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みなさん、こんにちは。ダルマー競馬場です。
このポッドキャストは、競馬の文学や歴史など、文化的な視点にもスポットを当てていき、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
今週から始まります。札幌開催ということで、今週は札幌競馬場について話したいと思います。
いつもの冒頭のどうでもいい話は、今回は何も思いつかなかったので、とりあえず一回カットにして、いきなり本編入っていきたいと思います。
札幌競馬場は、1907年、明治40年の10月に開場した歴史がある競馬場となっております。
芝コース、ダードコースともに平坦な右回りコースで、全体として大きな高低差はございません。
1メートル以下の高低差はあるんですけど、これといって大きな高低差、坂とかはなかったりはします。
形も丸っこい形状が特徴で、多円形というよりもどっちかというと円形に近いのが特徴で、
コーナーの半径も大きめに取られていて、そのコーナーが緩やかになっているんですよ。
なので、まさかの一周のうち直線距離よりもコーナーを回る距離の方が長い。
これはそうなんですね、みたいな感じなんですけど、これはスパイラルカーブも採用されていないので、
バグの外を回れば回るほど距離のロスが大きくなってしまうというのが特徴的なコースなんですけれども、
はいはい、わかってますよ。スパイラルカーブというのはですね、コーナーの入り口が、3コーナーの入り口が緩やかで、
4コーナーの角度がきついカーブのことを言います。
これをすることによってですね、スパイラルカーブを採用することによって、スピードを脅さないでコーナーを曲がっていけるんですけども、
4コーナーの出口ですね、どうしても外側に膨らむんですね。
なので遠心力で外側に膨れちゃうんで、最後の直線でバグがばらけやすいんですよね。
そうすると前にいる馬とかも後ろにいる馬とかも結構同じような距離を取ってたりするんで、
しかも前にいる馬っていうのはどうしてもスタミナの消費が激しいですから、そうなってくると刺し馬が有利になってきたりするんですけども、
スパイラルカーブを採用していないこの札幌競馬場とかはですね、スピードを落としてから、あらかじめ落としてからコーナーを曲がり始めるので、
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カーブが長くて、その分スピードを緩めている分、スタミナを温存しやすいんですよ、このカーブのうちに。
前にいる馬になってくると4コーナーの出口で、その遠心力によって外側に行かないので、ずっと立ち沿いを走ってられるんですよ。
そうすると、さっき言った通り外側を、バグの外側を回ってこなきゃいけなくなるんですよ、刺し馬っていうのは。
なので、前にいる馬よりかは刺し馬の方が、距離をロスしてしまうというのがあるんですけども、長く距離を走らなきゃいけない分、刺し馬の方が不利になってしまう。
というのはですね、この札幌競馬場のコースの特徴としてあるという感じですね。
せっかくちゃんと言えたのに、締められない。
はい、すみません。
しかもですね、札幌競馬場は、函館競馬場の時にもお伝えしたんですけど、柴がですね、用柴を採用しております。
寒さに強いので、パワーとスタミナを要する柴となっております。
他の8条の競馬場とはまたちょっと違うような感じの北海道の特有の柴コースとなっております。
はい、そしてですね、ちなみにボタンを押させていただきましたけども、
ちなみにですね、1988年、昭和63年まで、中央競馬を開催する競馬場としては唯一、柴コースがなかった。
まさかのダートオンリー。
やっぱり、さっき言った通り、積雪が多いんで、柴の管理がすごい大変なんですよ。
なので、ダートコースしかなかった。
函館はですね、札幌よりも積雪が少ないんで、まだなんとか柴コースっていうのを保ってたらしいんですけども、
なかなか札幌はね、積雪も多くて難しかったみたいですね。
それで、そしてですよ。そして満を持して導入されたのが、用柴。用柴コースなんですけども、
札幌のですね、用柴の柴コース、水はけがね、めちゃくちゃ良くて、なんとね、ババ状態が重いことが珍しくて、
なんと不良に至ってはね、一回もなったことがないっていう。
やばいっすよね。どんだけ水はけいいんすか?みたいな感じで。
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札幌のレース映像とか今思い返しても、土砂降りの雨っていう印象もあんまりないんですけど、
雨が降ってる印象はやっぱりあるんですけど、それでも不良になったことはないっていうのはね、すごいなというふうに思いますね。
開催時期っていうのもあるとは思うんですけどね。
で、この札幌競馬場、紀苑はですね、なんと明治初期まで遡ることができまして、
ホップ園、ホップですね、ビールに使う。
ホップ園を周回するババを使ったコース、そこにホップ園を周回する道路に柵を作って、仮の競馬場コースみたいなのを作ってたらしくて、
それを経てできた札幌育種場競馬場っていうのが元になってるみたいで、
この札幌育種場競馬場ですね、レースが行われていて、優勝した馬にはですね、なんと賞金ではなく、農具とかバグが贈呈されることが多かったみたいですね。
もちろんね、賞金とかも少しあったみたいなんですけども、それでも圧倒的に農具とかバグの贈呈の方が多かったみたいですね。
しかもこの札幌育種場競馬場、なんとですね、明治天皇が来場されたことがありまして、1881年にはですね、展覧競馬もなんと行われていたという。
この展覧競馬が行われたことによって、この北海道民の競馬熱がバチコーンってぶち上がるんですよ。
1872年にはですね、全道で9200頭ぐらいしか馬はいなかったらしいんですけども、展覧競馬が行われた翌年、1882年にですね、なんと33,000頭にも増えているという。
3倍、約3倍増えすぎじゃないっていう。どんだけ増えるのっていう感じですけどね。
で、この札幌育種場競馬場を経て、今度はですね、中島遊園地競馬場というところに移転して、それを経て今の札幌競馬場へと繋がっていくわけでございます。
そしてですね、札幌競馬場、なんと2009年まで北海道競馬が開催されておりました。
2000年代前半から競馬を見られている方とか、記憶に新しいと思うんですけども、中央競馬を開催する競馬場としては最後まで地方競馬を閉催しておりました。
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1997年までは函館、2002年までは新潟と中京がそれぞれ閉催しておりましたね。
他にもですね、この札幌競馬場まだあるんですよ。昭和初期の頃はですね、なんと左回りもやっていたみたいな。え、両回り?みたいな。
もともと、この札幌競馬場は北海道開拓時代の時に招集されたアメリカ人、エドウィン・ダンさんっていう方だったと思うんですけど、
エドワードだったか、エドウィンだったか、エドウィンだったと思うんですけど、エドウィンだっけな。
エドウィン・ダンさんっていう方はですね、北海道の開拓の指揮を取られていて、
その方がですね、競馬っていうのはあってこういうのをやるんだぜみたいなのを教えてくれたらしいんですよね、その時に。
アメリカっていうのはすべて左回りで競馬が行われるので、これ結構珍しいんですけど、すべて左回りで行われるんですよ。
それの名残から昭和初期ぐらいまではですね、左回りで札幌競馬場、競馬を開催していたりとかですね。
あとはですね、さっきも言いましたけど、中央競馬唯一の芝コースがない競馬場として、1989年って言いましたっけ、僕。
もうダメだー、話してることが全然覚えてない、もうバチンガー。
1988年、昭和63年まではですね、ダートコースしかなかったので、札幌記念、今年でなんと60回目なんですけど、この札幌記念がですね、1回から4回までは砂コースで行われておりまして、
5回から10回までは左回りのダートコース、11回から25回までは右回りのダートコース、26回目からようやく芝コースになる。
本当にね、いろいろあるのがね、この札幌競馬場でございます。
1回行ってみたいですけどね、横は通ったことあるんですけど、開催日じゃなかったので行けなかったんですけど、この時期のね、函館とか北海道ですよね、札幌とか。
この北海道開催が行われている時の時期の北海道ってめっちゃいいだろうなと思いながら、今年の中継見るんだろうなと。
結局行かない。もうね、来年ちょっとね、この時期に北海道行く可能性がありそうなんで、そこでね、ちょっと行ってみたいなと。
ということで、こうやって予定を先延ばしにせずに、毎週毎週開催するのが、今週のJRAです。
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今週はですね、以前3畳開催しているのに土日で10章1回しかやらないって、マーメイドステークスぐらいじゃねっていう話をですね、45回競馬研文録あたりでお話しさせていただいたんですけど、
そしたら、中継記念の週もそうですよって教えてくれた方がいらっしゃって、その教えてくれた週が今週でございます。
日曜日に小倉競馬場でG3中継記念が行われます。何も間違えておりません。ご注意ください。
小倉競馬場で中継記念がありますよ。いいですか。小倉競馬場です。
2年ぶり6度目の小倉開催での中継記念でございますね。
夏なんでね、ちょっと甲子園ぽく言いたくなっちゃいますよね。
なんとこの5年間で2度しか中継開催していないこの中継記念。
もはや小倉のデータ拾ってきた方がいいんじゃないっていうぐらいデータ版の方々は大変じゃないかなというふうに思うんですけど、
あと1回はですね、阪神で中継記念が行われていますね。
これね、こうやっていろいろあるレースなんですけど、これもまた皆さん決まりました?時空。時空どうですかっていう。
私はですね、これからちょっと追い切り確認させてもらおうかなと思ってるんですけど、
出版票を見る限りは、エピファニーとか他のファッションあたりとかから注目していきたいなと思っております。
皆さんはいかがでしょうか。
ということで、本日も最後になりますけども、
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今後番組を良いものにするために、皆様の感想をどしどしお待ちしております。
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ということで、また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。
さようなら。