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2023-05-16 10:24

#52【ニュース】薬 + 運転 の危険性とは

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石見自動車教習所の現役指導員が配信する番組です。

#52【ニュース】薬 + 運転 の危険性とは

皆さんの中には、日常から薬を服用されておられる方もいるかと思います。

薬を飲んで車を運転するうえでの注意点とは。また、普段は薬を飲まないという方も、体調の悪いときに風邪薬を飲みたい、というときには注意が必要です。

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00:05
皆さん、こんばんは。5月16日、夜10時になりました、いわみTVのお時間です。
この番組は、日々のニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、早速、記事を一見紹介します。
今日の記事は、実際に起きた具体的な交通事故のニュースではなく、車を運転する人に向けた注意喚起の記事でございます。
メルクマールという会社の記事です。
ヤフーニュースより引っ張ってまいりました。
タイトルが、車プラス厚生診薬に潜む運転リスク、眠気・集中力低下の注意喚起も矛盾する地方の現実、完全解決は自動運転の普及だというタイトルでございます。
記事がかなり長い文章ですので、一部抜粋しながら紹介しようと思います。
精神医療と車社会の関わりといって、皆さんは何を連想するだろうか。
今、一番多くの人が連想するのは、認知症による運転免許証の取消処分ではないかと思う。
実際それは大きな問題で、2017年には改正道路交通法が施行され、警視庁の発表によれば、2021年だけで51万人以上が運転免許証を自主返納したという。
超高齢化社会ではドライバーが認知症になってしまうケースも増え、精神科医がそのための診断に関わる場面が急増している。
では、精神科医と車社会の関わりはそれだけだろうか。
いや、実際には他にもいろいろある。
痙攣を起こしてしまう疾患や、睡眠発作を起こしてしまう疾患など、運転技能に差し支える疾患の診断と治療に精神科医は昔から携わっていた。
加えて、精神科医は様々な抗精神薬、抗精神薬とはメンタルに作用する様々な効果を持った薬の総称である、を処方することで実際には自動車運転に何らかの影響を与え続けている。
認知症とはまた別に、精神疾患全体も急増している。
厚労省患者調査によれば、2020年の段階で精神疾患の患者数は600万人を超えており、その多くが抗精神薬を内服していることを考えると、本当は抗精神薬と運転の問題はかなり大きく、ちゃんと意識されなければならないはずである。
03:02
今日はその辺りについて紹介してみたい、というところが導入でございまして、
ここから記事を掘り下げていって、実は日本人というのは抗精神薬を服用している人が多いんですよ、といったところが紹介されております。
そして記事の途中ですが、どこから読もうかな。
しかし抗精神薬の添付文書を確かめてみると、なんだか雲行きが怪しくなる。
例えば、とある抗鬱薬の添付文書には、眠気・めまい等が現れることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械を操作する際には十分注意させることと記されている。
そしてそこから、薬についての記事がだーっと長々とありまして、
その薬を飲んで運転することがどういう影響が出るのか、といったところが紹介されております。
そして記事の最後には、最後のまとめの部分を読んでみます。
用法・要領を守り、よく担当医師とコミュニケートしていれば、ほとんどの場合、そこまで深刻な運転技能の低下は起こらない。
それでも、時にはたった一錠の薬が、大錠機一杯のビール以上に運転に悪影響を及ぼすこともあり得る。
そういう意味では、添付文書に記されているあれこれは苔脅しではないとも言える。
抗生神薬を服用する機会のある人はどうかご安全に、といった文章で締めくくられております。
途中には、タイトルにもあった矛盾というところにも触れられているのですが、
地方に行くと、そういった薬を処方してもらうための病院であるとか、薬局なんかに車で行く人もかなり多いよ。
じゃあ、そういう人は薬を飲まずに病院へ行かないといけないのか。
でも、その薬を飲まないと日常生活がなかなか思うようにいかないということで、
その辺が矛盾として記事の中で挙げられております。
といった記事でございます。
日本人はこの薬を飲んでいる人が多いと記事の中でもあるのですが、
記事の中にも調査としてあるのですが、
睡眠薬の処方を受けている人が60歳から64歳で7.5%、65歳から69歳で9.4%ということで、
10人に1人いるかいないかぐらいということです。
ただ、精神疾患の患者数は600万人を超えているということなので、
その多くの人が何らかの薬を服用しておられるのではないかと思います。
06:00
これは学科教習でもお伝えするのですが、
そういった薬というのはやはり車の運転に影響が出ますので、
もし薬を飲んで車を運転するのであれば、
必ず医師の忠告をよく聞いた上でとか、
用法・要領を守った上でとか、
そういったところを気をつけないといけないんですよということを紹介しております。
そして、私もあることがあってよく覚えているのですが、
2017年の6月にやはりヤフーニュースで見つけた記事で、
お笑い芸人のインパルス・筒美下さんが交通事故を起こしたというニュースを見たんですね。
記事を読んでみると、筒美下さんは普段からちょっと寝つきが悪いので、
睡眠薬を服用していると。
ただ、その睡眠薬というのが飲んでからだいたい眠気がくるまで2,30分ぐらいかかると。
その日、銭湯に行ってたんですけど、
銭湯から自宅まで車でだいたい10分から15分ぐらい。
じゃあ、ここで睡眠薬を飲んで運転して帰れば、
家に帰る頃にはちょうど眠気がきてぐっすり眠れるんじゃないかということで、
銭湯で睡眠薬を服用して、そのまま運転して帰ろうとして、
途中で眠たくなって事故っちゃいましたというニュースを見たんですよね。
これ、いまだに私は学科教習でも紹介するんですけど、
睡眠薬を飲んで車を運転するなんてもっての他だよねと言うんですよ。
ただ、ここで皆さんに改めて気をつけていただきたいなと思うことなんですが、
聞いている皆さんの大半の方は、おそらくそういった薬、
普段から服用されてるって方は少ないんじゃないかなと思うんですよ。
ただ、そういった方でもちょっと熱っぽいなとか、ちょっとだるいなってなったら、
市販の風邪薬飲んだりすることっていうのもあると思うんですよね。
そういった市販されている薬であっても、
種類によっては眠気を催したりとか、
集中力が低下するという副作用を含む薬もありますので、
もしそういった市販の薬を飲んで車の運転をしようと思うのであれば、
必ず服用する前にその薬の注意書きをよく読んでくださいねと。
もしもそういった副作用があるような薬であれば、
記事の中でも紹介のあったように、注意書きのところに、
この薬を服用した後は車の運転はしないでくださいと書いてあると思います。
中にはそういった副作用のないものっていうのもあると思いますので、
どうしてもちょっと体調悪いから薬飲みたい、
でも車運転しないといけないという時には、薬を買う段階の時から、
そういった注意書きのところにもよく目を通していただいて、
車の運転をするなという注意書きのないものを選んでいただければと思います。
といったところが本日のニュースを読んで、
私が皆さんにお伝えしたいことでございます。
私も風邪ひくことはあります。薬飲むことはあります。
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風邪ひいて薬を飲んだらだいたい仕事は休むことが多いと思うんですけどね。
どうしても2月3月とか忙しい時期にちょっと体調がよろしくないとなったら、
薬を飲んで仕事に出ることももしかしたらあるかもしれません。
今のところ2月3月ってそういう経験ないんですけどね。
そうなった時には私自身も気をつけるとともに、
今から免許を取る皆さんにも、これはしっかり気をつけないといけないことですよ、
というのをしっかりとお伝えしていきたいなと考えております。
日ごろ車を運転されている方、あるいは日ごろ何らかの薬を服用されている方は、
改めて薬と運転の関係というところもしっかりと正しく理解した上で、
正しく向き合っていただければいいんじゃないかなと思います。
薬全部がダメというわけじゃないですからね。
薬を飲んでもそういった副作用のないものであれば、
大半は車の運転には差し支えないものがほとんどだと思いますので、
そこを今一度確認をするという習慣をぜひとも身につけてください。
もう10分経っちゃったな。
それでは本日は以上です。
ありがとうございました。おやすみなさい。
10:24

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