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2025-02-04 18:51

忖度と美人投票だらけの時代。自分の価値基準を持つには


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サマリー

このエピソードでは、美人投票と忖度の共通点が考察され、それぞれの特徴や問題点が浮き彫りにされています。特に、自分の価値基準を持つことの重要性と、現代におけるその難しさが深く掘り下げられています。選択肢が無限になった現代において、自分の価値基準を見失う危険性が考えられ、忖度や美人投票と関連付けられながら、自らの意思で物事を選ぶ重要性が強調されています。

美人投票の考察
こんにちは、いわみです。
2月4日の火曜日、いかがお過ごしでしょうか。
また寒さが戻ってきてね、めっちゃ寒いですよね。
たぶんこの冬、一番の冷え込みって、1ヶ月くらい前にそれを言った気がするんですけど、
ようやく寒さのピークが過ぎたのかなって思ってたら、どっこい、もっとすごいやつが来たっていうね。
山場が過ぎたと思ったら、次のビッグウェイブがもう一回来てがっかりするみたいなことは、
人生でもよくありますが、はい、頑張っていきたいと思います。
今日も仕事をしているんですが、気分転換がてらというか、あまりしゃべってないので、
口を動かして、頭を動かして、しゃべってみようと思います。
テーマ、テーマは昔のメモから、ちょっとAIで広げたりして、
コラム風にしてみたやつをね、メモ代わりにしながらしゃべるということをやってみたいと思います。
美人投票と忖度の共通点みたいな、そんなところから始まるんですけど、
両者は全然違うことのように思うかもしれないけど、
なんか共通点があるなというところから考え始めたんですよ。
じゃあまずそもそも、美人投票ってね、投資用語というか昔の株式投資みたいので、
多分ケインズとかね、昔の偉い人はね、最初に言った言葉だと思いますけど、
株式投資は美人投票に似ているって確かケインズは言ったんですよ。
どの株が高くなるか、たくさん買われるかっていうのは、
実際にね、その会社の株がね、有望かどうかっていうことよりも、
自分がどう思うかよりも、他の人がどう思っているかの方が重要だっていうね、
それが値段に反映するっていう、そういう理屈なんですよね。
何か一つの会社の株があって、その株が上がるかどうかって考えた時に、
自分がその会社の評判とか業績を見て、あ、上がりそうだなって思ったとしても、
それはね、あんまり参考にならない、当てにならない。
じゃあ何が当てになるのかっていうと、他の人がね、多くの人がどう思うかっていうことですよね。
それが美人投票って言ったんですけど、その美人投票っていうのは、
ここで言うところの美人投票っていうのは、今だとね、そういう投票みたいなのは、
ジェンダーというか、フェミニズム的な、あれからありえないことかもしれないけど、
一応ね、昔の話として聞いてもらいたいんですが、
例えば女の人はね、10人いるとします。
それでこのうちの誰が一番美人ですかっていうね、投票があったとしますと、
それでその時に、確かね、ルールがあるんですよ。
一番多く票が集まった人に、票を投じた人が、
勝ちというか、商品がもらえるか、そういうゲームで。
じゃあ何が起こるのかっていうと、その時に、
その時はね、自分の趣味みたいのは、一回反映させない。
自分の趣味じゃなくて、他の人はね、一般的に誰が美人になるかっていうね、
それを当てにいくゲームっていう、いわゆる自分の趣味の、
普通のアワードみたいなのはちょっと違いますよね。
自分が好きなのっていうよりも、みんながどれが好きなのかっていうのを
当てにいくゲームっていうことですね。
それが美人投票っていうことなんですけど、
それで美人投票と孫択がね、なんか似てるなって思ったっていうところなんですけど、
孫択、政治の世界で話題になりましたけど、
言われてもないことなのに、なんか勝手に気を使って、
何かをやめたりとか、気を使ったりするっていうことをね、
孫択ってうまく言えないですけど、相手の期待を先回りして読む行為。
何をしようかっていうと、関係性をね、維持するために、
例えば偉い人にね、会社の上司とか社長とかに目をつけられないように、
気を使って先回りして行動していくっていうね、
そういう行動のことですけど、
孫択と美人投票の共通点ってのは、自分の意見っていうのは関係ない。
自分の価値基準っていうのを一回置いといて、相手の価値基準で行動するっていう。
それによってメリットがあるっていうことですよね、両方とも。
そこまでは孫択と美人投票の共通点をね、考えたんですけど、
そうは言っても別に全く同じじゃなくて違う点もあるっていうことで、
両者の違いっていうところも同時に考えてみたいんですけど、
美人投票と孫択の違いは何か。
投票する人の人数というか、当てにする人の誰の価値基準は、
想像している、孫択しているかっていうことですけど、
孫択ってのは結構特定の人ですよね、社長とか上司とか、
偉い人ね、大臣とか、目に見える特定の個人の意思を先回りしているっていうことで、
これは割とわかりやすいんですけど、それに比べて美人投票的な先回りっていうのは、
想像っていうのは特定じゃないですよね。
忖度の理解
多くの人がどう思うかだから、実際には存在しない人の不特定多数の評判というか、
価値観みたいのを想像するっていうね、より抽象的な想像になると思うんですよね。
あとこの想像する目的っていうのもね、2つは違いますよね。
美人投票っていうのは、投資で勝つために他の人がどう思うかっていうのを先を見せるっていう行動ですけど、
孫択っていうのは自分が勝つため、広い意味で言えば孫択も自分が勝つために行うんだけど、
でもより短期的にはこの場の空気を壊さないために行うっていうところがあります。
それでどっちがより問題かっていうと、僕は問題だと思うのは孫択の方ですよね。
偉い人の意思を先回りして自分の意見みたいのを押し留めるみたいなね、それが問題だと思うんですけど、
この2つを並べてみて改めて思うことがあるんですよ。
それが何かっていうと、何をするにつけても自分の価値基準みたいなのを重視しない世の中になってるよなっていうことなんですね。
例えば就職とか結婚とか生き方みたいなことを全般において、
自分がどうしたいのかっていうことよりも他の人がどう考えてるかとか、
多くの人がどういうことをいいと思っているのかっていうのをそればっかりを気にして、
自分がどうしたいのかっていうのを後回しにしちゃう、蓋をしちゃう人って多いと思うんですよ。
現代の挑戦
これは人の生き方だから別に他人がどうこういうものじゃないのかもしれないけど、
でもこれがどうすぎると僕は結構危険なんじゃないかなと思っているんですよ。
これをこうやって喋っている僕自身がどういう価値基準を持っているかっていうと、
どっちかっていうとその美人投票的なことを全然しないで、
孫拓みたいなこともあまりしないでね、今までやってきたと思っているんですよ。
例えば大学行かなかったし、あんまりまともな就職を最初しない、
自分のやりたいことをずっと音楽やってたんですけど、そういうことをやっていたりとか、
今フリーランスで宿泊しているわけですけど、そういうのって誰がどう見てもかわからないけど、
普通の一般的な価値観で言えばちょっと外れていると思うんですよね。
僕はそれがいいと思っているからやっているわけですけど、
そんな僕から見てっていうとちょっと上からかもしれないけど、
でもこれは自分のラジオなので言ってみると、そういう僕からすると、
割と世の中の多くの人は自分がどうしたいっていうのをあまり重要視していないように見える。
というか、自分がどうしたいのかっていうのをそもそも考えてすらいない人が多いような気がするんですよね。
基本的にその自分の価値観というのは、基本的に全部美人投票的な世の中でどう言われているかっていう、
他の人がどう思うかっていうことを最優先の基準にして、
自分がどの人を美人と思うかっていう、ここではいい人生と思うかっていうのを、
だからあまり考えていない人は結構いるんじゃないかなというか、
その方がむしろ多くなってきたんじゃないかなという感じがするんですよね。
それは問題だなと思うわけですけど、
でも最近ちょっとそんなに簡単じゃないなっていうことも思ってきて、
自分の価値基準みたいなのを持つのがすごい難易度が上がってきた気がするんですよ。
自分が何をしたいのか、何を大事にすべきなのか、何を大事にしたいのかみたいなことを、
今までは割と自分の中で持ちやすい、比較的持ちやすい時代だったと思うんですけど、
どんどんそれが難しくなっている。
本当は今まで結構簡単なことだったはずなのに、全然それができなくなってきている。
ただ単に自分がどうしたいかっていうのを自分で知っておくっていう、
ただそれだけのことが今なかなかできなくなっているな、
特に若い人なんかを見ていて思うんですよ。
何でこんなことが起きるのか、自分がどうしたいのかみたいな、
そんな基本的なことも考えられなくなっているのかっていうと、
やっぱりこれは情報が多すぎるからに尽きると思うんですよ。
SNSとかネットとかがメインですけど、
そういうのでいろんな人のいろんな生き方とかいろんな価値観が本当に無数に流れてくるじゃないですか。
そういうのをあまり気にしないで流し見ていても、
やっぱりそれを脳みそというか心は記憶して、
それを自分の中に保存してしまうわけですよね。
そうなると10個ぐらいだったら、その中でどれがいいかって思うのかっていうのは選べるかもしれないけど、
それが100個とか1000個とかになると、もうそもそも選べないっていうね、
選び始めることすらできないみたいな状態が起こるなと思っていて、
これをもっと単純化して考えると、例えば買い物ね。
買い物で考えると簡単かもしれないけど、
例えば服をね、寒くなってきたから何か服を買おうとして、
ネットで何かを買おうとします。服をね。シャツにしましょうか。
シャツっていろんな種類のね、いろんな材質のいろんなデザインのシャツがあるけど、
どれがいいのかってね。選択肢が10個ぐらいだったら、
価値基準の喪失
まあちょっと時間をかけてね、自分の趣味とかデザインとか価格とかをね、
天秤にかけて選べると思うんですけど、1000個あったらね、
なんていうか選ぶ気がしなくなっちゃうというか、そうなるとどうなるかっていうと、
マイベストみたいな、おすすめサイトで一番おすすめされてるやつを盲目的に試行停止で選んで買っちゃうみたいな現象が起きて、
これを買ってもそんなに違わないからっていう状態においては、
その選ぶコストみたいな、時間とか労力をかけないで済むっていうね、
いい面もあるんですけど、時間がね、節約できるっていう面ではいい面もあるんだけど、
それをずっと続けていくと、その自分が何をね、欲しがっているのかっていうのを、
そもそもね、見失ってしまうというか、何を求めているのかっていう基礎の部分もね、
たぶんね、ごっそり抜け落ちてしまうと思うんですよ。
何が正解か分からないような時に、じゃあどうやってね、
過ごしていたら自分の価値基準みたいなのを持てるようになるのかっていうことですけど、
僕はこれはね、一つしかないと思っていて、それは何かっていうと、
情報をあんまり取らないっていうことですね。フィルタリングをするっていうことだと思います。
さっきの買い物の例で言えば、シャツの選択肢が1000個あるからもう選ぶ気はしないわけで、
その中からね、10個とか多くても20個ぐらいに絞るわけですよね。
その絞り方もね、そもそもそこが絞れないっていう状態もあり得るんで、
そこはね、何か明確な基準を持ってやるしかないんですけど、そこはね、断行するとして、
絞った中の10個とか20個の中から、じゃあ自分はどれがいいんだっていうことを考えるっていうね、
自分の心と相談するみたいな、この時間を大切にした方がいいなって最近つくづく思うんですよ。
これね、シャツの買い物の例で言いましたけど、シャツなんてね、どうでもいいっていう人もいるかもしれないし、
僕もそう思ってますけど、これはあくまで例えであって、でも例えなんだけど、例えじゃないというか、
どんな小さなことでも、自分が何をね、求めているのかっていうのを考える癖みたいなのをつけとかないと、
より重要な時の選択でもそのね、思考回路が働かなくなっちゃうっていうのがね、あるんですよね。
お弁当のね、おにぎりを買うのでも、シャツを買うのでも、もう少し大きいパソコンとかスマートフォンみたいなのを買う時でも、
値段とかね、口コミみたいのももちろんいいんだけど、そういうのを総合して自分が何をね、一番欲しがっている、
欲しいと思っているのかなっていうのを向き合ってみるというか、その時間をね定期的に取るようにしたいなと、
僕は思っているし、結構これは大事なことなんじゃないかなと思っています。
簡単にまとめてみると、選択肢が無限にあると、人はね、その自分の価値基準みたいなものを放棄してしまうというか、
そもそもそんなことがあったことすらね、考えなくなってしまうっていう状況を見かけていて、
自分の例も含めて危険だなと思っていて、それをね、忖度とか美人投票にちょっとなぞらえてみたわけですけど、
美人投票的っていうのは、他人の基準を想像してカチューマを当てにいくっていうゲームで、
忖度っていうのは偉い人の想像をね、先回りして、誇られないようにやるみたいなそういうことですけど、
両方ともね、その自分の意思、価値基準っていうのをないがしろにしていて、
それは短期的に見たらね、それは得るものは大きいメリットはあるのかもしれないけど、
そればっかりやっていると、本当に自分のね、自分が何を考えているのかっていうのはすっかりわかんなくなってしまって、
それはやばいなと思っていますと。
それをしないためにはやっぱり小さなものからね、自分で選ぶ癖をつけていくということで、
多くて、数がね、選択肢が多すぎて選べないのだったら、そこは絞って選べる個数にしてから選ぶっていう。
それでその個数の中から、10個なり20個の中から選ぶっていうことを、そこに時間をかけるって意識的に時間をかけて、
自分の心と相談していくっていうね、このプロセスみたいなのが大事なんじゃないかなと思ったという話でした。
子育てと価値基準
話し始めはそういうつもりはなかったんですけど、割と子育てにおいても重要だなって、
何でも子育てに結びつけてしまうんですが、でもやっぱりこれはね、僕が今自分の子供がいて、
彼にどうやって生きていってほしいのかみたいな、それを通して自分がどうやって生きたいのかも考えているわけですけど、
やっぱりその自分の価値基準、大きな価値基準だわけですよね。子育てとその自分の働き方みたいな。
その時にだからやっぱりね、あんまり正解を見ないというか、別に子育てとか働き方に正解はないわけだけど、
でも迷った時にいろいろ前例を探しに行こうと思ったら、いくらでもあるわけじゃないですか。
ネットなんかいけない、本当にね、何千個どころじゃないやつを探せると思うんですけど、
全然探さないよりは探した方がいいかもしれないけど、数が多すぎるとすぐに頭がパンクしてというか、思考停止に陥って、
本当にそれこそね、マイベストみたいなものをね、鵜呑みにして思考停止で動くっていうね、人生になっていってしまうと、
今からの時代は、今からの時代って昔からかもしれないですけど、トランプ時代にはね、ちょっとやばいんじゃないかなと思ったので、こんな話をしてみました。
終わります。最後までお聞きいただいてありがとうございました。良い一日をお過ごしください。さようなら。
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