1. 神田大介の経験
  2. 推し活 その2
2024-11-06 10:07

推し活 その2

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推し活ね。私自身の経験、まあそういう番組なんでね、これね。
いろいろ思い出してみたんですけど、やっぱり私推し活ってしたことないと思うんですよ。
推し活っていうか、まあそもそも人を応援したことがないなと思って。
あの、ヤバいっすかね、人間としてね。
で、どういうことかっていうと、例えば、何でもいいんですけど、一番ちっちゃい頃だと運動会とかで自分のチームだったりクラスだったり応援するみたいなやつ。
頑張れとかいうやつ。あんなん、全然たぶん行ったことないし、行ったとしてもね、あのやらなきゃいけないっていう同期圧力でやってるだけで全く思ってないんですよね。
クラスの友達が勝ったらいいなとか思ってないですよね。
で、その後、まあちょっとそれっぽいのは、やっぱり野球、プロ野球、中日ドラゴンズファンだったんで、やっぱドラゴンズが勝ったり負けたりすると嬉しい悔しいってのはありましたよね。
ただやっぱね、なんかそこまでじゃないんですよね。勝敗は気になるし、再開が続くと本当になんかしょうもねえなって気持ちはなりますけど。
世の中のファンとかを見ているともっと熱い。だいたいそもそも私は球場とかそんなに大していかないですし、野球の試合を見ることも、今やんかね別にスマホで見られますけど、見てないし、せいぜい毎日の試合結果見て、今日はこいつが活躍したんだなとか確認してるだけですもんね。
あとはね、ポッドキャストでね、ささやきドラゴンズトークってのがあったんで聞いてたんですけど、最近更新してくれないしな。
YouTubeには山ほど番組ありますけど、見てると切りないんでね。
見てない、見ないようにしてますけど、時間がなくなっちゃうんでね。
ドラゴンズも、前にこれ経験としては出したと思いますけど、父親に連れられて、スター選手のサインボールをもらったってことがあったんですけど、
私の母のおじが中西ドラゴンズの営業部長だったんで、裏口から入ったってのがあったんですけど、別にあんまり嬉しくなかったんですよね。
父親はすっげー怒ってましたけど、その後もドラゴンズファン一筋みたいなところはありますが、とはいえとはいえ、球場とかほんとなんか全然いかないですしね。
私の先輩記者にガチの阪神ファンの人いて、その人は阪神が負けると怒りのあまりですね、家の壁に穴を開けてしまうっていうね。
それはちょっとやりすぎだろうと思いますけれども、そういう熱量のある人っているじゃないですか。
そもそもガイア席行ったことないし、最終的にはやっぱりそれは選手なり監督なりのやることだよなっていう、どっかに何か覚めたものがあって、だからそうそう、プロ野球のファンとかにもものすごいザックラケット2タイプあると思うんですよ。
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分析みたいなのが好きな人と、本当にメガホンを持って応援することが楽しい人とね。
私はその分析型なんで、全然思えない。ひどいですよね。
球場に見に行った時に応援とかしないですもん。それは全然したことないですね。
それから何ですかね。ちょっとそれっぽいなと思うのはお笑いなんですよね。
僕はお笑いはずっと好きで、その購買コード、押し勝つっていうのはそうそう、ニュース現場からの番組の中で言ってたのは、同じCDを10枚買うとか、いわゆるそれでハイタッチとかできるそうですけれども、AKB商法ですよね。
握手券がCDの中に封印されてるんで、たくさんあればあるほどね、何回もあるいは長く握手ができるっていうね、アイドルとお話できるっていう、あれは本当に誰が発明したのか知りませんけど秋本康さんなのかどうか知りませんけど、面白いですよね。
誰かが思ったんでしょうね。CDっていうのは音楽を聞くもんだとばか思ってたけどそうじゃないんだと。
それを売買にしてファンとアイドルがつながるものなんだと、課金装置なんだと、枚数関係ないんだっていうところに誰か気づいちゃったわけですね。
ビジネスでは本当に大変なブレイクスルーだと思いますよ。CDって1枚あればいいじゃんっていうね、まさに常識を壊しちゃったわけですからね、そういう人っているんですね、天才ですよね。
良いか悪いかは別としてね。
そういうようなこと、購買をするっていうのが推し活の一つのですね、支障になると思うんですけど、それをやってたのはやっぱりお笑いなんですよ。
僕ダウンタウンですねやっぱね。
ゴッツA感じのDVDとか、その後で松本ひとしさんが出したビジュアルアルバムとか、寸止め海峡のビデオって14,800円出して買いましたもんね。
これは推し活に近かったですね。ただやっぱそれでも熱量的に、劇場に行ってもダウンタウンは見れなかったですけど、出待ちをするみたいなことはやんないし、
ダウンタウンはともかくとして、他の芸人のお笑いは見に行ってましたね。そんなに頻繁じゃないですけれども、いわゆる小屋みたいなところに行ったりっていうのはありましたけど、あと爆笑応援バトルの審査員をやってましたけど。
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ただまあなんつーか、箱押しって感じですよね。お笑い全体が好きだし、芸人の相関関係みたいなのが好きでしたけど、だからってないもん。なんか応援する感じじゃなかったんだよな。
勾配っていうことで言うと、やっぱり若い頃ですよね。だって音楽のCDとか買ってたんだって。若い時だけで、RCとかクイーンとか買ってたんですけど、あの推し活っていう感じは全然ほど遠かったし。
でもやっぱりですね、今の清志郎さんが書いてる本読んだりとかしてたんで、それちょっとだけ推し活に近いかなっていう感じしますよね。
そんなぐらいかな。ゲームが推し活なのかな。ゲームは好きでよく買ってましたけどね。あと漫画。漫画も買ってましたね。
パタリロとかね。松本玲司さんのね。また松本だ。銀河鉄道3-9の松本玲司さんの漫画を買ったりしていたのは、ちょっと知ってましたね。自分の中で推しの漫画家みたいなのがいましたね。そういう言い方をすればね。
ただだからね。閲覧がないんだよな。漫画をただ買うだけではあんましね。でも漫画家さんって、漫画を買う以外の接点って普通の人はあんまないでしょうね。コンサート開くわけじゃないですからね。その辺ぐらいかな。
でもそうやって考えると私もそれなりにやってる感じもしますね。どこが違うんだろう。それは私が勝手に違うものだっていうふうに考えてるだけなのかな。ただまあ、そこでやっぱりアイドルの場合はオーディション番組みたいのがあるっていうところが一つ装置として、より熱狂させるようになってるんですかね。
その番組でも指摘されてましたけれども、確かにスター誕生とかの頃からアイドルってオーディションと切っても切れない存在で、その成長物語を楽しむっていうところがアイドルの醍醐味。アイドルを消費するとはそのようなことだっていうね。なるほどなと。だから別に今始まった話では全然ない。
そうですよ。私の同世代だって特効服とか着てアイドルのコンサート行ってる男とかいましたもんね。桃太郎軍団って言ってます。手口桃子さんのファンね。太郎ついてますからみんな大人なんでしょうけどとか。ああいうのっていうのは別に性別ジェンダーとか関係ないし年代も関係ないんですよね。
そういう関係性の物語みたいのを作ることによって消費を促すっていうか、逆にそこにしか消費が起きないっていうことではあるんでしょうね。ただ、そこかな。私が野球見に行ったり漫画読んだりしてもそこにはそのナラティブを促す装置はなかったですもんね。今はあるんでしょうね。きっとね。
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野球で言うとファン感謝デートクがそれにあたる。でもあんなもん年間の中の単なる1日ですからね。漫画はそれもないよな。
そういうナラティブ造成装置みたいなのがやっぱり一つ熱量のきっかけとしてあるかないかっていうところで分けてるんでしょうね。
でもそれってそんなに意味があるのかないのかっていうと結構難しいかもしれませんね。
本質的な物事の違いではないっていう感じもする。
でもね、そういうことを持って人ってね、例えば犯罪も恋か恋でないかっていうところで量刑って全く違ってきますから、そこを意図しているかいないかっていうのは結構大事なところかもしれませんね。
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