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2021-05-31 12:31

笠盛さんのものづくりのこだわりとは!? #055

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今回も先週に引き続き、株式会社笠盛の片倉様をゲストにお招きしてのトークです。



前回は、桐生産地についてのお話がメインでしたが、今回は、笠盛さんのお仕事の

内容や【こだわり】にスポットを当てて深掘りしていきます。



以前は刺繍の受託加工が多かったそうですが、最近は様子が変わってきているそうです。



大変なこともありながらも、やりがいがある。そんな仕事の内容は必聴です!



また、番組後半では10年ほど前から取り組まれているオリジナルブランドのお話も出てきます。



片倉様の熱量に圧倒されます!!!笑



是非、最後までお聴きください。



笠盛コーポレートサイト:http://www.kasamori.co.jp/


トリプル・オゥ HP:https://www.000-triple.com/


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福永均の「繊維の泉」

提供:泉工業株式会社

プロデュース、制作:キラテン

ナビゲーター:順天堂



00:01
福永ひとしの繊維の泉
リスナーのみなさん、こんにちは。ラメ糸王子の石川です。
福永ひとしの繊維の泉、週も始まりました。
福永社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今週はですね、先週に引き続きまして、
ゲット企画の第7弾ということで、
群馬県の基隆産地より株式会社笠盛の笠倉様にお越しいただいております。
笠倉様、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではでは早速なんですが、前回ですね、
はじめちょっと会社紹介とか、笠倉様の自己紹介していただいた後に、
産地のご紹介を最後にいただいていたんですが、
今回は御社笠盛様の事業内容、やっておられることについて、
がっつりかぼっていけばと思っておりますので、
早速、笠盛様、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
笠盛の今の事業紹介ということで、
今は刺繍加工をしております。
主にファッションブランドのデザイナーさんに向けての刺繍で、
特にすごくものづくりにこだわられた、
一緒にものづくりをしていくっていうようなお付き合いの仕方なのかなって、
昔は結構指示書が来て、これ通りにきれいに上げてください、
みたいなことが多かったんですけども、
刺繍の価値って何だろう、みたいな形が来た時に、
昔は結構ブランド名を入れたりとか、ワンポイントみたいな、
ところがやっぱり刺繍の価値がそこからまた変わってきてるな、
僕たちにしかできない刺繍の表現を毎度追求している中で、
そういうお客さんとの取引が増えていってますね。
なので毎回結構大変ではあるんですけど、
ものすごくやりがいのある緊張感を持ちながら、
二度と同じ仕事がないような感じで、
毎シーズンどんどん進化していくというか。
やはりお客さんから難問が投げられたりっていうようなことは、
やっぱり多々あるものですか?
基本的にはそれがベースですね。
うちのよく似てる。
なのですごい本社とたぶん近いものづくりの考え方というか、
近いんだろうなと思って、僕もいつもお願いするときに、
すごくそこを期待しながら、
ありがとうございます。
取り込ませていただいて。
それはブランドさんから直接ご依頼とか?
そうですね。多いので。
すごく今ちょっと移動しにくい時期ではあるんですけど、
基本的なコレクションを作る、スタートするときに、
デザイナーさんが起流まで来ていただいて、
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いくつか加工見本がたくさんあるので、
そういうのをスワッチを見ながらとか、
現場で物を見ながらとか、
デザイナーさんのイメージした資料を見ながら、
ああじゃない、こうじゃないというか、
こちらからも提案したり、向こうからもこんな方向性でやっていきたいという形で、
お互いに余白を残しながら探っていくというか。
なので結構出来上がった時に予想外なところというか、
やっぱり頭の中にあるもので完結しちゃうと意外と平凡というか、
こうなっちゃうよねっていうところを、
いかにその外側に出れるようなものを作るかみたいな。
なので、価格反応を期待するというか、
そういうことを僕たちも求められているのかなという意識で、
いつもものづくりをして。
なので結構会社の中では期待を超えるというか、
期待を裏切るようなフィードバックをしなさいというか、
そういう形でいつも代表からとかは言われてますね。
なるほど。
期待を超え続けなさいというか。
なるほど。
なのでそういうような意識を持ちながら、
結構クライアントさんとやっているので、
生み出す苦しさもあるんですけど、
でもなんかそれができた時の喜びっていうのは結構大きい。
そうですね。
ありますね。
なるほど。
それがメーカーの楽しみですもんね。
そうですね。
ものづくりの醍醐味というか。
なるほど、なるほど。
片倉様は今そこのお仕事、
刺繍関係ではない?
そこの刺繍加工の事業部の窓口を、
ごく一部のクライアントさんは僕、
未だに担当させていただいているんですけども、
メインとしては10年前に、2010年に始まったブランドで、
ゼロミッツでトリプロというブランドがあるんですけども、
糸だけでアクセサリーを作っているブランドで、
そこのデザインとブランド全体のディレクターを今やっております。
へー、なるほど。
それはもう結構熱い思いというか、
片倉さんがそれを一から作り上げていかれているって感じ?
そうですね。
10年前にブランドとしてデビューはしたんですけども、
1年前ぐらいからいろいろ準備をしていたんですけども、
そもそもゼロミッツでトリプロというブランドなんですけど、
そこに僕たちのものづくりの考え方が結構込められていまして、
ものづくりのメーカーの中でブランドを作ろうとすると、
自分たちの得意なことの延長でものを作りたくなっちゃうんですね。
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結構僕たちこれが得意だから、
その中でできることをやろうとするマインドに
やっぱり今までたくさんなっていってしまったので、
それを一回ゼロに全部リセットするっていう思いで、
そういう思いで最初は結構不安もあったりとか、
強みをなんで消しちゃうの?みたいなこととか、
そういう反発とか、ちょっといろんな意見があった中で始めて、
最初はなかなか支持されるまで時間はかかったんですけども、
でも一番最初に大切にしなきゃいけないことっていうのが、
使ってくださるエンドユーザーとか、
僕たちのアクセサリーをつけてくれる女性の方に、
刺繍で作ったアクセサリーをつけたいとか、
使ってよかったねって思ってもらうことを、
一番大切に考えないといけないなって。
なので自分たちが刺繍でできる何かよりも、
お客さんがこれだったらこういうのを待ってましたとか、
そこが一番最初はそこまで明確に見えなかったんですけども、
刺繍で作ることで全て糸なので軽い。
金属アレルギーの方にも安心してつけれるとか、
あとはアクセサリーを長く使ってもらうために、
僕たち修理サービスをしてたりとか、
あとは手洗いしてケアをしていくっていう、
アクセサリーに今までない感覚の手入れの仕方なんですけども、
洋服を洗うような感覚に近いのかなと思うんですけども、
そうやってケアしていくことで、物に対しての愛情が高まっていって、
物を超えた自分の一部みたいになっていってもらえたらいいなとか、
消費活動をもう少し違う形で刺繍を通して、
使う方とプロダクトが結びつけられたらいいなっていう思いが結構ベースになりまして、
トリプロっていうものづくりのベースが今までのものづくりの延長上になくて、
使う方を大切にしていきたいとか、
僕たち自身も作る側もきちっと働きがいのあるものづくりにして、
やっぱり長くものづくりをしようとすると、どこかに無理があると長く続かなくなっちゃうので、
そういったところの長く続けていくためには、
使ってくださる方、作る僕たち、
あとは支えてくれる周りの産地の方たち、
これからはこの間お邪魔したときにご相談した地球に優しいとか、
なのでトータル含めると人に優しく環境にも優しいっていう、
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そういう商品足りながらブランドのものづくりみたいなところを根本に考えて、
長く続けられるような、人から長く愛されるようなブランドにしていきたいなっていうのがベースにあります。
はい、こんな感じで大変熱い思いをですね。
お聞かせいただきありがとうございました。
何か最後にリスナーの皆さんに伝えたいこととかあれば。
こんな僕たち今、
メンバー今10人でチームでトリプロのアクセサリー作ってるんですけども、
今作ってる工房のすぐ横にファクトリーショップがありまして、
毎月第1の土曜日と第3の金曜日、土曜日と3日間通常オープンと、
平日は完全に予約制で貸切な状態で買い物できるようなファクトリーショップがありまして、
お買い物だけじゃなくて作ってるスタッフが交代交代で商品のご案内とか、
この糸こういうふうにできてるんですよとか、
これはいずれ工業さんの糸を使ってますよみたいな話も含めて、
物作りの裏話というか、ファクトリーをお伝えするような場で、
やっぱり物作りをしてる、ここに来ないとわからないような情報も含めて、
作り手と使い手が交流する場として今ファクトリーショップがあるので、
そういったところでいろいろ交流をこれからもっと活発にしていきたいなと思うので、
ぜひこのファクトリーショップの工房の横にあるのをぜひ見ていただけたらなと思います。
その工房も中に入ることはできたりするんですか?
工房は基本的には公開はしてないんですね。
なるほど。
狭いとかちょっと危険なところがあったりとか、機械が動いてたり。
今後ファクトリーツアーみたいなことも検討はしてるんですけど、
去年一度オンラインでファクトリーツアーみたいなこともやったので、
今後そういったことも企画して、また皆さんに作られてる現場みたいなことをご案内できたらなと思うので、
そういう最新情報は各種Facebook、Instagram、Twitterとかで、
また随時情報アウトしていきたいなと思いますので、そちらも合わせて見ていただけたらなと思います。
ありがとうございます。
ご紹介いただいた各種SNSはこちらの番組の概要欄に貼り付けておりますので、
よかったらみなさん覗いてみてください。
最後に弊社泉工業からもお知らせで、
私どももSNS、Instagram、Facebook、Twitter、随時更新しておりますので、
そちらも合わせてご覧いただけたらと思います。
ということで、今週も株式会社笠森の片倉様にお越しいただきました。
12:00
ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社 福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供、後染めラメ糸メーカー、
泉工業株式会社 プロデュース・製作 キラテン
ナビゲーター 潤天堂でお送りしました。
12:31

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