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2021-09-08 20:06

#18 ぶたさん文庫と 夕焼けニャンニャンと おサボりのススメ!

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本日のキコアベは…週の真ん中水曜日
【前半】
・真ん中モッ○○、夕焼けニャンニャン!
・Aのおサボりのススメ

【後半】
・Bさんぶたさん文庫「赤いカブトムシ」第九〜十章

楽曲提供:騒音のない世界、MusMus、OtoLogic
画像リソース:Depositphotos

#キコアベ #ながら聴き #毎週水曜 #夕焼けニャンニャン #夏休みは終わらない #歌ってみない #とんねるず #おサボりしたっていいじゃない #おサボりは怠惰な大罪 #サボって良かった話 #朗読 #ぶたさん文庫 #村上春樹
00:01
ながら聴きラジオ 『キコアベ』
皆さま、おはこんばんちは。アベノAです。
本日は、週の真ん中、水曜日、真ん中も夕焼けにゃんにゃんでございます。
いや、ございませんよね。
ということで、今ポカーンとしたあなたも、ピンときたあなたも、どうぞ本日も最後までお付き合いください。
それでは参りましょう。キコアベスタートです。
さあ、今日もお気楽にフリースタイルでおしゃべっていきましょう。よろしくお願いいたします。
あの、初めてピー音を使いました。
ね、なんか恥ずかしくて、ちょっとピーとしてしまいましたけれども。
いやあ、夕にゃん懐かしいですよね。
今聴いてくださっている方が、私と同世代でありますようにと願わずにはいられませんけれども、
1980年代の話ですからね。
そりゃあ、生まれてないって方もいらっしゃいますよね。
ジェネギャー、ジェネギャー。
夏休みは終わらない。好きだったなあ。歌いたいなあ。
当時はですね、私、広島におりまして、中学生だったんですけれども、
中学生から見たおにゃんこクラブは、大学生のお姉さんって感じで、ちょっとエッチで大人だなあなんて思ってましたけれども、
この歳になると、あれ?どうして歳変わんないじゃん?って感覚になるの、不思議ですよね。
皆様は誰推しでしたでしょうか。
推しって言葉もね、当時はまだなかったですけれどもね。
私はおにゃんこというよりはトンネルズが好きで見てたんですけれどもね。
はい。のりさん派でしたよ。
まあまあまあ、そんな話は去っておきまして、
今日のBGMはいつもお世話になっております。
騒音のない世界さんから、9月の新曲、真夜中のショータイムです。
出来立てホヤホヤの新譜を早速使わせていただいております。
ありがとうございます。
今日はですね、実は収録予定日の翌日に録音をしております。
話したいことややりたい企画はたくさんあって、
昨日も一生やるかーなんて思っていたんですけれど、
どうにもしんどい。もうね、天気もどんよりして気分も乗らない。
もう義務感でやるのもちょっと違うなーと思って、
昨日はサボっておりました。
なんていうか、そういう日もありますよね。倦怠感っていうかね。
いつも楽しくやる気にあふれた収録ができればいいんですけれども、
そこは人間ですからね。
私個人の意見なんですけれども、
03:02
心や体が疲れちゃったり、
心や体が疲れちゃったり、しんどい時は無理せず休んでいいんじゃないかなと思ってます。
無理をしなきゃいけない時もありますけれども、
それでも心や体の声に従うっていうのは大事なことなんじゃないかなーって思っています。
ともすれば、怠惰と言われかねないですけれどもね。
まあ、怠惰なんでしょうけれど、
きついことたくさんあったり、苦しかったり、悲しかったり、
人生には辛い日っていうのがありますよ。
なかなか休めなくて体しんどい時とかね。
そんな時は一息ついてちゃんと休んでリセットしなきゃいけない。
でも休めない。もうそうなったらサボっちゃえってね。
もちろん正当性とかそういうこと言うつもりはないんです。
個人的にそう思うっていう話です。
私の7つの滞在は怠惰ですね。
7つの滞在、トークテーマにいいですね。
またメンバーアンケートも取って、近日公開予定にしておきましょうか。
いやーでもね、昨日サボったおかげか、
今日はとってもスッキリ収録やれるなーって感じがしてます。
今日は晴れてお天気もいいですし。
サボってよかったですよ、個人的には。
しんどくても休めない時はね、1回くらいサボっちゃえ。
死にはしないから。
自分甘やかすのも時にはいいですよ。
明日頑張りましょう、明日。
以上、私Aのおサボりのすすめでございました。
さて、本日の後半は、豚さん文庫をお送りいたします。
赤いカブトムシ9章10章でございますね。
物語もいよいよ終盤となってまいりました。
今日はなんと初めてのゲストがいらっしゃるとのことで、楽しみでございます。
それでは一旦ブレイクをして、ジングルの後すぐにお聴きいただきます。
チャンネルはそのまま。
本日は彦安部をご拝聴いただきまして誠にありがとうございます。
メンバーの個性あふれるコーナー、ためになる話をしないフリートーク。
ぜひこの機会にお聞き逃しなく。
この後も彦安部でながら劇をお楽しみくださいませ。
雨の音を聞きながら、彦安部、赤いカブトムシ、江戸川乱歩。
06:06
少年探偵団の小林団長と団員の木村君と優子ちゃんと井上君と野野ちゃんの5人が、
魔法博士の暗号を解いて世田谷区の外れの寂しい原っぱにある掘ら穴へ入っていくと、
コンクリートの丸い部屋に閉じ込められ、上から重い鉄のフタがじりじりと下がってきました。
鉄のフタには隙間がないから、そのまま下がってきたら大変です。
みんな押しつぶされて死んでしまうに決まっているのです。
臆病者の野野ちゃんや女の子の優子ちゃんは、わーわーと泣き出してしまいました。
しかし、団長の小林君はしっかりしていました。
忙しく頭を働かせて、どうしたらみんなが助かるかということを一生懸命に考えました。
魔法博士は人殺しなんかするはずがない。こんな恐ろしい目に慌てて僕たちの勇気と知恵を試しているんだ。
それなら、知恵を働かせたらどこかに逃げ道があるのかもしれません。
そこで小林君は懐中電灯を持ったまま、丸い部屋の周りをぐるっと這い回り、コンクリートの壁を調べてみました。
すると、コンクリートの壁に60センチ四方ほどの四角な切れ目がついているのを見つけました。
これが秘密の隠し道かもしれないぞ。
力いっぱい押してみましたが、びくともしません。
どこかにこれを開く仕掛けがあるに違いない。
小林君は素早くその辺を見回しました。
四角な切れ目から少し離れた壁の上の方に、コンクリートが小さく膨らんだところがあります。
よく調べてみると、その墓地はコンクリート色に塗った金物であることがわかりました。
ああ、そうだ。鉄のフタが下まで降りたら僕たちが死んでしまうから、下まで降りないうちに逃げ出す仕掛けになっているのだ。
鉄のフタがこの墓地のところを通ると墓地が押される。そうすると秘密の戸が外へ開くようになっているのだ。
小林君はとっさにそこへ気がつきました。
それなら、手で押したって開くかもしれないぞ。
そこで墓地に親指を当て、その上にもう一方の手を重ねて力いっぱい押してみました。
墓地はなかなか動きません。大変な力がいるのです。
09:01
小林君は体中汗びっしょりになりました。
でも我慢をしてうんうん押し続けていますと、カタンという音がして、四角な切れ目がスーッと向こうへ開きました。
小林君の知恵と勇気が成功したのです。
そこは人間一人がやっと張って通れるほどの真っ暗な穴でした。
小林君はみんなを呼んでその穴へ這い込みました。
気味が悪いけれども、じっとしていたら鉄の蓋に押しつぶされてしまうだけですから、この穴へ逃げるほかはないのです。
その真っ暗で窮屈な穴は十メートルも続いていました。
やがて、あたりが急に広くなりました。
外へ出たのでしょうか?
いや、そうではありません。まだ真っ暗です。やはり地の底の一室なのです。
立ち上がって懐中電灯で照らしてみますと、それは二重状もあるようなコンクリートの部屋でした。
みんながその部屋に入ったとき、どこからかギョッとするような声が響いてきました。
うぇへへへへへへへ、かんしん、かんしん、とうとう危ない所を抜け出したね。
なが、まだこれでおしまいじゃないよ。
わしの手紙には恐ろしい番人に注意せよと書いてあった。
第1は大トラ、第2は鉄のフタ。さて、第3の番人は何だろうね。
おしまいほど恐ろしい奴が控えているからね。用心するがいいよ。
魔法博士の声です。どこから聞こえてくるのか分かりません。
きっと天井の隅にラウドスピーカーでも仕掛けてあるのでしょう。
5人は一塊になってお互いの体を抱き合ってじっとしていました。
ノロちゃんの体がガタガタ震えているのがよく分かります。
あれ?何だろう?何か動いているよ。
木村君が向こうの床を指さして叫びました。
懐中電灯の光がさっとその方を照らします。
するとそこに、なんだか気味の悪いことが起こっていました。
地の底から妙なものがムクムクと現れてきたのです。
丸い頭のようなものが出てきました。
12:00
それがみるみる大きくなります。
穴も何もないコンクリートの床からムクムクと上がってくるのです。
子供くらいの大きさになりました。
大人くらいになりました。
大人の倍になりました。
大人の3倍になりました。
大きな頭の真っ青な体ののっぺらぼうな怪物です。
それがきりもなく大きくなっていくのです。
卵に目と口をつけたようなおかしなやつです。
それが見る間にだんだん大きくなり、大人の3倍もあるような大乳頭になってしまいました。
そして、
と、雷のような笑い声が聞こえました。
みんなは思わず元来た方へ逃げ出しましたが、
狭い入り口に這い込もうとしてふと後ろを見ますと、
おや、あの怪物はどこへ行ったのか、影も形もなくなっていました。
懐中電灯でよく調べてみましたが、部屋は全く空っぽで何もないのです。
四方の壁は硬いコンクリートで、どこにも出口はありません。
みんなはいよいよ気味が悪くなってきました。
変だなあ、あいつ煙のように消えてしまったよ。
ノロちゃんがとんきょうな声で言いました。
あ、ほら、何かが動いてる。
またしても地面から不気味なものが湧き出してきました。
真っ青のものです。
それが顔から肩、腹、腰と競り出して大人ぐらいの大きさになりました。
ああ、聖堂の魔人だ。
小林くんが叫びました。
ずっと前に少年探偵団が戦ったあの恐ろしい聖堂の魔人とそっくりなのです。
聖堂でできたような青いやつです。
耳まで下げた口でニヤニヤ笑っています。
それがみるみる大きくなってやっぱり大人の3倍ほどになりました。
頭が天井に仕えています。
歯車の音がします。
聖堂の魔人の中に歯車が仕掛けてあるのでしょうか。
ヒーヒーヒーヒーヒー
君たちの探していた赤いカブトムシはこのワシが持っている。
15:02
ほら、ここにあるよ。
真っ青な巨人は恐ろしい声でそう言うと耳まで下げた口をパックリ開けました。
三日月型の真っ黒なホラー穴のような口です。
その口からぺろぺろと赤い舌を出しました。
その舌の上に真っ赤なカブトムシが乗っているではありませんか。
聖堂の魔人は口の中にルビーのカブトムシを隠していたのです。
少年たちはそれを見ると思わずアッと叫びました。
しかし相手は恐ろしい怪物です。取り返すことはとてもできそうにありません。
これが惜しくないのかね。
臆病なチンピラどもだな。
悔しかったらワシの顔まで登ってきてみろ。
そしてワシの口の中からこれを取り出せばいいのだ。
その勇気が君たちにあるかね。
聖堂の魔人は少年たちを馬鹿にしたように大きな体を揺すって笑うのでした。
ちくしょう!みんな来たまえ!
お父さんから剣道を習っている井上一郎君はそう叫ぶと、
いきなり怪物の右の足にしがみついていきました。
相手は大人の3倍もある巨人です。
まるでこれはスモートリの足に赤ん坊がしがみついているようです。
その時恐ろしい音がして辺りがパッと明るくなりました。
闇になれたみんなの目には眩しくて目を開けていられないほどの明るさです。
いったい何事が起こったのでしょう。
やっと目を開いてみますと不思議不思議。
地下室の天井がなくなっているではありませんか。
天井が機械仕掛けで両方へ開くようになっていたのです。
上には青空が見えています。
太陽の光がさんさんと辺りに輝いています。
ああ大変だ井上君が。
小林君がびっくりして叫びました。
本当に大変なことが起こっていたのです。
ご覧なさい。
正道の魔人の体がすーっと宙に浮いたかと思うと、
18:01
そのままふわふわ空へ舞い上がっています。
足にしがみついた井上君も一緒に連れたままです。
これも魔法博士の魔法でしょうか。
それにしてもこれからいったいどんなことが起こるのでしょう。
着こあべーすよ。
そう?
はい寝るよ。
はーい。
はーい。
電気消します。
はーい。
おやすみなさい。
寝返しつけしながら着こあべー。
さああっという間にエンディングのお時間です。
ながらゆきラジオキコアベ、本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
豚さん文庫はリボンヌさんが登場しましたね。
コーナー間のゲスト出演、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、いいねやフォローもよろしくお願いいたします。
来週のキコアベは、何でも実況する間、Jさんのコーナーをお送りいたします。お楽しみに。
それでは皆様、お体、天候には十分お気を付けてお過ごしください。
僕らはとても不完全な存在だし、何から何まで要領よくうまくやることなんて不可能だ。
不得意な人には不得意な人のスタイルがあるべきなのだ。
自分のスタイルを持って、私なりに頑張ります。
サンキュー、はるきむらかみ。
ではまた来週水曜日にお会いいたしましょう。
ごきげんよう、バイチャ。
20:06

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