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2016-08-05

Q.9 自分の基準じゃないもので自分を縛る生き方

公開収録の時に、仕事でも恋愛でも結婚でも、自分の基準じゃないもので自分を縛ってしまう生き方についてお話いただきましたが、もっと具体的に聞かせていただけませんか。


00:04
こんにちは、早川洋平です。 恋と仕事と社会のQ&A、今日もお届けします。
イラさん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。石田衣良です。
さあ、今日はですね、ちょっと僕今冒頭で気になったんですけど、ここ石平オフィスで収録してるんですけど、今イラさんがオンエア直前でですね、ちょっとといって、最近言葉出てこないんですけど、クッションを黒から白に入れ替えたんですけど、それは何の意味があったんでしょうか?
いや、やっぱりあの、何でしょうね、色の統一が崩れるというか、目立つんですよね、黒いクッションって。ソファーが白いから。
なるほど、このポッドキャストで見えないにもかかわらず、そこもちゃんと統一を図ると。
でも後でほら、どうせ回し始めるので。
なんか、そんな美意識のイラさんなんですけど。今日はですね、本題に入る前になんですけど、皆さん、6月に1周年ということもあって、初の公開収録をやったんですけど。
やりました、楽しかったですね。
ということでですね、実はもう第2回の公開収録をね。
おお。
ちょうど今決めたところでですね。
はい。
おそらくこれ配信になる頃には、石田イラさんの公式サイト、もしくはTwitter等でも告知始まっていると思いますが、このメルマガをね、まとめた書籍もちょうど発売されるという。
そうですね、ブックトークの第1弾。
予定になっていますので、予定では9月9日金曜日、前回と同じみなとみらいの部活動で公開収録開催予定ですので、ぜひそちらもチェックしてみていただければと思います。
そうですね。
もし、来られて来れなかった人は、ぜひ何か新しい相談なり質問なりを携えていらしてください。
そうですね。
みんな大笑いで楽しい収録で。
確かに。
後でミニサイン会もやりますので。
そうですね、今回特にサイン会ということで、多分メルマガの本も出てますし。
そうですね、この時期は実はメルマガの本と池袋の新作、パート12になるのかな、12冊目の池袋の新作と、あと文庫本も前のやつがそろそろなる時期なんですよね。
盛りだくさんですね。
そうですね。だから8月は文春から3冊出ることになるという大忙しですね。
そんな感じも楽しみながら公開収録もやっていきたいと思うんですが、冒頭でですね、その公開収録、前回の感想がちょっと来てますので、せっかくなのでご紹介したいと思います。
ブックトーク公開収録記念すべき第1回に参加させていただきました。当日時間がなくアンケートに記入ができなかったので、感想を送らせていただきます。本当に楽しい時間をありがとうございました。
話し合い前、夫が脳出血で倒れという相談内容で、リラさんから心にしみる言葉をいただいたものなのですが、相変わらず夫の意識障害が続いているので、時に閉塞感を感じてしまったり、今後のことに不安を感じてしまったり、この状況は長く続きそうなので、できるだけ自分なりに楽しむ時間も作ろうと少しずつ過ごし方を変えているところでもあり、今回は病院帰りに参加させていただきました。
たくさん笑い、普通の男性、はてな、がこういう話をしたら下品に聞こえるんだろうなという話も、いつものごとく石田さんが話されると、なぜか爽やかトークに変身してしまうという、石田のマジックにかかり、笑い。
早川さんも品のある方なので、ちょっとこれ強調してみます。
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おー、素晴らしいですね。
今回その相乗効果もあったかもしれませんね。柔らかい話題から堅い話題まで、たっぷり楽しませていただきました。久しぶりに心から笑った気がします。はっと気づいた時にはもうこんな時間という感じで、2時間がとても短くなりました。
今までも何度もイラサのトークイベントに足を運んでいるのですが、やはり出版社が主催するものとはまた雰囲気が違い、とても温かい手作り感のあるイベントに感じられました。
ミニサイン会があったのもとても嬉しくて、イラサにかけていただいた温かい言葉には涙が出そうになってしまいました。本当に頑張っていると思うよ、の言葉と力強い握手。私もこれだけで今年の残り半年は頑張れると思いました。
今月は私の誕生月でもあるので、勝手に少し早めの素敵な誕生日プレゼントをいただいた気分で帰宅しました。本当にいい時間をありがとうございました。
そうですね。
ということで、嬉しいですね。
このお便りもちょっとしみますよね。
しみますね。
早く彼の意識が戻ってくれるといいんですけどね。
そんな状況でもこういう温かいメールを送れる人って素敵ですね。
そうですね。
そんな感じで、また別の方からなんですけど、今回の質問、ここからちょっと今日はオープニングが長いんですが、いただいています。
やはり公開収録つながり。
自分の基準じゃないもので自分を縛る生き方。
はい。
先日の公開収録お疲れさまでした。女性の方ですね。
人生相談のときに話していた、仕事でも恋愛でも結婚でもそうなんですけど、自分の基準じゃないもので自分を縛ってしまうという生き方をどうしてもしがちだよねというイラさんの言葉が印象的でした。
よかったらそのことについてもっと具体的に教えていただけませんかということです。
これね、よくそのときそのときの流行があるじゃないですか。
例えばあるブランドのバッグがある。みんなが持っている。自分はいいと思っていないんだけど、みんなが持っているから持たなければいけない。
これバッグでも車でも洋服でもいいんですけど、ざらにあることですよね。
ありますね。
でも実はものだけじゃなくて、例えば教育、大学だったり会社だったり一生の仕事だったり、恋愛なんかでもみんながそうしているし、これが普通だから、あるいはこういう人間はこういうことをしないといけないからと言って自分を縛った人がすごく多いんですよね。
で、自分の一生を窮屈に、窮屈に折りたたんで生きている。
そういう人って僕の見る感じだと、この世界の半分以上の人がなんかそうやって、自分の基準じゃないもので自分を縛って生きているような気がするんですよね。
そうですね。
まあこう言っちゃなんですけど、みんな本当に果たしてそれほど、まあベンツでも、まあなんでもいいですね。ああいうのいいと思っているのかな。
まあね、いいと思っている人ももちろんいるでしょうけど、みんながいいと言われているからっていうブランドもたくさんありますよね。
そうですね。
ええ。
住みたい街なんかもそんな感じしますよね。
うん。
いや、そんなに恵比寿や吉祥寺がいいとも別に思わないけどなっていうふうに思うんですけどね。
まあランキングには毎年上位に出てきますけどね。
ええ。
でもそれをどこかで、あれ、本当に自分にとって大事なものとか好きなものは何だろうっていうのは、人生のどこかで考えた方がいいですよね。
06:00
うん。
それに気がついて他のものを捨てられると、すごく楽に生きられるようになると思うので。
うん。
でもどうでしょう、伊良さん見ていて、そういういわゆる流行に左右されないというか、
はい。
流行って、なんか昔よりそうやって増えてる気もしないでもないんですけど、どうですか?
そうですね。じりじり増えてはいるんですけれど、今度はでもそれが爆発的な流行じゃなくてニッチな流行。
ああ。
なんかちっちゃなタコツボの中で逆に縛り合うみたいな感じになってる雰囲気ありません?
そうか。確かになんか自由だって言ってるけど、そこ自体がまたこう組織じゃなくてちょっと形成してそういうのがいっぱい出て縛ってるみたいな。
そう。だから今だと何でしょうね、あのスムージーとかヨガとか、あと何でしょう、トライアスロンとか。
うん。
にめちゃくちゃハマってるようなタイプの人はちょっとなんか旗から見てると心配な感じなんですけどね。
まあ僕もハマっている部分もありますし、ハマってたこともあるのでわかりますけど、やっぱり一つ経験者的にも思うのが、
はい。
そういう意識なくても、なんかちょっとやっぱ排他的になっちゃいますよね。
ああ。
なんかやってない人は、
集まるからね。
上から目線で見ちゃったりとか。
それなんかネットの自分の好きな情報ばっかり集まってくるっていうあのパターンと似てますよね。
ああ。
ネットの情報ってこう磁石みたいなものなので、
はいはい。
人が好きっていうとそれだけビューッと見ることになりますから、他の情報が見えなくなるっていう。
うん。
こんなに無限にある情報の中で、もう本当にちっぽけなところしか見なくなるっていう悪いなんか色目があるみたいなのがありますよね、ネットには。
怖いのがその流行に飲まれるすぎっていうのもあるんですけど、その一方でやっぱりとりあえず流行に乗ってた方が安心みたいな人もいるじゃないですか。
ありますね。
思考停止って。でもそれが果たして本当に安心なのか、途中で結局苦しくなってくるのかとか、その辺どうなんだろうって。
いやだからね、どっかでやっぱり降りるしかないんですよね。
降りる。
一生その、何て言うんでしょうね、ハリウッドがこれが流行ってるみたいなことを一生やって生きるのはあまりにも愚かじゃないですか。
うん。
結局今の流行の発信なんてほぼ全てまた欧米が強くなりましたから、
はいはい。
ね、欧米発信のものになってしまったので、まあ不思議だけどな。でもどこかで気がつけばその日からパッと止まると思うんですけどね。
うん。
あ、なんだ、いらないやって思って。
うん。
思えると思うんですけど。
なるほど。
話は降りる、気づく。
うん。
そこをちょっとね、感じてみていただければというふうに思います。
石平BookTalk、この本編の本コンテンツの方も初月無料でQ&Aも募集していますので、詳しくは石平.comBookTalkのページを覗いてみてください。
ということで今回はPodcast第9回でした。
伊良さんありがとうございました。
はい。石平でした。ありがとうございます。

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