本を読む方法
こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、石水のあです。
こんばんは、ハヤカイオフェです。
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さあ、もう2月もほとんど今日で終わりですけども。
ね、早いね。
前回は悪人でしたけども、今回は。
いや、面白かった。
面白かったですね。
プロサッカー本をどう読むかということで。
なるほど。
今回はですね、でもやっぱりもう本当にね、前回もそうですけど、このオトラジってやっぱり本を紹介するコーナーがすごく多いので、
やっぱりシンプルにイラさんがどう本を読んでいるのかとか、
あと紹介がなんでこんなにうまいんだろうなっていうところからね、今回イラさんにいろいろ聞いていきたいと思います。
なるほど。でもね、これね、考えたことなかったんだよね。
みんなさ、本の読み方って一通りだと思ってるけど、違うの。
違う。
実は何通りもあるの。
えー。
そうなんですか。
みんな使い分けているだけなのよ。
例えば漫画を読むとき、好きなジャンルの小説を読むとき、仕事として、
やっぱりそうか。
例えば書評とかで読むとき、例えばオトラジとかで紹介するために読むとき、
で、あとは寝そべりながらさ、例えばiPadみたいなので、ザザザって読むときもあるじゃない。
全部読み方が違っていて、その度にみんな本を読むスピードとか集中力を上げ下げしながらこうやってやってるの。
用途とジャンルによると。
そう。ただみんな本を読むのは全部一緒だと思い込んでるだけで、全部違うの。
へー、そうか。
で、それを使い分けられるようになるだけで、一段ギュンって上がると思う。
へー。
今日はその方法ができたらわかるかもしれないっていう。
だからまさにね、今日それ色々伺っていきたいんですけど、やっぱりイラさんといえば、
後でまた本編でも詳しくちょっと伺いたいんですけど、やっぱりとにかく本に、
まあこのオトラジだから仕事に関する本かもしれないけど、石田イラといえば赤線を引いている。
そうだね。
そしてもう一つ、石田イラといえば常にコストカード、今ここにありますけど、
その二つがね、やっぱりかなり個人的な格なんじゃないかなって思ってる。
確かにそれはある。
赤線とメモ
大事なのは本は汚す。
これは例えばドッグイヤーとか赤線ね。
そうだ、ちょっと待ってね。
これ!
シグノの、
すごい一番メジャーな。
0.38があるからそれがいいと思う。
0.もちょっと太いんだよね。
今0.5だけど。
で、僕こっちを持ってる、使うのは、これハイテクポイントのこれとの0.4。
だから赤線って細かく引きたいから、
で、実はその岩井君が言っているハガキってこんな風に本のレジ目を作ってるんだけど、
それもやっぱり0.4じゃないとたくさん書けないから、やっぱり0.4かな。
面白いね。
今3色ボールペンと1色の赤ペン入れましたけど、
これ何か使い分けてるんですか?
やっぱね、これは1本あれば外用の仕事が済むからこれ1本で、
本を読むときはこっちの方。
で、本を読むときで赤ペンを使うのは資料的なものと、
詩とか俳句の本のときだけ。
小説のときには、実はこれ、いちほみちさんのスモールワーズなんだけど、
いちいちペンを持ちながら読むと楽しくないので、
基本的にはドッグイヤーだけになってる。
ここの表現はいいなとかこの台詞がいいなっていうときに、
こうやってページの耳を折るっていうのを基本的にやってるかな。
じゃああれなんですね。
直樹賞とかのときは、
イラさん結構わりとポストカードを作ってらっしゃるじゃないですか、
ドッグイヤーだけ先バーっとしておいて、後でまとめてるっていう感じ?
そう、後でそこのところでこの表現が良かったよなっていうのを、
こういう厚紙のはがき台のカードに書いている。
いろいろ、各論はね、後でたっぷりまた聞きたいんですけど、
一つ今のお話を伺っててやっぱり聞きたいのは、
本は汚すっていうことがあるじゃないですか。
これに関してはイラさんが本当にただ楽しむだけの本。
全く仕事関係ない本だとしても、そうしてるんですか?
いや、やっぱりそこは聞きたいなっていうのは。
でもなんか、本の紹介のとき持ってきてる本も、
ドッグイヤーめちゃくちゃしちゃいません?
それはもう仕事じゃん。
あれ仕事なんですか?
でもイラさんの場合それもまた聞きたいけど、
そもそもどこまでかってもうファニーな部分があるんじゃないかなっていう。
だからここに関しては明らかにあるよね。
違うんだ。
要するにこっちは赤線で、こっちは基本的に。
やっぱりそうか。
で、今ここにさ、
グレーグリーガン・ディアスポラすごい面白いよ、最高だよって紹介したじゃない?
ほら、この本に関しては1ページもおらずにさーって読んでるだけ。
無傷無傷。
楽しかった、おもろかったでおしまい。
それ細かい話ですけど、手に取るときに明確にそれがあるものもあればないものもあるんですか?
うん、もちろん。
つまりどこに入るかみたいな。
うん。だから読んでみて、
これはお楽しみのためだなっていう本になるものがあれば、
これは紹介したいって思っている本もあるんで、
基本的に仕事で読む本に関してはこうやって赤線を引きまくるし、
こういうレジ名を作る。この本の内容はこういうものですっていう。
読書の重要性
で、やっぱね、レジ名を作るのが大事かもしれない。
ほんとそこですよね。
さーって読んで、
で、もちろんはおもしろい。
で、所々をこうやってチェックしていくじゃない?
で、チェックした後に要点を自分でまとめる作業で頭の中に入るって感じかな。
あーそうか。やっぱそれやんないとダメだな。
ハイカーさんもやってますもんね、それね。
その辺はイラさんの最初真似から入って、
ポストカードを使うか、前言ったスマートノートって岡田斗司夫さんのをやって、
それを毎回やればいいんだけど、やっぱりちょっとね、
サボるとその分アウトプットは甘くなる。
あー。
特に伝えるとき。
忘れますよね、やっぱ。
忘れる。
だからカードじゃないときには本のこういう中のところに書いてるかな。
これはモディ化するインドの回のやつだけど、
モディの人生のことを書いてあるね、全部。
でも最近なんかちょっと、自戒も込めてですけど仕事だから当然なんですけど、
やっぱイラさんがある意味一番本の方だし、
まあ今は付き合い長いんでそういうのはないですけど、
最初はもう本を一番汚さない方かなと思ったんですけど、
そんなことないじゃないですか。
物によるけど。
あのね、本はやっぱね、本当に買わないとダメなんだよ。
図書館の本ってきれいなまま返さないといけないじゃん。
そうすると、なんていうのかな、通り過ぎておしまい。
立ち寿司そばでおしまいって感じ。
だからいいレストランでじっくり味わう、楽しむっていうよりはやっぱり自分で本を買って、
その本を自分なりに汚していくっていうのが本当に一番大事かもね。
でもまあそうすると転売できなくなるんで、
新刊を買ってすぐ売る人には勧められないんだけど、
でもまあ買ったほうがいいかな。
そう、だからオトラジ的に考えると、もうこれ自買も込めてですけど、
別にそれがいけないってわけじゃないですけど、
やっぱり僕もこう、昔はね、それを買って、
ちょっとこう、やっぱり最後をぶっ壊すみたいなところもあったんで、
付箋で綺麗にやってたんですけど、
やっぱりこのオトラジでね、皆さんにもね、時間とお金払っていただく以上、
アウトプットってことを考えると、もう綺麗ではいけない。
そうだね。汚れ役にならないと。
でもこれ本だけじゃなくて、今たまたまこのモディの方に入ってたんだけど、
これは自分で探したドラマとか、
映画のおすすめのやつが書いてある。
殺人者のパラダックス、ネトウリックス、
北野武の首、ネトウリックス、
シンパサイザー、ユーネクスト、
ヒトラーのための虐殺会議、アマゾン、
オオイトンボアマゾン、
怪獣8号、
逃げ上手の若気味、
犬植え隊、ルイスネリ、
コパアメリカ決勝、アルゼンチン、コロンビア。
すごい、幅広すぎますね。
汚れ役もこんなのがだいぶ入ってるでしょ。
話しましたね、これ。面白い。
面白いよな。
こうしてみると本当に今楽しむものあるね。
そうですね。
コパアメリカの決勝すごかったもんな。
最高でしたね。
コロンビアが削り方が酷くて。
これ後で細かくね、
何を書いてるのか色々聞きたいんですけど、
でもせっかくなんで、
僕ら非小説家として、
ノアさん、こういう読書術してるとか、
逆にイラさんに聞いちゃうとどんどんググいっちゃうから、
イラさんは本編で。
なんかある?
私本当にムラがあって、
すごい集中して読める時と、
全然読めない時の差がめちゃくちゃなんですね。
読めない時は章ごとに区切って、
一章はここまでっていう、
ゴールをちゃんと設定して読むっていう。
そこまでなんとかして読む。
そう、なんとかして読む。
あと、とにかく滑ってもいいから読む。
言葉が滑ることあるじゃないですか。
目が滑るんだよね。
なんだけど、
読んでいくとあるタイミングで、
あれ、なんかこの言葉すげえ面白いなっていう言葉が出てきたりして、
そういうのが一個見つかると、ピュッて入るんですね。
そう、入れたりとかするし、
前に戻って、
なるほど、こういうこと言ってたんだっていうので、
また戻って読んだりとかしてますね。
ライティングゾーンもあるけど、
リーディングゾーンってありますよね。
あるね。
いきなりゾーンに入るってことね。
でも、大体の人に言えるのは、
書くよりも読む方がうんと上手だから、
ここ伸ばした方がいいと思う。
ここ伸ばせば書く方も必ず上がるので。
やっぱり連動してるとこあるよね。
連動してる、もちろん。
それはやっぱり、この世界はさ、
何よりも量が全てを決定するので、
要は新潟でちょっと石油が取れるとかじゃダメで、
サウジアルビアみたいに、
本を読む技術の重要性
そこら辺土を掘ったら石油が湧き出るぐらいの本を読まないといけないんで、
そのために何がいいかっていうと、
結局は量を担保するためには、
上手く読むとか早く読むではなくて、これです。
いつも?
いつも読む。
ほんとそうだ。
要は、
週間化。
大事。
でも本当に、ちゃんと本を読む技術を身につけるだけで、
どんな会社でも取り締める役になれるからね。
重役には必ずなれるから、ちゃんと本が読める人は。
ちなみになんですけど、漫画ってセリフ、
いろんな漫画があって、
例えばハンター×ハンターだったらすごい文字量とかってなっちゃうんだと思うんですけど、
なんでこれ聞いたかっていうと、
漫画は私15分ぐらいで読めるんですよ。
で、たぶんさっきおっしゃってた、
何を読むかによって読み方を無意識に変えてるんだっていうのは、
たぶんそういうことなんだと思うんですよ。
だから漫画の読み方が小説でできたら、
もっと早く読めるんじゃないかなって。
でも早く読む必要ないよ。
そこがまずね、それも大事ですね。
今日ここで言うこと。
だってさ、例えばさ、
お寿司とかうなぎを食べに行きました。
今日3分で食えたぜって。
威張んないし、そんなことしたくないじゃん。
で、例えば別に小説とか読むときにさ、
これ15分で読めました。
一方道15分、最高とかなんないじゃん。
スモールワールドさ、ゆっくり読みたいですよね。
スモールワールドにしろ、ディアスポナーにしろ、
ゆっくり楽しみたいから、全然急ぐことない。
で、その時に出てる速度が自分の速度なの。
これでもわかる。
俺らの場合は、仕事が混ざってるから、
どこまでのかわかんないよね。
つまりその気持ちわかるんだけど、
その一方でほら、タイパーとかコスパの話もあるから、
今これ見てる方で特に読むのが仕事じゃない人でも、
そういう意識がちょっとあるのかどうか、
今そういう方向じゃないからわかんない。
みんなそう思ってると思うよ。
常に何か別の仕事とか、
あれやんなきゃ、これやんなきゃっていうことに追われてる。
切迫感とでも好奇心もあるよね。
もっとたくさん見たいってのも。
そうなんですよ。
だから、例えば、この前回の
なぜ悪人が上に立つのかみたいな、
こういうのって研究結果とかめちゃくちゃ入ってるじゃないですか。
これ、私たぶん昔だったら絶対読めてないんですけど、
面白く今回読めました。
だけどやっぱり、早くは読めない。
でも、すごい進んでるよ。
俺より理解してると思ったよ。
理解するために、読むっていうのと、
楽しみながら読むっていうのって、
全然わけが違うっていうか、
読み方なのか、頭なのか。
それは得意なジャンルかどうかっていうことで、
これがBL側の小説だったらさ、
サクサク読めるじゃん。
そうなんですよね。不思議なんですけどね。
だから、読むスピードとかに関しては、
バラバラでいいのよ。
どれも同じ本を同じ速度で読めないから。
例えば、僕だって哲学の文章がめんどくさいやつあるよね。
ヘゲルとかカントみたいなのは、
サクサクなんかとっても読めないよ。
ああいうのの研究者は本当に、
3行4行読むのに10分とか20分とかかけるから普通に。
だから3ページを1日かけて読んだみたいなことするので。
そうか。やっぱり時間にとらわれすぎてたっていうのは、
ちょっと今気づきとしてきた。残念。
だから、より早くとかより効率をっていうのは、
あんまりここには入れないほうがいい。
で、それをやらずに、ただひたすら量を増やしているうちに、
読む技術や速度は気がつけば上がってるから。
なので最初から目標を速読とかに置くと、
速読のリスク
みんなダメになっちゃうので。
だから世の中に本当に速読の本たくさんあるんだけど、
全く信じちゃダメだからね。
速読やってる人って本当に、
まあこう言っちゃうんだけど頭の悪い人ばっかりなので。
私、英語を教えてた時に、
英語のリスニングが得意になるっていう一つの方法が、
予測して話を聞くっていうことだったんですよ。
例えばクリスマスっていう単語が出たら、
なんとなくクリスマスのイメージで出てくるじゃないですか。
例えばチキン食べるのか、ケーキなんとか、プレゼントがどうとかって、
ある程度の話の予想がつく内容。
で、このタイトルを見た時に、
なんとなくこんな話なのかなとか、
この最初読んだところで、
なんとなくこういう話なのかなっていうのって、
多分イラさん無意識に予想しながら読んでいってるから早いのかなって思うんですけど。
みんなさ、チャットGPTって言葉だけでやってると思うけど、
人間も基本的にはチャットGPTと全く同じことをしてるの。
この言葉の後にはこういうのが続きやすいよなっていうのを無意識のうちに、
予測しながら小説とか全ての本を読んでるのよ。
だからそういう点では全く変わんないと思う。
AIと。
スマホの予測変化みたいなもんね。
イラさんはやっぱりさ、さっき言った量を膨大な小説を読んできたから、
この人の、この著者の書き口だったら、
こういう流れなんだろうな、リズム感なんだろうなっていうのが、
なんとなくインプットされてるのかなっていうのが。
だからそこら辺に関しては本当にAIと一緒だ。
AIも今、オープンAIにしろ、Googleにしろ、Amazonにしろ、
死ぬ気でお金投資してるじゃん。
もう5000億、1兆円みたいなお金を投げ込んでるのはさ、
ともかく元データの、例の大規模言語モデルってやつね。
これをどんどんさらにさらに大きくしよう、大きくしようって、
めちゃくちゃ頑張ってんのね。
で、あとは例のNVIDIAのGPUをどんどん増やそうっていう。
なので僕たちが本を読んでる量が大事だよね。
ほら、大規模言語モデルを自分なりに作り上げること。
これが本を読む上では本当に大事。
これをやっているうちに、こっちのGPUの性能もどんどん上がっていく。
ほら、いつも読んでいると速度が上がるって言ってたじゃん。
ほら、GPUと一緒。
なので僕たち基本的に本を読んでるっていうのは、
AIがやってるようなことと全く同じことをやってるんですよ。
だからデータを入れてる。
データを入れてるって言ったらちょっと味気ないですけど。
でもそれでいいと思う。
情報を大量に取り込んでいる。
そのうち情報の予測精度を自分から出していく。
算出性能が上がっていく。
なのであんまり新しいものをこうやってたくさん取り入れている限り、
心配しなくていい。
より早くもっと理解力を上げないといけないとかって
一切考えずに量を増やすだけで必ず上がる。
だってAIは何も考えてないよ。
要はより正しい言語モデルを作ってリターンしようみたいなことは考えずに
ただひたすら規模を大きくしているだけであそこまでいけるんだから。
だから僕たちも同じことをやれば本当にいいんだよね。
もともとAI自体は逆に人間の脳の方からそれを参考にあるから。
楽しむための読み方
めちゃくちゃもっと聞きたいことあるんですけど、そろそろいきますね。
そろそろ。
じゃあまずお便りからいきますね。
ねじ巻ゴリラさん。20代男性からでいいです。
これねじ巻クロニクルのおじりとかないですかね。
あとあっちの方もあるかな。
ねじ巻少女っていうのがSFで。
そっちの方が面白いかも。
第246回の特集職場を腐らせるモンスターガイデンの中で
列伝。
あ、列伝か。ごめんなさい。ガイデンなわけないですね。
中で早川さんがなぜこの本がこんなに売れるのか理解できないとおっしゃって
そんなそこまで言ってたから。
かつてモンスターと働いていた私には思い当たる理由があります。
それは自分の職場にいる嫌な同僚や上司が
この本の中のモンスターや職場を腐らせる人に
投格するのかどうかを確認したいのだと思います。
街頭。
街頭。
別に意地悪してるわけじゃないんだけど。
私もかつての職場でとあるモンスターから
陰質ないじめを受けて昇進していましたが
これは自分に忍耐力がないだけで
どこの職場でもその程度の嫌なことあるだろうと思って
1年ほど耐えましたが
精神的に限界を迎えて昨年転職しました。
そんな時に職場を腐らせる人たちのような本を読んで
そのモンスターが正真正銘のモンスターなのだと分かれば
これは自分が弱いわけではなく
すぐ逃げるべき人なんだと分かったかもしれません。
だからこの本を手に取る人は少なからず
自分の職場に嫌な人がいて
それに耐えている
自分を解放してあげたいのだと思います。
こんな人職場にいるやっぱおかしい人なんだなと
身近なモンスターを客観視できたら
それが次の一歩を踏み出すきっかけになるのではないでしょうか。
そうだね。あとこの本使えるね。
この人辞める時に嫌な奴には言わずに
上司に私この人のせいで辞めるんですって言って
この本一冊渡せばさ
それが一番すごいです。
おき手紙として。
効果ありそう。
いいですね。
職場を腐らせる人最高じゃん。
復習だね。
いきますね。質問。
妄想族の女さん50代女性の方からいただいています。
石田さん早川さんのさんこんにちは。
毎回いろんなテーマを扱っていて
とても楽しく拝聴させていただいております。
今回石田さんにぜひアドバイスいただければと思い書いております。
私はちょうど1年前から
何を持ったかBL小説を書き始めました。
楽しそう。
小説自体初めて書くので
試行錯誤ながら楽しく書いております。
昨年石田さんのサイン会にお伺いした際には
小説を書いていることをお伝えしたところ
温かい励ましの言葉をいただき
それが今でも励みになっています。
しかし未だもって完結できていないというのが
もっかの悩みなのです。
現在21万字を超え
自分の頭の中では
結末までの大筋はできていて
かつ番外編まで出来上がっています。
執筆と原稿の進行
あとはそれを文字起こししていくという作業だけが
なかなか進まずどうしたものかと思っています。
そこで石田さんには厚かましいお願いですが
もう一度励ましの言葉をいただければと
アドバイス、叱咤、激励張り、雑言
どうか私が最後まで書き切れるようにお尻叩いてください。
そっか、今50枚ちょい
21万字だから
もうちょい?
相当じゃないですか
原稿用紙換算って何枚?
400枚割ると
一応番外編まで出来上がっている
本面と番外編までの構想はあるんだけど
文字起こしができない
21万字でしょ
500枚か
原稿紙500枚ってことは
本1冊分
文字起こしができない
でもとりあえずさ
一回終わらせるといいんじゃないかな
これ文字起こしできないってどういうことなんですか?
要するにちゃんと文章で書き切れてはいない
21万字を超えてるからダーンと書いたんですよね
それをちゃんとした文章に
でも全然別に気にしなくていいと思うけどな
大長編でもいいから
とりあえずだからパート1
1巻目の終わりとして
どこかで終わりのけりを付けてしまえばいいの
連作ものなんだから続くでいいから
だからまだまだ終わらないでいいじゃん
そのままで今までのところで
例えばもうちょっと前の段階
例えば普通の文庫本とかだったら
原稿用紙400枚ぐらいなので
詩詩だと16万字
だから今もう21万字だったら
だいぶ前のところで
第1巻目の終わりとして
編集部とかに送ってしまっていいと思う
だから書けないっていうとこが超えてるわけですよね
楽しいから果てしなく書けるっていうところに
いってると思うんで
それはいいことなので
あと次にやるときに
30枚とか50枚とかで1回
短編を書いてみたら
であって男同士で
愛がうまくいくか
失敗するかみたいな話を
ちょっとギュッてまとめて書くコツを覚えると
長編書くときにもうしまるから
多分今500枚書いて
500何十枚か
120枚30枚ぐらいかな
多分無駄なシーンがすごく多いと思うので
そういうところはちょっと削りたいよね
ただ基本的にはBL小説で
マーケットがあるから
第1部巻っていうところで
編集部に送って誰かに読んでもらえればどうかな
あるいはBLのショーに送る
作品の発表と楽しみ
PSでサイトとタイトル記載しますので
ノアさんちょっとちらっと覗いてみてくださいって言われてて
ちょっと今リンクが
入ってないんですけど
タイトル何ていうの?
タイトル記載されてなくて
何か消えちゃってるんですけど
タイトルはちょっと露骨につけてね
いらさん絵っていうのがあって
少年あるじゃないですか
少年のある一場面の松坂通りさんの
あるちょっとした仕草を
エロジジイにして
小説にちょっとアレンジで加えて
それはいいね
面白いですよね
完全に終わらせなくて大丈夫だから
どっかで1冊目の終わりを
中盛り上がりとか
ものすごくこの後気になるなっていうところで
バチって切ってやっちゃえばいいと思うんだけどね
普通のBLじゃない小説はもう書き切ってて
小説になろうとかには掲載されてるみたいですね
で今回のBL小説投稿サイトに
上げているタイトルは
東の風はいずれ西の風となるっていう
もっとなんか下品な方がいいと思うんですね
もっと露骨な
切ない系なのかな
本当に右耳舐めたら左耳舐める
超面白い
でもやっぱその妄想力っていうか
この構成を考えてる時って
めちゃくちゃ楽しいですよね
なんかね今特にそのサイトとかでは
露骨なワードが必要なんで
俺の子を払うんだあいつみたいな
そのくらいでいいってこと?
それ?ダイレクトすぎますよ
それくらいダイレクトのほうがいいと思う
超面白い
この前実はさ
漫画の編集者だって話してたんだけど
今はもうされずまっていうのが来てるっていう
浮気をされた妻が
あいつみたいに
半澤直樹みたいに
証拠を突きつけて旦那をドゲドゲさせるっていう
SNSいっぱいありますからね本当に
なのでなんかもっとことことで全然いいと思うな
上品だけどね西風は
でもどっかで終わりにするのは
もう途中で切っちゃって
大丈夫ですっていう感じでまた始めちゃえばいいんだよ
なんかあります?
お尻叩いてほしいって言ってるから
励ましの言葉でしょ
いや楽しんで描いてる間は
果てしなく楽しんで描いてるだけでいいと思う
ずっと描いてると
どっかであれちょっと違うのかなっていう方向転換が見えてきたりするんで
見えているところまでさっていくことが大事
これよくわかるじゃん
そうですね
この本を描ける
あの本も描けるっていう時には
この本とあの本をなるべく早く描いちゃうのがいいんだよね
そういう意味ではね
行くとこまで行くのもまずですけど
その次の引き際というか
この方もそうですけど悩んでると思うんで
そういう意味でさっきの
何かコンテスト出すかどっかアップするかわからないですけど
やっぱりもう一人の目っていうかね
編集の誰かが入ると
引き際を強制的にやってくれるから
そうだね
そうかそうか面白いな
面白いね
でももう掲載されてるものもあるっていうから
ネット上ですからね
どんどんそれを得るんで
はい
でも頑張ってね
頑張ってください
はいさあということで
この後本編に入っていきたいと思います
続きは4通りご視聴方法あります
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そしてニコ動
いずれかの方でご視聴ください
詳しくは概要欄からどうぞ
それでは本編で
はい
