1. 魚食系ラジオ「JUNK FISH!」
  2. 読んでみよう水産白書〜令和4..
2023-08-11 55:43

読んでみよう水産白書〜令和4年度版〜

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令和4年度の水産白書を読んで注目したとこ、感じたことを話しました。

土曜の丑の日/読んでみよう水産白書/たこさんが注目したポイント/魚食量が減っている/丸魚を食べるのは趣味の領域?/なんとなく体に良い/輸入品から国産品へ/食料の安全保障と水産物/養殖魚の餌がピンチ/ロシアと日本の水産にまつわる関係性/水産品の輸出について/処理水の影響/水産庁という仕組みの限界/サカナコーヒーさんからの投稿/魚の美味しさを知る機会を作りたい/最年少組合長・平林さんからのコメント/どうなる日本の水産業/Voicyでも配信始まりました!

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【番組のX】

魚食系ラジオ「JUNK FISH!」(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@junk_fish3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)

【出演者のX】

かにへー(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@kanihey55⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)

なおたこ(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@naotako_wiener⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)

サマリー

読んでみましょう。水産白書〜令和4年度版〜についてお話しします。魚の消費量の減少と価格上昇がどのような影響を与えているのか、魚を食べる意欲の低下についても話し合います。今回の特集では、日本の水産業における食料安全保障とロシアとの関係について詳しく紹介されています。ロシアからの水産物の輸入が多く、ウクライナ侵攻による影響も考慮されています。水産白書〜令和4年度版〜の特集では、まず日本とロシアの漁業協定について、次に日本の輸出に関する内容が取り上げられています。また、水産庁の限界や輸出先への依存度の高まりなどが議論されています。国の仕組みで感じる状況の悪さと水産業の課題、さらには魚食文化の輸出についても考えてみましょう。

魚の消費量と価格の変動
よいさあ、ほいさあ。
どっこいさあ。
よいさあ、ほいさあ。
どっこいさあ。
よいさあ、ほいさあ。
どっこいさあ。
かにたこプレゼンツ
魚食系ラジオ
ジャンクフィッシュ
かにへいでーす。
なたこでーす。
いやー、久々。
久しぶりですね。
本日、8月5日、朝6時過ぎですね。
久々だね。朝収録するの自体も久々。
確かにね。
ちょうど3年前のこの時期は、6時からたしかにかまたで収録しましたね。
そうですね、はじめたばっかの頃は朝やってたけど、
だんだんね、ちょっと僕の都合で夜にさせてもらったりとかして。
いやいや、子が生まれたり生まれなかったりしてましたしね。
あれ、前回がらぶかさんとかちょうこさんと6月に撮ったから、約2ヶ月ぐらい。
いやー、空いちゃったね。
たぶん今までで一番ちょっと間が空いてるシリーズじゃないですか。
いやだと思う。
いや、ちょっとね、しゃべれるか不安ですね。
先週ね、ほんとは収録しようと思ったけど、
家庭の都合、ちょっと僕の家庭の都合で飛んじゃったから。
子供、熱出しがちっていう現象ですね。我々お互いね。
大変そうですね。
大変よ。やっていくしかないね。
子供いるとね。
あれ、牛の日食べたことあるんですか?
あったね。
いや、食べなかったよ。全くね、牛の日らしいこと一切しなかった。
そうなんだ。
食べるつもりも、食べたいなとはやっぱ、熱くなってきたから思うけど。
スタミナ的にね。
何にもうのつくもの、何もしない。うどんかな?食べたの。
うどん食った。犬優しいからね。
そうそう、犬優しい。
たこさんはどうでした?
僕も食ってないんですけど、話題になってた日清の謎うなぎっていうのが購入できない。
あれ、そうそうそう。
絶望してた。
結構ね、リスナーさんとかで知ってる人は。
火曜日の12時とかに始まったんだけど、僕と深田先生、高知大の。
待機してて、カートに出て、2人とも買えないっていう悲しみをリアルタイムに共有したり。
リスナーのね、茅ヶ崎の武蔵さんが。
そうね。結構詳細なレポートを書いてくれてて。
なんかね、まだもう1本あるらしいけど。
あ、そうなんだね。2本当たったの?
そう、2本まで買えるんよ、あれ。
あ、そうなんだ。すごいな。
だから、もし機会があったらとか言いつつ、早く再販を待ってます、日清さんっていう感じです。
いやー、確かにね。
見た目はすごいうなぎっぽくなってますね。
そう、めちゃくちゃうなぎっぽかったけど。
めちゃくちゃうなぎっぽい。
あれはね、全ての大体うなぎを過去にするんじゃないかってめちゃめちゃ期待してるので、早く食べたいと思います。
確かに。食べてみたいな。
さて、じゃあ早速いきましょうかね。
今回は、毎年恒例の真面目会こと読んでみよう水産白書会ですってことで、
果たしてこれからもサカンダーショーカーを笑って楽しめるかということを真面目に考えていこうと思いますということで、
じゃあ早速、カニさん、タイトルコールお願いします。
読んでみよう!令和4年度水産白書!
わー!
盛り上がるあれなのかって。
わかんない。
限界の和を言いましたけど。
これ、僕ら3回目になるんですが、毎年特集してるんですけど、
水産庁渾身の一冊こと、水産白書を激大こと特集するコーナーでございまして、
何かというと、水産庁のほうで毎年出してる文書なんですけど、
その年、今回令和4年度なので、2022年4月から2023年3月までのトピックが、
水産関係のトピックがいろいろまとめられているものになりまして、
で、例えばどれぐらい漁色してるとか、今後どういう施策をやろうとしてるとか、そういったことが整理されている。
これを読めば、水産のトレンドがある程度わかるというものになりますね。
ただなんかあれ、去年9月ぐらいから作り始めてるみたいで、
結構その、情報がね、一部2年前だったり、ちょっと古い。
で、昨今のすごくトレンドがない時代においては、若干古くなってたりとかいうのもあるんですが、
ちょっと全部一気に読むとしんどいからね、何章かに分かれてるから、興味がありそうなトピックだけでもつまみ読みしてみるといいかもしれないですね。
そうですね。で、今回はお互いに、たこさんと僕で、それぞれ気になったやつを2つずつピックアップして、ちょっと話していこうかなと思ってます。
はい。じゃあ早速、僕から話していきましょうかね。
はい。お願いします。
いいですか。じゃあ、なおたこせんというところで、2つ選んだんですけど、
まず1個は、もう大きくほんと虚職とは、みたいな状況の話を選びました。
第一章っていうのを見開いてもらったらいいんですけど、
その中にある生鮮魚貝類の1世帯あたりの購入量っていうグラフがあるんですけど、
推移をザッと言うと、2019年までザーッと右肩下がりで減ってて、
そこがコロナとかコロナがあって、2020年に家庭内消費で増えて、21年にまた減って、
今回のスコープになって、2022年はさらに減って、ちょっとピンときづらい数字なんですけど、
15%減って、2022年は19.5キロということで、
マックス40キロくらい食ってたっけな、確かみたいな、そんな感じなので、めちゃくちゃ半分くらいに減ってるという感じなんで、
金額、重量ともに減ってるんですけど、ちょっと気になったのは、
重量で言うと15%減なんだけど、金額で言うと9%減なんで、
要は金額単価が上がってるっていうのが顕著になると。
魚の食べる意欲の低下
なんで、ちょっと魚食としてマクロに見たときにどういう現象なのかなっていうと、
すごいシンプルにめちゃくちゃ魚が高くなって、コロナのおうちの消費っていうのも戻って、
さらに魚離れが進んだっていうのが1個ファクトとしてあるのかなっていう感じ。
なので、基本的には無理やり明るい話に連れてきたいんですけど、
結構この数字自体は厳しいのかなっていうふうに捉えておる。
そうですね、もういよいよ食べなくなってるっていう、ピークの半分ぐらいになっちゃってっていう。
もちろん肉食が増えてきて、2011年かな、確か逆転してからそのトレンド変わらずっていうのと、
あとは国際的な日本の立ち位置みたいなところで、やっぱ価格が上がる基調っていうのも長期的にトレンドなんで、
この傾向自体はおそらく大きくは変わらないんじゃないかなっていう気はしている。
それでも確か世界でまだ第4位かなんか、魚めちゃめちゃ食う方の国ではあるので、
ここを内食・外食・中食って分けたときに、おそらくちょっと内食の方が減ってくっていうトレンドで、
あとは中・外食でどうなるかみたいなのが業界的にはたぶん頑張りどころなのかなっていう気はしてると。
でね、明るいほうがあるぞ。
2年前ぐらいはちょっと盛り返したじゃないですか。
僕らもその特集で、家計の消費、あれなんか思ったより増えたなみたいな、
コロナの影響で逆に家での時間が増えて、家計内の消費増えたみたいな言ったけど、
でもやっぱコロナが開けるとそれもなくなって、資源量の減少もたぶんこれを助長したり。
そうだね、コロナのとき補助金もめちゃめちゃ出てたから養殖業がすげえ安く買えたとかね、
あと、安直の送料がかかんないとか、ちょっとそういう下駄を履いてる部分は正直あったかなと。
2年前はカニさんが当時生鮮流通にめちゃめちゃ携わってたんで、
多分何か加工に携わってる僕のイメージと、生鮮とか飲食に近いカニさんで、
結構現場の温度感のギャップがあったなって覚えてる。
飲食店向けでやってた僕からすると、めちゃくちゃ消費減ってんじゃんみたいなところだけど、
宅配系でやってるタコさんからすると、ギャップ結構増えてる。
そもそもが増えてるからっていう、全体が増えてるからっていう、それもあって。
それがね、コロナ開けたらガクッとまた右肩下がったっていうのは、
割と消費を1個コロナによって、飲食店の需要が、飲食店もかなり閉業したじゃないですか。
そうね。
それ含めて結構影響力がでかかったのかなっていう。
あると思う。実際消費の、外食の仕方ってめちゃめちゃ変わったなと思ってて、
出張行ってもそうだし、会社の人と飲み行ったりしても、やっぱ2軒目3軒目ってあんまり行かなくなっちゃった。
そうですね。
新卒の子とか2軒目なんですか?みたいな文化のギャップとかもあったりするので。
確実に回転数減りましたよね、飲食店さん。
そうそうそうそう。
そもそもね、回転時間も短くなったところも多い。
短くなった短く、遅くまでやってないっていうのもあるし、今までが多かったとも言えるんだけど、
純粋に消費としてはちょっとシュリンクしちゃってるのかなっていう気がしている。
そうですね。
けどね、ちょっとミクロに見て、どう希望を生み出すかみたいな観点で見ると、
一応マクロに減った量の中でも、魚にどういうことを期待しますかみたいなアンケートもあって、
その中で言うと、食べない理由で言ったら骨があるとか調理がわからないとか、よく言われるのもわかるんですけど、
食べたい理由としては一番高いのが健康志向。
魚って体に良さげなものだけど、寒便じゃないと食べないよ。
国産じゃなくても別にいいっていうのが意識調査を見たところのトレンドなんですね。
だからなんとなく漠然と国産振興みたいのがあったり、
悪魚捌けてなんぼみたいなことを業界にいると考えたり推したりしがちなんですけど、
今回コロナもあってめちゃくちゃ厳しい状況になったっていうことをこの調査を見ると、
やっぱり魚をどう食べてもらうかみたいなのは仕事としても考えると、
言い方と実際やるかとか難しいんだけど、
例えば家でまるで食べてもらうのはバサッと諦めるみたいな選択肢すら必要なんじゃないかなと。
魚食の現状と今後の展望
ただ僕たちみたいに魚が趣味でもあって好きな人たちは、
趣味としてまる魚をいいお金で出していい魚を買ってっていう結構高級な趣味になりつつあって、
そこって好きな人とそうじゃない人のとこって、
なんとなくマーブルに分けてたけど、バサッと分けちゃわないといけないぐらいになってるかなっていう気がしている。
そうですね。都内でいると本当にまる魚を買ってさばいて食べるっていう、
ま、都内じゃないな、働き盛りっていうの。
結構僕ら日々家庭のために働かなきゃいけないって考えると、
まる魚をさばく時間とかも結構ないですね。
平日とか全然無理。リモートしてても無理だもん。
そういう観点だと結構魚をまるからさばいて調理するっていうのは、
余力がないとできない趣味になりつつある。
贅沢な趣味になりつつあるけど、やっぱタイムライン、ツイッターじゃねえXだ、
Xのタイムラインも名前変わんのかな。
タイムライン見てると魚好きのフォロワーさんとかフォローしてる人が多いから、
やっぱすごい意識して引かないと、よく言われる、なんだっけな、エコーチェンバーみたいな、
自分の趣味思考のやつしか見えない。
すげえ周りの人魚食ってんじゃんに見えるんだけど、
意識的に一歩引いて、周りの人に適切に魚食ってるとか聞くようにしてるんだけど、
やっぱ食ってないから、そこは結構ウル側、好きだけどウル側っていうので、
意識を分けないと、いよいよやばいなっていう感じがして。
これは食べたいんだけどな。
普通に平日とかも、自分で捌くとは言わないけど、
結構普通に夜とか捌きたい、食べたいんだけど魚を。
食べたいなと思うけど、結構その時間にやってる飲食店、
例えば10時ぐらい仕事終わって飲食店探すと、
居酒屋しかちょっといい感じの魚食べれるとこなかったりとか、
なんかもうちょっとその時間帯に、
ちょっといい魚を定食系で食べれるお店とかあるといいなとか。
大戸屋とかね。
そうですね。
ただ、普段食べる魚がやっぱきつくなってきてるけど、
なんかお客さんたちが魚を食べたくなくなってるかっていうと、
そうじゃないと思ってて、仕事の話も混ざっちゃった話をしてるんだけど、
基本的に魚食べたいんですよ。
食べたいし食べさせたいで、
これは多分魚が好きだからそうっていうわけじゃなくて、
本当に食べたいし食べさせたいんだけど、
いろんな理由があって食べてない。
だから子供にあげる魚は骨なしの食べやすく、
レトルトまでかかってるサバだったら食べるけど、
丸魚だったら絶対食べませんみたいな。
結構そこがもう魚料理離れはもう、
今蟹さんも言ってたけど平日は絶対無理だし、
おそらく都市圏に住んでる人ほど厳しくなってる。
けど魚離れっていうもの自体はまだしてないんじゃないかなっていうところを、
どう、どう。
どうだろうね。
それがだから、僕らはその魚のおいしさ知ってるから魚離れはしてないになるけど、
そういう親の下で育った子供としては、
すごいおいしい魚を触れ合える機会、
食べる機会がすごく失われることになるので、
魚のおいしさを知らないで魚を食べさせたいって思わなくなるんじゃないかっていう懸念が結構ありますね。
なんかね、子供が魚食べたいかって言うと別に食べたくなくて、
お母さんは魚を食べさせたがってるっていうのが多分事実で、
そこにおいしさはぶっちゃけあんま求められてないと、
いろいろこうね、インプットから。
そう、子供にご飯食べてもらうのっておいしさ重視よりも、
いかにその子が滞りなく食を完結してくれるかっていうのが重要ですよね。
たまにツイッターであげてるけど。
私、なんで食べたいかっていうとやっぱ戻ってくるのが健康志向とかイメージの良さ。
肉よりも魚を食べといた方が体になんとなく良さそう。
そこってあんまDHAがEPAとかあんま気にしてなくて、
なんとなくお魚って体にいいんでしょ、でも食べづらいから食べやすかったら食べるっていう結構、
そこの意識はあんま複雑じゃないから、
例えばなんかよく見るようになったけど、
コンビニでも最近焼いてやってトレイに入ってチンするだけで食べれる焼き魚とかあるけど、
多分あの路線しかもう食べません。
でもああいう路線だったら食べますみたいな感じがする。
ああいう魚も便利だと思うんだけど、
魚が持つ美味しさのポテンシャルからしたら確実に100%超えないんだよな。
本当に美味しいかそれを食べてまた未来に食べたいと思ってもらえるかっていうことは別なんだけど、
今ただ食べたいっていうマインドはあるっていう歩み寄りがする必要あるのかなってちょっと思ったって感じかな。
っていう魚食べる量減ってますっていうのが1つ目がね。
そこ注目しちゃいますよね、どうしても。
でも一番漁職系ラジオ的にも大事なとこだったので最初に触れました。
次はさらっとですね。
もう1個触れたかったのは、
加工屋さんと付き合いが多いので、加工屋さん目線とかサプライチェーンとかそっちで読んじゃうんだけど、
特集は我が国の水産業における食料安全保障っていう項目が特集があって、
結構面白いし、個人的にはやっぱ食料安全保障っていう考え方自体は色々気になってるワードっていうか気にしてるワードなので、
ぜひ面白いのでこの特集だけでも読んでもらいたいんですけど、
あんまり細かくはしゃべんないけど、
輸入水産物の価格上昇で原料調達が厳しくなるので、輸入品から国産に切り替えるときに補助金で支援してるよとか、
そういう厳しい加工屋さん。
コロナの時って中卸さんとか加工屋さんってあんまり支援が行き渡らなかったんだけど、
いよいよ買わせとかもあって原料入ってこなくなった中で、
こういう結果国産の方が安いじゃんっていう、それもあんまりいい話じゃなかったりするんだけど、
ちょっと目が向きつつあるかなっていうので、
オジサーモンさんの事例が出てたりしますというのが1個と、もう1個が。
あるんだね、知らなかった。
そうなんだ、結構。
国産推奨のための補助金っていうのが。
あとは食料安全保障に係る状況のリスク分析っていうのがあって、
これちょっと面白いから是非興味ある方に読んでほしいんですけど、
食料安全保障って魚だけじゃないんで、農産物、畜産物、
あとそれ以外の、植えないようにするっていう国としての施策が必要で、
それこそそれが食料安全保障。
それをどうするかっていうのを結構ミイシーにというかロジカルに分析して、
ちょっと打ち手がまだあんまりないんだなって感じなんだけど、
人手不足とか気候変動とか伝染病とか、
いろんな食料全般の切り口があって、
それを農畜水とか輸出輸入みたいな感じで切り分けてるんだけど、
水産物特有のリスクっていうのを言及してるところがあって、
3つあって、1個が適切な資源管理の実施の遅れ、
2個目が我が国周辺水域における違法操業、
3つ目が養殖用飼料の輸入減少、価格誤動、品質劣化っていうのが追加で、
魚に関して検証されてるっていうのがあって、
これはどっちかっていうと近々の食料安全保障っていうよりも、
今食べる魚をこれからもいけるのかっていう、
魚と食を笑って楽しめるのかっていうのにめちゃくちゃ直結するんだけども、
この中でも養殖用飼料の価格高騰みたいなのはめちゃくちゃやばいなって思っていて、
ペルーのアンチョビ、禁料になりましたもんね。
結構あれ衝撃的だったな。
衝撃的だよね。
日本の養殖用の餌の減量をどんどん締める。
ペルー生産省の片口いわし漁の漁獲量枠っていうのをツイッターで毎年引っ張って釣りにしてってるんだけど、
基本的には増えてたり、漁獲枠の消化状況っていうのを報告することが多かったのね、今までは。
あと解禁を発表、漁獲枠が増える増えないだったのが、
今年はエルニーの減少の影響により遅延とか、夏漁がもうやりませんみたいな。
急に温度感が変わりまして、徐々に中国が豚の餌用に買い上げてて、値段自体は上がってるっていう、
そういう値段の危機感みたいなのは去年まで徐々に高くなってね、ニュースでも。
魚粉が高いってニュースでずっと出てたんだけど。
そうそう、資源ともともやばいんだっていうのは。
漁獲対象サイズ以下の養魚が調査量の86%みたいな、
要は取っちゃいけない魚が多かったから、もう緊急ストップしますみたいな、見てる情報だけだと出てる感じ。
っていうのがさ、ぶっちゃけ今年って話じゃないんだけど、来年以降とかの近々の養殖業の飼料調達とかにめちゃくちゃ影響が出てくるので、
今でも魚粉が上がってしんどいみたいなニュースって結構去年ぐらいから増えてきてるんだけど、
来年以降もう一段階やばくなるんじゃないかなっていう気がしてる。
どうなんだろうね、ブリとかも今、去年もじゃこがあんま取れなくて、
おととしか、おととし?もじゃこあんま取れなくて、養殖の量が少なくなっちゃったっていうのがあって、
今結構完全養殖の流れを捕索してるじゃないですか。
そうなると、一番ちっちゃい時はその餌はアンチョビとか使わないと思うんですけど、
大きくなってくると多分ね、そういった配合飼料を与えていくことになって、
またそういうペルーのアンチョビとかが必要になっていくと思うから、
全体として日本の養殖業って配合飼料のための原料として、ペルーのアンチョビ、今後ももっともっと必要ですっていうトレンドの中で、
その原料が不安定ですっていうのはかなりのリスクですよね。
そう思います。
何かカニさんが言ってくれた念頭に、完全養殖する、長崎県で産官学でブリとかを完全養殖する研究を始めますみたいなね。
その研究に対してね、水産庁も普通に出してたりとかしてて、鹿児島のところにも出してたりとかしてるから。
なんかその中で魚粉のリスクに関しては、そもそも使う量を減らす、低魚粉飼料の検証とか導入みたいな項目も一応あるんだけど、
そんな多分すぐできるもんじゃないというか、深田先生とかこの専門だと思うけど。
深田先生が常に悩まれてる領域だけど。
まさにそこだと思うんだけど、そもそも使う量を減らす。
みんなあれ使えあれ使えって言うけど、使えないなりの理由があるんだよってツイートを時々されてる。
今深田先生の美容に、やっぱり魚粉っていいなって書いてあるからね。
すごいなんかもう僕らにわからない苦労されてるんだなっていう感じが。
やっぱり魚粉っていいなって。
やっぱり魚粉ってすげえなって思うみたいなことが書いてある。
一時期昆虫のことについても検証した結果、深田先生なりの考えとかも。
たぶん関係者も何もしてないわけじゃなくて、今みたいに座組作ったり、国も動いてたり、研究は進めてたりするんだけど、
結構今回のペルーの話で言うと、本当そのスピード感に追いつかないぐらいの状況の悪化っていうのが起きちゃってるんだなっていうのが、
ちょっと全然厳しい、ただただ厳しい話としてちょっと気になりましたっていうのが2つ目。
気にはなるよね。
基本的に気になるのをピックアップしてるんで。
気になっちゃいますよ、これ。
気になりました。
ありがとうございます。
僕は2つです。
かにさん、次どうぞ。
日本の対応と輸入関税
僕はですね、1つ目が、1つ目は僕、たこさんと同じ特集に注目はしたんですよ。
我が国の水産業における食料安全保障。
この特集がすごく気になったんですが、気になったポイントがちょっと違って、
今回の特集、ロシアのウクライナ侵攻による影響も上げてるじゃないですか。
あったあった。
それがね、要は日本の水産業、水産消費とロシアという国がどう関係性があるかというのが、
すごく丁寧に整理されていて、勉強になりましたと。
結構スペース割いてましたね、冒頭から。
そうそうそう。
これはね、ニュースだと、小麦がね、ウクライナやロシアですごく生産されてるから、
調達危うさあります、どうなるかわかりませんっていうのでよくフューチャーされてますけど、
水産物もね、ロシアから日本ってかなり輸入していて、
で、どれぐらい輸入してるかというのもこの特集で整理されてるんですけど、
例えばその2021年は220万トンの水産品を輸入してるけど、
その輸入先国って中国とチリとロシアとアメリカとノルウェーの、
この5カ国で5割以上の輸入金額占めてる。
はいはい。
カニなんかはもう60%弱輸入費のうちはロシアさんが占めていて、
後取りなんですよね。
はいはい。
で、ウクライナに侵攻した結果、結構各国、ロシアに対しての輸入規制を強いたんですよね。
要はロシアが儲けないようにするため、
侵攻のための資金源を立つためっていう狙いもあって、経済制裁ですよね。
で、日本でも、じゃあ日本何するんだみたいでよくニュース取り上げてますけど、
結局輸入の禁止はしてないじゃないですか。
そうだね、はい。
日本関税は上げたんですよね。
で、この関税の上げか、何に対してどんぐらい上げたかっていうのが書いてあるんですけど、
カニとかサケマスとかね、タラとか、そんなのが評価されてるんですけど。
これでも結構ね、そこまで大きく上げなかったっていうところはありますよね。
確かにね。
カニとかサケマスとか、魚卵が4%ぐらいの関税だったのを5、6%に上げてって、
タラ、ニシン、ニシンの卵が6%、8%ぐらいだった関税を10%前後に上げるっていう、
まあ少しの上げになってるっていうね。
で、アメリカとかイギリスとかEUとかカナダの動きも書いてあって、
もうこれらの国は全部ロシアからの水産品を輸入禁止にしてるんですよね。
ザ西川諸国の対応っていう感じですけど。
結構その輸入禁止とか再帰国待遇撤回とかに比べると、
日本がめちゃくちゃ優しいというか感じはするね。
水産関係者の苦境と課題
これが良い悪いか全然別として。
そうそうそう、これ良い悪いかすごく難しくて、
なんでしょうね、そのウクライナ侵攻は僕のスタンスとしては悪いことだと思っているので、
そういう意味だとロシアの資金源は立ってほしいけれど、
日本とロシアのその水産領域の関係性ってすごくナイーブだし、
北海道の加工業者さんとかロシアの原料でご飯を食べてる人たちもかなりいるということを考えると、
この原料を輸入しないって決断をドラスティックにやると、
結果日本の水産関係者が苦しむっていう構造になってるっていうところなんですよね。
そういうところも。
冒頭カニさんが言ってたその輸入先国の中でもやっぱロシアは上位に来てるっていうのは、
ある意味そのバサッと切りづらいところだったのかなっていうところもある。
この途中にはこういった関税の話以外にも、
日本とロシアっていろんな協定を結んでますよっていうのも整理されていて、
日本とロシアは要は経済水域がかぶってますと。
なので経済水域がかぶっている国っていうのは基本協定を作って、
どうそのかぶっているところを活用していくかとか、
お互いのエリアを回遊する魚を枠とかを決めて取り合っていくかみたいなのを決めてますと。
それを読むと本当に4つか5つぐらいの協定を結んで、
お互いの海域の水産資源をやりくりしているんだなというのがよくわかるんですけど、
一つ取り上げると、日荘・地崎沖合漁業協定っていうので、
ソ連時代から日本がロシア、当時ソ連と200海域水域、経済水域で漁業し合うために作った協定があって、
これは何を取る、どういうのを決めるかっていうと、
このロシアの200海域水域における日本漁船が取りに行った時の漁獲の割当て量を決めていて、
サンマスルメイカ・マダラとかは5万トンまでとか、
逆に日本の200海域水域も5万トンまでしか取っちゃダメ。
お互いの海域を5万トンまでっていう割当てを決めてるっていうことですね。漁獲量で。
これを毎年ミーティングをして決めてますと。
これね、2023年の総業条件をいつ決めたかっていうのが書いてあったんですけど、
2022年12月にウェブで開催したミーティングで決めたって書いてあって、
こういう協定、今ウェブミーティングで決めるんだっていうのが軽く衝撃でした。
確かに。
これ結構さ、現場の漁民の生き方を決定づける、
いやーそう、めちゃめちゃ大事よね。
重たい協定じゃないですか。
それがね、今やウェブでやるんだっていう。
ウクライナ侵攻してるけれど、こういった会議、
一時期こういった協定もウクライナ侵攻の結果、
ロシア側が会議の場を設けれなくて、できなくて、うまく決めれなかったみたいなのも書いてあったりして。
そうだね、なんかほら、スイフトから締め出されたから、
日本側もロシアにお金が払う方法がなくて、
それで決まんなかったみたいなのが去年は起きてたかな、確か。
今年それが動いた感じよね、貝殻島の昆布とか確か。
それは再開されてますね。
確かにね。
もう一つ取り上げると、北方四島の周辺水域とかの操業枠は、
今年ロシア側が協議に応じてくれてなくて、漁業できてないみたいですね。
あ、そうなんだ。
これはスケトーダラ、ホッケイタコとかのどう活用していくかを決める協定なんですけど、
これは今も漁師さん漁業できてないっていう、
そもそも北方四島、日本のものでしょみたいなところがあると思うんですけど、ベースとして。
そういうのが全部整理されてて、
こういった、ロシアと経済水域が被ってるところについては勝手に魚を捕れるわけじゃなくて、
ロシアと国と国との会議をして決めていかないと漁獲自体ができない。
そういうリスクを抱えながら漁師さんは日々ね、漁に行ってるという生活してるっていうのも、
勉強になっていい特集だなとは思います。
なんかまさにトレンドオブトレンドというか、
今まさに一番熱い国際情勢かつ水産業にめちゃめちゃ関係するから、
多分この取り上げた順番的にも、水産庁的にも熱量が高いんでしょうね。
そうですね。
日本の輸出について
という、あれかな?
一つ目。
ロシアくらいの問題にかかるもろもろを取り上げたって感じですね。
そういう感じですね。
はいはい。
で、二つ目は輸出についての特集、
輸出について書かれているところが気になりました。
仕事的な部分で。
で、まず数字を言うと、令和4年、2022年は輸出量の重量ベースだと、
前年から3.8%減った63.4万トンになって、
輸出額は前年から28.5%増した3873億円になりましたって書いてありますと。
だから金額としては、さっきの話もあったように、
コストも上がってるからっていうところもあって、
あとは補助金もなくなって、大幅に上がったっていうところなんでしょうね。
でも重量は、ブリとかでも影響してるのかな?
ブリが少なくてとか、
それかもしくは輸出先国がコロナの影響でレストランビジネスがシュリンクしてるから、
重量減ってるっていうところが背景としてあるかもしれないですね。
そこの背景までは書かれてないんですけど。
なる。
で、主な輸出先国地域は中国、香港、アメリカで、
この3つの地域で輸出額の5割以上を占めてますと。
だからだいぶ偏ってるんですよね。
輸入以上に偏ってるんですね。
品目別だと、中国などに向けたホタテ貝とかや、主にアメリカに向けたブリが上位に来ている。
中国なんかは特に食品輸出の3割が水産品になっていて、
食品輸出の中でも水産品をかなり輸出しているところで、
871億円も輸出してるみたいですね。
ほんと中国だけで2割以上を占めてるんですよね、水産輸出の額として。
自治体が3800億の中の870億。
しかもその中でホタテが467億円だから、半分以上がホタテですと。
すごいね、ホタテ。
で、そのホタテのさらに6割以上が北海道産。
北海道はかなり中国にホタテを売ることで勢出ましたと。
去年からめちゃくちゃホタテ上がりましたしね。
これね、なんで注目したかっていうと、今後水産庁、すごく輸出量は増やしていくっていう目標を掲げてるじゃないですか。
2030年までにいくらだっけ、なんか。
何兆円かね、忘れてたけど。
それぐらい伸ばすってやってる中で、重量は思ったより伸ばせてないっていうのはコロナの影響かもしれないですけど、
目の前のニュースも絡めて話すと、東電の処理水の排水の影響で、
かなりその中国、香港向けが、リスクが高まってしまってるっていうところが、かなり怖いなと思いました。
輸出の、これらの国への依存度と、ニュースから見る中国が、
例えば7月7日に中国の税関が日本産の食品、水産品は検査を行わないと輸入できないっていう風にした結果、
香港関係需要者が、その検査に時間がかかるから、鮮魚とかウニとかの鮮度が落ちちゃって使い物にならなくなってしまって、
結果輸出できなくなってるっていう実態とか、
香港が処理水を放出されたら、一部の県からの輸入を禁止しますって発表してたりとかで、
最近かなり不安定になってきてるじゃないですか。
これがね、どうなっていくんだろうっていうのは、すごく心配ですね。
水産庁の限界と課題
確かに、今あれだよね。
ロシアの話じゃないけど、やっぱこういう国との間の関係性で、
こういった、ここまで世界が貿易をしていく中だと、
その関係性ですごく商売に影響が強く出るっていうところは、改めて感じますよね。
この中国の対応も、僕もそんなにプロじゃないから適当なことはあんまり言えないんだけど、
日本とアメリカと中国と諸々があって、多分半導体の輸出規制とかそういうのも関わっての対応だから、
処理水だけではないし、どっちかっていうと政治の話になってるから、
すごいこの依存してるのも難しいし、
野心的な国の目標も、こういう国際政治一個で吹き飛んじゃうぐらいの規模感とかがあるから、
すげえむずいなって思うね。
そうね。これによって、本当に商売強く影響を受けて倒産した会社も出そうなぐらいのインパクトだなって。
実際、ホタテ、処理水の放出があって話が出たぐらい、4月ぐらいから、結構ガクって相場下がってるしね、今。
そうそうそう、もうこの影響絶対あるって皆さんおっしゃって。
実際としては、僕は仕事で保健水って言わないようにはしてるんですけど、
実際は、もうちゃんと処理してて、トリチウムもちゃんと世界が一応放出していいって認められている中で、
中国とか国の、一部の国が、いやリスクはまだあるでしょって騒いでるっていうような状況。
そうね、この辺の話すげえ触れづらいんだけど。
この辺難しいよね、僕も専門家じゃないので。
他の国のことを調べると、トリチウムの量がとかね、いろいろね。
福島とかね、ゼンギョ連はずっと反対の立場を変えずだけど、たぶんこのままぼちぼち放出はされそうかなっていうのを考えるとね。
そうしないともう手段がないっていう部分もありますからね。
確かにね。
これはね。
これはまあ、むずいっすね。
でもこれは、ここがね、日本の自給率を上げていくのも輸出を伸ばしてみたいな文脈もあるし、
結構その水産行政としては肝の部分じゃないですか、輸出を伸ばすっていうのは、
日本の経済的にもう輸出をしようみたいな、人口が減ってる。
外貨をどう稼ぐかっていう話がね。
その中で、こういった実は構造になっていて、依存度が高くて、その依存度の高い国が今ちょっと規制をかけようとしてるっていうのは、やっぱ触れないといけないなっていうのは思いました。
あとはそれに絡めていくと、水産白書全体読んでて思ったのが、
水産庁単体で日本の水産資源を管理することの限界をなんか僕感じては。
なるほどね。それはね、すごく思う。だって水産庁だけじゃないもんね。
ちゃんと管理しようと思ったら環境省もあるし。
今そうそう。管理しようってなると、やっぱその経済的な効率を避けてでも、その施策を通さなきゃいけない局面ってかなりあるじゃないですか。
今の時代はそっちの方がめちゃくちゃ多い中で、水産庁ってその経済効率性、もっと稼ぐっていう命題も与えられながら施策をやんなきゃいけないっていう、非常に難しいポジションに。
多分、今携わっている利害関係者のことを考えたら、魚を取るのをやめましょうってはちょっと立場的に、考えなきゃいけないけど言えないみたいなことはありそうで、
今、中にいないから好きに言えるけど、きっと中の人は結構苦しんでるんじゃないかなって思いますね。
でも、魚食のね、魚食って、もう今やたくさん取ってたくさん食べて、儲けていく、美味しいし、もっと食べて、みんな関係者も儲けていこうみたいなステージじゃ一切なくて、
僕らも魚食関係で大事にしたいことって、本当に資源をこれからも末永く食べれるようにしたりとか、今まで培ってきた技術を失われないように大事にしたりとか、経済主義から離れたところに今、最も大事な部分があるので、
そうなると、アメリカみたいに大気海洋局が管理に携わったりとか、もうちょっと水産単体じゃない座組で管理できるように、予算を立てれるようにしないと、本当に難しいんじゃないかなって感じは。
確かに、経済から離れることはできないし、多分短期と中期なのかみたいな、そういう時間の話もする気がするんだけど、水産資源を気にすることは、将来的な水産業の良くすることにもつながるみたいな、今我慢、もしくは補助金とかで補填をして、何年間は禁漁みたいなことをして、
大きくなる、ノルウェーとかが最近よく事例で出てくるけど、価値のある魚をちゃんと売って、産業としては強くしましょうみたいな、グランドデザインが多分今の利害関係的に調整難しいんだろうなっていうのは、カニさんが言うように、座組とかから見直さなきゃいけない時代になるかなって。
そう、資源も減ってるし、輸入にすごい依存していた産業を、輸入に依存してるってことは外務省にもお伺い立てながら、いろいろ協定とか結ばなきゃいけない中で、魚民がそもそも対象としている魚民も減ってしまってる中で、スケールアップするような予算立てを、予算立てじゃないな、目標を求められるのは、結構ほんと難しいし限界きてるかなっていう。
一番バッドなシナリオは、このまま座組変えられず、利害関係者が寿命で減っていくのを指して待って、そのうちに産業として死ぬ、みたいなのが多分一番最悪なので。
そう、だから釣人からもお金取らなきゃいけないだろうなっていうこと?
そう、そんな話は最近やってる。
それはね、徐々にやろうとしてるみたいなのが失策のところに書いてあったんですけど、でもそうなるとやっぱ環境省とかのお力で、その生態系保全とかの文脈も強く出したりとかしなきゃいけないのかなとか。
ちょうど石の日だと、うなぎとかでその話が結構盛り上がってる人とかもいたけど、今食ってる人どうするのっていうところの話にどうしてもなって止まりがちだから、そこをね、何か数日とかになっちゃうのかなとか思うと。
国の仕組みと状況の悪さ
3年連続で読んで、なんかやっぱ状況の悪さ変わんないなっていうところが。
そうだね。
この国の仕組みでいいのかなっていうところも同時にすごく感じてますね。
笑って楽しめない状況である。
これだけで白書が作られることの違和感みたいな。
たしかにね。
農林水産白書の中の漁業パートであった方がとかね。
そうね、安全保障とか特にそうあるべきかなとは思いますね。
安全保障も全体の中の漁業を切り取ってはいるって感じだけど、なんかね、そもそもの白書の切り取り自体がもう漁業だけでは、水産庁だけでは解決できないフェーズなんじゃないかみたいなところは問題的としてあって。
でか読んでてちょっと感じるよね。
そう感じる。
そういう状況なんじゃねっていう。
感じる。そう、水産業と触れ合っててすごく感じる。
そうね。
年々感じる、それ。
さあ、そんな感じで。
という感じでした。はい、そんな感じで。
この漢字はずっと時間が溶けていくけども、あのね、ツイッターで、あ、Xですね、Xで投稿募集したんですよね。
ツイッター自体に募集して、今はXでいただいた投稿が。
このちょっとやや難しい特集に対してリスナーからの投稿を募集したら。
勇者が2名いたんで。
勇者が2名投稿してくださったので。
最初の方からカニさんお願いします。
まず1人目、魚コーヒーさん。
いつもありがとうございます。
いつもありがとうございます。
読み上げます。
食料安全保障や餌などの現在漁費高騰が特徴的でしたね。
これは水産業界に限らず、現在の日本社会全体の課題だったと思います。
多く流通しない魚も美味しいものはたくさんあるので、いかに消費拡大することができるかが課題だと思いました。
なるほど。
ロットが小さくなるとどうしても割高になってしまうので、簡単に解決できないと思いますが、
まずは多くの方がジャンクフィッシュを聞いて魚に興味を持ってくれる人が増えれば、
いろんな魚を食べたくなり、その結果馴染みがなかった魚の価値が認められ、
獲れる魚の有効利用が進むことで、少しは良い方向に進むのではと思っています。
私としては今後身近な人たちに魚の美味しさを知ってもらえる機会を作っていきたいと思っています。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ジャンクフィッシュもお勧めしてください。
ジャンクフィッシュの中でジャンクフィッシュをお勧めしていただいて。
マトリョーシカみたいになってますね。
皆さん聞いてくださいって聞いてる人に言うと。
いやーでもなんかすごい、このくそ厳しい内容を見て、よくこんな明るいメッセージを送ってもらえるなって、ちょっと元気が出てくる感じなんですけど。
魚コーヒーさんは本当に魚との触れ合いが上手というか、魚と付き合いながら楽しんだ人生を送っていらっしゃるんだろうなっていうのがツイッター見てて。
魚コーヒーさんはワインという趣味があって、最近よくその飲食店さん、詳細わかんないんだけど、ワインと魚のペアリングみたいなのをよくワイン仲間たちに振る舞ってるのをやってるけど、あれを続けてるのがすごいなって。
すごいですよ、好きなんでしょうね。
すごいとかじゃないんだよ。
水産業の課題
毎週豊洲行ってるしね、朝。
だからその魚コーヒーさんの投稿で僕らも、これおいしそうだなっていう、僕らの魚食欲をかきたでられているっていう部分も実はあるんだよね。
魚コーヒーさんが増えるっていうのがもしかしたら魚食振興になるし、魚コーヒーさんは明らかにいい魚食ってるので、そういう意味でもね、すごくモデルケースの一つなんじゃないですか、魚コーヒーモデルが。
そう、魚コーヒーさんをフォローしてみてくださいっていうところですね。
お願いします。
Twitterで魚コーヒーさん、ローマ字で検索すると出てきますので。
ぜひ、何食べてもいっぱいつぶやいていただいてるんで。
いつもありがとうございます。
コメントもありがとうございました。
ありがとうございます。
じゃあもう一人投稿いただきまして、こちらかなり重たいメッセージがありますが、たこさんお願いします。
読みます。ひらばよしかおる、自称最年少組合長、カニさん、たこさん、おはこんばんちは、静岡県藤宮市でニジマス養殖しているデブです。
養殖生産の立場としてちょっと気になったことを2つほど。
1つ目は、ページ15にある配合資料及び輸入魚粉価格の推移。
どんどん資料も魚粉も価格はうなぎ上りです。
ついこの間まで安価だった魚粉が中国のおかげで高くなっています。
ペルー酸アンチョビの第一領域金流も拍車をかけるでしょう。
美味しい国産養殖魚、安価に作れていたのも、詰まるところ海外頼みという現実が突きつけられ、産業として存続を含め、上から下まで本当の過渡期が来ていると思います。
問題の根源として海水温の上昇による影響は事実ですので、生きているうちに江戸前南方魚が主流になる日も近いかなと汗。
もう1個あるんで、このまま読みます。
2つ目は、ページ150にある世界の1人1年当たり食用魚介類の消費量の推移。
ということで、見て一目瞭然、もはや何も言うまい。
もう日本は主戦場ではないんですよ。
魚食は韓国やインドネシアに任せましょう。
輸出はそういう意味でも可能性を感じさせます。
日本の魚食文化をもっと輸出し、現地の文化と融合できるといいですね。
ちな、ページ90のスマート水産業が目指す2027年の将来像、図表にある水産新技術の養殖業の下り。
迅速な赤消防魚対策は現在進行形で愛媛のトワルグ卿と一緒に作ってます。
なんか取り組みが乗っててうれぴー。やはりIT、ITは全てを解決する。
最後ね、近代一少年。
平田さんITの勉強してるって。
近代一少年で締めてくれましたけど。
そうなんですよ。
ということで、まず言うとですね、デブって言ってたんですけど、最近ダイエット始めたらしくて。
なんかね、ツイッターで投稿してましたけど。
2週間で10キロぐらい痩せてたんだよね。
すごいね。え、大丈夫?
いや、大丈夫じゃない。なんかね、ささみとブロッコリーしか食ってないらしいよ。
すごいね、やり方がストイックですね。
いろいろと仕事もいろいろストイックにやる人。
そろそろハゲてくるんじゃないか。
次は痩せたカオタンにお楽しみって感じなんですけど、
まさに今、生産に携わってるっていうか、魚作ってる人からの、
そうね、二次バス養殖やってる。
友人からとはいえ、非常に当事者からの重い内容だったんで、
でもね、彼から聞くこの外を見ようっていう話と、今がこんなに厳しいっていう話はすごくこう、
当事者からの納得感のある話なんで、
今の土俵だと戦えないですよとか、生産させなきゃいけないですよっていうのは、
まさに現場から見てもそうしなきゃいけないっていうのと、
たぶんそうは言ってもできないってなりつつあるのを、
たぶん彼は今現場で変えていって結果を出しているみたいな人なので、
なんかね、平林カオルさんに期待したほうがいいんじゃないですかね。
やっぱ魚コーヒーもさんも言ってますけど、
日本自体がやっぱその大きな島国みたいなところもあって、資源もないから、
輸入、いろんなものを輸入しないと経済活動になりたくない国じゃないですか。
で、養殖業もだから国産養殖業だけど、資材も餌も含めて全部輸入、海外に頼ってたから、
海外の影響をもろに受けてしまうっていうかわせも含めてね。
っていうのは産業としての課題、日本の課題ですよね。
魚食文化の輸出
そうですね。なんか魚そのものじゃないっていう選択肢すらあるのかなって、
このメッセージ見てて思ったんですけど、
なんかその魚食文化って文化を輸出する、
カニさんが前言ってた現地の河境の人が寿司屋やってるみたいな、
そういうのをフランチャイズにして日本でやるとか、
そういうやり方も一種の輸出なんだなと思って。
そうね。それこそそれを大手の開店寿司チェーンが今実践してますよね。
倉寿司、寿司楼、しかり、いろんなチェーンが海外にどんどん出店を増やしていってるし、
全省とかも結構アメリカの大手の、
量販店内の寿司を提供してる会社を買収してたりとかして、
結構そこらへんはうまいこと日本の飲食店、外食企業とかも動いているなとは思いますね。
生食って価格が取れるし、コールドチェーンとか整備しなきゃいけないものが多いので、
そこをパッケージにできると結構強そうっていうか、熱いっすよね。
で、日本の会社が外貨を稼ぐっていう動きは今後もね、日本の魚使わずともやったりとかしていくのかなっていう。
あとなんかさっき結構輸出に対してネガティブな、リスクがすごい高いみたいなことを言ったけど、
中国、今日本が主に輸出してる中国、香港以外の国も、
でもまあ、漁食自体はどんどんどんどん増えていってるっていうところがあると、
日本のイメージってすごくいいじゃないですか、その食に対しては。
はいはいはい。
ガイドさん含めて。
いいイメージを持ってる海外とかも多いので、
そういう意味でね、なんか高く、ちょっと高いけど、日本の魚がそういった国々に売れていけばいいなとは思いますけど。
なるほど、前向きですからし。
前向きに話すと。
いやー、そうね、まあ、外を見ながら前を向いて、お金をしっかり稼いでいきましょうという意味で、いいメッセージだったんじゃないでしょうかと。
そうね、最年少組合長。
最年少組合長って。
いや、たぶん自称って言ってるけど、たぶん最年少ですよね。
漁協の中で、漁協の組合長。
最年少組合長っていうなんか文字列がちょっとなんか、なんか変、変だよね。
変な。
意味わかんない。
面白いじゃん。
面白い。
最年少組合長だけど、実際会ってみると最年少感あんまりないっていう。
ないよね、なんか。
モジャモジャした。
ジャバ・ザ・ハットみたいになってるし、そうだね。
でもやってくると、最年少感出てくるかもしれない。
出てくるかもね。
まあちょっとね、でもほんと彼みたいな最年少のプレイヤーがこういう意識でやって、ありがたいメッセージなんだけど。
そうですね。
こういう彼が戦いやすくするっていうのが、たぶんきっとカニさんがさっき言ってた国のあるべき戦略というか、なのかなって思いますね。
いい感じにまとまった気がするんで、エンディング行きましょう。
エンディング行きましょうか。
はい、さかなコーヒーさん平林さんありがとうございました。
ありがとうございました。
いやーまあ、ちょっと久々の収録で、水産博士会疲れましたね。
カロリー。
カロリーが。
確かに朝ごはん食べないと。
疲れてるじゃないか。
最後にこのラジオではリスナーの皆さんからの感想を募集してますので、
Xにてハッシュタグ魚食系ラジオをつけて呟いていただくか、
Googleフォームでも受け付けておりますので、ぜひご反応をお寄せください。
あと、告知的にはボイシーの配信が始まりました、先日から。
ということで、応募通過率5%の審査を経たパーソナリティの声が聞けるって、
本当か知らんけど、ホームページに書いてあったから、すごいことです。
上質な音声コンテンツしか聞けないプラットフォームに、我々も配信させていただくことになりました。
上質ということです。
そういうことです。
いろんなプラットフォームで聞いている方がいると思うので、
もしボイシーメインの方がいたら、この配信そのままリンクするようになっているので、
聞いていただければと思います。
ということで、バイバイ。
55:43

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