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ながら聴きラジオ キコアベ
皆さま、おはこんばんちは!
ながら聴きラジオ キコアベへようこそ!
今日はさっくり始めていきたいと思います。
私は、社会人演劇カンパニーアーベンのAと申します。
よろしくお願いいたします。
週の真ん中、折り返しの水曜日、キコアベスタートです。
さあ、本日も、騒音のない世界さんの出来たての新譜
ピースマンに乗せてお送りいたします。
かっこいい曲ですね。
天気もすごくいいので、さらに気分が乗ってきちゃいますけれども。
今週のテーマ、私のよく聞く音声配信6000
ということでお話ししていきたいと思います。
先週、ある配信者さんから番組中にご紹介をいただきまして、
嬉しくって、私もお返ししてみようかなと思いまして、
このテーマにしてみました。
今日は、ご本人の許可なく、勝手にご紹介をさせていただきます。
すいません。もし、これを聞いて気分を害されたら本当にごめんなさい。
でも、ファンです。すいません。
今回は、スタンドFMの配信に縛らせていただきます。
それでは早速行っちゃいましょう。
何はともあれ、キコアベ唯一と言っていいほど仲良くさせていただいております、
この番組。
イミラジオさん、フリーランスエンジニア、UDMコースの今中実さんが
ほとんど毎日配信されていらっしゃる番組です。
今中さんはですね、毎回喋るテーマを決めずに喋っていらっしゃったりして、
すごいなーって、私にはちょっとできそうにないんですけれども、
時々何を話そうかなって考える時間があるんですね。
でもね、本人全然焦らない。
すごいナチュラル。つぼります。
配信の内容は、ご自身のUDMのコース制作のことが中心なんですけれども、
個人的にはイミサンポが好きです。
そして、イボンヌさんの公認のイボラーさんでもございます。
本当にいつもありがとうございます。これからも仲良くしてください。
よろしくお願いいたします。
続きまして、よく聞かせていただいている番組2つ目はこちら。
ビズメソッドさん。
ビズメソッドさんは、日曜以外の曜日で配信をしていらっしゃって、
私聞ける限り毎日聞かせていただいております。
スタイフSPPの雲の上の存在と言いますか、理想の上司像ですね。
いろいろ学ばせていただいておりますけれども、
特にお話の仕方が好きなんです。
ビジネス系の学びのお話も紙砕いて直接話しかけてくださっているような話し方で、
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ご自身のエピソードを織り混ぜて話してくださったり、
2回言ってくれるところとか、冒頭のこんにちはっていう優しい言い方も大好きです。
なんだか公開告白番組みたいになっておりますけれども。
続いてまいりましょう。
お二人の掛け合い漫才のようなトークと個性が光るこちらの番組。
モーニングドッグショー 犬から学ぶ心理学さん
幼馴染のお二人の掛け合って息ぴったりな軽快なトーク、
毎朝7時に配信されていらっしゃいます。
YouTubeにも配信されていらっしゃって、
RECでも大人気の滝チキさんでございます。
お二人が楽しくお話ししている姿、顔も知らないのになぜか想像できてしまうような感覚になります。
とにかく話が聞きやすくて、
とにかくネタとキャラが面白いお二人のファンでございます。
滝さんのモノマネ、チャレンジ要素も含め好きです。
続きまして、スタイフのカリスマ、リスナーさんにガンガン突っ込まれるインフルエンサーといえばこの方。
キッチンカーストロングさん。
もうね、すごいなぁ。
すごいとしか言えない、滝さんのセンス。
毎回すごい数のリスナーさんに突っ込まれまくるコメント欄。
最初に聞かせていただいた時から、悔しくも虜。
面白くて悔しい、でも好きだっていう往復便だ。
もうね、何ていうのかな。
長く話さなくても伝わるんだってこと。
そしてサムネでございますね。
学ばせていただきました。
キコアベで毎回サムネが変わるようになったのは、
実は滝さんの番組を聞くようになってからです。
最初に聞いた時、サムネいいなって思ったんですけれども、
話す内容によって分かれてて、なるほど、そうすればいいのかって真似させていただきました。
キッチンカーについての限定配信もされています。
私、A、これからも滝さんについていきます。
続きまして、冒頭でお話しさせていただきました。
ご自身の番組の中で私をご紹介くださいましたこの番組。
初めてコメントいただきました。
アーベイのAさんありがとうございましたというタイトルでお話をしていただきまして、
こちらこそ嬉しかったですよ、返しということでございます。
本当にたまたまタイミングよくアップされた直後に聞かせていただきまして、
皆さんで楽しんでいらっしゃるのが目に浮かびますってコメントしたんですね。
そしたらそれが初コメントだったと。
なんだか初めてを奪ってしまった罪悪感のようなものを感じつつ。
ユジさんの声がね、本当素敵なんですよ。
ラジオ向きですねなんてお話しさせていただきましたけれども、
はいストライク好みです。
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結局告白しちゃうんだね。
そうだね。
あともう一つだけ、
今日あんまり時間に余裕ないんですけど、
こちらの番組だけ。
まるラジログさん。
つい先日10月1日に配信スタートしたばかりのチャンネルで、
役者仲間まるちゃんの番組です。
ラジオ好きでやってみたいなとつぶやいてるのを見て、
スタイフどう?恋のブログとかやってみたらいいのになんて話してたら、
あっという間に番組始まってました。
もう尊敬するそのフットワークの軽さ。
素直すぎてびっくり。
こういうの大事ですよね。
大人になるとやらない理由を探す思考になりがちですからね。
大好きなまるちゃんの配信を聞きながら眠りにつく、
そんな習慣ができそうな今日この頃でございます。
はいということで、
聞いている番組全てをご紹介するのは不可能ですので、
今回はここまでにしたいと思います。
本当に勝手にお話ししてしまってすいません。
ご容赦ください。大好きです。
各チャンネルのリンクは概要欄に貼っておきますので、
気になった番組ぜひ聞きに行ってみてくださいね。
以上、私のよく聞く音声配信6000でございました。
番組後半はBさんのブタ三分子、
今日は出来立ての新作をじんわりお届けいたします。
お楽しみに。
お姫様、プリンセスでいいですか?
うん。
はい。じゃ、プリンセスしながら。
何語ある?
エンジルサブ配信、いぼぬのまるまるは、
毎週土曜日配信のこと。
こっちも聞けよ。
3回は聞けよ。
いぼぬでございました。
2月のある日、野中の寂しい道を
12歳の少年と川の鞄を抱えた
34歳の男の人とが
同じ方へ歩いて行った。
風が少しもない暖かい日で、
もう霜が溶けて道は濡れていた。
枯草に影を落として遊んでいるカラスが
2人の姿に驚いて土手を向こうに越える時、
黒い背中がきらりと日の光を反射するのであった。
坊!
一人でどこへ行くんだ?
男の人が少年に話しかけた。
少年はポケットに突っ込んでいた手を
そのまま2、3度前後にゆすり、
ひとなつこい笑みを浮かべた。
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待ちだよ。
これは変に恥ずかしがったり、
嫌に人を恐れたりしない素直な子供だなと
男の人は思ったようだった。
そこで2人は話し始めた。
坊!
何て名だ?
レンて言うんだ。
レン?
レンペか?
ううん。
と、少年は首を横に振った。
じゃあ、レンイチか?
そうじゃないよ、おじさん。
ただね、レンって言うのさ。
ううん。
どういう字書くんだ?
連絡のレンか?
違う。
点を打って、1を書いて、のを書いて、
2つ点を打って。
難しいな。
おじさんはあまり難しい字は知らんよ。
少年はそこで地べたに木切れで
レンと大きく書いてみせた。
うーん。
難しい字だな、やっぱり。
2人はまた歩き出した。
これね、おじさん。
清廉潔白のレンって字だよ。
何だい、その清廉潔白ってのは。
清廉潔白というのは、何にも悪いことをしないので、
神様の前出ても巡査に捕まっても平気だということだよ。
うーん。
巡査に捕まってもな。
そう言って、男の人はにやりと笑った。
おじさんのオーバーのポケット、大きいね。
うん。
それは大人のオーバーは大きいから、
ポケットも大きいさ。
あったかい?
ポケットの中かい?
そりゃあったかいよ。
ぽこぽこだよ。
靴が入っているようなんだ。
僕、手を入れてもいい?
変なことを言う小僧だな。
男の人は笑い出した。
でもこういう少年がいるものだ。
近づきになると、相手の体に触ったり、
ポケットに手を入れたりしないと承知ができぬという、
風変わりな、人懐こい少年が。
入れたっていいよ。
少年は男の人のガイドのポケットに手を入れた。
なんだ、ちっとまったかくないね。
そうかい。
僕たちの先生のポケットはもっとぬくいよ。
朝僕たちは学校へ行くとき、
代わりバンコに先生のポケットに手を入れていくんだ。
木山先生というのさ。
そうかい。
おじさんのポケット、何とか固い冷たいものが入っているね。
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これ何?
何だと思う?
金でできているね。
おっきいね。
何かネジみたいなものがついているね。
するとふいに、
男の人のポケットから美しい音楽が流れ出したので、
二人はびっくりした。
男の人はあわててポケットを上から押さえた。
しかし音楽は止まらなかった。
それから男の人はあたりを見まわして、
少年のほかには誰も人がいないことを知ると、
ほっとした様子であった。
天国で小鳥が歌でも歌っているような美しい音楽は、
まだ続いていた。
おじさん。
わかった。
これ時計だろ?
うん。
オルゴールってやつさ。
お前がネジを触ったもんだから歌いだしたんだよ。
僕、この音楽大好きさ。
そうかい。
お前もこの音楽知ってるのかい?
うん。
おじさん、これポケットから出してもいい?
出さなくてもいいよ。
すると音楽は終わってしまった。
おじさん、もう一回鳴らしてもいい?
うん。
誰も聞いてやしないだろうな。
どうしておじさん、そんなにキュルキュルしてるの?
だって、誰か聞いていたらおかしく思うだろ?
大人がこんな子供のおもちゃを鳴らしていては。
そうね。
そこでまた男の人のポケットが歌い始めた。
二人はしばらくその音を聞きながら黙って歩いた。
おじさん、こんなものをいつも持って歩いてるの?
うん。
おかしいかい?
おかしいな。
どうして?
僕がよく遊びに行く薬屋のおじさんの家にも歌時計があるけどね。
大事にして店の陳列棚の中に入れてあるよ。
なんだ、坊。
あの薬屋へよく遊びに行くのか?
うん、よく行くよ。僕の家の親類だもん。
おじさんも知ってるの?
うん。
ちょっとおじさんも知っている。
あの薬屋のおじさんはね、その歌時計をとても大事にしていてね、僕たち子供になかなか触らせてくれないよ。
あれ、また止まっちゃった。もう一回鳴らしてもいい?
キレがないじゃないか。
もう一遍キリ。ね、おじさん、いいだろう?ね、ね。
あ、鳴り出しちゃった。
こいつ、自分で鳴らしておいてあんなこと言ってやがる。ずるいぞ。
僕知らないよ。手がちょっと触ったら鳴り出したんだもん。
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あんなこと言ってやがる。
それで、坊はその薬屋へよく行くのか?
うん、時期近くだからよく行くよ。
僕、そのおじさんと仲良しなんだ。
うーん、でもなかなか歌時計を鳴らしてくれないんだ。
歌時計が鳴るとね、おじさんは寂しい顔をするよ。
どうして?
おじさんはね、歌時計を聞くとね、どういうわけか修作さんのことを思い出すんだって。
え?
ほーん。
修作っておじさんの子供なんだよ。
無料少年になってね、学校が進むとどっか行っちゃったって。
もうずいぶん前のことだよ。
その薬屋のおじさんはね、その修作とかいう息子のことを何とか言ってるかい?
バカなやつだって言ってるよ。
そうかい。
そうだな。
バカだな、そんなやつは。
あれ、もう止まったな。
坊、もう一度だけ鳴らしてもいいよ。
本当?
あー、いい音だな。
僕の妹の秋子がね、とっても歌が好きでね、死ぬ前にもう一回あれを聞かせてくれって泣いてグズったのでね、薬屋のおじさんのとこから借りてきて聞かせちゃったよ。
死んじゃったのかい?
うん。
おととしのお祭りの前にね、やぶの中のおじいさんのそばにお墓があるよ。
河原からお父さんがこのくらいの丸い石を拾ってきて建ててやる。
それが秋子のお墓さ。
まだ子供だもんね。
それでね、明日に僕がまた薬屋から歌時計を借りてきて、やぶの中で鳴らして秋子に聞かせてやったよ。
やぶの中で鳴らすと涼しいような声だよ。
うん。
二人は大きな池の旗に出た。
向こう岸の近くに黒く二、三羽の水鳥が浮かんでいるのが見えた。
それを見ると少年は男の人のポケットから手を抜いて両手を打ち合わせながら歌った。
ひーよめひーよめだんごやるにくぐれ。
少年の歌うのを聞いて男の人が言った。
今でもその歌を歌うのかい?
うん。
おじさんも知っているの?
おじさんも子供の自分、そう言ってひーよめにからかったものさ。
おじさんも小さい時よくこの道を通ったの?
うん。
町の中学校へ通ったもんさ。
おじさん、また帰ってくる?
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うん。
どうかわからん。
道が二つに分かれているところに来た。
坊はどっちへ行くんだ?
こっち。
そうか。
じゃ、さよなら。
さよなら。
少年は一人になると自分のポケットに手を突っ込んでぴょこんぴょこん跳ねながら行った。
坊、ちょっと待てよ。
遠くから男の人が呼んだ。
少年はけろんと立ち止まってそっちを見たが、男の人がしきりに手を振っているのでまた戻って行った。
ちょっとな、坊。
男の人は少年がそばに来ると少し決まりの悪いような顔をして言った。
実はな、坊。
おじさんはゆうべその薬屋のうちで止めてもらったのさ。
ところがけさ出るときあわてたもんだから間違えて薬屋の時計を持ってきてしまったんだ。
坊、すまんけどこの時計とそれからこいつも。
と、街灯のうち隠しから小さい懐中時計を引っ張り出した。
間違えて持ってきてしまったから薬屋に返してくれないか。
な、いいだろう。
うん。
少年は歌時計と懐中時計を両手に受け取った。
じゃあ薬屋のおじさんによろしく言ってくれよ。
さよなら。
さよなら。
坊、なんて名だったっけ。
清廉潔白のレンだよ。
うん、それだ。
坊はその清廉、なんだっけな。
潔白だよ。
うん、潔白。
それでなくちゃいかんぞ。
そういう立派な正直な大人になれよ。
じゃあ本当にさよなら。
さよなら。
少年は両手に時計を持ったまま男の人を見送っていた。
男の人はだんだん小さくなり、やがて稲積みの向こうに見えなくなってしまった。
少年はテクテクと歩き出した。
歩きながら何か踏み落ちないものがあるようにちょっと首をかしげた。
まもなく少年の後ろから自転車が一台追っかけてきた。
あ、薬屋のおじさん。
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ああ、レン坊、お前か。
襟巻きで顎をうずめた年寄りのおじさんは自転車から降りた。
そしてしばらくの間、咳のため物が言えなかった。
その咳は冬の夜、枯れ木のウレを鳴らす風の音のようにヒューヒュー言った。
レン坊、お前は村からここまで来たのか。
うん。
それじゃあ今しがた村から誰か男の人が出てくるのと一緒にならなかったか。
一緒だったよ。
あ、その時計、お前はどうして。
老人は少年が手に持っている歌時計と懐中電計に目を止めて言った。
その人がね、おじさんの家で間違えて持ってきたから返してくれって言ったんだよ。
返してくれろって。
うん。
そうか、あのバカめが。
あれ誰なの、おじさん。
あれか。
そう言って老人はまた長く咳いった。
あれはうちの仕作だ。
え、ほんと?
昨日十何年ぶりでうちへ戻ってきたんだ。
長い間悪いことばかりしてきたけれど、今度こそ改心して真面目に町の工場で働くことにしたからと言ってきたんだ。
一晩止めてやったのさ。
そしたら今朝、わしが知らんでいる間にもう悪い癖を出して、この二つの時計をくすねて出かけやがった。
あの極童めが。
おじさん、それでもね、間違えて持ってきたんだってよ。
ほんとに取っていくつもりじゃなかったんだよ。
僕にね、人間は青年潔白でなくちゃいけないって言ってたよ。
そうかよ。
そんなことを言っていったが。
少年は老人の手に二つの時計を渡した。
受け取る時、老人の手は震えて歌時計のネジに触れた。
すると時計はまた美しく歌いだした。
老人と少年と立てられた自転車が、広い枯れ野の上に影を落としてしばらく美しい音楽に聴き入った。
老人は目に涙を浮かべた。
少年は老人から目をそらして、さっき男の人が隠れていった遠くの稲積みの方を眺めていた。
野の果てに白い雲が一つ浮いていた。
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にみなんきちさく、歌時計。
あかん。
あかん。
あかん。
からの、きこあべ。
明智探偵もきっときこあべを聞いている気がするんだ。
あ、エンディングのお時間です。
ながら劇ラジオきこあべ。
本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
ぜひいいね、フォローもよろしくお願いいたします。
それでは皆様お体健康には十分お気をつけてお過ごしください 若い頃僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた
今僕は週末の時間から逆算する すると人も風景もそう何もかもが違って見えてくる
僕は失踪する 同じ時代を生きた私はいつかあなたにたどり着きたかった
憧れのまま私も走ります タンキュー雪を見ながらではまた来週水曜日にお会いいたしましょう
ごきげんようばいちゃ