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2016-09-09

Q.14 日本人の結婚観

知人から「結婚して1年でセックスレス」と聞き驚きました。周りからのプレッシャーなどで、とりあえず結婚してしまう人が多いのでしょうか。衣良さんは日本人の結婚観についてどう考えていますか?


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こんにちは、プロインタビュアーの早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第14回です。
井田さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日配信日なんですが、9月9日ということで、配信されている頃に公開収録をちょうど2回目しているということで、
そうですね、はい。
ちょっとドキドキなんですけども、今後もね、また続けていきたいと思います。
そうですね、なんか公開収録楽しいですよね。
楽しいですね。やっぱりなんかね、音楽はどんどんライブに変わっているじゃないですか、作家もライブをしてほしいなと。
いやー、なんか時代が変わっているんだよね。
変わっている。
生の言葉が一番強い時代になってきていると思いますね。ラジオなんかでも音楽をかけずに、どんどんパーソナリティのトークが中心になっているじゃないですか。
そうですね。
それが、テレビもラジオも、メディア全体がそっちに動いているので。
そういう意味では、なんかそんな悪いことでもない、どうでしょう?
そうですね、ただ書き言葉は逆にちょっと弱くなっているなという感じはしますね。
確かに。さあ、今日14回、こんな質問をいただいています。
はい。
結婚感について。
この間一緒に飲んだ人が、妻とは1年前に結婚したばかりだけど、セックスレスと言っていて驚いてしまいました。
適齢期ギリギリの彼女に押されて結婚したけど、もともとそんなに好きでもなかったし、結婚してすぐにセックスレスになったそうです。
30歳を超えたから、結婚しなければならないという風潮や、周りのプレッシャーに負けて、とりあえず結婚してしまう人って多いのでしょうか。
それで結婚しても、すぐ離婚したり、セックスレスになってしまいそうです。
イラさんは、日本人の結婚感についてどう考えていますか?
もう、年齢で切るっていうのは必要なくなったんじゃないですかね。
それと、結婚に関しては、みんなやっぱり一番よく言うのは、非正規だったり収入が不安定だとできないよっていう風に言うんですけど、
いや、非正規同士、アルバイト同士だって結婚すればいいじゃんと思うんですけどね。
2人で暮らせば、コストは下がるので、生活の。
その分、楽になるはずなんだけど、なんかみんなものすごく結婚を怖がりますよね。
なんか、食わず嫌いじゃないけど、必要じゃん。
結婚っていう。
結婚っていうのが、なんか頭の中で大きく肥大してる感じはありますよね。
ありますね。で、なんか、完全な結婚、完璧な結婚をしないといけない。
立派な祝いをあげないといけない。
結婚したら、絶対に一生相手を食わせないといけないみたいな、余計な妄想というか、
自分で決めた自己規制で、がんじがらめになっているっていう気がしますね。
だから、今の人なんかの話だと、結婚自体を、例えば2人で作る1個の作品みたいな感じで、
だんだんと盛り上げていくっていうような、
対照化が必要なんじゃないかな。
結婚したら、これが生活だではなくて、この生活を楽しくするために何ができるか。
なんかクリエイティブなもんですよね。
そう。だから、いい結婚は、どんどん良くなっていくじゃないですか。
なので、そこの部分は全然考えずに、もう最初から大して好きじゃないからって言って、
捨ててしまったら、もうその結婚が育つ芽がないよね。
でも、鶏が先か卵が先かじゃないけど、ある意味痛いところは、
イラさんがさらっと、いい結婚って後から良くなっていくものじゃないですかって言ったじゃないですか。
結婚してる人は、特にそう言ってる人は分かると思うんですけど、
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これしてみないと分かんないっていうところも、また痛いところですよね。
そうだね。でも実際には、その結婚式がピークで、
あとはもう期待しないみたいなことを、若い女の子みんな言うじゃない。
だから、そういう点では、やっぱり日本のとかがちょっとまだイマイチなんだろうね。
奥さんだったり、結婚自体を盛り上げていく。
そういうトーンがないよね。
もう何だったら、本当に観葉植物のでっかいの1個買ったつもりで、
ちゃんと水やりをして育つって、すごい立派な観葉植物だ、
ぐらいの気軽な感じで育ってほしいんだけどね。
そうですね。言ってることは一緒かもしれないけど、
逆に上手くいってる人の中で、僕聞いたことあるんですけど、
努力して火をくべていくもんだって。
それは多分、本質はイラさんの言ってることと一緒だと思うんですけど、
あんまり、逆にただ堅苦しくしちゃってもね。
でもさ、そこは遊び心を持って火をくべるっていうのが大事なんじゃないの。
だって、大して給料をもらえない仕事だって、
これをやらないと。
俺だけ頑張ってんだから、3分の1ぐらいは結婚に頑張った方がいいよね。
プライベート幸せになれるからね。
でも、あえて恥ずかしい言葉を聞きますけど、
結婚って苦しみを半分にして、喜びを2倍にする。
それはどう思います?
いや、それはあると思いますよ。
本当の利害関係者なので、何かつらいことがあれば、
他の人とは違って、ちゃんと同情してくれるし、
関心を持ってくれるじゃない。
それは会社ではただのネタだからね。
本当の利害関係者っていい言葉ですね。
だから、そこをもうちょっと考えた方がいいよね。
でも、この方の中ですぐ離婚したり、セックスレスになってしまいそうですって、
なんでしょうね、結婚してからがいい意味でも勝負っていう、
そういう意識はあんまりないんですよね。
そうですね。だから、セックスに関しては、
もうちょっと楽しむ方向で考えた方がいいよね。
楽しむ。
うん。
でも、なんかならないかな、スペインとかイタリアの人みたく。
でも、最初にダメだったらダメみたいな風潮もありますよね。
そうそうそう。
後から良くなっていくみたいな事実はあるのに。
でも、基本的には努力で改善されるものなので、
セックスに関しても仕事とか生活と全く同じだと思うんだけどね。
ああ、特別じゃないと。
努力によって必ず改善される。
そういう本書いてほしいですね。
僕が?A.V.ダニエルがじゃなく?
セックスは努力で改善する。
ビジネス書みたいですけど。
イラさんが書くと良いかもしれないですね。
そうね。
じゃあ、僕は都度お願いしたいと思います。
はい。わかりました。
ということで、今日は第14回をお届けしました。
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ということで、今日は第14回でした。
イラさん、ありがとうございました。
はい。石平でした。ありがとうございました。

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