上に乗ってるフルーツどんな感じですかとか、生クリームの風味ってどんな感じですか、スポンジの口どけってどういう風ですかっていうのを一つ一つ確認していく。
味わっていく。本当の味だけじゃなくて見た目とか香りとかまで味わう。
誰かと食べるのであれば美味しいねって言うし、一人であれば心の中で幸せだなってちゃんと思う。
こういうのがマインドフル・イーティングで食べ過ぎてしまう多食の症状を抱えている方には大変効果があります。
マインドフル・イーティングの実践
ちょっと今ちなみにケーキがあるじゃないですか。
ありますね。
ちょっとマインドフル・イーティング実践してみませんか。
やってもいいですか。
ちょっと今目の前にケーキがあるので、マインドフル・イーティングをレクチャーしてもらっていいですか。
まず観察から始めますね。
観察。
観察してみてください。
今目の前にあるのがベイクドチーズケーキ。
しかも店員さんがバーナーでバーッと炙ってくれたベイクドチーズケーキですよね。
その観察をするとどうですか。焼き目とか。
そうですね。バーナーで炙られたところがちょっと。
ありますよね。それをまず楽しむ。
そのケーキってチーズの部分とスポンジの土台の部分とあるんですけど、ちゃんと層になってる。
層になってるのにたぶん焼け具合みたいなことをするとそれにすら気づかないんですよね。
そうですね。
ちゃんと見ればここはスポンジでできてるんだなとか、
時にスポンジのところに何か入ってます?
この。
ドライフルーツ的な。
レーズンですよね。
レーズンが入っています。
でも気づく。
なるほど。
じっくり見るといろんな気づきがそこであるんですよね。
なるほど。
見たことによって自分にこれからこんなにおいしそうなケーキを食べれるんだっていう嬉しい気持ちを沸かせることができる。
なるほど。
食べるんだ、これ食べるんだ、そうすると唾液もちゃんと出てくるわけですよ。
唾液って味覚の感度を上げてくれるからおいしく食べる準備ができる。
なるほど。
コントロールの準備もできるし、実際に体の準備もできてくる。
胃酸も分泌する、唾液も分泌する、これで準備が万端になるわけですね。
なるほど。
まず見ました。
はい、見ました。
次、じゃあ香り。
香り。
どうでしょうか?どんな香りがしますか?
やっぱりチーズケーキだからチーズの香りと、キャラベルも入ってるから、バーナーで焦がしてるからちょっとほんのり焦げた感じの香りとか。
そうですよね。ほんのりってなってくると気づきに行かないと気づかないですよね。
あー、確かに。
チーズケーキだからチーズの味するだろうなっていうのは分かってるんですけど、ちゃんとそれがどんな香りのチーズなのかっていうのを実感してあげる。予想じゃないんですよね。
実際どうなのかっていうのは自分に分からせてあげる。これも満足度アップにつながる要素が一つ。
今回はベイクドチーズケーキなのでちょっと残念ながら音はね、確認できない。
音まで感じたい方は歯ごたえのあるものを選ぶと良くて、例えばナッツとかやりやすいですね。カリッカリッ。
ケーキなので音は飛ばすんですけど、今四角使いました、九角使いました、次味覚と触覚なんですよね。
味覚は分かると思う。触覚に関してはちょっとイメージしづらいけど、舌触りって考えてください。舌触りがどうなのか。
実際に食べていただいて、舌触りがどうなのかからいきましょうかね。自分なりの言語化で良いんです。何でも良いです。正解は正解がありません。
今食べたところはチーズケーキのクリームの部分だったから、ちょっとトロトロした柔らかい感じっていうか。
めちゃめちゃ良いですね。トロトロした感じ。
あっという間に喉の奥に。あまり噛むものでもないから。
舌に乗せてちょっと味わっているうちに喉の奥に流れていったみたいな。
そうですそうです。その感じその感じ。これが触覚を今使っている。
なるほど。
じゃあ次シンプルに味覚の方を使っていただいて、どんな味わいか。なかなかね、しっかり言語化することってないと思うんですよ。
味覚。
マインドフル・イーティングの理解
自分なりの言語化で良いです。
そうですね。やっぱりケーキだからちょっと甘いのと、でもめっちゃ甘すぎるわけじゃなくて、ちょうど今最初にバーナーで炙ってもらって焦げたところが味覚として入ってきたので、ちょっと焦げている感じにも味わうことができましたね。
そうですそうです。焦げたところまで感じられるのはマインドフルに食べているからですよね。
なるほど。
こうすると目で楽しんで、鼻で楽しんで、口の中で楽しんで、3個の部分を楽しめている。
これ、満足度めちゃくちゃ上がるのわかりますか?
確かに。
ケーキってそんなに大きくないものだから、食べると思えば本当に美容で食べれると思うんですけど、こうやって五感のうちのいろんな器官を使って食べると、めちゃくちゃ長持ちするんですよ。
その間ずっと美味しいし、嬉しいし、楽しいんですよね。
これ、過食できないでしょって、この食べ方したら。
ポテトチップスって過食によく使われるんですけど、
僕もよくやる。
それをまず袋を破って、最初の香り、焼けた途端の香りを嗅ぐ。
一つポテチをつまんで、見てみる。
あれもきっと一つ一つ形が違うし、たわみ方も違うし、焦げてる部分があるかもしれない。
っていうのを見て、またさらにそれを嗅いでみて、近くで、あ、すごいジャガイモの香りがするな。
これなんかはもう噛んだ時に絶対音が鳴るから、パリッていう音、あ、パリッてなった。
噛んだ時に、あ、この厚さだからこういう噛みごたえなのね。
分厚いのと薄いのがある。
あ、今回は薄いタイプだからすごく噛みごたえが軽くていいな、心地よいな。
で、噛んでるうちに、あ、ジャガイモの旨味が出てきたとか、塩加減がちょうどいいな。
揚げた油の感じも今の自分にはすごく嬉しいな。
で、飲み込む。あ、美味しい。
これでポテチ一袋食べ切るの、ちょっと大変です。
なるほど。
っていうのがマインドフルーティングです。
ワークショップの開催
今僕も実演させてもらったけど、なかなか普段ここまで意識しないから、ケーキ一つとってもこんな食べ方できるんだなって発見になったし。
そう、これで今ポテトチップス一枚とか持って行ったんですけど、何でもよくて、コーヒー一杯でもいいんですよ。
コーヒーなんかすごくやりやすいんですよね。
コーヒー一杯でもできるし、飴玉でもできるし、
よく使われるのがさっき言ったナッツとか、あとはレーズン、ドライフルーツはよく使われる。
でも何を売ってもいいと思います。自分の好きなもの。
私よくオススメするのは、ちょっと高めのチョコレート。オススメしてます。
僕もチョコレート好きだからですけど、高いチョコレートとかと、味わい方がまたなんか、サトンでごまかしてないというか、カカオで勝負してるから。
カカオ成分のちょっと高めのいいチョコレートをマインドフル・イーティングすると、すっごい満足度上がります。
今僕はちょっとマインドフル・イーティングさせてもらったんですけど、実際お客さんとか、前の職場の方とかもマインドフル・イーティング的なことって多分やったことあるかなと思うんですけど、やっぱり皆さんどういう反応なんですか?
みんな言うのは、食べるのに長時間かかりますねって言います。
まあそうですね。
早食いの方が多いから、え、なんかこれ1人前食べるの大変そうなんですけどって言う風になってきちゃう。そんな自分にびっくりします。
そうですね。いかに普段あんまり意識しないで食べてるかみたいな。
そんなことをしております。
面白い。ちょっと独自性があるというか。
ね。
まあ今こうやっていろんな活動、まあ今個人で活動されてると思うんですけど、今このマインドフル・イーティングとかも結構面白かったというか、実際そのコーチングっていうかカウンセリングっていうか、それをお願いするまではいかなくっても、なんかワークショップ的なこととか、なんかそういうのが先頭とか。
2月から始めようと思っていて、藤沢駅の駅から徒歩5分ぐらいのところにあるサラダ企画さんっていうカフェでワークショップを毎月開催したいなと思ってます。
いいですね。
これはマインドフル・イーティングの講座ももちろんやりたいし、心と体について1つテーマを取り上げ、1ヶ月に1回テーマに沿ったことをやりたいなと思ってます。
楽しみですね。
ワークショップとかも通して、カラコさんがやってることとかも、マインドフル・イーティングって実際体験してみないとやっぱり1人じゃちょっと難しいのかなって気がしたので、なかなか。
だからやっぱり誰かと一緒にやるっていうのもそうだし、ゆくゆくはもっとこういうことをしていきたいとか、カラコさんの中で展望とかってあったりするんですか?
展望ね。もっと気軽に参加できるコミュニティを作っていきたいなって思ってます。
いつでも参加できて、いつでも辞められるみたいな。
マインドフル・イーティングとか健康のことについて、今は学びたい時期だなと思ったらスッと入ってきて、もう充分今勉強できたな、自分だけでやってみたいなと思ったら、一旦そこから離れて自分でやってみる。
また戻ってくるのもOKみたいなコミュニティを作りたいです。
それすごくいいですね。僕最近読んだ本で、ボードゲームで社会が変わるっていう本を読んだんですよね。
ボードゲームって人生ゲームとか、昔に言うとモノポリーとかそういうボードゲーム。ボードゲームで一緒にリアルで遊んだりする場が、復職のために仕事に就業するためにコミュニケーションとかスキルを身につけるというか、
あとは打つソファーで給食中の人の復職のための施設があって、そういうところでボードゲームとかを提供しているんですって。そこに参加した方が書いた本なんですけど、その方が言っていたのは、ヨナハさんって言うんですけど、ヨナハさんが言っていたのが、やっぱりコミュニティが活性化している状況って固定メンバーで盛り上がってるっていうよりかは、
その場で集まって、その場でいる人たちが今日どんなゲームするみたいな感じでやれる方が続くんですって。自由度もあるから。例えばマージャンとかで常に4人必要で、4人固定メンバーがいるって一見なんか強そうに見えるんですけど、1人抜けたらもうそのコミュニティって続かなくなっちゃうんですよ。だからなんか人が入れ替わるぐらいの方がコミュニティとしては結構長続きするのかなと。
だから今ね、出入り自由っていうのが、カノコさんのお客さんとすると、やっぱりこう主婦の方とか女性というか、今お子さんが手がかかるからとか、逆にお子さんの手が離れてちょっと時間ができたからとか、多分そういうライフルスタイルがまちまちの方が多いかなと思うので、やっぱその出入り自由っていうのは自宅ですごくいいのかなって。
嬉しい。そうしたいんです。理性としては気軽なコミュニティを作りたい。
藤沢と湘南の魅力
さっきの話で伊豆で働いていて、今こうやって藤沢の方に戻ってきてってお話があったんですけど、やっぱりこの藤沢っていう場所がいいんですか?
超いいです。
何がいいんですか?
藤沢の何がいいか。
いわゆる湘南ですよね。
そうです。湘南。私はもともと海が、山より海派。なんで山より海なのかなって考えた時に、空が広いんですよね。空が水色、肝が白っていう。この開放感がたまらなく好きで、海のある町って独特な緩さがあるんですよ。緩さが好き。でも私はきっと湘南からは離れないかな。
さっきも将来的にやっていきたいところっていうのがあったと思うんですけど、それはかな子さん自身が自分の仕事を通してやりたいことがあったと思うんですけど、この藤沢というか湘南という土地で、この土地だからこそやってみたいことって何かあります?
この土地だからこそか。
別にそれは仕事でもプライベートでもなんでもいいんですけど。
そう言われると今やってみたいことをすでにやってしまっている感はあるんですよね。そこから発展させるとなんだろうな。
この土地を生かして、悩んでうつうつとしている人たちと鎌倉の山を登ったりとか、海の風を感じたりとか、海を見ながら美味しいものを食べるっていうプチリトリートみたいのをやっていけたらいいなと思います。
そうですね。湘南って鎌倉も近いですもんね。
江の島のリトリートもいいし、鎌倉リトリートもいいと思うし、この土地に来るだけで結構幸福度が上がるんですよね。
今回こうやっていろいろ鎌倉さんにお話しさせてもらう中で、これまで僕のポトチャストってアーティストの方とかクリエイターの方とかいろいろな方に出てもらっているんですけど、
鎌倉さんが普段自分のお仕事とか何か一緒にサービスを提供するときに一番大切にしていることって何を大切にしています?
一番大事にしていることは、どの言語かがいいかな。尊重。
何に対する尊重ですか?
その人そのものに対する尊重とリスペクト。
そのためにどんなことを大切にしていますか?
絶対に否定をしない。
しかも特に食事のことってなると結構ダメなこと多くないですか?
そうですよね。
今だったら糖質制限とか、僕も一時期ハマってましたけど、ビルテンフリーとか、あとはお酒とか、油もサラダオイルあんま良くないよねとか、やっぱりエクストラバージンのオリーブオイルとかそういうのもあるじゃないですか。
ダメな戦略が多いなっていう感じがあるけど、でも場合によってはお客さんがそういうの好きだったりとかする人もいると思うんですよ。
そういうお客さんに対しても尊重した言い方伝え方をするとか。
もう全肯定です。全然いいです。ポテチ大袋食べても全然いいし、ケーキワンホール食べても全然いいです。
その結果最後、かなこさんのサービスを受けたお客さん達ってどういう風なライフスタイルを手に入れるのかな?
これ人によって本当にまちまちなんですけど、まず自分の体重体型、もうどうでもいいやってなっちゃうタイプ。
私って幸せじゃんって。美味しいものをこんなに美味しく食べられても幸せじゃん。何をそんなに求めてるんだろうってなるタイプと、食べたいものをたくさん食べて美味しく食べれるようになった。
でもやっぱりもっと美しくなりたいっていう方に関してはそこで覚悟が決まるので、すり合わせをしながらもうちょっとしっかり導いていきます。
やっぱりそういう意味でも一人一人と対話して、その人なりの形のオーダーメイドというかどういったことをやっていくっていうのを進めていくみたいな。
そうですね。常に常に微調整です。
今こうやってお話しする中でもいろんなことが聞けたので、ちょっととても興味深かったなと思います。
ありがとうございます。
最後の最後にハッピーイーティングとかを提唱しているかなこさんが、私これが好きなのっていう食べ物を教えてください。
いい質問ですね。私が好きな食べ物。
食べるのが好きな人の好きな食べ物ってなんだろうなっていう。
イリダイズ。
最後の最後に苦労とじみたこさんが、イリダイズ。
イリダイズですね。
美味しいイリダイズのすすめ
なんかちょっと僕もお仕事柄、大豆を扱っている方の話を聞いたことはあるんですけど、イリダイズって産地にこだわりがあるとか、どういうのがいいとかってあるんですか?
全くそういうこだわりはなく、ただただイリダイズが好きっていうだけなんですけど。
ちなみにおすすめのイリダイズは、もうダイソーさんが一番ですよ。
なんか極まりすぎて最後シンプルっていうか。
もうダイソーさんですよ。
ダイソーさんには普通の黄色っぽい大豆と黒ダイズ両方売ってるんですけど、両方美味しい。
ちょっとマニアックな話をすると、ダイソーさんのイリダイズは正直壊れが多くて、割れてるのが多いんだけれども、よく煮ってあって香ばしくて美味しいんですよね。
スーパーに売っているイリダイズってもう少し形が綺麗で、だけどちょっと浅入りなんですよ。
ダイソーさんは割と深入りしてくれてて、コーヒーみたいになってますね。
美味しいんですよ。
気軽に買えるし、おすすめです。
皆さんぜひイリダイズ。
ハッピーインティングの楽しみ
イリダイズですね。
イリダイズよりハッピーインティングちょっと難しそうですね。
できますよ。全然できると思います。
節分が近い時期になると、いろんなイリダイズ出てくるんですよ。
1年に1回の私のハッピーイベントなんですけど、この時期にしか食べられないイリダイズがいっぱい出てくるので、ちょっと楽しみにしております。
ぜひ皆さんタイミングが合ったらイリダイズでハッピーインティング。
絶対これ聞いたところでイリダイズハッピーインティングはやらないですよ。
普段僕がお話をなかなか聞かない相手の方のお話を聞くことができたので、いいお話を聞かせていただいてありがとうございます。
引き出してくれてありがとうございました。
ちょっとまた僕自身も食べ物をすぐ流し込まずにしっかり味わって食べていこうと思います。
噛みしめて味わって食べてください。
今日はゲストとして心と体の健康コーチのカノコさんに登場していただきました。
カノコさんありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ゲストの方の情報は概要欄に記載しているので、ぜひご覧になられてみてください。
それでは次回のインタビューでお会いしましょう。
ゲストは湘南国定に活動している心と体の健康コーチカノコさん。
インタビュアーは君でした。
あなたの創造性がより豊かになりますように。
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