kai3
うっすらです。かいです。けんごちです。 今回もゲストにけんごちさんをお呼びしておりまして、
前回ですね、非常に熱くK-POPのお話を聞いたんですが、他にK-POP以外、音楽以外で最近ハマっているものって何かありますか?
kengochi
最近音楽以外でハマっているのは、ダウ90000っていう劇団というのか、お笑いというのか、演劇とコントをやっている人たち。
8人組なんですね。男性4人、女性4人の半々で、8人組でコントやったり演劇やったりしているダウ90000っていうところがあって、そこは最近すごく好きで、ずっと見てますね、最近。
kai3
ダウ平均とは全然別なんですね。 ダウ。
kengochi
なんかもともと、あまり意味のない名前をつけたかったらしくて、グループ名として。
kai3
あ、なるほどね。はいはい。
kengochi
で、ダウ平均のダウから取ったみたいなことは言ってたような気がしますけど。
kai3
そうなんだ。あってた。あってた。適当言ったらあってた。
え、もともと結構お笑い好きなんですか?
kengochi
もともとお笑いは好きですね。関西出身なんで、学生時代は夕方とか土日とかお笑い番組ばっかり、関西めちゃめちゃ多いので、ずっと見てて。
東京に引っ越してきてからは、わりと年末のM1とか、この間のザ・セカンドとかみたいな、ああいうちょっと大型の番組を楽しみにするっていう感じにはなってますけど。
kai3
で、このダウ90000はどういうきっかけで知ってはまったんですか、これは。
kengochi
ダウ90000のきっかけなんだったかな。
いや、最近、多分半年も経ってないんで、ここ最近のはずなんですけど、きっかけパッと思い出せないですね。
多分YouTubeで見たとかなんだと思うんですけどね。テレビじゃなかったと思います。
kai3
結構ね、YouTubeをメインに展開してるっぽいですもんね。僕も実はダウ90000全然知らなくて、
kai3
Wikipediaで調べて、ちょっとYouTubeの動画を数本見たぐらいでしかないんですけど。
kengochi
これ、面白ポイントは何かどこなんですか?気に入ったポイントは。
もともと演劇も好きなんですね。昔、大学生時代、劇団もちょっとやってたり。
佐々木倉之介っているじゃないですか、役者さんで。
佐々木倉之介が昔、惑星ピスタチオっていう劇団に所属してまして。
kai3
聞いたことある。
kengochi
惑星ピスタチオ、僕毎回、初日と楽屋毎回行くぐらいずっと見てたんですけど。
kai3
すげえ、だいぶ好きだ。
kengochi
はい、だいぶ好きで。
惑星ピスタチオのファンサイトをやってたきっかけで、ITの業界で仕事するようになっているぐらい。
kai3
そうなんだ。
それ、ペッパー本の前ってことですか?
kengochi
ペッパー本の前です。大阪で、OTDっていう掲示板の会社にいたんですけど。
ファンサイトの常連に誘ってもらった会社です。
kai3
そんなきっかけで、それ聞くと、お笑い好きっていう演劇好きのほうが強そうですよね。要素としては。
kengochi
演劇でもそんなに見に行ってないんですよね。東京に出てきてから。東京のほうが本当はたくさん見れるはずなんですけど、あまり見に行ってなくて。
たまに野田マップ行ったり、あと大人計画と新幹線が一緒にやったやつかな。見に行ったりとか。たまにしか行ってないですよね。
kai3
その惑星ピスタチオちゃんと両方言ってたのはだいぶですけど、惑星ピスタチオが大好きだったってことなんですかね。演劇も好きだけど。中で取り分け。
kengochi
惑星ピスタチオと野田秀樹が好きでしたね。野田秀樹はその頃そんなに、有名者もなくなってたので、そんなに活動してなかったんで。追っかけてるっていうとピスタチオでしたね。
kai3
演劇が結構好きという文脈。
kengochi
うん。演劇好きっていうのはあって、あとダウキューマンも日芸の映画学科の人たちが中心になって作られてるグループですけど、ラーメンズに結構影響を受けてるっぽいんですよね。
それは本人たちも抗言はしてるんですけど、本を書いて演出もして、実際出てるハスミさんっていう人がお友達とか、その人はリーダーなんですけど、ハスミさんもラーメンズは好きだって言ってるんで。
ラーメンズ的な、あそこまでシュールでもないんですけど、ああいう雰囲気もありつつ、男女44っていう人数が多い中で、キャラが結構みんなはっきりしてて、4人4人。そのグループの面白さみたいなのもあるんですよね。
いるこういう人みたいなのが、結構当て書きでキャラクターを作ってると思うんですけど、結構三谷幸喜っぽくもあるんですよね。
kai3
あーなるほどなるほど。ちょっとわかるかも。僕も何本か動画見たんですけど、そのニュアンスはわかるかもしれない。
kengochi
テーマはもうちょっと男女の青春っぽい感じの話だったりするので、三谷幸喜的なコメディとかとは違ったりもするんですけど、ラーメンズの方がもうちょっとシュールだしっていうのはあるけど。
kai3
ちょっとなんかグサッとくる感じですよね。僕の見た感じだと。僕が見たやつは、なんかのニュースで評価が高かったやつで、女の子2人と男1人10年仲がいいってやつ。
kengochi
あーあれはグサグサ言うやつですね。
kai3
グサグサ。すげーグサグサくるやつ。これネタバレになっちゃいけないんで後で動画あっときますけど。
kengochi
ちょっとね、ツッコミは結構激しいというか早いというか口が悪いツッコミなんですよ割と。
そうですね。割と口悪めだけど、でもあれは口が悪いから成立するんだろうと思いながら見てましたけど。
基本なんで8人のうちでツッコミ役になっているのは1人だけのケースが多いので、全員に対して1人で全部ツッコんでもらわないといけないんで、結構相当スピード感もあるし強めにいっていかないとみたいなのも多分あると思うんですけど。
そういうスピード感も面白いですね。
kai3
確かにね、僕も見ててお笑いは結構好きなのでM1も見るし、ザ・セカンドは予選の32から全部見たんですけど、そのぐらい好きなんですけど。
DAWQはやっぱりそこが、これプロフィール見てやっぱりそうだなってことは演劇寄りですよね。もちろんお笑いなんだけど。
演劇とお笑いがすごく両方ハイブリッドで楽しめる感じ。
kengochi
多分8人のうち、純粋にお笑いがすごく好きでっていうのは2人とか3人とかぐらいなんですね。
残りのメンバーはどっちかというと芝居がやりたい人、芝居寄りのスタンスの人。
お笑いももちろん好きだし、演劇も好きだと思うんですけどみんな。どっちかっていうと軸足がどっちにあるかっていうとそのぐらいの割合の感じっぽいですね。
kai3
だからあんまりお笑い芸人っていう感じでは言われたくないし、かといって劇団でもくれられたくないみたいな。
kengochi
なんか演劇って、僕は演劇元々好きではあるんであれなんですけど、あんまり拡大していかないじゃないですか。
kai3
ビジネス的にみたいなことですか?
kengochi
ビジネス的にもファン層的にも。それは劇場っていう括りがあるので、5万人が同時に見るみたいなことってありえないので。
スケールしづらいんですよね、ビジネス的にも。
人気がある劇団はチケット競争が激化するだけでファン層が広がっていきにくい、もともとそういう構造になっちゃっていて。
かといって人気のない劇団って大量にあるんですけど、どっからお客さん連れてくるのかっていうのが結構難しくて。
ラウ・キューマンは割とコントライブにも積極的に参加をして、お笑いが好きな人たちにも演劇を見てもらおう。
自分たちのお芝居も見てもらおうみたいな、そういう逆境したい感じはあるみたいですね。
kai3
あー面白い。ちょっとダサン的かもしれないけど、マーケティング的にもそこは上手いってことですね、今後考えた時に。
演劇もだって実際にお笑い要素結構強いですもんね、そういうコメディのものとかを考えると。
kengochi
そうなんですよね。
kai3
でも演劇からお笑い芸人になった人も割といるし、そこがここまでがっつり繋がってみたのは僕あんまり今まで印象なかったんで。
いかにも演劇から来たなーってお笑い芸人は何人もいたけど、両方一緒にやってますっていう合いがけ感。
kengochi
これはラウ・キューマン面白いなと思いましたね。
kai3
3分のコントも書くし、1時間とか1時間半とかの。
8人で3分やるんですか?それすげーな。
kengochi
やりますね。
kai3
すごい。
kengochi
2人しか出ないとか4人しか出ないとかっていうネタもあるんですけど、全員出てくるネタもある。
kai3
面白いな。お笑いってどっちかというと、2人組が結構中心じゃないですか、なんとなくね。
kai3
3人いるとやりづらいみたいな。3人でうまくバランスを乗って結構やっぱ難しくて、3人組で売れてる人少ないみたいならしくんだけど、
kai3
いっそのこと8人ぐらいいた方がむしろ広がるんだなっていう。そこは確かにもう本当に劇団ですもんね、こんだけの人がいたらね。
kengochi
そうですね。
kai3
ちなみにおすすめの動画を何本かネタバレしない程度にご紹介いただきたいんですけど。
kengochi
そうですね。たぶん一番見やすいのは元テレ東のさくまさんがやってる、さくまさんのyoutubeのチャンネルでダウキューマンが出てるやつがあるんですけど、
さくまさんのやつでやってる、ダウキューマンが女性タレントの人からインタビューを受けますっていう程度のドッキリなんですけど、
女性タレントの方は知らないんですよ、ドッキリだって。インタビューを自分がしますって思ってそこに行くんですけど、
その楽屋で待ち時間結構長く待たされる間にダウキューマンが相手にバレないようにコントをやるっていう、自分たちの持ちネタをやるっていうのがあるんです。
これは普通にダウキューマンがやってるコントも見れるし、ドッキリっていうその構成というかその構図もあるしっていうので、結構面白かったですね。
kai3
楽屋でやるネタっていうのは普段からやってるネタをそのままやるんですか?楽屋用に仕込むんじゃなくて。
kengochi
普段割とよくやってるネタ、なんとかやってるネタ、テレビでも1回やってるネタが1個あったし、あとはライブでも1回しかやったことがないネタがあったと思ってたんですけど、
kai3
結局は楽屋でやるようにちょっとアレンジしないといけないので、新ネタを下ろす感じになりましたと言ってました。
そうですね。露骨に舞台用のネタやったら流石に上手くいかないですもんね。
kai3
あーなるほど。劇団ひとりも先日ブラッシュアップライフでめちゃめちゃ評価されましたしね。
kai3
もともとこういう演劇書いてる人だったら確かにそっちは行ってしまいそうだな。
kengochi
三谷幸喜とか工藤寛の路線に。本人はお笑い芸人って本書く方が自分はいいと思ってるみたい。
多分その才能があるんで。
kai3
このハスミさんって人がひとりで脚本をゴリゴリ書いてる。
kengochi
そうですね。脚本と演出。
kai3
まあ逆にこんだけいたらネタ作りとかみんなでやってもしょうがないですもんね。
kai3
なんかコンビだったらいいけど8人でネタ作りしたらグダグダになるだろうという時も厳しいな。
kengochi
そういう意味で言うと劇団っぽい感じかもしれないです。
kai3
いやー面白いですよ。僕はお笑い好きなんですけど、M1は決勝は楽しいんだけど準決を見る気がしなくて。
というのはなぜかというとどうやっても漫才っていうフォーマットがある以上ちょっと似たネタになっちゃうというかやり合いが似ちゃうんですよね。
決勝レベルまで来るとその中で戦う本当にコンテストとして面白いんだけど、
kai3
純粋な漫才何個も見ると飽きるなって正直思ってて。
僕R1の方が好きなんですよ。R1ってフリーダムだから。
kai3
それでいくとこの8人って今までにないからその2人組とかピン芸人とも違うお笑いの体制作れるんで。
kai3
これは確かに面白いし、こんぐらい人数がいてお笑いをするっていうのが、今までは劇団とか演劇って作られてたのが、
kai3
これをお笑いっていうジャンルでカテゴリーしてやるの確かに面白いなと思いましたね。
kengochi
そうなんですね。だから8人で3分5分のネタをやるっていうのが多分なかった。
kai3
それがちょっと見たいな。8人で3分はすげー興味ある。M1より短いですもんね。M14分とかでしょ。すげーな。
kengochi
直近だとABCお笑いグランプリの決勝には残ってるんで。
kai3
すごいっすね。
kengochi
去年も決勝には残ったんですけど、去年は決勝で負けてて、決勝というか8組かな。いや何組かな。10何組か。
kai3
あとM1も順々決勝ぐらいまでいってる?
kengochi
そうですね。
kai3
おいちょっとまって、R1も出てんのか。すげーな。R1みんなピンで出てんだ。
kengochi
R1は1人ずつ出たと思う。
kai3
ウィキペディアによるとだけど、全員2回戦進出だから1回戦しか勝ってないのか。
kai3
ここからくんのかな。すごいね。M1グランプリで2戦一致で順々決勝いってて。
kengochi
M1は5人で出たんじゃなかったですかね。
そうなんだ。8人はさすがに多いっすもんね。
kai3
漫才かと言われると、最近M1漫才じゃなくていいんじゃないか説が出てきたけど。
より波紋を起こしそうですよね。このメンバーで出てきたら。
kengochi
センターマイクなのかっていう。
kai3
ABCは決勝進出が常例なんすよね。2020年も決勝出て、2023年も決勝出てるから。
kai3
もうそろそろ優勝みたいな感じなんだろうな。
kai3
去年は審査員の陣内に上質なお芝居を見た感じがしますって言われて。
kengochi
コントをしに来たのにってショックを受けて。どれくらい本気で思ってるのかネタにしてるのかわからないですけど。
kai3
なんかこう、陣内さんの褒め言葉って若干いつもピンとずれてそれがネタになりますよね。
kai3
その褒め言葉じゃなかろうみたいなのが突っ込まれてて面白いんですけど。
kengochi
そういうとこある。
kai3
この間ちょっとこれ似た感想を思ったのは、
kai3
この間ライブ配信でなんですけど東京ゼロサンがやってた公演を見て、
kai3
東京ゼロサンにクリピーナッツがなぜか絡んでみたいなので、
総勢それも10人ぐらいでやるライブだったんですよね。
ゲストにオードリーが来たりとかしてやってたんですけど、
お笑い芸人が人数集めてやる演劇って面白いなってその時に、
kai3
すごい面白そうなライブだって思ってたんですよ。
kai3
それをもうユニットとしてやってしまってるんだなこの人たちはっていうので、
kai3
それを見てたおかげですごいしっくりきました。東京ゼロサンもすごい面白くて。
kengochi
なるほど。東京ゼロサンだと佐久間さんと一緒にやったやつで、
劇団ひとりとかバカリズムも出てたやつがありましたね。
kai3
この間やったやつなんていうのがあったっけな。
kai3
フローリックアホリックってやつだ。
僕結構クリーピーナッツが好きなので、
クリーピーナッツが東京ゼロサンと何やるのっていうのを見たら、
kai3
もちろんクリーピーナッツも面白かったんですけど、
kai3
みんなでやるお芝居みたいな。
これだからぱっと見で見ると、
kai3
9人ぐらいいるのか。
kai3
なので、そこがちょっと面白かったので、
kai3
このDAWを見た時にその時の思い出が、
大人数やるのって面白いなっていうのはすごい思いましたね。
kengochi
そこが今メジャーな中だと一番近そう。
kai3
ちょっと何本か見たんですけど、
おすすめの動画いろいろ見てみたいと思います。
うさらさんは知ってました?DAWキューマン。
YouTubeでいいねしてます。
kai3
まだ見てないのに。後で見るようにね。
kengochi
言ってもらったなんだっけ。
kai3
花束とハイヒールと。
ピーク。
楽しみだな。打ち替えてみよう。
ぜひ。
kai3
最近ちょっとお笑い閉塞感を感じてたんで。
正直M1も面白いんだけど、
なんかもうテンプレ感がちょっとあるよなと思ったんで。
今まであったはずなのに、
kai3
当たり前にあったのに、新しく見えてくるところも増えて面白いし。
みなさんYouTubeもリンク貼っておくんで、
ポッドガッシャー聞いてる方はぜひ動画もご覧ください。
kengochi
はい、見てみてください。