スピーカー 2
ということで、今回のテーマはゆうみんなんです。
スピーカー 1
ゆうみんね。
スピーカー 2
そう、たつやんが結構ゆうみん好きっていうのは、すごく大人気のインスタのストーリーとか。
結構見てると、お題ストーリーでできるのとかあるじゃん。
スピーカー 1
あー、あるね。
スピーカー 2
あのときに、基本はゆうみんとこから持ってきてるんです、ストーリー。
そういうのとかもありつつ、たつやんはゆうみん好きだなっていうのがあったから、ちょっとお話ししてみようと思うんですよ。
じゃあ、ゆうみんとのエピソードみたいなさ、別にそんな改まった感じじゃないんだけど、
マイファーストゆうみん大会しようぜ。
スピーカー 1
じゃあ、一番薄っぺらい私からいきます。
スピーカー 2
すごいじゃん。それで濃いこと言うなよ。そうやってやるでしょ、そういうのなんか。
スピーカー 1
いやでも、濃い薄いは考えてみたらそれぞれ違うもんね。
スピーカー 2
そうだよね。自分のゆうみんを喋よう。
スピーカー 1
俺のゆうみんの最初、一番最初にゆうみんというものに触れたきっかけというか、エピソード的なものは、CMなんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
ゆうみんっていろいろね、CMとかドラマの主題歌とかいろんなところには使われてると思うんだけども、
小学校多分6年ぐらいだった気がするんだけど、三菱っていう車のメーカーがありまして、三菱の車の、
今ないんだっけ三菱って。
スピーカー 2
あるあるある。
スピーカー 1
あるよ、びっくりした。
あるけど、昔ほどの勢いは多分ない。今も一応あるはあるけど。
そこの車の一つの車種のCMでゆうみんが流れてて、最初はゆうみんって存在を全然知らなくて、
ただそれを聞いた時に、なんかメロディーラインがすごく自分の中にグッときたっていうか、ヒットして、
これ誰が歌ってるんだろうねって思ってて、昔テレビでそういうアーティストが歌ってる曲が流れると、
右下か左下の方に歌ってる人の名前がソングバイダレダレみたいな感じで、
テロップが出たり、出ないのもあったんだけど、出ることが多くて、その時にそこにゆうみんって、
それもゆうみんってカタカナで書いてるんじゃなくて、アルファベットってゆうみんぐっていう風に書かれてて、
スピーカー 2
ゆうみんぐでゆうみん。
スピーカー 1
これでゆうみんってまず読むんだっていうのと、ゆうみんって周りで言ってる人いたなぐらいの感覚で、
そこで初めてこれがゆうみんの歌なんだって思って、その曲が入ってるアルバムを買ったなっていうのが一番最初の記憶で、
その曲がリフレインが叫んでるっていう曲なんですけど。
スピーカー 2
それを聴いて、探して買ったってこと?
スピーカー 1
そう、当時は今みたいにインターネットないから、ゆうみんの曲ってとこまではわかるわけだよ。
そうだよね。曲名がわかんないもんね。
そう、曲名がわかんないから、この曲の時は自分のメディアとして書いたいなとは思ったけど、
スピーカー 2
わかんなかったから、たぶんしばらくほっといたんだと思うの。
スピーカー 1
で、別のCDなりカセットなりを買いに行った時に、その店内で流れてたの。
スピーカー 2
すごいじゃん。
スピーカー 1
たまたまだと思うんだけど。
スピーカー 2
ラッキー。
スピーカー 1
たまたま流れてて、店員さんにこれ何ですかって聞いたから。
それでこれがリフレインが叫んでるっていう曲だっていうのがわかって、
これ欲しいんですって言ったら、このアルバムに入ってますよって言って出してくれたかな。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
それがまだカセットでした。
スピーカー 2
それだっていつよ。
スピーカー 1
もうたぶんその歌が出てからはしばらくは経てたと思うんだよね。
たぶんね、静粋に元年とかだと思う。
スピーカー 2
中学生で勇気を振り絞って聴いてみたんだ。
スピーカー 1
だからやっぱりそこは突き動かされたんだろうね。たまたま流れてたから。
スピーカー 2
すごいさ、それほど良かったってことだよね。
スピーカー 1
聴きたいなって、自分の手元に置いておきたいなっていう曲にはなった。その時。
スピーカー 2
だから人に聞いてまで俺たぶんいい曲ってさ、結構恥ずかしくない?当時だったら。
スピーカー 1
友達によってはその場で歌うっていう人もいたの。
その曲がわかんないから。
スピーカー 2
その曲ね。
スピーカー 1
ハミングみたいなことをして、店員さんがそれだっていう風にやってくれるよって言ってた友達もいたんだけど、
俺はそれができなくて。
本当だからたまたま流れたから、店員さんにタタタって言って、
これなんですけど、みたいな感じで言った曲が。
スピーカー 2
すげえラッキーだったんだ。
スピーカー 1
今思うとさ、曲の情報を手に入れるのにもそんなことしてたんだなって思うね。
スピーカー 2
いや本当だよ。結構大変じゃなかった?
スピーカー 1
大変だったと思う。
本当そうやってやんないとさ、わからなかったもんね。
スピーカー 2
でもさ、今だったらシャザムとかさ。
スピーカー 1
そうそうそう。そうなんでね、さらっとできるけど。
スピーカー 2
ラジオだったらもう、今かかってるのをさ、サイト見たら今何かかかってるとかね、見れる。
あれJWが始めた時にさ、もう劇的だと思ったもんね。
アラジンっていうサービスだったよね。
スピーカー 1
なんでアラジンかわかんないけど。
本当にさ、耳にした曲名を、誰のものなのかそれに関する情報を集めるのに、
すごいエネルギーが必要だったよねって思う。
学校の校内放送、お昼の校内放送とかでかかった曲とかを、それこそ放送委員の子に聞いたりとかさ。
たった1曲のそれを知るために。
テレビの、だからドラマの主題歌とかで流れた場合も、
エンドテロップにさ、主題歌誰々の何々って曲みたいに流れるじゃん。
流れるっていうか、表示されるじゃない。
でもさ、当時さ、携帯にカメラがない。
パッと撮って、パッと見れるカメラがないじゃん。デジカメがないから。
画面を写真撮るっていうのが、今だったらまだできるけど、それもできなくて。
スピーカー 2
だって写真撮ったってさ、現像するために一応撮らなきゃいけないからさ。
ちゃんと撮れてるかどうかもわかんないしさ。すぐビデオ撮るって言ってもさ、VHS入れなきゃいけないからさ。
スピーカー 1
連続ドラマだったら2回目以降は撮ってるかなって。
スピーカー 2
ここのタイミングで流れるみたいなね。
スピーカー 1
そうじゃない、ほんとその1回だけの番組とかだと、それを必死でメモ撮ってたよなって思って。
スピーカー 2
してたしてた。
スピーカー 1
誰々の何々って曲、ああ消えちゃったみたいな。でもこんな感じみたいになって、
後からなんか例えば、ねこファンじゃないけど、音楽情報誌とか見て、
スピーカー 2
最近のこの人の曲で、ああこれかもみたいな感じに照らし合わせたりとかして。
スピーカー 1
やったよなーって思うよね。
スピーカー 2
TOKIO HOT100の何位っていうのだけ覚えてて、その後にどっかで1位から100位までまとまってるフライヤーを取りに行って。
スピーカー 1
そうだね、でもそういう感じ。
スピーカー 2
何位か覚え間違えてたら、それもわかんなくなって違うの買っちゃったりするもんね。
スピーカー 1
それもそういう失敗ももちろん何度もあるじゃない、そういう。
なんかこのアーティストのCMに流れてるし、今流れてるやつだから最新曲だろうと思って、
録に調べもせずに、そのアーティストの最新のニューシングルって出てるから8cmのCD買って、
これだろうと思って聞いたら全然違うっていう。
スピーカー 2
ちょっと昔のが使われてたのかね。
スピーカー 1
前のアルバムからの曲とかを使ったりすると、そういうトラップあり?みたいなさ。
スピーカー 2
ね、洋楽ありがちだったよね。
スピーカー 1
そういうのあったよ。洋楽は本当に多かったね、そういうのね。
スピーカー 2
要は有名な曲だから使ってたんだけど、今その人がめちゃめちゃ有名かどうかじゃなくて、
最新シングルっていうかシングルも買えなかったけど昔は、洋楽のシングルなんて。
洋楽ってシングルで出ること少なかったもんね。8cmシングルにはあんまり出られないでしょ。
スピーカー 2
輸入から、日本のレコード会社を通して出る場合には8cmシングルだったけど、
ほとんど輸入版だったもんね。
スピーカー 1
そうだよね。だから12cmしかなかったよね、と思って。
スピーカー 3
洋楽であの短冊ってほとんど覚えるかない?
スピーカー 2
なかなかないよね。
スピーカー 1
見た思いがないかも。
スピーカー 2
あれは出てそうじゃない?
オールウェイズラブユーとか出てそうじゃない?
スピーカー 1
ホリッドユーは多分あったと思う。
スピーカー 3
マドンナとかもあったような気がする。
スピーカー 2
あった、マドンナあった。
スピーカー 1
これさっきリュウくんが言ってたダイアナロスは、一曲をそれで買った覚えがある。
ドラマがやっぱり主題歌になってて、それはやっぱりシングルカットされてたんだなと思って。
スピーカー 3
そうか、ドラマになったらサイアップで売れるみたいなのがある。レコード会社もやりがちだった。
この人のCDか、シングル。あ、出てこない。シャイガイの人。
スピーカー 2
あ、ダイアナキング。
ダイアナキング、回せ回せ。何を回すんかみたいなことを言ってた、みんなで。
スピーカー 1
マンション以外懐かしいな。
あれ買ったな、覚えてる。
スピーカー 2
その同時期に、スノーマンのセクシーガールでしたよね。
あれ、そうでもない。そうでもなかった。
スピーカー 1
待って待って、スノーマンって。
スピーカー 2
じゃなくて、スノー。
スピーカー 1
スノー?
スピーカー 2
セクシーガールとかじゃない?
スピーカー 1
あ、聞いたことある。
スピーカー 2
それ多分同時期に出てて、ラップも入ってたから間違えてた。
言わなければよかった。
言わなければ多いの多い。
スピーカー 1
今スノーマンって言われたから、え、ジャニーズ?って思って。
スピーカー 2
ホットだし、いろいろ。
ダメダメダメダメ。
スピーカー 1
そうだね、8cmCDって本当に今思うと一時期の流行りというか流れになっちゃったよね。
残んなかったもんね、あれ。
スピーカー 2
あ、そうそう、ユーミンで言えばさ、500円のワンコインCDでさ、出たよね。
春が来た。あれ?春が来ただよね。
スピーカー 1
春よ恋じゃないの?
スピーカー 2
春が来たはお祭りの高子だ。
スピーカー 3
それ春が来たらでしょ。
スピーカー 2
春よ恋ってワンコインCDじゃなかった?
スピーカー 1
ワンコインCDって何?
500円で買えるの?
スピーカー 2
そう、当時ワンコインCDっていうのが何個か出て、それ春よ恋が確かワンコインCDだった気がする。
スピーカー 3
あ、ほんまや。
スピーカー 1
えー。
スピーカー 2
だからその1曲とインストしか入ってないみたいな。
カップリングなし。
だから半額だった。
ピースはセカンドビートなし。
へー。
スピーカー 1
これ知らない。
スピーカー 3
シック持ってたけど知らない。
スピーカー 2
買ったんですよ。
スピーカー 3
意識してなかった。
スピーカー 2
そうなの?
スピーカー 1
だからワンコインだから買おうかって言って俺これ持ってたもん。
スピーカー 2
結構さ、カップリングっていらなかったりするじゃん。
これ聴きたいからさ、これとカラオケ入ってたらいいよねって言って、
カラオケ時代だったからすごい友達と、こういうのいいよね、もっと増えればいいのにねって言ってたんだけどやっぱ儲けなかったんだもんね。
スピーカー 3
そうだねー。
スピーカー 1
なんかすごいね、1000円が一般の値段で、1曲しか入ってないから半額っていうのがわかりやすいな、すごい。
スピーカー 2
その感情の仕方がさ、絶対違うよね。
スピーカー 1
絶対違う。
そんなわけないやろ。
スピーカー 2
ボロボロどうなってんだよって。
スピーカー 1
そうそうそう。
制作費は別に半分じゃないじゃんって。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
へー初めて知った、そうなんだ。
スピーカー 2
多分他にもなんかあった気がするんだよな。
スピーカー 1
多分ね、この頃ね、CDは基本買ってないのよ。
スピーカー 3
レンタルで。
スピーカー 2
スタヤとか。
スピーカー 1
シングルに関してはほぼほぼレンタルで、それぐらいいろんなの聴きたかったのね俺。
それこそオリコンの1位から10位だったら全部聴きたいって思ってて、そうするとシングルを全部買ってる余裕は当然なくて。
でもその頃はレンタルが当たり前にあったから、レンタルで借りまくってた時期だなと思って。
スピーカー 2
春夜恋とかまさに。
春夜恋はそれこそ500円だから買ったけど、他の、ちょうどその頃で言うと、なんだろうね、ハローマイフレンドとか?
スピーカー 1
あれは多分借りてる。真夏の夜の夢とか借りてる。
ちょうどその頃だよね。
そうそう、ユーミンの歌だとそうだよね。
真夏の夜の夢。
スピーカー 2
マイフェバリット1994じゃないけど、その時期に出たやつのシングルだけ集めたやつをテープにつけて、それで通ってた気がする。
スピーカー 1
そうだね。懐かしい。
この時点で懐かしいだけど、ユーミンもっと前からだもんね。
スピーカー 2
そうだよ。だから、新井ユミっていうのもさ、丸ごと知らなくて、俺は松井ユミに会ってるから。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
俺もそうだな。
後から、
結婚前だ、そうだったんだ、みたいなイメージ。
スピーカー 1
後からこの曲は新井ユミ時代だったんだってのも後から知った感じがするもんね。
はいはい、あれでしょ?
魔女宅急便のルージュの伝言。
あ、これは新井ユミの時だったんだね、とか。
スピーカー 3
魔女の宅急便、中学校の時だったと思うんですけど、この時に歌ってるのは新井ユミって書いてる。
これって松井ユミと同一人物みたいな話を友達とした覚えがある。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
親とかが聞いてる人は詳しいから、そうなんだよっていうのを教えてくれる人がいて、
それで繋がるみたいな、そういう感じだった。
スピーカー 1
そうだった、そうだった。
スピーカー 3
松人谷から入って全然その存在を意識しなかったから、モーマークになったんですよね。
スピーカー 2
モーマークだよね。
松人谷ユミって最先端の音楽をする人みたいなイメージあったじゃん、バブルの頃とか。
スピーカー 1
まあそうだね。
スピーカー 2
だからこの新井ユミとしての曲がアコースティック感があって、
ユミと繋がらなくて、あ、昔はこんな感じの曲作ってたんだ、みたいな印象はあった。
スピーカー 1
これも後付けだけど、他の人に提供してる曲をだいぶ後になって、
あ、これユミだったんだって思った。
赤井スイトキーとか、まさにそんな感じで。
それも名前が違うじゃん。クレタカルホ。
スピーカー 2
クレタカルホなの、あれ。
スピーカー 3
クレタカルホっていう。
スピーカー 2
クレタカルホだよね。
グレタカルホを文字って、クレタカルホっていう。
スピーカー 1
それも後から知ったなって思うと、ここが同じ人なんだって思って、
スピーカー 2
そういうやり方があるんだねって思ったりとか。
仲間付き合ってるパートナーのお姉ちゃんが、SNS始めたんだって言ったときの名前がクレタカルホで、
なんだクレタカルホでって言ったら、ユミだよって言われたときに、あ、おーって感じで。
スピーカー 1
そこでリンクした、みたいな。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 3
駆動静香のあえりみたいな。
タツヤンのユミはどこから?
僕もテレビとかで耳にはしてて、CMとか表金属のエンディングとかで耳にはしてて、
そういう中でラジオを聴く習慣ができて、オールナイト日本とかを聴き出して、
ちゃんと曲として、一曲丸聴くとかいうのをそこで初めて知ったときに、
スピーカー 1
体験として、情景がバーっと浮かぶとか、見たことないのに歌詞の情景が浮かぶとか、
スピーカー 3
体験したことのないような懐かしさをちゃんと感じるとか、新しい言葉をそこで知るとか、
そういう体験をしたのが僕にそれが有意味だったので、それでハマった。
その楽曲の良さもあるけども、そういう体験とセットで好きになったんですよね。
スピーカー 2
確かにさ、詩でさ、新しい言葉とかを結構使ってた感じあるよね。
スピーカー 3
普段使わない言葉みたいなのを使ってみたりとかさ。
それあるかも。
スピーカー 2
新しい世界を知ったみたいな感じになるよね、そういうときって。
スピーカー 1
歌詞からその情景がバーっと思い浮かぶみたいな雰囲気の曲が確かに多いなって気はするよね。
スピーカー 3
よく見たことないんだけど浮かぶっていうのは、
それが宇宙だったりとか夕暮れだったりとか、それはいろいろだけど、
スピーカー 2
っていうのが初めてで、それが新鮮で、っていうのがありましたね。
スピーカー 1
それでラジオでちゃんと録音して、テープで録って、
スピーカー 3
さすがに起きてられなかったんで、120分テープで録って、聴き直すとか、途中からそれでも。
最初の頃はラジカセは持ってなかったから、
この曲好きな曲と思って慌てて歌詞を書き留めたりとか、
スピーカー 1
この間聴いて、聴き流してしまったけど、またあの曲やと思って、歌詞を慌てて書き留めて。
スピーカー 1
必死でさ、残そうとしたよね、あの頃ってね。
スピーカー 2
なんとかしてこれを自分のところに何かで残しておきたいって思う気持ちって、今よりはるかに強かったなって思う。
CDとかカセットとかが手に届くまで、歌詞をはっきり読めなかったもんね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
だから勘違いで覚えてるものとかも結構あったよね。
スピーカー 1
あったあったあった。全然あった。
もう英語になってくると全然聞き取れなかったりするし。
スピーカー 2
懐かしいね、そういうのもあったよね。
スピーカー 1
深夜番組だったから120分テープで録ったのもすげえ懐かしい。
スピーカー 2
3倍で撮れたりするのとかもあったよね。
スピーカー 1
録音時間でしょ?
スピーカー 2
録音時間を3倍とかで。だからもう画質とかすげえ悪いんだけど。
スピーカー 3
ああ、ビデオね。
スピーカー 1
ビデオテープは高かったしね。カセットよりはるかに単価が高かったからさ。
スピーカー 2
なんか3倍速に強いみたいなの出してた時あったもんね。
スピーカー 1
その3倍を目当てに3倍速で撮るのに強いみたいな名前で売ってたビデオテープあったなと思って。
スピーカー 2
まさに擦り切れるほど聞いたとか擦り切れるほど見たっていうのは本当そういう世代だったんだね、多分俺たちね。
スピーカー 1
そうだよね。だから今のサブスクが当たり前の世代にしてみると、
擦り切れるほど聞いたっていう言葉はある程度の想像力がないと理解できないよね。
スピーカー 3
感覚的にはね、なんとなく分かったかもしれないけど。
スピーカー 2
何回も擦ったってことですよね、みたいな感じで。分かるかもしれないけど。
何回もっていう意味だろうけど、擦り切れるっていうのは擦り切れないんだもんね。
スピーカー 3
本当にあのテープが伸びてくる感じ。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
聞きすぎてさ、カラオケでなんかテンポ違う、速いなみたいなのあったよね。
スピーカー 3
うちで聞いたのと違うなって。
スピーカー 2
あれ、うちで聞いてるのとちょっと違うんだけどみたいなのあったよね。聞きすぎて。
スピーカー 1
それはあった。あとやっぱりディップ機の性能があんまり良くないと、だんだんモーターが滅化してきたりとかで。
あれ、この曲ってもうちょっとテンポ速かっただけ?速かったと思うけど。
でもこれはあれか、ベスト10だから速くしたのかとか勝手に自分の中で納得させた。
テレビ番組に収めなきゃいけないから、次の人もいるから速くしたんじゃないの?みたいな。
スピーカー 2
尺の問題だったっていうね。
スピーカー 1
だいぶ後になってCDデッキがうちに来た時に、その頃テープでしか持ってなかった曲をもう一回レンタルで借りたりとかしたことがあるので。
スピーカー 2
その時に初めて、あ、これはうちのデッキが遅かったんだなっていうのが分かったっていう。
あとなんかこう、早送りとか巻き戻しとかをしすぎると良くないっていう。
そうそうそう、あったよ。言われてた言われてた。
スピーカー 3
星伝説みたいな。
スピーカー 1
あったね。
スピーカー 3
でも絶対テープに負荷はかかるよね、間違いなんでね。
スピーカー 1
物理的にね、引っ張ってる。
スピーカー 2
本当にね、あっという間に駆逐されちゃったもんね。
スピーカー 3
MDケースみたいなの無印で売ってたよね。
スピーカー 1
売ってた?買ったことある俺それ。
スピーカー 3
20枚くらい入るやつ。
そうそうそうそう。
あったよね、今の唐突に思い出した。
スピーカー 1
でもMDすげえ便利だったなって今話してたけど、MDまでは確実に持ち歩かなきゃいけなかったんだよね、そのメディアを。
スピーカー 2
ディスクマンってなかなか買えなかった感じある。
スピーカー 1
あったなー。
スピーカー 2
ディスクマンってCDウォークマンのことなんだけど、ちゃんと言わなかったら知らない人いるかもしれないから。
そうだね。
だけどそこまでは欲しくないみたいなのあるじゃん。
価格としても高いし、音飛びもあるし、持ち運びにはCDってね。
スピーカー 1
そうだね、ちょっと大きいからね。
スピーカー 2
ちょっと貯めて音飛び部分大丈夫みたいなのも出たりしてたけど、APSみたいなやつ。
スピーカー 1
音飛びガードあった。先読みしとくやつでしょ。
スピーカー 2
だけどそれにしてはみたいなのがあったからやっぱりMD出た時ってすごかったんだよね。
スピーカー 1
いやーすごかった。あれはもう画期的で、これ以上のものはないってやっぱり思ったもんね。
本当に思った。
スピーカー 2
あんな大きいものをさ、こんなちっちゃく持っていけるっていうさ。
スピーカー 3
個人でデジタルで。
スピーカー 1
そう、自分で曲順は編集できるし、レタリングしなくても文字は入れられるし。
スピーカー 2
俺って今何聞いてんだっけってわざと見たりしたよね。
スピーカー 1
リモコンででしょ、しかも。
スピーカー 2
そうそう、リモコンで。
スピーカー 1
リモコンのちっちゃい細長い画面で見たりしたよ。
スピーカー 2
学生服のとこのポケットとか。
わかるー。
ピッて挟めるからさ。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 3
クリップついてたね。
スピーカー 1
そう。
その頃からさ、リモコンの先だけヘッドホン変えられるようになったりしてきたんだよね。
スピーカー 2
ピッてね。
スピーカー 1
そう、ちっちゃいミニプラグになってて。
スピーカー 2
そこだけちょっと赤にしてみて。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
カバンと合わせましたみたいな。
ソニーがそういうプロモーション上手かったじゃん。
スピーカー 2
売り方上手かったよね。
そこでメディアを持たなくなったっていうところはiPodめちゃめちゃでかいからね。
スピーカー 1
そうなんだよ、iPodの中に全部入ったっていうね。
スピーカー 2
ジャケットも入るじゃん。
スピーカー 1
そうそうそうそう、入る。
あれはね、もうすごいなって思った、出てきた時に。
もう敵わないなって思った。
スピーカー 2
それでもさ、今の人たちにさ、思ったらさ、え?ハードディスク持ってたんですか?
確かにそうだね。
ハードディスク持ち歩くって。
音付けじゃなくてですよね、みたいな。
スピーカー 3
なるよね。
スピーカー 2
カリカリカリカリって言ってたじゃん、だって。
スピーカー 3
そりゃそうだよ。
スピーカー 1
そうだよね、最初の頃のiPodはハードディスクだもんね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 3
懐かしい。
でもあの丸い操作、なんていうの?あのボタン。
分かる分かる。
未来感じたよね。
スピーカー 2
感じた。
スピーカー 1
感じた。
ボタンじゃなくて触るだけで、なぞるだけでっていうのはすげーなーって思った。
スピーカー 2
初代から2代目、3代目になって、よりタッチだけになったりしたじゃん。
そうそう、最初はクリックボタンじゃなくなったっていうところとか。
そこがちょっとかっこよかったよね、やっぱ。
スピーカー 1
で、それがだんだんだんだん小さくなってした。
スピーカー 2
シャッフルが出て。
スピーカー 1
シャッフルが出て、そう。
で、今度そしたらアプリの一つになっちゃったもんね。
スピーカー 2
もうなんか、ほんとだよ。
iPodって知らないんだよね、逆に言うと。
スピーカー 1
そうだね、今だってもうアプリもiPodって名前じゃないもんね。
スピーカー 2
ミュージックとかになったんでしょ、きっと。
iPodっていう端末としてもうね、そうだよね。
スピーカー 1
iPodはもうだって売ってないんだよね、きっとね。
ラインナップとしてない。
スピーカー 2
一応あんじゃないの?
スピーカー 1
あんのかな?
スピーカー 2
もうないんか。
スピーカー 3
ない。
スピーカー 1
ない。
スピーカー 3
もうない。
スピーカー 2
今聞いているこのPodcastだって、iPodで聞くものだからPodcastだからね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 3
Apple Watchってそんなのあるのかな、その機能って。
音源を入れて聞けるっていうのあるのかな。
スピーカー 1
ミュージックっていうのはあって。
スピーカー 3
で聞けるのか。
そういうことか。