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BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
SEED 企業家や企業界部群の方に役立つ情報をお届けします。おはようございます。 おはようございます。
伊藤さん、ビジョンプロをゲットしたみたいですね。ツイッターで見ました。
そうですね。ビジョンプロをゲットしたというよりかは、僕はまだ体験しただけで、5日後ぐらいに受け取る予定なんですけど、そうですね、じゃあ。
なんかツイッターで、一番手に並びましたみたいなのが書いてあって、お店に。でも郵送で受け取りにしてるから意味ないっていう。
何やねんと思って。お店で受け取れよって思って、ツッコミをしてしまいました。
そうですね。僕が並んだのはアップルパーク、アップルのヘッドクォーターの前のところのアップルストアで、当日雨だったので、誰も並んでる人とかもちろんいなくて。
いやー、いいっすね。
テントなんで、別にどこで乗っても一緒なんで、なので前日から寝てたら、気づいたらなんか一番なってたみたいな。
お店の前にテント張って寝てたんですか?
そうです、そうです。
えー、なんか祭りでよく、そのアップル祭りで、iPhone祭りでよく見る光景。
あ、そうですね。でも結局。
アメリカでもあるんすか?
なんかその一応、そうですね、朝の4時ぐらい、8時に実際、朝の8時にオープンしたんですけど、4時ぐらいから結構人が続々と来たなっていう感じでしたね。
やっぱいいな、アメリカでも祭りをする人たちが。
でもなんか、その、どっちかっていうとこう、開発者の方とか企業家の方というよりかは、YouTuberとかクリエイターの人とか。
あー、なるほどなー、そっちかー。
この新しさに、こう、なんかミーハー心で、その、触ってみたくなっちゃったんだーみたいなっていう人の方が、話を聞く感じが多かったなと思いましたね。
確かになー。昔もね、なんか開発者の人とかもいたような気がするけど、最近だと、なんかYouTuberとか、なんかインフルエンサーの人が、なんかね、ネタとして買いに来るみたいな感じなのか。
そういうライバーの人とかが多かったね。
話聞きました?
話聞きました。聞きました。
なんか、みんなどういう感じなの?その、YouTuber、インスタグラマー、どういう人があったの?
Apple信者。
はい。話聞いた感じで言うと、なんか開発者の人とかは、結構その冷静に、その、いや、Quest 3に比べてちょっと重いし、みたいな。
はいはいはい。
なんかそんなにApple Vision Proである必要あんまないかなーとか、そういう感じの意見が多くて、で、えっと、僕みたいなミーハーは、えっと、なんかその写真とかを見たときのその、
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まあちょっと、えっと、オフトピックとかでも触れてましたけど、その記憶を追体験してるような感覚みたいな。
はいはいはいはい。
のが、いやすごかったよねーみたいなこと言ってて。
へー。
あとはスポーツ観戦とかもすごかったですね、その。
いや、スポーツ観戦したいな。
はい。
Apple TVとかとこう連動してどうなるのかとかめっちゃ気になる。
そうですね。アングルがやっぱあの、その、Vision Proだと、どっからでもこうVRで見れると思うんで、それがすごかったですね。
あとは、その、目で照準を合わせて、その上で手を、手でそのフリックするというか、この操作のなんか感覚がちょっとまだ慣れないなっていうのは、あの、僕とか、まあ僕含め、そういうミーハー系の人が言ってましたね。
ていう感じでしたね。
なるほどっすね。いやー楽しみ。
ちょっと僕まだ触れてないんですけど、こう日本のVCでも、あの千葉道場の石井さんとかが、あのVision Proだけを買いにアメリカに行って帰ってくるみたいな苦行、苦行をしてたんですけど、なんか、そういう触りたい人みたいな、なんかこう、あの、誰だっけな。
はい。
他にもVCとかでそういうのがSNSで見たりしてたんで、ちょっとどっからタイミングで触りたいなと思ってます。
うんうん、確かに。
伊藤さんは実際、なんかVision Pro触ってみて、やっぱそういうその没入感すげーみたいな感じだったんですか?
そうです。僕も触ってみて、写真の没入感すごいなっていうのと、えっと、そのさっき言った操作の難しさみたいな、慣れなさみたいなのがあったというのと、ただ、えっと、その自然の光景みたいな、すごい景色のいい光景とか、そういうの見て、旅行してる気分になるかなと思ってたんですけど、全然正直ならなかったって感じですね。
ならない。
画質がちょっとそんなに良くないなって思ってしまって、まだまだこれからなのかなっていう感じです。
つまり、Vision Pro画質が必要なわけですよね。普通の写真の解像っていうよりかは、そういうなんかカメラとか、それからそのマルチアングル的な、カメラで普通に撮っただけだとのっぺりしちゃうじゃないですか、レンズが。
はい。
普通のレンズで撮るとのっぺりしちゃうと思うんで、やっぱそのVision Proとか、一般的なVRARで見るようなものを収録するカメラでちゃんと撮ったものとかのコンテンツっていうのはどうなるのかなっていうのは、他の普通のVRゴーグルとどう違うのか。
僕はなんか体験したことあるやつで言うとさ、やっぱ普通のVRゴーグルと比べてどう違うのかみたいな感じのベンチマークになるのかなっていうふうに思ってて。
はいはいはい。
7、8年前にそういうのが日本にも入ってきて、最初ゲームセンターとかで体験できるようになって、行ったことあります?日本だと渋谷とか小台場とかにそういうVRの体験施設があって。
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そうですね。僕は。
結構やったことあるんですけど。
東京タワーのメリープの波動とか、やったりしたことあります。
波動はそうね、確かにARスポーツって感じだね。
確かに確かに。
ビジョンプロで言うとそうだね、現実も見えてるからそういうのに近いのかもね。
いやー楽しみだなこれ。
誰か使いこなしてほしいっていう感じです。
そうそう。なんかやっぱ圧倒的なユースケースみたいなのが欲しくて。
たぶんこれスマホを初めて触った人とかも同じ感覚だったのかなって思うんですけど、なんかヌルヌルしてて文字入力。
日本人からしたら柄系がすごい発達してたから文字入力はキーボードでやるものだったじゃん。
ペンキーでやるものだったけど。
でもスマホになってそんな見ないで打てるのかなとかって思ったりしてたけど、実際触ってみたら打てちゃうみたいな、慣れたら打てるみたいな感じだし。
確かに慣れなんですかね。
そういうもんかなっていうふうにちょっと思ってます。ということで、どういうユースケースが出てくるか非常に楽しみです。
そうですね。
ということで伊藤さん今日のテーマもお願いします。
本日も3週にわたってお便りがたくさん来ているので、それをお答えしていこうかなと思います。
ありがとうございます。めちゃくちゃ来てます。ありがとうございます。
もう全然まだまだあるっていう。ありがとうございます。
まだまだありますね。
では一つ目のお便りに行きます。
ラジオネームのこるさんからです。
のこるさん2回目ですね。ありがとうございます。
2回目です。
最近よく見るほねららラウンドファーストクローズって何ですか。なぜこのような形が生まれたのかとそのメリットについて聞きたいです。
なるほどね。ファーストクローズ、セカンドクローズってやつね。
めちゃ見ますよね。
最近確かにプレシリースとかでもよく見るよね。
実務やってる人からすると、最近確かによくありますと。
まず言葉を解説すると、ファーストクローズとかセカンドクローズって言葉があるんですが、
例えば1回の資金調達ラウンドでファーストクローズっていうのが一番最初にクローズ、まあそうだな、契約し借金するっていうタイミングですね。
セカンドクローズっていうのは2回目の借金タイミング。契約と借金がその次のタイミングっていうタイミングのことをセカンドクローズって言いますと。
で、サードクローズとかあんま聞いたことないんですけど、実際にやってるスタートアップはありますね。
何回かに期限を分けるっていうのをやってるスタートアップはあります。
で、これなぜ生まれるかっていうと、スタートアップ側の事情としては、当然何回もクローズ、契約と借金を何回にも分けるってなると事務作業が発生するので、
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なんかめんどくさいなっていうのはあるんですが、一方でスタートアップとしては早く入金してほしいっていうニーズもあって、
例えば資金がちょっと、キャッシュが少ないみたいな状況の時に、早く入れてくれる投資家さんからファーストクローズ。
例えば今だったら収録日2月なんで、2月末をファーストクローズとして入れてくれる投資家さんを募集していますみたいな感じで、
最初に入れてもらうっていうのは企業会社にとってもそのメリットがあるわけですよね。
キャッシュがあんまないとか、もしくは早く踏みたい、アクセル踏みたい。
じゃあ投資家さんみんなそのファーストクローズで、一回のクローズのタイミングで入れてくれればいいじゃんって思うんだけど、
実際はなかなかそうならないことも多くて、特にラウンドが進んでくるとですね、これなぜ発生するかっていうと、
やっぱり投資家さんによって、検討から着勤までの期間が長いところもあるんですよね。
例えばシード期であれば即決してくれる人もいるし、2週間3週間で決めれますとか、1ヶ月かかりますとかってのがあるんだけど、
もうちょっとフェーズが進んでくるとその間隔が広がってくる。検討から入勤まで大体3ヶ月ぐらいですとか、6ヶ月ぐらいですとか。
これ事業会社とかよくあるんですけど、6ヶ月かかりますとかいう会社もありますと。
あとは検討していく中ですげえ時間かかるっていうケースもあります。これは個別の事情ですね。
例えば投資家さんの検討案件がちょっと詰まってて、順番待ちになってますとか、そういう事情もたまに見かけますね。
なので、まとめると、投資家さん、企業家としてはもちろん早く入れてほしい、1回で済ませたいという気持ちがあるんだけど、
投資家さんの都合で検討に時間かかる会社もあるし、今ちょっと検討案件が立て込んでて半年待ちになりますとか、検討にそもそも半年かかりますとか。
そういうのがあるんで。
なので、じゃあ入れれるところから入れましょうっていうのが、ファーストクローズ、セカンドクローズってやつですね。
実際にはサードクローズ、フォースクローズとかあるんですけど、そんなのいちいちプレスとかでは言わない感じですかね。
細かく言ってもしょうがないんで、全部クローズ終わりましたみたいなタイミングでまた発表したりとかすることもありますね。
細かく切られてる場合もあります。
入れれる人から、業界としてオススメなのはやっぱりちょっとめんどくさいけど入れれる人から入れていくって感じなんじゃないですかね。
で、累計このラウンドでいくら集めましたみたいな。
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2億集めてます、ファーストクローズでリード投資家さんが1億入れました、残りの1億をセカンドクローズで集めてますっていうプレスリリースをするケースもありますね。
決まってないみたいなケースもあります。
だからプレスリリースでファーストクローズ2億のうち1億円ですみたいなやつとか発表されてたら、集まってないケースもあるんですよ、残り。
それも呼び込みたいっていう気持ちでプレスリリースを打ってるケースも見かけます。
全部決まってないとは思わないけど、残りの1億のうち5000万決まってるけど残り今日5000万決まってないですみたいな。
そういう気持ちでファーストクローズ終わりました、ウェイみたいなプレスリリースを打ってるところはありますね。
これは僕の認識なんですけど、最近よく見るようになったなっていう感覚なんですけど、
それは調達に走ってる期間が長引いてるのか、それともともと昔からこういう何回かに分けて調達するっていうものはあったけども、
最近こう、コウホーが何回かに分けて打つみたいな感じになってきてるのかっていうと。
どっちもな気がするんですけど。
僕ペライチやってた時から、シードラウンドは一発でしたけど、プレAラウンドとAラウンドは確かに2回に分かれてて、
わざわざプレスリリース多分打ってないんですけど、
リード投資家が先に入れて、3ヶ月後とか半年後とかに残りの投資家さん。
リード投資家からの着金が、例えばさっき言った2億のうち1億とか入ってれば、もうアクセルバーっと踏めるわけですよね。
バーっと踏みながら、残りの投資家さんは事務手続きの都合もあるから、全部集まったところでクローズしよう。
コミットメントだけもらっといて、例えば2月にリード投資家さんから着金しました。
他の投資家さんは今交渉中の会社が3件あります。
その1社はコミットメントもらってるけど、他の2社は決まってから一緒に入金してくださいみたいな会話をする。
そんなに焦ってなければそんな感じですかね。
だからだいたいファースト、セカンドみたいになることが多くて、もっと刻むケースもありますが、
リード投資家さんからガツッとお金入ってれば、別に当面困らないみたいな感じなんで、
あんまり引っ張るの良くないですね。やっぱり気が変わったとか状況変わったとか起きちゃうんで、
とっとと入金させるのがセオリーですが、そんな焦ってなければ半年ぐらい後に全部まとめて残りを入れるみたいな感じでもいいんじゃないでしょうか。
広報テクニック的な話で言うと、確かに最近そういうプレスがちょっと増えたかなと思いますけどね。
あとは投資家さんのプレイヤーの総量が増えたからっていうのもあるかもしれないですね。
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だけどそんな感じかな。
メリットはそういう、とっととリードを着金させるっていうことはメリットですかね。
そしたら事業前進められるじゃないですか。
そうですね。では続いてのお便りに進もうかなと思います。
次のお便りはですね、2つ似てるものがあるので最近読み上げてから話していこうと思います。
ラジオネームエグジットさんからです。ありがとうございます。
長々しいラジオネームですね。エグジットさん、エグジットしたい。
持ち続けたなんじゃないかなこれ。待ち続けたって書いてあるけどね。どうなんだろうね。持ち続けたってことを聞きたいんじゃないかな。
そうですね。すみません。持ち続け。
待ち続けたってちょっとよくわかんない。多分持ち続けただよね。
持ち続けましたかっていうのと、ラジオネームクロップさんからの初期3回目くらいの回で、これはブートアップレディオの回のことですね。
投資先にコーファウンダーが少ないという点を話されていましたが、あれから何か投資基準が変わりましたか。
また海外と比べて何が操作しているかなど見えたところがあれば教えてください。
どっちから行こうかな。株の話でいうと、詳細な持ち分はちょっと言えないんですけど、僕が言い出しして創業してるんで、僕がかなり多めという感じです。残りの2人が少なめという感じです。
これこの後の話にも変わり続くんで、ちょっと先に言っておきますね。エグジットまでみんな持ち続けましたかというと、イエスなんですけど、実は一部僕はラクセルの出資が入ったときに少しだけ売りました。
でもほんと少しです。0.1%みたいな感じです。
僕は企業家の人にもよく言ってるんですけど、シリーズBラウンドぐらいになったら多少その持ち分を売って、生活に困らないぐらいのキャッシュを手にしてもいいのではないかと思っている派です。
なぜかというと、シリーズAとかBぐらいまでの企業家って薬業保守もそんなに高くないし、Aぐらいまでいくととりあえず生活に困らないぐらいはもらってねって言ってるんですけど、言っても別にめっちゃもらってる人は少ないかなって思います。
なので薬業保守はちょっと少なめに設定しつつも、とはいえ生活困るとかっていうのは良くないと思うので、売れるタイミングがあったらちょっと売って資産として持っておくと余計な心配しなくて済むんですよね。
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なのでこれは結構お勧めしています。シリーズBぐらいとかより後がいいと思うんですけど。僕もエンジニル投資家やってていろんな話聞くと、いわゆる創業者のセカンダリ取引も今回シリーズAとかぐらいから入れていきたいと思ってますっていう人がいて、理由がめちゃくちゃ借金しててみたいな。
ここに至るまでにめちゃくちゃ借金しててみたいな話とかちょいちょい出てくるんですよね。すごいなと思って。それだけ会社をちゃんと立ち上げるためになんとかするみたいなすごい気合い入ってる人がいて。
実はここまでに知り合いとか親戚に1000万ぐらい借金してるんですよねみたいな。今回のラウンドで一部自分の株を売却して、それ返済に当てたいんですよね。すごい。そういう人いるよなって思うし。
僕個人で言うとこの前の回、ピンクの若林さんの回の時に少し言ったんですけど、クレジットカードのキャッシングとかやってて借金があるみたいな。クレジットカードのキャッシング枠を使い切っていて100万円ぐらいキャッシングで借りているみたいな。
実際ありましたし。それを普通に役員報酬上がって返済していくんですけど。僕はそうしたんですけど。そういう人もいるんで。そういうのが個人的な借金とかがあると生活もちょっと切り詰めなきゃいけないし。要は事業に集中するために一定のお金を持っておくっていうのは僕は大事なことだと思ってるんですよね。
っていう意味も込めて、Aちょっと早いかもしれないけど、Bぐらいまでいったら売れるタイミングがあれば多少売ってもいいんじゃないかなって思っていて。これ実はラクスルさんから言われたことなんですよね。今回その時は外部株主の分を全部ラクスルさんにセカンダリ取引で売却するっていう取引をしてたんですけど。
創業者の皆さんは売らなくて大丈夫ですかって一言声かけてもらって、長見さんから。で、ちょっと検討しますって言って。さっきの株の配分で言うと僕がいっぱい持っていたんで、残りの2人は売らなくていいですってなって。僕も、僕売っちゃうと結構比率が創業者51対ラクスル49みたいな感じに着地したんですけど、すっごいギリギリだったんでほぼほぼ売る分はなくて。
で、じゃあこの0.何パーセントだけ売却しますみたいな感じで。お金がいくらぐらい?品額で言うと2000万円ぐらい。いいっすね。生々しい話いいっすね。2000万円分ぐらいのキャッシュを僕が手にするんですけど。
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これはその後どうなったかで言うと、今住んでる家の頭金に全部消えて一瞬でなくなりました。これ、インクのかばやしさんの回で言ったんですけど、スタートアップの創業者はマジでローン組めないんで。
特に赤字、経営者って住宅ローン組むときに会社の業績を見られるわけですね。普通のサラリーマンだったら会社の看板と年報、基本年報ベースで年報の7倍ぐらい、8倍ぐらいからローン組めるんですけど。
例えば600万の人だったら4800万ぐらい目安ですね。住宅ローンとか組めるんですけど。僕も当時年報シリーズBの前だったんで600万ぐらいだと思うんですけど、全然組めなくて。
本当にびっくりした。なぜなら当時のペラ市は、ラクセルの資本が入る直前のペラ市は3期連続赤字かつ財務超過っていう、銀行から見たら最悪の財務状況なんですよ。でもキャッシュは別にあるんですよ。売上も立ってるしキャッシュもあるし、PL単月クローテンしてたんで、コロナの直後だったんで。
しかもラクセルの資本も入りますみたいな。5億入りますっていう話をしてたにも関わらず、銀行からすると、うわーちょっとこの会社やばみたいななるわけですよね。だからもう本当に一切ローン組めなくて。
一切っていうのはちょっとごめんなさい語弊があって、1個だけ不動産屋さんから紹介してもらったクレディセゾンのフラット35だけは組めたんですけど、希望してた金額まで全然いかずにいかなかったんですよね。
だったんで、株式をちょっと売って入ったお金を全部頭木にぶち込んでようやく買えた今の家みたいな感じです。
あれなかったら買えなかったです。今住んでる家。みたいな生直しい話があるんですけど、そういうことがあるんで、やっぱりそういうチャンスがあれば、ちょっと売るみたいなチャンスがあれば、ありなんじゃないかなと思っている派です。
結果Exitまで、それを除くとExitまで全員持ち続けましたよっていう話です。2つ目の質問ですね。コファウンダーの話。当時先にコファウンダーが少ないという点を話されてましたが、あれから当時基準変わりましたか。
多少変わりました。変わりましたっていうか、重みづけが上がったっていうのが楽しいですかね。やっぱり、共同創業者がいるっていうところの加点ポイントが上がったという感じです。
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じゃあ逆に重くなったってことですよね。
そうです。重みづけが重くなったってことですね。それはいる方がいいよねっていう話だし、しかも特にやっぱシード機から言うと、これ何回も言ってますけど、プレシードシード機から言うと、単純に馬力3倍みたいな。3人いたら3倍みたいな。
それだけで、メンタル的にも。メンタル一番安定するんでいいんですけど、一緒にこうやってくれる人がいると。あとシンプルに同じパワーで馬力3倍みたいなコミットメントしてくれる人がいたら、本当に最高ですね。
また海外と比べて何が操作してるのかなと。これさっきの話ちょっと続く話なんですけど、いくつかあって株の持ち分の話もあります。
日本だと、僕もそうしたんですけど、社長に寄せておいたほうがいいよねっていうセオリーでした、当時は。なぜなら株を例えば2人で始めて半々で持って、揉めたときに前に進まなくなるリスクがあるから、良くないよねみたいな。
投資家としてもそういう会社だとそういうリスクがあるから、もちろんそれだけで投資しないってことにはならないんですけど、多少そういうリスクが少し上がるんで、少しそうじゃない会社に比べたら少しだけ投資しにくいかなみたいな感じ。
なんだけど、僕は最近あんまそう思ってなくて。なぜなら、株式も別に均等にせよとまでは思わないけど、ある程度ちゃんと最初から入る人に、最初とか最初のフェーズで入る人にはしっかり渡したほうがいいと思ってる派で、それがモチベーションで会社が前に進むんであれば、僕はそれがいいかなと思ってます。
それこそ2人で始めるなら、7×3とか6×4とかの比率でやってもいいんじゃないかなっていうふうに思います。それらへんはコミットメントとか関係性とかスキルとかによると思うんですけど、この辺海外と結構違って海外で始めてる人の資本政策とか株の比率見ると、
社長100%他0%みたいなっていうのはほぼいないですね。例えば社長90%残りの10%を他の創業メンバー4人で分けるとか、もしくは本当に2人で始めます社長6割、他の人もう1人4割とかっていうのもよく見ますし、僕はそこはかなり柔軟にしていいんじゃないかなっていうふうに思っています。
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海外と比べて、あとはもうちょっとやめたときに、もう何か母金買い取りますとかっていうのをちゃんと契約する。日本でも創業株主間契約書とかってやってると思うんですけど、それをちゃんとやっとけば別にそんなにリスクないんじゃないですかって思ってます。どっちかが辞めるみたいな。
あと、この1年エンジェル投資家やってきてすごい思ってるのは、やっぱりその創業1年以内の会社とかに投資をしたときに、やっぱり共同創業者が抜けるとかっていうのがちょいちょい発生するって思ってますし、特にやっぱりUSの会社とかすごく多いですよね。カジュアルにそういうのが起こるんで。何件かありました。
なので、それは何かお互いにちゃんと話し合って、しっかり別れるっていう決断をできてるんで、まあそういうもんかなくらいに思っています。海外と比べての話で言うとそういうところがありますね。あとコファウンダーが多いですけど、日本もっともっとコファウンダーが増えたらいいと思うので、そのためのアクションとして僕はそういうオアシスみたいなワークスペース、コミュニティスペース作って、スタートアップにちょっとでも興味ある人が来てほしいなっていうやつをやってたりとか。
ちょっと巡礼中のメディアで、なんかこう、ナンバー2にインタビューするとか、そういうメディアもちょっと実は仕込んでたりするんですけど、そういうのをやったりとかして。社長は大事なんですけど、その周り、ナンバー2、3みたいな人、コファウンダーみたいな人がたくさんスタートアップに関わりやすい状況を作りたいと思っているので、今そこ少し足りないなと思ってるんで、そういうアクションを自分でもやっています。
はい。海外のファウンダーだと、共同創業の場合って、日本人、日本人のパターンと、日本人、ローカルというか、日本人じゃない方と共同創業するパターンあると思うんですけど、その2つのパターンでもそんなに変わりはない感じですかね。株の比率の相関関係というか、特に抵抗みたいな。
データはないけど、今のとこ。あんまり変わんないんじゃないですかね。なぜなら、別に、なんかUSで起業してるからUSのスタンダードなんじゃないですかみたいな。USのスタンダードに合わせるんじゃないですかっていうだけの話かなと思います。
ありがとうございます。
あんまり関係ない気がする。でも海外の、当然なんか、USでやってる人の方が、株式のシェアに関しては当然シビアだと思いますし、なぜならそれだけみんな知識があるし、自分がそこにコミットするってことは、株これくらいもらわないと割合わないとかって思ってる人もいると思うんで、日本よりなんかは当然シビアだと思います。
はい、それでは3つ目のお便りです。ラジオネームシリコンバレーさんからです。
はい。
企業家がエグジット前に株を買うことについてどう思いますか。最近日本でも事例を見てますが、VCとしてはどう思うのかなと思いまして。
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これ、さっきと逆パターンなんですけど、企業家がエグジット前に株を買うことについて。
そうですね。
そんな見る?あんま見ないんだけど。どんな感じなんだろう。
そもそも企業家がエグジット前に株を買うってお金がないとできないんで、そんなにあるっけなーってちょっと今見てて思ってるんですけど、どうなんですかね。株を買う。売ることについてだったらわかるよ、さっきの話なんで。
はいはい。
株を買うことについてどう思いますか。
そうっすね。川だろう得ない時みたいな話っていうのはたまにあって、例えばですけど、最近あった事例で言うと、僕の投資先の話なんですけど、さっきちょっと言った子ファウンダー2人で始めました。1人抜けますと。
で、その時にエンジェル投資家がたくさん入ってるんですけど、その抜ける子ファウンダーの人に投資をしましたと。
うん。
わかります。だから、エンジェル投資家のうち抜ける人にベッドしたはずなんで、僕は折りたいですみたいな投資家の人もいて、僕は全然折り続き引き続き応援しますって言ってるんですけど、他のエンジェル投資家の人でそういう事例がありました。
で、そういう時は、あれ、会社で買い取ったのかな?お金ないんで、結局会社で買い取るみたいになるのかなって思うんですけど、金融家が買い取るケース、たまにあんじゃないですかね、そうならざるを得ない時って。
そしたら、そういう時ってどうするかっていうと、お金を借りたり集めたりしなきゃいけないんで、金融機関とかから借りるとかってのはありますね。
これあるな、なんか別の事例で、日本であった事例で言うと、共同創業者、シリーズAぐらいまで行った会社が、そこそこ株価ついてるんで、ですけど、社長とCOOがいて、社長が抜けますと。社長がまあまあたくさん株を持ってたんで、普通抜けれないんですけど、そうすると。
なんだけど、ちょっといろいろ事情があって、社長抜けなきゃいけなくなって、そのナンバー2のCOOの人が社長の株を買い取りますと。で、2億円ぐらい金融機関から借金して、その株を買い取ったっていうケースがありますね。
あるね。これノートに書いてたな。なので、これはちょっと意味合いが違うのかもなと思いつつ、せざるを得ないみたいな状況だったんで、株価がついちゃってる、かなり高い値段がついちゃってるものを買い取らなきゃいけなくなったみたいな。
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VCとしてはどう思うのか。あんまないんじゃないですかね。企業会議じっと前に株を買う。どう思うのかと思いまして。株を買う。誰から買うんですかね。
抜ける人から買うなんだろうな。それしかないよな。それはいいんじゃないですかねっていう話だし。通常はお金が用意できなくて買えないから、他の引き受け先を探すなんですよね。
誰かが抜ける、株主が誰か降りたいって言ったときに、じゃあこの株、もしくはVCが満期迎えそうみたいな、ファンドの満期迎えそうみたいなときに、いわゆるセカンダリ取引で他の人に譲るって感じですね。
そんな感じですかね。これなんか話してて思ったけど、やっぱりじっと前に株を売ることについてどう思いますかって質問なんじゃないかな。違うかな。
それはさっき言ったんで、そうだとしたらそう思ってください。こんな感じかな。
はい、ありがとうございます。
はい。
Boot App Radioは番組に対する質問や頼りを待っています。番組概要欄にあるGoogleフォーマーからぜひ送信してください。
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それでは本日の収録を終了します。ありがとうございました。
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