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おはようございます、かくうです。皆さんは、課題の分離という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
課題の分離とは、アルフレッド・アドラーというオーストリアの精神科医、心理学者の方が唱えた理論で、
この方はですね、今のパーソナリティ理論や心理療法などをですね、確立した重要な人物であります。
この方が言うには、何か問題があった時に、どれがどちらの課題なのかというのを明確に分離していこうというお話です。
私はですね、この話をしようと思った理由は、先日ですね、客観的に生きようと、主体的に生きようということでですね、
自分を客観視するのがとても大切だというお話をしたんですけど、自分自身がですね、主体的に生きていけていないなというのをひどく感じたのでですね、
改めてですね、この課題の分離というのをお話しながらですね、皆さんと一緒に学んでいけたらなと思います。
このラジオは、アラフォー副業NG公務員、5歳の娘を持つワーパパの架空が、公務員ならではの閉鎖的な視野の狭い環境を抜けやす、
自分が心から好きで能力を最大限に生かせる、そんな充実した居場所を発信によって作るラジオです。
ということで、自分ができていなかった課題の分離ということでお話ししていきたいと思います。
はい、ということでですね、アドラーという方、よく分かったと思うんですが、今度は課題の分離についてお話ししていきたいなと思います。
課題の分離ですね、人間関係を健全に保つために重要な考えということで、
基本的な考え方はですね、自分の課題と他者の課題、これを明確に区分すると。
お互いの課題に不要意に踏み込まないという考え方なんですよ。
だからですね、決して相手の問題とか相談とか課題とかに全く関与しませんよという、そういうわけでもないんですよね。
あくまで不要意に踏み込まないということなんですよね。
そんな不要意に踏み込んだりとか渡しませんよって思う方いるかもしれないんですけど、
じゃあ具体例を挙げてですね、この不要意に踏み込むというお話をですね、解説していきたいなと思います。
例えばですね、子育ての場面が分かりやすいかなって思います。
子供が全然勉強しない、しかる親というシーンをですね、想像してもらいたいんですよ。
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じゃあこれですね、課題がどちらに何があるかっていうのを考えてもらいたいんですよね。
そう、課題っていうのはですね、子供の勉強があると思います。
勉強をする、それはですね、やっぱり子供の課題なんですよね。
じゃあその勉強をしなくて親がイライラしている、これは誰の課題かっていうと、親の課題なんですよね。
子供はですね、でもそうは受け取らないんですよね。
自分が勉強できないからとか、勉強しないから親はイライラしているっていうですね、そういうふうに捉えてしまいがちなんですよ。
逆に親はですね、子供が勉強しないからイライラすると、子供のせいということなんですよね、このイライラの感情。
こうやってですね、自分の課題を相手に押し付けている場合があるわけ。
逆に自分の課題ではないのに自分の課題と思ってしまう関係が生まれてしまう。
これをですね、明確に分離しようというのが課題の分離なんですよね。
じゃあ職場でもですね、わかりやすい場面あると思います。
部下がうまく仕事ができなくてイライラする上司ということなんですけど、これ言うまでもないですね。
仕事の遂行は部下の仕事なんですよ。
でもそれをですね、適切に指導できなくて、うまく指導方法をしっかりと考えないといけない。
これがですね、上司の課題であるということなんですよ。
でも部下は上司が怒っているのは自分のせい、あるいは上司はイライラするのは仕事ができない部下のせいということになってしまうんですよね。
だからここを明確に分離しないと、この部下は本当に困りきってしまうし、上司は上司で自分の指導方法が悪いとか、そういった課題をですね、ちゃんと考えないというところにですね、問題が起こるわけです。
はい、ということでですね、これ具体的に実践どうやってやっていくかというと、
昨日お話しした主体的に生きるというお話、それにも関わってくるんですけど、まずですね、自分でコントロールできること、できないことを見極めると。
あくまでですね、自分の中でコントロールできることが自分の課題なんですよね。
で、自分でコントロールできないもの、これはですね、相手の課題であるというところなんですよね。
だから感情ってですね、コントロールできないとかよく言う人いるかもしれないんですけど、そんなことないんですよね。
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感情ってコントロールできるんですよ。なぜなら、Aさんに怒ってて、Bさんには怒ってないとき、Aさんに何か言われたらイラッとして、わーって言うかもしれないけど、怒ってないBさんからとっさに話しかけられたら、普通に対応できるんですよね。
中にはですね、怒ってない人に対しても怒る人いるかもしれないんですけど、それでもですね、やっぱりですね、人によって感情って使い分けができるんですよ。
子供に対して怒ってて、奥さんとか夫が話しかけたときに、そのまんまの感情でバーって話しかけるかというとそうじゃないですよね。あくまでいくらかトーンは落としたりとか、普通に話しかけたりとかするわけなんですよね。
感情って本当は使い分けがちゃんとできるんです。あくまでですね、怒りっていうのはいろんな要素があってですね、あえて怒りっていう状態をですね、自分の中で作ってるんですよね。これをコントロールできないっていうのは間違いで、これが感情はコントロールができるものなんですよね。
次にですね、最優先すべきことを明確にするというところなんですね。あとは定期的に自分の課題と他人の課題を整理するというところなんですね。本当に自分の課題なのかっていうのをよく考えること。相手が怒っているのは誰のせいかっていう、そういうことをですね、ちゃんと考えるんですよね。
多少ですね、自分の行動に要因があったとしても、あくまで感情はその人がコントロールできるもの、だからその人のものなんですよね。どんなに大失敗したとはいえ、怒るのは当たり前ということはないんです。
だって同じことをしでかして、上司が違う人だった場合、反応ってやっぱり違うんですよね。同じことをしても怒る人もいれば、怒らない人もいるということなんですよね。ということは、それは相手の課題というところ。
でも相手の課題だからといって無関心になる、これもやっぱり違うと思うんですよね。だから極力ですね、相手が怒らなくていいように、物事をちゃんと、仕事なら仕事をちゃんとミスしないようにやるとか、そういうのは当たり前なんですけど、それでですね、不要意に干渉しすぎないという言葉が必要なんですよね。
ほどほどに相手を怒らせないようにするけども、完全に自分の問題として引き受けることもない、この辺のバランスというのが非常に重要になってくるというところなんですよね。でも迷ったら、あくまで相手の課題であるから、自分が背負わなくていいという考え方もできます。
ということでですね、ここまでお話しして、何となく分かるかもしれないですけど、私自身もですね、やっぱり自分の課題と相手の課題というのを明確にしてないなというところ。相手の課題の部分に対してですね、何かもっとこうしてほしい、あわせてほしいとか、何でこうならないんだとか、やっぱり思うところがたくさんあってですね、それをですね、求めがちであったなというのも非常に多かったですね。
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思うわけなんですよ。こういうことをしてるんだから、これぐらいのことを見返りを求めるというか、返してくれてもいいかなというところ。でもやっぱりそういうのってですね、たくさん期待したとしても、相手の行動なので自分で変えることはできないんですよね。
もちろん相手に言えばですね、何か変えることできるかもしれないんですけど、でも何か言ってしてもらうというのも何か違うなって思うわけなんですよね。ということはですね、そこはもう相手の課題なので、これ以上は踏み込まなくていいのかなと。何かしらですね、客観視することがとても大切だなというのを感じました。
皆さんもですね、どうでしょう。何か相手に求めてしまったりとか、例えば何かこういうことをしたら感謝の言葉でも欲しいなとか思ったりとか、これだけ私はしているんだから、これだけのことを思ってもらいたいなとか。人間ってやっぱりそういうのを思うものだと思うんですよね。
でもあくまでですね、やっぱりそこは相手次第というか、相手の行動はなかなか自分では変えれない。性格とか成長とか考え方もですね、やっぱり相手次第なんですよね。
自分がやっていることが、思っていることが全て正しいとは限らないし、例えば自分の常識は相手にとっての非常識という言葉、聞いたことありますかね。相手の常識は私にとって非常識というところもですね、必ずしもあるんですよね。
だからこういうことをしたら、こういうふうに解釈が当たり前だよって思ってしまう部分ってあるんですけど、それが本当は相手にとっては当たり前ではないというとこだけなんですよね。だからそういうところをちゃんと分離して、相手は相手と、ちゃんと相手のことをですね、そうやって考えるということがですね、とても大切かなというところなんですよね。
何でも自分の常識を押し付けないというか、世間一般的にはこうあるべきだって、果たしてそれは世間一般的には本当にそうなのかっていうところ、そもそも世間一般的とは何ぞやっていうところ、あの人はあの人、この人はこの人、世間一般という何かを当てはめようというのが、そもそももしかしたら間違いなのかもしれないというところですね。
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はい、ということでですね、私自身のですね、悩みをあえてですね、こうやって言語化してみました。皆さんはどうでしょうか、いろいろと悩むところあるんじゃないかなというところなんですけど、こうやってですね、課題の分離ということで、お互いの課題をちゃんと分離する。
あとは主体的に生きるというところでですね、ちゃんとですね、自分ができる範囲内でのことに集中する。そう、自分ができない、コントロールできないところはですね、相手次第ということですね。まったく干渉しないというわけではないんですけど、でも程よくしか干渉しない。あくまでそれに骨質しない、執着しない。これがですね、とても大切な考え方であるというところですね。
はい、ということでですね、いろいろとお話しさせていただきましたが、何かの参考になればと思います。それではまた明日。
あ、すいません。昨日ですね、アメバブログ追加記事を更新してますので、ぜひ見てもらえたら嬉しいなと思います。はい、改めます。それではまた明日。