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こんにちは、じぶん経営診断士のトシです。
私は会社員とコンサルタント業の2つを本業とする業界をやっています。
このチャンネルでは、私が中小企業診断士として得た企業経営のノウハウやフレームワークを、個人のキャリア戦略の実現に役立っていただけるような内容をお送りします。
わかるが増えれば人生が変わるをキャッチフレーズに、皆さんのわかるを増やし、できるを増やし、できるを増やすことであなたのキャリアを豊かにする。
そんなお手伝いをさせていただきたいというふうに思っています。
本日はですね、意思決定について少しお話ししたいなというふうに思っています。
私も社会人になって会社員、サラリーマンで長いことを過ごしてきました。
サラリーマンでいること自体が何か悪いとか、そんなことは全く思ってないんですけれども、
サラリーマンでいることで意思決定の機会や回数が少なくなる。
その意思決定をしないことが習慣化されていく。
これが会社員の非常に良くない傾向だというふうに思っています。
本来ですね、仕事というのは自分の人生の一部ですね。
自分の人生ということを考えたときに、自分の人生の意思決定を自分自身で行っていく。
ある意味これは当たり前の話かもしれません。
ですが、いつの間にかですね、働くことに長い時間を費やすことによって、
自分の人生すらも意思決定するのが他人任せ。
そんなふうになってしまっている自分に気がつくときがあります。
ぜひ自分の人生の意思決定、これを決めるのは自分なんだという当たり前の事実を再度思い出して、
自分の人生系の意思決定をしていただきたいなというふうに思っています。
私自身がそれに大きく気がついたのは、決めていないと思っていたことが
全てそれも含めて自分が決めていたんだということに気がついた瞬間でした。
例えば、同じ会社に居続けるということだったり、本当は断りたかった二次会に参加してしまっていたり、
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あんまり行きたくもなかった誘いに乗っかってしまったり。
あたかも誰かが決めて、自分には拒否権がなかった、選択権がなかった、そんなふうに思っていた出来事でした。
しかし、そういった出来事を他人の意思決定でそういうふうになったということではなく、
自分自身がその選択しない、あるいは他人の意見を通すということを許容した、
選択した結果がその行動、その結果の意思決定だったんだというふうに捉え直すようにしてみました。
そうすると不思議なことに、断らなかった自分の問題だったということに気がつきました。
一方で、今までは自分が意思決定をしなかったというふうに思い込むことによって、
誰かのせいにして生きてきたんだなということに気がつきました。
同時に、その誰かを責めている自分に気がつきました。
自分が傷つきたくなくて、誰かのせいにしたいから意思決定をしないふりをしていたと。
そういう行為を選んでいたんだという事実に気がつきました。
ドラッガーが自由について書いてある書籍がいくつかあるんですけれども、
自由とは責任のある選択である、そんな言葉を残しています。
改めてこの言葉をかみしめてみると、自分が自分の人生に責任を持って意思決定をしていくこと、
それが私やあなたが求めている自由を得る唯一の方法なんだと、今はとても思います。
この意思決定は、もちろんいろんなスキルやスタンスがあると思いますが、
習慣化の問題でもあると思います。
ぜひ自分自身の人生の意思決定、これを日々繰り返すことで、
意思決定の習慣を身につけていっていただきたいなというふうに思っています。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
また次回の配信でお会いしましょう。