ペライチの創業のきっかけ
40、30代、40代の生き方、働き方を応援する番組です。パーソナリティの子供未来株式会社の千葉です。
今日は、きっかけインタビューの12名として、ペライチのファウンダーである橘さん、今まさに2度目のシリアルアントレプレナーとしてのチャレンジをしているパッシーさんに来てもらって、インタビューをしてたんですけども、
いや、すごいですね。前半、今撮ったんですけども、前半、過去最高に長くなってしまって、盛り込みすぎて、もう一人のパーソナリティの坂井さんの時間がなくなるという。
ちょっと後半は、僕とパーソナリティの坂井さん2人で行ければと思うんですけど、パーソナリティの坂井さん、後半もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。ちょっと喋りすぎましたね。
前半、ぜひ聞いてほしいです。ペライチとかって知ってる方多いと思うし、今CMでやってるんで、スタートアップじゃない人も知ってる人も多いと思うんですけど、
ペライチを作る前のパーソナリティの坂井さんの若返し頃のきっかけっていうのは、なかなか聞けないかなと思うんで、それがすごい良かったなと思って、ぜひ前半を聞いてから、
これから話を聞いていただければと思いますが、前半は橋井さんがNTTデータで新卒スタートをして、その後、ちょっと友人とかとの影響もあって、自分でやってみようかなって期間とか、
それこそIT系でURLっていう会社に出会って、実は最初、エンジニアとして苦戦をしていたみたいなエピソードを、結構セキュララに聞かせていただいて、
とはいえ、4年、3ヶ月ですかね、いらっしゃって、成果をもどして、今URLの人ともすごくつながっていらっしゃるっていう、いい話を聞かせていただいたんですけども、
後半、いよいよURLを、何かのタイミングで卒業されて動き出すと思うんですけれども、ちょっとそこから伺ってもよろしいですか。
はい、えっとですね。
URLの、ちょっと整理すると、最初苦戦してました。
1年から1年半経って、一応掴み始めてきて、
なんだろう。
なんか、もう1、2年ぐらいやったところで、自分でいろいろ書けるようになってきて、
仕事自体はそれなりにちゃんとできるようになってきましたと。
そんな中、やっぱ自分でものを作りたいなーっていう気持ちはもともとやっぱあったので、
なんかこう、仕事以外のこともやりたいなと思っていたんですね。
そしたら、職場の人から、何かこういう、例えばその、いわゆるアプリとかなんかコンテスト、サービスコンテストみたいなのあるよみたいな、
Yahoo!とかリクルートが主催している、そういうコンテストあるよみたいなのを教えてもらって、
なるほどなーって、そういうのに何か出すサービスをちょっと作ってみたいなとか思ってたんですよね。
だからなんかそういう、でもなんかどういうの作ったらいいかよくわかんないんで、なんかハッカソン行ったりとかしてて、
そういうのやってましたね。
そういうのやってましたね。課題活動めっちゃやり始めましたね。
結構実はハッカソンで出会った人、2010年代、最初の頃10年、11年ぐらいで、
11年ぐらいかな、ハッカソンで出会った人とかは実は今も仲良かったりもするし、結構長いですね。
そういうとこ行くと、やっぱり自分で作って、会社員だろうがフリーエンジニアだろうが、いろんなエンジニアの人いて、
そういうところに来る人って基本的には自分で物を作りたいっていう人がほとんど全員そうなんで、
なんかこんなの作れるんだとか、趣味のアプリとか、あと結構すごい会社のエンジニアの人とかいたりとかしてて、
本当にいい意味でいろんな刺激を受けたんですよね。
そんな中で起業する前段階としてきっかけになったのが、コーヒーミーティングっていうサービスが当時あったんですけど。
昔ありましたね、コーヒーミーティング。覚えてます。
リリース日が2012年2月14日なんですけど、バレンタインデーだったんで覚えてます。
これ山本さんっていう人が作っていて、この山本さんっていう人もともと当時リリースしたときリクルートで働いてて、
リクルートのメディアテクノロジーラボっていうところで働いてたんですけど、これがまさにリクルートのマッシュアップアワードっていうアプリコンテストの主催をしていた。
ところで山本さんはマッシュアップアワード7の事務局長だったんですよ。
だったのでその前の年にマッシュアップアワード7があって、そのときのハックハソンで僕が知り合っていて。
知り合ってリクルートの人なんだな、自分でも何か作ってんだなぐらいに思ってたんですけど、翌年の2月にサービスリリースしてて、なんかすげえ面白いサービスだと。
これどういうサービスか少し解説すると、いわゆるマッチングサービスの走りで、ダンジョンマッチングとかじゃなくてコーヒーミーティングっていうタイトルなんで、
Facebookでログインしてお茶できるサービスですね、誰とでも。
だったんでお茶しましょうみたいな送り合えたり、アプリは最初なかったんでWebからお茶しましょうみたいな送り合えたりとか。
Facebookでログインするんで、当時Facebookが結構使われてきてた時期だったんで。
Facebookに投稿したりとか、ここの時間空いてますお茶しましょうみたいな投稿Facebookに投稿して、誰かが知り合いだったらその投稿見て申し込んでくるとか。
そういうふうにFacebookで緩やかなフレンドが増えていくっていう時代背景の中で、ちゃんと久しぶりに会いたいなとか。
場合によっては会ったことない人もいるかもしれないんで、そういう人と会うみたいなっていう感じでした。
それがまさにどうやって作ってたのかって話を聞いたんですけど、山本さんお子さん2人いたんですけど、
なぜか平日の夜中に渋谷の工場っていうワーキングスペース。
工場まだ結構できてすぐだったと思うんですけど、工場に夜中通って、仕事終わって工場に夜中通ってまたそこから仕事行くみたいな生活をしてたらしくて。
いつ帰ってんだろうみたいな。工場で夜中作ってたのがこれだったんですよ。
最初のユーザーさん、多分数十人数百人のユーザーさんは工場にいた人っていうのが一番最初のユーザーだし、
その周りにいるいわゆる渋谷近辺にいるエンジニア、企業家、投資家、あとそのサービスにめちゃめちゃ尖ってる人みたいな人がめっちゃ登録してて。
だったんで、僕結構そういう人に会いまくれたんですよね。
登録してめっちゃ使ってて、第二世代のアンバサダーに、エヴァンジェリストに僕就任してるんですけど、各界エヴァンジェリスト10人ぐらいずっといて。
そこであるとき、サービスリリースから4ヶ月ぐらいのときに、コーヒーミーティングで起業しますみたいな話になって山本さんが。
起業準備とコーヒーミーティング
これでどうやって起業するのって僕思ったんですよ。マネタイズとかよく分かんないし。
300万円出資を受けて起業しますみたいな。
当時インキュメントファンドから投資を受けて起業してるんですけど、何だろうと思って。
そういう話とかもいろいろ聞いたりとかして、スタートアップってそういうものなのかみたいなのを学ぶっていうのは当時ですね。
結構橋下さん、鼓動ずつされてますもんね、本当に。すごいその印象を聞いてて。
そういうとこで、自分をウルルで実力をつけて、いろんな人との人脈って言ったりですけどね、スタートアップ界隈。
まだスタートアップってキーワードそんなになかった頃っすもんね。
そうですね。そんなスタートアップスタートアップ言われてなかったと思いますが、日々2012年から13年とかだと思うんですけど、
やっぱり渋谷とか六本木界隈でイベントとかいっぱいあったし、当時は僕は本当に毎日のようにそういったところに顔を出し、
仕事が残業しなければ毎日のように顔を出し、いろんな人と会ってましたね。
でも本当にスキーをしたいっていう感じでは当時まだなくて、興味本位でというか、面白そうと思っていろんなところに行ってました。
なるほどですね。ありがとうございます。
ペラ市はもうそこから創業したのって何年になるんでしょうか?
創業が2014年なんで、まだ創業してないですよ、そのタイミングだと。
そういうことですよね。まだ全然。
2年ぐらいの話をしています、今。
そこから、いろいろ出会いとかタイミングとかの予兆がだんだん来てるんですけど、最後きっかけとなったみたいなのって何かあるんですか?
その後、まさにコーヒーミーティングの投資家であるインキュベートファンドの和田さんとか、その辺りの方とちょっといろいろ話して、
インキュベートファンドって今でもインキュベートキャンプっていう、彼らの言い方を借りると、企業化の展開地武道会って言ってるんですけど、確かにみたいな。
そういうのがありまして、要は企業化もしくは企業化予備軍の人と投資家の人が集まって、一泊二日で事業プランをブラッシュアップして、最初と最後にピッチして優勝を決めるみたいな、合宿型のピッチイベントみたいなのがあるんですよ。
僕最初だから、和田さんとあるところで会ったときに、それは和田さんの別の会社の投資先の創業パーティーだったと思うんですけど、そこで何回か顔を合わせたんで、柱さんそういえばエンジニアですよねと、転職興味ないですかって言われて。
要は投資先への転職興味ないですかっていう意味なんですけど。僕はどっちかっていうとエンジニアですけど、どっちかっていうと企業に興味ありますって言ったら、週3回朝会やってるんで来てくださいって言われて、キャンプの準備のための朝会を週3回朝7時からやってるんですよ。
おだしょー 六本木でやってたやつですよね。
だから僕は別に会社10時からだったんで、朝7時から9時にそれやってるから来てねみたいな感じで言われて、行ってみるとすごい熱量の高い人たちが集まっていてですね。
これが多分結構影響でかかったと思うんですよね。企業してるかしてないかぐらいの人たちが多いときで朝10人ぐらいいて、その中でピッチしたい人がピッチをして、それを小原さんとか佐々木さん、今プライマルキャピタルの佐々木さん、当時インキューのアソシエイトでしたけど、とかがフィードバックするみたいな。
インキュベートキャンプと起業のオファー
もちろん他の企業からの人も見てフィードバックしていいよみたいな感じだったんで、そういうところがすごい。そこがやっぱ本気でスタートアップをやろうとしてる人が平日朝7時に集まるみたいな熱量がめちゃめちゃ高かったですね。
いやー時代ですね、懐かしいね。こういう世界かと思いました。
ちょっと前から12年か13年ぐらいにサイバードに僕も多分いた時代なんですけど、六本木の、それこそ今でいうスカイランドベンチャーズの木下くんとか、多分インキューのインターンかなんかに行った。
そうそうそう、アソシエイトだったんですけど、辞めた直後ぐらいです、今僕が言ってる話は。
結構前にすれ違ってる可能性もあったんだなっていう。
そうですね。
確かにすごいですよね、熱量すごいというか。サイバードの同僚もイカリ君っていうことか、そこから起業して。
イカリさん、はいはいはい。
サイバードで僕とイカリ君でやってるプロジェクトがあってみたいなことがあったんで、バーチャルさん実はここで辞めるんですとか。僕からしても一番身近なそういう出身を受けるとかってイカリ君だった。
おお、そうなんですね。
話を聞いて思い出した話をしてしまったんですけど。
懐かしい。
僕イカリさんにコーヒーミーティングでお会いして、スタートアップについていろいろ聞きました。
まさに何だろう、出身とはどういうものなのかとか、そういう話を聞きました。
そうですよね、彼もそのタイミングでしたもんね。ちょっと前か1、2年前ぐらいの多分。
サムライインキューベート。
サムライインキューベート、坂木馬さん。
当時出始めてきたというか、やってましたよね、イベントとか。
そうですそうです。
なるほどな。
ペラインチって申し訳ない、僕ちょっと勉強不足で恐縮なんですけど、それの中で創業の時から出身を受けられてたんでしたっけ?
いや、受けられてなくて、もうちょっとちゃんと説明しますね。
そういう朝会に行きました。ちょっとかいつまんで言うと、その後インキュベートキャンプに参加をしました。
その直後の会で2回僕参加してて、その2回目の時、半年に1回当時やってたんですけど、2013年の5月の回の時に、ペラインチのベースとなるプランで出まして。
3位以内とかまで入賞できなかったんですけど、出身のオファーは実はいただきました。
インキュベートと侍から出身のオファーをいただいて。
ただですね、結果は受けなかったんですけど、理由は2つあって、1つは嫁さんが反対してたっていうあれがありまして、
最初嫁さんが企業に反対してたんで、今すぐ企業ちょっとできなそうですみたいな感じ。
結果、そこから11ヶ月後に利用してるんで、説得に半年ぐらいかかっちゃって。
Peraichiの創業と経営の転機
あとは、3人で創業しようと思っていて、当時の相場感で言うと、企業価値3000万円に対して300万円ぐらい通しますみたいな。
300万とか450万通しますみたいな目線感で、300万とかすぐなくなっちゃうなと思って、集中できるかなと思ってたんで。
だったら、創業メンバー僕含めて、3人中2人がエンジニアだったので、最初自己資金でやるかって思って、
でも稼ぎながらやってたんですけど、稼ぎながらプロダクトをローンチするとこまでは自分たちでやりましょうと。
その後、資金調達してもいいんじゃないかなって思ったんで、ちょっとローンチして、っていうとこまでは自分でやろうと決めました。
2014年に創業してます。正確に出資のオファーはいただいたんですが、実際の出資はそのときは受けてないという状況です。
聞いてくれる人とか、比較的30代、40代のライフステージで結婚してる人も多いですし、これから起業したい人、起業してる人とかもいたりするんで。
嫁ブロックって言ったらいいですけど、結構それでもリアクティブ。その相談もハッシーさんにしたい人は是非するのがいいのかなっていう話は。
僕もだって数年前まで嫁ブロックコンサルタントでしたからね。
めっちゃ実は嫁ブロックっていうワードでメディアに登場していて、テレビとかニュースピックスの次アップデートとか、あとゆりゆり新聞とか、結構メジャーなメディアに出てましたね。
これライフステージ変わるとリアルにある問題なんでね。
めっちゃいいな、いろんなきっかけがあるってすごいなって思いますね、それ。
いいですね。
それって言うとペライジがスタートしてってことですよね。
ようやくスタートしましたね。
ペライジのことは多分いろいろ検索すると出てくることもあるので、きっかけにフォーカスをして聞ければなと思うんですけども。
最初は住宅というか家庭言いながらやっていたみたいなことを多分言ってたと思うんですけど、ペライジで言うと多分皆さん知っている、ちょっとだいぶ時系列飛ばしちゃうかもしれないですけども、
ラックスルーのグループにやっぱりジョインしたっていうのはすごいなっていうふうに、多分そのくらいの時には僕もハッシーさんと繋がってたような気がするので、
Facebookとかでもすごいなっていうふうに記憶には残ってるんですけど、ちょっと飛ばしすぎかもしれないですけど、そのくらいまでの元気となるエピソードがあれば聞いてもいいですか。
ペライジ自体は2014年に創業して2015年にサービスをリリースし、その後1,2,3回の資金調達を経ながら、事業自体はもちろん山あり谷ありで、
ラクスルからの出向とCOOの活躍
基本的にユーザーさんと売り上げは伸びていたんだけど、いわゆる事業の踊り場みたいなのも何回かあったし、キャッシュもちょっとギリギリの時期とかもあったし、っていうところは何回かありました。
3回調達しながら進んでいく中で天気になったのは、3回目の調達の時にVCさんと一緒にエンジェルの方も入ってもらってるんですけど、そのうちの1人が今もそうですけど、ラクスルのCFOの永美さんで、その時が2018年の夏ぐらいだったと思うんですけど、
ラクスルが上場したのがまさにそのタイミングで、上場して、永美さんにたまに相談乗ってもらってたんで、ラクスルさん出資とかってあり得ますかって聞いたら、ちょっとまだ準備できてないんでないんですけど、個人として応援させていただきますっていうことでエンジェル投資をいただいて、
結果的にそれがその後のラクスルの出資につながるんですけど、それが2018年ですね。2020年コロナになって、ペラゲージっていう事業はすごくいわゆるスモールビジネスのDXみたいなところをやってるので、オンラインで商売をすると。
やっぱり対面で商売できなくなってしまったスモールビジネスの方々がすごく増えたので、ペライチ自体はコロナ入った瞬間とかむちゃくちゃ使われて、事業自体はすごくありがたいことに伸びましたと。
その中で、そのタイミングで一番いい時に資金調達するのがいいよねっていうところで、調達のタイミングを早めて、そこでやりましょうと。もちろん中見さんはエンジェル株主であり、元ラクスルのCFOであるので、調達の相談とかしている中で、ラクスル社が出資するってありですかみたいな話が出て、そこから検討いただいたって感じですね。
そうですね、確かに。もう結構メディアにも出てるんで、僕も楽しみに聞いてて思い出されることがあるなっていうのがあるんですけど。
そうですね、やっぱりその3回、うよ曲折があったっていうのも、いろんなエピソードを飲みながら聞きたいなと思うんですけども、やっぱりそういう転機というか、ひとつの例がやっぱり大きいですね。
やっぱり中見さんみたいなね、今までのスタートアップを代表するCFOの方だと思うんですけども、ラクスルの結構早いタイミングですよね、でやったっていうのはすごいなと思いましたし。なるほどですね。結構あれですよね、メディアの言葉を借りると、さっき伺ったやつですけど、完全に売却というかラクスルグループに入ったわけじゃなくて、49%でしたっけ?
はい。
ですよね。
はい、残り51%は創業、僕含めた創業メンバーが持ってるっていう状態が、その2020年の10月ですね。
はいはいはい。
だったのでね、51%まだマジョリティは持ってる状態で、一方で彼らも半分弱ぐらい持ってもらったんで、がっつりいろいろ支援していただきながら事業を成長させようという決断をしたのがその時ですね。
はいはいはい。ありがとうございます。結構これもね、自分が創業者とともに、パウンダーとしてやってきたところの、言うても49%。
49%だったと思いますし、その後ですよね、冒頭橋田さん自己紹介したみたいに2度目の起業、結構僕が好きなF賞みたいな聞いた話で言うと、公認の社長の方が当然今いらっしゃるじゃないですか。
はいはいはい。
元々ラクスルに多分いらっしゃった方で、めちゃめちゃ熱烈にやってくれたみたいな話があったと思うんですけど、公認選びと代表氏族みたいなきっかけ最後聞いてもいいですか、その辺を。
はい、公認みたいな話で言うと、今結果だけ先説明すると、ラクスルから出資いただいた時にフル出向で取締役として入ってもらった安井さんという方が今社長をやってるんですけど、当時で言うと、創業メンバー、そこまでは創業メンバー3人が取締役として会社を経営してきたんですが、
ラクスルさんが結構大きく入ってもらったので、取締役を派遣させてほしいということで、フルタイムで出向する人が1人と社外役員みたいな形で、社外取締役が1人という形で入っていただきました。
フルタイムで来た人っていうのが安井さんで、当時は肩書きは取締役COOという形で、マーケティングのところが詳しかったんで、僕らのそこ弱みでもあったんで、そこがっつり見てもらいつつも、COOなんで、COOってなんだって話ですけど、正直言うとスタートアップのCOOって結構もう何でもやる人みたいな、実務何でもやる人、実務何でもマンみたいな感じなので、本当に役割拘らずいろんなところ見てもらったりしてました。
軸足をマーケティングとかを引きつつも、人の採用組織作りとかそういうところも含めて、かなり知見があったので、いろいろやってもらってました。
社長交代と安井さんの就任
入ってもらって3ヶ月後ぐらいに、僕ら当時ほとんどオンラインで仕事をしてたんで、スラックってコミュニケーションツールでよくコミュニケーション取ったんですけど、スラックのチャットで、DMで彼から柱さんちょっと相談があるんですけど、みたいな連絡が来て、こういうDMで相談あるって言われるとネガティブなこと多いじゃないですか。
すぐにZoomをつないで、どうしたんですかって聞いたら、僕らが辞めたいって言われるのかなと思って、会わないから辞めたいですって言われるのかなと思ったら、その逆で、むしろ辞める気じゃなくて、むしろラクソルに戻る気あんまないんで転職したいですって言われたんですよ。
向こうから言ってくれるのってすごいですよね。
何なら株売ってくれって言われたんですよ、正直。
だったんで、そこまで言ってくれるのかと思って、非常にありがたいなと。
実際に成果ももちろん出されていたので、素晴らしいなと思っていて。
結果的に諸事情で、そのタイミングで転職&株を売るみたいなことはできなかったんですけど、やっぱりそういう意思表示をしてくれていたので、結果的にその1年半後に社長になっていただいたっていう形になるんですけど、
能力もそうですし、スタートアップの社長を途中で交代するってなかなか難しいことだと思うんですけど、やっぱり僕はいつも言ってるのがオーナーシップがあるって言い方をするんですけど、
要は何でも自分ごと化する。例えば、自分で創業してたら何が起こっても自分ごとじゃないですか。
一般的に大企業から出向してきましたみたいな人って、そういうのなさそうに思うじゃないですか。
でも、安井さん全くそんなことなくて、全て自分ごと化できる人で、キャラ的にも僕らに全く忖度しないので言いたいことを言う人なんで、柱さんそれ絶対ダメですとか、めちゃくちゃ怒られたりするんですよ。
それは自分ごと化できてるし、会社とユーザーをすごく大切に考えてるから言ってくれる発言であって、会社とユーザーのために言ってることなので、そこは共通の目的というか、
僕たちのビジョンを実現するんだっていう気持ちで、ちゃんと一緒にやってくれてるっていう同士だというところは変わりないので。そういうのをすごく持ち合わせていたんで、すごく素晴らしいなと思っていたっていうのがまずその一つと、
僕自身が社長を交代するっていう決断をしたのは、やっぱり今僕会社辞めてっていうところにつながってるんですけど、やっぱり自分自身が得意とするフェーズはやっぱり01を作るフェーズなんじゃないかなっていうところで、
だったらもっとふさわしい人に社長をやってもらった方がいいんじゃないかっていう判断で、そういう人が目の前にいたからお願いできたっていうところで、正直言うとやっぱり彼来なかったら僕続けてたんじゃないかなって思いますけどね、自分で。
なるほどですね。すごいな、やっぱり出会いというか人なんですね、そこが。
ですね。キャラクターは全然僕とは違いますけれども、本当に今のフェーズ、これからのフェーズをしっかりいわゆるグロースフェーズ、僕よく01、10、100とかって表現しますけど、10、100のフェーズ、テラ1、5ぐらいかなって思うんですけど、上場するのを例えば10としたら5ぐらい。
で、ここからしっかり上場その後ぐらいまでしっかり持ってってくれるのかなっていうふうには確信したので、お願いしようというところでした。
なるほどね。いや、これ僕にも聞きながら刺さりますからね。まるさんにもそういう人と一緒に探せると思ったので。
いや、普通いないって。そう。普通いないのよ。だけど、これって何を示唆してるかっていうと、やっぱり普通いないんだけど、僕までにそういう人がいるかもしれないっていうことと、あとはよくこのスタートアップエコシステムの話をするんですけど、日本も例えばですけど、極端な話、僕がエンジン投資たくさんやってますけど、
仮に投資先の社長が倒れましたみたいなことが起こったときに、ピンチヒッターでって言われたら一定できるかもしれないってちょっと思ってるんですよ。
おー、なるほど。
シリーズAぐらいまで、B手前ぐらいまでだったら、多分やるべきことって決まってるっていうか、ある程度わかる。全く違う領域っていうのもあるかもしれないですけど、例えばそれやってくれって言われたらできるかもなってちょっと思ってるんですよ。
つまり、こういう経験をした、いわゆるスタートアップ立ち上げて一定のとこまで持ってったっていう経験をした人がどんどん出てくると、今回安井さんのケースとは違いますけど、途中から入って、別に社長じゃなくてもいいと思うんですけど、社長とかそれに近いロールをやれって言われたら、できるんじゃないかなと思っていてですね。
結構、これがすごく大事なことだと思っています。
いやー、これエンジェル投資家としてのハッシーさんに相談した人もわかりますよね。01、バイアウトの経験とかまでやった人にやっぱり、やる気がないかっていうのはもちろんリソースが限られてると思うんですけど、
基本の例えで言うと、一瞬例えば体調を崩した時とかにどうしようもない時に、究極のハンズオンができるみたいなことですもんね。もしかしたら可能性としてはみたいなことが。
ぜひ、後半また最後告知しますけども、ハッシーさんの連絡した人は概要欄に入れておきますので、ぜひ。
はい、いつでも。
新しい授業とか、いろいろ聞きたい人はハッシーさんに聞いてもらえればなと思うし、後で最後告知もお願いしますけど、ポッドキャストも最近始めてますから、ぜひハッシーさんのポッドキャストも聞いていただければなと思っております。
いやー、めちゃくちゃ楽しいな。ラストぐらいのエピソード言っていいですか、そしたら。
はいはい。
株式会社BOOTの立ち上げ
まだまだあると思うんですけど、そしたら安井さんが代表になって、ハッシーさんは改めて譲ったタイミングだと思うんですけど、結構衝撃だったのは、エンジニアル投資やってるとかっていうのはちょこちょこ交流会でも聞いてもいい。
今改めて法人を立ち上げたんですよね、株式会社BOOTという会社。
BOOT、はい。
ここは最後どういう思いなのかっていうのと、あと今やってることとか最後ちょっと伺ってもよろしいですか。
その後、結論としては、もう一回自分で改めて自分でやる、もしくはスタートアップを応援するっていうところに主軸を置いていこうというところで会社を辞めまして、新しい会社を作りましたと。
BOOTっていう会社はどっちかっていうと、エンジニアル投資自体は個人のほうからやっていて、BOOTはそれ以外に発生するものものを全部拾うための会社だと思っていただければ。
なので、投資先に具体的な支援が必要になったときとかはそこからやるかなっていうのと、あとは投資しててすごく思うのが、もっとだから創業期、まだ創業してない。
僕のエピソードでいうと、スタートアップに興味を持ち始めた時期とか、これから創業しようかなみたいな人とやっぱり結構出会いたいなと思っていて。
だからこそ、そういう人とどんどん設定を持ったためのイベントをやるとか、BOOTCASTもやっぱりそうですし、起業してやってる人にも役立つ内容だと思うんですけど、改めてスタートアップってどうやってやるのかとか、役立ちそうなトピックとかを結構喋っているので、やっぱりそういう人に会いたいですね。
なるほどですね。本当に事業立ち上げが柏さんはきっとそういうところに。
本当に得意不得意かかわらずいろんなジャンルに投資をしていて。
言って、事業のことは企業側が一番詳しいという前提なので、それで事業のことについてすごく細かく口出すとかは絶対しないと思っていて、一方で困った時にすぐ頼ってもらえるとか、事業の領域関係なく役に立つようなこととかはお話しできるのかなと思っていて、そういう役回りをやっています。
ありがとうございます。僕もまだまだ年々同じ年ですけれども、創業1期目の会社をやっている人間としては是非、もうちょっとトラフテーマ作っているので、是非相談したいなというふうに本当に思っています。
はい、是非是非。
聞いてもらっている人、ホテルのリスナーでも、もちろん企業家だけではないと思うんですけれども、いろんな意味でライフステージの変化とかでキャリアを変えている人とか、
お結婚されてパパとしての側面もあるかなと思ったり。
子供3人いますからね。
エンジニアル投資とスタートアップのサポート
3人いる企業家といえばなかなか経由だなというのもあったりするので、仕事との両立みたいなことを気にするようになる人もいるかなと思うので、いろんな意味で概要欄に橋井さんの連絡先載せておくので、是非直接も連絡いただければなと思いますし、
今6月なので配信がもちろんですが、あれですよね、IBS京都とかも橋井さん行かれます?
もちろんです。登壇します。
登壇するよね、そう。僕もこの未来としてもそういうコミュニティーやってて、橋井さんもよく遊びに来てくれたりもするので、リアルに橋井さんに会えた人でも、たぶんIBSとかっていう機会もあるので、是非見てみるのもいいんじゃないかなと。
IBSさ、今回すごいじゃないですか、もう5000人集まりましたみたいな、1万人目指してますみたいなところで、僕の知り合いで全然関係ない、京都に住んでるIBSとかスタートアップ関係ない人も、僕が登壇するからちょっと見に来たいですみたいな言われてて、マジかみたいな、分かる話できるか分かんないけど、なんかフェスみたいなもんだから来たら面白いかもしれないねって言って。
でも、そういう層にちゃんとアプローチできてるの、マジすごいなと思っていて。
確かにね、スタートアップ界隈って言われることありますもんね。
よくスタートアップ界隈とかスタートアップ村って言われるような、多少弥生されるようなことありますけど、本当に開かれたスタートアップを作ろうと、スタートアップの世界を作ろうと思っているっていうのが今回のIBSのコンセプトなので、すごく東京に住んでる方は京都まで行くの大変ですけど、行けばとりあえず色々楽しいと思います。
興味があれば。
田畑さん、子供未来株式会社、僕も行くんですけれども、IBSの一応今回広く開かれた世界を作って、コミュニティパートナーみたいなのが募集されていて、僕、うちもパートナーとして採択いただいているので、
ちょっとさすがにこのタイミング無料のチケットもなくなっちゃってるんですけど、50%オフとかだったら。
そう、50%オフはどんどん出てるよね。
いろんな意味であるかなと思うんで、そういうところも問い合わせていただければ出せるかなと思いますので。
分かりました。いやー、めっちゃ楽しかったです。ありがとうございます、本当に。
こちらこそ。
はい、じゃあ、ポーティーではこういう30代、40代の生き方、働き方を応援する番組として、週に1回ぐらいこういうキャリアのストーリー、きっかけストーリーをインタビューするんですけども、
過去最長に長くなった、めちゃめちゃ濃いインタビューが撮れたかなと思いますので、聞いていただいている方の感想とかを僕でも橋井さんにも伝えてくれると嬉しいなと。
聞いて、これちょっとウルウルの人には伝えたいなと思ったりするんで、次回は秋本さんのところにもゲストに出てもらえたら嬉しいなと勝手に思ったりしました。
橋井さん、本当にお忙しいところありがとうございます。
ありがとうございました。
お願いします。では、ありがとうございます。