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2021-08-01 08:12

044. 3Dディスプレイに関する雑談

長崎の路面電車から,3Dディスプレイに関する雑談をしてみました.(別撮りです.)

毎週金曜日朝7時にアート,リベラルアーツと科学技術に関するニュースレター『STEAM NEWS』を発行しています.YouTube,ポッドキャストでまとめもお送りしています.

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いちです。おはようございます。
今日はですね、長崎が大雨なので、自宅兼スタジオで録画録音をさせていただいています。
YouTubeでご覧になってくださっている方は、背景がずっと一緒だと面白くないかなと思いまして、
こちらは別日に撮らせていただいた、路面電車からの風景を流させていただいています。
通常再生だと30分以上かかっちゃうので、早回しで送らせていただいています。
全体の尺が8分少しなので、そのぐらいの間の中でお話をさせていただければと思います。
長崎の方は、電車というと路面電車のことらしくて、JRは機車と言うそうなんです。
ひょっとしたらそのある程度の年代から上の方だけかもしれないんですが、
ただ、電化されていない区間も多いので、電車と呼べるよりは機動車と言うんですかね。
機車という風に呼ぶのが正しいのかなと思います。
以前僕が住んでたところも電化されてなかったんじゃないかな。
単線でしたしね。本数も全然少なかったんですけれども、そういう場所もあるということでね。
新幹線も通るというところの足元ではまだまだそういう古い路線も通っていて、
ただ鉄道ファンの方には評価の高い路線だったりとかはするんですけれども、鉄道も面白いですよね。
綺麗なところ通りますしね。
今日なんですけれども、どんなお話をしていこうかなと思っているかというと、
先週オリンピックの開会式があって、ドローンによる3Dの立体ディスプレイというのがありました。
オリンピックロゴであったりとか、それから地球であったりとかね、
オリンピックスタジアムの上空に展開されたんですけれども、
これもともとはインテルのシューティングスターという技術で、
2016年からは公開の場で使われている技術なので、
実際には2015年からインテルはデモをしていたようなんですけれども、
なので5年、6年経っている技術ではあるんですね。
もちろん毎年台数が増えたりとか、精密になったりとかはしているんですけれども、
そんなに新しい技術ではないということなんですけれども、
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ただその3Dによるコンピューターグラフィックスであったり、
それから立体表示に関しては、もともと日本一歩リードしていたんですね。
それは1980年代に遡ることになるんですけれども、
現在、もう体感されていると思うんですけれども、
宝塚大学という大学、現在は宝塚大学と呼ばれている大学で、
もともとは美大で、それから看護の学科もできて宝塚大学になったんですよね。
最初は美大で、僕の実家のすぐそばにあったんですけれども、
そこの多分創設当初から教授でいらっしゃる大村先生という先生がいらっしゃるんです。
もともと大阪大学の先生で、その大村光一先生という先生が、
実は世界で最初にコンピューターグラフィックスによる映画を作られたんです。
ディズニーより1年早かったんじゃないですかね。
ゴルゴ13のCGを使ったシーンがあるんですけれども、
そのシーンを作られた先生が、まだコンピューターが8ビットの時代だったんじゃないかな。
8ビットだったと思います。
その先生が今度富士通と一緒に作られた作品が、
筑波万博、筑波科学万博、85年ですね。
富士通ファビリオンで紹介された3D映画のザ・ユニバースというもので、
これは本当に全編フルCGで、モノクロですけれどもね。
赤青メガネで見るので、モノクロ映像なんですけれども、
宇宙の映像であったりとか、分子、タンパク質であったりDNAだったりとか、
立体構造をドーム状の大きなシエターで見せるという作品を作られて、
これ僕は小学生の時に見たんですけれども、
疑問を抜かれて、それが元でCGの世界に入ったんですね。
ちょっとお茶飲ませてください。
一発撮りしているので、編集しない予定なのでこのまま撮っちゃいます。
これね、津島紅茶という人、今パッケージ持ってきてるんですけれども。
映るかな。これ、津島紅茶。
これすごいおいしい紅茶なんですけれども。
もちろんコンピュータグラフィックスに関しては、
PIXARの創設者でもある江戸キャットムールという博士がいらっしゃって、
ユタ大学ですかね。
一人でもものすごい業績を残されていて、
PIXARもスティーブ・ジョブズが経営してたわけなんですけれども、
技術部門、もちろんアート部門であり経営部門というのも一緒にだいぶ仕切ったようなんですけれども、
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すごいマルチトライアントですよね。
キャットムールという巨人がいるんですけれども、
日本にももちろん初期のCGの技術を支えた西田先生があるとか、
今申し上げた大村先生とかいらっしゃって、
巨匠たちがいたわけですね。
その3Dの技術。
3Dの技術というのは、いろいろ技術としては、ディスプレイとしてはいろいろあるんですけれども、
右目と左目に違う映像を見せてあげることで立体感を感じさせるというのが、
一番おそどつな技術になろうかと思います。
そこを使ったのが一つが、赤青眼鏡というもので、
例えば右目に赤で左目に青の眼鏡をかけると、
今度は画面の方にも右目用の映像を赤で描いて、
左目用の映像を青で描くということで、
そうすると青い眼鏡には赤い光が通らないので、
赤い眼鏡には青い光が通らないので立体感が出てくるというような仕掛けですね。
初期の立体ディスプレイというものはそういうものを使っていました。
その後、フルカラーにするために変光眼鏡というものを使ったりとか、
ディスプレイそのものを3Dにしようと、ドローンなんかその動きですね。
ディスプレイそのものを3Dにしようというものもあります。
後ろの背景を見ていると、今ちょうど長崎大学を通過して、
住吉という駅を通ったところです。
もうすぐこの動画も終わります。
それではまたお会いしましょう。
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