00:06
こんにちは、東京でゲストハウスをやっているジュリーです。 今、ゲストハウスをやることになったいきさつをこの音声配信ではお届けしています。
題してゲストハウス開業ヒストリー 今回は4回目です。
私と夫のナオさんは、2008年からグーグルカレンダーを共有しています。
このあたりの自分たち何してたのかなということを、カレンダーを振り返ってみました。
2017年の2月9日の朝に、私が
この家で離しましょうか、この家離れましょうか、と、ふと発言をしたら、ナオさんがそれを聞いたナオさんがハイテンションになってですね
本当に?本当に本当に?みたいな感じで、めちゃめちゃハイテンションになって喜んでいるのを見て、この人なんかそんなこの家離れたかったのかしらと思って、その日に
早速ですね、いくらぐらいでこのお家は一体売れるんだろうかということで、売却査定依頼をいくつかの不動産会社に投げました。
それと並行してですね、その売却はいいんですけれども、売却というのは世田谷のお家はですね、どう考えても
ゲストハウスをやるにしても日本酒バーをやるにしても、立地がちょっと都心から奥まっていましたので、非現実的だということだったんですよね。
なので、それは売るという、おいくらになるかわからないけれども、売る方針で一旦ちょっと査定してもらおうと、それと並行して新しい住まい探しというのもやってみました。
検索の担当は私なんですよね。検索してどう?ってナオさんに投げるんです。そうすると彼はいいねって大体返事がきます。
そうすると私が電話するとかメールをして、例えば新しい物件の、新しいというか見たい物件の情報だったら、その営業に電話するとかメールをして予定を入れていくんですね。
ちょっと見させてくださいとか。そのちょっともう売却依頼しちゃいましょうかって言った日のその週末が、ちょっとこれ私も改めて見てびっくりしたんですけども、
その週末の日曜日、その週の日曜日に夫と私がですね、私の通訳案内士の合格祝いということで、湯河原にですね、エルルカンビスっていうフランスのレストランがあるんですね。
03:00
フレンチの。このお店が私はその雰囲気が好きで、お食事も美味しいんだろうとは思うんですけども、雰囲気が好きでそこに行ったんですね。
そしたらその湯河原でお食事をして、その後ですね、そのまま車を飛ばして大目へ行って、大目で新しい住まいの物件を何円か見ていました。
前回だったか、前々回に話に出てきた玉川に近い物件というのもこの時に見ていたようです。
さらにですね、もうちょっとこの家を手放しちゃいますかって言った1週間後、ちょうどその世田谷のお家を買った時に担当してくれていた営業の方、その家はですね、不動産の仲介で買ったんではなくて、その家を建てた地元のハウスメーカーからですね、直接買ったんですね。
その時の営業の担当の方が独立されて、不動産業をやっていたんですね。彼とはたまにゴルフやったりとか飲みに行ったりとか少し婚姻にしていたので、彼に相談を持ちかけました。
というのもですね、その私がふとですね、売却査定依頼をした各社の不動産からの返答が、まあですね、あまりにも予想していたよりも低い査定額だったんですよね、どの会社も。
それはですね、当たり前なんですよね。売り主は高く売りたい、買い主は安く買いたい、仲介はとっとと売って手数料取りたいって、こういうビジネスですからそれは当たり前なんです。
それにしてもですね、うぞうむぞうの不動産の業者というか、そういう人たちの言いなりになったり、その人たちの巧妙な営業トークに載せられてですね、希望していない査定額で仲介を依頼するとか、そういったことはですね、正直避けたかったんですね。
それもあってですね、私たちのライフスタイルみたいなことをよく知ってくれている方に相談を持ちかけました。
その方、ワイさんと言うんですけども、ワイさんとナオさんと私とで打ち合わせをして、まずその家の前ににょきにょきとできたこだて群、それは大手の不動産会社が手がけているなんちゃらコートっていうですね、名前のこだて群で、ハイグレードこだてなんですよね。
なので価格帯は高い。ただその販売金額はですね、まだ出てなくて、そろそろ大体出てくるんじゃないかということぐらいまでしかその段階ではわからなかったんですよね。
06:15
そのワイさんと話をしていて、私たちが何がやりたいかに関して、その世田谷の家をどうするかという話をしたところ、やっぱりですね、家ってそんなにポンポン売ったり買ったり簡単に決まるものでもないし、
やっぱりいくらですね、売り主の方がこの金額じゃなきゃ売らないって言ってても、それ買ってくれる人がいたらその金額で販売できるし、その金額で買ってくれない、いつまでも買い手が出てこない状態では全くそれが現金化されないので、
それもきっと新しい生活というか、ゲストハウスやったり日本芝居やったりというですね、自分たちのやりたいことの足を引っ張るだけではないかという話になりました。
そりゃそうですよねみたいな感じで、だからとにかく売却を出してみないと話が進まないんですよねということで、要は各社、いろんな会社が出してくれた査定金額は無視して、まずは自分たちが売りたい金額で売却を出してみて、それで様子を見ませんかという話になったんです。
もし申し込みが入ったとしても、それは売却しないという選択だってあるわけで、まずは出してみないと分かりませんよねと。
つきましては売りに出すための準備をしていきましょうという話になりました。
ずっとですね、直さんと私とだけでワイワイワイワイですね、晩酌とか言って、アイデアだしとか言って、好き勝手のことをですね、喋っていたので、第三者のですね、不動産のプロの方とお話をできるという機会があって、かなり客観的に自分たちの今後何をすればいいのか、
特にその世田谷の家に関してどういう筋書きで進めるのはいいのか、みたいなことがかなりこの打ち合わせでクリアになったという実感がありました。
なのでその新しい住まいだったり暮らしがまだどんな風になるか分からないけれども、進もうと、売却するための動きをしようという話になって、そのワイさんに全面的にお願いすることになりました。
このワイさんはですね、とても真摯でスマートな方なんですよね。もうご受診で独立しているぐらいなので、いろんな経験もあって、世代年齢も同じぐらいだったのかな、少し若いのかもしれないんですけれども、
09:13
ワイさんからですね、ほどなくその目の前のなんちゃらコート、小舘郡のなんちゃらコートの販売状況のリサーチが届きました。
価格はまだ分からないんだけれども、5月の下旬にはプレオープンが始まると、つまりお客さんがここに見に来てですね、販売が開始するから、そこに私たちの家の売却をぶつけようと、相乗効果を狙おうということになりました。
そのため、5月のゴールデンウィーク明けぐらいまでには、例えばその家をですね、きれいにして写真を撮って、ウェブサイトに各種ですね、いろんな不動産のありますよね、情報サイト、あれに載せるための写真撮影もして、修繕が必要なところは修繕もして、準備を進めましょうと。
頑張ろう!みたいな感じになりました。
その敵のなんちゃら口頭ってどんな感じだっていうとですね、同じような建物が建っていて、一つの町を形成してるんですよね。
多分20個とか建ってたのかな。
で、ちょっとずつちょっとずつその土地の形状によってちょっとずつちょっとずつですね、外壁の種類だったり、色だったりとか、あと玄関のですね、その包囲とか、そういうのがちょっとずつ違うんですけども、大体似たような。
そのちっちゃな町全体では似通った、スモールタウンみたいになるんですよね。
で、全体をなんちゃら口頭っていうふうに言うんですけれども。
で、正直ですね、もちろんまだ誰も住んでないんですけれども、その街並みを見て、確かに街灯とか、道路、敷地外交ですよね。
そういうのも綺麗にですね、整備されて、うまく作られてはいるんですが、素敵っていう感覚にはね、私たちは全くなれなかったんですよね。
なんとなく嘘っぽい、というかかなり嘘っぽい。
で、実際ですね、フェイクの煙突がついてたんですよね、お家なのに。
で、あれ、だって煙突って何のため?っていう感じで、ちょっと意味がわからなくて、はてって感じだったんですけれども。
12:03
で、価格帯が出てないとはいえですね、かなり高額で出るだろうということは予想されました。
だから全くですね、そういう物件と私たちの物件を比較して負ける気が全然しなかったんです。
私たちもですね、日本酒バーだったりゲストハウスやるとか、新しい生き方をしようっていうことがあって、住んでいた家を手放そうと思ったぐらいなんで、
そんな思いに至らなかったらずっと住んでいたんだと思うんですよね。
それぐらい気に入っていたんです。
で、駐車場も2台あるし、道路のドン付きだし、中庭もあるし、2階にもベランダがあって、3階にもベランダがあってですね、
もうこれ絶対負けないよと。で、金額は私たちの物件の方が安いわけですから、
これはもうすぐ売れちゃうなーなんて思っていました、その時は。
で、目の前のですね、そのなんちゃらコートだけでなく、近隣の新しく売り出していた新築のこだてなんかのチラシなんかもですね、
地区位置チェックして、自分たちでどういう物件でいくらぐらいで売っているのかみたいなことを、あたかも自分たちが購入するかのような雰囲気でリサーチにも回っていました。
で、その駅から近い、駅から近い物件で新築のこだてで、そこに例えばフラッと行ってですね、売っているところにフラッと行って、すいません内覧いいですかとか言って内覧させてもらって、
その営業の人とですね、いろんな説明をされたりとか、この辺りって今やっぱりこのぐらいの金額なんですかとか、結構売れますかとか、
なんかそういう、販売の営業の人とトークをして、情報を得るみたいなことをですね、ものすごい積極的にやってましたね、自分たちで。
いよいよですね、5月になって売却サイトにも情報が出て、自分たちのですね、お家がきれいにですね、プロの人が写真を撮って、マドリーズとかも出てですね、販売サイトに乗るとですね、おーって感じになりましたよね。
週末は内見、内覧のお客様が来る予定が、可能性があったので、もう5月以降はですね、私かなおさんどっちかは、大体予定をどちらかが必ず明けて、いつでもその内見に対応できるようにという体制も整えました。
15:01
というのも、やっぱり営業の人だけに任せるという発想は全くなかったんですね。
別にですね、自分がトークして売りつけようというのではなくて、フォローするような感じでいたほうがいいのかなと思って、私かなおさんがどちらかが予定を明けて、内見に備える準備をしていました。
そのなんちゃら口頭の営業に負けてはならぬということで、我々のその家の前にも売却中っていう上りを立てたいと、なおさんが言い出して、不動産屋さんから上りを借りてきて、それをボンって立てたんですよね。
彼は真剣に、週末は生ビールを提供したいって言い出したんですよね。
要はなんちゃらコートに来るお客さんを呼び込むっていうんですよ。生ビール提供して、上り立てて。
それはいかがなものかとちょっと思ったんですが、実際は上りまでは立てたんですけども、生ビール計画というのは実行できなかったんですけどね。
その上りを見たお隣のお家のお子さんが、まだ小学生の低学年の男の子なんですけども、彼と私は仲が良くて、
なぜかというと、かけっこが早くなりたいという気持ちがすごくあったみたいで、なかなか体のバランスがうまくとれずに、前に進むのが遅いというのをご両親が心配をして、
私がいつも家の周りをガンガンガンガンランニングしているのを見て、うちの子に走るのを教えてくれませんかって言うんですよね。
教えるも何も、前を見てとにかく腕を振って、大股でガーッと突き進めばいいんだよとか言って、
その家の前の直線の道路を使って、彼と一緒にかけっこをしていたこともあって、彼と仲が良かったんです。
でも彼はその上りを立てて売却中というのを見て、引っ越しちゃうのって言ってですね、泣きそうになって私たちに聞きに来たことがあったんですよね。
かわいかったなあ、彼。どうしてるかなあ。
ということで、今日はいよいよお家を売り出した話、ライバルのなんちゃらコートに勝てるのかどうか、その話も今後続きを話していきたいと思っています。
今日はこのあたりで終わります。お聞きくださりありがとうございます。ではまた。