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まん中ぐんま元気情報、この時間は、
群馬県伊勢崎行政健全事務所の提供でお送りします。
まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県の情報をお伝えします。
本日は、群馬昆虫の森で開催されます、秋の野山の昆虫展についてとなります。
お話しいただくのは、群馬昆虫の森の鈴井さんです。
おはようございます。よろしくお願いいたします。
鈴井さん、おはようございます。
それでは早速ですが、最近、夜にはだいぶ涼しくなり始めまして、
虫たちの声も聞かれるような季節となりましたね。
そして、そんな群馬昆虫の森では、9月2日土曜日から秋の野山の昆虫展が開催されております。
ちなみに、この秋の野山の昆虫展、どんな展示を見られるのでしょうか。
はい。今年で秋の野山の昆虫展も18回目となり恒例ですが、
コオロギやスズムシなどのナクムシたち、草原を力強くジャンプするバッタ、
そして狩りの名人カマキリ、真っ赤に色づいた赤トンボにスポットを当てて、
パネルや標本、生態展示を交えて紹介しています。
はい、そうですか。秋の虫たちのおテーマにした展示会、これなかなかないですよね。
はい。日本には古くから秋の野山で見られる虫たちを風情として楽しむ文化があります。
時代は移り変わっていきますが、素晴らしい日本の文化として展示を通して伝えていきたいと考えています。
はい、わかりました。それでは、まずナクムシの仲間ではどんなものが見られるのでしょうか。
はい。身近な種類ではエンマコオロギやナクムシの歌にも登場するクツワムシやマツムシも見られます。
エンマコオロギ、クツワムシ、そしてマツムシということなんですが、名前は知ってるんですけど、やっぱり姿がね、思い浮かばないんです。
はい、そうですよね。有名なナクムシたちも意外と姿が知られていないものが多くいます。
これらのナクムシたちが生きた姿で展示され、それぞれの鳴き声の音声が流れますから、この機会にじっくりと見ていただければと思います。
はい、わかりました。
そして、そんなナクムシたちなんですが、小さい体でどうしてあんなに響く声で音を出せるのか、私は不思議だなというふうに思うんですけども。
はい、とても不思議ですよね。
簡単に言いますと、羽にある爪とヤスリをこすりつけて音を出し、増幅させて響かせています。
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詳しい仕組みや音の解析など、科学的な視点でナクムシを解説したパネルもありますので、疑問をぜひ探っていただきたいと思います。
はい、こすって音を出すということでね、ちょっと勉強してみたくなりました。
はい、お願いします。
あと、素朴な疑問なんですが、バッタとキリギリス、これ何か違いはあるんでしょうか?
はい、一般的にバッタとキリギリスは混同されることが多いのですが、体の特徴が異なり、分類でははっきりと区別されます。
体の違いで面白い例として、バッタの耳は腹部にあり、キリギリスでは前足にあります。
はい、そうなんですか。
バッタやキリギリスに耳があること自体知りませんでした。
はい、このような体の作りも分かりやすく解説しています。
はい、わかりました。それでは、その他の見どころも教えてください。
はい、カマキリも身近な4種類を集めて生態や暮らしを解説しています。
肉食性で怖いイメージもありますが、逆三角形の頭をキョロキョロさせて、昆虫の中でもとても表情があってユーモラスな存在です。
そんな魅力にぜひ気づいてもらいたいと思います。
はい、わかりました。
ちなみに私はカマキリが怖くて苦手な昆虫なんですが、お話を聞くと興味が湧いてきました。
そして、秋の昆虫ということで、残すところは赤トンボかなと思うんですが。
はい、赤トンボとは一般的に赤いトンボの総称で、実は赤トンボという種類はいないんです。
はい、赤トンボという種類はいないということなんですね。
はい、身近には少なくとも5種類は見られます。
そんな赤トンボの見分けができるようになったらかなりの昆虫と言えるでしょう。
そして展示を見た後は虫網を持って野山に出かけてみてください。
群馬昆虫の森は本物の自然の中で、そこにいる虫たちを観察することができます。
はい、ということは虫捕り体験ができるということなんですね。
そして同時開催で楽しい昆虫飼育パート1というのも開催中ということなんですが。
はい、身近な昆虫の飼い方をテーマとした企画展ですが、
そこではバッタ、カマキ、スズムシの飼育方法についても解説していますから、
ぜひ合わせてご覧いただければと思います。
はい、わかりました。ありがとうございます。
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さあ、というわけで、本日は群馬昆虫の森で開催されております
秋野野山の昆虫展についてお話を伺いました。
なお、開園状況やプログラムの実施状況など、詳しくは群馬昆虫の森のホームページ、
または問い合わせ先、電話0277-74-6441までご確認ください。
さあ、というわけで、本日は群馬昆虫の森の辻井さんにお話を伺いました。
本日はありがとうございました。
はい、ありがとうございました。