1. 鴨川でゆっくりしたい。「かもラジオ」
  2. #17 京都の浄土系アイドル出身..
2024-09-17 32:00

#17 京都の浄土系アイドル出身で、冥土喫茶の元メイド。人類のまどろみを司る!?(合同会社madoromism nixonさん)

今回のゲストは、合同会社madoromismの代表nixonさん。京都の沓掛で過ごした学生時代の思い出や京都の各所で生活してみてわかったそれぞれの地域性、京都に惹かれる理由など暮らしの観点から、宗教や信仰をテーマにしたアイドル・メイド活動、現在のお仕事の話まで、多様な経験を持つnixonさんにたっぷりとお話を伺いました。


▼今回のトーク内容

自己紹介/沓掛にあった京都市立芸術大学/卒業後は菩薩系アイドル/長岡京の禅道場で修行/筑波大学大学院で宗教学/宗教・芸術への興味関心/鴨川が恋しくて/住みやすい四条大宮/現在は北区の千本北大路へ/大宮通が面白い/メイド(冥土)喫茶や佛佛部での活動/自転車で君だけのお気に入りの店を見つけろ/歴史をどうマッピングするか/感想


▼出演

ゲスト

nixon(辻村知夏)

京都市立芸術大学美術学部(彫刻専攻)卒業。アイドル活動や禅道場での修養生活などを経て、筑波大学大学院哲学・思想専攻にて宗教学を専修、修士号を取得。浄土宗龍岸寺にて専属メイドとして宗教間対話イベント「冥土喫茶♡ぴゅあらんど」の企画・運営などにかかわる。現在、フリーイラストレーターとして活動しながら、宗教/芸術/学術の境目を融通する可能性を探っている。

HP: https://mdrm.world

instagram: @nkr_madorom


メインパーソナリティ

坂井晃人(ちい):⁠⁠⁠https://twitter.com/tiis_kitchen⁠⁠⁠

1992年生まれ、東京育ち。高校の修学旅行で初めて訪れた京都に心惹かれ、京都大学に進学。大学院を中退したのち、東京でまちづくり会社に就職。誰もが挑戦できる社会づくりをテーマに、全国で住民対話の場づくりや官民連携などに取り組む。 妻の妊娠を機に、2021年に心のふるさと京都へ移住。翌年、ツナグムに参画し、京都を帰って来れるまちにしたいと京都移住計画に関わる。住民対話ワークショップファシリテーター養成や、一児のワーパパとして夫婦向け育児コミュニティの運営なども行う。


▼番組概要

京都の様々なプレイヤーが集まり活動している様子や「居・職・住」について、鴨川でゆっくりしながら雑談する番組。記事に載せきれなかったことや、日々の生活のことなど、音声コンテンツならではの情報もお届けします。ホストは「京都移住計画」のメンバーが務めます。


▼京都移住計画

WEBサイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://kyoto-iju.com/⁠

サマリー

本エピソードでは、合同会社madoromismのニクソンさんが京都での生活や自身の経歴について話されています。元菩薩系アイドルとしての経験や宗教学を学んだ経緯など、多面的な視点から人類のまどろみを探求する姿が描かれています。京都の浄土系アイドル出身のニクソンさんは、アイドル活動を通じて宗教芸術や人々の信仰について探求しており、メイド喫茶の経験を活かして宗教の理解を深める活動を行っています。彼女は京都に住むことで感じる魅力や地域の特色についても熱く語ります。このエピソードでは、冥土喫茶での経験や宗教、美術、芸術への関心についても触れられており、リスナーに向けて鴨川での交流会を提案しています。

ニクソンさんの紹介
鴨川でゆっくりしたいラジオ、鴨ラジオの時間がやってきました。本日のパーソナリティーは、知井こと坂井が務めます。どうぞよろしくお願いします。
今回、ゲスト会でございます。いつもですね、京都移住計画でお世話になっているパートナーの方や企業の皆さんをゲストにお呼びして、京都の暮らしについていろいろと伺っていきたいと思いますが、今日はですね
合同会社madoromism代表の辻村知佳さんをゲストにお迎えしてお届けしていきたいと思います。辻村さんよろしくお願いします。
どうも、初めまして。
辻村さんと言ってますが、通称ニクソン。
はい、ニクソンでございます。
ニクソンさんですね。
どうも、お世話になっております。
なんでニクソンなんてさっき聞いてたら、あさっての方か。
ちょっと諸説あるので、いろいろ皆さんの方で想像を膨らませていただいて、解釈の数だけ。
だいぶ難しい謎解きかもしれない。
そうですね、基本的に謎に包まれた人間なんで、ちょっと今回、カモラジオ怪しい回になるかなと思うんですけど。
いいね。過去一怪しい回にしていきたいですね。
BGMをちょっと変えて、ズモモモみたいな。
ちょっとおどろおどろしい感じで。
おどろおどろしい感じで。
なんかちょっとヒヤッとする感じの怪人。
能量みたいな、ホラー回にはならないと思いますけど。
ちゃんと怖くない回にはしますので。
じゃあニクソンさんと、ニクソンと辻で今日はお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします。
まどろみの概念
よろしくお願いします。
じゃあ簡単にですね、ニクソンさん何やってるのかみたいなところに、簡単な自己紹介を最初お願いしてもいいですか。
はい、そうですね、合同会社マドロミズムっていう会社。
これ一人でやってるんで、個人事業に気が生えたようなものではあるんですけど、代表をしてます。
で、マドロミズムっていうのは、人類のまどろみをつかさどるっていうのが一応コンセプトとしてはあって、
基本的にやってることはイラストレーションとか、デザインとか、
あとは活動のアーカイブ、組織でイベントをやったとか、継続的にやってるプロジェクトみたいなのをどう振り返れる形にするかというか、
やりっぱなしで終わっちゃうことって結構あると思うんですけど、
いい振り返り方というか、いい思い出し方をできる記録の仕方って何なんだろうみたいなことを、
いろんな企業さんとか個人の方と共同研究みたいな形で、その都度作ってるっていう形になります。
なるほど。まどろみは何かどっから出てきたんですか?
まどろみは、元々芸大で芸術を学んでて、出身大学京都一律芸大なんですけど、
そこで彫刻をやってた時に、人間の重力に負ける形みたいなのに興味があって、
基本的に人類のどうしようもなさみたいなところに関心があって、
完全に目覚めてる状態って実はないんじゃないかというか、
覚醒しきってない?
そう、実はずっと寝ぼけてるのかもみたいなっていう、2度寝3度寝4度寝の中に実はいるのかもみたいなっていうのを何となく思ってて、
芸大出た後、大学院に行って宗教学を学んだんですけど、
それもやっぱり人類のどうしようもなさの極地というか、
芸術も宗教も、人間が完全体だったら多分やらないことっていうか、
不完全だからこそ何かを求めて、宗教っていう形とか芸術っていう形を求めていくんじゃないかっていう仮説のもと、
完全に目覚めてない人類のまどろみの層、その層っていうのは手層の層みたいなのを、
どう記述できるかみたいなことで、まどろみイズムで。
なるほど、人間が不完全だからこそのまどろみっていうのがテーマにあるんですね。
京都への帰還
そうですね、ちょっとめっちゃややこしいんですけど。
いいね、なんか初っ端から飛ばしてる感じいいですね。
もう大体の概念説明しようと思ったらこうなっちゃうっていう。
今日はこういう回です。
入り組んだ、はい。
一律芸大、京都の南北漢字で、靴掛けっていうね、
多分スマホで靴掛けって打つと、サジストは多分出てくると思うんですけど、多分普通読めない漢字の靴掛けというところにある。
あった、かつてあった。
大学で学んでおられて、もともと出身はどちらだったんですか?
出身大阪ですね。生まれは広島で、育ちは小中高等大阪。
で、大学から京都に出てきたっていう感じで。
京都と関わり始めたのは、もう大学進学きっかけに。
そうですね、でも靴掛けってあんま京都ではないっていうか、
関急桂駅からバスで20分ぐらいさらに上に上がっていったところに、当時の京都一芸あったんで、
あんまり京都らしくない暮らしっていうか、ずっと山にこもってるみたいな。
芸大自体も村社会だから、その中で青春が多くて。
たまに山から降りてきて。
降りてくる感じのイメージなんですね。
人里に降りてきて、鴨川でゆっくりするみたいな。
当時の拠点は、そういうわりと京都の中では、山まで行かないですけど、ちょっと外れのね。
そうですね、そこはそこで面白いっていうか、
国道9号線をずっと西に行って、亀岡とかの入り口で、
確か亀岡とかに行く途中で靴を脱ぐ場所、脱いでかけておく場所だから靴掛けみたいな。
確かそういう言われがあった。
確かに交通の要所まで行かないかもしれないですよ、
交通の流れがあって、そういう土地が生まれたみたいなのは確かにあるのかも。
京都の中心部の端っこみたいな、西京区なんか独特の雰囲気あるのかなっていうのはちょっと思ったりします。
京都市内で言うと、西の方のエリアですね。
そこにじゃあ当時はいらして、大学出てからはどうされてたんですか。
大学出て、1年アイドル活動をやって。
アイドル活動?何アイドル?
菩薩系アイドル。
菩薩系アイドル、初めて聞く人しかいないじゃん。
そうですね、菩薩になって、人間を救うっていうのをコンセプトにした、お寺を拠点にしたアイドルを1年やってて、
その時は茶山のあたりに住んでましたね。
西京区の方ですね。
なのでかなり京都らしい生活になって。
そのあと1年間は、長岡郷にある、長岡禅塾っていう臨済州の禅道場に1年間住んで。
アイドルやってた時に、ちょっと大学院行きたいなって思って、1年間道場に住み込みで修行しながら、
そこは料費と食費が無料だったので、その代わりにみっちり修行するっていう形で、修行しながら受験勉強して、大学院目指して、
その後、筑波大の大学院で宗教学というので、2年間筑波に移住した形で、また戻ってきました。
結構、菩薩系アイドルとか、禅寺での修行、それは僧としての修行なんですかね?
でも、ガチ僧の修行ではないですけど、雲水さんっていう修行僧の方が、一応修行をつけてくれるみたいな感じで、
朝5時から座禅して、掃除やって、朝ごはん、お粥食べたら、昼間の時間はフリー。
なので、仕事したり勉強したりっていうのは基本的に、街中に出たり、図書館に行ったりして、夜また帰ってきて座禅するみたいな。
なるほど。朝と夜なんですね、活動の。
そうですね。
コアタイム的な。お寺っぽい。
本当にガチの雲水さんは、一日中朝から晩までですけど、学生向けの道場ということで、その辺は割とゆるい感じで、
当晩生でご飯作ったりとか、あと結構国際食豊かなところだったり、スイスの方とかトルコの方、スリランカの方。
すごい、めちゃたこくすぎる。
一緒に座禅して、修行してっていうのを一年やってました。
そっからさらに院でも、宗教をほんまに学んでっていうので、もともとその宗教自体に興味・関心があったんですか?
そうですね。高校の時とかは、結構教祖になりたいなとかって思ってましたけど。
新たな教祖。
教祖願望。今はちょっと嫌ですけど。
大学時代、芸大にいたときに、4回戦の時に菩薩アイドルをプロデュースしてたリュウガン寺っていうお寺さん。
京都駅近くにある浄土宗のお寺なんですけど、そこで宗教間対話のイベントを企画するっていうのを、
私ともう一人、キリスト教の研究者の方と住職の3人で企画して、2016年からやってて、
そこで結構アカデミックな宗教学に関心を持ったっていう感じで。
そういう宗教とか面白いなっていう方からすると、京都ってまさに宝庫というか、
研究テーマも活動場所もいろいろあるような土地なのかなっていう印象はあるんですけど。
キリスト教もあるし、同志者とか、いろんな土壌が入り乱れてる土地なんで、
宗教の勉強をしたりとか、活動するには面白い場所なのかなっていうのは思いますかね。
そっかそっか。そっからじゃあ委員で、がっつりと宗教専攻されて終始取ってから、また京都に帰って来られたんですかね。
本当にもう鴨川が恋しくて、もう無理ってなったんですよね。
筑波行った時に。
筑波も研究するには絶好の環境っていうか、本当に自然も割と豊かだし、気持ちいい場所ではあるんですけど、川が近くになくて。
川大事?
川大事ですね。行こえる川が。心がめっちゃ鴨川を求めて。
そうだったんですね。
本当にそれですね。
じゃあ京都また帰りたいな、暮らしたいなみたいなのは思ってあったんですかね。
そうですね。もう切実に。
京都への愛着
京都いいなみたいなのは、学生時代過ごしたからなのかな。もともと大阪も出身で、なんとなく近しい関西圏ではあると思うんですけど。
それだけ京都が鴨川がっていうのは。
そうですね。でもなんかよく言うじゃないですか。大学時代京都で過ごすと、もう魂が京都に引きずられてっていうか。
私もそのタッチなので、よくわかります。
なんか戻ってきちゃうみたいな。でもいろんな意味で、ちょうどいい感。スケール的にも、暮らしやすさと文化の充実度というか。
そうですね。それもあって、やっぱり京都一択みたいな。
もちろん他の地域も面白そうだなとは思うけど、いっちゃんバランスが良くて戻ってきちゃうのが京都みたいなところがあるかも。
戻ってきちゃうっていい表現ですね。帰ってきちゃうみたいな。
心が鴨川を求めてたっていうか。
一度知ってしまうと忘れられないみたいな。
そうですね。やっぱりああいう規模感で生える川のほとりって、なかなか少ないんじゃないかな。他の地域。
あるかもしれないけど、鴨川特有のやっぱり。
空気感というか、なんかありますよね。好きな僕らからすると。
だからこのラジオのタイトル秀逸だなと思って。
鴨ラジオに?
鴨川でゆっくりしたいっていう。
ほんと京都に住む同期の8割それかなと思います。
いろんな思いでね、ぜひ京都来ていただければとは思いますが。
京都戻ってきてからはどのあたり拠点に今はいらっしゃるんですか?
そうですね。2年ぐらい四条大宮に住んでて、そこめっちゃ住みやすくて。
で、そのあとちょっと2人暮らしになったので、本が大量に家の中にこう。
これどうしようってなって、一個立ての賃貸が借りられるところが千本北大寺にあったんで、そっちにちょっと移動して。
なので結構大宮通り沿いみたいな、大宮通りから千本通りのあたりをうろうろしてます。
なるほど。区でいうと北区になる?
今はそうですね、北区ですね。
じゃあ割と過去の返力でいうと、いろんな西京から左京も行って、今その中間、ちょっとずれるかもしれないですけど、真ん中の北区のほう見てみたいな。
いろんな地域見てきて、京都のエリアの特徴もそれぞれで全然違ったと思うんですけど、今のとこはどんな感じですか?
北区は最近開拓しようとしてるところで、大宮通り面白いなっていうのは、立ての筋でいうと、立ての筋でゾーンというか雰囲気があるような気がして、
大宮通りの文化ゾーン感、メインストリームではないんだけど、サブカル感がちょっと最近は気になってます。
そうなんですね。
四条大宮も面白いし、三条通り商店街があって、やっぱり生活感と、若者もおじいちゃんおばあちゃんも両方いてみたいなっていうのとか、
そうですね。住みやすいし、面白いし。佐教区はわかりやすく京都、一番ディープなゾーンでもあり、ザ京都、地味猛漁が住まう。
だけど、大宮中行区とか北区もちょっと面白さが、別の面白さがあるなっていうのは思ってるところです。
住んでみて、いろいろわかってきた感じなんですかね。
そうっすね。住まないとわかんないことありますよね。
僕も今は佐教区在住なので、そんなにちょっと西の方になる大宮通りの方まで行かないんですけど、学生の頃は千本丸田町っていうとこに住んでいて、それこそニクソンさんがたまに遊びに来てくれてたりした。
実は付き合い長いんですよ。
そう言えばそうだった。
すごい初めまして感で喋ってたかもしれないですけど、実は付き合い長いんですよ、この二人。
割と縦の通りで言うと似たようなところ住んでたので、なんとなくそのイメージは僕もわかります。
千本通りちょっともっと掘りたいんですよね。
そうですね。結構、すごい新しい風が吹いてる、いけいけなエリアというよりかは、昔ながらの街並みとかも残りつつ、そういうほどよさがいい感じのイメージはあるかもしれないですね。
あと西陣もあるし、上七軒とか、そのあたりの昔ながらの伝統が残っている場所と、なんかちょっと曰く言いがたいな、雰囲気が感じてます。
いいですね。ありがとうございます。
アイドル活動の内容
あと、活動のところ、もうちょっと掘りたいなと思っていて、何系アイドル?菩薩系アイドルって何やってたんですか?
主には、なんか阿弥陀如来の命を受けて、人々を救うために降臨したっていう感じで、歌とダンスで衆生を救うっていう。
それはお寺で活動をされていた?
そうですね。お寺でもライブをやったり、あとライブハウスに繰り出して。
ライブハウス?ガチアイドルですね。
ガチアイドルね。一応ちゃんとアイドルの活動を。
すごいな。なんかどういう方々が見に来られるというか。
でもちゃんとアイドルアタックの方が。
つくんですね。
そうですね。で、ダンカさんとか、仏教ファンみたいな方も見てくれててというか。
そうですね。いろいろ。そこでも京都一芸の子がプロデュースしてたりして、メンバーも結構芸大生が多かったりとか。
なので、学生の活動の延長線上にアイドル活動があってみたいな。
アイドル活動をやってましたまではまだギリギリで会えそうな範囲かもしれないですけど。
ボサツキアイドルやってましたわ。
この世を探してもなかなか京都のほんまに一握りの方やと思うので。
京都の中でもかなり怪しい部類で。
でもそういう怪しさも許容されるやっぱり、奴隷が京都という土地にあるっていう。
めっちゃ面白いですね。
宗教芸術への取り組み
なんか他にもいろいろそういういろんなお寺での活動とかされてたと思うんですけど。
メイド喫茶みたいなのもされてらっしゃった?
そうですね。
メイドは何のメイドかっていうところからちょっと伝えないといけないかもですけど。
そうですね。浄土の代表的なメイドの土産のメイドのメイド喫茶。
それがさっきちらっと言ってた宗教間対話のイベントなんですけど。
そこで親しみやすい。やっぱり宗教の話するってなったらちょっととっつきづらいところがあるよねみたいなところで。
じゃあカフェスタイルがいいんじゃないかっていうのと、じゃあメイド喫茶にしちゃおうみたいなっていうノリと勢いで。
そうですね。2016年から。じゃあ私メイドやりますみたいな感じで。
アイドル活動とちょっとかぶってた時期もあるんですけど。
そこでアンバサダーとまではいかないですけど、お寺の文化だったりとか、あとはやっぱり人間の信仰そのものが一体何なのかみたいなのを、
いろんな研究者の方とか信仰を持ってる方をお呼びして、お話し聞くみたいなっていう、結構がっつり。
なるほど。宗教に普段何か信仰しているわけでもない方が、日本だとね、結構多かったりもするかもしれないですけど、
その入り口として、そういうメイド喫茶みたいな、コンセプトもすごい面白いし、きっかけとしてはすごい面白い入り口になってたんかもしれないですよね。
そう信じて。
でも基本的には、やっぱり何だろう、信仰っていうものそのものの謎に迫るじゃないですけど、人類がね、
仏教とかキリスト教だったら、2000年以上信じてきているものの持つ力っていうか、自分はもともと芸術をやってる人間なので、
その信仰が形をとって現れた宗教芸術の世界みたいなのとか、あとは京都の職人さんたちと一緒に部活動っていう形で、
ブツブツブって言うんですけど、
仏像を彫ってらっしゃる物資さんとか、漆を塗ってらっしゃる職人さん、金箔をしてらっしゃる方とかと一緒に職人業界自体、
宗教芸術を作っている人たちを盛り上げるみたいな活動も並行してやってたりとか。
結構、じゃあコミュニティあるんですか?なんかそういうお坊さん方とか、お寺とか、自社仏閣に関わるような方々の。
そうですね。でも職人さんとお寺さんは、あんまり直で仕事をしづらいというか、
職人さんが前に出てくるっていうのは、これまでは結構難しかったみたいで、
組合が間に入ったりとか、仲介があって取引するみたいな形だったのを、
もうちょっと職人さんが前に出てきてもいいよねみたいなっていう形で、
お寺と直接そのつながりを持って、コミュニティを作っていくみたいなことは、
ちょっと多分どっちかっていうと先進的な取り組みとしてやってましたね。
すごい、めちゃめちゃなんかいろいろされてた。
本当に情報量が多くて、もうこれ大丈夫ですかね。
いや、なんかそんだけいろんな活動されてこられて、一回大阪、京都、筑波も行ってまた戻ってきてみたいな、
中でいろんな京都の暮らしも楽しまれたと思うんですけど、京都ってここがいいなみたいな、
さっきは鴨川の話、いろいろ出てましたけど、なんかそういうお寺とかにも関わる中で、
京都のこの辺好きだなとか、とかあります?ニクソンさん的な。
そうですね、やっぱり自転車で走って、君だけのお気に入りの店を見つけろみたいな。
特にやっぱり古本屋さんとかね、古道具屋さんは、ちょっとこんなところにみたいな、
面白い店をいかに見つけられるかみたいなところが、あと喫茶店とかですかね、
Googleマップ情報じゃない、足で稼いで、ふらりと入った店がフェイバリットになるみたいな。
ニクソンさんの経験
なるほどね、偶然の出会いというか、本当に歩いてったり、チャリで走ってたりしながら探すみたいなのは。
かつ、それもエリアごとで、やっぱりなんとなく質感が違ったりするので、やっぱり歩いたりチャリで散策する面白さ。
それは結構、もう何年住んでも、まだまだ面白いことを見つかるんじゃないかなっていうのは。
飽きないですね、そう思うと。
飽きない。最近もめっちゃいい店見つけて、一人でホクホクして。
そこでいい古本屋さんを教えてもらって、いい本買ってホクホク。
ホクホクの連鎖が。
ホクホクの連鎖。
なるほどな、そういう暮らしいいな。
やっぱり手の届く範囲で、なんか面白いことをたぐり寄せるみたいな、っていう楽しみがなんか、いっぱい眠ってる気がします。
京都暮らしてる方も、これから暮らしてみようかなの方も、たぶん両方リスナーさんいらっしゃると思うんですけど、
本当京都は歩いてなんぼ、街巡ってなんぼな感じはあるかもしれないんで、いろいろ見て楽しむとかもいいかもしれないですね。
本当にフラッと、なんだこの上りみたいな、全然店名とか出てないけど、これやってんのかなみたいなところの扉を開けてみると、すげえ味のあるおじいちゃんがいたり、怪しいみたいな。
そういう出会いをちょっと楽しみながらね。
今、京都で戻ってきて数年ですかね、暮らしてて、なんかこれからこんなのしたいなとかはありますか?
そうですね、でもやっぱり自分の関心のあるのは宗教、美術、芸術なんで、やっぱり歴史をどうマッピングするかというか、
眠ってる、まだ見ぬ、やっぱりその痕跡みたいなものを掘り起こして、見える形にするみたいな、顕現させるみたいなのは、ちょっとやっぱりやっていきたい部分かなっていう、なんか面白い種があったら、ぜひマドロミズムまで。
鴨川での交流会
いろいろ持ってきていただいて、ありがとうございます。
あと最後にせっかくなので、マドロミズムさんなのか、ニクソンさんなのか、あるいはこれまで活動されてこられた者なのかとかで、リスナーの皆さんと関わりしろみたいなのがあれば、ちょっとご案内とかしていただけると。
京都来たらここ行ったらいいよ、みたいなのでもいいですし、そういうのがあれば。
そうですね、でも本当、なんかこんな感じの、なんかよくわからない怪しいやつですけど、なんか基本的にはみんなと友達になりたいと思ってるので、全然鴨川でゆっくりしましょうっていう感じですかね。
こんなんでいいのかな。
鴨川でゆっくりするオフ会的なのちょっとやりたいですね。
それいいですね。
鴨ラジオ、ほんまになんか鴨川でちょっとみんな集まろうよみたいな。
それめっちゃいいですね。
今撮ってるのまだ、8月の猛暑の時期に撮ってるんですけど、もうちょっと涼しい時期になったらそういうの。
確かに確かに。
企画がいずれあるかも。
わくわく。
かも。知りません。
はい、ありがとうございます。
ということでですね、今日は合同会社マドロミズムのニクソンさんにご出演いただきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
どうでしたか?なんかラジオ初めてみたいなことをおっしゃってたんで。
いやー、もう本当こんな情報量が多い、カオスな、なんかどっからお出ししようかみたいなっていうのを知井さんがいろいろ引き寄せてくれて、ありがとうございます。
ありがとうございます。
まだまだ出してない引き出しがありますね、ちょっと。じわじわ出していきます。
じわじわで、はい。ジャブでちょっとずつね、小刻みにいきましょうか。
今後ともご引きに。
はい、ありがとうございます。
鴨川でゆっくりしたいラジオ、通称鴨ラジオの時間でした。
次回の配信もお楽しみに。ありがとうございました。
ありがとうございました。
32:00

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