1. 神田大介の経験
  2. 推し活 その3
2024-11-07 10:08

推し活 その3

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一つ一つ気になっていることがありまして、推し活の文脈なんですが、我々は、どこかホストクラブでホストに見つぐ女子、少女たちのことを見下していないかということなんですよ。
各種のエルポルタージュが明らかにしているように、奥歩公園で立っている少女たちであったりとか、風俗業界に圧戦されていく少女、女性たち。
少女は、見つかると条例で罰せられてしまうので、風俗業で働くということは、都道府県によって違うんですよ。
18歳だったり20歳だったりするんですが、地域によっても違うだろうな。
ともかく、その年齢に達しないで大量の金額を手にしようとしたら、立ちん坊するしかないんですよね。
という構造もありますが、いずれにしても、そうやってお金を稼いでホストに支払うということを、我々は見つぐとか、そういうことをさせられているという視点で考えますよね。
もちろんそういう部分もあると思うんですが、特に本当に若い頃は視野も狭いし、世間知らずだから。
それこそ、最近問題になっている闇バイト。
ホワイトですよっていうふうに、そういうアルバイトを探していたら、結局運転免許証を取り上げられて、前の実家を襲うぞと脅されて、やったことが強盗殺人。
死刑か無期ですからね。みたいな話も、だいたい若い人じゃないですか。やっぱり視野が狭いし、世間知も低いんで、そういうのに騙されやすいというところがあるので、そこは本当に考えないといけないと思いますね。
私はそういう若年の結婚とかにもすごい反対で、私が住んでいたイランなんかだと、女性は13歳から、これ要するに生理が始まった年齢ということになるんですけど、
これもイスラム教の教え習いに関係があるという人もいますけれども、ともかく13歳で結婚はやっぱり無理ですよ。
13歳、肉体的には子供を宿すことができるという体になっているのかもしれませんが、男性も性痛とかもあるだろうしね。
だけど女性の方の問題は、だいたいこういうのって年取った男と13歳とかで結婚という場合ばっかりなんですよ。逆もないとは言えないかな。
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でもあんまりイスラム圏でそういう話じゃないですけどね。でもやっぱりそうじゃない。西洋とかでもし13歳で結婚できるようになったら逆も起きるでしょうね。
年嵩の女性が若い少年を埋めとる。それに何がいけないかってやっぱり判断能力がないからですよ。
それは間違いないです。そこにおいて子供を未成年を大人と統一することは絶対できないと思うんですよね。
その視点はすごく大事にしたい一方で、ただ自分の身を子にして人のために働くっていう行為自体は否定される話じゃないんじゃないですかっていうことなんですよね。
そうすると私たちが奥羽公園の立ちん坊少女たちを見て生き延るのはなぜかっていうところを考えなきゃいけませんよね。
やっぱり今言ったような、少女の判断能力の無さが使われているっていうところは徹底的に問題出すべきだと思うんですね。
一方で、生産業に従事していることが問題だっていうことなのかってことなんですよ。
それは単純にやっぱり性行為を労働として認めないっていう立場ですよね。
セックスワークっていうのは歴然として存在していて、本当にいろいろなんで何とも言えないところなんですけれども、すごく純粋な例だけ挙げるとですよ。
本当に身体に障害を抱えていて機械を使わないと自分の生命を維持できないっていうそういう男性に母親が、このままだと性的な体験というのがなく一生を終えてしまうかもしれないということで風俗場を呼んでですね。
性的なサービスを受けさせる。ただもうそういう機械を使わないといけないもんだからお母さんも近くにいるわけですよみたいなそういうケースもある。
だからそういう介護であったりに近いような形ですよね。てか介護でしょうね。やっぱり風俗ってね。そりゃそうでしょう。そういう性行為とかできないような人がそこに来るっていう側面は否めないでしょ。
別にモテる男の風俗行く奴いるけどね。行かなくていいっていうそういう人だっているわけですから。そういう側面があるってね。でも誇りを持ってポロの女優をしているっていう人もいるわけですよね。
そういうことで言うと別にその生産業自体がじゃあ悪なのかって言ったら僕は全然そんなことはないと思うんです。必要としている人がいるし、そのことによって救われている人っているんですよ。
他方、僕暴力団の取材してたからやっぱり風俗業ってそんなにやっぱりみんながやりたい仕事じゃないんですよ。そういう人は偉いなと思いますけれどもやりたくない人が多いですよね。
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じゃあどういうふうに安定してそういう需要があるわけですから供給を満たすのかっていうビジネスってのは存在するわけです。確実に。
それを私取材しましたからね。いろんなやり方でそこに持っていくわけなんですけれども。その一つとしてやっぱりホストクラブが使われているっていうのは私が取材していた当時もありました。
色濃営業とかをかけさせて売りかけ金を持たせてそういうふうに借金を背負った。これ何ですかね方言なのか業界語なのかわからないですけど名古屋の風俗業界ではバンスって言い方してましたけど借金です。
バンス持たせてお店で働かせる。バンス膨らませる。そういうやり方をホストクラブ媒介にもして他の手段としては覚醒剤とかもあるしもともと家が借金を背負ってるって場合もあるんですけど。
いろいろな方法を使って私はここで働かなきゃいけないっていうふうに思い込ませるっていうやり方をするんですよね。
暴力団でやることだってだいたいみんなそうで。ちょっと言った闇バイトとかもそうですよ。運転免許証取り上げられたからどうってことないんですよ。すぐ警察行けばいいんですよ。
だけどもう逃げられないっていうふうに思い込ませて強盗殺人を手伝わないとどうにもならないって思い込ませるっていうね。
そこなんですよね。そこに判断能力っていうのが関与してくるっていうことですね。
ただ判断能力判断能力って言ってきてそしてそれが年齢と関係があるって話をしてきましたがそして関係ありますよ。
それはねだんだん勉強とかを重ねて世間の経験を重ねてっていうことの中でその判断の良くてできるわけですが。
別に年齢と本来的に関係はないですよね。世間知に長けた子供もいるし実際いますよね。
大人みたいな名下を子供ってね。何も世間のことを知らない大人もいますよね。
そして残念ながらその認知能力っていうのは年を重ねるにつれて麻毛していくので失われていくのでやっぱりお年寄りがそういう振り込め詐欺とか狙われちゃうんですよね。
つまりですねやっぱりそういうことのリテラシー。
自分のことに関するリテラシーみたいなのを何かしらつけていくっていうことが必要で。
それってどうしたらいいのかなっていう。私マスメディアで働いてますけれどもマスコミは多分そういうことができる。
教科書とかには書けないので学校で教えられないことってのはまさにこういうことなんだろうと思うんですよね。
やっぱり事件報道とか減ってますもんね。
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どちらかというとそういうものは社会の暗部みたいなのはもう見たくないっていう読者の方も増えているんですよね。
これはロイターオックスフォードの調査とかでもね社会の暗部って言い方してないですけれどもやっぱり見てて気分が悪くなるものは読みたくないっていう傾向なんですよ。
犯罪ってグロいんでやっぱりグロいって血がドバドバ出るとかそういう意味じゃなくて人間の心理としてグロいんですよ。
こんな悪意あるやついるんだみたいな悔いがあるというよりはやっぱりおろかさかな。
ひどいものですよ本当。
そういうところで言うとそこから目を背けるっていうのはリテラシーをつけることの反対になるので。
本来やっぱり性行為とかも日本って隠しがちじゃないですか。
性教育もその方向ですよね。
それはね多分社会のためにならないっていうふうには思ってますね。
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