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2024-03-20 21:08

【第217回】マルハラは不適切にもほどがあるや否や

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このポッドキャストは、Webニュース編集者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第217回は、最近話題のマルハラからドラマ「不適切にもほどがある」までジェネレーションギャップをテーマに話します。

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取り上げた話題

◇ マルハラ

句読点の句点、つまり「。」がつく文章が威圧的で怖いという話。この朝日新聞の調査が決定版感あるのでご一読を。

「。で終わる文章は威圧的」 若い女性の4割「マルハラある」と回答:朝日新聞デジタル

◇ おじさん構文

チャットで絵文字を多用、馴れ馴れしい口調などが特徴的な文体のこと。おじさんがよく使うということでこの名前に。

おじさん構文 (おじさんこうぶん)とは【ピクシブ百科事典】

◇ LISTENのマルハラトーク

有料エピソードですが世代間のギャップを肌で感じられるおすすめのコンテンツです。

2/26 メッセージの最後に「。」を付けると怖がられる!?知らない間にやってしまっているマルハラについて、カイさんと山本さん・鳥原くんに教えてもらいました - LISTEN NEWS - LISTEN

◇ メールの改行

パソコン時代はメールソフトの仕様により長すぎる文章は読みにくいということで1行を半角75文字、全角で30文字程度で改行するのがマナーという時代がありました。

[003468]インターネットメールのマナー

◇ 身内に不幸がありまして

が通じなかったというお話。

比喩表現が伝わらない怖いインターネットの話「身内に不幸があったというYouTuberが報告した際に身内さんが幸せになることを願ってます!とコメント」 - Togetter

◇ 不適切にもほどがある

クドカンこと宮藤官九郎が脚本、主演を阿部サダヲが務めるドラマ。昭和世代と令和世代のジェネレーションギャップを描いた話題作。

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』|TBSテレビ

謝罪した回の詳細はこちら。

TBS、おわび文を掲載 『不適切にもほどがある!』で「誤解を招く表現」 | ORICON NEWS

編集後記

カイ

初出時、タイトルを阿部サダヲにかけて「マルマルハラハラみんな飽きたよ」にしようかと思ってたんですがわからなすぎるので無難に着地しました。

うすだ

マルハラ、世間が飽きてきたような気もします。賞味期限が3週間ぐらい?

サマリー

最近、マルハラが流行しているが、セクハラやパワハラと同列にするのは問題だと感じる。特に言葉の扱いが軽くなってしまっている。 絵文字や言葉の使い方についての難しさや変化について話し合われ、丸つきの使用やドラマのハラスメントテーマについての意見が交わされています。 「マルハラは不適切にもほどがあるや否や」はジェネレーションギャップやタイムリープをテーマにしたドラマで、灰皿を含めた過去の時代の描写が不適切として謝罪のテロップが入ったエピソードです。

マルハラの問題性
うすだ
うさです。かいです。最近、マルハラってあるじゃないですか。出ましたね。もう、今年の流行語大賞取るんじゃないかって、小池本くらいのキラーワード。すごいのが出てきちゃいましたよね、とうとう。
文章の最後に。ってつけると、若者は、
句読点の、句点。
句点があると、怖いと感じるそうです。
だから、あまり使わないようにしたほうがいいんじゃないか的な議論が、そこを賢で今、流行ってて、とうとう新聞とかまで騒ぎ出す、みたいな事態になってるわけなんですよね。
kai3
でも、ちょっと前から、セクハラっていう言葉が定着して以降、何でもかんでも腹つける、みたいなムーブメントあったじゃないですか。
パワハラまでは定着して、その後なんだっけ、理論、ロジハラ?
うすだ
ロジハラ。
kai3
理論で攻めると、ロジハラになり、この行き着くとこまでいったら、最終形態が、僕、マルハラかなと思ってるんですけど。
うすだ
そうなんですよ。
まあ、若者が怖いと感じるようは、僕も、まあそういうのもあるかなと思うんですけども、これマルハラって言い出すと、なんだろうな、他の何とかハラスメント、セクハラとかパワハラとかが、ぼけるから、
kai3
なるほどね、確かに。
うすだ
これハラって言っちゃいけないんじゃないの?みたいなのが、最近思うんですよね。
kai3
なるほどね、セクハラとかパワハラ、本当に大変な問題というか、改善しなきゃいけないハラスメントなんだけど。
うすだ
向き合わなければいけない問題だと思うんだけど、これをマルハラって言い出すと、それらと同列にするのって、もっと大きな問題を小さく見せてしまうような気がしてて。
kai3
なるほどね、それは確かに。
うすだ
だから、ちょっと気持ち悪いなと思っているんですよね。
kai3
ハラっていう言葉が、すごい軽く扱われていますよね。本当は結構大事な、本当に悩んでいる人たち、困っている人たちのために、ちゃんとそこを向き合いましょうっていうための言葉なのに、
言葉が軽くなっちゃっては確かに。
うすだ
ロジハラも、そういうケースってあるよねっていうことで、そういう言い方するのはわかるけど、マルハラキャッチーすぎるんですよね。
kai3
おじさん構文と同じ文脈で使われているっていうところが、たぶん一番の違いだと思うんですけど。
うすだ
こんなのさ、2週間くらいネットで消費して終わればいい話だと思うんだけど、テレビとか新聞で大騒ぎしだして、流行語大賞とかになったら、本当に目も当てられない。
kai3
なりかねないですよ。
うすだ
この勢いでありますよね。
kai3
この勢いでありますね。
うすだ
これはちょっと恐ろしいなと思って。
若者の感じる怖さ
kai3
これはちょうどタイムリーなんですけど、私先日京都のLISTENまで遊びに行ってまして、その時にLISTENって若いインターンの子がLISTENのサポートしてるんですけど、
ちょうどもうすぐ卒業の子と、入ってきたばかりの若い子と、ちょうどその足になって、マルハラって本当にあるんですかって言われたら、
。がついてて怖いですって本当に言ってて、2人とも言うんですよ。
もちろん同じくらいの大学生の世代だけど、それでも数年差くらいはあるわけじゃないですか。
2人とも言ってて。
なんならその時にLISTENやってる近藤さんもいたんですけど、近藤さん前から。がついててちょっと怖かったですって言うことを直接言ってて。
いやでも面白いなと思ったのが結局その理由を聞いていくと、今はそんなことはないと。
メールのやり取りもするようになったし、。がつくの普通なんだけど、結局中高生の頃ってチャットでしかほとんどメッセージやり取りしないから、。なんかそもそもチャットでいちいちつけない。
だからその慣れてない、見たことないから、。がつくっていう文章が見たことない文化としてちょっと圧を感じる。
それはこれをハラっていう言葉を使うかどうかは別として、感性としてはすごい分かるなと思って。
僕は幸いに。つけない派だったんでそこはセーフだったんですけど、ちなみにうすださん。つけます?
うすだ
そんなつけないですね。
kai3
チャットとかだと。打つの無駄じゃないですか。
ワンキー無駄だから。
僕はほとんどつけてなかったんですけど、そういうコスパの理論で言ってたのに意外とセーフだったんで助かったんですけど。
若い人たちは言葉をどんどん短くしますからね。
了解を「り」で返すとか。
そのノリでどんどん言葉が短くなるってことを考えると、あとスタンプとか絵文字使ってるから。も使わないってことなんでしょうけどね。
実際にハラスメントっていうのは僕もどうかと思うんですけど、。をつけると威圧的に感じたら確かにあるんだっていうのはちょっと面白かったですね。
うすだ
ざっくりとジェネレーションギャップみたいなところ。
kai3
シンプルにジェネレーションギャップと、ただ厄介なのが、ただのジェネレーションギャップならいいんだけど、日本語としての正しい文法としては。が正しいわけじゃないですか。
それがジェネレーションギャップのせいで、正しい文章が正しく理解されなくなってるっていう、どうしようもない難しさ。
僕はもうこれは折れて。使わない方に行くしかないなってちょっと思っちゃったんですけど。
文化の変化とメールの書き方
うすだ
対面の人に、でもメールは使っちゃうかもしれないですね。
kai3
メールは使いますね。
そういうものじゃない。
うすだ
だからUIに依存するんじゃないかなって気がしますけど。
kai3
メール改行します?
うすだ
します。
kai3
メールの改行ってでもスマホだと逆に読みにくくなるじゃないですか。
最近すげえ悩んでるんですよ。
もうみんなメールなんかスマホでしか読んでないでしょう。
僕らの頃ってメールの仕様で大体全角で40文字以下ぐらいに収めないとメールが読めなくなっちゃいけなかったじゃないですか。
なんとなく特にネットやってた人たちはそのぐらいで一回文章を改行して細かく切っていく癖があったんだけど。
それスマホだと読みづらいからスマホだと逆に若い人とかも改行とかせずにダーって書くんですよね。
それこそマルがつく分まで。
どっちが正しいんだろうと最近メール書くっていうのは結構悩むんですよ。
うすだ
僕は情報ごとに分けちゃいますけどね、どうしても。
kai3
段落で分けるんですけど。
うすだ
段落で分けるって感じかな。
kai3
段落より前は長くします?
1文が30文字、40文字、50文字ぐらい言っちゃっても。
うすだ
分けないかな。
全部まとまって。
kai3
1段落とか1文終わるまで、要は。がつくまでは改行しない。
句点でも開業しない。
じゃない、読点でも開業しない。
うすだ
僕結構読点とかでこまめに開業して、20、30文字以内では必ず改行してたんですよ。
kai3
そういう人多かったじゃないですか。ネットの初期の頃は。
これは今の時代見にくいんだろうなと思って。
うすだ
じゃあアメーバブログのめちゃくちゃ改行するやつとかは。
kai3
あれはまた文化の人じゃないですか。
あの頃だったらアメーバブログの前世紀はスマホじゃないから。
うすだ
パソコンの時代だから。
アメーバブログあんまり意識的に見ないけど、もうあの文化は消えてるのかな。
kai3
アメーバブログどうなんですかね。
そこもでも気になるところですね。
アメーバブログもどっちかというと短文の文化ですよね。
長い文章を書くっていう感じじゃなかったかな。
短文だったら改行していいんですかね。
文章が終わってたら改行なんですか。
うすだ
改行はいいんですよ。
kai3
ここちょっと悩んでますね。
ビジネス的には改行してたんだけど、今は改行しないのがいい。
でもパソコンで読む時に適切に改行されてないのはそれは読みにくいんですよね。
横いっぱいになっちゃうから。
これこそソフト側でなんとかしてくれると思うんですけど、ちょっと悩んでる。
うすだ
ソフト側でなんとかしちゃう場合もあるのかな。
kai3
僕らはブラウザで見てるからってのはあると思うんですけどね。
Gmailブラウザで見ると横いっぱいになっちゃうんで。
適切な、これ4Kでフルスクリーンとかで見るとまあまあ読みにくいんですよ。
それは正しいUIなのかもしれないですけど。
ここもだからね、最近悩んでどうしようかなと思ってます。
うすだ
そういう意味で自分もあんまり意識せずに、使うチャットとかメールとかで明らかに文体って違う気がしますよね。
kai3
それはありますね。相手によっても。
うすだ
相手によってもそうだけど、UIでも全然違う。
メッセンジャーとスラッグでも違うような気がするし。
kai3
それはありますね。UIは大事なんですね。メッセージ打つのに。
そういえば面白かったのが、絵文字にもあるらしいです。マルハラっぽいものが。
絵文字を使って可愛くやってるんだけど、使う絵文字によってちょっと古っぽく見えるとかもあるらしいですよね。
聞いてると、多分デフォルトっぽい絵文字がやっぱりちょっと古臭く思えるらしいです。
うすだ
デフォルトって何のデフォルト?
kai3
笑ってるだと、ただ普通に笑ってるやつとか。
笑ってるのも結構いろんな笑いがあるじゃないですか。
絵文字や言葉の使い方の難しさ
kai3
とか、最近絵文字どんどん増えてきたから、ちょっと変わった絵文字が増えてきちゃうんじゃないですか。
そういうのを使うほうが、世代的には古くないっぽいです。
難しい。
難しい。難しいけど、それはそれで一つの正しさじゃないですか。
そう思っちゃう人がいる限りは。
全部に全員が合わせるとは思わんけど、そういうふうに思ってる人がいるんだなっていうのはね、すごい勉強になりましたね。
気をつけるまではいかないけど、この丸一つで気にかける人がいるんだなっていう気づき。
難しい。
うすだ
でも、LISTENめちゃくちゃ丸つくじゃないですか。
kai3
LISTENもね、機能的にはすごい丸つきますよ。
うすだ
丸なしモードも作ったほうがいいんじゃない。
kai3
なるほどね。逆に丸つけないモード。いいですよね。有料オプションで。
読みやすいか、もしかしたらそっちの方が読みやすいって人もいるのかもわからないですよね。
でもね、結局その子たちも丸がつくと威圧的とは言うけど、やっぱり長い文章を書くとき。
ちゃんとレポートを提出するとか、メールを書くときには丸をつける。
うすだ
だからあれチャット上の話なんですね。
kai3
そうそう、チャットコミュニケーションで丸がつくとちょっと重いっていう。
普通に文章を書くときには丸を使う。
割とそれは意外にスタンダードアニメでもいいのではっていうふうにはちょっと思いましたけどね。
うすだ
まあ無理に入れる意味ないですかね、基本的に。
なんとなく入れちゃいますけどね。
その後に丸ってまずいらないじゃないですか。
kai3
でもここからまた応用編でね、びっくりマークがつくと怖いとか、びっくりマークがつくと優しいとか、
伸ばす棒を入れると優しいか、あとバカにしてるとかいろいろあるらしいから。
逆に若い世代じゃなくて、ある程度年をいった世代に関すると、
逆に記号とか伸ばし棒を多用するとそれはそれで、
え、仕事のメッセージなのに棒を伸ばしてんの?みたいなのもあるらしいから。
めちゃくちゃ難しいですね。
やっぱり音声コミュニケーションが楽だなって思います。
音声だとね、感情込められますからね。
そのノリを適当に反映できたらいいんだけど。
そういえば、ちょっとまた文脈違うんですけど、
この間見たネットニュースでちょっと面白かったのが、
うすだ
身内に不幸がありましてっていうテンプレ。
kai3
普通はね、身近な人が亡くなった、家族の親族が亡くなったってことじゃないですか。
それを、そうなんですか、幸せになるといいですねっていう返しが来るっていう。
これ何回か前にやった、ご遠慮くださいとほぼ近い問題だと思うんですけど、
これをすごいなと思いました。
うすだ
比喩が伝わらない。
ストレートにね、親族が亡くなりましたって言えないから、
言えないというか、あんま気を遣わせてはいけないみたいなので、
もともと濁した表現が身内に不幸っていう。
kai3
言葉なのに、これも知らなかったらしょうがないっちゃしょうがないですよね。
しょうがないですね。
全く知らないで聞いたら、たぶん外国人とかがね、日本語覚えているときに身内に不幸がありましてって言われたら、
幸せになる日を待ってますって言っちゃいますよね。
その理論で聞こえたらしいんだけど。
うすだ
翻訳っぽいもんね、このやり取り。
kai3
きっと不幸がありましたとかってきっと学校とかで習う気もするから、
今の世代全てではないと思うんですけど、
いやーもう日本語難しいわと思いました。
ちなみに僕とかはビジネスメールだと割と最後の方に、
ドラマの不適切な表現
kai3
なんとかしていただけると幸いですってよくつけるんですけど、
これもでも読む人によったら、幸いですってどういうことだろうと思われてるかもしれないですね。
うすだ
そうですね。
でもビジネスメールだったらそこ分かってくれよって思いますけどね。
kai3
でももう新人とかだと分かんないのかもしれない。
やってくれよって意味なんだけどなっていうのを、
ちょっと遠慮がちに読むのが幸いでしたね。
お忙しいところ恐縮ですが、ご対応いただけますと幸いですみたいな文章が通じない可能性があるかと思うと、
どんどん日本語難しくなるなと。
何の答えもないですけど。
どうすればいいんですかね。
とりあえずマルハラは、ハラっていうのはやめていこう。
うすだ
ハラはちょっと一過性のブームで終わってほしいなと思うんですね。
kai3
ただ丸はつけない方が確かにコミュニケーション的にはスムーズにいきそうという学びはありましたね。
でもこれある意味いい意味で、これで何々ハラ終わってくんねえかなと思うきっかけにはなるかなと思って。
もう全てにハラつけるのバカバカしくねっていう空気になってくるといいかなと思ってますけどね。
うすだ
誰かに配慮しなければいけないみたいな。
ハラがすごい安物になるのがよくない。
kai3
安物扱いされちゃってるのが、これもうマルハラがその究極形だと思うので、
これを機にちょっともうハラスメントって何でもやめませんみたいなところの、
もう本当の最後のゴールまで来た気がする。
うすだ
これきっかけでちょっと変わるといいかなっていうのは思いますけどね。
こういうのが流行語になっちゃうからな。
kai3
なる可能性はある。
そういう意味で言うと僕もう一個あるなと思ってて、
似てるようで遠いようで似てるんじゃないかと思ってるのが、
僕はドラマの不適切にもほどがあるってあるじゃないですか。
これも結構流行語域なんじゃないか。
不適切系の言葉。
これも結構面白いなと思ってるのが、
最近ハラスメントも含めて何でもかんでも厳しい時代じゃないですか。
いろんな周りに配慮して。
これねドラマのネタ覚えなんかあんまり言わないですけど、
それをテーマにしてるドラマなんですね。
昭和の頃にそういうハラスメント、
バリバリだった時代の主人公が、
令和の時代にタイムリープしてきて、
ギャップの違いに驚くんだけど、
これがちょっとおもろいのは、
古い人をバカにしてる一方でもなくて、
今の何でもかんでもハラスメントっていうのも
行き過ぎじゃないですかみたいなところもやんわりやゆしていて、
どっちでもないんですよね。
古いが悪いでもないし新しいが悪いでもないっていうところで、
さっきのマルハラも言ったと思うんですけど、
不適切にも程があるみたいなのも、
もうそろそろそういうのはちょっとつかれませんみたいな。
場所によっては多少ハラスメントに言われるかもしれないけど、
いいんじゃないのみたいな、
そういうとこまで来てるのが今年あたりなのかなっていうのを
ちょっと大きく考えてるんですけど。
ドラマ見ました?
ハラスメントの広がり
うすだ
1.5話ぐらい見ました。
kai3
1.5話ぐらい。
1.5見たらだいたい使いますね。
でもだいたいあれでしょ、中盤でちょっとおってなっちゃうでしょ。
うすだ
面白いと思うんですけどね。
面白いけどまだ何か続きが見れてない。
kai3
いろんなものがみんなが我慢して気を使いすぎてみたいなところが、
例えばドラマも多少ちょっと何振れしまうと、
頑張ってっていうのもハラスメントですよ。
頑張っても言えないのみたいなところがあるじゃないですか。
どっちの意味もわかるんですよね。
頑張ってがつらいのもわかるし、
希望の若手に頑張ってって言った気持ちもわかるしみたいなところを、
答えは出さないんだけど、
どっちも両論あるよみたいな着地していくところが結構面白くて、
そろそろこういう何でもハラスメントとか言って、
狭めていく風潮がちょっとずつ改善されるんじゃないかなみたいな、
空気をちょっと感じたんですけどね。
そうなってほしいというか、
思っているだけのドラマを見てなかったってことですね。
うすだ
そうですね。
細かいことに引っかかってたよね。
細かいこととは?
都内のバスでタバコ吸うシーンがあるじゃないですか。
昭和の80何年ですでに都内のバスでは禁止されているとか、
そういうのを見て。
kai3
あれはさすがになかったですよね。
僕の子供の頃ですらバスでタバコ吸ってるのは。
うすだ
でも長距離バスはあった気がして、
でもどうなんだろうと。
でも時代考証ちゃんとやる人はそこは違和感があるみたいな。
kai3
あれわざとやってますよね。
多少時代考証をふざけてぐちゃぐちゃにやってる。
うすだ
設定上の問題というかストーリー上の問題かなという気がするので、
すげえあれを真に受けるのもちょっと危ないかなというところがあったりする。
kai3
僕の子供の頃ですでに路線バスはないんだけど、
過去の時代の描写と謝罪
kai3
長距離の遠足とか行くバスにはなぜか灰皿があって、
うすだ
ありましたよね。
kai3
という時代ではあったから。
ちょうど端境期かな。
うすだ
窓の下にあったみたいな。
大学生ぐらいまではあれ灰皿あった気がする。
ありましたありました灰皿。
kai3
だけどたまに使っているバスはあった気がします。
ただ路線バスは流石になかった気はしますけどね。
僕はその辺をわざとギチャギチャにしてるっていう感じが駆動感っぽい。
そこら辺も僕結構アンチテーゼかなと思って、
そこまで気にすんなよみたいなのも含めて大らかにやってるんじゃないかなっていう。
うすだ
そこをちゃんとやれっていうのを、
それやるんだったらちゃんとやれっていう意見もわからんでもないかなって気がするんだよね。
kai3
みんな真面目ですよね。
僕はあれが言いたいテーマは細かい時代考証じゃなくて、
異なる価値観とかジェネレーションギャップを両方ぶつけてみて、
両方思ってるのと違うのが本質だと思うので、
それを時代考証やりすぎると逆にタバコを車でバスの中で吸う人を描けなくなっちゃうじゃないですか。
だったら言えちゃっていいんじゃないっていう意味では、
僕はあの大らかさは好きなんですけど、
そういうの気になる人はいっぱいいるでしょうね。
気になること言っていいのも自由だと思うので、
何かを言われるから本当のことを言えなくなっちゃうとか、
表現しにくくなっちゃうよりは、
僕はあのぐらいの大らかに、すげー雑というか、
クドカン好きからするとあの雑さがすごい楽しいんですよね。
うすだ
雑な方がいいと思うんですよ、僕も。
あのテーマは突っ込まれるのはしょうがないなっていうのもわからんでもないなって。
kai3
一番最初にこれはそもそも今の時代では不適切な表現があるけど、
当時を描いてるのでご了承くださいっていうテロップが入るじゃないですか。
それに対して確かに一回何かの回で謝罪入れたんですよね。
うすだ
そうなんだ。
kai3
第5話の時に謝罪が入って不適切な表現がありましたって言うから、
さすがに昭和のことをひどく描きすぎたのかなと思ったら、
その不適切な内容が酸素を吸入している人の周りでタバコを吸うシーンがあって、
それは火災の恐れがあるので危ないですって謝罪で。
うすだ
確かに、それは不適切だね。
面白いよ、それはでもさ。
kai3
そこは謝る、正しい謝り方をしてるんだけど、
不適切な表現をわざとやってることとしては断固として譲らないんだろうなっていう、
番組の覚悟は面白かった。
うすだ
それはわざとやったのかな。
kai3
さすがにこれはわざとじゃないと思うんですけど。
うすだ
そこはツッコミどころだよね、どう考えても。
kai3
これは正しいツッコミ、命の危険があるツッコミだから正しいんだけど、
昔のバスでタバコ吸ってたのか時代考証違うは別に誰にも迷惑かけてないし、
もちろん勘違いしちゃう可能性はあるんですけど当時悪かったっていう、
ドラマで描きたいことのコンセプトに変えたら、
枝葉末節ないことだと思うんで、
あの辺は緩やかにやるからこういうところはきちんとするって、
これ僕は面白かった。
うすだ
それはわざとやってるんじゃないかな。
kai3
そこまでやってたらTBSが相当謝ってますよ、ドラマじゃなくて。
うすだ
わざとな気がするけどね。
kai3
面白いですけどね。
ジェネレーションギャップとタイムリープ
kai3
ちなみにドラマ進んでいくと、最初はそういうジェネレーションギャップなんですけど、
その後タイムリープ化の伏線回収とかね、
タイムリープ要素がだいぶ強くなってくるんで、
これもタイムリープ付きから見たら結構ツッコミどころ満載なんですけど。
うすだ
令和のタイムリープというブームに対する何か言いたいことが多分、
全てがタイムリープものじゃないですか、今流行っているもの。
kai3
タイムリープなの?転生なの?
うすだ
そういうものに対する、そういうことをやりたかったんでしょうね。
kai3
クドカンっぽいっちゃクドカンっぽいですけどね。
あのおふざけ感も含めて楽しいので、
今期一番ちゃんと見ているドラマかな。
ぜひこれは、まると考えさせられるところも多いので、
ここは結構皆さんお勧めしたいドラマです。
まあみんなも見てそうですけど。
うすだ
追いつきます。
kai3
ぜひ最後まで見てまた感想をお伝えしましょう。
うすだ
はい。
21:08

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