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こんにちは、ジュリーです。
東京でゲストハウスを運営したり、スナックのママをしたりしています。
今朝はですね、オーストラリアから来たご家族、お父さんお母さんと息子くんですね。
息子くんまだ3歳で、とっても可愛かったですね。
外国人の子供って髪の毛がものすごいキラキラしてるじゃないですか。
特にその男の子の襟足のですね、なんかこう、かり上がった感じと、なんかこのキラキラ感がすごい。
あと肌が白くて、すごく可愛いって思いました。
なんていうですね、朝から始まったんですが。
昨日ですね、ノートでも書いたのですが、私たちがゲストハウスを始めようと思ったきっかけは何だったのかということについてお話しさせていただきたいと思っています。
ゲストとですね、お話ししてて最も聞かれる、よく聞かれる質問として、何年やってるの?何年ゲストハウス運営してるの?みたいな感じで聞かれることはもうほぼ100%っていうのかな。
そんな感じで聞かれます。
多分そこって、自分たちが泊まっているお部屋、どれくらいやってるの?っていうのが純粋な疑問というか、ちょっと聞いてみたいっていうか。
本当に本当に興味があるかどうかは別にして、話のきっかけとしてはですね、ゲストさんの方からホストに聞いてみたい質問のうちの一つなんだと思います。
ほとんど約5年やってますので、5年ですよ、みたいな話はしてるんですね。
A&Bのホストのプロフィールにも5年というふうに出ています。
やり始めてからは5年なんですけども、もちろんですね、始めるってことは始めようっていうふうに思う。
体動くっていう感じで思いがあったわけで、どうしてその思いに至ったのかっていうストーリーなんですね。
私もですね、夫もとにかく旅は大好きです。
国内ももちろんいろんなところ行ってますし、海外ももちろん行っています。
その時はですね、ちょっとはっきり覚えているのでお話しするんですが、2015年の6月でした。
私も夫もですね、ランニングをやるので、その時北海道サロマ湖のウルトラマラソンに参加するために北海道でしでとことか、あのあたりをレンタカーで回っておりました。
友人とですね。
ちなみにこのサロマ湖ウルトラマラソンというのは、村上春樹さんが本でですね、このレースに関して書いていて、
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その影響を受けて走り始めたということもありまして、ランナーとしてはですね、ここ外せないということで、私は初めてそのレースに参加しました。
その話は置いておいて、その旅行中にですね、オーストリアに住む、ウィーンに住んでいるお友達からメールが来たんですね。
もし日程が合えば、9月何日くらいから1週間、ボルドーあたりで一軒家とかアパート借りて一緒にのんびりしませんか、みたいなメールがさらっと届いたんですね。
その彼女、それは女性なんですけども、ご主人がウィーンのオーストリア人なんですけれども、ワインがもうとにかく大好きなんですね。
なので、ボルドーに行く、フランスのボルドーに行くといえば、ワインを探求する旅というのはもうこれは言うまでもないんですけれども、
そうなんだと思って、夫にこんなお誘い来てるけどどう?と脱信しました。
夫はですね、ワインだけじゃなくてアルコール全般大好きなんですけれども、え?ワイン?ボルドー?メドックマラソンじゃん。行く行くっていう感じで、もうノリノリだったんですね。
ちなみにそのオーストリアのお友達夫婦のことは、話はしてますけれども直接夫は会ったことがないんです。
でもそういうのはあんまり気にしないんですね。行く行くっていう感じだったんです。
当時私も夫も会社員やってたので、夏休みですね、9月。夏休みとかっていうのはチームのメンバーと有給いつ取るんですか?みたいな調整をして初めて休暇が取れるんですよね。
会社員ってそういうものなんですけども、そういうのも抜きにしても絶対行くというふうに2つ返事でお返事したことを今でも覚えています。
結局6月にそんなお話をもらって、9月に行くことができて、お部屋ですね、どこに泊まるかはもうそのお友達にお任せしました。
お宿の選定、宿泊お任せします、みたいな。1週間も滞在するので、私たちはどこでもというか、どこでも柔軟性あるんで対応できるだろうと思いましたし、むしろ彼女はそういった宿とか旅行の過程とか、もちろん食べるものもなんですけども、割とこだわりを持っている方だったので、それは尊重して決めちゃってくださいという感じで全部投げました。
実際当日ですね、東京からパリ。パリで飛行機乗り継いでボルドーに、乗り継ぎをしてボルドー空港に着いて、空港から教えてもらった住所にタクシーで我々は移動いたしました。
そのお友達夫婦よりもちょっと先についてたんですよね。タクシーでこの住所行ってくれって言ったら、空港からどれくらいでしたかね、15分くらいか20分くらいかかったかな。結構小高い山合いというかちょっと入って行って、道を通り沿いにですね、大きい門があったんですね。
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ここだと思うみたいな、英語のできないフランス語でしゃべるタクシーの運転手さんだったと思うんですけども、ここだと思いますよって言って本当にここかなっていう感じだったんですよね。
もうとにかく通りに面してるのはその大きい門だけで、なんか宿っぽくないんですよね。そこもくぐって、結構長い道をどんどんどんどん中に入って行ったら、中に建物がいっぱいあるんです。結構広い敷地というか、その中に建物がいくつかあって、そしたらそこが予約されていた宿。
つまりそこは何ですかね、エアビー&ビーで貸し出しているお家。お家を我々が借りたっていうことだったんですね。
家というよりもお屋敷でした。ものすごく古いお屋敷で、その家建物の裏に広大なブドウ畑が広がっていて、馬がなんともいて犬もなんともいて、そこ全体はいわゆる砂糖、ブドウの、ワインの醸造所だったんですね。
私たちは砂糖の中の一つのお屋敷を4人で貸し切ったという状態でした。初めて知りました。
よくちょっとよく分かっていなかったので、予約してくれたお友達が、なんか素敵なところあったから予約したわよみたいな感じで、いいんじゃないみたいな感じで、我々はどういうところなのかというのは興味はあったんですけれども、事実を知ったのはその場所に着いた時でした。
こんな砂糖に泊まっちゃうの?という感じで、ひえーとは思ったんですが、そこからがまた楽しくて楽しい思い出があるばっかりで、まずお友達夫婦がレンタカーでスペインのバスク地方から移動してきたんですね。
私たちよりも遥かに長い期間、バケーションの夏季休暇を彼らはとっていて、いろんなところ、ヨーロッパを点々として旅行しているうちの1週間、8日間だったんですけれども、ボルドーで過ごす私たちと一緒にというプランでした。
彼らが来て、矢主がいらっしゃいということで、外の庭のテラスでその砂糖で作られたワインを私たちに振る舞ってくださいました。
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オーストリアのウィーンのお友達のご主人も自分のお気に入りのウィーンのワインを持参して矢主にプレゼントをして、何このキラキラした感じと、まるでNHKの旅番組を見ているかのようなキラキラ感で、ものすごい楽しいショッキングな、
ショッキングなんだけど楽しい旅のスタートの始まりでした。
そこから、とにかく時間はたくさんあるので、車で買い出しして、自分たちで自炊して、ご飯食べたり、出かけたり、全部自由なんですよね、もちろん。
1つお屋敷丸々貸し切っていて、4人でももう全然余ってるんですよ、お部屋も。
とにかくですね、私内装に釘付けになってしまったんですよ。
クラシカルなヨーロッパのお家、内装、ベッドはですね、憧れの天蓋付きなんですよね、ふわーっていうカーテンみたいな布がたっぷりとベッドのマットレスのところにかかってる感じなんですよね。
で、お風呂が2カ所あって、なんか偉くですね、とってもデザインはいいんだけども、かなり古びてました。
実際ですね、なんかこのドアの立て付けが非常に悪くって、私1回ですね、夜お風呂入ってて、で、そしたらどうも鍵が開かなくなっちゃって、中から。
で、げーどうしよう、閉じ込められちゃったと思って、ギャー助けて助けてとまでは叫ばなかったと思うんですけども、なんかガチャガチャガチャガチャやったら、みんな寝てたところ、そのご主人さんが起きてきてくれて助けてくれたという場面がありましたから、かなりクラシックな建物だったんですね。
で、今日何するみたいな、今日はのんびりする、じゃあ今日はみんな別々自由行動でみたいなことだったり、夜は食事を作って、自分たちで作って食べて終わったら、そこでまだワインですね。
主人も夫も、そのお友達のご主人もワインがとにかく好きだから、なんかやたらワインを買ってきて飲み干してですね、その部屋の隅っこにですね、なんか飲んだ空のワインの瓶をボトルですね、ワインボトルを全部並べて、なんかふむふむとか言ってそれを見ながらまたなんか新しいワインを開けてワインを楽しむみたいな、そんな毎日を過ごしていました。
じゃあ今日はそうだな、ピラ砂丘に行って牡蠣食べる、いいね賛成みたいな感じで行ったり、私はですね、ランニングの話冒頭にしたんですけども、走る習慣があるので朝早く出かけて、近くのパン屋、コンビニとかも絶対ないんですよ。
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コンビニもないし、お店らしきお店はないんですが、なんかですね、ちっちゃい駄菓子屋サイズのちっちゃいお店があって、そこでなぜか焼きたてのパンを売ってるんですよね。
それを毎朝買って、朝ごはんに食べたりとか、なんかそんな感じで過ごしてました。
そのすべてのですね、時間の流れ方とか雰囲気とか、暮らすように旅するっていうんですかね、そういうAirbnbの体験がとにかく楽しすぎちゃって最高でした。
一気にそのスタイル、旅のスタイルに魅了され、私たちはこれやりたいね、東京でやりたいねということを思いました。
決意まではしてなかったと思うんですけども、強くそれを思ったというんですかね、それがもう絶対今私たちがゲストハウスやってる原点であるということは間違いありません。
今日はですね、ちょっと長くなったんですが、どうしてゲストハウスやり始めたのというきっかけ、どうしてそれに思いついたのか、思いに至ったのかというお話をさせていただきました。
とにかくですね、夢中になってしまった、Airbnbと出会って夢中になっちゃったんだよというお話でした。
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