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こんにちは、早川洋平です。
石平、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第10回です。
伊賀さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
第10回ですが、こんな質問をいただいています。
悪循環です。
4年間、専門学校に通い、憧れだった業界に就職できました。
ただ、思っていた以上の安月給で、学生時代の貯金を切り崩す生活が2年続いています。
お金の不安から誰よりも遅くまで残業したり、休日出勤して頑張っていることをアピールしたり、
上司に昇給をお願いしたりしてきました。ですが、何かと理由をつけて昇給を拒まれてしまいます。
そうこうしているうちに、体力も落ち始め、残業の疲れとストレスから仕事の効率も悪くなってきました。
お金の節約のために、社内での飲みを断っていたのもあって、会社の人との関係も険悪になっています。
忙しい合間を縫っての転職活動も良い条件での内定をもらえず、だんだんとメンタルも病んできました。
休職するほどのお金もなく、親にも頼れません。もう毎日は苦しくて仕方がないです。どうしたらよいでしょうか?ということです。
うーん、この会社なんですけど、他の社員の人たちはみんなどうしてるんですかね?
確かに。
何か、それで暮らせない、あるいは親元に一緒に暮らしているというような感じなのかな。
この人、男性ですか、女性ですか?
男性ですね。
男性で、地方から来て一人暮らしをしているというパターンだと、確かにお金はかかりますよね。
で、この話を聞いていると、専門学の方が、
例えば映像とかデザインとか、
何かね。
そういう関係のプロダクションのようなところで働いていると思うんですけど、確かにそういうところは給料が安いんですよね。
そうですね。
で、残業も無限にさせられるというパターンなので、今、確かに辛いとは思うんだけれど、絶対に暮らせないというのは、ちょっと考えにくいんだよね、実は。
安い給料でも、みんな他の社員より暮らしているので、
うん。
だから、実際にちょっと出費が予想外に大きいところが、1個か2個あるはずなんですよ。
例えば、
この文面だけでは分からないですけど、
そう。
何かありそうですね。
部屋をすごくいいところに借りているとか、あるいは自動車のローンがあるという、何かがないと、飲み代を削っても生活費が足りなくて貯金を取り崩している、そこまで給料が低い状況って、ちょっと考えにくいんだよね。
何かよっぽど、それこそ借金しているとかね。
うん。
これだとちょっと分からないですけど。
そうですね。
だから、奨学金の返済があるとかっていうのも考えられるし、
ああ、そっかそっか。
あとは、この人の働いているのが、例えばアニメ業界みたいなところで、本当に残業しても10万円ちょぼちょぼみたいな感じのところだっていう可能性もあるもんね。
うん。
さて、そうだとするとどうするかですよね。
あのね、一つ言えるのはね、この人猛烈に考え込むタイプじゃないですか。
伝わってきます。
うん。
で、それが会社の中での立場だったり、転職の際のマイナスになるので、
うん。
もちろんね、そのお金がなくて貯金を取り崩す生活って不安でしょうがないだろうけど、でも、どこかで気分を変えて少し前向きに明るくならないと、
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うん。
なかなか次の展望が開けないと思うんだ。
うん。
なので、一つ目は、まず生活費の中で削れるところをちゃんと考えて削ってみる。
うん。
家賃が高いところに住んでるんだったら、ちょっと安いところに越してみる。
うん。
で、二つ目は、そう言いつつ会社で頑張っているふりをしながら、
うん。
そういう小さなプロダクションって、腕のいい人は会社を移りながら給料を上げていくもんなんだよね。
そうですね。
それはもう昔も今も変わらないので、これでこれの仕事ができますよとちゃんとアピールをしてですね、ちょっとずつ給料を上げるように、転職を考えるっていう、それを地道にやっていくしかないんじゃないかな。
うん。
でも確かに、まあイラさんもね、広告のプロダクションも見ましたし、僕もいたんで、よくその台上わかるんですけど、そのときの、この彼の気持ちがなんかよくわかって、今振り返ると、その外の世界っていくらでもあるじゃないですか。
うん。
でもこうなっちゃうと、もうやっぱりそこが全てになってどんどん落ちちゃうので、なんか視野をやっぱり広げた方がいいですよね。
そうですね。だから、もっと周り、横のつながりとかを見たらどうですかね、同業他社の人の話をもっと聞いてみるとか。
うん。
で、就活もバリバリやっていいんじゃない。
うん。
あの、今すごいネガティブなこう、スパイラルの中に入っちゃってるから、一回止めて、もう一度何か、そうだな、短い旅行でもして、気分を変えてみたらどうかな。
うん。
で、その上で、やはりコツコツ頑張っていくしか本当にないんだよね。
そうですね。まあ休みもなかなかないかもしれないけど、まあそう言ってもあるでしょうから、そこでなんか日帰りでもいいから、ちょっと小旅行行ってみるとかね。
あるある。今は別に夏休みがない企業なんか、どんなひどい会社だってないよ。
うん。
まあちょうどいい季節ですから、ちょっと旅をして考えて、で、いとりをもって、もう少し次のステップを考える。ただ一つ言えるのは、人生って猛烈に長いので、今のこの状況が永遠に続くなんてことはありえないですからね。
そうなんですよね。この会社がそもそも続くかもわかんないし。
そう。それにもし、そうやってやってみて、あ、これはやっぱり違うなっていうんであれば、好きでは、そんなに好きではないかもしれないけれど、給料はそこそこの仕事に転職するって言ってもあるよね。まだ話聞くと若そうだから。
そうですね。
20代半ばにはなってないでしょう。
うん。
専門学校でて、2年ぐらいしか働いてないから。
そうですね。なので、まあちょっとそういう長いスパンでね、大きいスパンで見ていただければと思います。
そうですね。ただ、お金の状況はなんとかしないといけないね、確かに。
そうですね。まあちょっと、まあいずれにしてもちょっと一回復活してみてください。
はい。
ちょっと、まあ一回復活してみる時間が必要ですね。
そう。だから、目の前のことに心を奪われすぎると、なんか逆にあの、選択を間違えるってことはありますよね。
うん。
なので、ちょっと一回体を引いてみないと。
はい。
はい。
恋と仕事と社会のQ&A、今日は第10回でした。この番組、そしてこの番組のもとであるメルマガ石平BookTalkではですね、Q&Aを募集していますので、石平.comBookTalkのページからお便りをいただければと思います。
はい。
また、メルマガの方は初月無料ですので、ぜひチェックしてみてください。今日は第10回でした。井田さん、ありがとうございました。
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はい。ありがとうございました。