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2022-09-03 29:06

#187 (週末版) 国家がDAO化すると、何がどう変わるのか(落合渉悟さん編①)

週末版ではゲストを招いて、脱力系ながらも本質をついた商売論・人生論を展開。NewsPicksではこのPodcastを元にした記事も配信しますので、ぜひそちらもご覧ください。聞き手は、音声プロデューサーの野村高文が務めます。

■NewsPicks掲載記事:

9/4 公開

■ゲスト:

落合 渉悟(大阪大学特任研究員 / 「Alga」ファウンダー)

■MC:

亀山 敬司(DMM.com 会長)

<SNS>
・Twitter:https://twitter.com/kameyama66
・Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100005127937437

<掲載メディア>
・NewsPicks記事 シーズン3(最新): https://newspicks.com/user/20009 /シーズン2:https://newspicks.com/user/9701 /シーズン1:https://newspicks.com/user/9314
・NewsPicks音声:シーズン2 https://newspicks.com/movie-series/30/
・NowVoice: https://voice.nowdo.net/
・Voicy: https://voicy.jp/channel/1616
・週刊文春オンライン: https://bunshun.jp/category/qa-kameyama

■サブMC:

野村 高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)

・Twitter:https://twitter.com/nmrtkfm


#かめっち #かめっちの部屋

00:03
はい、どうもDMMの亀山です。亀っちの部屋、週末版始まります。
音声プロデューサーの野村です。今週もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは早速、今週のゲストをお呼びしたいと思います。
大阪大学特任研究員で、アルガファウンダーの落合正吾さんです。よろしくお願いします。
はい、プログラマー兼作家の落合正吾です。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。亀山さんと落合さんは今回が初対面ですか?
はい、初めてです。
はい。
非常に緊張しております。
ちょっと気楽にやりましょう。
そうですね。
10年来、企業に関わる立場にいると亀山先生というのはレジェンドですので、勉強させてください。お願いします。
まだまだ勉強中なので、教えてもらうことがいっぱいあるので、早速ちょっと。
そうですね、早速落合さんのご紹介を簡単にさせていただこうと思うんですけど、
落合さんは研究者でいらっしゃいまして、2016年にスマートコントラクトの研究を開始されました。
そして、現在Web3でも非常に話題になっているDAO型ですね、プロトコルアルガを立ち上げられました。
現在はですね、人権ハクティビストとしまして、情報科学分野、そして社会制度設計の知見を合わせて、
ブロックチェーンが社会に与える影響を見通す様々なプロジェクトに参加されているということです。
ということですね、今日は落合さんにですね、本当にDAOを中心にこれからの社会がどうなっていくのかっていうお話をしていただこうかなと思っているんですけど、
まずちょっと早速最初のテーマの皮切りとして、落合さん、僕たちはメタ国家で暮らすことに決めたっていう本を出されましたね、最近。
はい、出させていただきました。
メタ国家っていうのもなかなか面白いというか、特筆すべきキーワードだなと思うんですけど、
まずは、今の社会に対して落合さんがどういう問題意識を持っているか、その辺りから伺ってもよろしいですか?
はい、ありがとうございます。
メタ国家っていうタイトルがですね、メタっていうのは一枚俯瞰したみたいな意味があると思うんですけど、
国ってものに対して一枚レイヤーをかけるっていうイメージを頭の中に持っていただきたいんですね。
で、やっぱり民主主義で解決できる問題とそうじゃない問題とっていうのがどうしてもみんな目につく時代にもありますし、
一方で資本主義で全てが解決できるかといえばそうじゃなさそうな部分もありますし、
そういう発砲塞がりで若い人たちに希望がない状態っていうのがすごい課題意識として強いので、
希望を見出せるような文章を出したいっていうのが本を出筆した理由にはなってます。
メタっていうのは別にメタバースとかじゃなく、別の意味がある。
めちゃくちゃ泥臭いメタです。
泥臭いメタ。
別の仮想空間ではないってことですね。
そうなんですよ。
で、やっぱりその、じゃあ資本主義もそうですし民主主義もそうですけど、
今の初期設定のままずっと無限回繰り返した先にあるものって何だろうっていうことをよく考えるんですよ。
で、それって要するにその、俯瞰するっていうことなんですけど、
究極の持続性とは何かっていう短い問いにも僕はキュッて収めることができるんですね、これ。
03:02
ほうほうほう。
で、持続性ってものを考えちゃうと、どうしても国を持続させるためにはちょっと一部の人を切り捨てようとかそういう話も文脈によっては出てきちゃうんですけど、
もっと国とか狭い領域じゃなくて、世界全体の持続性ってものを考えたときに何が問題なんだろうっていうのを、
すごいしばらく考えてた時期がありまして。
はい。
で、その時期ってちょうどブロックチェーンと出会った2016年と被ってるんですが、
ブロックチェーンも確かにイノベーションなんだけど、
これがのほうずに止められない形で進んだ先にあるものって何だろうっていうのも同時に考えてたんですよ、その当時。
はいはいはい。
ですから、じゃあブロックチェーンが人類、というか人類史ですね。
人類史においてブロックチェーンってどんな意味があるんだろうって考えたときに、
じゃあまあ市場主義的な面は世界中の天才がいろいろお金儲けとプラスして社会が良くなるような形でいろいろ作ると思うんだけど、
じゃあほっといてもできないけれどもブロックチェーンじゃないとできないことって何だろうって考えた結果が、
あれこれ国ってダオーとして再実装できるんじゃないのっていうふうに思ったのが最初なんですよね。
なるほど。いつものいろいろお金儲けどうなったら儲かるかに比べるとかなり壮大な話になりそう。
そうなんです。壮大な、噛み砕きながら話したいんですけれども。
そこの発想に至るちょっと前の話なんですけど、
よくね、ソレブロって言われてたんです。
それってブロックチェーンでやる意味あるの?
ソレブロっていう。
そんな言葉があるんですかね。
で、ソレブロの質問をいっぱい受ける時期があって、いろいろ考えてた時に、
クリプトローと呼ばれる、クリプトにまつわる法律を研究する弁護士の集団って言いまして、
英語圏なんですけどね、そこと議論してる時に、やっぱりこれは法律の観点からブロックチェーンって再解釈した方が説明がうまくいくぞって言い出して、
要するに法律、法学の中で契約って概念って一番基礎にあるわけですよ。
これは太郎さんと花子さんが2社間で契約しますねっていう、その2社間契約をすごい基本としてるんですけど、
スマートコントラクトってインターネット上に太郎さんが署名をした状態の契約書を放流して、
時間的に全く匿名でお互い会ったことがないし、時間的にずれてる花子さんがその契約書にサインするっていうことができるようになっちゃったっていうのが1つのスマートコントラクトの面白さで。
今だったら交渉役場に行ってなんか承認をつけるみたいなやつが全然知らない多くの人が承認になってくるみたいな。
そういうことなんです。まさしくそういうことです。
それがイギリスの方の法律研究家の方から公式文書の中でも、これは世界と契約してるって言った方がいいんじゃないかみたいなレポートが出たぐらいの時に、
これは説明に使えるなって思って、そこから発想を広げていってたんですよ。
それが書きかけの契約同士をどんどんつなげていくっていうのが今のDeFiとかの、
DeFiって複雑な処理をたくさんつなげて大きなことをワンクリックでできるみたいにしているわけですけど、
06:05
そういう書きかけの契約のチェーンっていうのが行き着く先は、
例えば契約の自動執行って短い言葉でよく巷で言われますけど、マネー・レゴっていう全てのコントラクトお互いに結合できるっていう世界観だったり、
あとは国家がDAOとして実装され得る、つまり書きかけの契約、世界に対して投票する、
世界に対してこういう法案、こういう予算をやった方がいいんじゃないかっていう提案を投げる、
そういう実装も可能であろうというところが、一応その施策の果てに行き着いた着地点で。
なるほど。もうちょい分かりやすくしてくださいね。
そうですね。スマートコントラクトっていうインターネット上の銀行のようなものにお金を貯めれるっていう性質が可能になるわけですよ、ネットとしては。
この貯まってるお金に対して、じゃあ誰がそのお金を引き出す権利があるのっていうところのプログラムをどう書くかが問題で、
これが例えばDAOとか国とか自治体とかいう実装であれば、みんなの投票が過半数超えたら引き出せるようにしよう。
これがDeFiだったら、対価となるトークンとか預かり証を提出できた人に引き出し権を与えようというふうにプログラムできるようになったわけです。
これが根っこです。
そうすると最初、民主主義と資本主義が行き着くと一体どこに行くんだろうかっていうところから問題意識始まったって話をされてたじゃないですか。
このスマートコントラクトっていう、つまり誰かが決定するんじゃなくて、みんなで投票して何か意思決定をするっていうのは、
もともとの民主主義と資本主義っていうのの何か限界を超えるんじゃないかと思ったってことですか?
それそのものだけだと、多分資本主義のレールの上で高度化していくという認識だったんですけど、
やっぱり一人一票の世界観かつ、みんなから税金あるいは庁内会費のようなものを集めている団体というふうな仮定を置けば、
それは公共的な組織としてみなすことができるし、市場原理でカバーできない公共に対する自治の介入っていうものが実装できるなというふうに思ったわけです。
一人一票と税金がポイントだなと思っているわけです。
国家としては基本的にみんなから税金を集めて、それを全体の最適化のために使ったりするっていう再配付もしたりするわけだろうけど、
それをプログラム上の中のルールとしてやるようにするということ?それとも管理者がそこに別で必要だということ?
管理者は不要で、例えば月々の予算を設定して、例えば国税局のような行政だったり、警察のような行政に月々何億円何十億円の予算というのを設定して、
もし悪いことをしたらその予算を停止して別の行政立ち上げますからねという感じで首根っこをつかんで業務委託するという設計が可能になるわけです。
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ですから町内会とかの実装だとP2Pで、今日も僕は佐賀の田舎に住んでるんですけど、実際に配金しなきゃいけないなと思って住んでるんですけど、
今日も1,000円徴収に来られたんですけど、普通の方が家のものを叩いて1,000円持っていくわけですよ。P2Pで徴税されるんですけど、
国だと国税局にそれを行政として委託してお金を集めてもらうって実装に変わるでしょうし、ただそれは2つの構造として一緒で、
国庫があって、そこから誰かに業務を委託するのか、みんなの持ち回りでやるのかの違いという感じです。
今の中で言うと国庫という存在が不要だという話なんでね。
そうですね。財務省のようなものだったりとかJAバンクの通帳のようなものは要らなくて、スマートコントラクトにたまっているということですね。
それで言うと、今の現体制ってあるじゃないですか。財務省が中央として税金を徴収して再配分するとか、銀行が一回みんなの預金を集めるみたいな、
その体制の問題点っていうのは内谷さんどのあたりにお感じになってるんですか?
それそのものの問題点、もちろん挙げることはできますけど、やっぱりポイントはお金を使おうという意思決定をする時に、
政治家の立法というのを一回経由しなきゃいけないっていうのが、今の間接民主制しか実装できていない社会のあり方で。
ですけど、DAOを使うとやっぱり1億人全員が賛成する直接の手段を得ることができますし、
それでいて財務省がなくなったらの話とはちょっとずれるかもわからないですけど、
やっぱり法案を出す時のスループットが上がるっていうのはすごい僕は重視していて、
もともとがブロックチェーンを法則化する技術の研究者だったので、
国が法案を今168件とか年間通しますけど、2000件通せる設計って何だろうっていうところのテーマとして、
これなんでそんなことを言うかっていうと、一回通したら変えにくいじゃんっていう圧力、
変えにくいって思うよりも、どんどん変えようよ。2000件通せるんだからどんどん修正しようよっていう設計にしたいっていうところがあって、
要するに身軽になるし、異議申し立てをする時のアクセシビリティが飛躍的に上がるっていうところが良さですね。
確かに。でも今の選挙だと確かに誰が投票するとしても、その人たちが、
例えば原発賛成反対があったり、この法案に賛成反対、いろんなのがあると思うけど、
全部が一致する人ってなかなかいないわけですね。この人の選択肢はこことここが賛成なんでこれ違うなとかって言うけど、
今の話だと、この税制に関してとか、その聴取の仕方、税金の金額の決め方っていう個別の案件に対して、
ある意味投票ができるから、例えば今で言うと日本だと憲法が賛成か反対かのだけで投票しちゃったら、
他の部分の法案は全く頭に入れてないわけだけど、それを個別の案件ごとにみんなが投票できるような発想だと思います。
なるほど。つまりそれが一番合理的で、一番民意が反映されるっていうことかな。
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当然その話をすると、例えば集合政治、みんなで決めるっていうのは限界があるじゃないかの話だとか出てくるんですけれども、
そこで僕が引用しているのが、一つは1984年にベンジャミン・アルバーバーっていうアメリカの政治学者が出した、
塾議民主主義っていう概念があって、
これはモンゴルとかアイスランド、アイルランドで実際に憲法を変えるときにやってる方式で、
国民からランダムに100人選んで、ファシリテーターを置いて、
池上アキラさんなのかアカシアン・サンマさんなのかわからないですけどファシリテーターがいて、
その議題に対して専門性を持っている人を異なる立場で2人呼んで、
彼らで1回投票する、それを3セットやる、みたいな仕組みになってるんですね。
これ憲法議論って結構メディアによる世論操作がすごい狙われやすくて、
ですからそれに対する体制のある決め方って何だろうって生まれたやり方で、
そのようなものもDAOのプロトコルの中にプログラムとして書いて、はいじゃあこの法案はもうランダムに選んで決めます。
これはもう例えば多数決じゃなくて、1位、2位、3位、選択肢が10個ある中で3番目まで選んでください。
1位を選んだら3点、2位は2点、3位は1点、点数を全部集計して、
1番点数が高かったやつが決まります。ボルダールールっていうんですけど。
のような新しい理論もすぐに入れやすいっていう点もあったりして。
なるほどね。確かにそれが今までのリアルな世界だったら、
一つの案件ごとにそれだけの人間が参加してっていうのが現実的じゃなかったけども、
今回のようなブロックチェーンという技術があると、
例えば2000であろうが2万であろうがいくつもの形が即時に対応できるみたいな話になるかな。
でもなんか面白いですね。
そこはもうブロックチェーンじゃないとやりにくいよって話で。
そうですね。ブロックチェーンじゃないとやっぱりその基盤となるインフラが、
例えばAWSだろうと、ある会社のサーバーだろうと、どうにかしていじりたいって思っちゃうんですよ。
アメリカでもやっぱり国家議事堂にトランプの関係の人が突入した件ってありましたけど、
やっぱりいじれるならいじるっていうのが人間の性だと思うので、
今イーサリウムのデータをいじろうっていじり方が全く開目見当もつかない状態だと思うんですけど、
そのような絶対にいじれないものの上に立てることに価値があるなと思ってます。
そっか、確かに。だから物理的にいじれるものっていうのは、いくらルールというか、
例えばAmazon側がいじらせませんよって言っていても、いじれる手段としては存在しちゃってるってことですよね。
そうなんですよ。Amazonの中の人はいじれますしね。
はい、そうですよね。それだとやっぱりパワーバランスが変わったときに、それがいじれる余地が生じてしまうから、
物理的に設計上もいじれないっていうようなブロックチェーンでやったほうがいいってことなんですかね。
そうなんです。ですからAmazonもやっぱりペンテスター、ペネトレーションテスターっていってですね、
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実際にAmazonのデータセンターに訪れてプロが、例えばトイレの裏のダクトを通って中に入って、
カードキーなくてもサーバーにアクセスしてデータ抜けますみたいなことを証明することを仕事にしている人がいて、
こういう人たちに対してのセキュリティをしっかりしなきゃいけなくなっちゃうんですよ、守る場所があると。
それが全部オープンの中で全体に公開されていると守るというよりは、みんながアクセスできるんだからっていう話。
そうですね。こうしたら壊れるよっていう、僕はアサンプションって呼んでるんですけど、要は前提ですね。
こうしたら壊れるよって前提がすごく明らかなので、
例えば民主主義を守るためにこういう規範を守らなきゃいけないとか選挙行かなきゃいけないとかいろいろありますけど、
何をしたら民主主義守れるのかって正直よくわかんないじゃないですか。
ですけどDAOで作ると、これしたら壊れますって結構明らかにプログラムでわかるようになるんで、
ああいけないいけない、ここのところの係員さんが腐敗してるから変えなきゃとか、
すごく明らかに民主主義は健全か否かが見えるようになるっていう利点もあったりします。
まあ確かにね、多くの民主主義っていうのは、結構地元に利益を与えてくれそうな人にまず投票したりとかして、
その上でやったら国家としてどう見てもおかしい方向にその人が投票しても、
自分が選んじゃった人が自分と違う方向に行って、っていうのはいっぱいあるもんね、そん中で。
でもそこは別物だから、そこがそこでブロックチェーンだと、その件に関したら私反対ですからって言えるもんね。
つまりこれは政治体制的に合うっていう話なんだと思うんだけど。
メタ国家の本ですごいフィーチャーしてる、強みに主張している点っていうのは、
やっぱり国に打を入れようって言っても与党が許さないんですよね、どうしても。
力がそがれますからね。
そう。で、あとアメリカの弁護士に、僕テデックス福岡っていうので英語でちょっとテントで話した時に、
アメリカの弁護士からこれは憲法に適合しないよってすごい指摘を受けて、
だから憲法と与党が許さないって問題があったんですよ、国の打は。
でも100年スパンで考えれば憲法だって変わるし、いけるはいけるんですけどね。
それにしてもじゃあどうやって草の根で始めるかっていう問いがあって、
それで僕が設計し直したのが、じゃあ町内会とかPTAとかマンション議事会っていう小っちゃい公共的な団体から便利なアプリとして使ってもらって、
だわでPTA会長決めなかったり会計役いなくてもうまく回るんだっていうのを体験してもらって、
その使いやすい道具ってものを当たり前に感じてもらってから、
じゃあ自治体とか国で使おうって順番になるっていうのをやるべきかなって思ってるのが、その本の内容で。
なるほど。今回のやつとは今なんか小さな政府みたいなものから始めて、
それがみんなが慣れていく中で大きなものになっていけばいいなっていう。
18:00
今は政治の方をそういうふうにするっていうのが基本的な話だからね。
そうなんです。ですからその小っちゃい公共のメッシュネットワークが、インターネットみたいなネットワークがメタ国家っていうものとして本の中で書いていて、
ですから住む場所変えなくても一個の国の中で、町内会のメッシュネットワークとしてのメタ国家と日本という国っていうのが二つある状態で、
例えば国の方が腐敗したらメッシュネットワークのメタ国家の方が災害対策とかになったりするし、
確かに。
一方でやっぱり国にしかできないことっていくつかあって、
例えばウクライナとかで明白になりましたけど、
清空圏をちゃんと維持して空爆されないようにするための防御だとか、
原子力発電所がないと今エネルギー機器乗り切れないような現実的な状況にある中で、
原発って国レベルのエリートの集まりでしっかりと運営しないとなかなかできないよねみたいな話だとか、
そういう失敗できない政策っていうものはちゃんと国に任せなきゃいけないよねって現実的なところも炙り出されてくるんですけど。
でも実際問題は小さなところがそういったのを導入し始めてなったときに、
むしろそこのほうが存在感が大きくなってくると、
自治の分が大きく多くなってくる。
それに対して国が引きずられるようにそこに寄り添うように自分たちも変えようとしてくるのか、
一方でそこの自治権を与えすぎると逆に国家の与党の立場がなくなるよって話の中で圧力かけてくるのかっていうのはちょっと悩むところじゃないですか。
まさしく圧力くると思っていますし、今WEB3応援してくれてますけど政府の方々は。
実際にお話しした方もたくさんいるんですけどやっぱり絶対にそのうち、
敵対関係というかなんていうか、あんまり相性よくなくなるなって思っていて。
特に中華とかなんかだったらなんか結構大きい問題になってくるよね。
悲しい定めですね、そこは。
中華の発行権の奪い合いみたいな話になってくる。
それこそ権力を地方に持たせるかみたいな今の話だとね。
地方の判決みたいなのが出てくるわけですよ。
国家の通貨との交換事態に関して、だんだん国家通貨の委員が失われてきたんだったらどうなるのかね。
特に中国だったらその辺やっぱり抑えておきたいなと共産党思う人の感じはするよね。
そうなんですよ。だから中国でもやっぱり自治庁内会ってありますしPTAもあるんですよね。
中国もアメリカも。
ですからこれ便利じゃんって使われたときに僕多分指名手配されるんですよ、中国で。
おーそうですか。とんでもないツールをばらまいてるっていうふうに思われるんですか。
いいタイミングで吉谷はプロジェクトに失敗していなくなったみたいな感じにしなきゃいけないなと思っております。
確かにね、犯罪の中でも偽札作りっていうのが一番重いわけなんで。
本物のお金作ったらもっと罪重いかもしれない。
21:01
確かにそうですね。確かにな。古今東西偽札作りは本当に重罪ですもんね。
それはまあ、国家に対する根幹を威ぶがすって話になるんだろうけど、ある意味それ自体が認めない場合は認められるほど問題点はできそうな気はするけど、
まあそれでも一応親元に立って捕まる覚悟でやってくれると思う。
うまくやりますよ、僕は。調べててうまくやります。
もう僕引退しましたって。
佐賀で畑耕してます。本当に畑耕してるんですけど今。
やっぱり自治っていうものとちゃんと汗かいて交わらないと何もわかんないってことですね。
なるほどね。じゃあそういった部分はもう食料的な自治も含めて一応検討してるわけだ。
そうなんですよ。難易度高いですけどね、いろいろ。勉強することが毎日たくさんで。
佐賀が独立国家になるのはちょっと面白く見てればいいのかな。
東京都の青ヶ島ってあるんですけど八丈島の横の。
あそこに僕が青ヶ島が独立したら面白いなとか言ったら本当にやるやつが出てきちゃって。
将来的にあるが使いますとか言いながら青ヶ島の中に入っていって、
今じゃあ青ヶ島だとコンクリートの価格が5倍するからそれを、
例えば土納で作った家なら建材価格が安いかなと思って一生懸命やってる奴らがいて、
じわじわ面白い奴らが出てきてるなっていうのもあったりします。
もともと世界っていうのはグローバルというか、
みんなが同じような価値観で生きようみたいな方向のがトレンドだったわけだと思うけど、
今の話だと見方を変えると、例えば中国なんかいろんな民族がいたりとか、
いろんな国家があったり、日本もそうかもしれないけど、日本以上にあるよね、そういう国がいっぱい。
そしたらダウン国家みたいなものの分裂も考えられるっていうことにはなるよね。
そうですね、あると思います。
それ自体の中でのそれぞれの小さいダウンが出来上がったのが、
それが今度混じり合っていけばいいけど、対立するとまた紛争の火種が多くなるみたいな話にはなってきやすいけど、
その辺はどうなのかな。つまり社会を良くするためにダウンっていうのがあるわけだろうけど、
それを理解する人としない人。
ですからやっぱり外交っていうのが、戦争っていうのは外交努力の後ろにあるものだし、
外交の手前には貿易とか経済があるわけですけど、そこも一つの失敗しにくい政策、
失敗したら大変なことになる政策の一つだと捉えると、
やはり専門家を養成して雇い続けるということが各自治領ごとに必要だなと思っていて、
極めて科学的な営みだと思うんですよ、外交っていうのは。
パワーバランスが常時変わるのを常に気配って、
利害を損なわないように、感情で動かないようにするみたいな営みだと思うので、
基本的には科学的な営みとして外交が行われているけど、やっぱり人間だから情もあるし、
24:03
歴史的なものもあるし、いろんなことで揺らぎが起きちゃったときにいかに素早く修復するかみたいな、
人間の体の中の風が治るメカニズムみたいなものだ。
知識がある人が政治の場でちゃんと意見が反映されるような正しいゲームルールに寄せていくっていうのは欠かせないなと思っていて、
お金を持っている人、票がたくさんある人の意見、票伝っていろんな種類がありますよね、
話がこじれてきていますけど、それに言葉を選ばなきゃいけないセンシティブな話題だなと今自覚しているんですけれども、
様々な票伝を背後に持ったいろんな人が強い意見を持って外交をやっていったりするわけなので、
もうちょっと科学的にやれないもんかなっていうのは思ったりしますね。
確かにね、今は確かに票っていうものに関してもいろんな部分の動機、
例えばそれが信仰であったり、地方の利益であったり、いろんなものも複雑に絡み合って、
ある意味投票みたいなものが始まっているわけなので、
その中で国の思惑もそれぞれ違うからっていうのもあるよね。
でも確かに今でも、例えば仮想通貨でも、ブラックチェーンとかイタリアムとかいろいろあっても、
それぞれが別の世界観があるけど、
それはそれでうまく一緒に交換しやすいようなものの仕組みとかっていうのも考えられてるよね、科学的にそこは。
そうですね。
そういった面でいうと、むしろノジックがちゃんとしてたら、
みんなが納得しやすい、それぞれの宗教とかいろんな民族の思惑を抜いたところの
科学的な合理性で分裂したものも外交できるような感じっていうのはできるかもしれないね、そこは。
ちょっと理想主義者っぽいというふうに私言われがちなんですけどね。
そこは自覚してるんですけど、理想都市なんですね。
でも少なくとも俺の思うのは、国家っていう国境があるわけなんで、今は。
今のだったら、例えばブラックチェーンって国境とまた別のところで、
例えば通貨で言えば、ミッドコインを持ってる人たちが世界中にいたりとか、
イーサン持ってる人が世界中にいたりとかするんで、
国と違う中のコミュニティが国をまたいでお互いにコミュニケーション、
ラボというか仕組みを作ってるわけなんで、
それで考えたら、複雑化したほうが戦争とか起きにくいような気がするんで。
お互い持ちつもたれつれですね。
経済とかも、みんながやりとりして利害があるからこそ、
決定的な戦いになりにくいというか。
中国も結構米国債を保有してるって話ありますし。
やっぱり今のドクラネ問題とかでもやっぱり経済的な問題があるから、
みんな妥協をお互いにしようとしてるところもあるんでね。
それがなければとにかくもう最後の最後まで戦うんだみたいになるけど、
やりすぎると損だよね経済的にってなって。
仲良くしても得だよねっていうのが結構ストップアニメになると思うんだけど、
ある意味通貨自体なものとかそういった経済だけじゃなくって、
27:01
そういったものも別のコミュニティ?
さっきのはサガっていうのが国の自治体と似てるからちょっとサガだけど、
あれそのサガじゃなくてもそれで作ったほうがちょっと別の広がりでもいいわけだよね。
例えば西九州という広い、ちょっとボーダーをまたいだような共同体だと思うし、
そこになんかわからないけど韓国の一部が入ってたり、
アメリカも入ってたりとか、そのコミュニティね。
そうなるとその国と一致してない、そこから出たとしてもさ、
それ自体のコミュニティっていうのはその都市に縛られてないから、
別のコミュニティとしてそれが愛の架け橋になるかもしれない。
そうですね。ちょうどいい話がありまして、タイムリーで、
ポインベースのCPUのバラジさんっていう人がいた。
もともとAndreessen Horowitzのパートナーだったんですけど、
彼が最近出した本がThe Network Stateっていう本で、
彼結構強火のビットコイナーなんですけど、
要はビットコインユーザーたちが世界中ネットワークのようにいろんな国に存在してて、
それぞれ政治的な思いが似てるみたいな、
そういう国が今の既存の国と結構するみたいな本を書いてるんですけど、
要は僕の話と違うのは、僕は末端が町内会みたいな地域に目指した団体が末端ですけど、
The Network Stateはビットコイナーが末端っていう考え方の違いはある。
けどそういう話してる人いて面白いんですよね。すごい旬で。
なるほどね。でも確かにどっちの国でもやり方だよね、それもね。
安価者がどこにいるかも関係ないからね、またバーチャルとか。
なるほど。じゃあ社会的なあれだけど。
今度はでも、俺なんかビジネスというか政治に直接参加してないわけなんだけど、
結局はその企業みたいなものが今後どういう形で
ダウンとか国とかと関わっていくかみたいな話を
次回の後半で聞かせてもらいたいと思いますんで。
はい、ありがとうございます。じゃあちょっと一旦ここで区切りをつけまして、
続きは後半戦いきたいと思います。
ということでオチ谷さん、次回もどうぞよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。ありがとうございました。
29:06

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