Podcast時代の背景
こんにちは、いわみです。
2月28日の金曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日も雑談抜きで、本題から入りますが、何についての話をするかというと、
Podcast時代はですね、個人がめちゃめちゃ強くなるっていう、ちょっとバイアスのかかった話かもしれませんけど、
結構これね、説得力があると思うんで、話したいと思います。
まずそもそも、今がPodcast時代じゃないとしたら、今は何時代なのかというと、
Webメディアでいうと、やっぱりまだテキスト時代の名残があると思うんですよ。
テキスト時代というのは何かというと、簡単に言うとWeb記事とかブログとかWebサイトですよね。
テキスト主体のメディア。
大体そのみんな情報を検索したりとか、商売、ビジネスに結びつく時の媒体っていうのは、まだそのテキストメディアが強い。
ニュースにしても、買い物にしても。
今の流れとして、だんだん動画とかマルチメディア的なものが強くなっているという傾向はもちろんあるんですけど、
その一歩先を考えて、Podcastが本当にこれから台頭してくるんだとしたら、
ここは議論してもしょうがないので、一回仮説としてPodcastがこれから伸びるという、ここはめちゃめちゃ好きだらけの議論なんですけど、
でも穴勝ち、間違ってはいないということでここで進めてしまうと、
Podcastの時代が来た時に、なぜ個人が強いのかっていう話ですけど、
集団と個人の力関係
それは集団の力学があんまり働かないからっていうことを思ったんですよ。
集団の力学っていうのはどういうことかっていうと、話を分かりやすくするためにまずですね、
今の時代のテキスト自体はその集団の力学が働くっていうところから始めてみたいんですが、
集団の力学っていうのはどういうかというと、簡単に言うと大勢の方が強いっていうことですよね。
僕は今ウェブライターみたいなことをやってるんで、これをすごく感じているんですよ。
もともと僕は多分5年くらい前、もうちょっと前かもしれないけど、個人でブログを始めて、
その当時はまだギリギリ個人でも稼げたんですよ。
大して稼げてないけど、本当に毎日1時間とか2時間とかやって、それを1年くらい続けてたら、
いい時は月に4,5万稼げるとかあって、こんなことができるんだっていうびっくりしたことがあるんですけど、
でもそれから5年くらい経って、時は流れですよ。
もう今は個人で稼げないことはないけど、すごい難易度が上がってるっていうのはあるんですよ。
なぜ難易度が上がってるのかっていうと、企業が参入してきたなってことですね。
多分ここ5年くらいが一番強いんじゃないですか。
ウェブメディアに企業がいっぱい押し寄せてきたのって。
その前から企業メディアみたいなのはあったけど、ありとあらゆる検索キーワードに企業ページが並んでるっていうね。
そういう時代は本当にここ5年か3年かそのくらいのもんなんですよね。
今まで別の本当にリアルな営業とか電話の活動とかしていたような企業が一斉にこぞってウェブメディアを作ってるんですよ。
なぜかというとそれの方が儲かるし、時代の風潮だからっていうことですけど。
これは個人ライターにするとめちゃめちゃ危機的な状態というか、本当に商売上がったりっていう状態になってたんですよね。
5年10年前に個人でめちゃめちゃ稼げていた人が、企業がこうやって参入してくるからもうとっとと撤退したって人がいっぱいいると思うんですよ。
僕もそのうちの一人かもしれませんけど。
なぜその個人に比べて企業が強いのかというと、当たり前ですけど人数が多いとですね、調べたりとかチェックしたりとかその効率化がすごいできるんですよね。
これ一つ言っておくと、個人の一人分の労力でできるその作業みたいのは多分そんなに変わらないというか、むしろやっぱり個人の方が強いっていうのはあるんだけど、
つまりその会社員で集団でやってる人を一人で見た時とフリーランスとかで一人でやってる時の人の見た時の成果というか効率というか、
それを見ると多分圧倒的にフリーランスの方が高いというのはそれは間違いなくあるんですよ。
でもそれでもやっぱり企業っていうのは人数が違うからかなわないわけですよね。
僕が最初に思ったこの話をしようと思ったきっかけに、仕事でウェブメディアというか調べ物とか記事を書いていて、いろんな記事を調べるわけですけど、
昔と比べると本当にですね、よくできたサイトが増えたよなっていうのを思うんですね。
これは別に仕事にしてなくても普通に趣味とか調べ物でね、検索をする人は誰でも体験していることだと思うんですけど、
何を調べてもだいたいそのね、記事が出てくるじゃないですか。
あまりにもニッチじゃなければ、だいたいその個人ブログじゃなくて、だいたいその企業というか集団で書いているような、企業が書いて運営しているようなメディアが出てくることが多いと思うんですよ。
それでね、そう、企業メディアがなんでわかりやすいのかっていうと、僕は思うにこれは会社員はね、給料制だからっていうところがあると思うんですよ。
これどういうことかというと、個人でやっている場合は本当にひたすら効率化しないと稼げないし、できるだけ短い時間で、もしくはその同じ時間でできることを増やすっていうですね、そういうインセンティブが働くわけですよ。
まあそのね、1時間でできることの成果をですね、作業効率をどんどん上げていくね、いかないとやっていけないわけですけど、会社員の場合は必ずしもそうじゃないと思っていて、
これは別に会社員をバカにしているわけじゃなくて、僕も会社員だったことがあるんでわかるんですけど、何かというと、やっぱりその時間が決められていて、お給料が決められているとですね、
全体的に見ると、かけられる時間が、一つの作業にかける時間が長くなるんですよね。
個人だとひときちにですね、3時間とかかけていたやつでも、企業の会社員とかだと1日、丸1日かけたりとかすることもできるっていう。
これは場合にもよるからもちろんね、会社員の方が時間効率に厳しいよっていう場合もあるかもしれないし、人によってはたくさんの業務を受け負わなきゃいけない場合もありますけど、
でもその平均を慣らしてみると、会社員の方が一人当たりが、同じ作業に一人当たりがかけられる時間っていうのは絶対長くなると思うんですよね。
別にそんなに効率化しなくても、もらえるお金は変わらないからっていうことですね。
これはね、別に今ここで言ってるのはネガティブな要素で言ってるんじゃなくて、給料制ってことがポジティブに働くときもあるなって思ったんですよ。
どんなふうにポジティブに働くのかっていうと、だらだらやってても、やっぱり長い時間をかけているとですね、それなりになんていうんだろう、精度が上がってくることってあると思うんですよ。
ここまでは前提の話がだいぶ長くなっちゃいましたけど、ウェブメディア時代は企業とか集団が強かったわけですけど、
もしこれがテキスト時代から声というか音声の時代になったときに、この力関係はどうやって変わっていくんだろうってことを考えたわけですね。
音声メディアの可能性
テキストから音声に変わっていくとはどういうことかっていうと、簡単に言うと、今までウェブ記事で書いていたようなことが全部ポッドキャストに入れ替わるっていうことですよね。
例えば今まで何かを調べるときにですね、Googleとかで検索をして、それで出てくるのってだいたいウェブ記事が多かったわけじゃないですか。
最近だとそれがYouTubeとかね、AIが予約したものとか出てくることになるけど、それでこどたれるものもあるんだけど、
ものによってはですね、動画とか音声とかで消費したいメディアというかテーマの内容っていうのは結構あると思うんですよ。
どっちかというと雑談というか、そんなに実効性の高いものじゃなくて、より深く知りたいとか、より内容を理解したいものの場合は、テキストよりも人の声でしゃべった音声のメディアのほうが向いているものっていうのは結構あると思うんですよね。
そうなると、今までテキストだったメディアが音声に置き換わっていくことっていうのは結構あると思うんですよ。
もちろん全部がね、100%それがウェブメディアのテキスト記事が音声に入れ替わるわけじゃなくて、何割かね、2割とか3割とかがもしかすると音声メディアに置き換わるんじゃないかっていうね。
それでもやっぱり2、3割変わったらでかいわけですよ。
テキストメディアから音声メディアでですね、情報媒体が入れ替わる未来が来たときに、結構来てると思うんですけど、これがもっと加速していろんなものが置き換わっていたときに、それをポッドキャスト時代というふうに勝手に呼んでるわけですが、そうなったときに個人が強くなりますよっていうのが今日の主張なわけですね。
それでなんで個人が強いのかっていうと、音声の場合は集団の力学が働きにくくなるからっていうことですね。
また繰り返しますけど、その集団の力学がなぜテキストで働くのかっていうと、調べたりとかいろいろ精度を高めるのは集団の方は向いていたんですけど、音声だとそれ起こらないんですよね、なかなか。
なぜ音声でそれが起こらないのかというと、音声の場合は人間味というか、個人に関わる部分が結構大きくなるから。
今までは集団の方が強かった、調べたりとか精度を高めるっていう部分は、今はもうそれAIでほぼ大体できるようになっちゃったんで、そこではだからそんなに数が多いことの強みっていうのは弱くなってるわけですよね。
全くないわけじゃないけど、ずいぶん弱くなってるのは確か。
人間味とか個人っていうのは一人一人の強みが生きるっていうのもあるし、もう一個企業の強みが働かないっていうところで、企業の人間ってやっぱりそんなに人間味がないとは言わないけど、あんまりそれが出しにくい面ってありますよね。
相対的に言ってフリーランスと会社員で言ったら、どう考えてもフリーランスの方が個性的だと思うんですね。
そうじゃなきゃやっていけないから。そういう意味でも個人の方が音声の時代では有利になるっていうのはあるかなと思います。
そうやって本当に音声の時代がやってきて個人が強くなる時代が来るとしたら、社会のビジネスの行方はどうなるのかっていうのを考えると、個人が囲い込まれるというか、ポッドキャストのインフルエンサー的な人が増えていくんじゃないかなって思うんですよね。
今でもインスタとかでインフルエンサーマーケティングって結構これ一般的だと思うんですけど、商品を広告する時に今までみたいに、いわゆる広告媒体で宣伝するよりもインフルエンサーに委託して依頼して、
それをフォロワー数が多いインフルエンサーに個人の感想として宣伝してもらった方が全然効率がいいっていう、そういうのをインフルエンサーマーケティングって言うと思うんですけど、それの音声版みたいなのが起きるんじゃないかと。
つまり人気のあるポッドキャスターに企業の広告が集中するっていう。だから言ってみればね、ただ今までインスタとかYouTubeのインフルエンサーだったのが音声の方にも波及してくるっていう、そういうことかもしれませんよね。
今日の結論の一つとしては、ポッドキャストの時代がこれから来ると、より個人の能力が重要になるっていう。最初にタイトルで個人が最強って言いましたけど、最強になれる個人はもしかしたらそんなにいないかもしれないけど、どっちかっていうと割合的に集団でいることの強さが減って相対的に個人でいることの強さが増えるっていうね。
個人とインフルエンサーの未来
そんな風になっていくんじゃないかなと想像してみました。皆さんはそれについてどう考えますか。これ自分が今いる立場によってかなり意見って変わると思うんですけど、僕がこういう個人がこれから強くなるっていうのは、僕は自分で個人事業主だから自分をよくするバイアスがかかっている面っていうのは間違いなくあると思うんですけど、
でも反対に気になるのは、今その個人じゃなくて集団で企業にいる人たちはそれを多分そんなことはないっていう人も多分いると思うんですよ。やっぱり団体で集団でいる方の強さっていうのが力学はこれからも働き続けるんだっていう人がいるとしたら、それはどんな理屈でそれを思うのかなっていうのは嫌味とかじゃなくてちょっと気になるなと思うんですよね。
そういう可能性ももちろんありますからね。今まで通りその企業の方が強い。実際にどうなるかは分かりませんが、僕はそうやって未来を予測してますよってことで、それに合わせて自分もそういうふうに動いているわけですよ。
個人として能力を高めたりとか、調整していく能力というか、集団の中であまり目立たないようにうまくやっていくみたいな、今まで大企業とかだとそういうスキルって必須だったと思うんですけど、そのスキルの価値はやっぱり落ちていくんじゃないかなというのが思いますよね。
実際にどうなるかは10年ぐらいしないと答え合わせはできないのかもしれませんが、未来が楽しみだなということで、今日の話は終わりにします。ありがとうございました。良い1日をお過ごしください。さようなら。