1. 虎の威を借る狐/とらのイヲカルきつね
  2. #020 一世一代の告白と二十年..
2023-02-10 49:34

#020 一世一代の告白と二十年の同棲

「生まれ変わってもゲイがいい 」の威を借る。

#ミドルフォーティー 同じ歳ゲイのムコMとりュウRが世の中のひと・もの・ことの威を借りておしゃべりする番組です。

・「生まれ変わってもゲイがいい( https://spoti.fi/3QIjUym)」
・「#074 養子縁組ってどうなの?( https://spoti.fi/3CUhXJD)」
・東京都でパートナーシップ制度開始
・2022年12月収録
・養子縁組は現実的な方法だった
・養子縁組解除したら結婚できない
・「無いもの」として扱われている
・オリンピックのタイミングでやってほしかった
・「情けねえ」(Rは「マッチの」って言ってますが「愚か者」と勘違いしてます)
・これで終わりではない
・神奈川県の場合
・二人の地元の方が東京都より早かった
・市区町村単位は引っ越しが面倒
・東京都は在勤在学でも可でネットで申請可
・知らない人に「結婚おめでとう」と言われる
・事務手続きなんて世の中的に重きはおいてない
・一緒に生活をすることの方が優先
・M「愛ではお腹がいっぱいにならない」
・若いゲイに言われたこと
・M「その先はすぐに来るんだよ」
・「#076 どうしたら長く同棲できるのだろう( https://spoti.fi/3ZJCIBt)」
・返歌的回
・Rは17年、Mは20年(付き合って26年)同棲してる。
・SPEEDデビューの年は、やっさんが亡くなって、ジョンベネ事件の年。
・すっとぼけるM
・気がつけば長く付き合ってたというのが本音のところ
・低空飛行でずっと好きというイメージ
・マディソン郡の橋的
・たまにトゥンクがある
・酸いも甘いも含める好き
・盲目的な好き
・今から新しく恋愛を始められるか
・打算的とも聞こえるかも
・Mの恋バナ
・ミラクルな恋
・じゃマールとじゃマッTEL
・はみ出しYOUとPIA
・ノンケだと思ってた彼に告白
・「言わなくちゃ気がすまなくなっちゃった」
・大学を辞めようと思ってた
・猪突猛進
・恋を終わらすエネルギー
・好きになっちゃったエピソード
・一般男女のドラマみたいな話
・BLにしたらいいのに
・キュンキュンしてください
#キュンキュン お願いします
・彼氏でもあるけど、友達の感覚が強い。
・「彼氏なんだから」みたいなのがない
・押し付けや束縛はしない
・細かい衝突をして折り合いをつける
・「ダメになったらダメなんだろうな」という感覚
・好きに酔っているところから覚めてから
・「わかる!」(肉乃小路ニクヨ先輩)
・「人生にシナリオなんかない」
・内館牧子vs橋田壽賀子

「生まれ変わってもゲイがいい」さん、ありがとうございます。
ムコくんも話してくれてありがとう(R)。

エピソード#020 内に出てきた話題にちなんだ曲を #プレイリスト にまとめました。

【PLAYLIST】
悲しいね/渡辺美里
情けねえ/とんねるず
Body & Soul/SPEED
愛が生まれた日/野口五郎・早見優(オリジナルは藤谷美和子・大内義昭)
YAH YAH YAH/天才凡人(オリジナルはCHAGE&ASKA)
すきすきソング/HALCALI(オリジナルは水森亜土)
Miracle Love/牧瀬里穂
TRUE LOVE/藤井フミヤ
CAN YOU CELEBRATE?/安室奈美恵
I'm proud (Radio Edit)/華原朋美
ラブ・ストーリーは突然に/小田和正
https://spoti.fi/3Xeie27

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00:25
スピーカー 1
みなさんどうも、むこです。
スピーカー 2
りゅうです。
スピーカー 1
この番組は、ミドルフォーティーオナイロシゲイのむことりゅうが、世の中の人、もの、ことの威を借りておしゃべりをする番組です。
スピーカー 2
先日、あるフォトキャストを聞いていて、そこに自分がお便りを送ったんです。
スピーカー 1
はいはい、りゅうくんがお便りを。
スピーカー 2
そしたらその番組の中でお話をしてきてくださったっていうのがあって。
スピーカー 1
取り上げてくれたってことね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
さらにその番組の中で疑問を投げかけてくれたというか。
話が膨らんだ感じ。
その番組名が、「生まれ変わってもゲイがいいんす」というフォトキャスト。
スピーカー 2
ちょうどちょっと上ぐらい。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
結構ね、クラブ話とか。
クラブってみこくんが言ってた銀座のクラブじゃなくて。
スピーカー 1
そっちクラブだから。
ああ、そうだよね。
そうそう、彼氏と彼氏みたいな感じの。
だいたい俺言ってないから。ちょっと待って、言ってないから。
スピーカー 2
言ってないか。
スピーカー 1
言ってない。
働いてない。
どっちかって言ったらそっちの方かな。
そっちだね。
スピーカー 2
黒い手帳とかも。
スピーカー 1
クラブ。
スピーカー 2
それはどこでもいいよ。
スピーカー 1
そういう世界観は好き。
スピーカー 2
好きでしょ。
スピーカー 1
黒革の手帳とかそういう世界観は好き。
スピーカー 2
あ、そう。黒革の手帳。
スピーカー 1
黒革の手帳は。
普通に黒い手帳じゃん。
スピーカー 2
クラブに行かれてたっていう。
クラブミュージックにね。
スピーカー 1
そういうお話もしてるよね。
スピーカー 2
そうそう、してて。
スピーカー 1
荒木ふとか中年世代のアンセムみたいなのを書いてくれたりとか。
スピーカー 2
まあまあその話じゃなく、そのときに養成組ってどうなのって答えがあって。
スピーカー 1
養成組ね。
スピーカー 2
74回目のエピソードで、それに対して俺がお便りを受けたんよ。
これからパートナーシップが始まるとか。
スピーカー 1
あ、そうだね。ちょうどこないだ始まったばっかりじゃん。
スピーカー 2
そうそう、11月1日なんで。
スピーカー 1
ちょうどその前に登録が始まりましたの頃に、たぶんこれ話してるんだけど。
スピーカー 2
まあそれで、今まで養成組してて、親子になりたくなかったわけじゃん。
まあ、そうそうね。
スピーカー 1
親子になりたいわけではないよね。
だけど親子になるっていうことしか方法がなくて、この相続とかね。
戸籍状のつながりを作るためにはってことだよね。
スピーカー 2
そうそう。結婚の代わりとして、わりと俺たちの中ではメジャーだったよね。
03:00
スピーカー 2
結婚の代わりに養成組を組むっていうのは、方法としてはパートナーシップとかいうよりも……
スピーカー 1
全然前から俺も知ってた。
逆に言うとそれしかないんだなっていう感じで聞いてたから、
パートナーシップみたいな概念は全然その頃俺もなかったし。
スピーカー 2
それでね、パートナーシップとかで結婚ができるようになったとしたときに問題があって、
現状の民法では、一回養成組を利かしとって、結婚できないんだけど、養成組を解除するとしても。
スピーカー 1
そう。一回でも親子の関係になっちゃったわけだから、親子は結婚できないっていうふうになってるからだよね。
そこに問題もある。そのことを弁護士さんが記事として書いてて、
それも直していかなきゃいけないことだとか書いてあったね。
スピーカー 2
そういうことも書いていたからあれだけど、なんだよって思うよね。
スピーカー 1
仕方なくこっちで選んだのにさ、今度結婚できますよ、だって結婚できません、お前たちこっちのことだろ、みたいな。
なんだって思うよね。
本当そういうところを、いろいろ調べたり考えたりしていくと、ないものなんだなって思い知られる。
この国に私たちみたいな存在は、そもそも想定も規定もされてないんだなっていうのを、
本当に突きつけられる感じがするよね。
当時の80年代のゲイズームみたいな、世界的にいろいろゲイが出てきてた。
スピーカー 2
ゲイというものが。あんまりLGBTって言葉もなかったから、そっちからマイナリティとかか。
っていう言葉が出てきたころには、もう日本なんてそんな人はいないっていう時代だったじゃん。
アメリカとかではもう結構言ってるのに。
それが20年ぐらい経って、いろんな人たちが頑張って、レインボープライドがパレードをやれるようになったわけだよね。
しかもそれが渋谷だけじゃなくて、仙台とか北海道とか日本語とか、どの都市でもやれるようになってきた。
今だよ。やっと東京都がパートナーシップを始めるんだよ、これから。
スピーカー 1
はじめさんの方なんだよね。
スピーカー 2
だからそこのないことになってたよねっていう時代はもう終わってるじゃん。
もういるじゃん。
いる。
スピーカー 1
もういるのはわかる。
可視化されてるからね。
それは一般的な人が、周りにはいないよって言うんだったらまだいいと思うの。
だけど、いるんですよってロビー活動をしたりとか、アピールしてるわけじゃん。
こう変えてくださいっていうのをマイナリティ側から言っているのに、それを見てくれない国って怖いよね。
スピーカー 2
悲しい。
スピーカー 1
そこはね、きつい部分だな。
スピーカー 2
国が認めてもらわないってことは、本当にいないってことでもいいよってことになりかねないから。
そこじゃんね。一般的なものに降りてくるのは後じゃん。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
先にそういうことをやっといてくれよっていう。
06:03
スピーカー 2
自転車は車なんですよみたいな法律が結構時間かけてきたじゃん、今。
スピーカー 1
取り締まりがきつくなったりとかね。
今までだったら普通に歩道を走ったりとか、
スピーカー 2
車道でも向きが車と反対でも通ってても別に怒られることはなかったけど、
最近も車道にはちゃんと自転車用のレーンが描かれたりとか、
スピーカー 1
そうなってきて、実質上ちゃんと怒られますよって取り締まられてた。
スピーカー 2
それも結構時間かけてたよね、その程度のもの。
今はこういう法律です。
一般の人たちはまだわかんないかもしれないけど、
スピーカー 1
こうなってきましたよっていう期間があってこうなったわけだよ。
それでもまだわかってないんだよ、一般的に。
スピーカー 2
まだ逆走する人だっているじゃん。
いるいるいる。
そういうふうな感じで、俺たちの存在っていうものが全然認められてないというか。
スピーカー 1
そうだねー。
その辺がちょっと悲しい。
スピーカー 2
悲しいね。
スピーカー 1
上田丸美聡とね。
本当に東京都遅かったなっていうのはあるよね。
やってくれたことに対しては全然歓迎だし、いいことなんだけど、
スピーカー 2
なんでこんなにかかったの?って思っちゃう。
それ東京都だよね。
スピーカー 1
そう。他の区はさ、もうちょっと前からやってるわけじゃない。
スピーカー 2
5年くらい前じゃない?最初に渋谷とかがやったのって。
スピーカー 1
オリンピックの前にやれよって話じゃない?
オリンピックの年だったのにね。
オリンピックでLGBTの人たちが増えてますとか、
スピーカー 2
こんなカミングアウトしましたとか、3Aの飛び込みのトム君とかがさ。
トムディエーだっけ?
結構テレビでも言われてたじゃん。
スピーカー 1
それでも東京都がさ、東京だよ。
スピーカー 2
なんかちょっと情けないなって思っちゃったりとかしたなと思う。
スピーカー 1
情けねえよ。本当に。
スピーカー 2
マッキーの。
スピーカー 1
ただ、これで終わりじゃないじゃん?
これさ、もちろん喜ばしいことなのよ。
このパートナーシップが東京都としてやりますよっていうのは。
結局パイが大きいじゃん、東京に住んでる人たちって。
だからインパクトは今までのどこよりも大きいと思うんだよね。
スピーカー 2
これで銀行カバーは6割とかなんだよね。
ああ、そっかそっか。
東京が一気に増えるから。
スピーカー 1
全人口に対するのが5割とか6割超える。
そうやって都としてドーンってやるところもあれば、
俺は神奈川県民なんだけど、
神奈川県って市区町村の単位では8割か9割やってんのよ。
09:01
スピーカー 2
そうなんだよね。
だから俺さ、まさか東京よりも地元のほうが先になると思わなかった。
スピーカー 1
ああ、そうだよね。
スピーカー 2
こんなクソクソみたいな地元だと思って東京出てきたのにさ。
スピーカー 1
それは俺も思う。
スピーカー 2
それなのにさ、そっちのほうが先にしれっとやってんだろう。
スピーカー 1
だって俺の実家の街のほうが、今住んでるところより早かったもん。
まさかって思った。
あんな保守的な部分がとてもあるとこだったから、
そんなことをやるんだって思っちゃったもんね。
スピーカー 2
いや全く思ってそうだよ。農家が多かったりとかさ。
スピーカー 1
そう、そう、そう。
すごく長男を押し付けられていってた気がしてたからさ。
スピーカー 2
まさかこんなカジュアルにやるんだと思った。
スピーカー 1
思ったよね。
それが8割9割市区町村単位ではやってるんだけど、
神奈川県としてはだんまり決め込んでる状態なわけよ。
都でやったらさ、都の中で引っ越してもやり直さなくていいじゃん。
今俺が住んでるところは、周辺の2つの市町村とは連携してやってんの。
だからその隣2つぐらいの市町村に引っ越ししたときは、
やり直さなくていいのね、その手続きを。
だけど、隣の連携してないところに引っ越した場合は無効になっちゃうわけよ。
あくまで市でやってるパートナーシップ制度だから、
その市から引っ越しちゃったら、元のただのなんでもない2人になっちゃうわけよ。
神奈川の場合は市でやってるところが多いから、またやり直せばいいんだけど、
結構めんどくさい話なのよ、これって。
いや絶対そうだよ。
東京都がいいなって思ったのは、オンラインでできるじゃん。
在勤在学でもいいんだよね。在住じゃなくても。
そこは進歩してるなって思ったし。
あと俺、今自分が住んでるところでもやってるんだけど、パートナーシップのね。
まず連絡して、平日の市役所をやってる時間内の何時何分にここに来てくださいっていうところから始まるわけよ。
うやうやしく署名をしてとかさ。
結構これを何回もやるのはめんどくさいなって思うわけよ。
住民票の手続きみたいに窓口行って、「はいはいはいはい!」っていう感じじゃないからさ。
スピーカー 2
しかもまだまだ少ないだろうからさ。
もちろんそれはクライマックスの問題だから、そういうことって覚えないかもしれないけど。
でもたとえば俺が地元の市でするとしたことを考えると、同級生が市役所で働いてたりとか、
スピーカー 1
まあそれはあり得るよね。
スピーカー 2
外には言わないのが前提だけど、その口はね、できないなとか言うこともあったりとか、そういうめんどくささもあってさ、嫌だなと思う。
スピーカー 1
東京都のオンラインでできるっていうのはすごい画期的って思ったし、すべてそうしてほしいって思う。
12:05
スピーカー 2
本当だよね。だって東京都が一個例を作ってそこでできるんだったら、どんなシステムも同じのを使えばいいとか。
スピーカー 1
本当だったら結婚と同じように打つっていうのが、それで気兼ねなくいけるっていうのが一番正しいことだと思うんだけど、
まだそういう状態でやってるわけだから、アーリー・アダプター的なとこにいるわけじゃん。
スピーカー 2
一般的になる前にやるわけだから。
スピーカー 1
本当だよね。俺らは当事者だから、法的な保護は一切ありませんとかわかってるけど、ストレートの方々からすると、「よかったね、結婚できたじゃん!」って言われるの。
認識の違いっていうかさ、当事者じゃないから詳しいことなんて知らないじゃん。
一番外側の、今まで何にも守られなかった人たちが、これで晴れて結婚というか、二人を認められるんだね、ぐらいにしか思ってない人たちのほうが絶対多いわけ。当然だと思うのよ。
スピーカー 2
昔よりは良いもんね。
スピーカー 1
昔よりはね。
昔よりは良かったけど、本当は違うんだよっていう説明をするのも、そういうことを受け入れてくれようとしてる人たちに対して失礼だったりとか。
スピーカー 2
そうそう。そこは嫌だよね。本当は満足かどうかって言ったら不満足だもんね。
ありがたいと思うし、やったと思うし、嬉しいかどうかって言ったら嬉しくないわけじゃないんだけど、満足かどうかって言ったら不満足だよね。
だからそこの部分を、それを言ってくれた人に、「まだ不満足なんですよ。」って言ったらさ、「なんだよ、応援する気になるか?」とかなった人に。それは嫌じゃん。
スピーカー 1
難しいよね。でもそれさ、言わないとさ、分かんない部分でもあるじゃん。
だからそこのバランスがすげえ、やっぱ言われた時に、どうやって答えればいいのかなって思うことはある。
スピーカー 2
とりあえずそれをありがとうとしてた。
スピーカー 1
そうそう。ありがとうとはまず言うじゃん。
スピーカー 2
ありがとうございますって言って。
で、まだもうちょっと仲良くなった時に、必要な時には言ったら、もうこれで大丈夫だねって言われたら大丈夫じゃないですとは言う。
スピーカー 1
まあそうだね。
俺、しみじみ思ったのが、男女の、まあ結婚してなくてもしててもどっちでもいいんだけど、2人を法的につなぎ合わせる国の手続きに、みんなやっぱり、大した興味はないんだなって思った。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
その、結婚をするこの人と一緒にいる、一緒に人生を送るっていう、そのドラマチックな部分って多いじゃん。ロマンチックでドラマチックな部分。
に関してはみんな、当然のことながら興味があるわけよ。あるし、いろんなこと知ってるし、いろんなことをみんなやってると思うんだけど。
スピーカー 2
実際そのほうがわかりやすい表面上のとこだったりすると。
スピーカー 1
それをベースとなる国の手続きというかさ、ドラマチックなこととか全然抜きにした、現実的な部分って、まあみんな当然サラサラサラッと事務的な感じでやってはいるはずじゃん。結婚とかしてるとかさ。
15:13
スピーカー 2
婚姻届を出すにしても、式をして二次会までの間に行ってきましたとかさ。結構流れ作業だったりとかさ。
敷いて言うんだったら記念日にしたいかなとかさ。
その程度のことでサラッとやってることが実はすごく重要なことで、死んだときに相続できるとか。
そういうのってさ、言ったらさ、「じゃあ何のために付き合ってるんですか?」とか言うじゃん。
二人が愛し合ってればいいんじゃないんですか?って言われたりするけど、愛し合ってるだけで生きていけないから。
スピーカー 1
そうなの。愛ではお腹がいっぱいならない。
スピーカー 2
そうね。これに関してはまさに、造成婚の話をしたときに、若いゲイのことを話したのね。
ちょっと話したことがあって、20代の子なんだけど。
まったく同じことを言われた。愛し合ってないんだったら結婚なんてしないほうがいいみたいなことを言ってたの。
それはもちろんそうだと思う。
でもとはいえ、付き合っていく上で相続とかがあるんだよって言ったら、
スピーカー 1
そんな先のことを考えてダサン的に結婚するのなんて嫌だと言う人。
あんまちゃんが何言ってんだと思ったけど、それくらいの人もいるわけよ。
若い頃の恋愛とかなんて俺たちはずっとそうだったじゃん。
スピーカー 2
そんな先のことを考えて、そういう恋愛をしてきたときはそうじゃん。
スピーカー 1
そうだね。そんな先のことは?っていう人の目をチラッと見て、にっこり微笑みながら、
その先はすぐに来るんだよって言いたい。
それがわからないっていうのは、それもわかる。俺もわかんなかった。
スピーカー 2
わかんなかったもん。
スピーカー 1
全然わかんなかった。
スピーカー 2
そうなんですよ。その話ね。
その中で幼稚園組を作る話から、俺がそのことを対して、
そしたらその番組の中でお互いを読んでくださった。
スピーカー 1
それで自分たちはもう15年付き合ってるんですよって話をしたんですね。
リュウ君たちがね。
スピーカー 2
そう、うちが15年以上付き合ってるって話をしたときに、そこをフィーチャーされて、
同性婚とか幼稚園組の前に、僕はどうしたらなんで付き合えるんだろうとか、
同性を長くできるんだろうみたいな疑問を、その中でおしゃべりをされて、
それに対して今回は若みたいだね。それに対して喧嘩をする。
それを番組内でやろうかなと思って。
俺は17年ぐらいだったかな。
スピーカー 1
一緒に暮らし始めてから?
スピーカー 2
そうね。付き合ってからも変わんないから、俺は結構早めに一緒に暮らし始めた。
スピーカー 1
じゃあほぼほぼイコールな期間がね。
スピーカー 2
でもウコ君はもっと長いもんね。
スピーカー 1
一緒に暮らし始めて、もう20年?
スピーカー 2
でしょ?
スピーカー 1
で、付き合ってってなると、これね、スピードがデビューした年なんですよ。
18:04
スピーカー 1
いつも言うんだけど、すぐ分かるじゃん、リュウ君あたりは。
スピーカー 2
やばいやばいやばい。
スピーカー 1
これが通用しなくなってきてて、最近っていうかずいぶん前からなんだけど、
スピードがデビューした年だからって言うと、え?長いってなったのに、え?ってなって、
もうスピードがいまいちよく分かんない人たちが増えてきちゃったし。
スピードそろそろ40代とかなんで、30後半とかでもね。
最近なんて言おうかなって思ってるけど。
スピーカー 2
逆にスピードじゃなくてディープスのほうが人気があることじゃなくて、スピードの逆だよって言うだけを言ってた。
スピーカー 1
デビューとか生まれた年とか言うほうがわかりにくいかなと思って、
横山康史とジョン・ベネが死んだ年って言おうと思ってるんだけど、逆にわかんないよなとも思って。
スピーカー 2
逆にじゃなくてわかんないわ。全然わかんないわ。ジョン・ベネって。
スピーカー 1
ジョン・ベネちゃんの事件知らない?知ってるでしょ?
知ってるよ。
そこからなので、もう26年ぐらいになるのかな?付き合い始めてから。
スピーカー 2
先にだけど、要は俺たちはそういうふうにちょっと長めなんですよ。
長いですね。
10年って言ったらもう長いなって言われてたし、そこから先も長くなってからも長いから、
どうしてそうやって一緒に暮らしたりとか、長く付き合えるんですかっていうね、それに対してちょっと話しとこうかなと思って。
スピーカー 1
それはでも、他の人と会った時にお付き合い長いんですか?って言って、まあそこそこですねって言うと、「え?」ってなって。
なんでそんなに長く付き合えるんですか?って確かに言われる。
長くみんな付き合わないものなのかなって、そういう時思う。
すっとぼけてるようなこと言っちゃダメだよ。
スピーカー 2
あんまなんかすっとぼけてるみたいな感じを出すと、しぎちゃんマウントみたいになるから。
え、プツン女優みたいなことしてるとダメなの?
言わないで。誰かは言わないで、プツン女優が。
スピーカー 1
言わない言わない。
スピーカー 2
ちょっと危ないから。
スピーカー 1
そうそうそうそう。あくまでプツン女優しか言わない。
スピーカー 2
あんたの愛はいつ生まれたのかってこと。
スピーカー 1
運命は一つだけだからね。
スピーカー 2
これ分かってる人どれだけいるのかダメだけど。
スピーカー 1
なんだろうね。でもね、そういうのって、「はいこれが秘訣です。」って出せたらすごい楽だし、みんなそれの通りできるのかなって思うけど。
スピーカー 2
だから逆に言うと、俺がベストアンサーと思ってることは、「どうして?」じゃなくて、「気がついたらそうだったんです。」っていう。
前にちょっと話した友達みたいな感じで、振り向いたら友達だったみたいな。振り向いたら長く気がついた。振り向いたらヤスがいたっていうことで。
スピーカー 1
いやいやってことですよ。
でも本当そう。本当それなんだよね。シンプルであって。
最初から単純に、例えば恋人が欲しい、彼氏が欲しいっていうふうに思ってお付き合いを始めるっていう時に、すぐに別れる前提でっていうのはなかなかないじゃない。
基本的には長く付き合いたいっていうのは、もうお互いあるんじゃないのかなって思うんだけど。
それが途中でお互いの気持ちが、どっちかが離れちゃったり、お互いとも離れちゃったりとか、いろいろいろんなことがそれぞれあると思うんだよね。
21:06
スピーカー 1
その中でも長くって。
スピーカー 2
だってその中にも、お互いの好き好き度が均等ってわけでもないじゃん。
俺がこんなに好きだけど向こうはそうでもない時期とか、逆もしっかりで。いろんなことがあるわけじゃん。
しかも一緒に暮らしたときに、さっき家族になるみたいなところとかもあって、波があるじゃん。
スピーカー 1
あるあるある。
スピーカー 2
この波っていうのは、高いところでずっといる波でもなく、感情の触れ幅としては、初期のめっちゃ好きっていうのがピークが高いだとしたら、
50とかぐらいで、低空飛行でもいいだっていう感じがずっと波なく続いてるっていうか。
そういうイメージだよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。まさにそれ。
スピーカー 2
で、好きな時は好きだってなるし。
なる。
スピーカー 1
たまにね。
スピーカー 2
たまにっていいと思うのよ、ほんと。
ずっと好きでギャーっていく。
例えば俺は1週間とか言われたりしたら、「1週間って付き合うのに入るの?」とか、ちょっといろいろ考えたりするけど、
スピーカー 1
でもマジソン軍の橋とかもあるわけであるね。
スピーカー 2
いろんな事情があるけど、そこで会った1週間めちゃめちゃ盛り上がりましたみたいな。
そういうこともあったりするから、そりゃもうそれ一つとって、付き合い始めは、やっぱり俺のケースはそうだけど、お互いがすごい好きだっていう感じはあった。
で、その格差としたら、今は100ほどないけれど、たまに100に近いピョンっていうのがあるよね。
スピーカー 1
トクンってなるんだよね。
トンクン。
スピーカー 2
付き合ってて別に普段、なんだよとかめんどくせえなって思うときもあるんだけど、
その他、なんだって思ってるときには、パーセンテージでいうと20とか30とかまで落ちてるときで、
それはたまにもあるし、基本的には50とか40ぐらいでずっと平坦なことがあって、
たまに80とか100ぐらいに、この人と付き合っててよかったって思うことがたまにある。
スピーカー 1
あるある。
スピーカー 2
そういう感じ。それがたまにあるかどうかで、すげえ嫌なこともあるじゃん。
スピーカー 1
あるある。
スピーカー 2
長く付き合ったからこそすごく許せないことが、見えてきちゃったこととかあるけど、
それもたまに嫌なこととして一気にマイナスにいったりもするよね。
そうなんだけど、そのたまにあるトゥンクンのところで、あるから保ってられるっていうか、
たまにあるとかでもないっていうか。
スピーカー 1
それだけのことじゃないっていうか、人付き合いって全てそうじゃないって感じ。
そうだね。感情の流れというか。
それはあるね。
それでさ、いろんなことがあってさ、じゃあ今好きって聞かれたらさ、好きって言えるもんね。
だって好きじゃないと一緒にはいられないんだよね。
で、その好きっていうのがさ、今最初言ったみたいにさ、
一番最初のピークのお互い好き好き好き好き好きっていう状態だけを好きなわけじゃないっていうかさ。
24:05
スピーカー 1
秘密な子ちゃんみたいなね。
そこだけを好きの範疇として捉えがちって思う?
スピーカー 2
それも分かる。
酸いも甘いも含めて好きみたいなとこなんだよね。
スピーカー 1
だから初めの時って好きっていうことが強すぎて、好きじゃないとこも好きにしちゃったりとか、
スピーカー 2
愛は盲目すぎて、でも付き合っていくといろんなところが見えてきたりとかって、
それでも自分の中で許せるところにあるかとか、それも毎回感情があるからね。
その日に許せたことも、その次の日には許せなかったりもするかもしれない。
自分の体調とか。
それはあるよ。
そのタイミングもあるし、そういうこととかを得た上で許せてるかどうかもあるじゃん。
だからタイミングもあるってことだよ。
運みたいな部分から。
振り返ったらそうだったから、さっきずっと付き合える自信があるかっていうと、
スピーカー 1
そうはしたいと思っているけれど、もしかしたら別れるかもしれないっていうのはどっかにあるじゃん。
スピーカー 2
それはある。だってそれは分からないもんね、未来の話は。
勢いがあるから10年いったら20年で終わるとか、終わるにはならない。
スピーカー 1
それはならない。
けど今からじゃあ、同じ10年をゼロから作り上げたいですかって言われたら、
スピーカー 2
そうじゃないんだよね。
スピーカー 1
だからそこが歯止めになる部分もある。
例えばもうちょっとこの人と一緒にいられないとか、
もうちょっとすごい嫌だって、さっきの言ってた感情のグラフがすごいマイナスに入った時に、
ほんと嫌だってなることだってあるわけじゃん。
じゃあそういうのはそれで別に分かれるのは自由なわけじゃない?
分かれて、同じ今まで、俺の場合は26年だけど、
同じことしなくてもいいかもしれないけど、
一番最初の付き合う人をまず見つけて、
そこから恋として何かまた気持ちが燃え上がって、
っていういろんなプロセスがあったわけだよね、この26年の間に。
それまた最初からやるの?って思うと、
あ、いや、そうじゃないなって思うこともあるっていうかね。
スピーカー 2
それを言ってしまうとすごく打算的なことに聞こえるかもしれないけど、
その中でいいことしてるんだよね。
しない理由っていうのは。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
だから一つそれが歯止めになるときもあるっていう感じかな。
スピーカー 2
あ、だって文子くんね、さっきの話だけど、
学生時代から付き合った人と結婚するってさ、
農家でもなかなかヒューって言われるタイプなんだよね。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
ヒューヒューだよ。
スピーカー 1
そこがね、俺らはちょっといわゆる恋人を見つけようとして出会った2人と違うところではあるんだよね。
スピーカー 2
あの当時にそれができたのはすごく羨ましいと思う。
スピーカー 1
これこそまさに運というか、巡り合わせなんだけど。
27:01
スピーカー 1
だからこそ長くやってこれた感じもする。
最初は友達だったのよ。
ミラクルなんだよね。目と目があったらミラクルが起きたってこと。
そう。でもそういう意味では本当にミラクルだと思う。
いや、絶対ミラクルだよ。
スピーカー 2
当時、例えばゲイのサークルがあったわけでもないじゃん。
まあその大学にあったかもしれないけど、まだそんな時期だったの。
外にそれを言って、LGBTサークルですから入ってくださいとか言えるような。
スピーカー 1
ないね。そういう時代ではないね。
あったとしても、ちっちゃくジャマールとかに書いてあったわけでしょ。
懐かしいの出てきちゃった、ジャマール。
そういう掲示板的な雑誌があってね、昔ね。
スピーカー 2
バンドメンバー募集みたいな。そういうのの中にいくつかたまにあったかなぐらいだ。
スピーカー 1
そうそう。ジャマールとジャマってるっていうのもあった。
ジャマってるもあった?
ジャマールの中で電話番号を乗っけて、電話友達みたいな。
テレフォンフレンドみたいな。
スピーカー 2
ジャマールの中のコーナーとかあったんだ。
スピーカー 1
そう。だから電話を待つことをジャマってるって言ってたのか。
でもワードだけ残ってるんだよね。
スピーカー 2
ピアーの中のはみ出しユートピアみたいな。
スピーカー 1
そうそう、そういう感じの扱い?
スピーカー 2
はみ出しユートピアのために立ち寄ってたピアー。
スピーカー 1
あそこ面白かったよね、あのコーナーね。
そういうサークルはなかったね。
そういうサークルでもなく、普通に入ったサークルで2人が出会うのよ、友達として。
そしてそこから付き合うんだよ。アフターラックショーじゃん。
俺じゃダメかはしてくれなかったよ。
スピーカー 2
ここから具体的なこととかはやっぱり言えないから、オンリーファンズでここから。
かき?金取れんのかな。
いやでも素敵な話だ、俺聞いた。聞いたとき何回も言ったことあるんだって。
付き合うときはCan You Celebrateって歌ったの?
あのね、その歌の1年前だから。
スピーカー 1
気持ち的にはね、気持ち的にはアイムプラウドだった。
あの子につかめないイチゴみたいな感じ。
結構独特な味のイチゴだけど。
スピーカー 2
でもね、さっきさ、別れない歯止めみたいな話したけど、
スピーカー 1
多分すごく大きいのは、俺から告白をしたのね。
その時に彼がゲイってあること知らない状態でしてんの。
やばいね。
よくあると思うんだけどみんなね。ノンケで絵の片思いだったわけよ、最初。
それって中高生の頃から散々してきたわけ。
片思いっていうのは、あの人があの子かっこいいとかさ。
でもずーっとそれは言わないできたわけよ、当然なんだけど。
言ったらもう自分の人生も終わるって思ってたから。
そうね、もう関係が崩れることを前提に話してたからね。
その学校の友達だったら、学校に行かれないって思ってたから。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
で、それを好きな相手に言われたら、ほんとつらいって思ったし、
スピーカー 2
言ったら、え、俺そういう趣味ないから的な感じでさ、言われて。
30:03
スピーカー 1
そう来るだろうなって思っちゃいるけど、
言われたらつらいから絶対自分から言わないみたいなさ。
まあ俺はね、文庫君の彼氏さんのこと知ってるからさ、
言うけどね、
そう言われたら絶対自分から言わないみたいなさ。
そう言われたら絶対自分から言わないみたいなさ。
スピーカー 2
ビジュアル的にさ、言い方悪いけど、どのん家なんだよね。
どのん家ですね。
いわゆるゲイゲイシーと、
ああ、そうね。
今はもうわかんないよ。
スピーカー 1
一般的なスポーツマンって感じの人なんだよね。
スピーカー 2
そこに対して、ゲイかどうかもわからないのに、
洋服の感じがそれっぽいとか、
そういう感じじゃないんだよね。
全然そういうわけじゃない。
スピーカー 1
予想として、もしかしたらゲイかもみたいな感じの人なんだよね。
スピーカー 2
予想として、もしかしたらゲイかもみたいな感覚を持てない気持ちわかるもん。
あのビジュアルで当時出会ってたら。
スピーカー 1
そうそう。
もう一切持ってないわけ。
だけど、好きになっちゃったんだよね。
今までの片思いと同じで。
今までの片思いだったら、
言わずにずっと来たわけよ。
言わなくてよかったんだけど、
なぜか行っちゃったんだよね。
言わないと気が済まないようになっちゃったんだよね。
スピーカー 2
盛り上がっちゃったよね。
スピーカー 1
一世一代の盛り上がりだったんだと思う。自分の中で。
スピーカー 2
19とか20の頃でしょ。
スピーカー 1
19かな。20の前だから。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
学校辞める気でいたから。
スピーカー 2
もうダメだったら。
スピーカー 1
もうダメだったらっていうか、成就する前提なんて1%もなかったから。
スピーカー 2
じゃあもうスタートは辞めようと思ってた。
スピーカー 1
言って、もう無理なんで関係性が崩れちゃったりとかしたら、
もう学校は辞めようと思ってた。働こうと思ってた。
スピーカー 2
すごいね。サークルを辞めるんじゃなくて、そうなんだ。
スピーカー 1
同じ空間にいられないだろうって自分で思い込んじゃってるんだよね、当時は。
スピーカー 2
情熱すごかったっけ。
スピーカー 1
だけど昔はそれを覆い隠す、やめとけやめとけっていう気持ちがあったんだけど。
スピーカー 2
中高の頃のやつでしょ。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
大学生ってある程度の開かれた感覚あるもんね。
スピーカー 1
そうなのね。
世界が広がった感もあったから、むこみずなことをしちゃったんだろうね。
そんな感じで、私は付き合い始めがものすごい自分でエネルギーを使ったなって思ってるの。
辞めるって、辞めるって。ダメだったら辞めるっていう気持ちだったね。
そういう気持ちまでまず自分の気持ち持ってってたわけだから。
振り返ると本当にエネルギー使ってたなって思うんだよね。当時はエネルギー使ってるなんて思ってもないんだけど。
スピーカー 2
目の前の、そこの子にはまったら特に恋愛なんて。
スピーカー 1
ちょっとつもしんない感じ。
スピーカー 2
いのしし年でもないのに。
スピーカー 1
そう、全然。
スピーカー 2
すごいよね、でも。
スピーカー 1
なんだろうな。
スピーカー 2
気持ち的には全振りしてたんだよね、ほとんど。
33:00
スピーカー 1
そう。っていうのがあるから、もうあれができないなって思っちゃうんだよね。そっから26年経ってるじゃん。
で、その中でさ、当時は知らなかった経験だとか知識だとか、いろいろ身についたわけじゃない。
同じような恋の盛り上がり方はもう多分できないよなって思っちゃう。
スピーカー 2
せっかくだからって言うとおかしいけど。
いろんなパワーを使った始まりがあって、それで成就したものだから、さらにそこから何年も経って、20何年も経っているものを壊してまで新しい人のところに行くかとか、
別に新しい人がなかったとしてもそれを終わらすっていうことのほうが、いろんな後悔があったりとか、パワーを使ったりとかしなきゃいけないことっていうのもあるよね。
スピーカー 1
そういう。それがその抑止力になっているっていうのはすごいよくわかる。
スピーカー 2
もちろん抑止力のひとつで、ちょっと大きめのやつかなーっていう。
スピーカー 1
でもその出会いなんだから、やっぱりそれでは別れたくないってわかるよ、その出会いとか。
スピーカー 2
最高じゃん。
スピーカー 1
ガチ最高だよね。
スピーカー 2
なんか恥ずかしいそう言われる。
僕の出会いの話を聞くたびにさ、なんかさ、うらやましい。
いや別に自分と彼氏の慣れそめがどうだっていうことじゃなくて、ただそのストーリーを聞いてるだけで、だってないもん。
スピーカー 1
ノンケだと思ってた人とさ。
スピーカー 2
いやよくやったなって思う、あの時。
スピーカー 1
でもちょっと好きになっちゃったときのエピソードさ、ここで喋ってもいい?
スピーカー 2
なんでそこまで好きになったのかって話よね。
スピーカー 1
伊藤くんのその話がすごくいいように聞こえるし。
スピーカー 2
ちょっと。
すごくうらやましいって思うところは、めちゃめちゃドラマなんだよね、俺の中での。男女のトレンディドラマしか見てないからさ。
あれだけど、たとえばそのノンケっていうことで、向こうはノンケかもしれない。
まあ100%自分もダメだったらやめてやろうとかさ。
その決心の、告白するまでのハードルの高さとかさ。
でも好きになっちゃってしょうがないっていう、なんかそういう主人公のところとかがあるじゃん。
それでまあね、好きになったきっかけの話がやっぱりすごい好きで、俺は。
サーキュルだから飲み会があってね。
スピーカー 1
これの話でいいの?
いいよ。そういうほうがいいわけじゃん、やっぱり。
スピーカー 2
だけどサーキュルがね、いろいろな事情があって、次のとこに移動しなきゃいけないから。
合宿みたいなものが。
スピーカー 1
夜に向こうくんが車のね。
俺が出してたの?
スピーカー 2
運転。車を出してたから、ちょっと車をチェックしに行こうってね。
飲み会をちょっと抜け出して。
スピーカー 1
そうなんですよ。雪のね、雪道を走るときでして、
当時まだ僕スタッドレスタイヤを履いてなくって、チェーンだったんだよね。
36:03
スピーカー 2
履かなきゃいけなくてね。
それをメンテナンスに見に行こうと思って、
スピーカー 1
向こうくんは別に自分がやろうと思ってやってるわけだから、担当だから。
スピーカー 2
やってたら、カチッてね、タイヤのところにカチッて明かりがついて、
え?って見たら、その今の彼氏が明かりをつけてくれてたんだよね。
そのさ、何その、あの日あの時じゃん。
スピーカー 1
テクテクンだよ。
スピーカー 2
テクテクンだよ、もう。
それすごいと思うよ。好きになっちゃうよ。
スピーカー 1
いやでもまさにあれはテクテクンだったんだと思う。
スピーカー 2
しかもさ、俺はその彼氏の性格とかを知ってるからさ、
そういうさ、こいつを落としてやろうっていう気持ちとかがなさそうな感じで。
本当にたまたまさ、なんかちょっと、なんかわかんないけど、
トイレ行くとか行こうとしたら、向こうくんが外出てくるのを見て、
お?って言ったら、なんか暗そうだなと思って、
本当にパッてつけてくれただけって感じがするじゃん。
いや真相は俺知らないよって。
だけど彼って素手そうやって動く人じゃん。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
だからこそ、余計ドラマ度が上がるよね。
スピーカー 1
成功だね。
性格を知ってるから。
スピーカー 2
これでさ、なんかさ、落としてやろうってさ、
もうすごい岡間の嫌な感情でさ、
行ったから落としてやろうと思って立ち当てつけて、
夜やっちゃったみたいな話だったら、
なんもなんかドラマって感じないんだけど、
もうその彼の性格を知っててさ、
普通に向こうくんも素の状態でさ、
スピーカー 1
いや本当あれは素だったね。
それをやんなきゃやんなきゃっていう気持ちしかないから。
スピーカー 2
でしょ?それでさ、ちょっとさ、
外に出て寒いって言ってる時にさ、
手元暗いだろ?って言って、
明かりがつくんだよ。
あったかいじゃん、そこだけも。
スピーカー 1
これ誰かが話すとなんかすっごい気恥ずかしい話だなって思っちゃう。
スピーカー 2
俺もうその話をさ、もう聞いた時にさ、
もうなんかあーってなる。
羨ましいよ、そういうのって。
だから電車のさ、中で通勤とか通学途中に、
かっこいい人がいて、その人に声かけて、
スピーカー 1
実は向こうも、みたいな話じゃん。
スピーカー 2
そういうさ、一般男女の話を段々に置き換えて成立したみたいな話だから、
めちゃめちゃいいなと思って。
もうBLにしたらいいのに。
スピーカー 1
でもなんかそういうふうに言われたこともある。
それってBLじゃん?みたいな感じのことを言われたこともある。
だからさ、これから先もこの話でご飯食べていくために別れません。
スピーカー 2
それもいい。すごい打算的でいい。
いい、なんかマーサスチュアート感がある。
結婚さえも自分の利益として使う。
スピーカー 1
もうウォルマーと石鹸するみたいな感じ。
スピーカー 2
いいね。でも本当にいいと思う。
この話を聞いてきゅんきゅんした人は、
39:02
スピーカー 2
引用リツイートとかできゅんきゅん書いてほしい。
めちゃめちゃいいね、この話。
スピーカー 1
自分でね、向こうの話なんだよ。
スピーカー 2
向こうの話なのに、俺話でちょっと幸せになっちゃうんだよね。
なんか何これって。
スピーカー 1
なんだろうね。
うらやましいって話。
スピーカー 2
それだったら別れないよなっていうのもある。
スピーカー 1
ちょっと別れないかな。
それを上回るほどのマイナス面みたいなものを、
幸いなことに今のところ見てないので。
友達からスタートしたっていうところが結構大きいんだけど、
いまだに友達感覚が結構強いのね。
スピーカー 2
いいかも。
スピーカー 1
少なくとも俺側は。
もちろん好きになった人でそんなにドラマチックな告白をしたから、
恋人だって認識もあるし、彼氏だって認識もあるし、
家族だって認識ももちろんあるんだけど、
その中で一番強い関係性っていまだ友達の感覚なの?
スピーカー 2
それってでもいいよね。いい関係だよね。
結構仲いい人って対等だよね。
夫婦でもさ。
スピーカー 1
そうそうそう。フラットっていうかね、感覚がさ。
だから友達である気持ちが強いから、
よくありがちなのが、
彼氏なんだからさ、もっとちゃんとこっち見てよとかさ、
役割の定義付けで。
押し付けちゃうことがない。
それをしない感覚が強いっていうか、
スピーカー 2
友達にさ、友達なんだからって言うのなんか嫌じゃん。
それもずっと物押し付けみたいな話だもんね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
それをやっぱりしたくなくって、
さらにその友達感が強いから、
彼のことは束縛をまずしたくないっていうか、
俺も強い変な束縛はされたくないし、
っていう気持ちがお互いにきちんとあるっていうのは、
ひとつ秘訣というか、
要因のひとつかなと思って続けられる。
相手のことを常に自分と一緒にいてほしいとかさ、
スピーカー 2
相手の世界を全部自分だけに、自分色に染めたいとか。
スピーカー 1
っていう感覚だとやっぱりちょっとそれはなーって、
俺は個人的に思う。
スピーカー 2
お互いコントロールし合っちゃうみたいなのが見えたときは、
スピーカー 1
ちょっとやっぱりやだって思うね。
そうだね、それはあるかな。
でもきっとこれも今はそうやってさらっと言えるけど、
細かい束縛とかそういうちっちゃなことを、
いろいろ試行錯誤してきたから言えるのかなと思う。
衝突ありきだよね。
そこでやっぱり折り合いつけてきて、
これはあの人が嫌なんだなって。
逆にこれは俺は嫌だなっていうところを、
擦り合わせしてとって丸みつけて、
スピーカー 2
お互い持ってるっていう感じはある。
その折り合いのつけ方も、
42:00
スピーカー 2
むこくんと彼氏さんだから、
スピーカー 1
この折り合いのつけ方になったわけで、
やっぱりそのパターンがあるからね。
スピーカー 2
その人によってどういうふうなことが。
これは絶対言っちゃいけないことの度合いがさ、
ただちょっと言われたくないことなのか、
本当に嫌なこととかもあったりするじゃん。
そことかも探っていかないとわかんないっていうか、
一回はちょっと怒られなきゃいけないこともあるかもしれないし。
そういうことを折り合いつけてたってことだもんね。
スピーカー 1
そうだね。そういうことをするにもエネルギーって必要じゃん。
そのエネルギーを使っても続けたかったんだろうね、きっと。
スピーカー 2
いい話になっちゃった。
スピーカー 1
後から思うと。
スピーカー 2
いい話。でもそことなんだよね。
スピーカー 1
だって探り探りやったり、一回ちょっと怒られるとかさ、
それ一つ一つにしたってみんなエネルギー使うじゃん。
スピーカー 2
使う使う。だからそうなのそうなの。
同じエネルギー使うんだったら、
使った結果前に進めるような使い方のほうがいいよね。
スピーカー 1
いいなって思うよ。
スピーカー 2
すごい我慢して我慢してさ、
お前とはやってらんねえよ、別れてやるって言ってさ、
別れるっていうエネルギーを使うんだったら、
ちょっとずつぶつかって、総合的に同じぐらいの、
ちっちゃいぶつかり方をちょこちょこして。
スピーカー 1
そうそう、こだしにこだしにみたいな感じでさ。
スピーカー 2
我慢して。
スピーカー 1
それはあるかな。
スピーカー 2
それで向こうから喧嘩とかになったりもするけれど、
でもそれで結果次はそういうのをやらないとか、
やったとしても度合いが低くなるとか、
徐々になくなっていく方向になっていくっていうのは、
同じダメージの総量でも、そっちのほうがいいよね。
スピーカー 1
そういうときにまたさ、相手の本性みたいなものが垣間見れたりもするしね。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
それで、それでもなおダメだって思ったら、やっぱりそれはダメなときだっていうのは。
そうそう、やっぱりどっかで線引かなきゃいけないなっていうときもあるだろうし。
スピーカー 2
だからこそ、長く続けてて思うのは、
ダメになったときはダメなんだろうなって気持ちもどっかあるっていうのはそういうことなんだ。
スピーカー 1
あるね、それはある。
そうなったらしょうがないかなっていう部分もあるけど、
できればそうならないほうがいいなとも思うし、
さっきワーッと最初は盛り上がって、グラフの線がピューって上がるみたいな話したじゃん。
で、それが段々段々下がってきてさ、
100やったのが50あたりで、フラットにずっとロングテールで続いてるみたいな話したじゃない?
それぐらいのほうのほうが、人としての付き合いは面白いと思うんだよね。
わかるわかるわかるわかる。
ワーッて盛り上がってるときって、それがある意味、麻酔みたいな感じになってる気がするね。
スピーカー 2
ワーッてなりすぎちゃって、他の悪いとこも見えない部分もあったりとか。
だから自分もダメージ受けてんのに気づかないとかね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
そこが冷めてきて、夢から冷めてパッと見たときからの付き合いのほうが、経験上面白いなって思う。
45:07
スピーカー 2
自分の中でも落ち着いてきてるときに、落ち着いたときに本当に好きだって思えたら好きなんだもんね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
好き好きの頃は、ちょっと嫌なことでも好きって思いたいから好きみたいなさ。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
好きに酔ってる自分がいるから。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
それから冷めたときの日常的に、じゃあこれ片付けとくねって言ってくれたときに、
あ、こいついいやつだなって思うこととかさ、そういうことの嫌いも好きもそうだけど積み重ねとかがあるじゃん。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
そういうこととかだよね。
わかる。
わかる!
スピーカー 1
そんな感じ。
わかる。
肉田浩二さん。
肉田浩二さんでしょ。とてとてとてとてって画面横切っていくやつ。
さてさて。
スピーカー 2
こんな感じしか喋れなかったけど。
スピーカー 1
なってるようでなってないようで、ちょっとなってるかもしれないけど。
スピーカー 2
きゅんきゅんして。今回はきゅんきゅんしてって思った。
スピーカー 1
していただけたらまあ。
スピーカー 2
たぶんあれだよ、おむくぶんが自分で感じているよりも、もっときゅんきゅんする話なんだよ、これたぶん。
スピーカー 1
何、他の人が聞いたらってこと?
スピーカー 2
俺が喋ったらちょっと恥ずかしかったでしょ。
スピーカー 1
恥ずかしかった、すっごい。
スピーカー 2
これを別の人で、だから俺とかで当てはめてみたら結構なすごい話じゃない。
スピーカー 1
そうか、そういうことになるんだね。
ちょっと他から見た、俯瞰で見たら結構なきゅんきゅん度高かったから。
これだって別にそういうふうにさせるためにそうしたわけじゃないからね。
仕組んだシナリオじゃないからね。
スピーカー 2
人生にシナリオなんかない。
スピーカー 1
でもほんとそう。ほんとそう思う。
だしもし自分が脚本シナリオライターだとしたら、こういうのは描けないなって思う。
うちだって牧子さんとかのほうが描きたいほうだから。
ドロドロの。
そういう系が描きたいほうだから。
スピーカー 2
絵描けなかったよね。
スピーカー 1
絵描けなかったね。
うちは橋田菅子なんで。実家のほうが。
実家のほうがね。渡瀬けん。
うちの母親がピンコみたいな感じの扱いを受けてたからさ。
渡瀬けんのときのピンコさんは不遇な扱いをされるほうだもんね。
そうそう。リアルピンコじゃないよ。
自分がやっぱりこうしたいとか、そういうのじゃないところに落としどころがあったりするのかなって思うよね。
スピーカー 2
こうしようと思ってやれるのも素晴らしいかもしれないけど、そうじゃなく結果いいみたいなところがある。
結果いいって振り返るポイントによって、今最悪っていうときの場合もあるからね。
スピーカー 1
あるね、それもあるよね。
スピーカー 2
そんなドラマチックな出会いをしたのってさ、なんだよこれっていうことだったはずなのに。
スピーカー 1
あるある。
そのときにはきっともう、なんだよこれのときにはそんなドラマチックな出会いをしたなんて、これっぽっちも思ってないもんね。
48:03
スピーカー 2
そうだよね。
完全に抜けちゃってると思う。
でもいいお話を聞けましたよ、また。また定期的にこの回は聞いてみようか。
スピーカー 1
いやいや、定期的とか恥ずかしいなって思う。
でもこんなやつもいるんだなって思ってくれたらいいなって。
いいなって思います。
一世一代の決断をした、こうある岡間の話でした。
スピーカー 2
今回も最後までお聞きいただきありがとうございます。
この番組では皆さんからのお便りをお待ちしております。
概要欄のお便りフォームよりお寄せください。
ツイッターでも感想などをつぶやいていただけると嬉しいです。
スピーカー 1
インスタグラムもやってます。
こちらもIDはEOKARU。
スピーカー 2
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ということで、そろそろお別れの時間です。
次回またお会いしましょう。
お相手はリュウと
スピーカー 1
めこでした。
スピーカー 2
おうちぃ。
49:34

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